JP5099722B2 - 流体ディスペンサ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流体ディスペンサ装置、特にドライパウダー吸入器に関する。
吸入器は良く知られた公知の技術であり、様々なタイプのものが存在する。1つ目のタイプとしては、何回分もの分量のパウダーを入れることが出来る容器と、計量手段とを備え、装置を作動させるたびに、計量手段が1回分の分量(dose)を量りとって排出管へと運び、そこからユーザへ投与することが出来るようになるというものがある。また、使用直前にカプセルのような個別の貯蔵容器を装填する吸入器も先行技術に開示されている。このような装置の利点は、装置内部に予め全ての分量のパウダーを入れておく必要が無いため、装置を小型化することが出来るということである。しかし、このような吸入器は、ユーザが毎回使う前にカプセルを吸入器に装填しなくてはならず、使い勝手が悪い。
もう1つのタイプの吸入器は、予め1回分の量が入るように規定された複数の個別の容器の中にパウダーを1回分ずつ詰め、吸入器を作動させる度に当該個別の容器が1つずつ開封されるというものである。このような実施形態にすると、パウダーが放出される直前にのみそれぞれの容器が開封されるため、パウダーの密封効率を向上させることが出来る。
このような個別の貯蔵容器の作成方法として、既に様々な手法が提案されている。例えば、ブリスタ(blister)を備えた細長い帯状部材(elongate blister strip。以下、「ブリスタ帯状部材」という。)とする方法や、複数のブリスタを回転式円形ディスク上に配置する方法等である。
上記のものも含めて、既存の全てのタイプの吸入器には、その構造や操作タイプに関連する利点と問題の両方が存在する。例えば、一部の吸入器においては、作動毎の1回分の分量の正確さや再現性に問題がある。
加えて、投与の効率(即ち、1回分の分量のうちユーザーの肺の中にまで浸透して有益な治療効果を発揮する有効部分の割合)についても、一部の吸入器については問題となっている。この特定の問題に対する解決策として、患者の吸入動作に合わせて1回分のパウダーを放出させるという方法がこれまで採用されている。
しかし、上記の方法においてもまた、問題が生じる可能性がある。具体的に言えば、この種の装置では通常、ユーザが吸入する前に1回分のパウダーを排出管に装填しておいて、その後、吸入と同時にパウダーが排出管から放出される構成をしている。これは、(複数回分のパウダーを収納した容器から装填される場合であっても、個別の容器から装填される場合であっても)ユーザが1回分のパウダーを装填した時点からユーザが吸入する時点までの間に、ユーザが吸入器を落としたり、振ったり、もしくは望ましくない方法あるいは不適切な方法で操作した場合に、装填された1回分のパウダーの全部もしくは一部が、おそらくは装置内部に、飛び散って失われる危険性があることを意味する。そのような事態となれば、次回使用の際に、過剰投与が生じる危険性が高くなる。1回分のパウダーを全部は吸入できなかったことがわかると、ユーザはまた新たに1回分のパウダーを装置に装填し、吸入するであろう。そして、吸入の際に、前回分のパウダーのうち装置内部に飛び散った部分も、新たに装填された1回分のパウダーと同時に放出される可能性があり、その結果、過剰投与を引き起こすというわけである。想定される治療法においては、このような過剰投与は非常に有害なものとなる可能性がある。従って、世界各国の監督官庁は過剰投与の危険性を可能な限り抑えるために、以前よりも厳しい条件を課すようになってきている。個別の容器の開封に関しては、密封層を剥離する方法や、引き剥がす方法がこれまで提案されている。上記のような構成においては、特に吸入動作によって開封手段を作動させる必要がある場合、次の容器まで開封してしまう危険を冒さずに、確実に完全に容器を開封するためには、加える力を制御する必要があるが、その制御が難しいという問題がある。ブリスタ帯状部材を備えた吸入器については、更に別の問題が生じる。それは、帯状部材の送り出し(移動)に関するものと、帯状部材の使用済み部分の収納に関するものである。帯状部材の長さによっては、大きなスペースが必要となる可能性もあり、また、ブリスタ帯状部材が詰まると、吸入器の適正な操作の妨げとなる。加えて、帯状部材を前進させる装置が、同時に帯状部材の先端を引っ張って、帯状部材の使用済み部分がゆるく巻かれないようにする構成の場合、装置の作動回数が増えるにつれて、問題が生じる可能性がある。具体的には、ロール状に巻かれた帯状部材の使用済み部分の直径が徐々に大きくなることに起因する問題である。
国際公開第02/36189号
本発明の目的は、上記した問題の生じない流体ディスペンサ装置、特に、ドライパウダー吸入器を提供することである。
具体的には、本発明の目的は、以下のような特徴を備えた吸入器を提供することである。即ち、製造および組み立てが簡単かつ安価であり、毎回の作動におけるパウダーの計量が正確でその再現性が保証されており、治療対象部位(具体的には、肺)に対して、1回分の量のうち十分な割合のパウダーを投与することが出来ると共に、安全かつ効果的な方法で過剰投与の危険性を回避して、治療効果に関して最適な成果をもたらし、その結果、使用に際して高い信頼性を有し、さらには、可能な限り小型であると同時に、放出に至るまでは1回分のパウダーが全て完全な状態で確実に密封されているというものである。
本発明のもう1つの目的は、次のような特徴を備えた吸入器を提供することである。即ち、ブリスタ帯状部材を備え、その使用済み部分が最適化された方法で収納されることにより、ブリスタ帯状部材が詰まってしまう危険性を最小限に抑えた吸入器である。
上記目的を達成するため、本発明に係る流体ディスペンサ装置は、本体部を有する流体ディスペンサ装置であって、複数の貯蔵容器を備えた長尺の可撓性帯状部材と、前記貯蔵容器を開封する開封手段と、第1移動手段と、第2移動手段と、を更に備え、前記貯蔵容器は、それぞれ1回分の分量の流体もしくは粉体を収容し、前記第1移動手段は、毎回の作動前および/または作動中および/または作動後に、前記可撓性帯状部材を移動させて、中身の詰まった1つの前記貯蔵容器を前記開封手段と相対する位置へと運び、前記第2移動手段は、作動ごとに、中身の詰まった1つの前記貯蔵容器を移動させて前記開封手段に押し当て、前記開封手段は、作動ごとに1つの前記貯蔵容器を開封し、前記可撓性帯状部材の前進方向における先端部は、回転可能に軸支された巻取り部材に固定されており、前記巻取り部材は、支持面(57)上に回転可能に軸支されるとともに、使用準備がなされたバネ部材に固定されており、前記バネ部材は、前記巻取り部材が前記可撓性帯状部材に対して巻取り力を作用させるように、前記巻取り部材を回転させる方向に、当該巻取り部材を付勢し、前記巻取り力は、前記第1移動手段および第2移動手段とは独立しており、前記支持面は、前記第2移動手段に保持されており、前記巻取り部材は、作動ごとに、開封される貯蔵容器と共に移動されることを特徴とする。
ここで、前記巻取り力は、初回使用時において最大であり、作動のたびに前記バネ部材が緩むにつれて、徐々に低下するようにしても有効である。
また、前記バネ部材は、渦巻きバネ、板バネ、もしくはつる巻きバネであるとしても有効である。
さらに、前記バネ部材は、先ず、回転しない固定ピンに固定され、次に、前記回転巻取り部材に固定されるようにしても有効である。
また、さらに、前記巻取り部材は、第1固定部材を含み、前記可撓性帯状部材は、前記第1固定部材に固定されるようにしても有効である。
また、ここで、前記第1固定部材は、前記可撓性帯状部材用の邪魔板であるとしても有効である。
ここで、さらに、前記可撓性帯状部材の先端部は、前記第1固定部材の周囲に環状に巻きつけられるようにしても有効である。
さらに、前記巻取り部材は、第2固定部材を含み、前記バネ部材の一部が、前記第2固定部材に固定されるようにしても有効である。
また、前記巻取り部材は、好ましくは、スナップ留め鋲によって、軸方向にもそれに直交する横方向にも移動しないように、支持面上に、回転しない固定ピンを軸として回転可能に軸支されており、前記バネ部材の一部は、前記巻取り部材に固定されるようにしても有効である。
またここで、前記開封手段は、前記本体部に対して移動しない針部材を含み、前記貯蔵
容器は、作動のたびに、前記針部材へと運ばれて当該針部材に押し当てられ、前記針部材
は、前記押し当て時に前記貯蔵容器を穿孔し、前記貯蔵容器の内容物は、吸入動作による
空気の流れによって当該貯蔵容器外へと放出されるようにしても有効である。
さらにここで、前記開封手段は、ユーザの吸入動作によって制御され、前記貯蔵容器の内容物は、前記吸入動作による空気の流れによって、当該貯蔵容器の開封と同時に放出されるようにしても有効である。
本発明の、上記の特徴および効果、そして他の特徴および効果については、添付図面に基づいて以下に示す詳細な説明を読むことで、より明らかになるであろう。ただし、説明中に挙げる例には限定されない。
本発明の実施の形態に係るディスペンサ装置の部分斜視図である。 本発明の実施の形態に係る図1に示すディスペンサ装置の、大部分のブリスタにパウダーが詰まっている、使用開始時における断面図である。 本発明の実施の形態に係るディスペンサ装置の、図1に類似の断面図であり、複数回使用後における大部分のブリスタが空になった状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係る巻取り部材の一実施例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る巻取り部材の一実施例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る巻取り部材の一実施例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る巻取り部材の一実施例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る巻取り部材の一実施例を示す図である。
図1〜3は、ドライパウダー吸入器の効果的な実施の形態を示す図である。吸入器は本体部10を備え、当該本体部10には、2つのカバー部材(不図示)が摺動可能な形で設置されており、当該カバー部材を開くことにより、装置が開いて使用準備ができた状態にできる、という作りになっている。図1〜3に示すように、前記本体部10は、略丸い形状とすることも出来るが、その他の如何なる適当な形状とすることも可能である。前記本体部10は、吸入末端部(マウスピース)1を備え、当該吸入末端部1には、吸入器の作動中にユーザがパウダーを吸入するための投与開口部が形作られている。前記カバー部材は、共通の旋回軸の周りに回転させる(以下、軸を中心にした回転運動を「ピボット運動」という。)ことにより開くことが出来る。ただし、装置を開くための何らかの別の手段を考えることも出来る。変形例として、2つではなく1つのカバー部材を備えたディスペンサ装置とすることも可能である。
本体部10の内部には、ブリスタとも呼ばれる個別の貯蔵容器21を複数有した帯状部材20が設けられている。当該帯状部材20は、公知の方法によりブリスタ21が順番に配列された細長い帯状に形成されている。図1においては、ブリスタ21は図示されていないが(図示する場合は、中にパウダーが詰まった状態のブリスタを示すのが好ましい)、これは、図面を簡潔にして見やすくするためである。効果的な構成として、ブリスタ帯状部材20は、1回分のパウダーを収容するブリスタ(空洞cavities)21が複数形成されたベース層(または、ベース壁)と、前記ブリスタ21それぞれを漏れないように密封する密封層(または、密封壁)とで構成されている。最初に使用する前の状態においては、ブリスタ帯状部材20は本体部10内部(望ましくは格納部分内)において、巻き上げられた状態とすることができる。そして、本体部10の内部には、帯状部材移動手段40が設けられており、当該帯状部材移動手段40により、巻き上げられているブリスタ帯状部材20が徐々に展開され、前へと移動される。また、さらに、第2の移動手段45が配設されており、装置を作動させるたびに、当該第2移動手段45により、個別の容器(ブリスタ21)のひとつが投与位置へと移動される。後ほど更に詳しく説明するが、効果的な構成として、帯状部材20のうちブリスタ21が空になった部分25は、前記本体部10内の更に別の場所(望ましくは、収納部分)内に巻き取られる。
本実施の形態における吸入器(ディスペンサー装置)は、ブリスタ開封手段30を有し、当該ブリスタ開封手段30は、好ましくは、ブリスタの密封層を穿孔および/または切開するための穿孔手段および/または切開手段を含む。例えば、効果的な構成として、ブリスタ開封手段は針30を含み、当該針30は、望ましくは本体部10に対しては移動せず、吸入器を作動させるたびに、個々のブリスタ21が第2移動手段45によって移動されて、前記針30に押し当てられる。これにより、ブリスタ21は前記針30によって穿孔されて開封され、ユーザの吸入動作によってブリスタ内部のパウダーが放出される。
第1移動手段(帯状部材移動手段)40は、装置を作動させるたびに、作動前および/または作動中および/または作動後においてブリスタ帯状部材20を前に移動させるように作られている。第2移動手段45は、ディスペンサ装置の作動中に、ブリスタ21を移動させて前記ブリスタ開封手段30に押し当て、それによりブリスタ21が開封されて中身が取り出されるように作られている。第2移動手段45は、弾性部材(例えば、バネ、または、それに相当する他の弾性部材)によって付勢された構成とすることができ、当該弾性部材は、ディスペンサ装置を開ける際に次回に備えて回転力をためるようにすることもできる。第1移動手段40は、好ましくは、ブリスタ21を収容し、誘導する割り送りホイール(indexer wheel)40から成る。当該割り送りホイール40を回転させることによって、ブリスタ帯状部材20が前に送り出される。割り送りホイール40がある特定の角度位置にある状態においては、必ずある1つのブリスタ21がブリスタ開封手段30に面した位置に来るようになっている。前記第2移動手段45は、回転軸を中心にして回動する回転支持部材を含み、前記割り送りホイール40が前記回転支持部材に回転可能に軸支された構成とすることも可能である。
ディスペンサ装置の作動手順は以下のようである。ディスペンサ装置を開く際には、装置側面の2つのカバー部材を本体部10に対して回転させてお互い遠ざかる方向に動かす。これにより、ディスペンサ装置が開いて、装置の使用準備ができる。
この状態では、第2移動手段45が適切な係止手段によって係止されているため、割り送りホイール40をブリスタ開封手段(針)30の方向へと移動させることができない。そして、ユーザーが吸入末端部(マウスピース)1を介して吸入動作を行っている間に、係止手段による係止が解除され、その結果、前記割り送りホイール40が前記針30の方向へと移動されて、ブリスタ21が開封される構成とするのが好ましい。
上述の本実施の形態においては、ブリスタ開封手段30は本体部10に対して移動せず、ブリスタ21が開封位置まで移動されて、ブリスタ開封手段30によって開封される。しかし、ブリスタ21の開封段階において、ブリスタ開封手段30も移動可能な構成とすることも可能である。例えば、ブリスタ21がブリスタ開封手段30の方向へと移動されると同時に、ブリスタ開封手段30もブリスタ21の方向へと移動されるような構成とすることも出来る。また別の変形例としては、ディスペンサ装置の作動中に、ブリスタ21とブリスタ開封手段30とを同じ方向に移動させながら、ブリスタ21の方をブリスタ開封手段30よりも速い速度で移動させることで、ブリスタ21がブリスタ開封手段30と接触して開封される、という形を考えることも可能である。
また、上記の説明のように、ユーザの吸入動作によってブリスタ開封手段30が作動するような構成とすることが望ましい。吸入動作によってブリスタ開封手段30を作動させるために、吸入起動システムを設けることも可能である。当該吸入起動システムは、効果的な構成として、吸入動作により移動および/または変形することが可能な吸入起動ユニット60から成り、当該吸入起動ユニット60により係止手段が解除される。吸入起動ユニット60は、効果的な構成として、変形可能な空気室45を含む。そして、ユーザによる吸引動作が、前記変形可能な空気室を変形させ、その結果、前記係止手段の解除が可能となり、その結果、第2移動手段45とブリスタ21の1つとを開封位置へと移動させることが可能となる。よって、ブリスタ21が開封されるのは、まさに吸入動作の瞬間となり、それと同時にブリスタ21の中身が残らず取り出される。従って、ブリスタ21が開封されてから中身が取り出されるまでの間に、1回分のパウダーがわずかでも失われる危険性が存在しない。
変形例では、他の吸入起動システムを用いることも可能であろう。例えば、ピボット運動可能なフラップ弁を用い、ユーザの吸入動作中に、吸入動作によって生じる吸引力によってフラップ弁がピボット運動し、当該ピボット運動により可動支持手段(movable support means)を係止していた係止手段が解除され、その結果、ブリスタ21がブリスタ開封手段30へと移動される、というものである。
吸入器はさらに、1つのブリスタ21が開封されて放出された1回分のパウダーを収容する投与室70を有する。効果的な構成として、前記投与室70は少なくとも1つの小球部材75を備え、吸入動作中に当該小球部材75が動く。これにより、ブリスタ21が開封されて放出されたパウダーが空気と混合され、それをユーザが吸入することでパウダーを効率よく投与することができ、吸入器の投与効率が向上する。
ブリスタ開封手段30(具体的には針)に関しては、前記投与室70に直接に、例えば、前記投与室70へと通じる導管69の端部の位置に設置するのが効果的である。
吸入が終了してユーザがディスペンサ装置を閉じると、全ての構成部品は初期静止位置に戻る。それにより、装置は次回の使用に対する準備が整った状態となる。
本発明における吸入器に関するもう1つの効果的な点は、複数のブリスタ(個別の容器)21が細長いブリスタ帯状部材20上に形成されており、当該ブリスタ帯状部材20が、初期状態では主にディスペンサ装置の本体部10内部の格納ケース部内にロール状に巻かれた状態で収納されているということである。
効果的な構成として、巻かれた状態のブリスタ帯状部材20は、前記格納ケース部の内壁によって保持されているが、その後端(ブリスタ帯状部材20の前進方向における後ろ側の端部)28は前記本体部10に対して固定されてはおらず、そのため、組み立ての際に巻かれた状態のブリスタ帯状部材を容易に装置内に組み入れることができる。
効果的な構成として、ブリスタ帯状部材20はユーザによって動かされ、効果的な構成として、そのための手段は割り送りホイール40となっており、当該割り送りホイール40は、効果的な構成として、少なくとも1つ(好ましくは複数)の凹部41を有し、当該凹部41の形状は、ブリスタ21の形状に対応している。従って、割り送りホイール40が回転すると、ブリスタ帯状部材20は当該ホイールによって前に進められる。変形例もしくは付加的な方法として、ブリスタ帯状部材20を前に移動させるために、他の手段を用いることも勿論可能である。例えば、ブリスタ帯状部材20の長手方向の側面端部に所定の形状(profile)を形成し、当該所定の形状が適当な駆動手段と係合し、協働して前に送り出されるというものである。さらには、ブリスタ帯状部材20の側面の縁に沿って開けられた穴と、歯車とをかみ合わせて協働させることにより、ブリスタ帯状部材を前に移動させる構成とすることも可能である。
ブリスタ21が1つもしくは複数開封された後の段階では、ブリスタ帯状部材20のうちブリスタ21が空になった部分は、詰まったりする危険性が生じないようにしつつ、装置内において簡単かつ場所を取らない形で収納するのに適した状態でなくてはならない。効果的な構成としては、使用済みのブリスタ帯状部材20は、自動的に巻き取られて再びロールを形成する。
本発明においては、ブリスタ帯状部材20の先端25は、支持面57上に回転可能に軸支されている巻取り部材50に固定されている。前記支持面57は、好ましい構成として、第2移動手段45の影響を受けて移動可能である。言い換えれば、装置を作動させるたびに、巻取り部材50はその時開封されるブリスタと共に移動される。図1から3に示す、本実施の形態においては、回転軸45’を中心に回動するのは、カセットを構成する一群の構成要素であり、当該カセットは、ブリスタ帯状部材20と、割り送りホイール40と、支持面57とを収容する。
ブリスタ帯状部材20の先端、即ち、ブリスタ21が空になった部分が、収納ケース部15内で確実に適切に巻き取られるようにするために、巻取り部材50の巻取り力(traction)が、ブリスタ帯状部材20に対して、具体的には、その先端25に対して作用するように作られている。これにより、使用済みのブリスタ帯状部材20がゆるく巻かれて、例えば、コンサーティーナ(concertina)のような形状になってしまう危険性が回避される。
バネ500によって巻取り力(traction force)が前記巻取り部材50を回転させる方向に付与され、ブリスタ帯状部材20が巻き取られる。具体的には、前記バネ500は、渦巻きバネ、板バネ、もしくはつる巻きバネとすることが可能である。
図1〜3は、本発明の効果的な実施の形態を示す。本実施の形態においては、巻取り部材50は、円筒形をしており、回転しない固定ピン59を中心に回転可能に軸支されている。さらに、前記固定ピン59には、バネ500の一部分(好ましくは端部)が固定されている。従って、本実施の形態においては、前記バネ500は、巻取り部材50を形成する円筒の内部において、前記固定軸(固定ピン)59の周囲に配置されている。効果的な構成として、ブリスタ帯状部材20の先端25は、ブリスタ帯状部材20をしっかりと捕捉するバッフル(邪魔板)の役割を果たす第1固定部材51に固定されている。図4から7に、第1固定部材51の変形例を示す。図4、7、および8においては、ブリスタ帯状部材20の先端25は、巻取り部材50の曲げ部材(angle member)51に回りこむようにして曲げられている。一方、図6においては、第1固定部材51は鋲となっており、先端25は、当該鋲51の周囲にぐるりと巻きつけられている。バネ500による付勢力は、使用初期において最大であり、徐々に低下していくのであるが、重要な点は、上記バネ500の力に耐えるに十分強い固定力を提供することである。バネ500のもう一方の端部は、巻取り部材50の第2固定部材58に固定されており、前記第2固定部材58は、図2、3、および8に示すように、バネ500の一部分(好ましくは、もう一方の端部)用のバッフルを形作る構成とすることも可能である。
バネ500は、最初に使用する前に、もしくは、組み付けの際に、ネジが巻かれて準備がなされる。そして、これは明らかなことではあるが、ブリスタ帯状部材20に作用する巻取り力の最大値は、装置を作動させていない時において、ブリスタ帯状部材20に対して引き裂き、変形、もしくは移動を生じさせない程度の大きさである。装置を作動させる毎に、バネ500は徐々に緩んで、巻取り部材50を回転させる。バネ500については、最後の1回まで巻取り力を発揮するような性質のものを選択するのが好ましい。しかし、方法によっては、初回使用時にのみ十分な巻取り力を発揮して、ブリスタ帯状部材20の中身が空の部分が確実に適切に巻かれるようにするだけで十分な場合もある。
巻取り部材50は、支持面57に取着されており(具体的には、スナップ留め)、横方向(もしくは、水平方向)にも垂直方向(もしくは、軸方向)にも移動することなく、回転運動のみを行う。効果的な構成として、スナップ留め突起を用いたスナップ留めにより、回転中の摩擦を効果的に抑制することができる。回転部材50によりブリスタ帯状部材20に作用される巻取り力は、第1移動手段、即ち、装置を作動させるたびにブリスタ帯状部材20を前に移動させる割り送りホイール40とは、完全に独立している。
これにより、ロール状に巻き上げられたブリスタ帯状部材20の使用済み部分の直径に巻取り力が確実に影響を受けないようにすることが出来る。もし、回転巻取り部材50の回転が、割り送りホイール40の回転と連動している場合には、巻取り力が影響を受けるであろうが。前記回転部材50によってブリスタ帯状部材20に作用される巻取り力は、また、第2移動手段45からも完全に独立している。これにより、吸入器の作動時においてブリスタ帯状部材に対する巻取り力を発生させるために、比較的複雑な作動手段を用いなくてはならない事態を避けることが出来る。そして、吸入器の製造や組付けが簡単になる。
効果的な構成として、巻取り部材50は、収納部分の略中央に配設されている。収納部分には誘導壁(guide wall)を設けることも可能である。前記誘導壁は、具体的には曲がった形(例えば円筒形)の外側誘導壁であり、ブリスタ帯状部材20は当該外側誘導壁に沿って摺動する。さらには、収納部分の入口の位置に、内側誘導壁を設けることもできるが、当該内側誘導壁については、外側誘導壁と略平行に伸びて、ブリスタ帯状部材20が通るための誘導路を形成するような構成とするのが好ましい。前記外側誘導壁および内側誘導壁は、さらに、巻取り部材50の周りにブリスタ帯状部材20が適切に巻き取られるように補助する。
以上述べたように、本発明によると、以下の機能を備えたドライパウダー吸入器を提供することが可能となる。
個別の容器(ブリスタ)に封入された複数回分(例えば、30回分や60回分)のパウダーを、巻き上げられた帯状部材上に格納する機能。
ユーザの吸入動作によってブリスタに穴が開けられ、それによりパウダーが放出されるという機能であり、ブリスタの穿孔は吸入動作検出システムにより実行され、当該吸入動作検出システムは予め使用準備がなされた解除システムと連動している。
適切な形状を備えた移動手段をブリスタと係合させ、それにより装置を作動させるたびにブリスタ帯状部材が移動して、適切な開封手段によってブリスタが開封される位置へと新しいブリスタが運ばれる機能。
装置を作動させるたびにブリスタ帯状部材の使用済み部分が回転部材を中心にして巻き取られ、それにより、ブリスタ帯状部材の使用済み部分を、安全かつ信頼性のある形で格納する機能であり、巻取り力は、第1移動手段、即ち、ブリスタ帯状部材20を前に移動させる割り送りホイール40とは完全に無関係なものである。
ただし、上述の説明のように、本発明の流体ディスペンサ装置は、他の機能も有する。ここで、留意すべき点としては、各種機能は、流体ディスペンサ装置の様々な実施の形態において、同時に備えられるものとして示されていたとしても、それぞれ別々に実施することが出来るということである。具体的には、例えば、吸入起動システムは、ブリスタ開封手段30の種類や、使用回数もしくは残り回数を示すカウンター(dose indicator)の使用の有無、個々のブリスタが互いにどのように配置されているか等に関わりなく用いることが出来る。また、予め使用準備を行う手段や吸入起動システムについては、別の構成とすることも可能である。このことは、本発明における流体ディスペンサ装置のその他の構成部品についても同様に当てはまる。
また、当業者であれば、添付の請求の範囲に定義されている本発明の範囲から逸脱しない形で、様々な変更を考案することが可能であろう。

Claims (11)

  1. 本体部(10)を有する流体ディスペンサ装置であって、
    複数の貯蔵容器(21)を備えた長尺の可撓性帯状部材(20)と、前記貯蔵容器(21)を開封する開封手段(30)と、第1移動手段(40)と、第2移動手段(45)と、を更に備え、
    前記貯蔵容器(21)は、それぞれ1回分の分量の流体もしくは粉体を収容し、
    前記第1移動手段(40)は、毎回の作動前および/または作動中および/または作動後に、前記可撓性帯状部材(20)を移動させて、中身の詰まった1つの前記貯蔵容器(21)を前記開封手段(30)と相対する位置へと運び、
    前記第2移動手段(45)は、作動ごとに、中身の詰まった1つの前記貯蔵容器(21)を移動させて前記開封手段(30)に押し当て、
    前記開封手段(30)は、作動ごとに1つの前記貯蔵容器(21)を開封し、
    前記可撓性帯状部材(20)の前進方向における先端部(25)は、回転可能に軸支された巻取り部材(50)に固定されており、
    前記巻取り部材(50)は、支持面(57)上に回転可能に軸支されるとともに、使用準備がなされたバネ部材(500)に固定されており、
    前記バネ部材(500)は、前記巻取り部材(50)が前記可撓性帯状部材(20)に対して巻取り力を作用させるように、前記巻取り部材(50)を回転させる方向に、当該巻取り部材(50)を付勢し、
    前記巻取り力は、前記第1移動手段(40)および第2移動手段(45)とは独立しており、
    前記支持面(57)は、前記第2移動手段(45)に保持されており、
    前記巻取り部材(50)は、作動ごとに、開封される貯蔵容器(21)と共に移動される
    ことを特徴とする流体ディスペンサ装置。
  2. 前記巻取り力は、初回使用時において最大であり、作動のたびに前記バネ部材500が緩むにつれて、徐々に低下する
    ことを特徴とする請求項1に記載の流体ディスペンサ装置。
  3. 前記バネ部材(500)は、渦巻きバネ、板バネ、もしくはつる巻きバネである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の流体ディスペンサ装置。
  4. 前記バネ部材(500)は、先ず、回転しない固定ピン(59)に固定され、次に、前記回転巻取り部材(50)に固定される
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の流体ディスペンサ装置。
  5. 前記巻取り部材(50)は、第1固定部材(51)を含み、
    前記可撓性帯状部材(20)は、前記第1固定部材(51)に固定される
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の流体ディスペンサ装置。
  6. 前記第1固定部材(51)は、前記可撓性帯状部材(20)用の邪魔板である
    ことを特徴とする請求項5に記載の流体ディスペンサ装置。
  7. 前記可撓性帯状部材(20)の先端部(25)は、前記第1固定部材(51)の周囲に環状に巻きつけられている
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の流体ディスペンサ装置。
  8. 前記巻取り部材(50)は、第2固定部材(58)を含み、
    前記バネ部材(500)の一部が、前記第2固定部材(58)に固定されている
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の流体ディスペンサ装置。
  9. 前記巻取り部材(50)は、好ましくは、スナップ留め鋲によって、軸方向にもそれに直交する横方向にも移動しないように、支持面(57)上に、回転しない固定ピン(59)を軸として回転可能に軸支されており、
    前記バネ部材(500)の一部は、前記巻取り部材(50)に固定されている
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の流体ディスペンサ装置。
  10. 前記開封手段(30)は、前記本体部(10)に対して移動しない針部材を含み、
    前記貯蔵容器(21)は、作動のたびに、前記針部材へと運ばれて当該針部材に押し当てられ、
    前記針部材は、前記押し当て時に前記貯蔵容器(21)を穿孔し、
    前記貯蔵容器(21)の内容物は、吸入動作による空気の流れによって当該貯蔵容器(21)外へと放出される
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の流体ディスペンサ装置。
  11. 前記開封手段(30)は、ユーザの吸入動作によって制御され、
    前記貯蔵容器(21)の内容物は、前記吸入動作による空気の流れによって、当該貯蔵容器(21)の開封と同時に放出される
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の流体ディスペンサ装置。
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