JP5098894B2 - カラーフィルタ及びカラーフィルタの製造方法 - Google Patents

カラーフィルタ及びカラーフィルタの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5098894B2
JP5098894B2 JP2008216345A JP2008216345A JP5098894B2 JP 5098894 B2 JP5098894 B2 JP 5098894B2 JP 2008216345 A JP2008216345 A JP 2008216345A JP 2008216345 A JP2008216345 A JP 2008216345A JP 5098894 B2 JP5098894 B2 JP 5098894B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
pixel
sub
photo spacer
red
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008216345A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009271491A (ja
Inventor
亮輔 安井
浩平 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2008216345A priority Critical patent/JP5098894B2/ja
Publication of JP2009271491A publication Critical patent/JP2009271491A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5098894B2 publication Critical patent/JP5098894B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Filters (AREA)

Description

本発明は、3色の着色画素と、メイン積層フォトスペーサー及びサブ積層フォトスペーサーが設けられたカラーフィルタを製造する際に、計3枚のフォトマスクの内、2枚のフォトマスクを1枚のフォトマスクで兼ねて製造することが可能な層構成のカラーフィルタに関する。
図12は、2種のフォトスペーサーを設けた液晶表示装置用カラーフィルタの一例を模式的に示した断面図である。図12に示すように、この液晶表示装置用カラーフィルタは、ガラス基板(40)上にブラックマトリックス(41)、着色画素(42)、及び透明導電膜(43)が順次に形成され、その透明導電膜(43)上にフォトスペーサーが形成されたものである。このフォトスペーサーは、メインフォトスペーサー(PS−M)とサブフォトスペーサー(PS−S)で構成されている。
メインフォトスペーサー(PS−M)は基板間のギャップを設定しており、このメインフォトスペーサー(PS−M)は、パネルに荷重が加わると変形し、荷重が取り除かれると復元する。また、温度による液晶の熱膨張及び熱収縮に追従して変形する弾性を有している。
また、サブフォトスペーサー(PS−S)はメインフォトスペーサー(PS−M)より高さの低い(ΔH)フォトスペーサーである。このサブフォトスペーサー(PS−S)は、パネルに過剰な荷重が加わった際に、その荷重を分散させメインフォトスペーサー(PS−M)の塑性変形、破壊を防ぐためのものである。
上記メインフォトスペーサー(PS−M)及びサブフォトスペーサー(PS−S)は、カラーフィルタの表示部、すなわち、着色画素が形成された領域内に設けられるフォトスペーサーである。また、カラーフィルタと対向基板を貼り合わせてパネルを組み立てる際に加わる荷重によって、表示部の周縁部のフォトスペーサーが変形し過ぎないように、表示部の周囲を囲むブラックマトリックスの額縁部、ガラス基板の周縁部などにもフォトスペーサーが設けられる。この表示部外のフォトスペーサーをダミーフォトスペーサーと称している。
図13は、大サイズのガラス基板、例えば、650mm×850mmのガラス基板(50)に1基のサイズが対角17のカラーフィルタ(40)が4面付けされた例である。図13に示すように、大サイズのガラス基板(50)は、カラーフィルタの表示部(A)と、ブラックマトリックスの額縁部、面間部、及びガラス基板の周縁部などの領域(B)で構成されている。表示部(A)には、前記メインフォトスペーサー(PS−M)及びサブフォトスペーサー(PS−S)が設けられている。周縁部などの領域(B)にはダミーフォトスペーサー(D−PS)が設けられている。
図14は、図13における大サイズのガラス基板(50)の一隅(C)を拡大してダミーフォトスペーサー(D−PS)の配列の一例を示す平面図である。図14に示すように、この例においては、この領域の全面に同一のダミーフォトスペーサー(D−PS)が等ピッチ(Pi)で設けられている。
尚、図示してないが、図14中、表示部(A)には、赤色、緑色、青色の着色画素、及びメインフォトスペーサー(PS−M)及びサブフォトスペーサー(PS−S)が設けられている。
このような液晶表示装置用カラーフィルタを製造する際には、ガラス基板(40)上にブラックマトリックス(41)、着色画素(42)、及び透明導電膜(43)などを形成した後に、カラーフィルタの表示部(A)にはメインフォトスペーサー(PS−M)及びサブフォトスペーサー(PS−S)を、また、周縁部などの領域(B)には、ダミーフォトスペーサー(D−PS)を形成する。このため、フォトスペーサーを形成する1工程が追加され所望する仕様のカラーフィルタを製造することになる。
これに対し、図15(a)、(b)は、フォトスペーサーを設けたカラーフィルタの他の例の断面図、平面図であるが、このフォトスペーサーは積層構造となっている。フォトスペーサーを構成する複数の層を着色画素の形成と同時に形成することによって、フォトスペーサーを形成するための上記追加する1工程を低減させ、フォトスペーサーを設けたカラーフィルタを廉価に製造することができる。
図15に示すように、このカラーフィルタは、ガラス基板(40)上にブラックマトリックス(41)、着色画素(42)、積層フォトスペーサー(PS−1)が形成されたものである。この積層フォトスペーサー(PS−1)の平面形状はドット状である。
この他の例として示す積層フォトスペーサー(PS−1)は、ブラックマトリックス(41)上の第1色目の赤色ドットパターン(P1)と、第2色目の緑色ドットパターン(P2)と、第3色目の青色ドットパターン(P3)を積層した構成である。尚、符号P1、P2、P3で示す各色ドットパターンの大きさは、P1>P2>P3の関係にあり、下層のドットパターン上に次層のドットパターンが積重されるようになっている。
第1色目の赤色ドットパターン(P1)は、第1色目の赤色着色画素(42R)とは連続しておらず独立したパターンであるが、赤色着色画素(42R)の形成と同時に形成されたものである。緑色ドットパターン(P2)及び青色ドットパターン(P3)も同様に独立したパターンであり、各々の着色画素の形成と同時に形成されたものである。従って、フォトスペーサーを形成するための前記追加工程は不要なものとなる。
尚、この積層フォトスペーサー(PS−1)には上部パターン(P4)が設けられている。この上部パターン(P4)は、例えば、配向制御突起(図示せず)の形成と同時に形成されたものである。また、図15においては着色画素(42)上に設けられている透明導電膜は省略してある。
さて、図16は、ガラス基板上の表示部に、着色画素と積層フォトスペーサーを設けたカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。図16に示すように、着色画素として、赤色、緑色、青色の矩形状の着色画素(42R、42G、42B)が配設されている。また、積層フォトスペーサーとして、メイン積層フォトスペーサー(PS−M1)、サブ積層フォトスペーサー(PS−S1、PS−S2、PS−S3)が配設されている。
サブ積層フォトスペーサーは、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S1)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S2)、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S3)で構成されている。これら4種の積層フォトスペーサーの平面形状は、いずれも図15に示す積層フォトスペーサーのようにドット状である。
図16に示すように、各色の矩形状の着色画素は、赤色着色画素(42R)、緑色着色画素(42G)、青色着色画素(42B)の順に、Y軸方向に等ピッチ((Pi−1)/3)、(3色の着色画素ではピッチ(Pi−1))で繰り返し配設されている。X軸方向には、同色の着色画素が等ピッチ(Pi−2)で繰り返し配設されている。
また、積層フォトスペーサーは、X軸方向の着色画素間にメイン積層フォトスペーサー又はサブ積層フォトスペーサーの、上記4種の積層フォトスペーサーのいずれかが配設され
ている。
積層フォトスペーサーは、図16中、左方の赤色着色画素(42R)間にメイン積層フォトスペーサー(PS−M1)が配設され、このメイン積層フォトスペーサー(PS−M1)のY軸方向に、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S2)、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S3)、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S1)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S2)、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S3)が順次に配設されている。
これら4種6個の積層フォトスペーサーを組とし、この組が繰り返しY軸方向に等ピッチ(2・(Pi−1))で配設されている。尚、着色画素は、上記のように、3色の着色画素を組とし、この組が繰り返しY軸方向に等ピッチ(Pi−1)で配設されている。
図17は、図16に示す積層フォトスペーサーの断面を拡大し、その構成を説明する断面図である。図17(a)は、メイン積層フォトスペーサー(PS−M1)のY0 −Y0 線での断面図である。図17(a)に示すように、メイン積層フォトスペーサー(PS−M1)は、ガラス基板(40)上にブラックマトリックス(41)、赤色着色画素(42R)が順次に形成され、そのブラックマトリックス(41)上に形成されたものである。このメイン積層フォトスペーサー(PS−M1)は、第1色目の赤色ドットパターン(P1R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P2G)と、第3色目の青色ドットパターン(P3B)と、上部パターン(P4)が積層された構成である。
また、図17(b)は、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S1)のR−R線での断面図である。図17(b)に示すように、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S1)は、Y0 線上の赤色着色画素(42R)からY軸方向に1ピッチ(Pi−1)離れて設けられた赤色着色画素(42R)のX軸方向に隣接した赤色着色画素(42R)間に設けられている。
この第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S1)は、第1色目の赤色ドットパターン(P1R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P2G)と、上部パターン(P4)が積層された構成である。
また、図17(c)は、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S2)のG−G線での断面図である。この第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S2)は、第2色目の緑色ドットパターン(P1G)と、第3色目の青色ドットパターン(P2B)と、上部パターン(P4)が積層された構成である。
また、図17(d)は、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S3)のB−B線での断面図である。この第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S3)は、第二色目の緑色ドットパターン(P2G)と、第3色目の青色ドットパターン(P1B)と、上部パターン(P4)が積層された構成である。
この第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S3)は、第3色目の青色ドットパターン(P1B)が、第2色目の緑色ドットパターン(P2G)を覆ように被装した積層フォトスペーサーである。
これら4種の積層フォトスペーサーの高さの関係は、メイン積層フォトスペーサー(PS−M1)>〔サブ積層フォトスペーサー〔(PS−S1)≒(PS−S2)≒(PS−S3)〕の関係にある。
図16中、上左端の赤色着色画素(42R)のY軸方向中央をY0 とし、該赤色着色画素(42R)のX軸方向中央をX0 とし、また、この交点を原点(O)とし、これらを基準として、以降、この例示するカラーフィルタの着色画素、積層フォトスペーサーな
どの位置、ピッチ、重ね合わせなどの説明を行う。
図16に示すカラーフィルタを作製するに際しては、赤色用フォトマスク(PM−R)、緑色用フォトマスク(PM−G)、青色用フォトマスク(PM−B)、計3枚のフォトマスクを用いる。赤色用フォトマスク(PM−R)は、このカラーフィルタの赤色パターン、すなわち、赤色着色画素(42R)と、メイン積層フォトスペーサー及びサブ積層フォトスペーサーを構成する赤色ドットパターン(P1R)の形成に用いる。
また、緑色用フォトマスク(PM−G)は、このカラーフィルタの緑色パターン、すなわち、緑色着色画素(42G)と、メイン積層フォトスペーサー及びサブ積層フォトスペーサーを構成する緑色ドットパターン(P1G、P2G)の形成に用いる。また、青色用フォトマスク(PM−B)は、このカラーフィルタの青色パターン、すなわち、青色着色画素(42B)と、メイン積層フォトスペーサー及びサブ積層フォトスペーサーを構成する緑色ドットパターン(P1B、P2B、P3B)の形成に用いる。
図18は、赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスク(PM−R)の平面図である。図18に示すように、赤色用フォトマスク(PM−R)には、ガラス基板上に形成する赤色着色画素(42R)に対応した赤色着色画素開口部(K−42R)と、赤色ドットパターン(P1R)の形成に対応した赤色ドットパターン開口部(K−P1R)が設けられている。
赤色パターンの形成は、この赤色用フォトマスク(PM−R)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に赤色着色画素(42R)と赤色ドットパターン(P1R)を形成する。
図19は、上記により得られた、カラーフィルタを構成する赤色パターンの平面図である。図19に示すように、赤色着色画素(42R)と赤色ドットパターン(P1R)が図16及び図17に示す位置に形成されている。
図20(a)は、図19のY0 −Y0 線での断面図であり、形成途上のメイン積層フォトスペーサー(PS−M1)の断面を示すものである。図20(a)に示すように、赤色着色画素(42R)間にはメイン積層フォトスペーサー(PS−M1)の赤色ドットパターン(P1R)が形成されている。
また、図20(b)は、図19のR−R線での断面図である。図20(b)に示すように、赤色着色画素(42R)間には第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S1)の赤色ドットパターン(P1R)が形成されている。
また、図20(c)、(d)に示すように、G−G線、及びB−B線での断面には、いずれのパターンも形成されていない。
図21は、緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスク(PM−G)の平面図である。図21に示すように、緑色用フォトマスク(PM−G)には、ガラス基板上に形成する緑色着色画素(42G)に対応した緑色着色画素開口部(K−42G)と、緑色ドットパターン(P1G、P2G)の形成に対応した緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G)が設けられている。
緑色パターンの形成は、図19に示す赤色パターンが形成されたガラス基板のY0 、X0 に、図21に示す緑色用フォトマスク(PM−G)のY0 、X0 を重ね合わせ、緑色用フォトマスク(PM−G)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に緑色着色画素(42G)と緑色ドットパターン(P1G、P2G)を形成する。
図22は、上記により得られた、カラーフィルタを構成する緑色パターンの平面図である。図22に示すように、緑色着色画素(42G)と緑色ドットパターン(P1G、P2
G)が図16及び図17に示す位置に形成されている。
図23(a)は、図22のY0 −Y0 線での断面図であり、形成途上のメイン積層フォトスペーサー(PS−M1)の断面を示すものである。図23(a)に示すように、赤色着色画素(42R)間にはメイン積層フォトスペーサー(PS−M1)の緑色ドットパターン(P2G)が形成されている。
また、図23(b)は、図22のR−R線での断面図である。図23(b)に示すように、赤色着色画素(42R)間には第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S1)の緑色ドットパターン(P2G)が形成されている。
また、図23(c)は、(Y0 −G)−(Y0 −G)線での断面図であり、緑色着色画素(42G)間には第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S2)の緑色ドットパターン(P1G)が形成されている。また、図23(d)は、B−B線での断面図であり、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S3)の緑色ドットパターン(P2G)が形成されている。
図24は、青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスク(PM−B)の平面図である。青色パターンの形成は、青色着色画素開口部(K−42B)と青色ドットパターン開口部(K−P1B、K−P2B、K−P3B)が設けられた青色用フォトマスク(PM−B)を用い、前記緑色用フォトマスク(PM−G)と同様に、図19に示す赤色パターンが形成されたガラス基板のY0 、X0 に、図24に示す青色用フォトマスク(PM−B)のY0 、X0 を重ね合わせ、露光、現像によって、青色着色画素(42B)と青色ドットパターン(P1B、P2B、P3B)を形成する。
上記により、図25及び図26に示すように、前記図16に例示する、着色画素と積層フォトスペーサーを設けたカラーフィルタを作製する。
尚、上部パターン(P4)は、配向制御突起の形成と同時に形成するものであり、その説明は省略する。
ここで、図18に示す赤色用フォトマスク(PM−R)に設けられた、赤色着色画素開口部(K−42R)及び赤色ドットパターン開口部(K−P1R)の配列と、図21に示す緑色用フォトマスク(PM−G)に設けられた、緑色着色画素開口部(K−42G)及び緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G)の配列と、図24に示す青色用フォトマスク(PM−B)に設けられた、青色着色画素開口部(K−42B)及び青色ドットパターン開口部(K−P1B、K−P2B、K−P3B)とを相互に比較してみると、上記3枚のフォトマスクにおける各開口部の配列は、各々異にしており同一のものではない。
すなわち、計3枚のフォトマスクの内、2枚のフォトマスクを1枚のフォトマスクで兼ねてカラーフィルタを製造することはできない。
上述のように、3色の着色画素と、メイン積層フォトスペーサー及びサブ積層フォトスペーサーが、図16に示すように配設されたカラーフィルタを製造する際には、従来は、赤色用フォトマスク(PM−R)、緑色用フォトマスク(PM−G)、青色用フォトマスク(PM−B)、計3枚のフォトマスクを用いていた。実際の製造においては、万一、フォトマスクが破損した場合、及びフォトマスクの定期的な洗浄作業時の予備として、実用版としての3枚に加え、各1枚の予備版、すなわち、合計6枚のフォトマスクを作製して実際の製造に対応している。
近年、カラーフィルタの大型化に伴い、フォトマスクは大型化に一途にあり、フォトマスクを作製する費用は莫大なものとなっている。このフォトマスクを作製する費用を削減するようにといった要望が強まっている。
特開平11−186160号公報 特開2006−292955号公報 特開2006−17895号公報
本発明は、上記要望を適えるためになされたものあり、赤色、緑色、青色の3色の着色画素と、メイン積層フォトスペーサー及びサブ積層フォトスペーサーが設けられたカラーフィルタを製造する際に、赤色用フォトマスク、緑色用フォトマスク、青色用フォトマスク、計3枚のフォトマスクの内、2枚のフォトマスクを1枚のフォトマスクで兼ねて製造することが可能な層構成のカラーフィルタを提供することを課題とするものである。
また、上記カラーフィルタの製造方法を提供することを課題とする。
本発明は、ガラス基板上に、少なくとも着色画素及び積層フォトスペーサーが設けられたカラーフィルタにおいて、
A)前記着色画素は、
1)第1色目の赤色着色画素と、第2色目の緑色着色画素と、第3色目の青色着色画素とで構成された、同一形状(形、大きさ)を有する着色画素であり、
2)ガラス基板上の第1軸と直交する第2軸との交点に赤色着色画素の中心が配されて、第1軸方向に赤色着色画素、緑色着色画素、青色着色画素の順に第1画素ピッチで繰り返し設けられ、第1軸と直交する第2軸方向に、同色の着色画素が第2画素ピッチで繰り返し設けられており、
B)前記積層フォトスペーサーは、
1)a)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーからなる、平面視ドット状の積層フォトスペーサーであり、
b)メイン積層フォトスペーサーは、第1色目の赤色ドットパターンと、第2色目の緑色ドットパターンと、第3色目の青色ドットパターンの3層で構成され、
c)サブ積層フォトスペーサーは、第1色目の赤色ドットパターンと、第2色目の緑色ドットパターンと、第3色目の青色ドットパターンのいずれか2色のドットパターンの2層で構成される、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーからなり、
2)a)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーは、第1軸方向に、メイン積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサー、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーの順に第1画素ピッチで繰り返し設けられ、
b)メイン積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素に隣接して設けられ、
c)第1サブ積層フォトスペーサーは、該赤色着色画素から第1軸方向に、3×第1画素ピッチ隣接して設けられた赤色着色画素の、第2軸方向の赤色着色画素に隣接して設けられ、
d)第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーは、各々第2軸方向の緑色着色画素、青色着色画素に隣接して設けられ、
C)積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンは任意の形状であり、その大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表した際に、
1)メイン積層フォトスペーサーは、P1R、P3G、P2Bが、この順に設けられた3層で構成され、
2)a)第1サブ積層フォトスペーサーは、P1R、P2Bが、この順に設けられた2層で構成され、b)第2サブ積層フォトスペーサーは、P2R、P1Gが、この順に設けられた2層で構成され、c)第3サブ積層フォトスペーサーは、P2G、P1Bが、この順に設けられた2層で構成されていることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタにおいて、前記C)、1)メイン積層フォトスペーサーは、P2R、P1G、P3Bが、この順に設けられた3層で構成され、2)a)第1サブ積層フォトスペーサーは、P2R、P1Gが、この順に設けられた2層で構成され、b)第2サブ積層フォトスペーサーは、P2G、P1Bが、この順に設けられた2層で構成され、c)第3サブ積層フォトスペーサーは、P1R、P2Bが、この順に設けられた2層で構成されていることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタにおいて、前記B)、2)a)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーは、第1軸方向に、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサー、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、メイン積層フォトスペーサーの順に第1画素ピッチで繰り返し設けられ、
b)第1サブ積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素に隣接し、及び該赤色着色画素から第1軸方向に、3×第1画素ピッチ隣接して設けられた赤色着色画素の、第2軸方向の赤色着色画素に隣接して設けられ、
c)第2サブ積層フォトスペーサーは、第2軸方向の緑色着色画素に隣接して設けられており、
d)第3サブ積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素から第1軸方向に、2×第1画素ピッチ隣接して設けられた青色着色画素の、第2軸方向の青色着色画素に隣接して設けられ、
e)メイン積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素から第1軸方向に、5×第1画素ピッチ隣接して設けられた青色着色画素の、第2軸方向の青色着色画素に隣接して設けられており、
C)積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンは任意の形状であり、その大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表した際に、
1)メイン積層フォトスペーサーは、P2R、P1G、P3Bが、この順に設けられた3層で構成され、
2)a)第1サブ積層フォトスペーサーは、P2G、P1Bが、この順に設けられた2層で構成され、b)第2サブ積層フォトスペーサーは、P1R、P2Bが、この順に設けられた2層で構成され、c)第3サブ積層フォトスペーサーは、P2R、P1Gが、この順に設けられた2層で構成されていることを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタにおいて、前記B)、2)a)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーは、第1軸方向に、第1サブ積層フォトスペーサー、メイン積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサー、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーの順に第1画素ピッチで繰り返し設けられ、
b)第1サブ積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素に隣接し、及び該赤色着色画素から第1軸方向に、3×第1画素ピッチ隣接して設けられた赤色着色画素の、第2軸方向の赤色着色画素に隣接して設けられ、
c)メイン積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素から第1軸方向に、1×第1画素ピッチ隣接して設けられた緑色着色画素の、第2軸方向の緑色着色画素に隣接して設けられ、
d)第3サブ積層フォトスペーサーは、第2軸方向の青色着色画素に隣接して設けられて
おり、
e)第2サブ積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素から第1軸方向に、4×第1画素ピッチ隣接して設けられた緑色着色画素の、第2軸方向の緑色着色画素間に隣接して設けられており、
C)積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンは任意の形状であり、その大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表した際に、
1)メイン積層フォトスペーサーは、P1R、P2G、P3Bが、この順に設けられた3層で構成され、
2)a)第1サブ積層フォトスペーサーは、P2R、P1Bが、この順に設けられた2層で構成され、b)第2サブ積層フォトスペーサーは、P1R、P2Gが、この順に設けられた2層で構成され、c)第3サブ積層フォトスペーサーは、P1G、P2Bが、この順に設けられた2層で構成されていることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタにおいて、前記B)、2)a)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーは、第1軸方向に、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、メイン積層フォトスペーサー、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーの順に第1画素ピッチで繰り返し設けられ、
b)第1サブ積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素に隣接し、及び該赤色着色画素から第1軸方向に、3×第1画素ピッチ隣接して設けられた赤色着色画素の、第2軸方向の赤色着色画素に隣接して設けられ、
c)第2サブ積層フォトスペーサーは、第2軸方向の緑色着色画素に隣接して設けられており、
d)メイン積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素から第1軸方向に、2×第1画素ピッチ隣接して設けられた青色着色画素の、第2軸方向の青色着色画素に隣接して設けられ、
e)第3サブ積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素から第1軸方向に、5×第1画素ピッチ隣接して設けられた青色着色画素の、第2軸方向の青色着色画素に隣接して設けられており、
C)積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンは任意の形状であり、その大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表した際に、
1)メイン積層フォトスペーサーは、P1R、P2G、P3Bが、この順に設けられた3層で構成され、
2)a)第1サブ積層フォトスペーサーは、P1G、P2Bが、この順に設けられた2層で構成され、b)第2サブ積層フォトスペーサーは、P2R、P1Bが、この順に設けられた2層で構成され、c)第3サブ積層フォトスペーサーは、P1R、P2Gが、この順に設けられた2層で構成されていることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタにおいて、前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の緑色着色画素、第3色目の青色着色画素の色順が、第1色目の緑色着色画素、第2色目の青色着色画素、第3色目の赤色着色画素の色順であることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタにおいて、前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の緑色着色画素、第3色目の青色着色画素の色順が、第1色目の青色着色画素、第2色目の赤色着色画素、第3色目の緑色着色画素の色順であることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタにおいて、前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の緑色着色画素、第3色目の青色着色画素の色順が、第1色目の赤色着色画
素、第2色目の青色着色画素、第3色目の緑色着色画素の色順であることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタにおいて、前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の緑色着色画素、第3色目の青色着色画素の色順が、第1色目の緑色着色画素、第2色目の赤色着色画素、第3色目の青色着色画素の色順であることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタにおいて、前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の緑色着色画素、第3色目の青色着色画素の色順が、第1色目の青色着色画素、第2色目の緑色着色画素、第3色目の赤色着色画素の色順であることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の記載のカラーフィルタの製造方法であって、前記第3色目の着色画素及び当該色ドットパターンを形成する際に、第1色目用フォトマスクを用い、第1色目用フォトマスクを第1軸方向に、2×第1画素ピッチ移動させ、又は、前記第2色目の着色画素及び当該色ドットパターンを形成する際に、第1色目用フォトマスクを用い、第1色目用フォトマスクを第1軸方向に、1×第1画素ピッチ移動させて露光を行うことを特徴とするカラーフィルタの製造方法である。
また、本発明は、ガラス基板上に、少なくとも着色画素及び積層フォトスペーサーが設けられたカラーフィルタにおいて、
A)前記着色画素は、
1)第1色目の赤色着色画素と、第2色目の緑色着色画素と、第3色目の青色着色画素とで構成された、同一形状(形、大きさ)を有する着色画素であり、
2)ガラス基板上の第1軸と直交する第2軸との交点に赤色着色画素の中心が配されて、第1軸方向に赤色着色画素、青色着色画素、緑色着色画素の順に第1画素ピッチで繰り返し設けられ、第1軸と直交する第2軸方向に、同色の着色画素が第2画素ピッチで繰り返し設けられており、
B)前記積層フォトスペーサーは、
1)a)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーからなる、平面視ドット状の積層フォトスペーサーであり、
b)メイン積層フォトスペーサーは、第1色目の赤色ドットパターンと、第2色目の緑色ドットパターンと、第3色目の青色ドットパターンの3層で構成され、
c)サブ積層フォトスペーサーは、第1色目の赤色ドットパターンと、第2色目の緑色ドットパターンと、第3色目の青色ドットパターンのいずれか2色のドットパターンの2層で構成される、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーからなり、
2)a)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーは、第1軸方向に、メイン積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサー、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーの順に第1画素ピッチで繰り返し設けられ、
b)メイン積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素間に設けられ、
c)第1サブ積層フォトスペーサーは、該赤色着色画素から第1軸方向に、3×第1画素ピッチ隣接して設けられた赤色着色画素の、第2軸方向の赤色着色画素間に設けられ、
d)第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーは、各々第2軸方向の青色着色画素間、緑色着色画素間に設けられており、
C)積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンは任意の形状であり、その大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表した際に、
1)メイン積層フォトスペーサーは、P3R、P1G、P2Bが、この順に設けられた3層で構成され、
2)a)第1サブ積層フォトスペーサーは、P1G、P2Bが、この順に設けられた2層で構成され、b)第2サブ積層フォトスペーサーは、P1R、P2Gが、この順に設けられた2層で構成され、c)第3サブ積層フォトスペーサーは、P2R、P1Bが、この順に設けられた2層で構成されていることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタにおいて、前記C)積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンは任意の形状であり、その大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表した際に、
1)メイン積層フォトスペーサーは、P1R、P2G、P3Bが、この順に設けられた3層で構成され、
2)a)第1サブ積層フォトスペーサーは、P1R、P2Gが、この順に設けられた2層で構成され、b)第2サブ積層フォトスペーサーは、P2R、P1Bが、この順に設けられた2層で構成され、c)第3サブ積層フォトスペーサーは、P1G、P2Bが、この順に設けられた2層で構成されていることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタにおいて、前記B)、2)a)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーは、第1軸方向に、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、メイン積層フォトスペーサー、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーの順に第1画素ピッチで繰り返し設けられ、
b)第1サブ積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素間、及び該赤色着色画素から第1軸方向に、3×第1画素ピッチ隣接して設けられた赤色着色画素の、第2軸方向の赤色着色画素間に設けられ、
c)第2サブ積層フォトスペーサーは、第2軸方向の青色着色画素間に設けられ、
d)メイン積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素から第1軸方向に、2×第1画素ピッチ隣接して設けられた緑色着色画素の、第2軸方向の緑色着色画素間に設けられ、
e)第3サブ積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素から第1軸方向に、5×第1画素ピッチ隣接して設けられた緑色着色画素の、第2軸方向の緑色着色画素間に設けられており、
C)積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンは任意の形状であり、その大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表した際に、
1)メイン積層フォトスペーサーは、P2R、P1G、P3Bが、この順に設けられた3層で構成され、
2)a)第1サブ積層フォトスペーサーは、P1R、P2Bが、この順に設けられた2層で構成され、b)第2サブ積層フォトスペーサーは、P1G、P1Bが、この順に設けられた2層で構成され、c)第3サブ積層フォトスペーサーは、P2R、P1Gが、この順に設けられた2層で構成されていることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタにおいて、前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の青色着色画素、第3色目の緑色着色画素の色順が、第1色目の青色着色画素、第2色目の緑色着色画素、第3色目の赤色着色画素の色順であることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタにおいて、前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の青色着色画素、第3色目の緑色着色画素の色順が、第1色目の緑色着色画素、第2色目の赤色着色画素、第3色目の青色着色画素の色順であることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタにおいて、前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の青色着色画素、第3色目の緑色着色画素の色順が、第1色目の赤色着色画素、第2色目の青色着色画素、第3色目の緑色着色画素の色順であることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタにおいて、前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の青色着色画素、第3色目の緑色着色画素の色順が、第1色目の緑色着色画素、第2色目の赤色着色画素、第3色目の青色着色画素の色順であることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタにおいて、前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の青色着色画素、第3色目の緑色着色画素の色順が、第1色目の青色着色画素、第2色目の緑色着色画素、第3色目の赤色着色画素の色順であることを特徴とするカラーフィルタである。
また、本発明は、請求項12〜請求項19のいずれか1項に記載の記載のカラーフィルタの製造方法であって、前記第3色目の着色画素及び当該色ドットパターンを形成する際に、第2色目用フォトマスクを用い、第2色目用フォトマスクを第1軸方向に、2×第1画素ピッチ移動させ、又は、前記第2色目の着色画素及び当該色ドットパターンを形成する際に、第1色目用フォトマスクを用い、第1色目用フォトマスクを第1軸方向に、2×第1画素ピッチ移動させて露光を行うことを特徴とするカラーフィルタの製造方法である。
本発明は、A)着色画素は、第1色目の赤色着色画素と、第2色目の緑色着色画素と、第3色目の青色着色画素とで構成された同一形状の着色画素であり、第1軸と第2軸の交点に赤色着色画素が配され、第1軸方向に赤色着色画素、緑色着色画素、青色着色画素の順に3色の着色画素が繰り返し設けられ、第2軸方向に同色の着色画素が繰り返し設けられており、
B)積層フォトスペーサーは、1)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーからなるドット状であり、メイン積層フォトスペーサーは、ドットパターンの3層で構成され、c)サブ積層フォトスペーサーは、ドットパターンの2層で構成され、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーの3種からなり、
2)メイン積層フォトスペーサーはY0 線上に配され、第1軸方向にメイン積層フォトスペーサー、第2サブ、第3サブ、第1サブ、第2、第3サブ積層フォトスペーサーの順に繰り返し設けられ、
C)積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンの大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表した時、1)メイン積層フォトスペーサーの3層は、P1R、P3G、P2Bであり、2)第1サブ積層フォトスペーサーの2層は、P1R、P2Bであり、第2サブ積層フォトスペーサーの2層は、P2R、P1Gであり、第3サブ積層フォトスペーサーの2層は、P2G、P1Bであるカラーフィルタであるので、
赤色用フォトマスク、緑色用フォトマスク、青色用フォトマスク、計3枚のフォトマスクの内、青色用フォトマスクを赤色用フォトマスクで兼ねて製造することが可能な層構成のカラーフィルタとなる。
また、本発明は、上記カラーフィルタの製造において、第3色目の着色画素及び当該色ドットパターンを形成する際に、第1色目用フォトマスクを用い、第1色目用フォトマス
クを第1軸方向に、2×第1画素ピッチ移動させて露光を行うので、計3枚のフォトマスクの内、2枚のフォトマスクを1枚のフォトマスクで兼ねて製造することが可能なカラーフィルタの製造方法となる。
また、本発明は、A)着色画素は、第1色目の赤色着色画素と、第2色目の緑色着色画素と、第3色目の青色着色画素とで構成された同一形状の着色画素であり、第1軸と第2軸の交点に赤色着色画素が配され、第1軸方向に赤色着色画素、緑色着色画素、青色着色画素の順に3色の着色画素が繰り返し設けられ、第2軸方向に同色の着色画素が繰り返し設けられており、
B)積層フォトスペーサーは、1)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーからなるドット状であり、メイン積層フォトスペーサーは、ドットパターンの3層で構成され、c)サブ積層フォトスペーサーは、ドットパターンの2層で構成され、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーの3種からなり、
2)メイン積層フォトスペーサーはY0 線上に配され、第1軸方向にメイン積層フォトスペーサー、第2サブ、第3サブ、第1サブ、第2、第3サブ積層フォトスペーサーの順に繰り返し設けられ、
C)積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンの大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表した時、1)メイン積層フォトスペーサーの3層は、P3R、P1G、P2Bであり、2)第1サブ積層フォトスペーサーの2層は、P1G、P2Bであり、第2サブ積層フォトスペーサーの2層は、P1R、P2Gであり、第3サブ積層フォトスペーサーの2層は、P2R、P1Bであるカラーフィルタであるので、
赤色用フォトマスク、緑色用フォトマスク、青色用フォトマスク、計3枚のフォトマスクの内、青色用フォトマスクを緑色用フォトマスクで兼ねて製造することが可能な層構成のカラーフィルタとなる。
また、本発明は、上記カラーフィルタの製造において、第3色目の着色画素及び当該色ドットパターンを形成する際に、第2色目用フォトマスクを用い、第2色目用フォトマスクを第1軸方向に、1×第1画素ピッチ移動させて露光を行うので、計3枚のフォトマスクの内、2枚のフォトマスクを1枚のフォトマスクで兼ねて製造することが可能なカラーフィルタの製造方法となる。
以下に本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明によるカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。図1に示すように、着色画素は、赤色着色画素(42R)と、緑色着色画素(42G)と、青色着色画素(42B)とで構成されており、これらの着色画素は矩形で同一の大きさを有している。また、これらの着色画素は赤色着色画素(42R)、緑色着色画素(42G)、青色着色画素(42B)の順に形成されたものである。
ガラス基板上の第1軸(Y軸)と直交する第2軸(X軸)との交点に赤色着色画素の中心が配され、第1軸方向(Y軸方向)には、赤色着色画素(42R)、緑色着色画素(42G)、青色着色画素(42B)の順に、第1画素ピッチ〔(Pi −1)/3〕で繰り返し設けられている。また、第1軸と直交する第2軸方向(X軸方向)には、)、青色着色画素(42B)の順に、第1画素ピッチ〔(Pi −1)/3〕で繰り返し設けられている。また、第1軸と直交する第2軸方向(X軸方向)には、同色の着色画素、例えば、赤色着色画素(42R)と赤色着色画素(42R)が第2画素ピッチ(Pi −2)で繰り返し設けられている。
積層フォトスペーサーは、メイン積層フォトスペーサー(PS−M11)とサブ積層フォトスペーサーからなり、サブ積層フォトスペーサーは、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S11)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S12)、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S13)で構成されてる。メイン積層フォトスペーサー(PS−M11)と上記3種のサブ積層フォトスペーサーの計4種の積層フォトスペーサーの平面視形状はドット状である。
メイン積層フォトスペーサー(PS−M11)は、図1中、交点(O)を通るY0 線上、X軸方向の赤色着色画素(42R)に隣接して設けられ、また、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S11)は、該赤色着色画素(42R)からY軸方向に、3×第1画素ピッチ〔(3×(Pi −1)/3)=(Pi −1)〕隣接して設けられた赤色着色画素(42R)の、X軸方向の赤色着色画素(42Rに隣接して設けられている。
また、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S12)、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S13)は、各々X軸方向の緑色着色画素(42G)間、青色着色画素(42B)に隣接して設けられている。
メイン積層フォトスペーサー(PS−M11)とサブ積層フォトスペーサーは、Y軸方向に、メイン積層フォトスペーサー(PS−M11)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S12)、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S13)、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S11)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S12)、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S13)を順として第1画素ピッチ((Pi −1)/3)で、これら4種6個の積層フォトスペーサーを組とし、この組がY軸方向にピッチ〔2×(Pi −1))で繰り返し設けられている。
尚、着色画素は、上記のように、3色の着色画素を組とし、この組がY軸方向にピッチ(Pi−1)で繰り返し配設されている。
図1に示すカラーフィルタにおける着色画素及び積層フォトスペーサーの配列は、前記図16に示すカラーフィルタにおける着色画素及び積層フォトスペーサーの配列と同一である。しかし、積層フォトスペーサーの構成を異にしている。
図2は、図1に示す積層フォトスペーサーの断面を拡大し、その構成を説明する断面図である。図2(a)は、図1中、メイン積層フォトスペーサー(PS−M11)のY0 −Y0 線での断面図である。図2(a)に示すように、メイン積層フォトスペーサー(PS−M11)は、ガラス基板(40)上にブラックマトリックス(41)、赤色着色画素(42R)が順次に形成され、そのブラックマトリックス(41)上に形成されたものである。このメイン積層フォトスペーサー(PS−M11)は、第1色目の赤色ドットパターン(P1R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P3G)と、第3色目の青色ドットパターン(P2B)が積層された構成である。各色ドットパターン(P1R、P3G、P2B)は、各色着色画素(42R、42G、、42B)の形成と同時に形成されたものである。
このメイン積層フォトスペーサー(PS−M11)は、第3色目の青色ドットパターン(P2B)が、第2色目の緑色ドットパターン(P3G)を覆ように被装した積層フォトスペーサーである。
また、図2(b)は、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S11)のR−R線での断面図である。図2(b)に示すように、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S11)は、Y0 線上の赤色着色画素(42R)からY軸方向にピッチ(Pi−1)隣接して設けられた赤色着色画素(42R)のX軸方向の赤色着色画素(42R)に隣接して設けられている。この第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S11)は、第1色目の赤色ドットパターン(P1R)と、第3色目の青色ドットパターン(P2B)が積層された構成である。
この第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S11)は、赤色ドットパターン(P1R)上に、赤色ドットパターン(P1R)より小さな青色ドットパターン(P2B)が積重した積層フォトスペーサーである。
また、図2(c)は、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S12)のG−G線での断面図である。この第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S12)は、第1色目の赤色ドットパターン(P2R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P1G)が積層された構成である。この第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S12)は、第2色目の緑色ドットパターン(P1G)が、第1色目の赤色ドットパターン(P2R)を覆ように被装した積層フォトスペーサーである。
この緑色ドットパターン(P1G)は、緑色着色画素(42G)の形成と同時に形成されたものである。
また、図2(d)は、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S13)のB−B線での断面図である。この第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S13)は、第2色目の緑色ドットパターン(P2G)と、第3色目の青色ドットパターン(P1B)が積層された構成である。
この青色ドットパターン(P1B)は、青色着色画素(42B)の形成と同時に形成されたものである。
この第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S13)は、第3色目の青色ドットパターン(P1B)が、第2色目の緑色ドットパターン(P2G)を覆ように被装した積層フォトスペーサーである。
これら4種の積層フォトスペーサーの高さの関係は、メイン積層フォトスペーサー(PS−M11)>〔サブ積層フォトスペーサー〔(PS−S11)≒(PS−S12)≒(PS−S13)〕の関係にある。また、積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンの大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表している。例えば、上記符号(P1B)は3種の大きさ中、最大の大きさで、第3色目の青色を表している。
図1に示すカラーフィルタを作製するに際しては、赤色用フォトマスク(PM−R1)、緑色用フォトマスク(PM−G1)、青色用フォトマスク(PM−B1)、計3枚のフォトマスクを用いる。赤色用フォトマスク(PM−R1)は、このカラーフィルタの赤色パターン、すなわち、赤色着色画素(42R)と、メイン積層フォトスペーサー及びサブ積層フォトスペーサーを構成する赤色ドットパターン(P1R、P2R)の形成に用いる。
また、緑色用フォトマスク(PM−G1)は、このカラーフィルタの緑色パターン、すなわち、緑色着色画素(42G)と、メイン積層フォトスペーサー及びサブ積層フォトスペーサーを構成する緑色ドットパターン(P1G、P2G、P3G)の形成に用いる。また、青色用フォトマスク(PM−B1)は、このカラーフィルタの青色パターン、すなわち、青色着色画素(42B)と、メイン積層フォトスペーサー及びサブ積層フォトスペーサーを構成する緑色ドットパターン(P1B、P2B、P3B)の形成に用いる。
図3は、赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスク(PM−R1)の平面図である。図3に示すように、赤色用フォトマスク(PM−R1)には、ガラス基板上に形成する赤色着色画素(42R)に対応した赤色着色画素開口部(K−42R)と、赤色ドットパターン(P1R、P2R)の形成に対応した赤色ドットパターン開口部(K−P1R、K−P2R)が設けられている。
赤色パターンの形成は、この赤色用フォトマスク(PM−R1)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に赤色着色画素(42R)と赤色ドットパターン(P1R、P2R)を形成する。
図4は、上記により得られた、カラーフィルタを構成する赤色パターンの平面図である。図4に示すように、赤色着色画素(42R)と赤色ドットパターン(P1R、P2R)が図1及び図2に示す位置に形成されている。
図5(a)は、図4のY0 −Y0 線での断面図であり、形成途上のメイン積層フォトスペーサー(PS−M11)の断面を示すものである。図5(a)に示すように、赤色着色画素(42R)間にはメイン積層フォトスペーサー(PS−M11)の赤色ドットパターン(P1R)が形成されている。
また、図5(b)は、図4のR−R線での断面図である。図5(b)に示すように、赤色着色画素(42R)間には第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S11)の赤色ドットパターン(P1R)が形成されている。
また、図5(c)に示すように、緑色着色画素(42G)間には第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S12)の赤色ドットパターン(P2R)が形成されている。
図6は、緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスク(PM−G1)の平面図である。図6に示すように、緑色用フォトマスク(PM−G1)には、ガラス基板上に形成する緑色着色画素(42G)に対応した緑色着色画素開口部(K−42G)と、緑色ドットパターン(P1G、P2G、P3G)の形成に対応した緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G、K−P3G)が設けられている。
緑色パターンの形成は、図4に示す赤色パターンが形成されたガラス基板のY0
、X0 に、図6に示す緑色用フォトマスク(PM−G1)のY0 、X0 を重ね合わせ、緑色用フォトマスク(PM−G1)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に緑色着色画素(42G)と緑色ドットパターン(P1G、P2G、P3G)を形成する。
図7は、上記により得られた、カラーフィルタを構成する緑色パターンの平面図である。図7に示すように、緑色着色画素(42G)と緑色ドットパターン(P1G、P2G、P3G)が図1及び図2に示す位置に形成されている。
図8(a)は、図7のY0 −Y0 線での断面図であり、形成途上のメイン積層フォトスペーサー(PS−M11)の断面を示すものである。図8(a)に示すように、赤色着色画素(42R)間にはメイン積層フォトスペーサー(PS−M11)の緑色ドットパターン(P3G)が形成されている。
また、図8(b)は、図7のR−R線での断面図である。図8(b)に示すように、赤色着色画素(42R)間には緑色ドットパターンは形成されていない。
また、図8(c)は、(Y0 −G)−(Y0 −G)線での断面図であり、緑色着色画素(42G)間には第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S12)の緑色ドットパターン(P1G)が形成されている。また、図8(d)は、B−B線での断面図であり、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S13)の緑色ドットパターン(P2G)が形成されている。
さて、図9は、青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスク(PM−B1)の平面図である。図9に示すように、青色用フォトマスク(PM−B1)には、ガラス基板上に形成する青色着色画素(42B)に対応した青色着色画素開口部(K−42B)と、青色ドットパターン(P1B、P2B)の形成に対応した青色ドットパターン開口部(K−P1B、K−P2B)が設けられている。
ここで、図9に示す青色用フォトマスク(PM−B1)と、図3に示す赤色用フォトマスク(PM−R1)を比較してみると、青色着色画素開口部(K−42B)及び青色ドットパターン開口部(K−P1B、K−P2B)の配列と、赤色着色画素開口部(K−42R)及び赤色ドットパターン開口部(K−P1R、K−P2R)の配列は同一である。赤色用フォトマスク(PM−R1)をY軸方向へピッチ(Pi−1)2/3移動させると、これら開口部は一致する。
すなわち、本発明によるカラーフィルタの層構成によれば、青色用フォトマスク(PM−B1)に代わり、赤色用フォトマスク(PM−R1)をY軸プラス方向へピッチ(Pi−1)2/3移動させることによって、或いは、Y軸マイナス方向へピッチ(Pi−1)/3移動させることによって、青色用フォトマスク(PM−B1)として機能させることが可能となる。
青色パターンの形成は、図7に示す緑色パターンが形成されたガラス基板のY0 、X0 に対して、前記図3に示す赤色用フォトマスク(PM−R1)のY0 、X0 を、図1に示す(Y0 −B)、X0 に、ピッチ(Pi−1)2/3移動させて重ね合わせ、赤色用フォトマスク(PM−R1)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に青色着色画素(42B)と青色ドットパターン(P1B、P2B)を形成する。
上記により、図10及び図11に示すように、前記図1に例示する、着色画素と積層フォトスペーサーを設けたカラーフィルタを作製する。
尚、上部パターン(P4)は、配向制御突起の形成と同時に形成するものであり、その説明は省略する。
上述のように、従来は、3色の着色画素と、メイン積層フォトスペーサー及びサブ積層フォトスペーサーが、図16に示すように配設されたカラーフィルタを製造する際には、赤色用フォトマスク(PM−R)、緑色用フォトマスク(PM−G)、青色用フォトマスク(PM−B)、計3枚のフォトマスクを用いていたが、本発明によるカラーフィルタの層構成によれば、赤色用フォトマスク(PM−R1)を青色用フォトマスク(PM−B1)と兼ねて用い、計2枚のフォトマスクを用いた製造が可能となる。
つまり、従来は、予備版を含め合計6枚のフォトマスクが4枚に削減されたものとなる。
上述する説明は、第1色目に赤色着色画素、第2色目に緑色着色画素、第3色目に青色着色画素を形成する場合であるが、この着色画素を形成する色順は、特に制約されるものではなく、第1色目に緑色着色画素、第2色目に青色着色画素、第3色目に赤色着色画素の色順で形成してもよく、或いは、第1色目に青色着色画素、第2色目に赤色着色画素、第3色目に緑色着色画素の色順で形成してもよい。得られる効果は、全て同様のものである。
尚、前記図14に示す、ガラス基板の周縁部などの領域(B)に設けられているダミーフォトスペーサーに相当するダミー積層フォトスペーサーは、上記積層フォトスペーサーと同様にして設けられるが、その説明は省略する。
図27は、請求項2に係わるカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。図27に示すカラーフィルタの着色画素及び積層フォトスペーサーは、図1に示すカラーフィルタにおける3色からなる着色画素の構成、及びその配列と同一である。また、4種6個からなる積層フォトスペーサーの構成、及びその配列と同一である。
しかし、図27に示すカラーフィルタにおいては、積層フォトスペーサーを構成するメイン積層フォトスペーサー(PS−M21)、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S21)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S22)、及び第3サブ積層フォトスペ
ーサー(PS−S23)の各々の積層の積層状態が、図1に示す積層フォトスペーサーの積層状態とは異なったものである。
この図27に示すカラーフィルタの積層によれば、第1色目用フォトマスクを第2色目用フォトマスクと兼ねて用いることができ、図1に示すカラーフィルタの場合と同様に、従来は、予備版を含め合計6枚のフォトマスクが4枚に削減されたものとなる。
図28は、図27に示す積層フォトスペーサーの断面を拡大し、その構成を説明する断面図である。図28(a)は、図27中、メイン積層フォトスペーサー(PS−M21)のY0 −Y0 線での断面図である。図28(a)に示すように、メイン積層フォトスペーサー(PS−M21)は、ガラス基板(40)上にブラックマトリックス(41)、赤色着色画素(42R)が順次に形成され、そのブラックマトリックス(41)上に形成されたものである。このメイン積層フォトスペーサー(PS−M21)は、第1色目の赤色ドットパターン(P2R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P1G)と、第3色目の青色ドットパターン(P3B)が積層された構成である。
このメイン積層フォトスペーサー(PS−M21)は、第2色目の緑色ドットパターン(P1G)が、第1色目の赤色ドットパターン(P2R)を覆ように被装した積層フォトスペーサーである。
また、図28(b)は、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S21)のR−R線での断面図である。図28(b)に示すように、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S21)は、Y0 線上の赤色着色画素(42R)からY軸方向にピッチ(Pi−1)隣接して設けられた赤色着色画素(42R)のX軸方向の赤色着色画素(42R)に隣接して設けられている。この第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S21)は、第1色目の赤色ドットパターン(P2R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P1G)が積層された構成である。
この第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S21)は、第2色目の緑色ドットパターン(P1G)が、第1色目の赤色ドットパターン(P2R)を覆ように被装した積層フォトスペーサーである。
また、図28(c)は、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S22)のG−G線での断面図である。この第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S22)は、第2色目の緑色ドットパターン(P2G)と、第3色目の青色ドットパターン(P1B)が積層された構成である。また、図28(d)は、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S23)のB−B線での断面図である。この第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S23)は、第1色目の赤色ドットパターン(P1R)と、第3色目の青色ドットパターン(P2B)が積層された構成である。
上記各色ドットパターンは、各色着色画素(42R、42G、、42B)の形成と同時に形成されたものである。
図29は、赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスク(PM−R2)の平面図である。図29に示すように、赤色用フォトマスク(PM−R2)には、ガラス基板上に形成する赤色着色画素(42R)に対応した赤色着色画素開口部(K−42R)と、赤色ドットパターン(P1R、P2R)の形成に対応した赤色ドットパターン開口部(K−P1R、K−P2R)が設けられている。
赤色パターンの形成は、この赤色用フォトマスク(PM−R2)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に赤色着色画素(42R)と赤色ドットパターン(P1R、P2R)を形成する。
図30は、緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスク(PM−G2)の平面図である。図30に示すように、緑色用フォトマスク(PM−G2)には、ガラス基板上に形
成する緑色着色画素(42G)に対応した緑色着色画素開口部(K−42G)と、緑色ドットパターン(P1G、P2G)の形成に対応した緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G)が設けられている。
緑色パターンの形成は、赤色パターンが形成されたガラス基板のY0 、X0 に、図30に示す緑色用フォトマスク(PM−G2)のY0 、X0 を重ね合わせ、緑色用フォトマスク(PM−G2)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に緑色着色画素(42G)と緑色ドットパターン(P1G、P2G)を形成する。
図31は、青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスク(PM−B2)の平面図である。図31に示すように、青色用フォトマスク(PM−B2)には、ガラス基板上に形成する青色着色画素(42B)に対応した青色着色画素開口部(K−42B)と、青色ドットパターン(P1B、P2B、P3B)の形成に対応した青色ドットパターン開口部(K−P1B、K−P2B、K−P3B)が設けられている。
青色パターンの形成は、赤色及び緑色パターンが形成されたガラス基板のY0
、X0 に、図31に示す青色用フォトマスク(PM−B2)のY0 、X0 を重ね合わせ、青色用フォトマスク(PM−B2)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に青色着色画素(42B)と青色ドットパターン(P1B、P2B、P3B)を形成する。
上記により、図27に例示する、着色画素と積層フォトスペーサーを設けたカラーフィルタを作製する。
ここで、図30に示す緑色用フォトマスク(PM−G2)と、図29に示す赤色用フォトマスク(PM−R2)を比較してみると、緑色着色画素開口部(K−42G)及び緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G)の配列と、赤色着色画素開口部(K−42R)及び赤色ドットパターン開口部(K−P1R、K−P2R)の配列は同一である。赤色用フォトマスク(PM−R2)をY軸方向へピッチ(Pi−1)/3移動させると、これら開口部は一致する。
すなわち、請求項2に係わるカラーフィルタの層構成によれば、緑色用フォトマスク(PM−G2)に代わり、赤色用フォトマスク(PM−R2)をY軸プラス方向へピッチ(Pi−1)/3移動させることによって、或いは、Y軸マイナス方向へピッチ(Pi−1)2/3移動させることによって、緑色用フォトマスク(PM−G2)として機能させることが可能となる。
上述のように、請求項2に係わるカラーフィルタの層構成によれば、赤色用フォトマスク(PM−R2)を緑色用フォトマスク(PM−G2)と兼ねて用い、計2枚のフォトマスクを用いたカラーフィルタの製造が可能となる。つまり、従来は、予備版を含め合計6枚のフォトマスクが4枚に削減されたものとなる。
図32は、請求項3に係わるカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。図32に示すカラーフィルタの着色画素及び積層フォトスペーサーは、図1に示すカラーフィルタにおける3色からなる着色画素の構成、及びその配列と同一である。また、4種6個からなる積層フォトスペーサーの構成は同一であるが、その配列は異なる。
図32に示すカラーフィルタにては、前記交点(O)を通るY0 −Y0 線上に第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S31)を配し、第1軸方向に、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S31)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S32)、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S33)、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S31)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S32)、メイン積層フォトスペーサー(PS−M31)の順に、第1画素ピッチ((Pi−1)/3)で繰り返し設けられている。
また、図32に示すカラーフィルタにては、積層フォトスペーサーを構成するメイン積層フォトスペーサー(PS−M31)、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S31)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S32)、及び第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S33)の各々の積層の積層状態が、図1に示す積層フォトスペーサーの積層状態とは異なったものである。
この図32に示すカラーフィルタの積層によれば、第1色目用フォトマスクを第2色目用フォトマスクと兼ねて用いることができる。
図33は、図32に示す積層フォトスペーサーの断面を拡大し、その構成を説明する断面図である。図33(a)は、図32中、メイン積層フォトスペーサー(PS−M31)のM−M線での断面図である。図33(a)に示すように、メイン積層フォトスペーサー(PS−M31)は、ガラス基板(40)上にブラックマトリックス(41)、青色着色画素(42B)が順次に形成され、そのブラックマトリックス(41)上に形成されたものである。このメイン積層フォトスペーサー(PS−M31)は、第1色目の赤色ドットパターン(P2R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P1G)と、第3色目の青色ドットパターン(P3B)が積層された構成である。
また、図33(b)は、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S31)のY0 −Y0 線での断面図である。図33(b)に示すように、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S31)は、Y0 −Y0 線上の赤色着色画素(42R)のX軸方向の赤色着色画素(42R)に隣接して設けられている。この第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S31)は、第2色目の緑色ドットパターン(P2G)と、第3色目の青色ドットパターン(P1B)が積層された構成である。
また、図33(c)は、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S32)のG−G線での断面図である。この第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S32)は、第1色目の赤色ドットパターン(P1R)と、第3色目の青色ドットパターン(P2B)が積層された構成である。また、図33(d)は、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S33)のB−B線での断面図である。この第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S33)は、第1色目の赤色ドットパターン(P2R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P1G)が積層された構成である。
上記各色ドットパターンは、各色着色画素(42R、42G、、42B)の形成と同時に形成されたものである。
図34は、赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスク(PM−R3)の平面図である。図34に示すように、赤色用フォトマスク(PM−R3)には、ガラス基板上に形成する赤色着色画素(42R)に対応した赤色着色画素開口部(K−42R)と、赤色ドットパターン(P1R、P2R)の形成に対応した赤色ドットパターン開口部(K−P1R、K−P2R)が設けられている。
赤色パターンの形成は、この赤色用フォトマスク(PM−R3)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に赤色着色画素(42R)と赤色ドットパターン(P1R、P2R)を形成する。
図35は、緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスク(PM−G3)の平面図である。図35に示すように、緑色用フォトマスク(PM−G3)には、ガラス基板上に形成する緑色着色画素(42G)に対応した緑色着色画素開口部(K−42G)と、緑色ドットパターン(P1G、P2G)の形成に対応した緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G)が設けられている。
緑色パターンの形成は、赤色パターンが形成されたガラス基板のY0 、X0 に、図35に示す緑色用フォトマスク(PM−G3)のY0 、X0 を重ね合わせ、緑色用フォトマ
スク(PM−G3)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に緑色着色画素(42G)と緑色ドットパターン(P1G、P2G)を形成する。
図36は、青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスク(PM−B3)の平面図である。図36に示すように、青色用フォトマスク(PM−B3)には、ガラス基板上に形成する青色着色画素(42B)に対応した青色着色画素開口部(K−42B)と、青色ドットパターン(P1B、P2B、P3B)の形成に対応した青色ドットパターン開口部(K−P1B、K−P2B、K−P3B)が設けられている。
青色パターンの形成は、赤色及び緑色パターンが形成されたガラス基板のY0
、X0 に、図36に示す青色用フォトマスク(PM−B3)のY0 、X0 を重ね合わせ、青色用フォトマスク(PM−B3)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に青色着色画素(42B)と青色ドットパターン(P1B、P2B、P3B)を形成する。
上記により、図32に例示する、着色画素と積層フォトスペーサーを設けたカラーフィルタを作製する。
ここで、図35に示す緑色用フォトマスク(PM−G3)と、図34に示す赤色用フォトマスク(PM−R3)を比較してみると、緑色着色画素開口部(K−42G)及び緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G)の配列と、赤色着色画素開口部(K−42R)及び赤色ドットパターン開口部(K−P1R、K−P2R)の配列は同一である。赤色用フォトマスク(PM−R3)をY軸方向へピッチ(Pi−1)/3移動させると、これら開口部は一致する。
すなわち、請求項3に係わるカラーフィルタの層構成によれば、緑色用フォトマスク(PM−G3)に代わり、赤色用フォトマスク(PM−R3)をY軸プラス方向へピッチ(Pi−1)/3移動させることによって、或いは、Y軸マイナス方向へピッチ(Pi−1)2/3移動させることによって、緑色用フォトマスク(PM−G3)として機能させることが可能となる。
上述のように、請求項3に係わるカラーフィルタの層構成によれば、赤色用フォトマスク(PM−R3)を緑色用フォトマスク(PM−G3)と兼ねて用い、計2枚のフォトマスクを用いたカラーフィルタの製造が可能となる。
図37は、請求項4に係わるカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。図37に示すカラーフィルタの着色画素及び積層フォトスペーサーは、図1に示すカラーフィルタにおける3色からなる着色画素の構成、及びその配列と同一である。また、4種6個からなる積層フォトスペーサーの構成は同一であるが、その配列は異なる。
図37に示すカラーフィルタにては、前記交点(O)を通るY0 −Y0 線上に第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S41)を配し、第1軸方向に、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S41)、メイン積層フォトスペーサー(PS−M41)、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S43)、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S41)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S42)、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S43)の順に、第1画素ピッチ((Pi−1)/3)で繰り返し設けられている。
また、図37に示すカラーフィルタにては、各々の積層フォトスペーサーの積層の積層状態が、図1に示す積層フォトスペーサーの積層状態とは異なったものである。この図37に示すカラーフィルタの積層によれば、第1色目用フォトマスクを第2色目用フォトマスクと兼ねて用いることができる。
図38は、図37に示す積層フォトスペーサーの断面を拡大し、その構成を説明する断
面図である。図38(a)は、図37中、メイン積層フォトスペーサー(PS−M41)のM−M線での断面図である。図38(a)に示すように、このメイン積層フォトスペーサー(PS−M41)は、第1色目の赤色ドットパターン(P1R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P2G)と、第3色目の青色ドットパターン(P3B)が積層された構成である。
また、図38(b)は、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S41)のY0−Y0 線での断面図である。図38(b)に示すように、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S41)は、第1色目の赤色ドットパターン(P2R)と、第3色目の青色ドットパターン(P3B)が積層された構成である。
また、図38(c)は、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S42)のG−G線での断面図である。この第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S42)は、第1色目の赤色ドットパターン(P1R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P2G)が積層された構成である。また、図38(d)は、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S43)のB−B線での断面図である。この第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S43)は、第2色目の緑色ドットパターン(P1G)と、第3色目の青色ドットパターン(P2B)が積層された構成である。
図39は、赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスク(PM−R4)の平面図である。図39に示すように、赤色用フォトマスク(PM−R4)には、ガラス基板上に形成する赤色着色画素(42R)に対応した赤色着色画素開口部(K−42R)と、赤色ドットパターン(P1R、P2R)の形成に対応した赤色ドットパターン開口部(K−P1R、K−P2R)が設けられている。
図40は、緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスク(PM−G4)の平面図である。図40に示すように、緑色用フォトマスク(PM−G4)には、ガラス基板上に形成する緑色着色画素(42G)に対応した緑色着色画素開口部(K−42G)と、緑色ドットパターン(P1G、P2G)の形成に対応した緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G)が設けられている。
図41は、青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスク(PM−B4)の平面図である。図41に示すように、青色用フォトマスク(PM−B4)には、ガラス基板上に形成する青色着色画素(42B)に対応した青色着色画素開口部(K−42B)と、青色ドットパターン(P1B、P2B、P3B)の形成に対応した青色ドットパターン開口部(K−P1B、K−P2B、K−P3B)が設けられている。
ここで、図40に示す緑色用フォトマスク(PM−G4)と、図39に示す赤色用フォトマスク(PM−R4)を比較してみると、緑色着色画素開口部(K−42G)及び緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G)の配列と、赤色着色画素開口部(K−42R)及び赤色ドットパターン開口部(K−P1R、K−P2R)の配列は同一である。赤色用フォトマスク(PM−R4)をY軸方向へピッチ(Pi−1)/3移動させると、これら開口部は一致する。
すなわち、請求項4に係わるカラーフィルタの層構成によれば、緑色用フォトマスク(PM−G4)に代わり、赤色用フォトマスク(PM−R4)をY軸プラス方向へピッチ(Pi−1)/3移動させることによって緑色用フォトマスク(PM−G4)として機能させることが可能となる。
上述のように、請求項4に係わるカラーフィルタの層構成によれば、赤色用フォトマスク(PM−R4)を緑色用フォトマスク(PM−G4)と兼ねて用い、計2枚のフォトマスクを用いたカラーフィルタの製造が可能となる。
図42は、請求項5に係わるカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。図42に示すカラーフィルタの着色画素及び積層フォトスペーサーは、図1に示すカラーフィルタにおける3色からなる着色画素の構成、及びその配列と同一である。また、4種6個からなる積層フォトスペーサーの構成は同一であるが、その配列は異なる。
図42に示すカラーフィルタにては、前記交点(O)を通るY0−Y0 線上に第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S51)を配し、第1軸方向に、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S51)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S52)、メイン積層フォトスペーサー(PS−M51)、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S51)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S52)、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S53)の順に、第1画素ピッチ((Pi−1)/3)で繰り返し設けられている。
また、図42に示すカラーフィルタにては、各々の積層フォトスペーサーの積層の積層状態が、図1に示す積層フォトスペーサーの積層状態とは異なったものである。この図42に示すカラーフィルタの積層によれば、第1色目用フォトマスクを第2色目用フォトマスクと兼ねて用いることができる。
図43は、図42に示す積層フォトスペーサーの断面を拡大し、その構成を説明する断面図である。図43(a)は、図42中、メイン積層フォトスペーサー(PS−M51)のM−M線での断面図である。図43(a)に示すように、このメイン積層フォトスペーサー(PS−M51)は、第1色目の赤色ドットパターン(P1R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P2G)と、第3色目の青色ドットパターン(P3B)が積層された構成である。
また、図43(b)は、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S51)のY0−Y0 線での断面図である。図43(b)に示すように、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S51)は、第2色目の緑色ドットパターン(P1G)と、第3色目の青色ドットパターン(P2B)が積層された構成である。
また、図43(c)は、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S52)のG−G線での断面図である。この第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S52)は、第1色目の赤色ドットパターン(P2R)と、第3色目の青色ドットパターン(P1B)が積層された構成である。また、図43(d)は、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S53)のB−B線での断面図である。この第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S53)は、第1色目の赤色ドットパターン(P1R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P2G)が積層された構成である。
図44は、赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスク(PM−R5)の平面図である。図44に示すように、赤色用フォトマスク(PM−R5)には、ガラス基板上に形成する赤色着色画素(42R)に対応した赤色着色画素開口部(K−42R)と、赤色ドットパターン(P1R、P2R)の形成に対応した赤色ドットパターン開口部(K−P1R、K−P2R)が設けられている。
図45は、緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスク(PM−G5)の平面図である。図45に示すように、緑色用フォトマスク(PM−G5)には、ガラス基板上に形成する緑色着色画素(42G)に対応した緑色着色画素開口部(K−42G)と、緑色ドットパターン(P1G、P2G)の形成に対応した緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G)が設けられている。
図46は、青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスク(PM−B5)の平面図で
ある。図46に示すように、青色用フォトマスク(PM−B5)には、ガラス基板上に形成する青色着色画素(42B)に対応した青色着色画素開口部(K−42B)と、青色ドットパターン(P1B、P2B、P3B)の形成に対応した青色ドットパターン開口部(K−P1B、K−P2B、K−P3B)が設けられている。
ここで、図45に示す緑色用フォトマスク(PM−G5)と、図44に示す赤色用フォトマスク(PM−R5)を比較してみると、緑色着色画素開口部(K−42G)及び緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G)の配列と、赤色着色画素開口部(K−42R)及び赤色ドットパターン開口部(K−P1R、K−P2R)の配列は同一である。赤色用フォトマスク(PM−R5)をY軸方向へピッチ(Pi−1)/3移動させると、これら開口部は一致する。
すなわち、請求項5に係わるカラーフィルタの層構成によれば、緑色用フォトマスク(PM−G5)に代わり、赤色用フォトマスク(PM−R5)をY軸プラス方向へピッチ(Pi−1)/3移動させることによって緑色用フォトマスク(PM−G5)として機能させることが可能となる。
上述のように、請求項5に係わるカラーフィルタの層構成によれば、赤色用フォトマスク(PM−R5)を緑色用フォトマスク(PM−G5)と兼ねて用い、計2枚のフォトマスクを用いたカラーフィルタの製造が可能となる。
図47は、請求項9に係わるカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。図47に示すように、着色画素は、赤色着色画素(42R)と、緑色着色画素(42G)と、青色着色画素(42B)とで構成されており、これらの着色画素は矩形で同一の大きさを有している。また、これらの着色画素は赤色着色画素(42R)、緑色着色画素(42G)、青色着色画素(42B)の順に形成されたものである。
ガラス基板上の第1軸(Y軸)と直交する第2軸(X軸)との交点に赤色着色画素の中心が配され、第1軸方向(Y軸方向)には、赤色着色画素(42R)、青色着色画素(42B)、緑色着色画素(42G)の順に、第1画素ピッチ〔(Pi−1)/3〕で繰り返し設けられている。また、第1軸と直交する第2軸方向(X軸方向)には、同色の着色画素、例えば、赤色着色画素(42R)と赤色着色画素(42R)が第2画素ピッチ(Pi −2)で繰り返し設けられている。
積層フォトスペーサーは、メイン積層フォトスペーサー(PS−M61)とサブ積層フォトスペーサーからなり、サブ積層フォトスペーサーは、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S61)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S62)、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S63)で構成されてる。メイン積層フォトスペーサー(PS−M61)と上記3種のサブ積層フォトスペーサーの計4種の積層フォトスペーサーの平面視形状はドット状であり、同一の大きさを有している。
メイン積層フォトスペーサー(PS−M61)は、図47中、交点(O)を通るY0線上、X軸方向の赤色着色画素(42R)間に設けられ、また、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S61)は、該赤色着色画素(42R)からY軸方向に、3×第1画素ピッチ〔(3×(Pi−1)/3)=(Pi−1)〕隣接して設けられた赤色着色画素(42R)の、X軸方向の赤色着色画素(42R)間に設けられている。
また、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S62)、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S63)は、各々X軸方向の青色着色画素(42B)間、緑色着色画素(42G)間に設けられている。
メイン積層フォトスペーサー(PS−M61)とサブ積層フォトスペーサーは、Y軸方
向に、メイン積層フォトスペーサー(PS−M61)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S62)、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S63)、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S61)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S62)、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S63)を順として第1画素ピッチ((Pi−1)/3)で、これら4種6個の積層フォトスペーサーを組とし、この組がY軸方向にピッチ〔2×(Pi−1))で繰り返し設けられている。尚、着色画素は、上記のように、3色の着色画素を組とし、この組がY軸方向にピッチ(Pi−1)で繰り返し配設されている。
図48は、図47に示す積層フォトスペーサーの断面を拡大し、その構成を説明する断面図である。図48(a)は、図47中、メイン積層フォトスペーサー(PS−M61)のY0 −Y0 線での断面図である。図48(a)に示すように、メイン積層フォトスペーサー(PS−M61)は、ガラス基板(40)上にブラックマトリックス(41)、赤色着色画素(42R)が順次に形成され、そのブラックマトリックス(41)上に形成されたものである。このメイン積層フォトスペーサー(PS−M61)は、第1色目の赤色ドットパターン(P3R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P1G)と、第3色目の青色ドットパターン(P2B)が積層された構成である。各色ドットパターン(P3R、P1G、P2B)は、各色着色画素(42R、42G、、42B)の形成と同時に形成されたものである。
また、図48(b)は、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S61)のR−R線での断面図である。図48(b)に示すように、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S61)は、Y0 線上の赤色着色画素(42R)からY軸方向にピッチ(Pi−1)隣接して設けられた赤色着色画素(42R)のX軸方向の赤色着色画素(42R)間に設けられている。この第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S61)は、第2色目の緑色ドットパターン(P1G)と、第3色目の青色ドットパターン(P2B)が積層された構成である。
この第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S61)は、緑色ドットパターン(P1G)上に、緑色ドットパターン(P1G)より小さな青色ドットパターン(P2B)が積重した積層フォトスペーサーである。
また、図48(c)は、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S62)のB−B線での断面図である。この第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S62)は、第1色目の赤色ドットパターン(P1R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P2G)が積層された構成である。この緑色ドットパターン(P2G)は、緑色着色画素(42G)の形成と同時に形成されたものである。
また、図48(d)は、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S63)のG−G線での断面図である。この第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S63)は、第1色目の赤色ドットパターン(P2R)と、第3色目の青色ドットパターン(P1B)が積層された構成である。
この青色ドットパターン(P1B)は、青色着色画素(42B)の形成と同時に形成されたものである。この第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S63)は、第3色目の青色ドットパターン(P1B)が、第1色目の赤色ドットパターン(P2R)を覆ように被装した積層フォトスペーサーである。
図49は、赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスク(PM−R6)の平面図である。図49に示すように、赤色用フォトマスク(PM−R6)には、ガラス基板上に形成する赤色着色画素(42R)に対応した赤色着色画素開口部(K−42R)と、赤色ドットパターン(P1R、P2R、P3R)の形成に対応した赤色ドットパターン開口部(K−P1R、K−P2R、K−P3R)が設けられている。
赤色パターンの形成は、この赤色用フォトマスク(PM−R6)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に赤色着色画素(42R)と赤色ドットパターン(P1R、P2R、P3R)を形成する。
図50は、緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスク(PM−G6)の平面図である。図50に示すように、緑色用フォトマスク(PM−G6)には、ガラス基板上に形成する緑色着色画素(42G)に対応した緑色着色画素開口部(K−42G)と、緑色ドットパターン(P1G、P2G)の形成に対応した緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G)が設けられている。
緑色パターンの形成は、赤色パターンが形成されたガラス基板のY0 、X0 に、図50に示す緑色用フォトマスク(PM−G6)のY0 、X0 を重ね合わせ、緑色用フォトマスク(PM−G6)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に緑色着色画素(42G)と緑色ドットパターン(P1G、P2G)を形成する。
さて、図51は、青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスク(PM−B6)の平面図である。図51に示すように、青色用フォトマスク(PM−B6)には、ガラス基板上に形成する青色着色画素(42B)に対応した青色着色画素開口部(K−42B)と、青色ドットパターン(P1B、P2B)の形成に対応した青色ドットパターン開口部(K−P1B、K−P2B)が設けられている。
ここで、図51に示す青色用フォトマスク(PM−B6)と、図50に示す緑色用フォトマスク(PM−G6)を比較してみると、青色着色画素開口部(K−42B)及び青色ドットパターン開口部(K−P1B、K−P2B)の配列と、緑色着色画素開口部(K−42G)及び緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G)の配列は同一である。緑色用フォトマスク(PM−G6)をY軸方向へピッチ(Pi−1)2/3移動させると、これら開口部は一致する。
すなわち、本発明によるカラーフィルタの層構成によれば、青色用フォトマスク(PM−B6)に代わり、緑色用フォトマスク(PM−R6)をY軸プラス方向へピッチ(Pi−1)2/3移動させることによって、或いは、Y軸マイナス方向へピッチ(Pi−1)/3移動させることによって、青色用フォトマスク(PM−B6)として機能させることが可能となる。
上記により、図47に例示する、着色画素と積層フォトスペーサーを設けたカラーフィルタを作製する。
請求項9に係わるカラーフィルタの層構成によれば、緑色用フォトマスク(PM−G6)を青色用フォトマスク(PM−B6)と兼ねて用い、計2枚のフォトマスクを用いた製造が可能となる。つまり、従来は、予備版を含め合計6枚のフォトマスクが4枚に削減されたものとなる。
図52は、請求項13に係わるカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。図52に示すカラーフィルタの着色画素及び積層フォトスペーサーは、図47に示すカラーフィルタにおける3色からなる着色画素の構成、及びその配列と同一である。また、4種6個からなる積層フォトスペーサーの構成、及びその配列と同一である。
しかし、図52に示すカラーフィルタにおいては、積層フォトスペーサーを構成するメイン積層フォトスペーサー(PS−M71)、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S71)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S72)、及び第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S73)の各々の積層の積層状態が、図47に示す積層フォトスペーサーの積層状態とは異なったものである。
この図52に示すカラーフィルタの積層によれば、第1色目用フォトマスクを第2色目用
フォトマスクと兼ねて用いることができ、図47に示すカラーフィルタの場合と同様に、従来は、予備版を含め合計6枚のフォトマスクが4枚に削減されたものとなる。
図53は、図52に示す積層フォトスペーサーの断面を拡大し、その構成を説明する断面図である。図53(a)は、図52中、メイン積層フォトスペーサー(PS−M71)のY0 −Y0 線での断面図である。図53(a)に示すように、メイン積層フォトスペーサー(PS−M71)は、ガラス基板(40)上にブラックマトリックス(41)、赤色着色画素(42R)が順次に形成され、そのブラックマトリックス(41)上に形成されたものである。このメイン積層フォトスペーサー(PS−M71)は、第1色目の赤色ドットパターン(P1R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P2G)と、第3色目の青色ドットパターン(P3B)が積層された構成である。
また、図53(b)は、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S71)のR−R線での断面図である。図53(b)に示すように、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S71)は、Y0 線上の赤色着色画素(42R)からY軸方向にピッチ(Pi−1)隣接して設けられた赤色着色画素(42R)のX軸方向の赤色着色画素(42R)間に設けられている。この第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S71)は、第1色目の赤色ドットパターン(P1R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P2G)が積層された構成である。
また、図53(c)は、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S72)のB−B線での断面図である。この第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S72)は、第1色目の赤色ドットパターン(P2R)と、第3色目の青色ドットパターン(P1B)が積層された構成である。また、図53(d)は、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S73)のG−G線での断面図である。この第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S73)は、第2色目の緑色ドットパターン(P1G)と、第3色目の青色ドットパターン(P2B)が積層された構成である。
図54は、赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスク(PM−R7)の平面図である。図54に示すように、赤色用フォトマスク(PM−R7)には、ガラス基板上に形成する赤色着色画素(42R)に対応した赤色着色画素開口部(K−42R)と、赤色ドットパターン(P1R、P2R)の形成に対応した赤色ドットパターン開口部(K−P1R、K−P2R)が設けられている。
赤色パターンの形成は、この赤色用フォトマスク(PM−R2)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に赤色着色画素(42R)と赤色ドットパターン(P1R、P2R)を形成する。
図55は、緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスク(PM−G7)の平面図である。図55に示すように、緑色用フォトマスク(PM−G7)には、ガラス基板上に形成する緑色着色画素(42G)に対応した緑色着色画素開口部(K−42G)と、緑色ドットパターン(P1G、P2G)の形成に対応した緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G)が設けられている。
緑色パターンの形成は、赤色パターンが形成されたガラス基板のY0 、X0 に、図55に示す緑色用フォトマスク(PM−G7)のY0 、X0 を重ね合わせ、緑色用フォトマスク(PM−G7)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に緑色着色画素(42G)と緑色ドットパターン(P1G、P2G)を形成する。
図56は、青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスク(PM−B7)の平面図である。図56に示すように、青色用フォトマスク(PM−B7)には、ガラス基板上に形成する青色着色画素(42B)に対応した青色着色画素開口部(K−42B)と、青色ド
ットパターン(P1B、P2B、P3B)の形成に対応した青色ドットパターン開口部(K−P1B、K−P2B、K−P3B)が設けられている。
青色パターンの形成は、赤色及び緑色パターンが形成されたガラス基板のY0、X0に、図55に示す青色用フォトマスク(PM−B7)のY0、X0を重ね合わせ、青色用フォトマスク(PM−B7)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に青色着色画素(42B)と青色ドットパターン(P1B、P2B、P3B)を形成する。
上記により、図52に例示する、着色画素と積層フォトスペーサーを設けたカラーフィルタを作製する。
ここで、図55に示す緑色用フォトマスク(PM−G7)と、図54に示す赤色用フォトマスク(PM−R7)を比較してみると、緑色着色画素開口部(K−42G)及び緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G)の配列と、赤色着色画素開口部(K−42R)及び赤色ドットパターン開口部(K−P1R、K−P2R)の配列は同一である。赤色用フォトマスク(PM−R2)をY軸方向へピッチ(Pi−1)2/3移動させると、これら開口部は一致する。
すなわち、請求項10に係わるカラーフィルタの層構成によれば、緑色用フォトマスク(PM−G7)に代わり、赤色用フォトマスク(PM−R7)をY軸プラス方向へピッチ(Pi−1)2/3移動させることによって、或いは、Y軸マイナス方向へピッチ(Pi−1)/3移動させることによって、緑色用フォトマスク(PM−G7)として機能させることが可能となる。
上述のように、請求項13に係わるカラーフィルタの層構成によれば、赤色用フォトマスク(PM−R7)を緑色用フォトマスク(PM−G7)と兼ねて用い、計2枚のフォトマスクを用いたカラーフィルタの製造が可能となる。つまり、従来は、予備版を含め合計6枚のフォトマスクが4枚に削減されたものとなる。
図57は、請求項14に係わるカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。図57に示すカラーフィルタの着色画素及び積層フォトスペーサーは、図47に示すカラーフィルタにおける3色からなる着色画素の構成、及びその配列と同一である。また、4種6個からなる積層フォトスペーサーの構成は同一であるが、その配列は異なる。
図57に示すカラーフィルタにては、前記交点(O)を通るY0 −Y0 線上に第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S81)を配し、第1軸方向に、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S81)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S82)、メイン積層フォトスペーサー(PS−M81)、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S81)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S82)、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S83)の順に、第1画素ピッチ((Pi−1)/3)で繰り返し設けられている。
また、図57に示すカラーフィルタにては、積層フォトスペーサーを構成するメイン積層フォトスペーサー(PS−M81)、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S81)、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S82)、及び第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S83)の各々の積層の積層状態が、図47に示す積層フォトスペーサーの積層状態とは異なったものである。
この図57に示すカラーフィルタの積層によれば、第1色目用フォトマスクを第2色目用フォトマスクと兼ねて用いることができる。
図58は、図57に示す積層フォトスペーサーの断面を拡大し、その構成を説明する断面図である。図58(a)は、図57中、メイン積層フォトスペーサー(PS−M81)のM−M線での断面図である。図58(a)に示すように、メイン積層フォトスペーサー
(PS−M81)は、ガラス基板(40)上にブラックマトリックス(41)、緑色着色画素(42G)が順次に形成され、そのブラックマトリックス(41)上に形成されたものである。このメイン積層フォトスペーサー(PS−M81)は、第1色目の赤色ドットパターン(P2R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P1G)と、第3色目の青色ドットパターン(P3B)が積層された構成である。
また、図58(b)は、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S81)のY0−Y0 線での断面図である。図58(b)に示すように、第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S81)は、Y0−Y0 線上の赤色着色画素(42R)のX軸方向の赤色着色画素(42R)間に設けられている。この第1サブ積層フォトスペーサー(PS−S81)は、第1色目の赤色ドットパターン(P1R)と、第3色目の青色ドットパターン(P2B)が積層された構成である。
また、図58(c)は、第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S82)のB−B線での断面図である。この第2サブ積層フォトスペーサー(PS−S82)は、第2色目の緑色ドットパターン(P2G)と、第3色目の青色ドットパターン(P1B)が積層された構成である。また、図58(d)は、第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S83)のG−G線での断面図である。この第3サブ積層フォトスペーサー(PS−S83)は、第1色目の赤色ドットパターン(P2R)と、第2色目の緑色ドットパターン(P1G)が積層された構成である。
上記各色ドットパターンは、各色着色画素(42R、42G、42B)の形成と同時に形成されたものである。
図59は、赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスク(PM−R8)の平面図である。図59に示すように、赤色用フォトマスク(PM−R8)には、ガラス基板上に形成する赤色着色画素(42R)に対応した赤色着色画素開口部(K−42R)と、赤色ドットパターン(P1R、P2R)の形成に対応した赤色ドットパターン開口部(K−P1R、K−P2R)が設けられている。
赤色パターンの形成は、この赤色用フォトマスク(PM−R8)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に赤色着色画素(42R)と赤色ドットパターン(P1R、P2R)を形成する。
図60は、緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスク(PM−G8)の平面図である。図60に示すように、緑色用フォトマスク(PM−G8)には、ガラス基板上に形成する緑色着色画素(42G)に対応した緑色着色画素開口部(K−42G)と、緑色ドットパターン(P1G、P2G)の形成に対応した緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G)が設けられている。
緑色パターンの形成は、赤色パターンが形成されたガラス基板のY0 、X0 に、図60に示す緑色用フォトマスク(PM−G8)のY0、X0 を重ね合わせ、緑色用フォトマスク(PM−G8)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に緑色着色画素(42G)と緑色ドットパターン(P1G、P2G)を形成する。
図61は、青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスク(PM−B8)の平面図である。図61に示すように、青色用フォトマスク(PM−B8)には、ガラス基板上に形成する青色着色画素(42B)に対応した青色着色画素開口部(K−42B)と、青色ドットパターン(P1B、P2B、P3B)の形成に対応した青色ドットパターン開口部(K−P1B、K−P2B、K−P3B)が設けられている。
青色パターンの形成は、赤色及び緑色パターンが形成されたガラス基板のY0、X0 に、図61に示す青色用フォトマスク(PM−B8)のY0、X0を重ね合わ
せ、青色用フォトマスク(PM−B8)を介した露光、現像によって、ガラス基板上に青色着色画素(42B)と青色ドットパターン(P1B、P2B、P3B)を形成する。
上記により、図57に例示する、着色画素と積層フォトスペーサーを設けたカラーフィルタを作製する。
ここで、図60に示す緑色用フォトマスク(PM−G8)と、図59に示す赤色用フォトマスク(PM−R8)を比較してみると、緑色着色画素開口部(K−42G)及び緑色ドットパターン開口部(K−P1G、K−P2G)の配列と、赤色着色画素開口部(K−42R)及び赤色ドットパターン開口部(K−P1R、K−P2R)の配列は同一である。赤色用フォトマスク(PM−R8)をY軸方向へピッチ(Pi−1)2/3移動させると、これら開口部は一致する。
すなわち、請求項14に係わるカラーフィルタの層構成によれば、緑色用フォトマスク(PM−G8)に代わり、赤色用フォトマスク(PM−R8)をY軸プラス方向へピッチ(Pi−1)2/3移動させることによって、或いは、Y軸マイナス方向へピッチ(Pi−1)/3移動させることによって、緑色用フォトマスク(PM−G8)として機能させることが可能となる。
上述のように、請求項14に係わるカラーフィルタの層構成によれば、赤色用フォトマスク(PM−R8)を緑色用フォトマスク(PM−G8)と兼ねて用い、計2枚のフォトマスクを用いたカラーフィルタの製造が可能となる。
本発明の請求項1に係わるカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。 図1に示す積層フォトスペーサーの断面図である。(a)はメイン積層フォトスペーサー、(b)は第1サブ積層フォトスペーサー、(c)は第2サブ積層フォトスペーサー、(d)は第3サブ積層フォトスペーサー 赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスクの平面図である。 カラーフィルタを構成する赤色パターンの平面図である。 (a)〜(d)は赤色パターンの断面図である。 緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスクの平面図である。 カラーフィルタを構成する緑色パターンの平面図である。 (a)〜(d)は緑色パターンの断面図である。 青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスクの平面図である。 カラーフィルタを構成する青色パターンの平面図である。 (a)〜(d)は青色パターンの断面図である。 2種のフォトスペーサーを設けた液晶表示装置用カラーフィルタの一例を模式的に示した断面図である。 大サイズのガラス基板にカラーフィルタが4面付けされた例である。 図13における大サイズのガラス基板の一隅を拡大してダミーフォトスペーサーの配列の一例を示す平面図である。 (a)、(b)は、フォトスペーサーを設けたカラーフィルタの他の例の断面図、平面図である。 着色画素と積層フォトスペーサーを設けたカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。 図16に示す積層フォトスペーサーの断面図である。(a)はメイン積層フォトスペーサー、(b)は第1サブ積層フォトスペーサー、(c)は第2サブ積層フォトスペーサー、(d)は第3サブ積層フォトスペーサー 赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスクの平面図である。 カラーフィルタを構成する赤色パターンの平面図である。 図19に示す積層フォトスペーサーの断面図である。(a)はメイン積層フォトスペーサー、(b)は第1サブ積層フォトスペーサー、(c)は第2サブ積層フォトスペーサー、(d)は第3サブ積層フォトスペーサー 緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスクの平面図である。 カラーフィルタを構成する緑色パターンの平面図である。 図22に示す積層フォトスペーサーの断面図である。(a)はメイン積層フォトスペーサー、(b)は第1サブ積層フォトスペーサー、(c)は第2サブ積層フォトスペーサー、(d)は第3サブ積層フォトスペーサー 青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスクの平面図である。 カラーフィルタを構成する青色パターンの平面図である。 図25に示す積層フォトスペーサーの断面図である。(a)はメイン積層フォトスペーサー、(b)は第1サブ積層フォトスペーサー、(c)は第2サブ積層フォトスペーサー、(d)は第3サブ積層フォトスペーサー 本発明の請求項2に係わるカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。 図27に示す積層フォトスペーサーの断面図である。(a)はメイン積層フォトスペーサー、(b)は第1サブ積層フォトスペーサー、(c)は第2サブ積層フォトスペーサー、(d)は第3サブ積層フォトスペーサー 赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスクの平面図である。 緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスクの平面図である。 青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスクの平面図である。 本発明の請求項3に係わるカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。 図32に示す積層フォトスペーサーの断面図である。(a)はメイン積層フォトスペーサー、(b)は第1サブ積層フォトスペーサー、(c)は第2サブ積層フォトスペーサー、(d)は第3サブ積層フォトスペーサー 赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスクの平面図である。 緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスクの平面図である。 青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスクの平面図である。 本発明の請求項4に係わるカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。 図37に示す積層フォトスペーサーの断面図である。(a)はメイン積層フォトスペーサー、(b)は第1サブ積層フォトスペーサー、(c)は第2サブ積層フォトスペーサー、(d)は第3サブ積層フォトスペーサー 赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスクの平面図である。 緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスクの平面図である。 青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスクの平面図である。 本発明の請求項5に係わるカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。 図42に示す積層フォトスペーサーの断面図である。(a)はメイン積層フォトスペーサー、(b)は第1サブ積層フォトスペーサー、(c)は第2サブ積層フォトスペーサー、(d)は第3サブ積層フォトスペーサー 赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスクの平面図である。 緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスクの平面図である。 青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスクの平面図である。 本発明の請求項11に係わるカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。 図47に示す積層フォトスペーサーの断面図である。(a)はメイン積層フォトスペーサー、(b)は第1サブ積層フォトスペーサー、(c)は第2サブ積層フォトスペーサー、(d)は第3サブ積層フォトスペーサー 赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスクの平面図である。 緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスクの平面図である。 青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスクの平面図である。 本発明の請求項13に係わるカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。 図52に示す積層フォトスペーサーの断面図である。(a)はメイン積層フォトスペーサー、(b)は第1サブ積層フォトスペーサー、(c)は第2サブ積層フォトスペーサー、(d)は第3サブ積層フォトスペーサー 赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスクの平面図である。 緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスクの平面図である。 青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスクの平面図である。 本発明の請求項14に係わるカラーフィルタの一例の構成を示す平面図である。 図57に示す積層フォトスペーサーの断面図である。(a)はメイン積層フォトスペーサー、(b)は第1サブ積層フォトスペーサー、(c)は第2サブ積層フォトスペーサー、(d)は第3サブ積層フォトスペーサー 赤色パターンの形成に用いる赤色用フォトマスクの平面図である。 緑色パターンの形成に用いる緑色用フォトマスクの平面図である。 青色パターンの形成に用いる青色用フォトマスクの平面図である。
符号の説明
40・・・ガラス基板
41・・・ブラックマトリックス
42R・・・赤色着色画素
42G・・・緑色着色画素
42B・・・青色着色画素
43・・・透明導電膜
50・・・大サイズのガラス基板
A・・・カラーフィルタの表示部
B・・・周縁部などの領域
D−PS・・・ダミーフォトスペーサー
K−42R・・・赤色着色画素開口部
K−42G・・・緑色着色画素開口部
K−42R・・・青色着色画素開口部
K−P1R、K−P2R、K−P3R・・・赤色ドットパターン開口部
K−P1G、K−P2G、K−P3G・・・緑色ドットパターン開口部
K−P1B、K−P2B、K−P3B・・・青色ドットパターン開口部
P1R、P2R・・・赤色ドットパターン
P1G、P2G、P3G・・・緑色ドットパターン
P1B、P2B、P3B・・・青色ドットパターン
P4・・・上部パターン
PM−R、PM−R1、PM−R2、PM−R3、PM−R4、PM−R5、PM−R6、PM−R7、PM−R8・・・赤色用フォトマスク
PM−G、PM−G1、PM−G2、PM−G3、PM−G4、PM−G5、PM−G6、PM−G7、PM−G8・・・緑色用フォトマスク
PM−B、PM−B1、PM−B2、PM−B3、PM−B4、PM−B5、PM−B6、PM−B7、PM−B8・・・青色用フォトマスク
PS−1・・・積層フォトスペーサー
PS−M・・・メインフォトスペーサー
PS−M1、PS−M11、PS−M21、PS−M31、PS−M41、PS−M51、PS−M61、PS−M71、PS−M81・・・メイン積層フォトスペーサー
PS−S・・・サブフォトスペーサー
PS−S1、PS−S11、PS−S21、PS−S31、PS−S41、PS−S51、PS−S61、PS−S71、PS−S81・・・第1サブ積層フォトスペーサー
PS−S2、PS−S12、PS−S22、PS−S32、PS−S42、PS−S52、PS−S62、PS−S72、PS−S82・・・第2サブ積層フォトスペーサー
PS−S3、PS−S13、PS−S23、PS−S33、PS−S43、PS−S53、PS−S63、PS−S73、PS−S83・・・第3サブ積層フォトスペーサー

Claims (20)

  1. ガラス基板上に、少なくとも着色画素及び積層フォトスペーサーが設けられたカラーフィルタにおいて、
    A)前記着色画素は、
    1)第1色目の赤色着色画素と、第2色目の緑色着色画素と、第3色目の青色着色画素とで構成された、同一形状(形、大きさ)を有する着色画素であり、
    2)ガラス基板上の第1軸と直交する第2軸との交点に赤色着色画素の中心が配されて、第1軸方向に赤色着色画素、緑色着色画素、青色着色画素の順に第1画素ピッチで繰り返し設けられ、第1軸と直交する第2軸方向に、同色の着色画素が第2画素ピッチで繰り返し設けられており、
    B)前記積層フォトスペーサーは、
    1)a)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーからなる、平面視ドット状の積層フォトスペーサーであり、
    b)メイン積層フォトスペーサーは、第1色目の赤色ドットパターンと、第2色目の緑色ドットパターンと、第3色目の青色ドットパターンの3層で構成され、
    c)サブ積層フォトスペーサーは、第1色目の赤色ドットパターンと、第2色目の緑色ドットパターンと、第3色目の青色ドットパターンのいずれか2色のドットパターンの2層で構成される、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーからなり、
    2)a)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーは、第1軸方向に、メイン積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサー、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーの順に第1画素ピッチで繰り返し設けられ、
    b)メイン積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素に隣接して設けられ、
    c)第1サブ積層フォトスペーサーは、該赤色着色画素から第1軸方向に、3×第1画素ピッチ隣接して設けられた赤色着色画素の、第2軸方向の赤色着色画素に隣接して設けられ、
    d)第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーは、各々第2軸方向の緑色着色画素、青色着色画素に隣接して設けられ、
    C)積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンは任意の形状であり、その大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表した際に、
    1)メイン積層フォトスペーサーは、P1R、P3G、P2Bが、この順に設けられた3層で構成され、
    2)a)第1サブ積層フォトスペーサーは、P1R、P2Bが、この順に設けられた2層で構成され、b)第2サブ積層フォトスペーサーは、P2R、P1Gが、この順に設けられた2層で構成され、c)第3サブ積層フォトスペーサーは、P2G、P1Bが、この順に設けられた2層で構成されていることを特徴とするカラーフィルタ。
  2. 前記C)、1)メイン積層フォトスペーサーは、P2R、P1G、P3Bが、この順に設けられた3層で構成され、
    2)a)第1サブ積層フォトスペーサーは、P2R、P1Gが、この順に設けられた2層で構成され、b)第2サブ積層フォトスペーサーは、P2G、P1Bが、この順に設けられた2層で構成され、c)第3サブ積層フォトスペーサーは、P1R、P2Bが、この順に設けられた2層で構成されていることを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ。
  3. 前記B)、2)a)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーは、第1軸方向に、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサー、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、
    メイン積層フォトスペーサーの順に第1画素ピッチで繰り返し設けられ、
    b)第1サブ積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素に隣接し、及び該赤色着色画素から第1軸方向に、3×第1画素ピッチ隣接して設けられた赤色着色画素の、第2軸方向の赤色着色画素に隣接して設けられ、
    c)第2サブ積層フォトスペーサーは、第2軸方向の緑色着色画素に隣接して設けられており、
    d)第3サブ積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素から第1軸方向に、2×第1画素ピッチ隣接して設けられた青色着色画素の、第2軸方向の青色着色画素に隣接して設けられ、
    e)メイン積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素から第1軸方向に、5×第1画素ピッチ隣接して設けられた青色着色画素の、第2軸方向の青色着色画素に隣接して設けられており、
    C)積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンは任意の形状であり、その大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表した際に、
    1)メイン積層フォトスペーサーは、P2R、P1G、P3Bが、この順に設けられた3層で構成され、
    2)a)第1サブ積層フォトスペーサーは、P2G、P1Bが、この順に設けられた2層で構成され、b)第2サブ積層フォトスペーサーは、P1R、P2Bが、この順に設けられた2層で構成され、c)第3サブ積層フォトスペーサーは、P2R、P1Gが、この順に設けられた2層で構成されていることを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ。
  4. 前記B)、2)a)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーは、第1軸方向に、第1サブ積層フォトスペーサー、メイン積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサー、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーの順に第1画素ピッチで繰り返し設けられ、
    b)第1サブ積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素に隣接し、及び該赤色着色画素から第1軸方向に、3×第1画素ピッチ隣接して設けられた赤色着色画素の、第2軸方向の赤色着色画素に隣接して設けられ、
    c)メイン積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素から第1軸方向に、1×第1画素ピッチ隣接して設けられた緑色着色画素の、第2軸方向の緑色着色画素に隣接して設けられ、
    d)第3サブ積層フォトスペーサーは、第2軸方向の青色着色画素に隣接して設けられており、
    e)第2サブ積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素から第1軸方向に、4×第1画素ピッチ隣接して設けられた緑色着色画素の、第2軸方向の緑色着色画素間に隣接して設けられており、
    C)積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンは任意の形状であり、その大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表した際に、
    1)メイン積層フォトスペーサーは、P1R、P2G、P3Bが、この順に設けられた3層で構成され、
    2)a)第1サブ積層フォトスペーサーは、P2R、P1Bが、この順に設けられた2層で構成され、b)第2サブ積層フォトスペーサーは、P1R、P2Gが、この順に設けられた2層で構成され、c)第3サブ積層フォトスペーサーは、P1G、P2Bが、この順に設けられた2層で構成されていることを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ。
  5. 前記B)、2)a)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーは、第1軸方向に、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、メイン積層フォトスペーサー、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーの順に第1画素ピッチで繰り返し設けられ、
    b)第1サブ積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素に隣接
    し、及び該赤色着色画素から第1軸方向に、3×第1画素ピッチ隣接して設けられた赤色着色画素の、第2軸方向の赤色着色画素に隣接して設けられ、
    c)第2サブ積層フォトスペーサーは、第2軸方向の緑色着色画素に隣接して設けられており、
    d)メイン積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素から第1軸方向に、2×第1画素ピッチ隣接して設けられた青色着色画素の、第2軸方向の青色着色画素に隣接して設けられ、
    e)第3サブ積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素から第1軸方向に、5×第1画素ピッチ隣接して設けられた青色着色画素の、第2軸方向の青色着色画素に隣接して設けられており、
    C)積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンは任意の形状であり、その大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表した際に、
    1)メイン積層フォトスペーサーは、P1R、P2G、P3Bが、この順に設けられた3層で構成され、
    2)a)第1サブ積層フォトスペーサーは、P1G、P2Bが、この順に設けられた2層で構成され、b)第2サブ積層フォトスペーサーは、P2R、P1Bが、この順に設けられた2層で構成され、c)第3サブ積層フォトスペーサーは、P1R、P2Gが、この順に設けられた2層で構成されていることを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ。
  6. 前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の緑色着色画素、第3色目の青色着色画素の色順が、第1色目の緑色着色画素、第2色目の青色着色画素、第3色目の赤色着色画素の色順であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のカラーフィルタ。
  7. 前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の緑色着色画素、第3色目の青色着色画素の色順が、第1色目の青色着色画素、第2色目の赤色着色画素、第3色目の緑色着色画素の色順であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のカラーフィルタ。
  8. 前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の緑色着色画素、第3色目の青色着色画素の色順が、第1色目の赤色着色画素、第2色目の青色着色画素、第3色目の緑色着色画素の色順であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のカラーフィルタ。
  9. 前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の緑色着色画素、第3色目の青色着色画素の色順が、第1色目の緑色着色画素、第2色目の赤色着色画素、第3色目の青色着色画素の色順であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のカラーフィルタ。
  10. 前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の緑色着色画素、第3色目の青色着色画素の色順が、第1色目の青色着色画素、第2色目の緑色着色画素、第3色目の赤色着色画素の色順であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のカラーフィルタ。
  11. 請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の記載のカラーフィルタの製造方法であって、前記第3色目の着色画素及び当該色ドットパターンを形成する際に、第1色目用フォトマスクを用い、第1色目用フォトマスクを第1軸方向に、2×第1画素ピッチ移動させ、又は、前記第2色目の着色画素及び当該色ドットパターンを形成する際に、第1色目用フォトマスクを用い、第1色目用フォトマスクを第1軸方向に、1×第1画素ピッチ移動させて露光を行うことを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  12. ガラス基板上に、少なくとも着色画素及び積層フォトスペーサーが設けられたカラーフィルタにおいて、
    A)前記着色画素は、
    1)第1色目の赤色着色画素と、第2色目の緑色着色画素と、第3色目の青色着色画素と
    で構成された、同一形状(形、大きさ)を有する着色画素であり、
    2)ガラス基板上の第1軸と直交する第2軸との交点に赤色着色画素の中心が配されて、第1軸方向に赤色着色画素、青色着色画素、緑色着色画素の順に第1画素ピッチで繰り返し設けられ、第1軸と直交する第2軸方向に、同色の着色画素が第2画素ピッチで繰り返し設けられており、
    B)前記積層フォトスペーサーは、
    1)a)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーからなる、平面視ドット状の積層フォトスペーサーであり、
    b)メイン積層フォトスペーサーは、第1色目の赤色ドットパターンと、第2色目の緑色ドットパターンと、第3色目の青色ドットパターンの3層で構成され、
    c)サブ積層フォトスペーサーは、第1色目の赤色ドットパターンと、第2色目の緑色ドットパターンと、第3色目の青色ドットパターンのいずれか2色のドットパターンの2層で構成される、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーからなり、
    2)a)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーは、第1軸方向に、メイン積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサー、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーの順に第1画素ピッチで繰り返し設けられ、
    b)メイン積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素間に設けられ、
    c)第1サブ積層フォトスペーサーは、該赤色着色画素から第1軸方向に、3×第1画素ピッチ隣接して設けられた赤色着色画素の、第2軸方向の赤色着色画素間に設けられ、
    d)第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーは、各々第2軸方向の青色着色画素間、緑色着色画素間に設けられており、
    C)積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンは任意の形状であり、その大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表した際に、
    1)メイン積層フォトスペーサーは、P3R、P1G、P2Bが、この順に設けられた3層で構成され、
    2)a)第1サブ積層フォトスペーサーは、P1G、P2Bが、この順に設けられた2層で構成され、b)第2サブ積層フォトスペーサーは、P1R、P2Gが、この順に設けられた2層で構成され、c)第3サブ積層フォトスペーサーは、P2R、P1Bが、この順に設けられた2層で構成されていることを特徴とするカラーフィルタ。
  13. 前記C)積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンは任意の形状であり、その大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表した際に、
    1)メイン積層フォトスペーサーは、P1R、P2G、P3Bが、この順に設けられた3層で構成され、
    2)a)第1サブ積層フォトスペーサーは、P1R、P2Gが、この順に設けられた2層で構成され、b)第2サブ積層フォトスペーサーは、P2R、P1Bが、この順に設けられた2層で構成され、c)第3サブ積層フォトスペーサーは、P1G、P2Bが、この順に設けられた2層で構成されていることを特徴とする請求項12記載のカラーフィルタ。
  14. 前記B)、2)a)メイン積層フォトスペーサーとサブ積層フォトスペーサーは、第1軸方向に、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、メイン積層フォトスペーサー、第1サブ積層フォトスペーサー、第2サブ積層フォトスペーサー、第3サブ積層フォトスペーサーの順に第1画素ピッチで繰り返し設けられ、
    b)第1サブ積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素間、及び該赤色着色画素から第1軸方向に、3×第1画素ピッチ隣接して設けられた赤色着色画素の、第2軸方向の赤色着色画素間に設けられ、
    c)第2サブ積層フォトスペーサーは、第2軸方向の青色着色画素間に設けられ、
    d)メイン積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素から第1軸方向に、2×第1画素ピッチ隣接して設けられた緑色着色画素の、第2軸方向の緑色着色画素間に設けられ、
    e)第3サブ積層フォトスペーサーは、前記交点を通る第2軸方向の赤色着色画素から第1軸方向に、5×第1画素ピッチ隣接して設けられた緑色着色画素の、第2軸方向の緑色着色画素間に設けられており、
    C)積層フォトスペーサーを構成する各色ドットパターンは任意の形状であり、その大きさを大きさの順に、P1>P2>P3で表し、3色をR、G、Bで表した際に、
    1)メイン積層フォトスペーサーは、P2R、P1G、P3Bが、この順に設けられた3層で構成され、
    2)a)第1サブ積層フォトスペーサーは、P1R、P2Bが、この順に設けられた2層で構成され、b)第2サブ積層フォトスペーサーは、P1G、P1Bが、この順に設けられた2層で構成され、c)第3サブ積層フォトスペーサーは、P2R、P1Gが、この順に設けられた2層で構成されていることを特徴とする請求項12記載のカラーフィルタ。
  15. 前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の青色着色画素、第3色目の緑色着色画素の色順が、第1色目の青色着色画素、第2色目の緑色着色画素、第3色目の赤色着色画素の色順であることを特徴とする請求項12〜請求項14のいずれか1項に記載のカラーフィルタ。
  16. 前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の青色着色画素、第3色目の緑色着色画素の色順が、第1色目の緑色着色画素、第2色目の赤色着色画素、第3色目の青色着色画素の色順であることを特徴とする請求項12〜請求項14のいずれか1項に記載のカラーフィルタ。
  17. 前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の青色着色画素、第3色目の緑色着色画素の色順が、第1色目の赤色着色画素、第2色目の青色着色画素、第3色目の緑色着色画素の色順であることを特徴とする請求項12〜請求項14のいずれか1項に記載のカラーフィルタ。
  18. 前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の青色着色画素、第3色目の緑色着色画素の色順が、第1色目の緑色着色画素、第2色目の赤色着色画素、第3色目の青色着色画素の色順であることを特徴とする請求項12〜請求項14のいずれか1項に記載のカラーフィルタ。
  19. 前記第1色目の赤色着色画素、第2色目の青色着色画素、第3色目の緑色着色画素の色順が、第1色目の青色着色画素、第2色目の緑色着色画素、第3色目の赤色着色画素の色順であることを特徴とする請求項12〜請求項14のいずれか1項に記載のカラーフィルタ。
  20. 請求項12〜請求項19のいずれか1項に記載の記載のカラーフィルタの製造方法であって、前記第3色目の着色画素及び当該色ドットパターンを形成する際に、第2色目用フォトマスクを用い、第2色目用フォトマスクを第1軸方向に、2×第1画素ピッチ移動させ、又は、前記第2色目の着色画素及び当該色ドットパターンを形成する際に、第1色目用フォトマスクを用い、第1色目用フォトマスクを第1軸方向に、2×第1画素ピッチ移動させて露光を行うことを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
JP2008216345A 2008-04-11 2008-08-26 カラーフィルタ及びカラーフィルタの製造方法 Active JP5098894B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008216345A JP5098894B2 (ja) 2008-04-11 2008-08-26 カラーフィルタ及びカラーフィルタの製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008103564 2008-04-11
JP2008103564 2008-04-11
JP2008216345A JP5098894B2 (ja) 2008-04-11 2008-08-26 カラーフィルタ及びカラーフィルタの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009271491A JP2009271491A (ja) 2009-11-19
JP5098894B2 true JP5098894B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=41438064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008216345A Active JP5098894B2 (ja) 2008-04-11 2008-08-26 カラーフィルタ及びカラーフィルタの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5098894B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5691280B2 (ja) * 2010-07-26 2015-04-01 凸版印刷株式会社 カラーフィルタの製造方法及びこれに用いられるフォトマスクセット
CN104298011A (zh) 2014-09-05 2015-01-21 深圳市华星光电技术有限公司 一种掩模板及使用掩模板制作光阻间隔物的方法
US11668968B2 (en) * 2020-03-04 2023-06-06 Beijing Boe Display Technology Co., Ltd. Color filter substrate and display panel

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09120074A (ja) * 1995-08-18 1997-05-06 Toshiba Electron Eng Corp カラーフィルタ基板及びそれを用いた液晶表示素子
JP2001305328A (ja) * 2000-04-18 2001-10-31 Toray Ind Inc カラーフィルターの製造方法およびカラーフィルター
JP3946498B2 (ja) * 2001-11-19 2007-07-18 シャープ株式会社 液晶パネル
JP2005189662A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fujitsu Display Technologies Corp 液晶表示装置及びその製造方法
JP2007101992A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Toppan Printing Co Ltd 液晶表示装置用カラーフィルタ及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009271491A (ja) 2009-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8350993B2 (en) LCD apparatus
KR101578692B1 (ko) 액정표시장치의 칼라필터 어레이 및 그 제조방법
WO2010125825A1 (ja) カラーフィルタ及び液晶表示装置、並びに露光マスク
JP2009009058A (ja) カラーフィルタ基板、その製造に用いるフォトマスク、及び液晶表示装置
US8767324B2 (en) Color filter substrate, display device, and exposure method
US20160320663A1 (en) Color filter substrate, manufacturing method thereof, method for manufacturing spacers, and display device
JP5098894B2 (ja) カラーフィルタ及びカラーフィルタの製造方法
JP2006284757A (ja) カラーフィルタ及びカラー液晶表示装置
US8455160B2 (en) Color filter of liquid crystal on silicon display device
WO2015008667A1 (ja) カラーフィルタ、液晶表示装置、及びカラーフィルタの製造方法
WO2011086892A1 (ja) カラーフィルタ基板の露光方法
WO2011086882A1 (ja) カラーフィルタ基板の露光方法
JP2006323150A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
JP4957020B2 (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法及び液晶表示装置用カラーフィルタ
JP5376393B2 (ja) カラーフィルターの製造方法、フォトマスクセット
JP2009116068A (ja) カラーフィルタの製造方法及びカラーフィルタ
JP5691280B2 (ja) カラーフィルタの製造方法及びこれに用いられるフォトマスクセット
JP2007034250A (ja) カラーフィルタの製造方法
JP2008281594A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
JP4935023B2 (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタ
JP5263711B2 (ja) カラーフィルター、カラーフィルターの製造方法、フォトマスク
JP2009216762A (ja) フォトマスク及びカラーフィルタの製造方法
JP2004361933A (ja) カラーフィルタ基板およびその製造方法、ならびに表示装置
WO2021184498A1 (zh) 显示面板及其制作方法
JP2009092973A (ja) 積層フォトスペーサー付きカラーフィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120910

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5098894

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250