JP5096997B2 - 類似配色生成装置、類似配色生成方法、類似配色生成プログラム - Google Patents

類似配色生成装置、類似配色生成方法、類似配色生成プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5096997B2
JP5096997B2 JP2008117969A JP2008117969A JP5096997B2 JP 5096997 B2 JP5096997 B2 JP 5096997B2 JP 2008117969 A JP2008117969 A JP 2008117969A JP 2008117969 A JP2008117969 A JP 2008117969A JP 5096997 B2 JP5096997 B2 JP 5096997B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
color
client device
feature amount
target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008117969A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009268000A (ja
Inventor
晴美 齋藤
昌洋 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2008117969A priority Critical patent/JP5096997B2/ja
Publication of JP2009268000A publication Critical patent/JP2009268000A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5096997B2 publication Critical patent/JP5096997B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、パーソナルコンピュータ(Personal Computer:以下、PCとする。)用に配信される文書及びこれに関連する画像の配色を利用して、類似した配色を持つ文書をモバイル端末用に作成して配信する技術に関する。
現在はインターネットにアクセスするための端末の種類が多岐に渡っており、特に、携帯電話など、いわゆるモバイル端末と呼ばれるインタフェースからのインターネット利用数が年々増加している。
そのような状況に対応して、例えばブログ(Blog)や「mixi」に代表されるソーシャル・ネットワークキング・サービス(Social Networking Service:SNS)のように、通常はPC端末上のブラウザで閲覧・書き込みが行われるPC用のウェブサイトにおいても、同一のコンテンツをモバイル端末向けに配信するようなサービスが増えてきている。
ここではPC用のウェブサイトで書き込まれるコンテンツと、配色等のデザインを個々に管理し、コンテンツのみをモバイル端末に配信することで、画面が小さく、かつ読み込めるファイルサイズに制限があるモバイル端末でも、PC用のウェブサイトと同じコンテンツを閲覧することができるようになっている。
そして、ブログやソーシャル・ネットワークキング・サービスでは、各々のユーザがオリジナリティのあるページを持つことができるよう、ページのデザインを選択、あるいは作成できるサービスが提供されている。
財団法人日本色研究所(編),日本色研事業株式会社(発行):"カラーコーディネータのための色科学入門",6・3・2 CIE均等知覚色空間,P60〜P62
しかしながら、PC用のページのデザインテンプレート量は非常に多いにも関わらず、モバイル端末用のページはそれらのデザインに対応していない。すなわち、モバイル端末用のデザインテンプレートが提供されていても、それらはPC用のデザインと連動していないことが多く、また、PC用とモバイル用とで個々にユーザが選択しなければならず、手間がかかってしまう。
また、現状ではユーザがPC用のページでオリジナルのデザインを適用させてしまうと、モバイル端末用のページではそのデザインに対応できない。したがって、PC用のページと、モバイル端末で閲覧するページで、デザインや印象を統一することが望まれている。
さらに、モバイル端末用のウェブサイトを新たに作成する際にも、もともとあったPC用のウェブサイトの印象を保ったデザインで作成することが多い。ところが、現状ではPC用のウェブサイトのデザインに使用される画像のサイズが大きすぎたり、モバイル端末でスタイルシートに対応していなかったりするため、PC用のウェブサイトのデザインを参考にして、モバイル端末用のウェブサイト用の新しいデザインを作成しなければならない。
そこで、本発明は、PC用のウェブサイトのデザインと連動し、自動的に同じ印象の配色を持ったモバイル端末用のページを作成して配信することを解決課題としている。
本発明は、前記課題を解決すべく創作された技術的思想であって、ユーザが要求した時点でPC用のウェブサイトのデザインを反映したモバイル端末用のページを自動的に作成し、ユーザに提示させている。このとき本発明は、PC用のウェッブサイトに施された配色の傾向を整理し、文字や罫線などの記述要素の優先順位に従ってモバイル端末用のページの配色を強調させている。
(1)具合的には、請求項1記載の類似配色生成装置に係る発明は、クライアント装置から取得を要求されたコンテンツサーバ上の対象文書および該対象文書に関連する対象画像の配色を利用して、類似した配色の文書を前記クライアント装置用に作成する類似配色生成装置であって、前記コンテンツサーバからネットワーク経由で取得した前記対象文書および前記対象画像に施された配色の特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、前記特徴量抽出手段で抽出された前記対象文書および前記対象画像の特徴量を統合整理する特徴量統合手段と、前記クライアント装置用の文書に記述される各要素の順位情報が保存された要素データベースと、前記特徴量統合手段の統合整理した情報および前記要素データベースの保存情報に基づき前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定する表示形式決定手段と、前記表示形式決定手段の決定に従って前記クライアント装置用の文書を作成する文書作成手段と、を備え、前記特徴量抽出手段は、前記対象文書に記述された各要素の色を前記対象文書の特徴量として抽出する文書特徴量抽出手段と、前記対象画像内に含まれる色の情報および色面積を前記対象画像の特徴量として抽出する画像特徴量抽出手段と、を備え、前記特徴量統合手段は、前記文書特徴量抽出手段の抽出した各要素の色について明度を基準に分類するとともに、前記画像特徴量抽出手段の抽出した色の情報について明度と色面積とを基準に分類し、前記要素データベースには、前記クライアント装置用の文書に記述される各要素の背景に対する明度差に基づく強調度を基準に定めた前記順位情報が格納され、前記表示形式決定手段は、前記要素データベースに格納された各順位の要素を、前記特徴量統合手段で分類された色の明度と面積の分類から優先される配色に定めて前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定し、前記文書作成手段の作成した文書をネットワーク経由で前記クライアント装置に送信することを特徴としている。
請求項2記載の類似配色装置に係る発明は、前記表示形式決定手段は、前記要素データベースに格納された各順位の要素を、明度を第1に優先し、面積を第2に優先して前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定することを特徴としている。
請求項3記載の類似配色生成装置に係る発明は、クライアント装置から取得を要求されたコンテンツサーバ上の対象文書および該対象文書に関連する対象画像の配色を利用して、類似した配色の文書を前記クライアント装置用に作成する類似配色生成装置であって、前記コンテンツサーバからネットワーク経由で取得した前記対象文書および前記対象画像に施された配色の特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、前記特徴量抽出手段で抽出された前記対象文書および前記対象画像の特徴量を統合整理する特徴量統合手段と、前記クライアント装置用の文書に記述される各要素の順位情報が保存された要素データベースと、前記特徴量統合手段の統合整理した情報および前記要素データベースの保存情報に基づき前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定する表示形式決定手段と、前記表示形式決定手段の決定に従って前記クライアント装置用の文書を作成する文書作成手段と、を備え、前記特徴量抽出手段は、前記対象文書に記述された各要素の色を前記対象文書の特徴量として抽出する文書特徴量抽出手段と、前記対象画像内に含まれる色の情報および色面積を前記対象画像の特徴量として抽出する画像特徴量抽出手段と、を備え、前記特徴量統合手段は、前記画像特徴量抽出手段の抽出した色の情報について明度と色面積とを基準に分類する一方、前記文書特徴量抽出手段の抽出した各要素の色について明度を基準に分類し、前記画像特徴量抽出手段の抽出した色の情報と同じ明度分類であれば該明度分類内において彩度で順位付けし、前記要素データベースには、前記クライアント装置用の文書に記述される各要素の重要度を基準に定めた前記順位情報が保存され、前記表示形式決定手段は、前記要素データベースに格納された各順位の要素を、前記特徴量統合手段で分類された色の面積毎に明度に応じた順位の色に定めて前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定し、前記文書作成手段の作成した文書をネットワーク経由で前記クライアント装置に送信することを特徴としている。
請求項4記載の類似配色生成装置に係る発明は、前記表示形式決定手段は、前記要素データベースに格納された各順位の要素を、面積を第1に優先し、明度を第2に優先して前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定することを特徴としている。
請求項5記載の類似配色生成方法に係る発明は、クライアント装置から取得を要求されたコンテンツサーバ上の対象文書および該対象文書に関連する対象画像の配色を利用して、類似した配色の文書を前記クライアント装置用に類似配色生成装置をもって生成する方法であって、特徴量抽出手段が、前記コンテンツサーバからネットワーク経由で取得した前記対象文書および前記対象画像に施された配色の特徴量を抽出する第1ステップと、特徴量統合手段が、前記第1ステップで抽出された前記対象文書および前記対象画像の特徴量を統合整理する第2ステップと、要素データベースに、前記クライアント装置用に生成される文書に記述される各要素の順位情報を保存する第3ステップと、表示形式決定手段が、前記第2ステップで統合整理した情報および前記第3ステップで保存した情報に基づき前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定する第4ステップと、文書作成手段が、前記第4ステップの決定に従って前記クライアント装置用の文書を作成する第5ステップと、前記第5ステップで作成した文書を、ネットワーク経由で前記クライアント装置に送信する第6ステップと、を有し、前記第1ステップは、前記対象文書に記述された各要素の色を前記対象文書の特徴量として抽出する文書特徴量抽出ステップと、前記対象画像内に含まれる色の情報および色面積を前記対象画像の特徴量として抽出する画像特徴量抽出ステップと、を有し、前記第2ステップは、前記文書特徴量抽出ステップで抽出した各要素の色について明度を基準に分類するステップと、前記画像特徴量抽出ステップで抽出した色の情報について明度と色面積とを基準に分類するステップと、を有し、前記第3ステップは、前記クライアント装置用の文書に記述される各要素の背景に対する明度差に基づく強調度を基準に定められた前記順位情報を、前記要素データベースに保存し、前記第4ステップは、前記要素データベースに格納された各順位の要素を、前記第2ステップで分類された色の明度と面積の分類から優先される配色に定めて前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定することを特徴としている。
請求項6記載の類似配色生成方法に係る発明は、前記第4ステップは、前記要素データベースに格納された各順位の要素を、明度を第1に優先し、面積を第2に優先して前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定することを特徴としている。
請求項7記載の発明は、クライアント装置から取得を要求されたコンテンツサーバ上の対象文書および該対象文書に関連する対象画像の配色を利用して、類似した配色の文書を前記クライアント装置用に類似配色生成装置をもって作成する方法であって、特徴量抽出手段が、前記コンテンツサーバからネットワーク経由で取得した前記対象文書および前記対象画像に施された配色の特徴量を抽出する第1ステップと、特徴量統合手段が、前記第1ステップで抽出された前記対象文書および前記対象画像の特徴量を統合整理する第2ステップと、要素データベースに、前記クライアント装置用に生成される文書に記述される各要素の順位情報を保存する第3ステップと、表示形式決定手段が、前記第2ステップで統合整理した情報および前記第3ステップで保存した情報に基づき前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定する第4ステップと、
文書作成手段が、前記第4ステップの決定に従って前記クライアント装置用の文書を作成する第5ステップと、前記第5ステップで作成した文書を、ネットワーク経由で前記クライアント装置に送信する第6ステップと、を有し、前記第1ステップは、前記対象文書に記述された各要素の色を前記対象文書の特徴量として抽出する文書特徴量抽出ステップと、前記対象画像内に含まれる色の情報および色面積を前記対象画像の特徴量として抽出する画像特徴量抽出ステップと、を有し、前記第2ステップは、前記画像特徴量抽出ステップで抽出した色の情報について明度と色面積とを基準に分類する一方、前記文書特徴量抽出ステップで抽出した各要素の色について明度を基準に分類し、前記画像特徴量抽出手段の抽出した色の情報と同じ明度分類であれば該明度分類内において彩度で順位付けし、前記第3ステップは、前記クライアント装置用の文書に記述される各要素の重要度を基準に定めた前記順位情報を、前記要素データベースに保存し、前記第4ステップは、前記要素データベースに格納された各順位の要素を、前記第2ステップで分類された色の面積毎に明度に応じた順位の色に定めて前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定することを特徴としている。
請求項8記載の類似配色生成方法に係る発明は、前記第4ステップは、前記要素データベースに格納された各順位の要素を、面積を第1に優先し、明度を第2に優先して前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定することを特徴としている。
請求項9記載の類似配色生成プログラムに係る発明は、請求項1〜4記載の類似配色生成装置としてコンピュータを機能させることを特徴としている。
(2)請求項1〜請求項9記載の発明によれば、コンテンツサーバ上の画像が挿入された文書の配色デザインと同印象のクライアント端末用の文書が自動的に生成されてクライアント端末に送信される。
請求項1〜請求項9記載の発明によれば、ユーザはPC用のウェブサイトと同印象のモバイル端末用ウェブサイトを閲覧することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る類似配色生成装置の処理フローを示し、この処理フローの概略を説明すれば、まずクライアントとなる文書閲覧者がWebサーバ上にある前記類似配色生成装置に対し、コンテンツサーバ上の閲覧したい文書のURL(Uniform Resource Locator)を指定する(S1)。
つぎに前記類似配色生成装置は、指定された文書及び文書のデザインに関連するファイルを取得し(S2)、それぞれのファイルからデザインに関連する特徴量を抽出し(S3)、該特徴量を整理する(S4)。そして、整理された特徴量からいくつかを選択して表示形式を決定し(S5)、該表示形式を反映させた新しいデザインの文書を生成する(S6)。
この新しいデザインの文書は、ネットワークを介してクライアント装置に送信され(S7)、該クライアント装置に表示される(S8)。以下、前記類似配色生成装置の具体的構成・処理を実施例1.2に沿って説明する。
(1)実施例1
図2は、実施例1に係る前記類似配色生成装置ブロック構成図を示し、ここでは前記類似配色生成装置がWeb上のサーバ装置2−1で実施されている。このサーバ装置2−1は、ネットワークを介してクライアント装置2−2とコンテンツサーバ2−3と接続されている。
サーバ装置2−1は、コンピュータにより構成され、通信部2−11と文書取得部2−12と文書特徴量抽出部2−13と画像取得部2−14と画像特徴量抽出部2−15と特徴量統合部2−16と要素データベース2−17と表示形式決定部2−18と文書作成部2−19とを有している。この通信部2−11はコンピュータの通信デバイスにより実現され、要素データベース2−17は内蔵のハードディスクドライブ装置などを用いて構築されている。
また、サーバ装置2−1は、通常のコンピュータの構成要素、例えばCPU(Central Processor Unit)やメモリなどのハードウェア資源を備え、かかるハードウェア資源とインストール済みのソフトウェアとの協働によって前記各機能部2−11〜2−19の処理が実現されている。
クライアント装置2−2は、例えば携帯電話などの小画面のモバイル端末により構成され、通信部2−21と文書指定部2−22と表示部2−23とを有している。この表示部2−23は、インターネット上の文書を閲覧可能なブラウザであるとする。また、文書指定部2−22は、コンテンツサーバ2−3上にある文書のURLを通信部2−21からネットワークを介してサーバ装置2−1の通信部2−11に送信するものとする。
コンテンツサーバ2−3は、コンピュータにより構成され、サーバ装置2−1の処理対象となる文書がハードディスクドライブ装置などで構築されたデータベースに蓄積されている。このデータベースには、主にPC用のウェブサイトとして作成されているHTML文書と、そのデザインに関連するCSSファイルや画像ファイルとが蓄積されているものとする。
そして、サーバ装置2−1の通信部2−11は、クライアント装置2−2の通信部2−21より送信されたURL情報を受信し、指定されたURLに基づきコンテンツサーバ2−3上にある文書の情報を取得する。ここでは、コンテンツサーバ2−3よりHTML文書が取得されるものとする。
また、取得したHTML文書内に記述されている文書のデザインに関連するファイルも取得するものとする。ここではHTML文書に対し、デザインを定義するCSS(スタイルシート)ファイルと、デザインに使用されている画像ファイルとを取得するものとする。なお、関連するファイルが存在しない場合は、クライアント装置2−2の通信部2−21が指定したHTML文書のみを取得するものとする。
具体的には、サーバ装置2−1の通信部2−11から、テキストで記述される情報、即ちHTML文書及びCSSファイルの情報が文書取得部2−12に送信される一方、画像ファイルの情報が画像取得部2−14に送信される。図3の例で示すように、ウェブページを構成するHTML文書及びCSSファイルと、画像ファイルは異なる処理を行う。以下、サーバ装置2−1の各部の処理内容を説明する。
まず、文書取得部2−12では、通信部2−11から送られたHTML文書とCSSファイルのうち、HTML文書のコンテンツ(文書の形式やデザインを決定する「タグ」以外の部分)を取得し、文書作成部2−19に送信する。一方、HTML文書のタグとCSSファイルの情報は文書特徴量取得部2−13に送信される。
文書特徴量抽出部2−13では、文書取得部2−12から送信された情報から、文書のデザインに関連する特徴量を抽出する。ここで、特徴量とは色と要素(背景、文字など)の組み合わせであるとし、ここでは背景、文字の2種類を抽出するものとする。抽出方法として、文字の色を抽出する場合はHTML文書の「font」タグを抽出し、<font*>と</font>の中に記述されている16進数の色表示(例:#FFFFFF=白)を抽出する。背景の場合はHTML文書の「bg」タグを抽出し、「bg」タグの中にある16進数を抽出することで色の情報を抽出する。なお、色の情報がHTML文書に全く記述されていなかった場合はCSSファイルより抽出するものとする。CSSファイルがなく、HTML文書からも背景及び文字の色情報が取得できなかった場合は、背景色を白色、文字色を黒色と置き換えるものとする。抽出した情報は特徴量統合部2−16に送られる。
一方、画像取得部2−14は、通信部2−11から送られた画像ファイルの情報を画像特徴量抽出部2−15に送信する。画像ファイルが複数ある場合は全てを送信する。
画像特徴量抽出部2−15は、画像取得部2−14から送信された画像ファイルに含まれる特徴量を抽出する。ここでの特徴量とは、画像内に含まれる色の情報、及び、文書に関連する全ての画像について、ある色が存在する割合とする。なお、割合が高い場合、その色が多く分布すると考えられることから、面積が広いとみなし、以降、色の分布割合を面積と呼ぶものとする。
まず、画像を構成する全てのピクセルについて、RGB値(赤成分R,緑成分G,青成分B)を取得する。そして、色の属性(明るさ,鮮やかさ,色あい)の3値で表現できるように、RGB値を、明るさ成分(L*)と色み成分(a*,b*)の3つの値を持つ「L***」(エルスターエースタービースター、またはエルエービー)表色系へと変換する。「L*」値は0〜100の範囲で変化し、値が大きいほど明るいことを示す。「L*=0」の時は黒、「L*=100」の時は白となる。色みを表す「a*」は赤と緑の間で変化し、正の値で赤み、負の値で緑みが強いことを示す。「b*」値は青と黄の間で変化し、正の値で黄み、負の値で青みが強いことを示す。「a*=0,b*=0」の時は色みが無い状態、即ち灰色となる。RGB値から「L***」値への変換式については、一般に使用される変換式、例えば非特許文献1に記載された変換式を使用するので、ここでの記述は割愛する。そして、「a*」値、「b*」値を用いて、鮮やかさ(彩度)と色あい(色相)を求める。彩度値を「C*」、色相角を「H°」とすると以下の式(1)(2)で求められる。
Figure 0005096997
以上の「L*,C*,H」の3値によって色が表現可能である。同じ3値を持つピクセル数を算出し、取得された全ての画像のピクセル数で割ることで、画像ファイル全体に対する色の割合が求められる。これを色の面積と呼ぶものとする。この色の3値及び面積の情報が特徴量統合部2−16に送信される。
特徴量統合部2−16では、文書特徴量抽出部2−13及び画像特徴量抽出部2−15で抽出された特徴量を整理し、クライアント装置2−2用の新しい文書の配色を決定するためのデータベースを作成する。画像特徴量抽出部2−15から送られた画像内に含まれる色の情報について、明るさ(L*値)と、画像特徴量抽出部2−15で求めた色の面積により分類する。明るさは、「L*値=0〜40未満」、「L値=40〜70未満」、「L値=70〜100以下」の3種類で分類する。ここではその分類を、明るい方から明度1、明度2、明度3と呼ぶものとする。色の面積は、取得した全ての画像に対し「5%未満」、「5%以上60%未満」、「60%以上100%以下」の3種類で分類する。ここでは面積の分類を、面積の広い方から面積A,面積B,面積Cと呼ぶものとする。例として、ある画像の色を明るさと面積で「3種類×3種類に」分類した結果は、図4で示した表のようになる。なお、図4の例は便宜的に色名による記述を行っているが、実際は色の数値によって色が分類されている。一方、文書特徴量抽出部2−13から送信された情報は明るさの分類のみ行う。明るさによる分類基準は上記と同じである。文書から取得された色を「オリジナル色」と呼ぶこととする。例として、オリジナル背景色が白色(L*=100)の場合は明度1、オリジナル文字色が黒色(L*=0)の場合は明度3と分類される。特徴量統合部2−16で統合・整理された情報は、図4のようにまとめられる。この統合・整理された情報は、表示形式決定部2−18に送信される。この情報はメモリなどの一時記憶手段に格納しておいてもよい。
要素データベース2−17は、クライアント装置2−2用に新たに作成される文書内に記述されるべき要素(背景、文字、罫線など)と、該要素の目立ちやすさに関する情報を有している。なお、配色を行う必要のある要素は、全て要素データベース2−17に登録する必要がある。ここでは例として、クライアント装置2−2用に新しく作成される文書に、背景、文字、リンク文字、既リンク文字、罫線が含まれるものとする。加えて、現状の携帯電話端末では、リンク選択時にリンク部分がリンク文字または既リンク文字の色でフォーカスされるため、リンクフォーカス時の文字色も決めるものとする。そして、各要素が背景に対してどの程度目立つ必要があるかの順位情報(強調度の順位)を登録する。ここでの「目立つ」とは、背景との明度差が大きいこととする。要素データベース2−17における、目立ち度合いによる分類は3種類とする。例として、文字、リンク文字、既リンク文字は最も目立つ度合いが高い「1位」であるとし、罫線は「2位」であるとする。リンクフォーカス時の文字色は、フォーカス色となるリンク文字色及び既リンク文字色との明度差を大きくすることを考慮して、新しく作成する文書の背景と同程度の明度となるようにする。その場合、目立つ度合いは「3位」とする。背景は「基準(=3位)」とする。要素データベース2−17に登録される情報の一例を図5に示した。これらの情報は表示形式決定部2−18に送信される。
表示形式決定部2−18では、特徴量統合部2−16で整理された色情報と、要素データベース2−17の保存情報から、クライアント装置2−2用に新しく作成される文書の配色を決定する。
本実施例では、新しく作成される前記文書の背景色は、処理対象の文書から抽出されたオリジナル背景色と同じであるものとする。オリジナル背景色が明度1のカテゴリだった場合、文書のオリジナル文字色と、画像から抽出された色のうち「明度3かつ面積A(面積Aの色が存在しなかった場合は面積B)」の色が選択される。図4の例では、明度3で面積Aの色が存在しないため、面積Bの紺色と黒色が対象となる。これらは、要素データベース2−17で「1位」と定義されていた要素の色の候補となり、この場合文字色、リンク文字色、既リンク文字色の候補となる。互いが異なる色になるように、候補色の中からランダムで指定されるものとする。なお、候補色が「1位」定義の要素数を下回っている場合は、「明度3かつ面積B(ない場合は面積C)」の色を使用する。それでも色数が足りない場合は、明度3カテゴリの中の色を複数回使用しても良いものとする。
次に、要素データベース2−17において「2位」と定義された罫線の色を決定する。罫線の色は、「明度3」で、「1位」定義の要素色として使用されなかった色と、「明度2で面積A(ない場合は面積B、面積Bにもない場合には面積C)」の色の中からランダムで決定される。色数が足りない場合は上記のカテゴリに含まれる色を複数回使用しても良いものとする。
最後に、「3位」と定義されたリンクフォーカス時の文字色を決定する。「3位」の要素は背景色と同じ明度カテゴリ、ここでは明度1に分類される色のみから選択する。ここでは「明度1かつ面積A(面積Aの色が存在しない場合は面積B)」の色からランダムで選ぶものとする。もし、色がない場合や色数が足りない場合は、オリジナル背景色の色を使用するものとする。
以上のようにして決定された各要素の色情報が、文書作成部2−19に送信される。文書作成部2−19では、表示形式決定部2−18での決定を受けて、クライアント装置2−2の表示部2−23で表示可能な新しいHTML文書を作成する。ここでは、表示部2−23で表示した際の各要素のレイアウトは決定しているものとする。例として、図6のようなシンプルな携帯端末用ウェブページを作成するものとする。このHTML文書内に含まれる、各要素に対応するタグ内に、表示形式決定部で決定された色の16進数(例:#FFFFFF=白)を挿入する。例えば、罫線の色が青であった場合、<hr>タグ内に<hr color=”#0000FF”>と挿入される。そして、HTML文書内のコンテンツ部分に、文書取得部2−12で取得したコンテンツを挿入することで、コンテンツは変わらず、類似の配色が施された新しいHTML文書が作成される。この文書はサーバ装置2−1の通信部2−11に送信される。
そして、通信部2−11は、生成された前記文書を、ネットワークを介してクライアント装置2−2に送信するものとする。クライアント装置2−2の通信部2−21は、サーバ装置2−1で生成された前記文書を取得し、表示部2−23に送信するものとする。表示部2−23では、通信部2−21より送信された前記文書情報内の記述をブラウザで解釈して表示するものとする。
(2)実施例2
実施例2に係る類似配色生成装置は、実施例1と同様に図1のサーバ装置2−1で実施されている。この実施例2のサーバ装置2−1は、実施例1と同様に構成され、コンテンツサーバ2−3およびクライアント装置2−2とネットワークで接続されている。
このサーバ装置2−1の通信部2−11・文書取得部2−12・文書特徴量抽出部2−13・画像取得部2−14・画像特徴量抽出部2−15・文書作成部2−19は、実施例1と同様な処理を行っている。ただし、実施例2のサーバ装置2−1は、特徴量統合部2−16の処理、要素データベース2−17の格納情報、表示形式決定部2−18の処理が実施例1と異なっている。以下、特徴量統合部2−16の処理、要素データベース2−17の格納情報、表示形式決定部2−18の処理を説明する。
まず、実施例2の特徴量統合部2−16の処理内容を説明すれば、文書特徴量抽出部2−13及び画像特徴量抽出部2−15で、実施例1と同様な方法で抽出された特徴量を整理し、クライアント装置2−2用の新しい文書の配色を決定するためのデータベースを作成する。すなわち、画像特徴量抽出部2−15から送られた画像内に含まれる色の情報について、実施例1と同様に明るさ(L*値)と、画像特徴量抽出部2−15で求めた色の面積により分類する。ここではその分類を、明るい方から明度1、明度2、明度3と呼ぶものとする。面積は、取得した全ての画像に対し5%未満、5%以上60%未満、60%以上100%以下の3種類で分類する。ここでは面積の分類を、広い方から面積A、面積B、面積Cと呼ぶものとする。
このとき実施例2の特徴量統合部2−16は、文書特徴量抽出部2−13から送信された情報、ここではHTML文書のタグから抽出された色の情報についても、明るさによる分類を上記の基準で行い、同じ明度分類の「面積A」のカテゴリに加えるものとする。そして、それぞれの分類内で、彩度が高い、即ち鮮やかな色から高い順位となるように順位付けを行う。例として、ある画像の色を明るさと面積で3種類×3種類に分類し、彩度によって並べた結果は図7で示した表のようになる。ここで、HTML文書から取得された色を「オリジナル色」と呼ぶものとする。図7の例で、オリジナル文字色の黒色が面積Aのカテゴリに入り、画像から抽出された黒は面積Bのカテゴリに入っているが、このように別のカテゴリに同じ色が存在する場合は、面積の大きいカテゴリの方を残し、他の色は除くものとする。なお、オリジナル背景色については、明度分類も記録しておく。オリジナル背景色が白色(L*=100)の場合は明度1、オリジナル文字色が黒色(L*=0)の場合は明度3である。図7は特徴量統合部2−16で統合・整理された情報の例である。この統合・整理された情報は、表現形式決定部2−18に送信される。この情報はメモリなどの一時記憶手段に格納しておいてもよい。
要素データベース2−17は、クライアント装置2−2用に新たに作成される文書に記述される各要素について、そのHTMLタグと重要度の情報を有している。ここでは背景、文字、リンク文字、既リンク文字、罫線、リンクフォーカス時の文字、見出しの7種類が含まれるものとする。実施例2では、全ての要素に対して、重要度の高い順で順位付けを行う。ここでは、見出し、リンク文字、既リンク文字、文字、罫線、リンクフォーカス時の文字、背景という順に順位付けを行う。この例では7位まで順位付けられる。要素の順位情報は表示形式決定部2−18に送信される。
表示形式決定部2−18では、実施例1と同様に特徴量統合部2−16で整理された色情報と、要素データベース2−17の情報とから、クライアント装置2−2用に新しく作成される文書の配色を決定している。このとき実施例2ではオリジナル背景色が明度1だった場合、面積Aの明度3、明度2、明度1、その次に面積Bの明度3、明度2、明度1、その次に面積Cの明度1、明度2、明度3の順で、全体を通した順位付けを行う。
すなわち、要素データベース2−17で重要度の順位がN番目まである時に、M個の要素を塗り分ける場合、F(m)=(N*m/M)番目(ただし、m=1,2,3,…,M、Fは整数となるよう小数点以下を切り捨て)の色を選ぶものとする。なお、候補色が「1位」定義の要素数を下回っている場合は同じ色を複数回用いて良いものとする。
なお、オリジナルの背景色が明度3であった場合は、通し順位は面積の大きい方から明度1、明度2、明度3の順でつけるものとする。オリジナルの背景色が明度2であった場合は、明度3、明度1、明度2の順でつけるものとする。
このように決定された各要素の色の情報が、実施例1と同様に文書作成部2−19に送信され、かかる文書作成部2−19において表示形式決定部2−18の決定を受けて、クライアント装置2−2の表示部2−23で表示可能な新しいHTML文書を作成する。
そして、通信部2−11は、生成された前記文書を、ネットワークを介してクライアント装置2−2に送信するものとする。クライアント装置2−2の通信部2−21は、サーバ装置2−1で生成された前記文書を取得し、表示部2−23に送信するものとする。表示部2−23では、通信部2−21より送信された前記文書情報内の記述をブラウザで解釈して表示するものとする。
(3)その他
本発明は、前記実施例1.2に限定されるものではなく、各請求項に記載された範囲内で各種の変形を行うことが可能である。例えば前記実施例1.2では、クライアント装置2−2の文書指定部2−22が処理対象の文書をURLによって指定されるものとしたが、必ずしもURLである必要はなく、文書名等コンテンツサーバ2−3内の文書が一意に特定できる内容であればよい。
また、サーバ装置2−1の通信部2−11が取得するコンテンツサーバ2−3上の文書を、マークアップ言語の一つであるHTML文書を取得するものとしたが、XMLなど、他のマークアップ言語でもよい。すなわち、本発明は、配色の情報がテキストとして記述されている文書であれば、その形式の如何を問わない。
文書特徴量抽出部2−13において、HTML文書から背景色と文字色の情報が抽出できなかった場合に、背景色を白色、文字色を黒色と置き換えるものとしたが、他の色であってもよい。ただし、背景色と文字色は明度差のある2色を用いるものとする。
文書作成部2−19において、新しく生成される文書はHTML文書であるとしたが、他のマークアップ言語による文書でもよい。また、テキストによる文書だけではなく、画像として出力することも可能であるものとする。
なお、本発明は、前記類似配色生成装置に相当するサーバ装置2−1の各構成2−11〜2−19としてコンピュータを機能させるプログラムとしても実現することができる。この場合には、コンピュータの演算手段(例えばCPUなど)がプログラムコードを読み出して、サーバ装置2−1の各構成2−11〜2−19の動作処理が実行される。
このプログラムは、例えばCD−ROM,DVD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−R,DVD−RW,MO,HDDなどの各種の記録媒体に格納してコンピュータに提供される。また、前記プログラムは、Webサイトなどからのダウンロードによってコンピュータに提供してもよい。
本発明の実施形態に係る類似配色生成装置の処理フロー図。 同 実施例1のブロック図。 同 サーバ装置2−1の通信部2−11の取得情報および処理例を示す図。 同 特徴量統合部2−16の処理結果の一例を示す図。 同 要素データベース2−17の格納情報の一例を示す図。 同 文書作成部が作成する文書の一例を示す図。 同 実施例2に係る特徴量統合部2−16の処理結果の一例を示す図。
符号の説明
2−1…サーバ装置(類似配色生成装置)
2−2…クライアント装置
2−3…コンテンツサーバ
2−11…サーバ装置の通信部
2−12…同 文書取得部
2−13…同 文書特徴量抽出部(文書特徴量抽出手段)
2−14…同 画像取得部
2−15…同 画像特徴量抽出部(画像特徴量抽出手段)
2−16…同 特徴量統合部(特徴量統合手段)
2−17…同 要素データベース
2−18…同 表示形式決定部(表示形式決定手段)
2−19…同 文書作成部(文書作成手段)
2−21…クライアント2−2の通信部
2−22…同 文書指定部
2−23…同 表示部

Claims (9)

  1. クライアント装置から取得を要求されたコンテンツサーバ上の対象文書および該対象文書に関連する対象画像の配色を利用して、類似した配色の文書を前記クライアント装置用に作成する類似配色生成装置であって、
    前記コンテンツサーバからネットワーク経由で取得した前記対象文書および前記対象画像に施された配色の特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
    前記特徴量抽出手段で抽出された前記対象文書および前記対象画像の特徴量を統合整理する特徴量統合手段と、
    前記クライアント装置用の文書に記述される各要素の順位情報が保存された要素データベースと、
    前記特徴量統合手段の統合整理した情報および前記要素データベースの保存情報に基づき前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定する表示形式決定手段と、
    前記表示形式決定手段の決定に従って前記クライアント装置用の文書を作成する文書作成手段と、を備え、
    前記特徴量抽出手段は、前記対象文書に記述された各要素の色を前記対象文書の特徴量として抽出する文書特徴量抽出手段と、前記対象画像内に含まれる色の情報および色面積を前記対象画像の特徴量として抽出する画像特徴量抽出手段と、を備え、
    前記特徴量統合手段は、前記文書特徴量抽出手段の抽出した各要素の色について明度を基準に分類するとともに、前記画像特徴量抽出手段の抽出した色の情報について明度と色面積とを基準に分類し、
    前記要素データベースには、前記クライアント装置用の文書に記述される各要素の背景に対する明度差に基づく強調度を基準に定めた前記順位情報が格納され、
    前記表示形式決定手段は、前記要素データベースに格納された各順位の要素を、前記特徴量統合手段で分類された色の明度と面積の分類から優先される配色に定めて前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定し、
    前記文書作成手段の作成した文書をネットワーク経由で前記クライアント装置に送信する
    ことを特徴とする類似配色生成装置。
  2. 前記表示形式決定手段は、前記要素データベースに格納された各順位の要素を、明度を第1に優先し、面積を第2に優先して前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の類似配色生成装置。
  3. クライアント装置から取得を要求されたコンテンツサーバ上の対象文書および該対象文書に関連する対象画像の配色を利用して、類似した配色の文書を前記クライアント装置用に作成する類似配色生成装置であって、
    前記コンテンツサーバからネットワーク経由で取得した前記対象文書および前記対象画像に施された配色の特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
    前記特徴量抽出手段で抽出された前記対象文書および前記対象画像の特徴量を統合整理する特徴量統合手段と、
    前記クライアント装置用の文書に記述される各要素の順位情報が保存された要素データベースと、
    前記特徴量統合手段の統合整理した情報および前記要素データベースの保存情報に基づき前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定する表示形式決定手段と、
    前記表示形式決定手段の決定に従って前記クライアント装置用の文書を作成する文書作成手段と、を備え、
    前記特徴量抽出手段は、前記対象文書に記述された各要素の色を前記対象文書の特徴量として抽出する文書特徴量抽出手段と、前記対象画像内に含まれる色の情報および色面積を前記対象画像の特徴量として抽出する画像特徴量抽出手段と、を備え、
    前記特徴量統合手段は、前記画像特徴量抽出手段の抽出した色の情報について明度と色面積とを基準に分類する一方、
    前記文書特徴量抽出手段の抽出した各要素の色について明度を基準に分類し、前記画像特徴量抽出手段の抽出した色の情報と同じ明度分類であれば該明度分類内において彩度で順位付けし、
    前記要素データベースには、前記クライアント装置用の文書に記述される各要素の重要度を基準に定めた前記順位情報が保存され、
    前記表示形式決定手段は、前記要素データベースに格納された各順位の要素を、前記特徴量統合手段で分類された色の面積毎に明度に応じた順位の色に定めて前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定し、
    前記文書作成手段の作成した文書をネットワーク経由で前記クライアント装置に送信する
    ことを特徴とする類似配色生成装置。
  4. 前記表示形式決定手段は、前記要素データベースに格納された各順位の要素を、面積を第1に優先し、明度を第2に優先して前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定する
    ことを特徴とする請求項3記載の類似配色生成装置。
  5. クライアント装置から取得を要求されたコンテンツサーバ上の対象文書および該対象文書に関連する対象画像の配色を利用して、類似した配色の文書を前記クライアント装置用に類似配色生成装置をもって生成する方法であって、
    特徴量抽出手段が、前記コンテンツサーバからネットワーク経由で取得した前記対象文書および前記対象画像に施された配色の特徴量を抽出する第1ステップと、
    特徴量統合手段が、前記第1ステップで抽出された前記対象文書および前記対象画像の特徴量を統合整理する第2ステップと、
    要素データベースに、前記クライアント装置用に生成される文書に記述される各要素の順位情報を保存する第3ステップと、
    表示形式決定手段が、前記第2ステップで統合整理した情報および前記第3ステップで保存した情報に基づき前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定する第4ステップと、
    文書作成手段が、前記第4ステップの決定に従って前記クライアント装置用の文書を作成する第5ステップと、
    前記第5ステップで作成した文書を、ネットワーク経由で前記クライアント装置に送信する第6ステップと、を有し、
    前記第1ステップは、前記対象文書に記述された各要素の色を前記対象文書の特徴量として抽出する文書特徴量抽出ステップと、
    前記対象画像内に含まれる色の情報および色面積を前記対象画像の特徴量として抽出する画像特徴量抽出ステップと、を有し、
    前記第2ステップは、前記文書特徴量抽出ステップで抽出した各要素の色について明度を基準に分類するステップと、前記画像特徴量抽出ステップで抽出した色の情報について明度と色面積とを基準に分類するステップと、を有し、
    前記第3ステップは、前記クライアント装置用の文書に記述される各要素の背景に対する明度差に基づく強調度を基準に定められた前記順位情報を、前記要素データベースに保存し、
    前記第4ステップは、前記要素データベースに格納された各順位の要素を、前記第2ステップで分類された色の明度と面積の分類から優先される配色に定めて前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定する
    ことを特徴とする類似配色生成方法。
  6. 前記第4ステップは、前記要素データベースに格納された各順位の要素を、明度を第1に優先し、面積を第2に優先して前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定する
    ことを特徴とする請求項5記載の類似配色生成方法。
  7. クライアント装置から取得を要求されたコンテンツサーバ上の対象文書および該対象文書に関連する対象画像の配色を利用して、類似した配色の文書を前記クライアント装置用に類似配色生成装置をもって作成する方法であって、
    特徴量抽出手段が、前記コンテンツサーバからネットワーク経由で取得した前記対象文書および前記対象画像に施された配色の特徴量を抽出する第1ステップと、
    特徴量統合手段が、前記第1ステップで抽出された前記対象文書および前記対象画像の特徴量を統合整理する第2ステップと、
    要素データベースに、前記クライアント装置用に生成される文書に記述される各要素の順位情報を保存する第3ステップと、
    表示形式決定手段が、前記第2ステップで統合整理した情報および前記第3ステップで保存した情報に基づき前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定する第4ステップと、
    文書作成手段が、前記第4ステップの決定に従って前記クライアント装置用の文書を作成する第5ステップと、
    前記第5ステップで作成した文書を、ネットワーク経由で前記クライアント装置に送信する第6ステップと、を有し、
    前記第1ステップは、前記対象文書に記述された各要素の色を前記対象文書の特徴量として抽出する文書特徴量抽出ステップと、
    前記対象画像内に含まれる色の情報および色面積を前記対象画像の特徴量として抽出する画像特徴量抽出ステップと、を有し、
    前記第2ステップは、前記画像特徴量抽出ステップで抽出した色の情報について明度と色面積とを基準に分類する一方、
    前記文書特徴量抽出ステップで抽出した各要素の色について明度を基準に分類し、前記画像特徴量抽出手段の抽出した色の情報と同じ明度分類であれば該明度分類内において彩度で順位付けし、
    前記第3ステップは、前記クライアント装置用の文書に記述される各要素の重要度を基準に定めた前記順位情報を、前記要素データベースに保存し、
    前記第4ステップは、前記要素データベースに格納された各順位の要素を、前記第2ステップで分類された色の面積毎に明度に応じた順位の色に定めて前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定する
    ことを特徴とする類似配色生成方法。
  8. 前記第4ステップは、前記要素データベースに格納された各順位の要素を、面積を第1に優先し、明度を第2に優先して前記クライアント装置用の文書に施される配色を決定する
    ことを特徴とする請求項7記載の類似配色生成方法。
  9. 請求項1〜4記載の類似配色生成装置としてコンピュータを機能させることを特徴とする類似配色生成プログラム。
JP2008117969A 2008-04-30 2008-04-30 類似配色生成装置、類似配色生成方法、類似配色生成プログラム Expired - Fee Related JP5096997B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008117969A JP5096997B2 (ja) 2008-04-30 2008-04-30 類似配色生成装置、類似配色生成方法、類似配色生成プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008117969A JP5096997B2 (ja) 2008-04-30 2008-04-30 類似配色生成装置、類似配色生成方法、類似配色生成プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009268000A JP2009268000A (ja) 2009-11-12
JP5096997B2 true JP5096997B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=41393238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008117969A Expired - Fee Related JP5096997B2 (ja) 2008-04-30 2008-04-30 類似配色生成装置、類似配色生成方法、類似配色生成プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5096997B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013137609A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 配色処理装置およびその動作方法
CN109472840B (zh) * 2018-10-31 2023-01-10 广东智媒云图科技股份有限公司 一种颜色替换方法及系统

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006058950A (ja) * 2004-08-17 2006-03-02 Fuji Xerox Co Ltd 自動配色装置および方法およびプログラム
JP2006243829A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Toshiba Corp ウェブコンテンツ変換方法およびウェブコンテンツ変換システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009268000A (ja) 2009-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220215606A1 (en) Systems and methods of generating a design based on a design template and another design
CN110537179B (zh) 匹配样式属性的系统和方法
US8799829B2 (en) Methods and systems for background uploading of media files for improved user experience in production of media-based products
US8988450B1 (en) Color palette maps for color-aware search
US20140193047A1 (en) Systems and methods for generating autoflow of content based on image and user analysis as well as use case data for a media-based printable product
US8612428B2 (en) Image ranking based on popularity of associated metadata
US20160071065A1 (en) Information processing device, non-transitory computer readable medium, and information processing method
US20140244668A1 (en) Sorting and Filtering a Table with Image Data and Symbolic Data in a Single Cell
US7469378B2 (en) Layout system, layout program, and layout method
CN1808377A (zh) 由非专属语言驱动的通用序列图生成器
US12032863B2 (en) Creation of component templates and removal of dead content therefrom
JP5580581B2 (ja) 写真製品テンプレート処理方法及びシステム
TWI525456B (zh) Choose font, font determination, recommendation, generation method and device
US20110246452A1 (en) Trademark report with store layout diagram
US20130033722A1 (en) Systems and methods for providing content to a peripheral device
JP2021124914A (ja) 情報処理システム、情報処理方法
US20140201623A1 (en) Method and system for determining and using style attributes of web content
CN105760501A (zh) 一种文档格式转换方法及装置
US9977794B2 (en) Management apparatus, design management method, and non-transitory computer readable medium
JP6838167B2 (ja) ウェブページメイン画像認識方法及び装置
JP5096997B2 (ja) 類似配色生成装置、類似配色生成方法、類似配色生成プログラム
JP6623603B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6641777B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
US20020111970A1 (en) Method of displaying information in stages
US9946698B2 (en) Inserting text and graphics using hand markup

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100602

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120918

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees