JP5094289B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プラズマ処理装置に係り、特に、試料にバイアス電位を付与するための電源を備えたプラズマ処理装置に関する。
半導体素子の製造工程においては、エッチング処理、アッシング処理、CVD(Chemical Vapor Deposition)処理など、プラズマを応用したさまざまな処理が行われている。これらプラズマを用いた処理装置では、減圧した真空容器内に供給した処理ガスに電界または磁界を供給してプラズマを生成し、生成したプラズマ中の荷電粒子あるいは反応性粒子を利用して半導体ウエハ等の被処理基板(試料)の表面を加工している。
また、より微細な加工形状をより高精度に実現するため、高周波バイアス電力を試料である基板を載せる試料台内部の電極に供給し、基板上にバイアス電位を形成して、荷電粒子を誘引して基板表面に衝突させている。この際、供給する電力を調節して被処理基板への荷電粒子の入射角、および入射エネルギーを制御し、処理の異方性向上を実現することが行われている。
特に、複数の膜が積層された膜構造を処理する場合に、異なる処理に対応させて異なる電力を供給することで高精度に形状を加工することが知られている。例えば、特許文献1には、前記バイアス電力を間欠的にON/OFFする機能、すなわち時間変調(Time Modulation ;TM変調)、あるいは振幅変調(Amplitude Modulation;AM変調)などの変調機能を備えた高周波電力源を用いること、Si基板上にSiO、Poly−Si、レジストが積層された膜構造の試料のうち、Poly−Siを処理するメインのエッチング処理を連続波で行い、メインのエッチングにより削りきれなかった残滓部分を除去するオーバーエッチと呼ばれる処理を変調波で処理すること。およびこれによりSiOなどの下地の酸化膜に損傷を与えることなく残滓を除去することが示されている。
また、特許文献2には、複数の処理ステップからなるエッチング処理において、それぞれの処理ステップについて処理時間、真空容器内の圧力、ソレノイドコイルに流す直流電流の強度、マイクロ波電力の強度、プロセスガスの導入量、電極に印加する高周波電力の強度等のパラメータ予め設定しておき、エッチング途中で処理ステップが切り替わると、新しい処理ステップの設定に基づいて、各種パラメータを前記設定値の通りとなるように制御すること、およびこのような複数の処理ステップからなるエッチング処理においては、その一連のパラメータ設定はレシピとして管理されていることが示されている。このような処理における高周波電力の切り替えは、例えば図8示すようなタイミングで行われている。
特開2001−085395号公報 特開2004−079600号公報
特許文献1に示される技術においては、バイアス電力の連続波(CW)、TM変調波(TM)の切替動作がスムーズでなければ、処理性能の低下、あるいは処理対象であるウエハにダメージを与えることがある。例えば、TM変調された電力の平均値はONしている間隔とOFFしている間隔の比によって決定されるため、常に電力がONである連続波に比べてエッチング速度が低下する。このため、処理中に必要に応じて連続波出力と変調波出力を連続的に切替ながら処理を行うことになる。しかしながらこのような連続波/変調波切替(モード切替)時は瞬間的に大電力が印加されることがある。
このような、特許文献2には、このような連続波/変調波切替時における瞬間的な大電力印加を抑制するため、連続波/変調波切替時に、ある不定の時間間隔を持つ連続波/変調波切替専用のステップを介在させ、これにより前記大電力印加を抑制することが示されている。
ところが、前記不定の時間間隔である切り替えステップの存在は、プロセスの処理結果に無視し得ない誤差を与えることが判明した。すなわち、プロセスルールの微細化、加工精度向上の要求に対し、前記不定の時間間隔を持つステップによる連続波/変調波切替が、プロセス結果に無視できない誤差を与えるようになり、処理結果を安定に保つことが難しくなる。例えば、プロセス処理上、無視できない時間にわたり、高周波電力の供給が途絶えると汚染物質が堆積する。また、想定された時間より長い時間に渡って高周波電力の供給が連続することで、余計なエッチングが進行し、ウエハダメージを引き起こすなどの現象が発生する。このような場合には、ウエハの処理結果に大きなばらつきが生じ、処理の歩留まりや加工の精度が損なわれる。
本発明は、これらの問題点に鑑みてなされたもので、試料に対して安定かつ再現性の高い処理を施すことのできるプラズマ処理装置を提供するものである。
本発明は上記課題を解決するため、次のような手段を採用した。
真空容器と、該真空容器内に供給された処理ガスに高周波エネルギを供給して該真空容器内に配置された被処理基板を処理するためのプラズマを生成するアンテナ電極と、前記真空容器内に配置され載置された前記被処理基板を吸着保持する試料台と、該試料台に高周波バイアス電力を供給してプラズマ中の荷電粒子を吸引する高周波バイアス電源と、該高周波バイアス電源の出力レベルを外部から供給された外部設定信号にしたがって調整する出力レベル設定部、および前記高周波バイアス電源の出力モードを外部設定信号にしたがって、連続して前記高周波バイアス電力を出力する連続モードまたは断続して前記高周波バイアス電力を出力する変調モードの何れかに設定する出力モード設定部を備えた制御装置を備え、該制御装置は、出力レベルの設定信号または変調モードの設定信号を受信してから第1の所定時間経過後に受信した前記設定信号が、出力レベルの切り替えのみ、変調モードの切り替えのみ、並びに出力レベルおよび変調モードの切り替えの何れであるかを判定し、判定結果にしたがって第2の所定時間経過後に出力レベルの切り替え、変調モードの切り替え、並びに出力レベルおよび変調モードの切り替えの何れかを行うものであって、前記被処理基板の異なる複数の条件の間で前記出力レベルの切り替え、変調モードの切り替え、並びに出力レベル及び変調モードの切り替えを予め定められた一定の期間内に行う。
本発明は、以上の構成を備えるため、試料に対して安定かつ再現性の高い処理を施すことができる。
以下、最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態にかかるプラズマ処理装置の構成の概略を説明する図である。図1において、真空容器101内には、高周波電力を供給してプラズマ104を生成するアンテナ電極105、およびバイアス電力を伝達する基板電極109を備える。また、前記真空容器101内にはガス供給装置111を介して処理ガスが導入される。
真空容器101の外周部には、処理室を囲むように磁場発生用の空芯コイル106が配置してある。真空容器101上部には、電力を供給するためのアンテナ電極105、およびガス供給装置111から処理ガスを真空容器内に導入するための微細な孔が複数開いたガス導入板112が設置されている。また、真空容器101には、真空を維持するために、真空排気装置113(ここではターボ分子ポンプ)が接続されている。また、上部のアンテナ電極105は、処理室中にプラズマを維持するためのバイアス電力を供給する機能を有している。下部の基板電極109は、被処理基板102に垂直な電界を発生させるための高周波電力を供給する機能と、被処理基板102を搭載し、クーロン力によってこれを吸着、保持するためのステージ(試料台)としての機能を有している。
上部アンテナ電極105には、真空容器101の外に配置してある高周波電力を供給するためのマグネトロン107と接続するための同軸導波管108が接続されている。同軸導波管108によって真空容器外に引き出された伝送線路には、伝送線路、プラズマ104のインピーダンス変動を吸収するための自動整合器114、および反射電力を吸収するアイソレータ115を経由して高周波発生源であるマグネトロンが接続されている。
試料台103内部に設置された基板電極109にバイアス電力を供給している高周波電力源110は、基板電極109と高周波電力源110の間に、自動整合器116が接続されており、伝送線路およびプラズマ104のインピーダンス変動を吸収しながら電力を供給できるようになっている。また、基板電極109には、被処理基板102を試料台に吸着、保持するためのクーロン力を発生させるための直流電圧源117がフィルタ回路118を経由して接続されている。
プラズマ処理装置は、このように、真空容器101内に被処理基板102を保持するための試料台103、、被処理基板の上部にプラズマ104を形成するための高周波電力供給用アンテナ電極105、およびプラズマを生成しかつ制御するための空心コイル106を真空容器101の外周部に備える。また、高周波電力供給用アンテナ105は、円形であり、被処理基板102の上部に設置されている。処理室下部に設置された試料台103内部には、基板電極109が設置されており、プラズマ104中で励起された処理ガス中の荷電粒子を被処理基板102まで任意のエネルギーで加速し、異方性を制御しながら入射させる。
上部アンテナ電極105に供給された高周波電力は、真空容器101中にガス供給装置111から供給される処理ガスを電離しプラズマ化する。このとき、真空容器101外周部にある空心コイル106の発生させる磁場によって、電離された処理ガスを閉じ込め、真空容器101内に生成されるプラズマ104の形状、密度、およびその分布を任意の形に制御することができる。
図2は、被処理基板の表面構造の例を説明する図である。図2(a)は処理を施す前の被処理基板102の例を示す図である。図2(a)に示すように、被処理基板はSi積層基板205であり、該基板は、Si基板201上に酸化膜(SiO膜)202、ポリシリコン(Poly−Si)膜203、レジスト膜204が積層された膜構造を備えている。 図2(b)は、レジスト204をマスクとしてポリシリコン膜203をエッチングして酸化膜203表面近傍まで加工(溝加工)した結果を示す図である。この状態では、加工した溝の底や側壁にエッチング残り(残滓)206が存在している。
図2(c)は、前記エッチング残りを下層の酸化膜203との選択比を大きくしつつ除去するオーバーエッチングの処理を行った結果を示す図である。
本実施形態では、図2(b)の処理(メインのエッチング処理)と図2(c)のオーバーエッチングの処理とで、高周波電力源110からの出力(出力レベル(レンジ)あるいは変調の有無)の条件を異なるように調節している。この結果、被処理基板102上に形成されるバイアス電位の大きさ、およびその分布を所望の条件に調節することができる。
図3は、高周波電力源110の内部構成を説明する図である。高周波電力源110は、主幹制御、演算、タイミングの各制御を行う制御装置(主演算装置)301を中心に、高周波電力を生成する主RF増幅装置302、主RF増幅装置302の駆動制御を行う増幅装置制御器303、主増幅装置302の出力である高周波電力を測定するRF電力センサ304、RF電力センサ304の出力を増幅し主演算装置に伝達するセンサ出力増幅装置305を備える。
ここで、主演算装置301は、主制御装置119からの設定信号を受信し、受信した信号について演算・論理判定を実行し、前の設定に対し、次に設定すべき目標値の判定と、高周波電源内部のシーケンス制御手順、各動作間隔を設定するタイミング制御用のカウンタの動作条件を決定する。前記設定完了後は、直ちに、高周波電力源内部の各構成要素に対し、カウンタの動作を基準としたタイミング管理を行いつつ、適正なタイミングで、動作指令を伝達する。同時に、センサ出力増幅装置305に対し、現在の検出電力と設定目標電力から最も検出精度が高くなる電力検出系、パラメータを選択する。
増幅装置制御器303は、主演算装置301の送信した動作指令のうち、RF電力出力の出力強度、レンジ切替、および変調波設定を主RF増幅装置302に伝達し、前記主RF増幅装置302を駆動するための信号を生成するアナログ比例回路および信号発生器を備える。また、増幅装置制御器303は、主演算装置301からの指令を受信すると、直ちに、主RF電力増幅装置302を駆動するための基本信号を信号発生器によって発生する。この信号発生器には、主演算装置301から伝達された変調波に関する設定を反映させる機能を有している。また、タイミングのずれを防ぐため、制御用の前記アナログ比例回路とは並列にかつ同時に動作するように構成されている。主RF電力増幅装置302は、増幅装置制御器303より送信された基本信号をある一定の割合で増幅する。増幅開始、停止の指令は主演算装置301から供給される。
RF電力センサ304は、主RF電力増幅装置302が出力した電力をリアルタイムで一定の割合で分割し、センサ出力増幅装置305に送信する。センサ出力増幅装置305は、RF電力センサ304から受信した電力の信号を、測定している電力の大きさに応じて最適な電力検出系およびパラメータを選択して、信号を検出増幅して主演算装置301に送信する。ここで、前記電力検出系、パラメータの設定変更は主演算装置301によって行われる。
図4は、主演算装置301の処理を説明する図であり、主制御器119から設定信号を受信した後の、後述する各動作パターンに共通となる処理を表している。通常、主演算装置301は、主制御器119からの最新の設定情報に基づき、センサ出力増幅装置305から受信する信号が一定になるようなフィードバック制御を増幅器制御器303に対して行っている。ここではこの状態を通常処理と呼ぶこととする。
通常処理状態にある主演算装置301は、主制御器119からの設定信号の中で、特に、パワーレンジ設定信号、あるいは連続波/変調波モード切替信号の何れかを受信すると、前記通常処理を中断し、タイミング制御用カウンタの起動を行う(ステップ401)。タイミング制御用カウンタのカウントアップ中は、主演算装置は、前記フィードバック制御を除くすべての処理を中断する。
前記タイミング制御用カウンタ401は、あらかじめ定められた期間カウントアップした後、自動的に停止し、主演算装置301に処理の再開を指令する。前記タイミング制御用カウンタの停止を検知した主演算装置301は、次に主制御器119から送信されたパワーレンジ切替信号の受信(ステップ402)、連続波/変調波モード切替信号の受信(ステップ403)、あるいはRFパワーの設定信号の受信(ステップ404)を行った後、切替パターンを判定し(ステップ405)、判定したパターンにしたがって高周波電力源110を動作させる指令信号(A、B、C)を発信する。
なお、ここではこれらの切り替えパターンとして、パワーレンジの切替(振幅の切り替え)のみ(A)、連続波/変調波の切替(モードの切り替え)のみ(B)、パワーレンジの切替および連続波/変調波の切替え(C)、の3パターンとする。
以下の例では、パワーレンジが、第1のパワー出力レンジ、第2のパワー出力レンジの二つの出力レンジによって構成されている場合を仮定し、各パターンについて、処理フローを図5、図6、図7を用いて説明する。なお、出力レンジは2種類に限定されるわけではなく3種類以上あってよい。
まず、パワーレンジの切替処理について説明する。図5は、パワーレンジの切替処理を説明する図であり、図9はそのタイミングを説明する図である。前記切替パターン判定(ステップ405)の終了後、直ちにシーケンス処理時間を規定するシーケンス処理監視用カウンタの終了判定値が設定される(ステップ501)。その後、シーケンス処理監視用カウンタが動作を開始する(ステップ502)。次に、先に取得した設定信号をもとに、シーケンス動作順序の設定(ステップ503)、パワーレンジ切替目標値の設定を行い(ステップ504)、前記シーケンス処理監視用カウンタの停止まで待機する。ここで、前記シーケンス動作順序は、図12に示した組み合わせ(パワーレンジの変化方向と出力モードの組み合わせ)のいずれかである。
前記シーケンス動作順序設定(ステップ503)では、前の主制御器の設定情報と、前記の取得した新しい設定値をもとに、図12に示す組み合わせの中から、該当する動作モードを選択し、設定、切替動作の順番に従ってシーケンス動作順序を設定する。たとえば、前の設定が連続波で第2のパワーレンジであり、新しい設定が連続波で第1のパワーレンジである場合には1203の動作手順が参照される。
以上の設定が完了すると、並列して動作している前記シーケンス処理監視用カウンタの動作停止まで、シーケンス制御タイミング調整用カウンタにより、処理を待機状態に移行する(ステップ505)。前記シーケンス処理監視用カウンタの停止(ステップ506)後は、同カウンタの停止をトリガとして、処理の待機を解除し(ステップ507)、RF出力電力の変動を開始する(ステップ508)。RF出力電力変更の動作は、前記シーケンス動作順序設定に従う。定められたシーケンス動作を完了した後、主制御装置へ高周波電力源の状態を知らせるステータス信号を出力し、処理を完了する(ステップ509)。
ここで、切替動作時の詳細なタイミングについて解説する。図9は、図12に示した、シーケンス動作順序設定の動作タイプ1203を示しており、レンジの切替え前は、連続波かつ第2のパワーレンジであり、レンジ切替え後の新しい設定は連続波且つ第1のパワーレンジとなる場合について示している。特に、前記タイミング制御用カウンタ401が起動してから、出力の変動が完了するまでの間の動作タイミングを示したものである。
図9において、ステップ901およびステップ902は、前記レシピに設定されたウエハの処理ステップである。ステップ901をレンジ切替え前の設定、ステップ902を切替え後の設定値としてある。これらのステップの切り替わりと同時に、前記主制御器119からは、ステップ902の設定信号が前記主演算装置301に伝達される。主演算装置301は、前記タイミング制御用カウンタを動作させ(ステップ401)、任意に設定された所定の時間(例えば150msec)だけ同カウンタの動作フラグ903をセットする。
この間、タイミング制御用カウンタの動作によって設定されたフラグを検知した主演算装置301は、タイミング制御用カウンタのカウントアップおよび出力電力のフィードバック制御以外の動作を停止させる。このとき、出力電力のフィードバック制御は、第1のパワーレンジ設定入力908の設定信号によって制御される。
前記タイミング制御用カウンタは、一定期間のカウントアップを終了して所定時間の経過が検出されると、設定していたタイミング制御用カウンタの動作フラグ903を開放する。動作フラグ903の開放を確認した主演算装置301は、次に、シーケンス制御監視用カウンタ502を動作させ(ステップ502)、同時にタイミング制御カウンタの動作を示すシーケンス制御監視用カウンタ動作中のフラグ904をセットする。
主演算装置301は、シーケンス制御監視用カウンタ動作中のフラグ904がセットされている期間中に、ステップ902の指令信号の検出を行い、パワーレンジ設定入力910をもとにステップ902で設定すべきパワーレンジを判定し、受信した当該第1のパワーレンジの設定入力908の信号に基づいて、シーケンス動作順序設定、パワーレンジ切替目標設定を行う(ステップ503,504)。
前記シーケンス制御監視用カウンタの動作停止後(ステップ506)、同カウンタ動作フラグ904は開放され、主演算装置301は、設定されたシーケンス動作順序である図12の動作タイプ1203に準じたシーケンス動作順序設定、パワーレンジ切替目標設定504に従い、第1のパワーレンジ908の設定値に合致するようにパワーレンジ設定905、および主RF増幅器設定906を行う(なお、本実施例によるタイミング制御では、パワーレンジ設定905、および主RF増幅器設定906の変更のみではなく、あらゆる動作変更操作の管理に適用可能であることは言うまでもない)。このとき、すべての操作は、RF電源内部シーケンス制御実行期間907に定められる一定の時間間隔内に完了し、もし、動作が完了しないときは、異常動作として、エラー処理が実行される。
次に、連続波(CW)/変調波(TM)のモード切替処理について説明する。図6は、連続波/変調波のモード切替処理を説明する図であり、図10はそのタイミングを説明する図である。
前記切替パターン判定(ステップ405)終了後、直ちにシーケンス処理時間を規定するシーケンス処理監視用カウンタの終了判定値が設定される(ステップ601)。その後、シーケンス処理監視用カウンタが動作を開始する(ステップ602)。次に、先に取得した設定信号をもとに、シーケンス動作順序設定(ステップ603)、連続波/変調波切替目標値設定および変調波パラメータの設定を行い(ステップ604)、前記シーケンス処理監視用カウンタの停止まで待機する(ステップ606)。ここで、前記シーケンス動作順序は、図13に示した組み合わせ(パワーレンジとモード切り替え方向の組み合わせ)のいずれかである。
前記シーケンス動作順序設定(ステップ603)では、前の主制御器の設定情報と取得した新しい設定値をもとに、前記図13の組み合わせの中から、該当する動作モードを選択し、シーケンス動作順序を設定する。たとえば、パワーレンジ切替え前の設定が連続波かつ第2のパワーレンジで、切替え後の設定が変調波かつ第2のパワーレンジである場合は、1301の動作手順が参照される。
以上の設定が完了すると、並列して動作している前記シーケンス処理監視用カウンタの動作停止まで、シーケンス制御タイミング調整用カウンタを停止させて(ステップ607)処理を待機状態に移行する。前記シーケンス処理監視用カウンタの停止後は、このカウンタの停止をトリガとして処理の待機を解除し、RF出力電力の変動を開始する(ステップ608)。RF出力電力変更の動作は、前記シーケンス動作順序設定(ステップ603)に従う。定められたシーケンス動作を完了した後(ステップ609)、主制御装置119へ高周波電力源の状態を知らせるステータス信号を切替え出力し(ステップ610)、処理を完了する。
ここで、切替動作時の詳細なタイミングについて解説する。図10は、図13に示した、シーケンス動作順序設定の動作タイプ1301を示しており、切替え前の設定は、連続波かつ第2のパワーレンジで、切替え後の設定値は変調波かつ第2のパワーレンジである場合を示している。特に、タイミング制御用カウンタが起動(ステップ401)してから、出力の変動が完了するまでの間の動作タイミングを示したものである。
ここで、ステップ1001、およびステップ1002は、前記レシピに設定された試料の処理ステップである。また、ステップ1001はパワーレンジ切替え前の設定、ステップ1002は切替え後の設定である。
ステップの切り替えと同時に前記主制御器119から連続波/変調波設定入力1008が、ステップ1002の設定信号とあわせて前記主演算装置301に伝達される。主演算装置301は、前記タイミング制御用カウンタを動作させ(ステップ401)、予め定められた時間(例えば150msec)だけ同カウンタの動作フラグ1003をセットする。
この間、タイミング制御用カウンタの動作によって設定された動作フラグ1003を検知した主演算装置301は、カウンタのカウントアップおよび出力電力のフィードバック制御以外の動作を停止させる。このとき、出力電力のフィードバック制御は、前の設定信号を引き継ぎ、ここでは、第1のパワーレンジの設定信号によって制御される。前記タイミング制御用カウンタは、上記所定の期間のカウントアップを終了すると、設定していた同カウンタの動作フラグ1003を開放する。同フラグ1003の開放を確認した主演算装置301は、次に、シーケンス制御監視用カウンタを動作させ(ステップ602)、同時に同カウンタの動作を示すシーケンス制御監視用カウンタ動作中のフラグ1004をセットする。
主演算装置301は、シーケンス制御監視用カウンタ動作中のフラグ1004がセットされている期間中に、ステップ1002の指令信号の検出と、シーケンス動作順序設定、連続波/変調波切替目標値設定を行う(ステップ603,604)。前記シーケンス制御監視用カウンタ602の動作停止後(ステップ607)、同カウンタ動作フラグ1004は開放され、主演算装置301は、設定されたシーケンス動作順序である図13の動作タイプ1301に従い、連続波/変調波設定入力1008の設定値に合致するようにRFセンサ設定1005、および連続波/変調波内部変調モード設定1006を行う。
なお、本発明によるタイミング制御は、RFセンサ設定1005、および連続波/変調波内部変調モード設定1006の変更のみではなく、あらゆる動作変更操作の管理に適用可能であることは言うまでもない。このとき、すべての操作は、RF電源内部シーケンス制御実行期間1007に定められる一定の時間間隔内に完了し、もし、動作が完了しないときは、異常動作として、エラー処理が実行される。
次に、パワーレンジの切替、および連続波/変調波の切替(モード切替)の双方を同時に行う場合について示す。
図7は、パワーレンジの切替と連続波/変調波のモード切替の双方を同時に行う処理を説明する図、図11はそのタイミングを説明する図である。
前記切替パターン判定終了後(ステップ405)、直ちにシーケンス処理時間を規定するシーケンス処理監視用カウンタの終了判定値が設定される(ステップ701)。その後、シーケンス処理監視用カウンタが動作を開始する(ステップ702)。次に、先に取得した設定信号をもとに、設定の変更前後の状態の比較、判定(動作設定方向判定)を行う(ステップ703)。
判定は、次の二つのパターンについて行う。一つ目は、変更の前が第2のパワーレンジで、変更後が第1のパワーレンジの場合であって、パワーレンジの切り替えを先に行い、その後で連続波、変調波の設定変更を行うパターン(第1のパターン)、二つ目は、変更前が第1のパワーレンジで、変更後が第2のパワーレンジの場合であって、連続波、変調波の設定モード変更を先に行い、その後でパワーレンジの切替を行うパターン(第2のパターン)である。
次に、上記動作パターン別の動作フローについて示す。第1のパターン(第2のレンジ→第1のレンジ)は、以下に示す動作手順をとる。
動作設定方向判定後(ステップ703)、先に取得した設定信号をもとに、シーケンス動作順序判定(ステップ704)、レンジ切替目標値設定(ステップ705)、連続波、変調波切替目標値設定および変調波パラメータの設定を行い(ステップ706)、前記シーケンス処理監視用カウンタの停止(ステップ702)まで待機する。ここで、ステップ704のシーケンス動作順序は、図14に示した組み合わせ(パワーレンジの変化方向と出力モードの変化方向の組み合わせ)のいずれかである。
前記シーケンス動作順序設定(ステップ704)では、前の主制御器の設定情報と、前記の取得した新しい設定値をもとに、前記図14の組み合わせの中から、該当する動作モードを選択し、設定、切替動作の順番1405に従ってシーケンス動作順序を設定する。たとえば、変更前の設定が変調波でかつ第2のパワーレンジであり、変更後の設定が連続波でかつ第1のパワーレンジである場合は、1403の動作手順が参照される。
以上の設定が完了すると、並列して動作している前記シーケンス処理監視用カウンタ702の動作停止まで、シーケンス制御タイミング調整用カウンタを起動させ(ステップ707)、処理を待機状態に移行する。前記シーケンス処理監視用カウンタの停止後(ステップ702)は、同カウンタの停止をトリガとしてシーケンス制御タイミング調整用カウンタを停止して(ステップ715)処理の待機を解除し、RF出力電力の変動を開始する。RF出力電力変更の動作は、前記シーケンス動作順序設定に従い、RF出力電力変更あるいはセンサレンジ切替を行った(ステップ719)後に、出力電力の変動が終了したことを確認した(ステップ720)後、連続波或いは変調波の切替を実行する(ステップ721)。定められたシーケンス動作を完了した後、主制御装置へ高周波電力源の状態を知らせるステータス信号の出力を切替えて発信し(ステップ722)、処理を完了する。
次に、第2のパターンの動作手順について示す。動作設定方向判定後(ステップ703)、先に取得した設定信号をもとに、シーケンス動作順序判定(ステップ708)、連続波、変調波切替目標値設定及び変調波パラメータ設定(ステップ709)、およびレンジ切替目標値の設定を行い(ステップ710)、シーケンス制御タイミング調整用カウンタを起動して(ステップ711)、前記シーケンス処理監視用カウンタの停止まで待機する。ここで、ステップ708のシーケンス動作順序は、図14に示した組み合わせのいずれかである。設定の切替え前の主制御器の設定情報と、前記の取得した新しい設定値をもとに、前記図14の組み合わせの中から、該当する動作モードを選択し、設定、切替動作の順番1405に従ってシーケンス動作順序708を設定する。たとえば、動作の変更の前の設定が連続波かつ第1のパワーレンジで、動作の変更後の設定が変調波かつ第2のパワーレンジの場合は、1402の動作手順が参照される。
以上の設定が完了すると、並列して動作している前記シーケンス処理監視用カウンタの動作停止まで、シーケンス制御タイミング調整用カウンタ711により、処理を待機状態に移行する。前記シーケンス処理監視用カウンタの停止後は、同カウンタの停止をトリガとして、シーケンス制御タイミング調整用カウンタを停止して(ステップ713)処理の待機を解除し、RF出力電力の変動を開始する。RF出力電力変更の動作は、前記シーケンス動作順序設定(ステップ708)に従い、連続波または変調波切替を実行した後(ステップ714)に、RF出力電力変更、およびパワーレンジ切替を行う(ステップ716)。出力の変動が終了したことを確認し(ステップ717)定められたシーケンス動作を完了した後、主制御装置119へ高周波電力源の状態を知らせるステータス信号を出力を切替えて発信し処理を完了する。
ここで、切替動作時の詳細なタイミングについて説明する。図11は、図14に示した、組み合わせにおける動作タイプ1402を説明する図である。ここでは、前の設定が、連続波でかつ第1のパワーレンジであり、次の設定目標値が変調波でかつ第2のパワーレンジの場合について、前記タイミング制御用カウンタ702が起動してから、出力の変動が完了するまでの間の動作タイミングを示している。ここで、ステップ1101およびステップ1102は、前記レシピに設定されたウエハの処理ステップである。ステップ1101を出力の変動前の設定、ステップ1102が変動後の設定である。
ここで、ステップの切り替わりと同時に、前記主制御器119からはステップ1102の設定信号が前記主演算装置301に伝達される。主演算装置301は、前記タイミング制御用カウンタを動作させ(ステップ702)、所定の時間(例えば150msec)だけ同カウンタの動作フラグ1103をセットする。この間、タイミング制御用カウンタの動作によって設定されたフラグ1103を検知した主演算装置301は、カウンタのカウントアップおよび出力電力のフィードバック制御以外の動作を停止させる。このとき、出力電力のフィードバック制御は、第1のパワーレンジの設定入力信号1110によって制御される。前記タイミング制御用カウンタは、一定期間のカウントアップを終了すると、設定していた同カウンタの動作フラグ1103を開放する。同フラグの開放を確認した主演算装置301は、次に、シーケンス制御監視用カウンタを動作させ(ステップ710)、同時に同カウンタの動作を示すシーケンス制御監視用カウンタ動作中のフラグ1104をセットする。
主演算装置301は、シーケンス制御監視用カウンタ動作中のフラグ1104がセットされている期間中に、ステップ1102の指令信号の検出を行い、パワーレンジ設定入力1111をもとにステップ1102で設定すべき第2のパワーレンジの判定と、この第2のパワーレンジの設定入力1112を受信して、シーケンス動作順序設定(ステップ704)、パワーレンジ切替目標設定(ステップ705)および連続波/変調波切替目標値設定(ステップ706)を行う。
前記シーケンス制御監視用カウンタの動作停止後、同カウンタ動作フラグは開放され、主演算装置306は、設定されたシーケンス動作順序である図14の動作タイプ1402に従い、第2のパワーレンジ1112、および連続波/変調波設定入力1113の設定値に合致するように、RFセンサ設定1105、連続波/変調波内部変調モード設定1106、およびパワーレンジ設定1107、主RF増幅装置1108の設定を行う(なお、本発明によるタイミング制御では、RFセンサ設定1105、および連続波/変調波内部変調モード設定1106、パワーレンジ設定1107の変更のみではなく、あらゆる動作変更操作の管理に適用可能であることは言うまでもない)。このとき、すべての操作は、RF電源内部シーケンス制御実行期間1109に定められる一定の時間間隔内に完了し、もし、動作が完了しないときは、異常動作として、エラー処理が実行される。
以上、説明したように、本実施形態によれば、処理ステップ間で、パワーレンジ切り替え、および連続波/変調波切替の少なくとも何れかの切替動作を行う際に、カウンタにより切り替え動作時間を設定し、この設定時間を監視しつつ固定した処理順序で処理を行う。このため、切替動作に伴う大電力印加を防ぎつつ、プロセス条件に依存しない一定の動作切替時間を保証することが可能となる。
また、ステップ間で連続して動作切替を実現していることから、瞬間的なRF電力の供給の中断を生じることなく、連続的な高周波電力印加が可能となる。このため、ステップ間の動作切替時間のばらつきに起因するダメージあるいはウエハの処理不良を防止し、高精度のエッチングが可能となる。また、ステップ間切替を管理するのが高周波電力源内部の主演算装置であることから、エッチング装置として高周波電力源の動作切替を意識する必要がなくなるため、より自由度の高いレシピ構築を提供することが可能となる。
また、図9、10、11に示したタイミング図は、通信方式としてパラレル方式を導入した場合を想定してある。しかし、通信方式をデジタル通信に置き換え、コマンドのデコードから動作設定にいたるシーケンスに、同等のタイミング管理手法を導入することも可能である。この場合、上位通信(本発明においては、主制御器と主演算装置の間の通信)に要する時間を大幅に短縮することが可能となり、より高精度のエッチングを実現可能な装置を提供できる。
また、図3に示した高周波電力源の内部構成を説明する図において、主演算装置は、シングルタスク型のマイコンと内臓カウンタ、または外部カウンタ(タイマ)の組み合わせを想定している。しかしながら、前記主演算装置にパイプライン構造を持つマルチタスク処理が可能なマイコン、あるいはリアルタイムOSの実装が可能なマイコンを採用した場合においては、前記図9、10、11に示したタイミング図におけるタイミング制御用カウンタ、およびタイミング図におけるフラグを用いた動作・管理方法を採用することにより、動作切替にかかる各種処理の並列化を可能とし、かつ、処理終了点を一定の区間に規定することが可能となる。この場合には、動作切替処理の高速化、さらに、前記通信のデジタル化とあわせることで、より高精度のエッチングを実現可能な装置を提供できる。
このように、本実施形態によれば、処理ステップ間で、パワーレンジ切り替えおよび連続波/変調波切替の少なくとも何れかの切替を行う際、切替に伴う瞬間的な大電力印加を防ぎつつ、動作時間を一定に規定することが可能となる。これにより、ウエハの処理結果を一定に保つことが可能な高精度のプラズマエッチング装置を提供することが可能となる。
本実施形態にかかるプラズマ処理装置の構成の概略を説明する図である。 被処理基板の表面構造の例を説明する図である。 高周波電力源の内部構成を説明する図である。 主演算装置の処理を説明する図である。 パワーレンジの切替処理を説明する図である。 連続波/変調波のモード切替処理を説明する図である。 パワーレンジの切替および連続波/変調波のモード切替の双方を同時に行う処理を説明する図である。 従来におけるパワー切替処理のタイミングを説明する図である。 パワーレンジの切替処理のタイミングを説明する図である。 連続波/変調波のモード切替処理のタイミングを説明する図である。 パワーレンジの切替、および連続波/変調波のモード切替の双方を同時に行う処理のタイミングを説明する図である。 パワーレンジの切替処理のパターンを説明する図である。 連続波/変調波のモード切替処理のパターンを説明する図である。 パワーレンジの切替および連続波/変調波のモード切替処理のパターンを説明する図である。
符号の説明
101 真空容器
102 非処理基板
103 試料台
104 プラズマ
105 アンテナ電極
106 空芯コイル
107 マグネトロン
108 同軸導波管
109 基板電極
110 高周波電力源
111 ガス供給装置
112 ガス導入板
113 真空ポンプ
114 アンテナ電極自動整合器
115 アイソレータ
116 基板電極自動整合器
117 直流電圧源
118 フィルタ回路
119 主制御器
201 シリコン基板
202 酸化膜
203 ポリシリコン膜
204 レジスト膜
205 Si積層基板
206 エッチング処理残り
301 主制御装置
302 主RF電力増幅装置
303 増幅装置制御器
304 RF電力センサ
305 センサ出力増幅装置。

Claims (5)

  1. 真空容器と、
    該真空容器内に供給された処理ガスに高周波エネルギを供給して該真空容器内に配置された被処理基板を処理するためのプラズマを生成するアンテナ電極と、
    前記真空容器内に配置され載置された前記被処理基板を吸着保持する試料台と、
    該試料台に高周波バイアス電力を供給してプラズマ中の荷電粒子を吸引する高周波バイアス電源と、
    該高周波バイアス電源の出力レベルを外部から供給された外部設定信号にしたがって調整する出力レベル設定部、および前記高周波バイアス電源の出力モードを外部設定信号にしたがって、連続して前記高周波バイアス電力を出力する連続モードまたは断続して前記高周波バイアス電力を出力する変調モードの何れかに設定する出力モード設定部を備えた制御装置を備え、
    該制御装置は、出力レベルの設定信号または変調モードの設定信号を受信してから第1の所定時間経過後に受信した前記設定信号が、出力レベルの切り替えのみ、変調モードの切り替えのみ、並びに出力レベルおよび変調モードの切り替えの何れであるかを判定し、
    判定結果にしたがって第2の所定時間経過後に出力レベルの切り替え、変調モードの切り替え、並びに出力レベルおよび変調モードの切り替えの何れかを行うものであって、前記被処理基板の異なる複数の条件の間で前記出力レベルの切り替え、変調モードの切り替え、並びに出力レベル及び変調モードの切り替えを予め定められた一定の期間内に行うことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 請求項1記載のプラズマ処理装置において、
    前記制御装置は、前記第2の所定時間が経過中に、出力レベルの切り替え目標値の設定、出力モードの切り替え目標値の設定、または出力レベルの切り替え目標値の設定および出力モードの切り替え目標値の設定を行うことを特徴とするプラズマ処理装置。
  3. 請求項1記載のプラズマ処理装置において、
    前記制御装置は、前記出力レベルの切り替え、または出力モードの切り替え、並びに出力レベル及び変調モードの切り替えを予め切り替え動作時間を設定し、該設定時間を監視しつつ予め設定されたものうちから選択した前記切り替えの動作の順序に従って切り替えを行うことを特徴とするプラズマ処理装置。
  4. 請求項1記載のプラズマ処理装置において、
    前記高周波バイアス電源の出力電力の設定値または出力電力の変調モードの設定変更を行う動作タイミングに関する情報を被処理基板の処理条件を管理している主制御装置から取得することを特徴とするプラズマ処理装置。
  5. 請求項1記載のプラズマ処理装置において、
    前記制御装置は、前記設定信号に基づく動作指令を一定のタイミングで行うことを特徴とするプラズマ処理装置。
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