JP5093925B2 - 光コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、二つの光ファイバに挟まれて両方の光ファイバに密着してそれらの光ファイバを接続する屈折率調整シートを用いた光コネクタに関する。
光ファイバを接続するには、光ファイバ同士、あるいは光ファイバを挿入したフェルール同士を突き合わせる物理的な接続が一般的に行われる。物理的な接続には光コネクタ等が用いられ、光コネクタを用いた接続は着脱が頻繁に行われる場合に特に有効となる。この場合、光ファイバ端面に、軸方向の押圧力をかけて物理的に接続するが、一般的に光ファイバが脆くて弱いため、光ファイバをフェルールに挿入して保護しつつ、光ファイバ端面の物理的接触を行っている。
この物理的な接続において、光ファイバ端面の角度ずれや端面荒れが生じていると、突き合わせた光ファイバ端部間に空気が入り、接続端面でフレネル反射が大きくなるため、接続損失が大きくなる問題がある。これを改良する方法として、光コネクタの接続部に、光損失を低減するための屈折率整合剤を介在させる方法が知られている。この方法は、屈折率整合剤として例えばグリース状のものを光ファイバ先端に塗布し、光ファイバ同士を突き合わせる際に、接続端面間への空気の侵入を防ぎ、空気によって生じるフレネル反射を回避し、光接続ロスを低減するものである。
ところが、グリース状の屈折率整合剤は、熱膨張によって、流れたり、薄くなったりして間隙を生じる。また、コネクタを外して再度接続するたびに、古い屈折率整合剤を拭き取って再度一定量塗布する作業が必要になるため、再接続の作業性が悪いという問題があった。
そこで、グリース状のものではなく、単一層からなるシート状粘着剤(例えば、特許文献1参照)を、屈折率整合性を有する接続部材として、光ファイバを固定した1対のフェルール同士の間に挟んで光接続する光コネクタが知られている。このシート状粘着剤を設けた光コネクタによれば、単純な構造で、光ファイバ同士を密着させることができる。また、光ファイバ端面の研磨の有無に関らず光学特性が安定し、簡便に光コネクタの着脱が行え、作業性の向上が期待できた。
特開2005−351998号公報
しかしながら、上記した従来のシート状粘着剤は、単一層からなるため、以下の問題があった。すなわち、シート状粘着剤が柔らか過ぎる場合、着脱時の扁平変形により、凝集破壊が生じ易くなる。また、コネクタの着脱回数が増えてくると、ガラスファイバとの接触部分が磨り減り、光ファイバとの密着性が不十分となった。また、相手方光ファイバとの繰り返し接離による応力が作用すると、内部に亀裂が生じ、その結果、着脱に伴う光接続ロスが悪化した。
これに対し、シート状粘着剤が硬すぎる場合、光ファイバの端面の研磨状態が不良の場合、シート状粘着剤層が弾性体的な挙動を示し、その粗い光ファイバ端面がシート状粘着剤層に十分に粘着せず、両者の間に隙間が生じて光接続損失が大きくなった。さらに、シートの弾性率が比較的低い場合でも、その粘着力が低い場合には、フェルール先端面から剥がれ易くなった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、屈折率調整シートを光ファイバ間に挟んで当該光ファイバを繰り返し接続・離反しても接続損失の増大しない屈折率調整シートを用いた光コネクタを提供し、もって、耐久性、光接続性の安定化を図ることを目的とする。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) フェルールが本体から突出し、前記フェルールと前記本体がハウジングで覆われ、前記本体と前記フェルールに光ファイバが挿通された光コネクタであって、
前記フェルールの先端面に屈折率調整シートが接着され、
前記屈折率調整シートがソフト層とハード層とからなり、
前記ソフト層のガラスに対する剪断粘着力が1.0〜30kgf/25mmの間のいずれかの値であり、かつヤング率が0.01から5Mpaの間のいずれかの値であり、
前記ハード層のヤング率100から1000Mpaの間のいずれかの値であり、
前記ソフト層の厚さが10μm以上であり、前記ハード層の厚さが5μm以上であり、両層の厚さの和が60μm以下であり、
波長1.31μmの光に対する前記ソフト層の屈折率および前記ハード層の屈折率が1.45から1.48の間の値であり、
前記屈折率調整シートの前記ソフト層が前記フェルールの先端面に接着されることを特徴とする光コネクタ。
この光コネクタによれば、屈折率調整シートを光ファイバ間に介在させてそれらの光ファイバに密着することが容易にでき、光ファイバの接続を解いて再度接続することを繰り返すときに、屈折率調整剤を光ファイバ間に入れる手間もかからず、繰り返し安定して屈折率整合することができる。
屈折率調整シートは、波長1.31から1.62μm間の光に対する屈折率が1.45から1.48の間の値であるので光学ガラスの屈折率調整シートとして作用する。この屈折率調整シートによれば、シート状粘着剤が適度な柔らかさを有していることにより、押圧時によりシート(ソフト材部分)が凝集破壊することを防止出来、且つシート状粘着剤が固過ぎた場合、一般的にはシート自体の粘着力が低下してしまう為、屈折率調整シートとガラスファイバ間に隙間が生じ易くなるところ、本シートでは適度な柔らかさを有している為、粘着力も高い値を維持出来、結果フェルール先端面からの剥がれが生じ難くなり、相手方光ファイバと繰り返し接続・離反がなされても接続損失が増大しなくなる効果がある。
また、屈折率調整シートは、両層の厚さの和が60μm以下であるのでシートによる光の吸収が少ない。したがって、この屈折率調整シートを光コネクタに用いた場合でも、接続ロスが小さく問題にならない。
(2) (1)に記載の光コネクタであって、
前記ハード層の材質が、紫外線硬化型の架橋性ポリマーであることを特徴とする光コネクタ。
この屈折率調整シートによれば、所望粘着力、所望厚の光透過シートが容易に製造可能となる。
(3) (1)または(2)に記載の光コネクタであって、
前記光ファイバが外被付き光ファイバであることを特徴とする光コネクタ。
この光コネクタによれば、光ファイバの末端をコネクタに取り付けるときに外被の除去作業が不要である。
(4) (1)ないし(3)のいずれか1つに記載の光コネクタであって、
前記本体部内に挿通される光ファイバを、固定手段にて撓み形状に固定することを特徴とする光コネクタ。
この光コネクタによれば、温度変化によってコネクタのハウジングが膨張したときもその膨張を光ファイバの撓みが吸収して光ファイバがフェルール中の引き込むことがない。
本発明に係る光コネクタによれば、屈折率調整シートを光ファイバ間に介在させて当該光ファイバを繰り返し接続・離反しても接続損失の増大を招くことがなく、もって、耐久性、光接続性の安定化を図ることができる。
本発明に係る屈折率調整シートを備えた単心光ファイバを接続する場合のフェルールの一例を表す断面図である。 図1に示した屈折率調整シート近傍の要部拡大図である。 屈折率調整シートの貼られた光コネクタの断面図である。 被覆除去部の構成を示す拡大図である。 実施例及び比較例による屈折率調整シートの物性データ、測定結果を表した図である。
以下、本発明に係る屈折率調整シートを用いた光コネクタの好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る光コネクタにおいて、屈折率調整シートを備えた単心光ファイバを接続する場合のフェルールの一例を表す断面図、図2は図1に示した屈折率調整シート近傍の要部拡大図である。
本実施の形態の光コネクタに適用される屈折率調整シート1は、光ファイバ3を挿通し固定する一対のフェルール5間、又はフェルール5を含む一対のプラグ間に設けられる。
なお、本明細書中で、フェルール5とは、光ファイバ3を整列するための光ファイバ保持孔7を有し、この光ファイバ保持孔7内に光ファイバ3を固定するもので、光ファイバ3を保護しながら接続するものである。また、プラグとは、フェルール5を固定し、接続時の取り扱い性を高め、他の接続部材、例えばアダプタなどとの嵌合性を高めるために用いられるものである。
光コネクタにおいて光接続される光ファイバ3は、本数、種類、材料等が何等限定されるものではなく、その用途などに応じて適宜選択することができる。例えば、光ファイバ3の種類としては、シングルモードファイバ、マルチモードファイバ、ホールアシストファイバ等、材料としては、石英、プラスチック等を用いることができる。光ファイバ3は、ガラスファイバ3aに外被3bを被覆して、外被付き光ファイバ3cを構成する。フェルール5の光ファイバ保持孔7には、外被付き光ファイバ3cの外被3bを除去したガラスファイバ3aが挿通される。
屈折率調整シート1は、図2に示すソフト層9(ヤング率が0.01から5MPaの間の値)とハード層11(ヤング率が100から1000MPaの間の値)が一体不可分の積層構造からなることを特徴とする。屈折率調整シート1は、光ファイバ3同士を接続するときに光ファイバ3,3間に挟まれる。屈折率調整シート1の直径は、ガラスファイバ3aの直径(例えば0.125mm)以上とする。フェルール5の直径が1.5mm程度であるので当該シートをフェルール先端部に貼り付けるためにφ0.5〜2.0mmとするのが望ましい。ソフト層9とハード層11の構成及び役割は、以下の通りである。
[ソフト層]
ソフト層9のヤング率は、フェルール5の先端面13から数μm程度突き出しているガラスファイバ3aの端面と、粘着していることが重要であり、特に、オス型光コネクタ内のガラスファイバ3aに本屈折率調整シート1が強固に粘着していることが重要である。ガラスファイバ3aと強固な粘着性が必要になる理由は、本屈折率調整シート1がガラスファイバ3aに直接粘着して光接続されるためである。さらに、繰り返し着脱される場合の剥がれ抑止に、強固な粘着力が必要なためである。
本実施の形態において、ソフト層9は、ガラスに対する剪断粘着力が1.0から30kgf/25mmである。ガラスに対する剪断粘着力は下記のようにして測定できる。
幅25mm長さ60mmの試験片(ソフト層)を市販のプレパラート用ガラスに挟んでガラスをよく押しつけて試験片とガラスとを貼り付ける。一方のガラスを固定し、他方のガラスをガラス面と平行かつ試験片の長さ方向にそって200mm/分の速さで動かす。このときの最大値をガラスに対する剪断粘着力とする。
なお、ソフト層9に、高い粘着力が必要となるもう一つの理由は、光コネクタ着脱時にハード層11が自己変形することなく、そのままソフト層9に歪エネルギーを伝播させてしまうためである。ソフト層9はその歪エネルギーの一部を解放しようと大変形することになるが、ソフト層9の持つ粘着力が小さい場合には、大変形の際、自己変形のみならず、ハード層11とソフト層9の境界に剥離を生じさせる。この剥離が、光コネクタ着脱時に接続損失増を引き起こす原因となるためである。
ソフト層9の厚みtSは、一定値以上であることが必要となる。具体的には、10μmより大きく設定される。屈折率調整シート1は、光コネクタ着脱時に大変形を受け、その大変形時に可塑性を示す。この可塑性のため、着脱回数が増えると、屈折率調整シート1のガラスファイバ3aと接している部分が磨り減ってくる。そのため、磨り減りによる破損を抑止する理由から、一定の厚みtS以上であることが必要となる。
また、ソフト層の厚みとハード層の厚みの和を60μm以下とする。ハード層を含めた光学シートの膜厚が過剰の場合には、光学シートによる接続損失量の増加に繋がる為である。ソフト材の厚みは、概ね30μm以下が望ましい。
さらに、ソフト層9は、一定の粘着性を示すことが必要となる。
ソフト層9が柔らか過ぎる場合、粘着性が高くなるが、繰り返し着脱により着脱時の扁平により凝集破壊のリスクが高まる。また、ソフト層が硬すぎると、ソフト層の凝集破壊のリスクは低減されるが、ソフト層の粘着性が低下し、その結果、ハード層との間に隙間が出来るリスクが高まってしまう。そこで、ソフト層のヤング率が0.01〜5Mpaに設定される。凝集破壊を効果的に抑止出来、且つ可塑効果を奏し、ハード層との密着性の良い硬さとして、上記ヤング率の範囲が最適となる。
ソフト層9の材質は、透明性の高い非晶性ポリマーとすることができる。より具体的には、ソフト層9の樹脂組成は、アルキル(メタ)アクリレート100重量部に対して、水酸基含有(メタ)アクリル系モノマー0.01〜5重量部を共重合性分として含有する。この(メタ)アクリル系ポリマーをベースポリマーとする。さらに、上記アルキル(メタ)アクリレート100重量部に対して、硬化剤としてイソシアネート化合物を0.001〜2重量部、必要に応じ、粘着付与剤、可塑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、シランカップリング剤等を、また本発明の目的を逸脱しない範囲で各種の添加剤を適宜に使用することもできる。
ソフト層9は、その樹脂組成に架橋構造を持たせることで、ガラスファイバ3aとの密着に必要な凝集力を付与することができる。また、上記材質からなるアクリル系ソフト層9は、硬化剤を前記範囲で調整することによって、透明性を出すことができる。また、アクリル系ソフト層9は、ガラスやプラスチック等に対して良好に密着するとともに、耐水性、耐薬品性にも優れる。このため、ガラスファイバ3aとの密着を保持し、常に安定した接続状態を保つことができる。また、−40℃〜85℃の温度範囲で優れた接着力を有するため、通常の外気温環境下で問題なく使用できる。さらに、安価であるという利点も有する。
[ハード層]
ハード層11は、ソフト層9の上にコーティングされ、ソフト層9とほぼ同じ屈折率を有し、比較的硬めの材質で構成されることが必要となる。これは、光コネクタ同士を接続する際に、人為的に圧力が本屈折率調整シート1に付与されるため、外圧により破壊されないためである。また、ハード層11には繰り返し光ファイバが突き当てられても破壊しない程度の強度が必要となる。具体的には、ヤング率が100MPa以上に設定される。圧力に耐えるという目的のためにはヤング率の上限は無い。但し、現実的には1000MPa以上のヤング率としても耐久性はあまり変わらない。一方、硬すぎた場合(1000Mpaを超えるハード層の場合)には、ハード層の粘性が小さくなり、着脱時の歪を吸収せず、ダイレクトにソフト層9に歪エネルギーを伝播させてしまうことになる。したがって、ハード層11は、ヤング率100〜1000Mpaに設定することができる。
ハード層11の厚みtHは、5μmより大きくする。ハード層11の厚みtHが薄い場合には、着脱時の圧力により破壊され易くなるからである。例えば、ハード層のヤング率を上記範囲の下限値である100MPaとしたときに、その厚みを5μm以上とするとハード層および屈折率調整シート全体が破壊されることがない。ハード層の厚みは、ソフト層とハード層の両方で60μm以下とする。これにより、屈折率調整シートを光コネクタに用いた場合に、光信号の接続損失を0.5dB以下とすることが出来る。成形性の観点からハード層とソフト層の厚みは同じレベルが好ましい。したがって、ソフト層の厚みを30μm、ハード層の厚みを30μm以下とするのが望ましい。
ハード層11の材質は、紫外線硬化型樹脂を使用することが好ましい。紫外線硬化型樹脂は、水酸基含有ポリジメチルシロキサン化合物、ポリイソシアネート化合物、及び(メタ)アクリロイル基を持つ水酸基含有化合物の反応生成物であるエチレン性不飽和二重結合を持つシリコーン化合物を30〜60重量部、ポリオール化合物とポリイソシアネート化合物及び水酸基含有(メタ)アクリレート化合物であるウレタン(メタ)アクリレート化合物を20〜40重量部、並びに重合希釈剤を10〜30重量部、及び光開始剤を0.1〜5重量部を加えて、全体で100重量部からなる樹脂組成物から構成される。なお、必要に応じ、粘着付与剤、可塑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、シランカップリング剤等を、また本発明の目的を逸脱しない範囲で各種の添加剤を適宜に使用することもできる。
[ソフト層・ハード層の共通性状]
ソフト層9及びハード層11は、ガラスファイバ(石英ガラス)3aとほぼ同等の屈折率が必要となる。フレネル反射等を抑制するためである。具体的には、波長1.31μmの光に対する屈折率が1.45〜1.48に設定される。屈折率の中心値は、基本的には1.465であり、本シートが高分子材料であること、光コネクタに許される接続損失等に鑑み、上記の値に設定される。
屈折率調整シート1は、ソフト層は所定のフィルム製造方法(多層共押出製法)を用いて行う。ハード層は前記ソフト層の上に、紫外線硬化型樹脂を紫外線により塗布・硬化させる。その後、本積層型光学シートを所定の大きさに打ち抜いて得る。
なお、屈折率調整シート1は、フェルール5とガラスファイバ3aの熱膨張係数の差を緩衝する効果を備えてもよい。これにより、フェルール5、ガラスファイバ3a相互の熱膨張係数差による応力や歪を接続部に集中させず分散できる。また、屈折率調整シート1は、熱サイクルの劣化等を防止する効果を備えてもよい。その効果を高めるためには、透明な微粒子フィラー(例えば平均粒径数μm〜数10μmのシリカや粉砕石英など)を混合させることも有効である。透明な微粒子フィラーの混合率を調整して樹脂の平均的、又は等価的熱膨張特性を光ファイバ3やフェルール5に整合、あるいはそれらの中間値とすることで、熱応力(熱歪)緩和効果を高めることができる。
以上により、屈折率調整シート1は、相手方光ファイバと繰り返し接続・離反がなされても凝集破壊、ソフト層とハード層との隙間、フェルール先端面13からの剥がれが生じ難くなる。これにより接続損失を増大させない効果を光接続部に付与することができる。
次に、上記屈折率調整シート1を貼着して好適な本発明に係る光コネクタについて説明する。
図3は屈折率調整シートの貼られた光コネクタの断面図である。
光ファイバ3を布設して端部に光コネクタ(現地付け光コネクタ)100を付ける。現地付けの光コネクタ100では、光ファイバ3を切断して端面を研磨しないでフェルール5に差す。この際、端面が研磨されていないので微少な凹凸がある。相手の光ファイバは工場でコネクタ付けされたものであり、端面が研磨されている。これらを接続すると、現地付け光コネクタ100側は光ファイバ3の端面を研磨していないので、両者の間に微少な隙間ができる。そこで接続損失が大きくなる。これをなくすために屈折率調整シート1を両者の間に入れる。屈折率調整シート1は、このために光ファイバ保持孔7の開口するフェルール5の先端面13に設けられる。
柔らかいソフト層9を現地付け光コネクタ100側にして、光ファイバ3の端面の微少な凹凸を吸収して屈折率調整シート1を光ファイバ端面に密着させる。相手側の光コネクタでは光ファイバの端面ハード層11が当たるが、光ファイバ端面が研磨されているので、ハード層11は光ファイバ端面に密着する。
光コネクタのフェルール5に差し入れられる光ファイバ3は端面が研磨されていない。屈折率調整シート1は、ソフト層9をフェルール5の先端面13に貼り付ける。フェルール5の屈折率調整シート1を貼っていない側から光ファイバ(ガラスファイバ3a)を差して屈折率調整シート1に突き当てる。ガラスファイバ3aに押されて少し屈折率調整シート1が押し上げられることがあってもよい。
但し、ソフト層9は、ガラスファイバ3aの端面と隙間無く密着している必要がある。そのためには、ソフト層9のガラスファイバ3aに対する粘着力を一定値以上とする。粘着力がないと、光コネクタ100の着脱を繰り返したとき(双方のコネクタのガラスファイバ同士が押しつけ合う状態と離れた状態とを繰り返したとき)にガラスファイバ3aの端面と屈折率調整シート1(ソフト層9)との間に隙間が開くことがあるためである。具体的にはソフト層9のガラスに対する剪断粘着力を1.0から30kgf/25mmのいずれかの値とする。
光コネクタ100に接続される光ファイバ3は、外被付き光ファイバ3cである。なお、光ファイバ3は、従来通り外被3bを除去してガラスファイバ3aを露出させてフェルール5に差し入れるものであってもよい。光コネクタ100は、外被付き光ファイバ3cに装着される光コネクタであって、外被付き光ファイバ3cを挿通し固定する本体部15と、この本体部15に嵌合すると共に、本体部15と同軸の光ファイバ保持孔7を連通させた例えばジルコニア製のフェルール5と、本体部15及びこの本体部15から突出しているフェルール5の一部を覆うハウジング17とから構成されている。
本体部15は、先端にフェルール5が嵌合装着されるベース部材19と、このベース部材19の後方の切欠部19a上に重ねられる余長収容部用蓋部材21、及び固定手段である固定用蓋部材23と、ベース部材19上に重ねられた各蓋部材21,23をベース部材19と一体的に挟持固定するクランプ部材25とから構成されている。ベース部材19は、外被付き光ファイバ3cを挿通するファイバ挿通部27が貫通形成されると共に、先端側にはフェルール5の基端部が嵌合するフェルール嵌合孔29が形成されている。
ファイバ挿通部27の上方には、外被付き光ファイバ3cの余長(撓み部分)3dを収容する余長収容空間31が画成される。クランプ部材25は、例えば、ばね用の金属板のプレス成形により形成されたもので、各蓋部材21,23の上面とベース部材19の下面とを挟持することにより、各蓋部材21,23をベース部材19に固定する。
本実施の形態の光コネクタ100は、挿入力により外被付き光ファイバ3cを撓ませ、後述の被覆除去部39にて、被覆付き光ファイバ先端の外被3bを除去したガラスファイバ3aを光ファイバ保持孔7に差し通す。光ファイバ保持孔7に挿入する。コネクタに挿入する光ファイバ3cの長さをコネクタの長さよりも長く押し込んで余長収容空間31で光ファイバ3cを撓ませて撓み部分3dを形成する。その状体で固定用蓋部材23にて光ファイバ3cを固定する。これにより余長収容空間31内において光ファイバ3cが撓み形状に固定される。光ファイバ3cの外被の除去が不要であり、コネクタに光ファイバを挿入して固定するだけの簡易な作業で光ファイバ3cにコネクタ付けができる。
この被覆除去について説明する。
図4は被覆除去部の構成を示す拡大図である。
図3に示すフェルール5の光ファイバ保持孔7は、外被付き光ファイバ3cの外径(図4の外径d1)と略同一(正確には、僅かに大きい)の内径を有する第1孔部33と、外被付き光ファイバ3cの先端の被覆3bを除去したガラスファイバ3aの外径(図4の外径d3)と略同一(正確には、僅かに大きい)の内径D1を有する第2孔部35と、第1孔部33と第2孔部35との間に位置して外被付き光ファイバ3cの先端部で除去した被覆3bを収容する空間である被覆受け部37とを備えている。図示のように、被覆受け部37は、第1孔部33よりも広い空間に形成されている。
また、被覆受け部37に臨む第2孔部35の端部は、図4に示すように、第1孔部33側より挿入される外被付き光ファイバ3cの被覆3b(第1被覆3b1と第2被覆3b2とで構成されている)が当接し、被覆3bを剥がす被覆除去部39を形成している。
この被覆除去部39の先端は、図4に拡大して示すように、第2孔部35の端部内周面に形成したテーパ部39aと、第2孔部35の端部に連なる被覆受け部37側の壁面に形成したテーパ部39bとによって、鋭角状に形成されている。本実施形態では、被覆除去部39の先端は円錐状に設定されている。
さらに、被覆除去部39の形状について詳述すると、次のような形状になっている。
ガラスファイバ3aの外径に略等しい(僅かに大きい)内径D1の第2孔部35の端部は、テーパ部39aにより、外被付き光ファイバ3cの第1被覆3b1の内径d3よりも大きく、第1被覆3b1の外径d2よりも小さい寸法D2に設定されている。
一方、第2孔部35の端部に連なる被覆受け部37側の壁面に形成したテーパ部39bは、D2よりも大きく、第1被覆3b1の外径d2よりも小さい寸法D3の位置から徐々に傾斜したテーパ面となっている。
したがって、被覆除去部39の先端部には、D2とD3で挟まれる僅かな幅ではあるが、外被付き光ファイバ3cとの衝突を受ける平坦面39cが残された形状になっている。
上記構成を採ることにより、被覆除去部39の平坦面39cは、第1孔部33を挿通した外被付き光ファイバ3cの被覆位置に当接した際に、被覆3bの内、外周側の第2被覆3b2に比べ硬度の低い内周側の第1被覆3b1の位置に当接するため、容易に被覆除去を行うことができる。
また、第2孔部35はその端部内周面がテーパ部39aに設定されているため、被覆が除去されたガラスファイバ3aを良好に第2孔部35内に案内することができる。
この光コネクタ100では、挿入力により外被付き光ファイバ3cを撓ませ、被覆除去部39にて外被3bを除去し、ガラスファイバ3aを第2孔部35に挿通するとともに、外被付き光ファイバ3cに撓みを持たせて固定することで、外被付き光ファイバ3cの後方側から常に押圧力を付勢し、被覆除去部39への当接状態を維持する。これにより、簡易な接続作業で高精度にガラスファイバ3aを接続できるようになされている。
この光コネクタ100において、フェルール5の先端面13に設けられた屈折率調整シート1は、光ファイバ3,3同士が離され、また接続されることが繰り返されても樹脂が損傷しない。このためには、接触の繰り返される接触面側が硬いシートであることが必要となる。屈折率調整シート1では、ハード層11がこの機能を果たしている。
また、ガラスファイバ3aの端面が接触する面は、ガラスファイバ3aの切断面が粗くても屈折率調整シート1との間に微少な空隙ができず、ガラスファイバ3aと屈折率調整シート1が密着することが必要である。つまり、光ファイバ切断面の微少な凹凸を吸収できる程度に柔らかいシートであることが必要となる。屈折率調整シート1では、ソフト層9がこの機能を果たす。
なお、ガラスファイバ3aとソフト層9が密着していれば、繰り返し光コネクタ100を着脱しても、ソフト層9が波打たないので、ソフト層9とハード層11が部分的に剥離することもなくなる。
上記構成の屈折率調整シート1によれば、光ファイバ3のコア(ガラスファイバ3a)と屈折率が一致し、ガラスに対する剪断粘着力が1.0〜30kgf/25mmで、かつヤング率が0.01〜5Mpaのソフト層9と、ヤング率が100〜1000Mpaのハード層11とを具備するので、ソフト層が柔らか過ぎることによる凝集破壊、ソフト材が硬すぎることによる隙間、フェルール先端面13からの剥がれが生じ難くなり、相手方光ファイバと繰り返し接続・離反がなされても接続損失が増大しない。この結果、屈折率調整シート1の耐久性を向上させることができる。
また、上記構成の光コネクタ100によれば、屈折率調整シート1を、光ファイバ保持孔7の開口するフェルール5の先端面13に設けたので、安定的な光接続を長期間に渡って可能にすることができる。
上記実施の形態と同等の構成を有する実施例に係る屈折率整合シートと、比較例に係る屈折率調整シートを作製し、その後現地付けコネクタ内にあるフェルール先端形状に当該光学シートを貼り付け、その後PC研磨したコネクタをもう片側から接続し、光接続ロスを評価した。
ソフト層は、アルキル(メタ)アクリレート100重量部に対して、水酸基含有(メタ)アクリル系モノマー0.01〜5重量部を共重合性分として含有する。さらに、上記アルキル(メタ)アクリレート100重量部に対して、架橋剤を0.02〜2重量部、硬化剤としてイソシアネート化合物を0.001〜2重量部添加する。ソフト層のガラスに対する剪断粘着力の調整は、主に上記アルキル(メタ)アクリレートモノマー・オリゴマーを介して行うことが出来、必要に応じてシランカップリング剤等も少量添加することが出来る。
ハード層は、水酸基含有ポリジメチルシロキサン化合物、ポリイソシアネート化合物、及びメタアクリロイル基を持つ水酸基含有化合物の反応生成物であるエチレン性不飽和二重結合を持つシリコーン化合物を30〜60重量部、ポリオール化合物とポリイソシアネート化合物及び水酸基含有メタアクリレート化合物であるウレタンメタアクリレート化合物を20〜40重量部、並びに重合希釈剤を10〜30重量部、及び光開始剤を0.1〜5重量部を加えて、全体で100重量部からなる樹脂組成物から構成される。更に、ソフト層との密着性を向上させることを目的に、必要に応じてシランカップリング剤も少量配合することが出来る。
図3に示す光コネクタを相手側の光コネクタと接続して接続された光ファイバ(伝送路)の伝送損失を測定する。接続前のそれぞれの光ファイバの伝送損失よりも接続した状体での伝送損失が大きくなるがその差を初期ロスとする。0.5dB以下を合格とする。またこれらの光コネクタの着脱を100回繰り返した後に光コネクタを接続した状体で測定した光ファイバの伝送損失と最初に接続したときからの差(初期ロスからの増加分)を着脱ロスとする。0.3dB以下を合格とする。
ガラスに対する剪断粘着力は前述の方法により測定する。
図5は実施例及び比較例による屈折率調整シートの物性データ、測定結果を表した図である。
実施例1から実施例10に示すソフト層のヤング率、ガラスに対する剪断粘着力、厚みならびにハード層のヤング率、厚みの範囲内で着脱ロス、初期ロス共合格であった。
比較例1はソフト層のヤング率が小さすぎ、コネクタ着脱回数が増えると、ソフト層が破壊され、着脱ロスが不合格となると考えられる。
比較例2はハード層のヤング率が小さすぎ、コネクタ着脱回数が増えると、シート全体が破壊されて着脱ロスが不合格となると考えられる。
比較例3はソフト層のヤング率が大きすぎる。これは、ソフト層の架橋密度が高く表面運動性が低いということであり、結果的にガラスに対する剪断粘着力が低下する。コネクタ着脱回数が増えると光ファイバとソフト層の間で隙間が生じ、着脱ロスが不合格となると考えられる。
比較例4はソフト層の剪断粘着力が小さすぎ、着脱ロスが不合格であった。
比較例5はソフト層が薄すぎる。コネクタ着脱回数が増えるとソフト層が磨り減ってシートの二層構造が維持できず着脱ロスが不合格となると考えられる。
比較例6はハード層が薄すぎ、コネクタ着脱の圧力が繰り返しかかることでシートが破壊されて着脱ロスが不合格となると考えられる。
比較例7は両層の厚さの和が大きすぎ、シートに吸収される光が多く、初期ロスが不合格となると考えられる。
比較例8はハード層のヤング率が大きすぎ、コネクタ着脱時の圧力がダイレクトに内層に伝播し内層が凝集破壊して着脱ロスが不合格となると考えられる。
比較例1〜7の状況に対して、実施例1〜10に係る屈折率整合シートを用いることにより、光接続ロス増の低減化を達成した。これは、強固な粘着力・適度な強度(ヤング率)・適度な自在変形性を有するソフト層と、薄膜でも強靭なハード層の両方を兼ね備えることで、光コネクタを繰り返し着脱しても屈折率調整シートが破壊されず光ファイバの先端に密着するために接続損失が少なくなる。
1 屈折率調整シート
3 光ファイバ
3a ガラスファイバ(コア)
3c 外被付き光ファイバ
5 フェルール
7 光ファイバ保持孔
9 ソフト層
11 ハード層
13 先端面
23 固定用蓋部材(固定手段)
100 光コネクタ(プラグ)
T 両層の厚さの和
H ハード層の厚さ
S ソフト層の厚さ

Claims (4)

  1. フェルールが本体から突出し、前記フェルールと前記本体がハウジングで覆われ、前記本体と前記フェルールに光ファイバが挿通された光コネクタであって、
    前記フェルールの先端面に屈折率調整シートが接着され、
    前記屈折率調整シートがソフト層とハード層とからなり、
    前記ソフト層のガラスに対する剪断粘着力が0.1から30kgf/25mmの間のいずれかの値であり、かつヤング率が0.01から5Mpaの間のいずれかの値であり、
    前記ハード層のヤング率が100から1000Mpaの間のいずれかの値であり、
    前記ソフト層の厚さが10μm以上であり、前記ハード層の厚さが5μm以上であり、両層の厚さの和が60μm以下であり、
    波長1.31μmの光に対する前記ソフト層の屈折率および前記ハード層の屈折率が1.45から1.48の間の値であり、
    前記屈折率調整シートの前記ソフト層が前記フェルールの先端面で端面が研磨されていない光ファイバに接着されることを特徴とする光コネクタ。
  2. 請求項1に記載の光コネクタであって、
    前記ハード層の材質が、紫外線硬化型樹脂であることを特徴とする光コネクタ。
  3. 請求項1または2に記載の光コネクタであって、
    前記光ファイバが外被付き光ファイバであることを特徴とする光コネクタ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の光コネクタであって、
    前記本体部内に挿通される光ファイバを、固定手段にて撓み形状に固定することを特徴とする光コネクタ。
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