JP5092782B2 - ディスク、オーサリング方法、および再生制御方法、並びに情報処理装置 - Google Patents

ディスク、オーサリング方法、および再生制御方法、並びに情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、ディスク、オーサリング方法、および再生制御方法、並びに情報処理装置に関する。さらに、詳細には、再生停止位置からの再生再開を行うレジューム再生を実行させるディスク、オーサリング方法、および再生制御方法、並びに情報処理装置に関する。
昨今、DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクがコンテンツ記録媒体として多く利用されている。例えばビデオカメラなど、DVD再生装置にはレジューム(resume)機能を備えたものが多い。すなわち、DVD再生の途中で再生を停止した際、再生停止位置をメモリに記憶し、再生再開時にメモリに記憶した再生停止位置情報を読み出して再生停止位置からの再生を実行する機能である。レジューム(resume)機能については、例えば特許文献1などに記載されている。
このレジューム(resume)機能を実現するためには、再生装置はユーザの再生停止指示の検出に基づいて再生を停止するとともに再生停止位置を取得してメモリに格納し、ユーザの再生開始指示に基づいて、メモリから再生停止位置情報を取得して取得情報に基づいて再生開始位置を決定して再生を行うという処理を実行することが必要となる。
このような処理は再生装置において実行される再生アプリケーションが行うことになるが、このような機能を備えていない再生アプリケーションによる再生が行われる場合、レジューム(resume)機能を実現することは不可能となる。
例えば、昨今、高精細画像データの記録再生を実現するメディアとしてBlu−ray Disc(登録商標)が利用されているが、Blu−ray Disc(登録商標)に記録されたコンテンツを再生するアプリケーションにも様々な種類があり、レジューム(resume)機能を備えたアプリケーションと、レジューム(resume)機能を備えていないアプリケーションが混在して利用されているのが現状である。
例えば、Blu−ray Disc(登録商標)のフォーマットとして規定されたBDフォーマットに従った映画コンテンツなどの再生アプリケーションは、上述のレジューム(resume)機能を有しているが、Java(登録商標)コンテンツの再生に適用する再生アプリケーションであるBDJアプリケーション(BDJ application)は、レジューム(resume)機能を有していないため、ユーザの停止指示が入力されても、停止位置のメモリに対する記録処理を実行することなく再生停止のみを実行するため、再生再開時には、再生停止位置からの再生を自動的に実行できないという問題があった。
特開2002−157859号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、レジューム(resume)機能を有していない再生アプリケーションによる再生処理においても、レジューム(resume)機能を実現可能としたディスク、オーサリング方法、および再生制御方法、並びに情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
下記再生制御ステップを再生装置において実行させる再生制御情報が記録されたディスクであって、
前記再生制御ステップは、
再生装置の再生制御部における前記ディスクに記録されたアプリケーションの実行によるデータ再生処理に際して、前記再生制御部に、規定間隔ごとに再生位置情報を含む再生情報を前記再生装置のレジスタに記録する処理を実行させるステップと、
前記再生装置における前記データの再生停止後の再生再開時に、前記再生制御部に、前記レジスタに記録された再生情報を取得させて前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行わせるステップを含むことを特徴とするディスクにある。
さらに、本発明のディスクの一実施態様において、前記再生制御情報は、さらに、前記再生制御部における前記アプリケーションの実行によるデータ再生時に、前記再生制御部に、前記ディスクの識別子であるディスク固有のIDを前記レジスタに記録させるステップと、前記再生装置における前記データの再生停止後の再生再開時に、前記再生制御部に、前記レジスタに記録されたディスク識別子と、装置に装着されたディスクの識別子との照合を実行させ、一致する場合に前記レジスタから再生情報を取得して前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行わせるステップと、を有することを特徴とする。
さらに、本発明のディスクの一実施態様において、前記ディスクは、Blu−ray Disc(登録商標)であり、前記再生制御部の実行するアプリケーションは、Blu−ray Disc(登録商標)において規定されるBDJムービータイトルによって指定されるBDJアプリケーション(BDJ application)であることを特徴とする。
さらに、本発明の第2の側面は、
下記再生制御ステップを再生装置において実行させる再生制御情報が記録されたディスクであって、
前記再生制御ステップは、
再生装置の再生制御部における、前記ディスクに記録されたアプリケーションの実行によるデータ再生時に、前記再生制御部に、前記再生装置のユーザインタフェースからの再生停止指示入力に応じて、再生位置情報を含む再生情報を前記再生装置のレジスタに記録する処理を実行させるステップと、
前記再生装置における前記データの再生停止後の再生再開時に、前記再生制御部に、前記レジスタに記録された再生情報を取得させて前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行わせるステップを含むことを特徴とするディスクにある。
さらに、本発明のディスクの一実施態様において、前記再生制御情報は、さらに、前記再生制御部における前記アプリケーションの実行によるデータ再生時に、前記再生制御部に、前記ディスクの識別子であるディスク固有のIDを前記レジスタに記録させるステップと、前記再生装置における前記データの再生停止後の再生再開時に、前記再生制御部に、前記レジスタに記録されたディスク識別子と、前記再生装置に装着されたディスクの識別子との照合を実行させて、一致する場合に前記レジスタから再生情報を取得して前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行わせるステップと、を有することを特徴とする。
さらに、本発明のディスクの一実施態様において、前記ディスクは、Blu−ray Disc(登録商標)であり、前記再生制御部の実行するアプリケーションは、Blu−ray Disc(登録商標)において規定されるBDJインタラクティブタイトルによって指定されるBDJアプリケーション(BDJ application)であることを特徴とする。
さらに、本発明の第3の側面は、
下記再生制御ステップを再生装置において実行させる再生制御情報が記録されたディスクのオーサリングを情報処理装置において実行するオーサリング方法であって、
前記再生制御ステップは、
再生装置の再生制御部における前記ディスクに記録されたアプリケーションの実行によるデータ再生処理に際して、前記再生制御部に、規定間隔ごとに再生位置情報を含む再生情報を前記再生装置のレジスタに記録する処理を実行させるステップと、
前記再生装置における前記データの再生停止後の再生再開時に、前記再生制御部に、前記レジスタに記録された再生情報を取得させて前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行わせるステップを含むことを特徴とするディスクのオーサリング方法にある。
さらに、本発明のオーサリング方法の一実施態様において、前記再生制御情報は、さらに、前記再生制御部における前記アプリケーションの実行によるデータ再生時に、前記再生制御部に、前記ディスクの識別子であるディスク固有のIDを前記レジスタに記録させるステップと、前記再生装置における前記データの再生停止後の再生再開時に、前記再生制御部に、前記レジスタに記録されたディスク識別子と、装置に装着されたディスクの識別子との照合を実行させ、一致する場合に前記レジスタから再生情報を取得して前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行わせるステップと、を有することを特徴とする。
さらに、本発明のオーサリング方法の一実施態様において、前記ディスクは、Blu−ray Disc(登録商標)であり、前記再生制御部の実行するアプリケーションは、Blu−ray Disc(登録商標)において規定されるBDJムービータイトルによって指定されるBDJアプリケーション(BDJ application)であることを特徴とする。
さらに、本発明の第4の側面は、
下記再生制御ステップを再生装置において実行させる再生制御情報が記録されたディスクのオーサリングを情報処理装置において実行するオーサリング方法であって、
前記再生制御ステップは、
再生装置の再生制御部における、前記ディスクに記録されたアプリケーションの実行によるデータ再生時に、前記再生制御部に、前記再生装置のユーザインタフェースからの再生停止指示入力に応じて、再生位置情報を含む再生情報を前記再生装置のレジスタに記録する処理を実行させるステップと、
前記再生装置における前記データの再生停止後の再生再開時に、前記再生制御部に、前記レジスタに記録された再生情報を取得させて前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行わせるステップを含むことを特徴とするオーサリング方法にある。
さらに、本発明のオーサリング方法の一実施態様において、前記再生制御情報は、さらに、前記再生制御部における前記アプリケーションの実行によるデータ再生時に、前記再生制御部に、前記ディスクの識別子であるディスク固有のIDを前記レジスタに記録させるステップと、前記再生装置における前記データの再生停止後の再生再開時に、前記再生制御部に、前記レジスタに記録されたディスク識別子と、前記再生装置に装着されたディスクの識別子との照合を実行させて、一致する場合に前記レジスタから再生情報を取得して前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行わせるステップと、を有することを特徴とする。
さらに、本発明のオーサリング方法の一実施態様において、前記ディスクは、Blu−ray Disc(登録商標)であり、前記再生制御部の実行するアプリケーションは、Blu−ray Disc(登録商標)において規定されるBDJインタラクティブタイトルによって指定されるBDJアプリケーション(BDJ application)であることを特徴とする。
さらに、本発明の第5の側面は、
再生装置においてディスクの再生制御処理を実行する再生制御方法であり、
再生装置の再生制御部が、前記ディスクに記録された再生制御情報に従って、再生制御処理を実行する再生制御ステップを有し、
前記再生制御ステップは、
前記再生制御部における前記ディスクに記録されたアプリケーションの実行によるデータ再生処理時に、規定間隔ごとに再生位置情報を含む再生情報を前記再生装置のレジスタに記録する処理を実行するステップと、
前記データの再生停止後の再生再開時に、前記レジスタに記録された再生情報を取得して前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行うステップを含むことを特徴とする再生制御方法にある。
さらに、本発明の再生制御方法の一実施態様において、前記再生制御情報は、さらに、前記再生制御部における前記アプリケーションの実行によるデータ再生時に、前記再生制御部に、前記ディスクの識別子であるディスク固有のIDを前記レジスタに記録するステップと、前記再生装置における前記データの再生停止後の再生再開時に、前記再生制御部に、前記レジスタに記録されたディスク識別子と、装置に装着されたディスクの識別子との照合を実行し、一致する場合に前記レジスタから再生情報を取得して前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行うステップと、を有することを特徴とする。
さらに、本発明の再生制御方法の一実施態様において、前記ディスクは、Blu−ray Disc(登録商標)であり、前記再生制御部の実行するアプリケーションは、Blu−ray Disc(登録商標)において規定されるBDJムービータイトルによって指定されるBDJアプリケーション(BDJ application)であることを特徴とする。
さらに、本発明の第6の側面は、
再生装置においてディスクの再生制御処理を実行する再生制御方法であり、
再生装置の再生制御部が、前記ディスクに記録された再生制御情報に従って、再生制御処理を実行する再生制御ステップを有し、
前記再生制御ステップは、
前記再生制御部における前記ディスクに記録されたアプリケーションの実行によるデータ再生処理時に、前記再生装置のユーザインタフェースからの再生停止指示入力に応じて、再生位置情報を含む再生情報を前記再生装置のレジスタに記録する処理を実行するステップと、
前記データの再生停止後の再生再開時に、前記レジスタに記録された再生情報を取得して前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行うステップを含むことを特徴とする再生制御方法にある。
さらに、本発明の再生制御方法の一実施態様において、前記再生制御情報は、さらに、前記再生制御部における前記アプリケーションの実行によるデータ再生時に、前記ディスクの識別子であるディスク固有のIDを前記レジスタに記録するステップと、前記再生装置における前記データの再生停止後の再生再開時に、前記レジスタに記録されたディスク識別子と、前記再生装置に装着されたディスクの識別子との照合を実行して、一致する場合に前記レジスタから再生情報を取得して前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行うステップと、を有することを特徴とする。
さらに、本発明の再生制御方法の一実施態様において、前記ディスクは、Blu−ray Disc(登録商標)であり、前記再生制御部の実行するアプリケーションは、Blu−ray Disc(登録商標)において規定されるBDJインタラクティブタイトルによって指定されるBDJアプリケーション(BDJ application)であることを特徴とする。
さらに、本発明の第7の側面は、
ディスクの再生処理を実行する情報処理装置であり、
前記ディスクに記録された再生制御情報に従って、再生制御処理を実行する再生制御部を有し、
前記再生制御部は、
前記再生制御部における前記ディスクに記録されたアプリケーションの実行によるデータ再生処理時に、規定間隔ごとに再生位置情報を含む再生情報を前記再生装置のレジスタに記録する処理を実行し、
前記データの再生停止後の再生再開時に、前記レジスタに記録された再生情報を取得して前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行うことを特徴とする情報処理装置にある。
さらに、本発明の第8の側面は、
ディスクの再生処理を実行する情報処理装置であり、
前記ディスクに記録された再生制御情報に従って、再生制御処理を実行する再生制御部を有し、
前記再生制御部は、
前記再生制御部における前記ディスクに記録されたアプリケーションの実行によるデータ再生処理時に、前記再生装置のユーザインタフェースからの再生停止指示入力に応じて、再生位置情報を含む再生情報を前記再生装置のレジスタに記録する処理を実行し、
前記データの再生停止後の再生再開時に、前記レジスタに記録された再生情報を取得して前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行うことを特徴とする情報処理装置にある。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の一実施例構成によれば、ディスクからのデータ再生を実行する情報処理装置において、例えばBlu−ray Disc(登録商標)において規定されるBDJタイトルによって指定されるBDJアプリケーション(BDJ application)を実行する際、ディスク識別子や再生タイトル情報に併せて再生位置情報を含む再生情報を定期的にあるいは再生停止時にレジスタに記録する処理を実行させて、再生の再開時にはレジスタに記録された再生位置情報を含む再生情報を取得して、データ照合の上、レジューム処理を実行させる構成とした。本構成により、本来、レジューム機能を再生アプリケーションの機能として保持していない場合においてもレジューム処理を実行させることが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明のディスク、オーサリング方法、および再生制御方法、並びに情報処理装置の詳細について説明する。
本発明は、レジューム(resume)機能を有していない再生アプリケーションを利用してコンテンツ再生を行う場合に、レジューム(resume)機能を実現させる構成を提供するものである。先に説明したように、レジューム(resume)機能は、例えばDVDやBlu−ray Disc(登録商標)などの記録媒体に記録されたコンテンツの再生途中で再生を停止した後に、再生を再開する場合、前の再生停止位置からの再生を実行させる機能である。
例えば、Blu−ray Disc(登録商標)のフォーマットとして規定されたBDフォーマットに従った映画コンテンツなどの再生アプリケーションは、ユーザの再生停止指示に基づいて再生停止位置を検出しメモリに格納し再生開始の再にメモリからの情報読み取りを実行して再生停止位置からの再生再開を実行するいわゆるレジューム(resume)機能を有している。この処理において、再生停止位置は、プレーヤの状態情報を格納するレジスタであるプレーヤステータスレジスタ(PSR:Player Status Resister)に記録され、再生再開時には、PSR格納値を取り出して、再生開始ポイントを決定するといった処理が行われる。
しかし、同じBlu−ray Disc(登録商標)に記録されるコンテンツであるBDJアプリケーション(BDJ application)を実行する場合、再生処理を実行する情報処理装置は、ディスクからBDJアプリケーションを読み出して情報処理装置内のアプリケーション実行部、例えばJava(登録商標)アプリの実行部としてのバーチャルマシン(VM)を設定してJava(登録商標)コンテンツの再生を行うことになる。この再生アプリケーションであるBDJアプリケーション(BDJ application)は、レジューム(resume)機能を有していない。すなわち、ユーザによる再生停止処理の入力を検出してPSRに再生位置を記録するといった処理を行わないアプリケーションであり、レジューム機能を実現することができないアプリケーションである。
以下では、レジューム(resume)機能を有していない再生アプリケーションの例としてBDJアプリケーション(BDJ application)を利用した場合の処理例について説明する。
まず、図1、図2を参照してBlu−ray Disc(登録商標)に記録されるコンテンツの例について説明する。
図1に示すディスク100は、Blu−ray Disc(登録商標)であり、このディスク100には、例えば図1に示すディレクトリ構成に従って各種のコンテンツが記録される。映画コンテンツなどはBlu−ray Disc(登録商標)用の規定フォーマットであるBDフォーマットに従って記録される。BDフォーマットではディスク100上にタイトルと呼ばれる単位を記録できる。タイトルにはHDMVタイトルおよびBDJタイトルがあり、両者はBDフォーマットにて定義されるインデックステーブルに記載される。HDMVタイトルおよびBDJタイトル両者ともにムービータイトルとインタラクティブタイトルがそれぞれBDフォーマットにて規定される。
なお、ディスク100にはこの他、ディスクの再生処理を実行する情報処理装置において実行する再生処理の際に適用する再生制御情報が記録されている。再生制御情報を利用した処理シーケンスについては、図4以下のフローチャートを参照して後段で詳細に説明する。
図2は、ディスク100に記録されるBDフォーマットに従って記録されたコンテンツの構成例を説明する図である。コンテンツは、(A)インデックス210、(B)ムービーオブジェクト220、(C)プレイリスト230、(D)クリップ240の階層構成を有する。再生アプリケーションによってアクセスされるタイトルなどのインデックスを指定すると、例えばタイトル、図1に示す各種のタイトルに関連付けられた再生プログラムが指定され、指定された再生プログラムのプログラム情報に従ってコンテンツの再生順等を規定したプレイリストが選択される。
プレイリストには、再生対象データ情報としてのプレイアイテムが含まれる。プレイリストに含まれるプレイアイテムによって規定される再生区間としてのクリップ情報によって、コンテンツ実データとしてのAVストリームあるいはコマンドが選択的に読み出されて、AVストリームの再生、コマンドの実行処理が行われる。なお、プレイリスト、プレイアイテムは多数、存在し、それぞれに識別情報としてのプレイリストID、プレイアイテムIDが対応付けられている。
図1に示すHDMVタイトルを指定した再生では、例えば、HDMVタイトルに関連付けられたムービーオブジェクトが読み出されて、そのムービーオブジェクトによって特定のプレイリストに従ったコンテンツ再生が実行される。
図1に示すBDJタイトル中のBDJムービータイトル、またはBDJインタラクティブタイトルについてもほぼ同様の再生と順で再生が実行される。すなわち、これらのタイトルに関連付けられたBDJオブジェクトが読み出されて、そのBDJオブジェクトによって指定されるJava(登録商標)アプリケーションが読み出され、Java(登録商標)アプリケーションによって指定されるプレイリストに従ったコンテンツ再生が実行される。
なお、BDJムービータイトルによって起動するBDJアプリケーションは、ユーザによる再生停止指示の入力をBDJアプリケーションが認識できないが、BDJインタラクティブタイトルによって起動するBDJアプリケーションは、ユーザの再生停止の指示をBDJアプリケーションが認識できる。
図3は、本発明の一実施例に係る情報処理装置300の構成を示す図である。情報処理装置300は、ディスク100を装着して、ディスク100に格納されたコンテンツの再生を行う。ディスク100は、先に図1を参照して説明したディスク100であり、Blu−ray Disc(登録商標)である。本処理例では、ディスク100から再生を行う。再生制御部(アプリケーション実行部)301において、BDJタイトルによって起動するBDJアプリケーションを実行する。
レジスタ(GPR:General Purpose Resister)302は汎用的なレジスタであり、不揮発性メモリとするこが好ましい。本処理例では、このレジスタ(GPR)に、例えばディスク識別子(ディスクID)、再生コンテンツのタイトル、再生位置または再生停止位置、書き込み情報の正当性を確認するためのフラグなどを記録する。具体的な記録データの詳細については後述する。
ユーザインタフェース(UI)303は、ユーザからの再生停止あるいは再生開始の指示の入力を行うBDフォーマット上に規定されるユーザーオペレーション(UO)である。ユーザに対するレジューム実行の確認情報の提示および確認情報の入力などを実行するための情報入出力を行うユーザインタフェースはBDJプログラムによって提供することも可能である。
以下、次に示す2つの実施例について、順次説明する。
(実施例1)ディスク取り出し処理(eject)の有無に関わらず1枚のディスクを利用し続ける限りレジューム(resume)を実現する処理例
(実施例2)ディスク取り出し処理(eject)を行わないで1枚のディスクを利用し続ける限りレジューム(resume)を実現する処理例
(実施例1)ディスク取り出し処理(eject)の有無に関わらず1枚のディスクを利用し続ける限りレジューム(resume)を実現する処理例
まず、ディスク取り出し処理(eject)の有無に関わらず1枚のディスクを利用し続ける限りレジューム(resume)を実現する処理例について説明する。
本実施例に係る処理シーケンスについて、図4〜図6に示すフローチャートを参照して説明する。各フローは、以下の処理シーケンスを説明するフローチャートである。
(a)図4:BDJムービータイトルの起動によるコンテンツ再生処理時のレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理シーケンス、
(b)図5:BDJインタラクティブタイトルの起動によるコンテンツ再生処理時のレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理シーケンス、
(c)図6:BDJムービータイトルまたはBDJインタラクティブタイトルの再生再開時におけるレジスタ(GPR)情報の取得およびレジューム処理実行シーケンス、
なお、図4〜図6に示すフローに従った処理ステップは、ディスク100上に記録された再生制御情報として予め記録された処理ステップであり、再生装置としての情報処理装置300がディスク100から読み出して再生制御部301において実行する。
先述の通り、BDJタイトルにはBDJムービータイトルとBDJインタラクティブタイトルの2つのカテゴリがある。これらの2つの内、BDJムービータイトルによって起動するBDJアプリケーションは、ユーザによる再生停止指示の入力をBDJアプリケーションが認識できない。一方で、BDJインタラクティブタイトルによって起動するBDJアプリケーションは、ユーザの再生停止の指示をBDJアプリケーションが認識できる。
(a)図4:BDJムービータイトルの起動によるコンテンツ再生処理時のレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理シーケンス、
まず、図4に示すフローについて説明する。
図4は、ユーザによる再生停止指示の入力を認識できないアプリケーションであるBDJムービータイトルによって起動するBDJアプリケーションを実行した場合のコンテンツ再生処理時のレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理シーケンスを説明するフローチャートである。この処理は、図3に示す再生制御部(アプリケーション実行部)301の処理として実行される。
まず、ステップS121において、再生制御部(アプリケーション実行部)は、BDJムービータイトルを指定してディスクからBDJムービータイトルに関連付けられたBDJアプリケーションを読み出して起動する。次にステップS122において、BDJアプリケーションはレジスタ(GPR)に対するデータ書き込み処理を実行するレジスタ記録用スレッド(thread)を設定し、ステップS123において設定した記録用スレッドを起動する。このスレッドは、あらかじめ規定した時間間隔で、定期的に規定した情報をレジスタ(GPR)に書き込み処理を実行するプログラム用のスレッドとして設定される。
ステップS124では、記録用スレッドに設定したプログラムによって定期的、例えば1secごとにレジスタにデータを書き込む。レジスタ(GPR)には、例えば以下の情報が書き込まれる。
ディスク識別子(ディスクID)、
再生コンテンツのタイトル(タイトルナンバー)、
再生プレイリストID、
現在の再生位置情報(プレイアイテムID、プレイリストマークID、メディアタイムなど)、
上記情報に対する改竄検証用のチェックビット、
これらの各情報を記録する。
これらの情報が記録用スレッドに設定したプログラムによって定期的にレジスタに書き込まれる。なお、データ書き込みは、先に書き込んだデータに対する上書き処理として実行してよい。
ステップS125では、BDJアプリケーションが終了したか否かを判定し、終了していない場合は、ステップS124における定期的なレジスタ書き込み処理を繰り返し実行する。ステップS125において、BDJアプリケーションが終了したと判定されると処理を終了する。この時点でレジスタ(GPR)には、ステップS124において最終的に書き込まれたデータ、すなわち、
ディスク識別子(ディスクID)、
再生コンテンツのタイトル(タイトルナンバー)、
再生プレイリストID、
現在の再生位置情報(プレイアイテムID、プレイリストマークID、メディアタイムなど)、
上記情報に対する改竄検証用のチェックビット、
これら1セットのデータが記録されている。
先に説明したように、BDJムービータイトルによって起動するBDJアプリケーションは、ユーザによる再生停止指示の入力を認識できないアプリケーションであり、ユーザによる再生停止指示入力に応じてレジスタ書き込みを行うことができないので、図4に示すシーケンスのように定期的なレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理を行う設定としている。
(b)図5:BDJインタラクティブタイトルの起動によるコンテンツ再生処理時のレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理シーケンス、
次に、図5に示すフローについて説明する。
図5は、ユーザによる再生停止指示の入力を認識できるアプリケーションであるBDJインタラクティブタイトルによって起動するBDJアプリケーションを実行した場合のコンテンツ再生処理時のレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理シーケンスを説明するフローチャートである。この処理は、図3に示す再生制御部(アプリケーション実行部)301の処理として実行される。
まず、ステップS151において、再生制御部(アプリケーション実行部)は、BDJインタラクティブタイトルを指定してディスクからBDJインタラクティブタイトルに関連付けられたBDJアプリケーションを読み出して起動して実行する。次にステップS152において、ユーザによる再生停止指示の入力の有無を判定する。これは、図3に示すユーザインタフェース(UI)303からの入力の有無を検出する処理である。
ユーザによる再生停止指示の入力が無い場合は、BDJアプリケーションの実行を継続する。ユーザによる再生停止指示の入力を検出した場合は、ステップS153に進み、レジスタ(GPR)に対するデータ書き込み処理を行ってアプリケーションを終了する。レジスタ(GPR)には、例えば以下の情報が書き込まれる。
ディスク識別子(ディスクID)、
再生コンテンツのタイトル(タイトルナンバー)、
再生プレイリストID、
現在の再生位置情報(プレイアイテムID、プレイリストマークID、メディアタイムなど)、
上記情報に対する改竄検証用のチェックビット、
これらの各情報を記録する。
これらの情報がレジスタに書き込まれる。なお、データ書き込みは、先に書き込んだデータに対する上書き処理として実行してよい。
先に説明したように、BDJインタラクティブタイトルによって起動するBDJアプリケーションは、ユーザによる再生停止指示の入力を認識できるアプリケーションであり、ユーザによる再生停止指示入力に応じてレジスタ書き込みを行うことができる。従って、図5に示すシーケンスのように、ユーザによる再生停止指示の入力に応じてレジスタに対する情報書き込みを実行する。この場合の情報書き込みは再生終了時の1回のみとなる。
(c)図6:BDJムービータイトルまたはBDJインタラクティブタイトルの再生再開時におけるレジスタ(GPR)情報の取得およびレジューム処理実行シーケンス、
次に、図6に示すフローについて説明する。
図6は、BDJムービータイトルとBDJインタラクティブタイトルの再生再開時におけるレジスタ(GPR)情報の取得およびレジューム処理実行シーケンスである。この再生再開時の処理は、BDJムービータイトルとBDJインタラクティブタイトルに共通の処理となる。この処理は、図3に示す再生制御部(アプリケーション実行部)301の処理として実行される。
まず、ステップS171において、ファーストプレイ(First Play)を実行する。これは、ディスクのセット、起動に際して、自動的に再生されるタイトルである「First Playback」の実行処理である。
ファーストプレイ(First Play)の実行後、ステップS172において、レジスタ(GPR)の読み出し処理を実行する。レジスタ(GPR)には先に説明したように、
ディスク識別子(ディスクID)、
再生コンテンツのタイトル(タイトルナンバー)、
再生プレイリストID、
現在の再生位置情報(プレイアイテムID、プレイリストマークID、メディアタイムなど)、
上記情報に対する改竄検証用のチェックビット、
これらの情報が書き込まれている。
次に、ステップS173において、レジスタに記録されているIDと、現在装着されているディスクのIDとの照合処理を実行する。一致すれば、ステップS174に進み、不一致の場合は、ステップS180に進み、レジューム処理を実行することなく、再生開始位置を最初の位置に設定して再生処理を開始する。
ステップS173において、レジスタに記録されているディスクIDと、現在装着されているディスクのIDとが一致した場合は、ステップS174に進み、レジスタ(GPR)に記録されている改竄検証用のチェックビットによる検証処理を行う。ステップS175において、チェックビット検証によりレジスタ書き込みデータの正当性が確認された場合は、ステップS176に進む。正当性が確認できなかった場合は、ステップS180に進み、レジューム処理を実行することなく、再生開始位置を最初の位置に設定して再生処理を開始する。
ステップS175において、チェックビット検証によりレジスタ書き込みデータの正当性が確認された場合は、ステップS176に進み、再生開始位置を前回の再生停止位置からとするレジューム(resume)処理を実行するか否かの問い合わせをBDJアプリケーション内でユーザインタフェース(UI)を介して実行することができる。
ステップS177において、ユーザの応答を判断し、レジューム(resume)処理を実行するとの応答があった場合は、ステップS178に進み、レジューム(resume)処理を実行するとの応答がない場合は、ステップS180に進み、レジューム処理を実行することなく、再生開始位置を最初の位置に設定して再生処理を開始する。
ステップS177において、ユーザからレジューム(resume)処理を実行するとの応答があった場合は、ステップS178に進み、ディスクIDのレジスタ書き込み処理を行い、ステップS179においてレジューム(resume)処理を実行する。すなわち、レジスタ(GPR)の書き込み情報を取得して、先の再生処理における再生停止位置を検出し、再生停止位置からの再生を開始する。
以上、ディスク取り出し処理(eject)の有無に関わらず1枚のディスクを利用し続ける限りレジューム(resume)を実現する処理例について説明した。本処理例では、レジスタ(GPR)にディスク固有のIDが記録され、再生再開時には、レジスタに記録されたディスク固有のIDが、装置に装着されたディスクのディスク固有のIDと一致するか否かを検証して一致する場合はレジュームを実行可能な構成としているので、ディスクが装置から取り出されて(eject)、その後、再度装着して再生を行う場合においてもレジューム処理を行うことが可能となる。
(実施例2)ディスク取り出し処理(eject)を行わないで1枚のディスクを利用し続ける限りレジューム(resume)を実現する処理例
次に、ディスク取り出し処理(eject)を行わないで1枚のディスクを利用し続ける限りレジューム(resume)を実現する処理例について説明する。
本実施例に係る処理シーケンスについて、図7〜図9に示すフローチャートを参照して説明する。各フローは、以下の処理シーケンスを説明するフローチャートである。
(a)図7:BDJムービータイトルの起動によるコンテンツ再生処理時のレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理シーケンス、
(b)図8:BDJインタラクティブタイトルの起動によるコンテンツ再生処理時のレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理シーケンス、
(c)図9:BDJムービータイトルまたはBDJインタラクティブタイトルの再生再開時におけるレジスタ(GPR)情報の取得およびレジューム処理実行シーケンス、
なお、図7〜図9に示すフローに従った処理ステップは、ディスク100上に記録された再生制御情報として予め記録された処理ステップであり、再生装置としての情報処理装置300がディスク100から読み出して再生制御部301において実行する。
BDJタイトルにはBDJムービータイトルとBDJインタラクティブタイトルの2つのカテゴリがある。これらの2つの内、BDJムービータイトルによって起動するBDJアプリケーションは、ユーザによる再生停止指示の入力を認識できないアプリケーションであり、BDJインタラクティブタイトルによって起動するBDJアプリケーションは、ユーザの再生停止の指示を認識できるアプリケーションである。
(a)図7:BDJムービータイトルの起動によるコンテンツ再生処理時のレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理シーケンス、
まず、図7に示すフローについて説明する。
図7は、ユーザによる再生停止指示の入力を認識できないアプリケーションであるBDJムービータイトルによって起動するBDJアプリケーションを実行した場合のコンテンツ再生処理時のレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理シーケンスを説明するフローチャートである。この処理は、図3に示す再生制御部(アプリケーション実行部)301の処理として実行される。
まず、ステップS321において、再生制御部(アプリケーション実行部)は、BDJムービータイトルを指定してディスクからBDJムービータイトルに関連付けられたBDJアプリケーションを読み出して起動する。次にステップS322において、上記BDJアプリケーションがレジスタ(GPR)に対するデータ書き込み処理を実行するレジスタ記録用スレッド(thread)を設定し、ステップS323において設定した記録用スレッドを起動する。このスレッドは、あらかじめ規定した時間間隔で、定期的に規定した情報をレジスタ(GPR)に書き込み処理を実行する。
ステップS324では、記録用スレッドに設定したプログラムによって定期的、例えば1secごとにレジスタにデータを書き込む。レジスタ(GPR)には、例えば以下の情報が書き込まれる。
再生コンテンツのタイトル(タイトルナンバー)、
再生プレイリストID、
現在の再生位置情報(プレイアイテムID、プレイリストマークID、メディアタイムなど)、
上記情報に対する改竄検証用のチェックビット、
これらの各情報を記録する。
これらの情報が記録用スレッドに設定したプログラムによって定期的にレジスタに書き込まれる。なお、データ書き込みは、先に書き込んだデータに対する上書き処理として実行してよい。
ステップS325では、BDJアプリケーションが終了したか否かを判定し、終了していない場合は、ステップS324における定期的なレジスタ書き込み処理を繰り返し実行する。ステップS325において、BDJアプリケーションが終了したと判定されると処理を終了する。この時点でレジスタ(GPR)には、ステップS324において最終的に書き込まれたデータ、すなわち、
再生コンテンツのタイトル(タイトルナンバー)、
再生プレイリストID、
現在の再生位置情報(プレイアイテムID、プレイリストマークID、メディアタイムなど)、
上記情報に対する改竄検証用のチェックビット、
これら1セットのデータが記録されている。
先に説明したように、BDJムービータイトルによって起動するBDJアプリケーションは、ユーザによる再生停止指示の入力を認識できないアプリケーションであり、ユーザによる再生停止指示入力に応じてレジスタ書き込みを行うことができないので、図7に示すシーケンスのように定期的なレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理を行う設定としている。
(b)図8:BDJインタラクティブタイトルの起動によるコンテンツ再生処理時のレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理シーケンス、
次に、図8に示すフローについて説明する。
図8は、ユーザによる再生停止指示の入力を認識できるアプリケーションであるBDJインタラクティブタイトルによって起動するBDJアプリケーションを実行した場合のコンテンツ再生処理時のレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理シーケンスを説明するフローチャートである。この処理は、図3に示す再生制御部(アプリケーション実行部)301の処理として実行される。
まず、ステップS351において、ユーザによる再生停止指示の入力の有無を判定する。
ユーザによる再生停止指示の入力が無い場合は、BDJアプリケーションの実行を継続する。ユーザによる再生停止指示の入力を検出した場合は、ステップS352に進み、レジスタ(GPR)に対するデータ書き込み処理を行ってアプリケーションを終了する。レジスタ(GPR)には、例えば以下の情報が書き込まれる。
再生コンテンツのタイトル(タイトルナンバー)、
再生プレイリストID、
現在の再生位置情報(プレイアイテムID、プレイリストマークID、メディアタイムなど)、
上記情報に対する改竄検証用のチェックビット、
これらの各情報を記録する。
これらの情報がレジスタに書き込まれる。なお、データ書き込みは、先に書き込んだデータに対する上書き処理として実行してよい。
先に説明したように、BDJインタラクティブタイトルによって起動するBDJアプリケーションは、ユーザによる再生停止指示の入力を認識できるアプリケーションであり、ユーザによる再生停止指示入力に応じてレジスタ書き込みを行うことができる。従って、図8に示すシーケンスのように、ユーザによる再生停止指示の入力に応じてレジスタに対する情報書き込みを実行する。この場合の情報書き込みは再生終了時の1回のみとなる。
(c)図9:BDJムービータイトルまたはBDJインタラクティブタイトルの再生再開時におけるレジスタ(GPR)情報の取得およびレジューム処理実行シーケンス、
次に、図9に示すフローについて説明する。
図9は、BDJムービータイトルとBDJインタラクティブタイトルの再生再開時におけるレジスタ(GPR)情報の取得およびレジューム処理実行シーケンスである。この再生再開時の処理は、BDJムービータイトルとBDJインタラクティブタイトルに共通の処理となる。この処理は、図3に示す再生制御部(アプリケーション実行部)301の処理として実行される。
まず、ステップS371において、ファーストプレイ(First Play)を実行する。これは、ディスクのセット、起動に際して、自動的に再生されるタイトルである「First Playback」の実行処理である。
ファーストプレイ(First Play)では、ステップS372において、BDJアプリケーションがレジスタ(GPR)の読み出し処理を実行する。レジスタ(GPR)には先に説明したように、
再生コンテンツのタイトル(タイトルナンバー)、
再生プレイリストID、
現在の再生位置情報(プレイアイテムID、プレイリストマークID、メディアタイムなど)、
上記情報に対する改竄検証用のチェックビット、
これらの情報が書き込まれている。
次に、ステップS373において、BDJアプリケーションはレジスタに記録されている値が初期化されていないことを確認する。すなわち初期化されリセットされている場合は、レジスタには前の再生停止時の情報が残っていないことになり、その場合は、ステップS380に進み、レジューム処理を実行することなく、再生開始位置を最初の位置に設定して再生処理を開始する。
一方、ステップS373において、レジスタに記録されている値が初期化されてなく、前の再生停止時の情報が残っている場合は、ステップS374に進み、レジスタ(GPR)に記録されている改竄検証用のチェックビットによる検証処理を行う。ステップS375において、チェックビット検証によりレジスタ書き込みデータの正当性が確認された場合は、ステップS376に進む。正当性が確認できなかった場合は、ステップS380に進み、レジューム処理を実行することなく、再生開始位置を最初の位置に設定して再生処理を開始する。
ステップS375において、チェックビット検証によりレジスタ書き込みデータの正当性が確認された場合は、ステップS376に進み、再生開始位置を前回の再生停止位置からとするレジューム(resume)処理を実行するか否かの問い合わせをBDJアプリケーション内のユーザインタフェース(UI)を介して実行する。
ステップS377において、ユーザの応答を判断し、レジューム(resume)処理を実行するとの応答があった場合は、ステップS378に進み、レジューム(resume)処理を実行するとの応答がない場合は、ステップS380に進み、レジューム処理を実行することなく、再生開始位置を最初の位置に設定して再生処理を開始する。
ステップS377において、ユーザからレジューム(resume)処理を実行するとの応答があった場合は、ステップS378に進み、レジューム(resume)処理を実行する。すなわち、レジスタ(GPR)の書き込み情報を取得して、先の再生処理における再生停止位置を検出し、再生停止位置からの再生を開始する。
以上、ディスク取り出し処理(eject)を行わないで1枚のディスクを利用し続ける限りレジューム(resume)を実現する処理例について説明した。本処理例では、レジスタ(GPR)にディスク固有のIDの記録を行っておらず、ディスクの一致を確認しない。しかし、タイトルなどの特定コンテンツの照合により、レジュームを実行可能な構成としているので、ディスクが装置から取り出されて(eject)いない限り、レジューム処理を行うことが可能となる。
なお、本発明に係るディスク100は、図4〜図9のフローを参照して説明した再生制御ステップを記録したディスクであり、図3に示す情報処理装置300の再生制御部3012において、このディスクに記録された再生制御ステップを実行することになる。なお、ディスクの製造に際しては、情報処理装置においてディスクのオーサリングを実行することになるが、このオーサリング処理として、上記の図4〜図9を参照して説明した再生制御ステップを含む再生制御情報を生成してディスク100に記録する処理を行うことになる。
なお、本処理例では、ディスクの取り出し処理(eject)を実行した場合は、レジスタ(GPR)の初期化、すなわちリセットを実行してもよいが、ディスクの取り出し処理(eject)を実行しない限りにおいては、レジスタ(GPR)の初期化、すなわちリセットを行わない設定とすることが好ましい。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
以上、説明したように、本発明の一実施例構成によれば、ディスクからのデータ再生を実行する情報処理装置において、例えばBlu−ray Disc(登録商標)において規定されるBDJタイトルによって指定されるBDJアプリケーション(BDJ application)を実行する際、ディスク識別子や再生タイトル情報に併せて再生位置情報を含む再生情報を定期的にあるいは再生停止時にレジスタに記録する処理を実行させて、再生の再開時にはレジスタに記録された再生位置情報を含む再生情報を取得して、データ照合の上、レジューム処理を実行させる構成とした。本構成により、本来、レジューム機能を再生アプリケーションの機能として保持していない場合においてもレジューム処理を実行させることが可能となる。
ディスクの記録データの構成例について説明する図である。 BDフォーマットに従った記録データの構成について説明する図である。 本発明の一実施例に係る情報処理装置の構成例について説明する図である。 BDJムービータイトルの起動によるコンテンツ再生処理時のレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理シーケンスの一例について説明するフローチャートを示す図である。 BDJインタラクティブタイトルの起動によるコンテンツ再生処理時のレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理シーケンスの一例について説明するフローチャートを示す図である。 BDJムービータイトルまたはBDJインタラクティブタイトルの再生再開時におけるレジスタ(GPR)情報の取得およびレジューム処理実行シーケンスの一例について説明するフローチャートを示す図である。 BDJムービータイトルの起動によるコンテンツ再生処理時のレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理シーケンスの一例について説明するフローチャートを示す図である。 BDJインタラクティブタイトルの起動によるコンテンツ再生処理時のレジスタ(GPR)に対する情報書き込み処理シーケンスの一例について説明するフローチャートを示す図である。 BDJムービータイトルまたはBDJインタラクティブタイトルの再生再開時におけるレジスタ(GPR)情報の取得およびレジューム処理実行シーケンスの一例について説明するフローチャートを示す図である。
符号の説明
100 ディスク
211,212 アプリケーションインデックスファイル(タイトル)
221〜223 再生プログラム
231〜233 プレイリスト
241〜243 クリップ
261,262 AVストリーム
300 情報処理装置
301 再生制御部(アプリケーション実行部)
302 レジスタ(GPR)
303 ユーザインタフェース(UI)

Claims (4)

  1. 再生装置において実行させる再生制御情報が記録されたディスクであって、
    前記再生制御情報は、
    (a)再生装置の再生制御部が、Blu−ray Disc(登録商標)において規定されるBDJムービータイトルによって指定されるBDJアプリケーション(BDJ application)に従ったデータ再生処理を行なう場合は、
    前記再生制御部に、規定間隔ごとに再生位置情報を含む再生情報を前記再生装置のレジスタに記録する処理を実行させる制御情報と、
    (b)前記再生制御部が、Blu−ray Disc(登録商標)において規定されるBDJインタラクティブタイトルによって指定されるBDJアプリケーション(BDJ application)に従ったデータ再生処理を行なう場合は、
    前記再生制御部に、前記再生装置のユーザインタフェースからの再生停止指示入力に応じて、再生位置情報を含む再生情報を前記再生装置のレジスタに記録する処理を実行させる制御情報と、
    (c)前記再生制御部が、前記データの再生停止後の再生再開時に、前記レジスタに記録された再生情報を取得させて前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行わせる制御情報、
    を含むことを特徴とするディスク。
  2. 前記再生制御情報は、さらに、
    前記再生制御部における前記BDJアプリケーションの実行によるデータ再生時に、前記再生制御部に、前記ディスクの識別子であるディスク固有のIDを前記レジスタに記録させる制御情報と、
    前記再生装置における前記データの再生停止後の再生再開時に、前記再生制御部に、前記レジスタに記録されたディスク識別子と、前記再生装置に装着されたディスクの識別子との照合を実行させ、一致する場合に前記レジスタから再生情報を取得して前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行わせる制御情報と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のディスク。
  3. 再生装置において実行させる再生制御情報が記録されたディスクのオーサリングを情報処理装置において実行するオーサリング方法であって、
    前記再生制御情報は、
    (a)再生装置の再生制御部が、Blu−ray Disc(登録商標)において規定されるBDJムービータイトルによって指定されるBDJアプリケーション(BDJ application)に従ったデータ再生処理を行なう場合は、
    前記再生制御部に、規定間隔ごとに再生位置情報を含む再生情報を前記再生装置のレジスタに記録する処理を実行させる制御情報と、
    (b)前記再生制御部が、Blu−ray Disc(登録商標)において規定されるBDJインタラクティブタイトルによって指定されるBDJアプリケーション(BDJ application)に従ったデータ再生処理を行なう場合は、
    前記再生制御部に、前記再生装置のユーザインタフェースからの再生停止指示入力に応じて、再生位置情報を含む再生情報を前記再生装置のレジスタに記録する処理を実行させる制御情報と、
    (c)前記再生制御部が、前記データの再生停止後の再生再開時に、前記レジスタに記録された再生情報を取得させて前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行わせる制御情報、
    を含むことを特徴とするディスクのオーサリング方法。
  4. 再生装置においてディスクの再生制御処理を実行する再生制御方法であり、
    再生装置の再生制御部が、前記ディスクに記録された再生制御情報に従って、再生制御処理を実行し、

    前記ディスクに記録された再生制御情報は、
    (a)再生装置の再生制御部が、Blu−ray Disc(登録商標)において規定されるBDJムービータイトルによって指定されるBDJアプリケーション(BDJ application)に従ったデータ再生処理を行なう場合は、
    前記再生制御部に、規定間隔ごとに再生位置情報を含む再生情報を前記再生装置のレジスタに記録する処理を実行させる制御情報と、
    (b)前記再生制御部が、Blu−ray Disc(登録商標)において規定されるBDJインタラクティブタイトルによって指定されるBDJアプリケーション(BDJ application)に従ったデータ再生処理を行なう場合は、
    前記再生制御部に、前記再生装置のユーザインタフェースからの再生停止指示入力に応じて、再生位置情報を含む再生情報を前記再生装置のレジスタに記録する処理を実行させる制御情報と、
    (c)前記再生制御部が、前記データの再生停止後の再生再開時に、前記レジスタに記録された再生情報を取得させて前記再生位置情報の示す再生位置から再生を開始するレジューム処理を行わせる制御情報、
    を含み、
    前記再生装置の再生制御部は、データ再生処理がBDJムービータイトル、またはBDJインタラクティブタイトルのいずれによって指定されるBDJアプリケーションに従ったデータ再生処理であるかに応じて、上記(a)または(b)のいずれかのレジスタに対する再生情報記録処理を実行する再生制御方法。
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