JP5088226B2 - 複合機、複合機の利用制限方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複合機に関する。
従来より、画像形成機能、画像読取機能、ファックス通信機能などの複数の機能を実行することのできる複合機において、セキュリティの観点から正規のユーザにのみ複合機を利用させるべく、ユーザ認証に基づく利用制限機能(ログイン機能)を備えたものが知られている。このような複合機は、ログイン機能を実現するための各種ユニット(カードリーダなどの認証デバイス、通信ネットワークを介して認証サーバと通信するためのインタフェース、それらを制御するためのドライバなど)を備えている(例えば、特許文献1参照)。
このようなログイン機能を備えた複合機では、ユーザによる所定のログイン操作を経て認証状態(制限された機能の利用を許可した状態)に遷移した後、再び認証待機状態(利用可能な機能を制限した状態)に遷移させる制御として、次の2つの手法が用いられている。
第一の手法として、ユーザによる何らかのログアウト操作があったとき、認証待機状態に移行する。これは、ユーザが複合機を利用し終えたときにログアウト操作を行うことにより、自ら意図的に機密漏洩の防止対策を行えるようにすることを目的としている。
第二の手法として、ユーザが複合機を操作しないまま所定時間経過したとき、無条件で強制的に認証待機状態に移行する。これは、ユーザが複合機を利用し終えたときにログアウト操作を忘れた場合であっても、自動的に所定の機能の利用を制限して機密漏洩を防止することを目的としている。
特開2005−335215号公報
ところで、複合機をFAXとして利用するときの電話線通信回線設定、複合機をネットワークに接続して利用するときのIPアドレス設定など、複合機の基本的な設定に関する設定変更を行っているとき(基本動作設定モード)であっても、ログアウトできるようになっていると、操作パネルの誤操作等によって、所望した内容への設定が完了する前に認証待機状態に移行してしまい、複合機が一時的にユーザが期待する動作をしない状態になるといった問題を誘発する恐れが指摘されている。
一方、単純に基本動作設定モードではログアウト処理を禁止することとした場合、基本動作設定モードから抜け忘れたままの状態でユーザが複合機から離れると、複合機を誰でも自由に利用可能な状態になるため、機密漏洩の恐れが生じることになる。
本発明に係る幾つかの態様は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、基本動作設定モードではユーザによるログアウト操作を受け付けないようにすることのできる複合機を提供することを目的とする。また、本発明に係る幾つかの態様は、基本動作設定モードにおいて、操作パネル等が利用されないまま所定時間経過したときには認証待機状態に移行させることのできる複合機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明による複合機は、認証情報入力ユニットを利用して、機能の利用を希望するユーザの認証情報を取得する認証情報取得ユニットと、取得した認証情報に基づいて利用希望ユーザが利用権限を有するか否かを判断し、利用希望ユーザが利用権限を有すると判断したことを条件に機能を利用可能にする利用制限ユニットと、ユーザによる操作情報を取得して、当該操作情報が複合機の基本動作設定を伴うものである場合には、複合機を基本動作設定モードへ移行させるモード制御手段と、ユーザによるログアウト操作を検出したとき、複合機が基本動作設定モードである場合には、ログアウト処理を禁止して、機能を利用可能な状態に保つログアウト制御ユニットと、を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、基本動作設定モードの場合には、ユーザによるログアウト操作を受け付けないようにすることができるので、操作パネルの誤操作等によって、所望した内容への設定が完了する前に認証待機状態に移行してしまい、複合機が正しく動作しない状態になるといった問題を防止することができる。
好適には、基本動作設定モードに移行した後、ユーザからの操作がないままの状態で所定時間経過したことを検出したとき、ログアウト処理を行い機能の利用を制限するタイマ監視ユニットと、を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、基本動作設定モードに移行後、操作パネルが利用されないまま所定時間経過したときには、強制的に認証待機状態に移行させるので、基本動作設定モードのままの状態でユーザが複合機から離れても、機密漏洩の恐れを抑止することができる。
また好適には、モード制御手段は、不揮発性メモリに設定情報を保存して基本動作設定を完了した後、基本動作設定モードを解除する、ことを特徴とする。さらに好適には、基本動作設定モードへの移行は、予め定めた所定のメニュー項目の選択操作を含むことを特徴とする。かかる構成によれば、基本動作設定モードへの移行及び解除を、所定の基準に基づいて行うことができる。
本発明による複合機の利用制限方法は、認証情報入力ユニットを利用して、機能の利用を希望するユーザの認証情報を取得する認証情報取得工程と、取得した認証情報に基づいて利用希望ユーザが利用権限を有するか否かを判断し、利用希望ユーザが利用権限を有すると判断したことを条件に機能を利用可能にする利用制限工程と、ユーザによる操作情報を取得して、当該操作情報が複合機の基本動作設定を伴うものである場合には、複合機を基本動作設定モードへ移行させるモード制御工程と、ユーザによるログアウト操作を検出したとき、複合機が基本動作設定モードである場合には、ログアウト処理を禁止して、機能を利用可能な状態に保つログアウト制御工程と、を備える。
本発明の利用制限方法は、複合機が備えるCPUにより実施することができるが、そのためのプログラムは、CD−ROM、磁気ディスク、半導体メモリ及び通信ネットワークなどの各種の媒体を通じてインストールまたはロードすることができる。
なお、本明細書において、ユニットとは、ハードウェアにより実現されるユニット、ソフトウェアにより実現されるユニット、両方を用いて実現されるユニットを含む。また1つのユニットが2つ以上のハードウェアを用いて実現されてもよく、2つ以上のユニットが1つのハードウェアにより実現されても良い。
以上、本発明によれば、ログイン機能を備えた複合機において、基本動作設定モードにおける不測のログアウト処理を防止することができ、また、ログアウト処理忘れ等にも柔軟に対応することのできる新しい技術を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態である複合機1を含む情報処理システム100の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、情報処理システム100は、複合機1、通信ネットワークNを介して複合機1に接続され、複合機1に印刷ジョブを送信する端末装置2、FAX回線を介して複合機1に接続され、複合機1との間でFAXデータを送受信するFAX装置3、通信ネットワークNを介して複合機1に接続され、認証処理を実行する認証サーバ4などを含んでいる。
図1では、複合機1、端末装置2、FAX装置3、認証サーバ4を1台ずつ記載しているが、情報処理システム100は、設計に応じてそれぞれを1台以上含んでいてよい。また、通信ネットワークNは、LAN、インターネット、専用線、パケット通信網、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線、無線の両方を含んでいてよい。
複合機1は、コントローラユニット10、操作パネルユニット11、プリンタユニット12、スキャナユニット13、ファックス通信ユニット14、認証デバイスユニット15などのハードウェアユニットを備えている。
各ハードウェアユニットの構成は、原則として従来の複合機と同様である。例えばコントローラユニット10は、従来と同様に、CPU、メモリ(ROM、RAM、EEPROMなど)、操作パネルI/F、プリンタI/F、スキャナI/F、ファックスI/F、ネットワークI/F、認証デバイスI/F等のハードウェアを備えている。また認証デバイスユニット15としては、例えばカードリーダユニットなどを用いることができる。
コントローラユニット10のCPUがメモリに格納されるプログラムを実行し、各ハードウェアユニットを制御することにより、複合機1の各機能ユニットが実現される。
図2に、複合機1の代表的な機能ユニットを示す。同図に示すように、複合機1は、複合機1の動作全体を制御する機能として、全体制御ユニット20を備えている。また、基本機能として、画像形成ユニット21、画像読取ユニット22、ファックスユニット23などの機能ユニットを備えている。
また、複合機1は、ユーザ認証に基づく利用制限機能(ログイン機能)として、従来同様、認証デバイスユニット15を利用して、複合機1の基本機能の利用を希望するユーザ(利用希望ユーザ)の認証情報を取得する認証情報取得ユニット24、取得した認証情報に基づいて利用希望ユーザが利用権限を有するか否かを判断し、利用希望ユーザが利用権限を有すると判断したことを条件に基本機能を利用可能にする利用制限ユニット25、基本機能が利用可能な状態(認証状態)にある場合に、操作パネルユニット11等を介してユーザによる操作情報を取得して、当該操作情報が複合機の基本動作設定を伴うものである場合には、複合機を基本動作設定モードへ移行させるモード制御ユニット26、操作パネルユニット11等を介してユーザによるログアウト操作を検出したとき、複合機が基本動作設定モードである場合には、ログアウト処理を禁止して、認証状態を保持するログアウト制御ユニット27を備えている。
更に、複合機1は、基本動作設定モードに移行した後、ユーザからの操作がないままの状態で所定時間経過したことを無操作監視タイマを利用して検出したとき、ログアウト処理を行い、認証状態から認証待機状態へ移行させて、基本機能の利用を制限するタイマ監視ユニット28などを備えている。
ここで、利用制限ユニット25による利用制限パターンとして、(1)操作パネルユニット11を介して複合機1を操作する直接操作ユーザのうち認証が成功したユーザについてのみ利用を許可するパターン(利用制限ユニット25を有効にするパターン)、(2)直接操作ユーザのうち認証が成功したユーザと、端末装置2などの外部装置から複合機1に対してジョブ情報(印刷ジョブなど)を送信する遠隔操作ユーザとに利用を許可するパターン(利用制限ユニット25を一部有効にするパターン)、(3)全ユーザに利用を許可するパターン(利用制限ユニット25を無効にするパターン)を設定することができる。設定された利用制限パターンの情報はEEPROMなどの不揮発性メモリに記憶され、複合機1の電源OFF後も記憶内容が保持される。
また、基本動作設定モードは、複合機1を利用する一般ユーザが複合機1の各種基本動作の設定を行うモードである。
複合機を動作させる設定項目の中で、基本動作設定モードで設定可能な基本動作設定項目は、複合機の電源をONにする毎あるいはプリンタジョブ、FAXジョブの毎に設定される項目ではなく、複合機の電源をOFFした後、電源を再投入しても保持されるのが望ましい設定項目である。いずれの設定を基本動作設定項目とするかは、複合機のメーカー、もしくはユーザの裁量により決定できるが、本実施形態の複合機1の基本動作設定モードにおいて、設定可能な基本動作設定項目とされる代表的なものとして、以下をあげることができる。
・日付/時刻設定・操作パネルへ表示する言語の設定(英語なのか日本語なのかなど。)・FAXとして利用されるときの電話通信回線設定・ネットワークに接続して利用されるときのIPアドレス設定・前述した利用制限パターンの設定・認証サーバとするサーバのIPアドレス設定、など。
モード制御ユニット26による基本動作設定モードへの遷移は、例えば、複合機1にログインしたユーザが、操作パネルユニット11に表示される画面上のメニュー等から、基本動作設定に関する項目を選択する操作を検出することにより行われる(例えば、後述する図5の操作パネルの基本機能メニュー画面で、ユーザによる「各種設定」ボタンを押す操作が検出された場合。)。設定された基本動作設定の情報は、EEPROMなどの不揮発性メモリに記憶され、複合機1の電源OFF後も記憶内容が保持される。
ただし、基本動作設定モードへの遷移は、必ずしも画面上の設定メニューを使うものや、EEPROMなどの不揮発性メモリに記憶される設定に限定されるものではない。本発明は、EEPROMに基本動作設定情報を登録しようとする際のログアウト等を防止することを目的とするものであるが、EEPROMに記憶される設定以外でも動作設定中にログアウトを防止したい設定がある場合、例えば、複合機のコピー機能を利用する際の倍率設定や給紙装置設定などをテンポラリな設定としてRAMなどのジョブメモリに設定情報等を登録しようとする場合で設定中にログアウトを防止したい場合、このジョブメモリへの設定処理状態に入ったときに基本動作設定モードのフラグを立てて、設定情報等の保存完了後に当該フラグを降ろすなどして、設定情報等をジョブメモリに登録しようとしている状態を基本動作設定モードとして検出すればよい。一例として、操作パネル上の各ボタンや操作画面の各操作メニュー項目毎に基本動作設定モードのフラグを立てるか否かを予め紐付けておき、ユーザの操作したボタンやメニュー項目の選択によって基本動作設定モードのフラグを立てるか否かを判断し、制御するといった手法を採用可能である。
また、モード制御ユニット26は、ユーザによる基本動作設定項目についての設定完了ボタン等の印加を検出したり、ユーザが基本動作設定モードから抜け出るよう操作した場合、また、基本動作設定モードのフラグが立っていない場合などには、基本動作設定モードを解除する。
タイマ監視ユニット28が参照する無操作監視タイマは、ユーザが複合機1の操作パネル等を最後に操作されたときにタイマのカウントが起動され、操作パネル等が利用されないままでいる経過時間を計測する。
情報処理システム100に含まれる端末装置2、FAX装置3、認証サーバ4は、いずれも従来と同様の構成・機能を備える。例えば認証サーバ4は、複合機1から送信される認証要求に基づいて認証処理を実行し、その結果である認証成否情報を複合機1に返信する機能を備えている。
以下、図3及び図4に示すフローチャートを参照して、複合機1の各種動作を説明する。なお、本明細書において、フローチャート等に示す各工程(符号が付与されていない部分的な工程を含む)は処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
(認証待機状態時処理)
図3のフローチャートは、複合機1の認証待機状態における処理を示す。
全体制御ユニット20は、操作パネルユニット11の表示部にログイン待機画面を表示する(S300)。
認証情報取得ユニット24は、利用希望ユーザが認証デバイスユニット15に対して認証情報の入力操作を行うのを待機する(S301)。認証情報が入力されないまま一定時間が経過した場合(S301:No)、S301に再帰する。
認証デバイスユニット15に対して認証情報の入力操作が行われた場合(S301:Yes)、認証情報取得ユニット24は、認証デバイスユニット15を介して利用希望ユーザの認証情報を取得する。次に、利用制限ユニット25は、取得した認証情報を含むように認証要求を作成して、認証サーバ4に対し送信する(S302)。
認証サーバ4は、複合機1から送信される認証要求を受信した場合、従来と同様に、該認証要求に基づいて認証処理を実行し、その結果である認証成否情報を複合機1に返信する。また認証が成功した場合は、認証情報に対応するユーザが複合機1にログインしたことを記録・管理する。
認証サーバ4から認証要求に対する返信として認証成否情報を受信した場合、利用制限ユニット25は、該認証成否情報に基づいて利用希望ユーザが利用権限を有するか否かを判断する(S303)。
認証成否情報が認証失敗を示す場合(S303:No)、利用制限ユニット25は、利用希望ユーザが利用権限を有しないと判断し、利用希望ユーザに対して複合機1の基本機能が利用可能とならないように制御する。具体的には、操作パネルユニット11の表示部の認証待機画面表示上に新たな画面(認証エラー表示画面)を重ねて表示して認証が失敗したことを示すメッセージ等を表示し(S304)、一定時間経過後、認証エラー画面表示を消した後、S301に再帰するよう制御する。
一方、認証成否情報が認証成功を示す場合(S303:Yes)、利用制限ユニット25は、利用希望ユーザが利用権限を有すると判断し、利用希望ユーザに対して複合機1の基本機能が利用可能となるように制御する。具体的には、複合機1のメモリに利用希望ユーザがログインしたことを示す情報を記録し、ログイン状態時処理に進むよう制御する。
(ログイン状態(認証状態)時処理)
図4のフローチャートは、複合機1のログイン状態(認証状態)における処理を示す。
ログイン状態時時処理では、全体制御ユニット20は、操作パネルユニット11の表示部に基本機能等を選択するための基本機能メニュー画面を表示する(S400)。そして、タイマ監視ユニット28は、タイムアウトを監視するための無操作監視タイマが停止中であれば、当該無操作監視タイマを起動し(S402)、利用希望ユーザによるパネル操作を待機する(S404)。
なお、図5に、S400の基本機能メニュー画面が表示された操作パネルの例を模式的に示す。なお、表示部の表示や操作パネルのランプ等により、認証成功時の処理であること(ユーザがログイン状態であること)を提示するように構成してもよい。
S404で利用希望ユーザによるパネル操作を検出しない場合(S404:No)、タイマ監視ユニット28は無操作監視タイマを参照して、無操作監視タイマが起動されてから所定時間が経過したか否かを判断する(S405)。
ここで、所定時間が経過していないとき(S405:No)、S402に再起するよう制御して、利用希望ユーザによるパネル操作を待機する。一方、所定時間が経過したとき(S405:Yes)、タイマ監視ユニット28は、タイムアウトしたものと判断して、タイムアウト処理を行う。すなわち、無操作監視タイマの動作を停止して(S406)、後述するS414のログアウト処理に遷移する。
また、S404で利用希望ユーザによるパネル操作を検出すると(S404:Yes)、タイマ監視ユニット28は、無操作監視タイマの動作を停止し(S407)、全体制御ユニット20は、S404で検出したパネル操作がログアウト操作であるか否かを判断する(S408)。
ログアウト操作でない場合(S408:No)、全体制御ユニット20は、従来と同様に、各ユニットを制御して検出したパネル操作に応じた処理を実行する(S409)。このとき、モード制御ユニット26は、S404で検出したパネル操作の情報に基づいて、当該操作情報が複合機の基本動作設定を伴うものであるか否かを判断し、基本動作設定を伴うものである場合には、複合機を基本動作設定モードに移行させる(S410)。その後、S402に再帰する。
一方、ログアウト操作である場合(S408:Yes)、ログアウト制御ユニット27は複合機1の状態を確認し、基本動作設定モードであるか否かを判断する(S412)。基本動作設定モードであれば(S412:No)、ログアウト制御ユニット27は、基本動作設定モードでの誤操作等によるログアウト操作であると判断し、認証状態から認証待機状態へログアウトしないように、すなわち、ユーザによるログアウト操作を無視するように制御する。具体的には、操作パネルユニット11の表示部に基本動作設定モードでログアウトしようとしていることを示す警告画面を表示したり、警告音を発するなどしてユーザに報知し(S413)、一定時間経過後、S402に再帰するよう制御する。
一方、基本動作設定モードでない場合(S412:Yes)、ログアウト制御ユニット27は、複合機1のメモリに利用希望ユーザがログアウトしたことを示す情報を記録するとともに、利用希望ユーザの認証情報を含むようにログアウト通知を作成して、認証サーバ4に対し送信する(S414)。その後、複合機1の処理はS300に移行する。
なお、認証サーバ4は、複合機1から送信されるログアウト通知を受信した場合、従来と同様に、ログアウト通知に含まれる認証情報に対応するユーザが複合機1からログアウトしたことを記録・管理する。
このように本実施形態の複合機1は、基本動作設定モードでユーザが基本動作等の設定変更を行っているときには、ユーザによるログアウト操作を受け付けないようにしつつ、基本動作設定モードであっても、操作パネルが利用されないまま所定時間経過したら強制的にログオフして、認証待機状態に移行させることができるように構成されている。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々に変形して適用することが可能である。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上記実施形態では、基本機能として、画像形成機能、画像読取機能、FAX機能を備える複合機について説明したが、本発明は、このような基本機能を備える複合機に限定されるものではない。例えば、複合機が、画像読取機能やFAX通信機能のいずれかもしくは双方を備えていない場合であっても、印刷機能を備えている場合は、本発明を適用できる。また上記以外の基本機能を備える複合機に対しても本発明を適用することができる。
また上記実施形態では、設定変更モードへの移行操作として、操作パネルユニット11に配された「各種設定」ボタンの押下操作、を規定しているが、設定変更モードへの移行操作は、管理者のみが実施できるような操作、操作パネルユニット11に配された「各種設定」ボタンの押下操作及びそれに続く管理者パスワードの入力操作等としてもよく、設計に応じて任意に規定することができる。例えば、表示部に表示された設定変更モードへの移行を示す選択肢を選択する操作、及び、それに続く管理者パスワードの入力操作を、設定変更モードへの移行操作として規定してもよい。
また上記実施形態では、利用制限ユニット25が、認証サーバ4による認証結果に基づいて、利用希望ユーザが利用権限を有するか否かを判断する構成としているが、例えば、複合機1の不揮発性メモリに正規ユーザのパスワード等を記憶しておき、利用制限ユニット25が、記憶した正規ユーザのパスワード等と利用希望ユーザから操作パネルユニット11を介して入力されるパスワード等とを照合することで、利用希望ユーザが利用権限を有するか否か(正規ユーザであるか否か)を判断するように構成してもよい。
複合機1を含む情報処理システム100の概略構成を示すブロック図である。 複合機1の代表的な機能ユニットを示す。 複合機1の認証待機状態における処理を示す。 複合機1のログイン状態(認証状態)における処理を示す。 基本機能メニュー画面が表示された操作パネルの例を模式的に示す。
符号の説明
1 複合機、2 端末装置、3 FAX装置、4 認証サーバ、10 コントローラユニット、11 操作パネルユニット、12 プリンタユニット、13 スキャナユニット、14 ファックス通信ユニット、15 認証デバイスユニット、20 全体制御ユニット、21 画像形成ユニット、22 画像読取ユニット、23 ファックスユニット、24 認証情報取得ユニット、25 利用制限ユニット、26 モード制御ユニット、27 ログアウト制御ユニット、28 タイマ監視ユニット、100 情報処理システム

Claims (6)

  1. 複数の機能を備えた複合機であって、
    認証情報入力ユニットを利用して、前記機能の利用を希望するユーザの認証情報を取得する認証情報取得ユニットと、
    前記取得した認証情報に基づいて前記利用希望ユーザが利用権限を有するか否かを判断し、前記利用希望ユーザが利用権限を有すると判断したことを条件に前記機能を利用可能にする利用制限ユニットと、
    ユーザによる操作情報を取得して、当該操作情報が複合機の基本動作設定を伴うものである場合には、前記複合機を基本動作設定モードへ移行させるモード制御手段と、
    ユーザによるログアウト操作を検出したとき、前記複合機が基本動作設定モードである場合には、ログアウト処理を禁止して、前記機能を利用可能な状態に保つログアウト制御ユニットと、
    を備える複合機。
  2. 前記基本動作設定モードに移行した後、ユーザからの操作がないままの状態で所定時間経過したことを検出したとき、ログアウト処理を行い前記機能の利用を制限するタイマ監視ユニットと、
    を備える請求項1記載の複合機。
  3. 前記モード制御手段は、不揮発性メモリに設定情報を保存して基本動作設定を完了した後、基本動作設定モードを解除する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の複合機。
  4. 前記基本動作設定モードへの移行は、予め定めた所定のメニュー項目の選択操作を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の複合機。
  5. 複数の機能を備えた複合機の利用制限方法であって、
    認証情報入力ユニットを利用して、前記機能の利用を希望するユーザの認証情報を取得する認証情報取得工程と、
    前記取得した認証情報に基づいて前記利用希望ユーザが利用権限を有するか否かを判断し、前記利用希望ユーザが利用権限を有すると判断したことを条件に前記機能を利用可能にする利用制限工程と、
    ユーザによる操作情報を取得して、当該操作情報が複合機の基本動作設定を伴うものである場合には、前記複合機を基本動作設定モードへ移行させるモード制御工程と、
    ユーザによるログアウト操作を検出したとき、前記複合機が基本動作設定モードである場合には、ログアウト処理を禁止して、前記機能を利用可能な状態に保つログアウト制御工程と、
    を備える利用制限方法。
  6. 請求項5記載の利用制限方法をコンピュータで実行させるためのプログラム。
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