JP5086372B2 - 通信に関連する方法及び構成 - Google Patents

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Description

本発明は、通信ネットワークに関し、特に、複数の送信及び受信アンテナが使用される通信ネットワークに関する。
既存の無線移動体通信システムは、様々なサービスの形態を提供し、その多くはチャネルの劣性を克服するためにチャネル符号化に依存する。しかしながら、例えば高品質のマルチメディアサービスについての、ユーザが時間と場所とによらず誰とでも通信できるというような要望の高まりのために、既存のサービスはデータ指向のサービスを発展させた。それに応じて、次世代無線伝送技術に対し、より低いエラーレートでより多くのデータ量を伝送することについての高度な要望が存在する。特に、要求されるデータ量が大きいリンクにおいて高いレートでデータを送信することは非常に重要である。
次世代の無線通信については、様々なアンテナシステムが提案されている。例えば、複数入力複数出力(Multiple Input Multiple Output(MIMO))システム、即ち、典型的なアンテナシステムは、周波数帯域を必要以上に使用することなく、全ての送信アンテナを通じてのスペクトラム効率を増加させる。一般的に、MIMOは、その伝送構造と送信機のスキームに応じて、時空間符号化(Space-Time Coding(STC))、ダイバーシティ、ビーム形成(Beam Forming(BF))及び空間多重化(Spatial Multiplexing(SM))に分類され、その全ては高いデータレートと信頼性とを提供する。
MIMOシステムは、送信機と受信機とにおいて、データを送受信するために、複数のアンテナ又はアレイアンテナを採用する。複数のアンテナは異なる空間的位置に異なるフェージング特性と共に供給され、それにより、MIMOシステムにおける信号の送受信のための隣接するアンテナ間の間隔が十分大きい限り、隣接するアンテナの受信信号は相関しないものと近似することができる。MIMOシステムは、空間ダイバーシティ型の送信及び受信のためのマルチパスの空間的な特徴の利点を最大限に活かすものである。
図1は、M個の送信(Tx)アンテナ103及びN個の受信(Rx)アンテナ104により構築される一例としての簡略化されたMIMOシステム100を示している。上述したように、図1のMIMOシステムにおける送信アンテナと受信アンテナとの間のアンテナ間隔は、一般的に、信号の空間上の非相関(un-correlation)が十分保証される程度に大きいものである。図1に示しているように、送信機においては、MIMOアーキテクチャユニット101は、まず、データストリームのチャネルを並列のサブデータストリームのM個のチャネルへと変換し;そして、多重アクセス変換ユニット102は、多重化処理を実行し;最後に、対応するM個の送信アンテナ103は、無線チャネルへと信号を同時に送信する。MIMOアーキテクチャユニット101は、STTC(Space Time Trellis Code)、時空間ブロック符号、時空間ターボ符号、BLAST符号などのようなMIMO処理方式のいずれをも採用することができる。多重アクセス変換ユニット102は、TDD、FDD又はCDMAを実装することができる。そして、MIMOの効率的な復調は些細なものではなく、現時点での研究上のホットトピックである。
多くの通信受信機において、クロストークが取り込まれたチャネルを原因とするミキシング(mixing)の影響を受けた複数のシンボルを分離する必要性が存在する。特に、伝播チャネルによりそのミキシングが取り込まれるMIMO受信機については、これは重要な問題である。そうしたクロストークチャネルの一般的な数学的モデルは、次の通りである:
Figure 0005086372
ここで、
・sは、送信ベクトル(長さn)である。ベクトルsは、送信機により有限個のアルファベットSから選択された要素を有する(例えば、QAM(Quadrature Amplitude Modulation))。
・Hは、n×n次元のチャネル行列であり、nは受信アンテナの数、nは送信アンテナの数である。
・eは、付加的な(additive)ガウス雑音である。
モデル(1)は、(必ずしも直交的でなくてよい)時空間ブロック符号(STBC)を用いるMIMOシステムを、適切に構造化された行列Hを用いることで十分に表現できる程度に一般的なものである。
受信機は、観測されたyからsを検出しなくてはならない。どういった種類のチャネル符号化(畳み込み、ターボなど)を用いるシステムにおいても、sを構成する情報ビットbk,i上で軟判定(soft decisions)(信頼性情報)を計算することに興味が注がれている。全てのシンボルが等しく先験的であろうという場合には、これは次式により計算できることが示されている(非特許文献1参照)。
Figure 0005086372
ここで、Nは雑音のパワースペクトル密度である。また、bk,i(s)は、送信ベクトルsのk番目の要素のi番目の情報ビットである。s:bk,i(s)=βとの表記は、bk,i(s)がβに等しい全てのベクトルの集合を意味している。
式(2)による評価は、結果として確率密度関数を無視することとなり、それは総当り的な手法で行われ得る。しかし、問題は、実際上それを有効なものとするにはその複雑性が大きすぎることである。より正確には、式(2)を評価することは、
Figure 0005086372
の演算を必要とし、ここでmはsにおけるシンボルごとのビット数である。予測可能な未来におけるハードウェアであっても、適度な大きさのnについてさえこれを実装することは不可能である。
この問題に対するこれまでのアプローチは、式(2)に様々な近似を含めることである。以下に、いくつかの既知のアプローチが、それらの主な欠点についての検討と共に提示される。
・Log−max近似:これは、式(2)における2つの総和をそれらの最大の項に近似する。
Figure 0005086372
このアプローチに伴う問題は、以下を含む:
‐総和における1つの項を除く全てを破棄することに関連する性能のロスが存在する。
‐総和における最大の項を見つけるために、整数制約型の(integer constrained)最小二乗問題を解決しなければならない。これについての既知の最良の技術は、球面復号(sphere decoding)アルゴリズム(下記非特許文献2参照)及びその関連であり、その平均的な複雑性(complexity)はnと共に指数関数的に増大する(下記非特許文献3参照)。さらに、式(3)の計算に必要な演算の数が受信ベクトルyごとに異なるという意味においては、その複雑性はランダムである。これは、最も難しい複雑性のために設計されるハードウェア、又は様々な種類のデータバッファを必要とすることから、実装についての深刻な問題を生じさせる。また、球面復号アルゴリズムのシーケンシャルな構造は、ASICにおいてアルゴリズムが実装される場合に達成することのできる並列化の量を著しく制限する。
・リスト化球面復号(List-sphere-decoding)(下記非特許文献4参照):その考え方は、式(2)における総和を、複数の項のサブセット、即ち所謂球面復号アルゴリズムの際に遭遇した項にわたる総和に近似することである。
このアプローチに伴う問題は、以下の通りである:
‐総和における複数の項のサブセットを除く全てを破棄することに関連する性能のロスが存在する。
1.球面復号アルゴリズム及びその関連は、その予測される複雑性がnと共に指数関数的に増大する(下記非特許文献3参照)。さらに、その複雑性はランダムであり、リスト化球面復号器(list-sphere-decoder)は、オリジナルの球面復号器の実装上の課題を承継している。
2.(式(2)における総和の計算の対象となる)サブセットに常に少なくとも1つのメンバが含まれるようにアルゴリズムの様々なパラメータをいかに選択すべきかという課題がある。
・線形的なデータの前処理に基づくヒューリスティック近似:このアプローチに伴う問題は、低速フェージングチャネル上での受入れ難い性能についての相当な貧弱さである。
A.Stefanov and T.M.Duman, "Turbo-coded modulation for systems with transmit and receive antenna diversity over block fading Channels: System model, decoding approaches, and practical considerations," IEEE Journal on Selected Areas in Communications, vol. 19, pp. 958-968, May 2001. M.O.Damen, H.E.Gamal, and G.Caire, "On maximum-likelihood detection and the search for the closest lattice point," IEEE Transactions on Information Theory, vol. 49, pp. 2389-2401, Oct. 2003. J.Jalden and B.Ottersten, "On the complexity of sphere decoding in digital communications," IEEE Transactions on Signal Processing, vol. 53, pp. 1474-1484. Apr. 2005. B.M.Hochwald and S.Brink, "Achieving near-capacity on a multiple-antenna Channels," IEEE Transactions on Communication, vol. 51. pp. 389-399, Mar. 2003. J.Jalden, L.G.Barbero, J.S.Thompson, and B.Ottersten. "Full diversity detection in MIMO systems with a fixed-complexity sphere decoder," in Proc. IEEE ICASSP '07.(Hawaii, USA), Apr. 2007. L.G.Barbero and J.S.Thompson, "A fixed-complexity MIMO detector based on the complex sphere decoder," in Proc. IEEE SPAWC06, (Cannes, France), July 2006. P.W.Wolniansky, G.J.Foschini, G. D. Golden, and R. A. Valenzuela, "V-BLAST: An architecture for realizing very high data rates over the rich-scattering wireless Channel," in Proc. URSI International Symposium on Signals, Systems and Electronics, ISSSE, 1998. B.Hassibi and B.M.Hochwald, "High-rate codes that are linear in space and time." IEEE Transactions on Information Theory, vol. 48, pp. 1804-1824. June 2002.
本発明は、特にMIMOシステムにおける、高品質な軟判定を提供することの問題に対し、計算の面で簡易的な解決策を提示する。本発明に係る方法は、一定の(即ちランダムでない)複雑性を有し、即ち、受信ビットごとに必要となる演算の数は、チャネル又はノイズの実現に依存しない。それにより、他と比較して本技術は:
3.ランダムな復号遅延を回避し、
4.特にパラレル化されるハードウェアにおいて、実装に適したものとなり、及び
5.ランダムな複雑性を有する球面復号の様々な特徴に基づく競合する解決策に対して優位である。
これら目的は、通信ネットワークにおいて送信される情報ビット上に信頼度情報を提供するための方法を用いて達成される。送信ベクトルの構成要素である上記ビットは、有限個のアルファベットから送信機により選択された要素を含む。上記送信ベクトルは、対数尤度を提供する受信シンボルの観測されたベクトルから検知される。上記方法は、一定のサイズを有するビット項の数を定義することにより、上記対数尤度(L)を近似することと、ビットのサブセットを選択することと、上記ビットのサブセットの選択された部分を無視することと、を含む。
最も好適な実施形態において、上記近似は、次式を含む。
Figure 0005086372
ここで、
Figure 0005086372
である。
また、上記ベクトル(s)における各ビットは、次式のように列挙される。
Figure 0005086372
また、nは送信アンテナの数であり、mは送信されるビット数であり、
rは区間1≦r≦nm−1のうちの固定の整数であり、
Iは、
Figure 0005086372
がビットを信頼性の低い順に列挙することとなるような[1,…,nm]上のインデックス順列であり、
kは、1≦k≦nmを満たし、所与のkについて、k´はIk´=kとなるように一意に定義される整数とされ、
s(b,…,bntm)は、上記ビット{b,…,bntm}に対応する上記ベクトルsであり、
Hは、n×n次元のチャネル行列であり、nは受信アンテナ数であり、nは送信アンテナ数であり、
は、雑音パワースペクトル密度である。
好適には、μ(b,…,bnm)の最大値は、クリッピングが後に続く線形受信機を用いて取得される。また、好適には、近似を単純化するために、劣悪なビットと見なされるr個のビットにわたって無視がなされる。また、最大値を簡易かつ一定の複雑性を有する評価値と置き換えることにより、さらなる近似が適用されてもよい。従って、上記評価値は、ゼロフォーシング受信機、又は、ヌル化とキャンセル、のうちの1つにより取得されてもよい。
さらに、ビットの順序Iは、候補となる全ての順序の総当り的な列挙に従って、シンボル内でビットを探索し、シンボルの順序
Figure 0005086372
を選択することにより取得され、上記候補となる順序は:
Figure 0005086372
であり、ここでcond(.)は行列の条件数への言及である。そして、上記ビットの順序Iは、特定のビットのマッピング先となるシンボルを識別することにより、
Figure 0005086372
から取得される。従って、
Figure 0005086372
という手順で選択される。
さらに、等式1は、
Figure 0005086372
Figure 0005086372
をソートすることにより取得されるインデックスベクトルである、というように近似される。
一実施形態において、sを構成するビット上の先験的な情報に対応するペナルティ因子が挿入されてもよい。
上記ネットワークは、複数の送信及び受信アンテナを含み、複数入力複数出力(MIMO)の1つである。
また、本発明は、送信される情報ビット上に信頼度情報を提供するための計算装置を含む通信ネットワーク基盤構成とも関連する。送信ベクトル(s)の構成要素である上記ビットは、有限個のアルファベット(S)から送信機により選択された要素を含む。上記送信ベクトルは、対数尤度(L)を提供する受信シンボル(y)の観測されたベクトルから検知され得る。よって、上記装置は、受信シンボル(y)の観測されたベクトルから上記送信ベクトルを検知するためのユニットと、一定のサイズを有するビット項の数を定義することにより近似を適用するための処理ユニットと、ビットのサブセットを選択するための選択手段と、上記ビットの上記サブセットの選択された部分を無視するための計算手段と、を備える。一実施形態では、上記装置は、クリッピングが後に続く線形受信機、又は最適な順序を伴う判定フィードバック型受信機、をさらに備える。上記線形受信機は、ゼロフォーシング(ZF)又は最小平均二乗誤差(MMSE)のうちの1つを使用してもよい。
また、本発明は、通信データ及び通信制御情報を扱う処理ユニットと、メモリユニットと、インタフェースユニットと、それぞれ接続インタフェースを伴う通信ユニットと、送受信アンテナと、を備える通信装置とも関連する。上記装置は、送信される情報ビット上に信頼度情報を提供するための構成、をさらに備え、送信ベクトルの構成要素である上記ビットは、有限個のアルファベットから送信機により選択された要素を含む。上記送信ベクトルは、対数尤度を提供する受信シンボルの観測されたベクトルから検知される。上記通信ユニットは、受信シンボルの観測されたベクトルから上記送信ベクトルを検知するように動作するよう構成される。上記処理ユニット(520)は、一定のサイズを有するビット項の数を定義することにより近似を適用するように動作するよう構成され、選択手段はビットのサブセットを選択するためのものであり、計算手段は上記ビットの上記サブセットの選択された部分を無視するためのものである。
以下に、図面に示された複数の実施形態を参照しながら、本発明は例示的に説明される。
MIMOシステムの概略的な図である。 =4本の送信アンテナ、n=4本の受信アンテナ、QPSK変調、低速レイリー(Rayleigh)フェージングを伴うMIMOシステムについてのグラフを示している。各コードワードは、100ビットからなり、1つのチャネル実装にわたる。 本発明に係るステップを示すフロー図である。 本発明を実装する構成を示すブロック図である。 本発明を実装するユーザ装置(user unit)を示すブロック図である。
本発明は、式(2)の以下の近似を計算する新たな手法を提供する。以下において、二重のインデックスを扱うことを避けるために、s内の全てのビットは、次のように列挙される。なお、nは送信アンテナ数、mは送信ビット数である。
Figure 0005086372
まず、rを、区間1≦r≦nm−1のうちの固定の整数(ユーザパラメータ)とする。また、Iを、[1,…,nm]のインデックスを信頼性の低い順に並べた順列とする。即ち、最も信頼性の低いビットが最初となる。そして、所与のk(1≦k≦nm)について、k´を、Ik´=kとなるように一意に定義される整数とする。我々は、以下の近似を提案する。
Figure 0005086372
ここで、s(b,…,bntn)は、ビット{b,…,bntn}に対応するベクトルsを表す。
単純にいうと、本発明は、一定のサイズを有する複数の項を定義し、ビットのサブセットを選択し、そして当該ビットの選択された部分を無視することを示唆する。よって、式(4)及び式(5)における近似の動機は、少ない空間次元においてMIMOチャネルが劣化する際に生じる検知プロセスにおいて直面する典型的なエラーである。(式(4)及び式(5)において行なわれる)その“最悪の(worst)”r個のビットの無視により、この問題は効果的に除去される。さらに、多数のビットが同時に低品質となるある程度の可能性があるものの、そうした出来事が発生する頻度はより低く、全体としての性能には深刻な影響は与えない。同様の振る舞いは、非符号化(un-coded)通信システムの場合(上記非特許文献5参照)において観測され及び(理論的に厳密なやり方で)定量化されている。
なお、現状では、近似式(4)及び(5)は、式(4)及び式(5)における最大値の計算という固有の問題により、十分に計算可能ではない。着目すべきは、これは式(3)におけるLog−max近似において直面した問題と同一であり、従って、式(4)及び式(5)を直接的に実装することによってはその問題は回避されない。よって、上記最大値を、例えばゼロフォーシング(zero forcing)(硬判定)受信機により取得される評価値などの簡易かつ一定の複雑性を有する評価値と置き換え、又はヌル化及びキャンセル(nulling and cancelling)することにより、式(4)及び式(5)をさらに近似する。
提案するアプローチのある重要な側面は、式(4)及び式(5)における最大値と簡易な(即ち、ゼロフォーシング(ZF)又は最小平均二乗誤差(MMSE))受信機により取得される評価値との置き換えが正確に行なわれた場合には、性能は大きく劣化しないであろうということである。その理由は、この(準最適な(sub-optimal))近似が、準最適な検知器にとってさえ判定のより簡単な“最良の”nm−rビットについてのみ行なわれるためである。ここで、rがシンボルごとのビット数の整数倍であって、全てのシンボルにわたって完全な無視(marginalization)が行なわれることが示唆されるものと仮定する。式(4)及び式(5)における最大値を取得するための準最適な方法の能力は、“最悪の”r/mシンボルを除去した際に取得される有効チャネル行列の条件に決定的に依存する。従って、良好な方策は、最悪のr/mシンボル(あるいは同等にrビット)を結果としてのチャネル行列の条件数を最小化するように見つけ出すことである。具体的には、
Figure 0005086372
を[1,…,n]上のインデックス順列とすると、シンボルの順序(ordering)は次式に従って見出される:
Figure 0005086372
ここで、cond(.)は、行列の条件数への言及である。そして、ビットの順序
Figure 0005086372
は、特定のビットがマッピングされる先を特定することにより、
Figure 0005086372
から取得される。さらに、式(6)における最大値は、候補としての順序
Figure 0005086372
にわたる探索によって見つけ出されなければならないため、式(6)内の最大値のある形での近似の使用に意味がある場合が多い。
そうした近似は、次のステップを含み得る:
以下により与えられる(上で提案された、非特許文献6において硬判定のために使用される)アルゴリズムに従って、
Figure 0005086372
が選択される310。
Figure 0005086372
式(6)もまた近似されてもよく、その際、
Figure 0005086372
は、
Figure 0005086372
をソートすることにより取得されるインデックスベクトルである。
なお、他のどのような式(6)の近似がなされてもよい。
タイプの表現
Figure 0005086372
は、恒等式
Figure 0005086372
を再帰的に適用することにより評価することができ、ルックアップテーブルを用いて、関数
Figure 0005086372
を解くことができる。同じことが、式(4)及び式(5)にも適用可能である。
分離可能なコンスタレーション(矩形の(rectangular)QAM又はQPSKなど)の場合については、上記モデル(1)は、次式によって同等に定式化され得る。
Figure 0005086372
ここで、
Figure 0005086372
である。
式(7)において、全ての量は実数値となる。よって、QPSK変調では、sの要素はバイナリとなる(それらは、可能なスケーリング係数次第で±1となる)。これは、sの各要素が正確に1つの情報ビットに対応することを意味している。式(7)を用いることで、複素数の値をとる同等のモデルよりもrの選択における高い柔軟性を得ることができる。また、QPSKの場合には、ビット及び(実数値をとる)シンボルが式(7)において交換可能であることから、次の前提を置くことができる。
Figure 0005086372
図2において、QPSK変調及びレート1/3の畳み込み符号化を用いる低速フェージング4×4MIMOシステムについての、提案するソフト復調技術の性能が示されている。チャネルモデルは、式(7)に従って書き換えられる。rと得られる性能との間にはトレードオフが存在する。複雑性は、凡そ0(2)である。当該結果は、rが小さい値であっても、総当りの(brute-force)最大事後検知器(maximum‐a posteriori detector)(2)に性能が近いことを示している。
本発明は、ハードウェア若しくはソフトウェアソリューション又はそれらの組合せとして実装され得る。
図4に示しているように、本発明は、信号処理のためのコンピュータユニット400を含み得るネットワークノードにおいて実装されてもよい。当該ネットワークは、n個のシンボルを送信する複数の送信アンテナを有するものと想定され、m=1…nとしてxは送信されるシンボルを表す。あるシンボルアルファベットは、L個のシンボルを含むと想定される。図4において概略的に示されているように、コンピュータユニット400は、受信シンボルyの観測ベクトルから送信ベクトルを検知するためのユニット410と、メモリ430内に記憶される一定のサイズを有するビット項の数を定義することにより近似を適用するための処理ユニット420と、ビットのサブセットを選択するための選択手段440と、当該ビットのサブセットの選択された部分にわたって無視をするための計算手段450とを含み得る。
特に、一実施形態に係るコンピューティングユニット400は線形受信機460を備え、その出力はクリッパ470と連携される。当該線形受信機は、ゼロフォーシング(ZF)又は最小平均二乗誤差(MMSE)を用いてもよい。他の実施形態において、最適な順序を有する判定フィードバック型の受信機480を使用することができる。
図5は、概略的なブロック図において、本発明の内容を実装したユーザ機器(UE)500を示しており、処理ユニット520は通信データ及び通信制御情報を取り扱う。UE500は、さらに、揮発性メモリ(例えばRAM)530及び/又は不揮発性メモリ(例えばハードディスク若しくはフラッシュメモリ)540、及びインタフェースユニット550を備える。UE500は、さらに、それぞれ接続インタフェースを伴う移動体通信ユニット560を備えてもよい。UE内の全てのユニットは、処理ユニット570を通じて直接的に又は間接的に互いに通信することができる。本発明に係る方法を実装するためのソフトウェアは、UE500内で実行され得る。UE500は、識別ユニットとの間で通信するためのインタフェース580をも備えてもよく、識別ユニットとはSIMカードなどであって、ネットワーク内でUEを一意に識別するために、及び“SIGN”の識別(即ち、トラフィックのカウント及びUEのデジタル署名)の際に使用される。図5において、UEにしばしば現れる他の特徴が示されていないが、それらは所謂当業者により理解されるべきであり、例えば携帯電話については:MIMOアンテナ510、カメラ、着脱可能なメモリ、画面及びボタンなどである。図4に従ったコンピュータユニットは、処理ユニットに追加される部分又はその一部として実装されてもよい。
本発明は、MIMOシステムに限定されず、単数入力複数出力(SIMO)、複数入力単数出力(MISO)などのいかなる複合的な送受信システムにおいて実装されてもよい。
本発明により解決される問題は、クロストークの存在における全ての復調の問題について重要であり、顕著な例としてMIMOがある。MIMOについては、空間多重(例えば、V−BLAST)(非特許文献7参照)及び時空間符号化(例えば、線形拡散符号(非特許文献8参照)を使用する双方のシステムに適用可能である。そうしたシステムは、現在標準化の過程にある。
しかしながら、本発明自体は、いかなる特有の標準にも限定されない。
ここで、“備える(comprising)”という語は、列挙されたものとは異なる他の要素又はステップの存在を排除するものではなく、要素に先行する“a”又は“an”という語は、そうした要素の複数の存在を排除するものではない。本発明は、少なくとも部分的に、ソフトウェア又はハードウェアのいずれかにおいて実装され得る。さらに、いかなる参照符号も特許請求の範囲を限定するものではなく、複数の“手段”、“装置”及び“ユニット”が同一のハードウェアアイテムにより表現されてもよいことには留意すべきである。
上述し説明した実施形態は例として与えられたものであり、本発明を限定するものではない。以下に示される特許請求の範囲において請求される本発明の範囲内における他の解決策、使用、目的及び機能は、所謂当業者にとって明らかであろう。

Claims (21)

  1. 通信ネットワークにおいて送信される情報ビット(bについての信頼度を示す信頼度情報を提供するための方法であって、送信ベクトル(s)の構成要素である前記ビットは、有限個のアルファベット(S)から送信機により選択された要素を含み、前記送信ベクトルは、対数尤度(L)を提供する受信シンボル(y)の観測されたベクトルから検知され、前記方法は:
    前記ビットの数についての一定のサイズrを定義することと、
    前記サイズrを用いた近似式により、前記信頼度に相当する前記対数尤度(L)を近似することと、
    r個のビットのサブセットを選択することと、
    前記近似式において、選択された前記r個のビットのサブセットに対応する部分を無視することと、
    を含み、
    前記近似式は、次のように表され、
    Figure 0005086372
    ここで、
    Figure 0005086372
    であり、
    前記ベクトル(s)における各ビットは、次式のように列挙され、
    Figure 0005086372
    は送信アンテナの数であり、mは送信されるビット数であり、
    前記サイズrは区間1≦r≦n m−1のうちの固定の整数であり、
    Iは、
    Figure 0005086372
    がビットを信頼性の低い順に列挙することとなるような[1,…,n m]上のインデックス順列であり、
    kは、1≦k≦n mを満たし、
    所与のkについて、k´はI k´ =kとなるように一意に定義される整数とされ、
    s(b ,…,b ntm )は、前記ビット{b ,…,b ntm }に対応する前記ベクトルsであり、
    Hは、n ×n 次元のチャネル行列であり、
    は受信アンテナ数であり、n は送信アンテナ数であり、
    は、雑音パワースペクトル密度である、
    方法。
  2. μ(b,…,bnm)の最大値は、クリッピングが後に続く線形受信機を用いて取得される、請求項に記載の方法。
  3. 最適な順序を伴う判定フィードバック型受信機が使用される、請求項に記載の方法。
  4. 前記線形受信機は、ゼロフォーシング(ZF)又は最小平均二乗誤差(MMSE)のうちの1つを使用する、請求項に記載の方法。
  5. 前記無視は、劣悪なビットとみなされるr個のビットにわたって行なわれる、請求項に記載の方法。
  6. 最大値を簡易かつ一定の複雑性を有する評価値と置き換えることによるさらなる近似を含む、請求項に記載の方法。
  7. 前記評価値は、ゼロフォーシング受信機、又は、ヌル化とキャンセル、のうちの1つにより取得される、請求項に記載の方法。
  8. ビットの順序Iは、候補となる全ての順序の総当り的な列挙に従って、シンボル内でビットを探索し、シンボルの順序
    Figure 0005086372
    を選択することにより取得され、
    上記候補となる順序は:
    Figure 0005086372
    であり、ここでcond(.)は行列の条件数への言及である、
    請求項に記載の方法。
  9. さらに、前記ビットの順序Iは、特定のビットのマッピング先となるシンボルを識別することにより、
    Figure 0005086372
    から取得される、請求項に記載の方法。
  10. Figure 0005086372
    という手順で選択される、請求項に記載の方法。
  11. 等式1は、
    Figure 0005086372

    Figure 0005086372
    をソートすることにより取得されるインデックスベクトルである、というように近似される、請求項に記載の方法。
  12. sを構成するビット上の先験的な情報に対応するペナルティ因子を含む、請求項に記載の方法。
  13. 前記ネットワークは、複数の送信及び受信アンテナを含み、複数入力複数出力(MIMO)の1つである、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 送信される情報ビット(bについての信頼度を示す信頼度情報を提供するための計算装置(400)を含む通信ネットワーク基盤装置であって、送信ベクトル(s)の構成要素である前記ビットは、有限個のアルファベット(S)から送信機により選択された要素を含み、前記送信ベクトルは、対数尤度(L)を提供する受信シンボル(y)の観測されたベクトルから検知され、
    前記計算装置は、
    受信シンボル(y)の観測されたベクトルから前記送信ベクトルを検知するためのユニット(410)と、
    前記ビットの数についての一定のサイズを定義し、前記サイズrを用いた近似式により、前記信頼度に相当する前記対数尤度(L)を近似するための処理ユニット(420)と、
    r個のビットのサブセットを選択するための選択手段(440)と、
    前記近似式において、選択された前記r個のビットの前記サブセットに対応する部分を無視するための計算手段(450)と、
    を備え
    前記近似式は、次のように表され、
    Figure 0005086372
    ここで、
    Figure 0005086372
    であり、
    前記ベクトル(s)における各ビットは、次式のように列挙され、
    Figure 0005086372
    は送信アンテナの数であり、mは送信されるビット数であり、
    前記サイズrは区間1≦r≦n m−1のうちの固定の整数であり、
    Iは、
    Figure 0005086372
    がビットを信頼性の低い順に列挙することとなるような[1,…,n m]上のインデックス順列であり、
    kは、1≦k≦n mを満たし、
    所与のkについて、k´はI k´ =kとなるように一意に定義される整数とされ、
    s(b ,…,b ntm )は、前記ビット{b ,…,b ntm }に対応する前記ベクトルsであり、
    Hは、n ×n 次元のチャネル行列であり、
    は受信アンテナ数であり、n は送信アンテナ数であり、
    は、雑音パワースペクトル密度である、
    ことを特徴とする、
    通信ネットワーク基盤装置
  15. クリッピングが後に続く線形受信機、をさらに備える、請求項14に記載の通信ネットワーク基盤装置
  16. 最適な順序を伴う判定フィードバック型受信機、をさらに備える、請求項14に記載の通信ネットワーク基盤装置
  17. 前記線形受信機は、ゼロフォーシング(ZF)又は最小平均二乗誤差(MMSE)のうちの1つを使用する、請求項15に記載の通信ネットワーク基盤装置
  18. 通信データ及び通信制御情報を扱う処理ユニット(520)と、メモリユニット(530)と、インタフェースユニット(550)と、それぞれ接続インタフェースを伴う通信ユニット(560)と、送受信アンテナ(510)と、送信される情報ビット(bについての信頼度を示す信頼度情報を提供するための構成と、を備える通信装置(500)であって、前記情報ビットは、対数尤度(L)を提供する受信シンボル(y)の観測されたベクトルから検知される送信ベクトル(s)の構成要素であり、
    前記通信ユニット(560)は、受信シンボル(y)の観測されたベクトルから前記送信ベクトルを検知するように動作するよう構成され、
    前記処理ユニット(520)は、前記ビットの数についての一定のサイズrを定義し、前記サイズrを用いた近似式により、前記信頼度に相当する前記対数尤度(L)を近似するように動作するよう構成され、
    前記通信装置は、
    r個のビットのサブセットを選択するための選択手段と、
    前記近似式において、選択された前記r個のビットの前記サブセットに対応する部分を無視するための計算手段
    をさらに備え、
    前記近似式は、次のように表され、
    Figure 0005086372
    ここで、
    Figure 0005086372
    であり、
    前記ベクトル(s)における各ビットは、次式のように列挙され、
    Figure 0005086372
    は送信アンテナの数であり、mは送信されるビット数であり、
    前記サイズrは区間1≦r≦n m−1のうちの固定の整数であり、
    Iは、
    Figure 0005086372
    がビットを信頼性の低い順に列挙することとなるような[1,…,n m]上のインデックス順列であり、
    kは、1≦k≦n mを満たし、
    所与のkについて、k´はI k´ =kとなるように一意に定義される整数とされ、
    s(b ,…,b ntm )は、前記ビット{b ,…,b ntm }に対応する前記ベクトルsであり、
    Hは、n ×n 次元のチャネル行列であり、
    は受信アンテナ数であり、n は送信アンテナ数であり、
    は、雑音パワースペクトル密度である、
    ことを特徴とする、通信装置(500)。
  19. クリッピングが後に続く線形受信機、をさらに備える、請求項18に記載の通信装置(500)。
  20. 最適な順序を伴う判定フィードバック型受信機、をさらに備える、請求項18に記載の通信装置(500)。
  21. 前記線形受信機は、ゼロフォーシング(ZF)又は最小平均二乗誤差(MMSE)のうちの1つを使用する、請求項19に記載の通信装置(500)。
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