JP5084667B2 - 乗用型農作業機 - Google Patents
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Description
したがって、乗用型水田溝切り機は、地面(水田)に対して、前側の駆動用車輪と後ろ側の溝切り刃とで支持された状態となっている。
したがって、使用者の体重は、一部が足先側で支持されるが、多くは臀部で支持されることになる。また、乗用型水田溝切り機においては、跨って乗る必要があることから、比較的に平面的な座面で、かつ、左右幅が狭い座面となっているとともに、溝切り刃への体重のかけ方を調整するために、前後に乗車位置を移動できるように、前後方向に沿った外面に殆ど変化がなく外面が端部を除いて前後に直線状の形状(平面状の形状)となっている。すなわち、座席20の全体は、長方形に近い形状となっている。
したがって、座面が臀部を平面的に支えた状態となっていることから、座席に座った状態の臀部に体重が集中することで臀部に負担がかかり、長時間の作業において使用者に疲労感を生む原因になっていた。
さらに、乗用型水田溝切り機においては、足を乗せる部材がないので、乗車時に自転車のように足をペダルに乗せたり、自動二輪車のように足をステップバーに乗せたりできないので、これら自転車や自動二輪車に比較して臀部への負担が大きくなる虞があった。
以上のことから、使用者の体重を臀部だけではなく、臀部、大腿部、足先でバランス良く支持することが可能となり、長時間の乗車時に使用者の負担を大幅に軽減することができる。
図1〜図4は、本発明の第1の実施の形態に係る乗用型農作業機としての乗用型水田溝切り機を示す図であって、図1は側面図であり、図2は要部としての補助部材を供えた座席を示す背面図および底面図であり、図3は使用状態を示すために使用者のモデルを透視可能に付加した側面図であり、図4は要部としての補助部材を供えた座席を示す使用者のモデルを透視可能に付加した背面図である。なお、図4における補助部材は、図2における補助部材と座席への取り付け構造が異なるものとなっており、図2の補助部材の座席への取付構造の変形例となっている。
この例において座席20には、補助部材60が取り付けられている。これら座席20と補助部材60については、後に詳細に説明する。
そして、座席20の底部には、例えば、樹脂板もしくは金属板からなる底板20aが設けられている。そして、座席20は、底板20a上で座席20の座面20bとなる上面を構成するシート状部材20cの内部にクッション材が充填されている。また、座席20の上面の左右側縁部が外側に向かうにつれて湾曲して下る形状となっている。
すなわち、補助部材60,60は、平面視して左右幅より前後長さの方が長い略矩形状で、全体としては略直方体状となっている。そして、補助部材60,60の上面は、座席20と同様に上面の左右側縁部が外側に向かうにつれて湾曲して下る形状となっている。但し、補助部材60,60は、その上面が水平ではなく、左右方向に沿って傾斜し、右の補助部材60は、右に向かうにつれて下る方向に傾斜して配置され、左の補助部材60は、左に向かうにつれて下る方向に傾斜して配置されている。
そして、左右の補助部材60,60は、左右に長い矩形板状の取付板63により座席20に取り付けられるようになっている。
そして、取付板63の左右側縁部の補助部材取付部65,65には、その上面側に上述のように傾斜した状態の補助部材60,60の底板が固定的に取り付けられている。なお、補助部材60,60の底板の大きさと、補助部材取付部65,65の大きさはほぼ等しく、補助部材取付部65,65の上面の略全面に補助部材60,60の底板が重なった状態となっている。
また、座席20の底板20aには、座席取付部64の取り付け位置に対応するとともに、取り付けられる座席取付部64の4つの長穴の位置にそれぞれビス用のねじ孔(雌ねじ)が形成されている。
この際に、座席取付部64のビス67,…を通すビス孔となる部分が長穴66,…となっているので、この長穴66の範囲で、座席20に対する取付板63の前後位置を変更することが可能となっている。
なお、座席20の底板には、上述のハンドル支持部材31および把手部材34が取り付けられているが、取付板63の位置において、例えば、座席20の底板と上述のハンドル支持部材31および把手部材34との間に隙間を設け、これらハンドル支持部材31および把手部材34に干渉することなく、取付板63の位置を変更自在となっている。
そして、補助部材60,60の前後位置が、図3および図4に示すように、座席20に跨って座った使用者の大腿部の内側に補助座面62,62が当たる位置に調整されているとともに、補助部材60,60の補助座面62,62の傾斜角度が、座席20に跨って座った使用者の大腿部の内側となる部分の傾斜角度に沿うように調整される。
以上のような乗用型水田溝切り機によれば、乗車した使用者の体重を臀部を介して座席20で支持するだけではなく、大腿部を介して補助座面62,62を有する左右の補助部材60,60で支持することができる。
これにより、使用者の体重を座席20と補助部材60,60とで分散して支持できるので、長時間乗車した際の臀部の負担を軽減することができ、長時間乗車した使用者の疲労感を緩和することができる。
また、補助座面62,62が、乗車した使用者の大腿部の内側の面に沿っているので、足先で、水田側(地面側)に対して使用者の体重を支えることも可能であり、臀部、大腿部、足先でバランスよく体重を支持し、長時間の作業時でも臀部の負担による疲労感の増加を防止することができる。
なお、乗用型農作業機における補助部材60,60の取り付け方法は、上述のものに限られるものではなく、本体フレーム10に座席を取り付けるための四角枠21に補助部材60,60を取り付けても良いし、本体フレーム10に他の部材を介して補助部材60,60を取り付けてもよい。
また、補助部材60,60の前後長さを座席20の前後長さとほぼ同じとしてもよい。
4 駆動用車輪
20 座席
20b 座面
40 溝切り機(作業部)
60 補助部材
62 補助座面
Claims (2)
- 原動機(2)に駆動される1輪の駆動用車輪(4)と、地面側での作業に用いられる作業部(40)と、使用者が大腿部を含む左右の足をそれぞれ左右に出して跨った状態に座る座席(20)とを備えた乗用型農作業機において、
前記座席(20)の左右側方には、それぞれ、当該座席(20)の座面(20b)より下側で、当該座席(20)に使用者が跨った際の使用者の左右の大腿部のそれぞれの内側に接触する位置に、それぞれ当該大腿部の内側に接触して当該大腿部を支持する補助座面(62)を有する補助部材(60)が設けられ、
前記左右の補助座面(62)は、それぞれ前記座席(20)に跨った状態の足の大腿部の内側の傾斜に対応して外側に向かうにつれて下方に下がるように傾斜しており、
前記補助部材(60)が前記座席(20)に対する前後位置を変更自在に設けられていることを特徴とする乗用型農作業機。 - 前記補助部材(60)が前記補助座面(62)の傾斜角度を変更自在に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の乗用形農作業機。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008217974A JP5084667B2 (ja) | 2008-08-27 | 2008-08-27 | 乗用型農作業機 |
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Family Applications (1)
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