JP5082962B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、例えばUSB(ユニバーサルシリアルバス)コネクタといったコネクタに関する。
例えば特許文献2に開示されるように、コネクタの受け入れ口は保護パッドで塞がれる。保護パッドの働きでコネクタ内に例えば塵埃の進入は回避される。保護パッドの側面には導電端子が接触する。受け入れ口から例えばプリント基板が差し込まれると、保護パッドはコネクタ内に押し込まれる。コネクタの導電端子は弾性力に基づきプリント基板上の導電端子に押し付けられる。こうしてプリント基板上の導電端子はコネクタの導電端子に電気的に接続される。
特開2001−230017号公報 実開平5−23464号公報
コネクタの導電端子は弾性力に基づき保護パッドの側面に先端を常に押し付ける。コネクタの導電端子は常に弾性変形を強いられる。塵埃の進入の回避にあたって受け入れ口を塞ぐ保護パッドは受け入れ口の輪郭に一致する。その一方で、プリント基板の輪郭は受け入れ口の輪郭よりも小さい。したがって、プリント基板の非差し込み時、コネクタの導電端子の弾性力は時間の経過とともに弱められてしまう。コネクタの導電端子とプリント基板の導電端子との間で接続の安定性は維持されることができない。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、収容空間内に塵埃の進入を防止しつつ導電端子の変形を回避することができるコネクタおよび電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明によれば、前端の受け入れ口から後方に延びる収容空間を区画する本体と、本体の収容空間に配置される導電端子と、本体の収容空間に配置され、受け入れ口から後退する後退位置、および、受け入れ口に配置される前進位置の間で導電端子に沿って移動自在に本体に連結される移動片と、一端で移動片に連結されて他端で本体の外側に配置され、移動片の移動を実現する操作片とを備えることを特徴とするコネクタが提供される。
こうしたコネクタでは、本体の収容空間内で移動片は例えば後退位置から前進位置に向かって移動することができる。移動片は導電端子に沿って移動することから、導電端子の変形や破損は確実に回避される。このとき、本体の収容空間内の塵埃は移動片で掃き出される。収容空間内に塵埃の残存は回避される。こうした移動片の移動は操作片の操作に基づき実現される。塵埃の掃き出しはコネクタのユーザの任意に実施されることができる。しかも、例えば移動片が前進位置に常に配置されれば、移動片の働きで収容空間内に塵埃の進入は防止される。
第2発明によれば、前端の受け入れ口から後方に延びる収容空間を区画する本体と、本体の収容空間に配置される導電端子と、本体の収容空間に配置され、受け入れ口から後退する後退位置、および、受け入れ口に配置される前進位置の間で導電端子に沿って移動自在に本体に連結される移動片と、移動片に組み込まれる第1磁石と、本体内に配置されて第1磁石に向き合わせられ、後退位置から前進位置に向かって移動片を押し出す反発力を生成する第2磁石とを備えることを特徴とするコネクタが提供される。
こうしたコネクタでは、移動片は第1磁石および第2磁石の相互の反発に基づき実現される。その結果、本体の収容空間内の構造は簡略化される。しかも、前述と同様に、移動片は導電端子に沿って移動することから、導電端子の変形や破損は確実に回避される。加えて、本体の収容空間内の塵埃は移動片で掃き出される。収容空間内に塵埃の残存は回避される。しかも、第2磁石の反発力に基づき移動片が前進位置に常に配置されることから、移動片の働きで収容空間内に塵埃の進入は防止される。
第3発明によれば、開口を区画する筐体と、筐体の開口に配置される受け入れ口から後方に延びる収容空間を区画するコネクタ本体と、コネクタ本体の収容空間に配置される導電端子と、コネクタ本体の収容空間に配置され、受け入れ口から後退する後退位置、および、受け入れ口に配置される前進位置の間で導電端子に沿って移動自在に本体に連結される移動片と、移動片に組み込まれる第1磁石と、コネクタ本体内に配置されて第1磁石に向き合わせられ、前進位置に向かって移動片を押し出す反発力を生成する第2磁石とを備えることを特徴とする電子機器が提供される。
こうした電子機器では、移動片は第1磁石および第2磁石の相互の反発に基づき実現される。その結果、コネクタ本体の収容空間内の構造は簡略化される。しかも、前述と同様に、移動片は導電端子に沿って移動することから、導電端子の変形や破損は確実に回避される。加えて、コネクタ本体の収容空間内の塵埃は移動片で掃き出される。収容空間内に塵埃の残存は回避される。しかも、第2磁石の反発力に基づき移動片が前進位置に常に配置されることから、移動片の働きで収容空間内に塵埃の進入は防止される。
第4発明によれば、開口を区画する筐体と、筐体の開口に配置される受け入れ口から後方に延びる収容空間を区画するコネクタ本体と、コネクタ本体の収容空間に配置される導電端子と、コネクタ本体の収容空間に配置され、受け入れ口から後退する後退位置、および、受け入れ口に配置される前進位置の間で導電端子に沿って移動自在に本体に連結される移動片と、本体に沿って前後方向にスライド移動自在に本体に支持され、スライド移動に連動して移動片の移動を確立する操作レバーとを備えることを特徴とする電子機器が提供される。
こうした電子機器では、 移動片の移動は操作レバーのスライド移動に基づき実現される。塵埃の掃き出しは電子機器のユーザの任意に実施されることができる。しかも、前述と同様に、移動片は導電端子に沿って移動することから、導電端子の変形や破損は確実に回避される。収容空間内に塵埃の残存は回避される。
以上のように本発明によれば、収容空間内に塵埃の進入を防止しつつ導電端子の変形を回避することができるコネクタおよび電子機器を提供することができる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明に係る電子機器の一具体例すなわちノートブックパーソナルコンピュータ(ノートパソコン)11の外観を概略的に示す。このノートパソコン11は、薄型の本体筐体12と、この本体筐体12に揺動自在に連結されるディスプレイ用筐体13とを備える。本体筐体12の表面にはキーボード14やポインティングデバイス15といった入力装置が組み込まれる。利用者はこういった入力装置14、15から指示やデータを入力することができる。
ディスプレイ用筐体13には例えばLCD(液晶ディスプレイ)パネルモジュール16が組み込まれる。LCDパネルモジュール16の画面は、ディスプレイ用筐体13に区画される窓孔17に臨む。画面にはテキストやグラフィックスが表示される。利用者はそういったテキストやグラフィックスに基づきノートパソコン11の動作を確認することができる。ディスプレイ用筐体13は、本体筐体12に対する揺動を通じて本体筐体12に重ね合わせられる。
本体筐体12の側面の壁体には開口すなわちUSBポート21が形成される。USBポート21内には後述の雌コネクタすなわちUSBコネクタ22が組み込まれる。USBポート21には例えばUSBメモリ23が装着される。USBメモリ23の筐体24の前端には雄コネクタすなわちUSBコネクタ25が連結される。周知の通り、筐体24内にはフラッシュメモリチップが収容される。筐体24は例えば樹脂材料から形成される。フラッシュメモリチップにデータが記憶される。こうしたUSBメモリ23はノートパソコン11の外部記憶装置として利用される。
図2に示されるように、USBコネクタ25は、筐体24の前端に取り付けられる例えば金属製の本体26を備える。本体26は例えば直方体形状に形成される。本体26の前端には受け入れ口27が区画される。本体26は、受け入れ口27から後方に延びる例えば直方体形状の収容空間を区画する。収容空間内には例えば樹脂製の支持板28が配置される。支持板28には例えば相互に平行に延びる4つの導電端子29が形成される。導電端子29はUSBメモリ23の前後方向に延びる。本体26の天板および底板にはUSBメモリ23の幅方向に配置される1対の開口31が形成される。
本体26の天板には本体26の後端に隣接して切り欠き32が形成される。切り欠き32は本体26の収容空間および外部空間を接続する。切り欠き32はUSBメモリ23の前後方向に延びる。切り欠き32の後端には筐体24に形成される溝33が接続される。溝33はUSBメモリ23の前後方向に延びる。こうした切り欠き32および溝33で案内溝34が形成される。案内溝34には例えば樹脂製の操作片35が配置される。操作片35は案内溝34の案内に基づきUSBメモリ23の前後方向に移動することができる。操作片35の一端には筐体24の表面から突き出る摘み36が区画される。
図3に示されるように、操作片35は例えばL字状に形成される。操作片35の他端には本体26の収容空間に収容される例えば樹脂製の移動片37が連結される。移動片37は例えば直方体形状に形成される。ここでは、操作片35および移動片37は例えば樹脂材料から一体成形に基づき形成されればよい。図4を併せて参照し、移動片37は導電端子29の外側で収容空間に配置される。操作片35の摘み36が案内溝34の後端位置に配置されると、移動片37は、受け入れ口27から後退する後退位置に配置される。後退位置では移動片37は導電端子29の後端よりも後方に配置される。
案内溝34の前端に向かって操作片35が移動すると、移動片37は導電端子29の表面に沿って本体26の収容空間内をスライド移動する。移動片37は導電端子29の外側に配置されることから、移動片37は導電端子29の外側で導電端子29に沿って移動する。その結果、例えば導電端子29上や本体26の内壁面に付着する塵埃は移動片37でこすり取られる。こうして、図5に示されるように、操作片35の摘み36は案内溝34の前端位置に位置決めされる。図6に示されるように、移動片37は、受け入れ口27に配置される前進位置に位置決めされる。こすり取られた塵埃は受け入れ口27から外側に掃き出される。USBコネクタ25内に塵埃の残存は回避される。こうした塵埃の掃き出しはUSBメモリ23のユーザの任意に実施されることができる。
図7に示されるように、USBポート21内には前述のUSBコネクタ22が組み込まれる。USBコネクタ22は例えばプリント基板41に実装される。USBコネクタ22は例えば金属製の本体42を備える。本体42は例えば直方体形状の輪郭を有する。本体42の前端には受け入れ口43が規定される。受け入れ口43は本体筐体12のUSBポート21に向き合わせられる。本体42は、受け入れ口43から後方に延びる例えば直方体形状の収容空間を区画する。収容空間内には例えば樹脂製の支持板44が配置される。図8を併せて参照し、支持板44には例えば相互に平行に延びる4つの導電端子45が形成される。導電端子45は例えば板ばねから形成される。
支持板44の表面および本体42の天板の内壁面の間には1対の板ばね46が配置される。板ばね46は折り曲げに基づき支持板44に向かって弾性力を発揮する。板ばね46は、本体42の天板に形成される開口47に受け入れられる。こうして板ばね46の変位は許容される。同様に、支持板44の裏面および本体42の底板の内壁面の間には1対の板ばね48が配置される。板ばね48は折り曲げに基づき支持板44に向かって弾性力を発揮する。板ばね48は、本体42の底板に形成される開口49に受け入れられる。こうして板ばね48の変位は許容される。
板ばね48および支持板44の間には所定の隙間が規定される。隙間には移動片51が配置される。移動片51は、受け入れ口43に配置される前進位置に位置決めされる。移動片51は例えば直方体形状に形成される。移動片51の両端は、本体42の側板に形成される案内溝52に受け入れられる。案内溝52はUSBコネクタ22の前後方向に延びる。移動片51の両端には、本体42の外側で案内片53、53が一体化される。案内片53は、案内溝52から移動片51の脱落を規制する。こうして案内溝52の案内に基づき移動片51は、図9に示されるように、前進位置、および、受け入れ口43から後退する後退位置の間でUSBコネクタ22の前後方向にスライド移動することができる。移動片51は隙間に配置されることから、移動片51は導電端子45の外側で導電端子45に沿って移動する。
移動片51には第1磁石54が組み込まれる。その一方で、本体42の後端には第2磁石55が組み込まれる。第1磁石54および第2磁石55は例えば永久磁石から形成される。第1磁石54および第2磁石55の間では同極の磁極が相互に向き合わせられる。第1磁石54および第2磁石55は相互に反発する。その結果、第2磁石55は、後退位置から前進位置に向かって移動片51を押し出す反発力を生成することができる。こうした反発力に基づき移動片51は前進位置に位置決めされる。このとき、移動片51は案内溝52の前端に受け止められる。こうして移動片51は前進位置で受け入れ口43を部分的に塞ぐ。その結果、本体42の収容空間内に塵埃の進入はできる限り回避される。
いま、USBメモリ23がUSBポート21に差し込まれる場面を想定する。図10に示されるように、USBコネクタ25の支持板28の前端はUSBコネクタ22の移動片51の前端に突き当てられる。USBコネクタ25の本体26はUSBコネクタ22の本体42内に受け入れられる。支持板28は第2磁石55の反発力に抗して後退位置に向かって移動片51を押し込んでいく。支持板28は、支持板44および板ばね48の間に区画される隙間に進入していく。同時に、支持板44は支持板28および本体26の天板の間に進入していく。
図11に示されるように、USBコネクタ25がUSBコネクタ22に完全に差し込まれると、支持板28の前端は移動片51を後退位置に押し込む。支持板28上の導電端子29は支持板44上の導電端子45に接触する。導電端子45は弾性力に基づき導電端子29上に先端を押し付ける。このとき、板ばね46は本体26の天板の開口31に受け入れられる。同様に、板ばね48は本体26の底板の開口31に受け入れられる。こうしてUSBコネクタ25はUSBコネクタ22に接続される。USBコネクタ25では移動片37は後退位置に位置決めされることから、USBコネクタ22の支持板44との干渉は回避される。
以上のようなノートパソコン11では、USBコネクタ22は、第2磁石55の反発力に基づき前進位置に配置される移動片51を備える。移動片51は受け入れ口43を部分的に塞ぐ。その結果、本体42の収容空間内に塵埃の進入はできる限り回避される。その一方で、USBコネクタ22にUSBコネクタ25が差し込まれると、移動片51は後退位置に押し込まれる。移動片51は導電端子45に沿って移動することから、導電端子45の変形や破損は確実に回避される。導電端子45の弾性力は確実に維持される。その結果、USBコネクタ22の導電端子45にはUSBコネクタ25の導電端子29が確実に接触することができる。しかも、第1および第2磁石54、55に基づき移動片51の移動が実現されることから、本体42の収容空間内の構造は簡略化される。
同様に、USBコネクタ25は、後退位置および前進位置の間で移動自在の移動片37を備える。移動片37は操作片35の操作に応じて自由に移動することができる。移動片37は導電端子29の外側で導電端子29に沿って移動する。導電端子29の変形や破損は確実に回避される。こうして利用者は、操作片35の操作に基づき例えば導電端子29上や本体26の内壁面に付着する塵埃を移動片37でこすり取ることができる。操作片35が前端位置まで移動すると、移動片37は前進位置に位置決めされる。こうして、こすり取られた塵埃は受け入れ口27から外側に掃き出される。その結果、USBコネクタ25内に塵埃の残存は回避される。
以上のようなUSBメモリ23では、移動片37は例えば前端位置に常に配置されればよい。こうしてUSBメモリ23が持ち運ばれる際に、本体26の収容空間に塵埃の進入は回避される。その一方で、移動片37は例えば後端位置に常に配置されてもよい。このとき、USBコネクタ25の本体26にはキャップ(図示されず)が被さればよい。キャップはUSBコネクタ25の受け入れ口27を完全に塞げばよい。こうして本体26の収容空間に塵埃の進入は回避される。たとえユーザがキャップを紛失しても、移動片37の働きで本体26の収容空間内に塵埃の残存は回避される。
図12に示されるように、USBメモリ23には前述のUSBコネクタ25に代えてUSBコネクタ25aが組み込まれてもよい。USBコネクタ25aでは移動片37に弾性部材すなわちコイルばね56が連結される。コイルばね56は、移動片51の後端および筐体24の前端の間に挟み込まれる。コイルばね56は、前端位置に向かって移動片51を押し出す弾性復元力を発揮する。その結果、移動片51は前端位置に常に配置される。こうして本体26の収容空間に塵埃の進入は回避される。例えばUSBコネクタ22との接続時、図13に示されるように、コイルばね56の弾性復元力に抗して移動片51は後退位置に位置決めされる。その他、前述のUSBメモリ23と均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
図14に示されるように、USBメモリ23には前述のUSBコネクタ25に代えてUSBコネクタ25bが組み込まれてもよい。USBコネクタ25bでは前述の操作片35は省略される。前述の移動片37には案内片61が連結される。案内片61は案内溝34に配置される。こうして案内片61は、図15に示されるように、前進位置および後端位置の間で移動片37の移動を案内する。移動片37には第1磁石62が組み込まれる。本体26の後端には第2磁石63が組み込まれる。第1磁石62および第2磁石63は相互に反発する。その他、前述のUSBコネクタ25と均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
こうしたUSBコネクタ25bでは、図16に示されるように、第2磁石63の反発力に基づき移動片37は前進位置に配置される。移動片37は受け入れ口27を部分的に塞ぐ。その結果、本体26の収容空間内に塵埃の進入はできる限り回避される。その一方で、USBコネクタ22にUSBコネクタ25bが差し込まれると、支持板44との接触に基づき移動片37は第2磁石63の反発力に抗して後退位置に押し込まれる。その結果、USBコネクタ22の導電端子45にはUSBコネクタ25bの導電端子29が確実に接触することができる。その他、前述と同様の作用効果が実現される。
図17に示されるように、ノートパソコン11には前述のUSBコネクタ22に代えてUSBコネクタ22aが組み込まれてもよい。このUSBコネクタ22aでは、移動片51に連結片65が連結される。連結片65は移動片51から後方に延びる。連結片65の後端には例えば円柱状の突起66が形成される。突起66は、本体42の天板に形成される案内溝67に受け入れられる。案内溝67はUSBコネクタ22aの前後方向に延びる。突起66は案内溝67の後端位置および前端位置の間で移動することができる。こうした移動に基づき移動片51の移動は実現される。USBコネクタ22aでは第1磁石54および第2磁石55の組み込みは省略される。
突起66には操作レバー68が関連づけられる。操作レバー68は例えば本体42の側板にスライド移動自在に支持される。スライド移動は、本体筐体12から第1長さで突き出る第1突き出し位置、および、本体筐体12から第1長さより小さい第2長さで突き出る第2突き出し位置の間で実現される。操作レバー68には係り合い部材69が連結される。係り合い部材69は、本体42の底板に連結される支軸71回りで揺動する。係り合い部材69は突起66に係り合う。係り合い部材69の揺動は操作レバー68のスライド移動に基づき実現される。その他、前述のUSBコネクタ22と均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
こうしたUSBコネクタ22aでは、操作レバー68は第1突き出し位置に位置決めされる。このとき、案内溝67内で突起66は後端位置に位置決めされる。移動片51は後退位置に位置決めされる。操作レバー68が本体筐体12内に押し込まれると、操作レバー68は第2突き出し位置に向かって移動する。操作レバー68の移動に応じて係り合い部材69は支軸71回りで揺動する。その結果、図18に示されるように、突起66は案内溝67内で前端位置に向かって移動する。こうして前進位置に向かって移動片51の移動が引き起こされる。操作レバー68が第2突き出し位置に位置決めされると、突起66は前端位置に位置決めされる。こうして移動片51は前進位置に位置決めされる。移動片51のスライド移動に基づき本体42の収容空間内の塵埃は受け入れ口43から掃き出される。こうして本体42内で塵埃の残存は回避される。
本発明に係る電子機器の一具体例すなわちノートブックパーソナルコンピュータの構造を概略的に示す斜視図である。 USBメモリの構造を概略的に示す斜視図である。 USBメモリに組み込まれる一具体例に係るUSBコネクタの構造を概略的に示す垂直断面図である。 USBコネクタの構造を概略的に示す水平断面図である。 USBコネクタの構造を概略的に示す水平断面図である。 USBコネクタの構造を概略的に示す垂直断面図である。 ノートパソコンに組み込まれるUSBコネクタの構造を概略的に示す垂直断面図である。 図7の8−8線に沿った断面図であり、USBコネクタの構造を概略的に示す。 図8に対応し、USBコネクタの構造を概略的に示す水平断面図である。 USBコネクタ同士が相互に接続される様子を概略的に示す垂直断面図である。 USBコネクタ同士が相互に接続される様子を概略的に示す垂直断面図である。 一変形例に係るUSBコネクタの構造を概略的に示す垂直断面図である。 USBコネクタの構造を概略的に示す垂直断面図である。 他の変形例に係るUSBコネクタの構造を概略的に示す垂直断面図である。 USBコネクタの構造を概略的に示す垂直断面図である。 USBコネクタの構造を概略的に示す水平断面図である。 他の変形例に係るUSBコネクタの構造を概略的に示す水平断面図である。 USBコネクタの構造を概略的に示す水平断面図である。
符号の説明
11 電子機器(ノートブックパーソナルコンピュータ)、12 筐体(本体筐体)、21 開口(USBポート)、22 コネクタ、25 コネクタ、26 本体・コネクタ本体、27 受け入れ口、29 導電端子、35 操作片、37 移動片、42 本体、43 受け入れ口、45 導電端子、51 移動片、54 第1磁石、55 第2磁石、62 第1磁石、63 第2磁石、68 操作レバー。

Claims (3)

  1. 前端の受け入れ口から後方に延びる収容空間を区画する本体と、
    本体の収容空間に配置される導電端子と、
    本体の収容空間に配置され、受け入れ口から後退する後退位置、および、受け入れ口に配置される前進位置の間で導電端子に沿って移動自在に本体に連結される移動片と、
    一端で移動片に連結されて他端で本体の外側に配置され、移動片の移動を実現する操作片とを備えることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタにおいて、前記操作片は前記移動片から後方に延びることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項2に記載のコネクタにおいて、前記移動片が前記前進位置に位置する際に、前記本体の後端に形成される切り欠きから前記操作片は外側に向かって延びることを特徴とするコネクタ。
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