JP5082442B2 - ボーリングバーの加工径調整装置および方法 - Google Patents

ボーリングバーの加工径調整装置および方法 Download PDF

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本発明は、円柱状本体の外周部に切刃保持部材を介して切刃を設け、この切刃の前記円柱状本体の径方向外側への突出量を調整して加工径を調整するボーリングバーの加工径調整装置および方法に関する。
機械加工の穴あけ工程において、仕上げ研削加工を行うには、リーマによる工法とボーリングバーによる工法とがある。
一般的には、前者は大径化が困難でかつ加工径の調整ができないものが多く、後者は大径化が可能であり、加工径を必要に応じて調整できるものが多い。
ボーリングバー工法による加工径の調整については、切刃を取り付けたバー本体を、偏心させたり、径方向に弾性変形させたりする方法と、バー本体に取り付けたカートリッジの調整機構を利用する方法などがある。
このうち、カートリッジの調整機構を利用する方法については、先端に切刃を備えたカートリッジを、円柱状のバー本体の内部に径方向に向けて設けた取付孔内に移動可能に収容して調整ナットにより調整するものが知られている(例えば下記特許文献1参照)。
特開2002−103108号公報
しかしながら、上記したカートリッジの調整機構を利用する方法については、工具を用いて目盛などを見ながら微調整できるという利点があるものの、バー本体に設けた取付孔内に、切刃を備えたカートリッジを埋設するために、比較的大きな取付孔を加工する必要があり、バー本体の剛性が低下してしまう。
また、上記したようなバー本体の剛性低下を防ぐために、例えば カートリッジの基端側をボルトでバー本体の外周部に固定し、切刃を取り付けたカートリッジの先端側を、ねじなどで持ち上げて弾性変形させたり、カートリッジとバー本体との間に挿入する隙間板の厚さを変更して調整する方法が採られている。
ところが、この場合には、バー本体に対する加工部位を小さくすることができることから、バー本体の剛性低下を防ぐことができるものの、加工径の微調整が困難となっている。
このように、加工径の調整を行うにあたり、バー本体に取り付けたカートリッジの調整機構を利用する方法については、加工径を微調整可能とする点と、バー本体の剛性を確保する点との双方を満足することができず、改善が望まれている。
そこで、本発明は、ボーリングバーのバー本体の剛性を確保しつつ加工径の微調整を可能とすることを目的としている。
本発明は、円柱状本体の外周部に切刃保持部材を介して切刃を設け、この切刃の前記円柱状本体の径方向外側への突出量を調整して加工径を調整するボーリングバーの加工径調整装置において、前記円柱状本体の軸方向一端側の前記切刃保持部材を、固定具により前記円柱状本体に固定し、前記円柱状本体の軸方向他端側の前記切刃保持部材に、前記円柱状本体に対してその径方向に移動可能でかつ前記切刃保持部材に対して前記円柱状本体の径方向に移動可能な調整具を設け、前記調整具は、内側に備えられて前記円柱状本体の雄ねじに螺合する雌ねじのピッチと、外側に備えられて前記切刃保持部材の雌ねじに螺合する雄ねじのピッチとを互いに異ならせ、前記円柱状本体の雄ねじは、前記円柱状本体に締結固定した植込みねじであって、該植込みねじが、前記円柱状本体のねじ底に先端が達する状態で螺合締結されていることを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、円柱状本体の外周部に固定具により一端側を固定した切刃保持部材の他端側に、円柱状本体に対してその径方向に移動可能でかつ切刃保持部材に対して円柱状本体の径方向に移動可能な調整具を設けたので、調整具を切刃保持部材とともに円柱状本体に対してその径方向一方側に向けて移動させるとともに、切刃保持部材を調整具に対して円柱状本体の径方向他方側に向けて、前記径方向一方側への移動量と異なる移動量で移動させることで、切刃保持部材の調整具取付側を円柱状本体の径方向に変位させて切刃の突出量を微調整することができる。この際、切刃保持部材は円柱状本体の外周部に取り付けるだけなので、大きな取付孔を加工する必要がなく、したがって円柱状本体の剛性を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる、図2に示すボーリングバー1における加工径調整装置3の拡大した断面図である。この加工径調整装置3は、ボーリングバー1の円柱状本体であるバー本体5の先端側(図2中で左側)外周の一部に設けた凹部7に取り付けている。
加工径調整装置3は、切刃保持部材としてのカートリッジ9の図1中で左右の長手方向ほぼ中央位置の外部に切刃11を取り付けており、カートリッジ9を凹部7にセットした上で、ボーリングバー1の軸方向一端側となる基端側(図2中で右側)部分のカートリッジ9を、固定具としての固定ねじ13をバー本体5のねじ孔5a締結することで固定している。
なお、固定ねじ13を挿入するカートリッジ9のねじ挿入孔9aは図1中で左右方向に長い長孔とし、カートリッジ9をバー本体5に対してその軸方向に位置調整可能としている。
上記した切刃11は、カートリッジ9の図1中で左右方向ほぼ中央に設けた取付凹部9bに取り付けており、カートリッジ9は、この取付凹部9bより図1中で右側部分の外表面9cと同左側部分の外表面9dとの間に段差9eを設け、この段差9eより左側の外表面9dを、同右側の外表面9cよりもボーリングバー1の径方向中心側となるよう形成している。
そして、上記した外表面9dの先端側に、調整具としての円筒中空状の調整ねじ15を取り付けている。調整ねじ15は、基端側に鍔部としてのフランジ15aを有し、フランジ15aより先端側の外周側にM16ピッチ1.0の左ねじで構成した雄ねじ15bを、また内周側にはM10ピッチ1.2の右ねじで構成した雌ねじ15cを、それぞれ設けている。このような調整ねじ15の雄ねじ15bを、カートリッジ9に形成した雌ねじ9fに螺合させている。なお、フランジ15aの端面には、調整用工具(例えばピンレンチ)挿入穴15dを複数設けてある。
また、上記調整ねじ15の雌ねじ15cに整合する位置のバー本体5には、カートリッジ9の雌ねじ15cと同様な雌ねじ5bを設け、雌ねじ15cおよびこの雌ねじ5bに、円柱状本体の雄ねじとなる植込みねじ17を螺合している。植込みねじ17は、図1中で上方の端部に工具挿入用の六角穴を設けている。
次に作用を説明する。まず、図3(a)に示すように、カートリッジ9を固定ねじ13によって仮止めするが、この際、切刃11による加工径が基準値となるように、カートリッジ9における切刃11の取付部位とバー本体5との間に、隙間ゲージ19を挿入しておく。なお、この隙間ゲージ19は、バー本体5の凹部7が図3(a)中で紙面に直交する方向に開口しているので、この開口方向から挿入可能である。
上記図3(a)の状態から、図3(b)に示すように、調整ねじ15をカートリッジ9の雌ねじ9fに螺合させるが、この際調整ねじ15は、そのフランジ15aがカートリッジ9の外表面9dに接触する手前数回転の位置としておく。つまり、調整ねじ15のフランジ15aとカートリッジ9の外表面9dとの間に隙間21を設定しておく。
さらに、上記図3(b)の状態から、図3(c)に示すように、植込みねじ17を、調整ねじ15内に螺合貫通させてその先端を突出させるとともに、バー本体5の雌ねじ5bに対してそのねじ底5cに先端が達するまで螺合締結する。このとき、カートリッジ9はバー本体5に仮止めした状態なので、カートリッジ9をバー本体5に対して適宜位置調整することで、植込みねじ17を調整ねじ15内からバー本体5の雌ねじ5bに連続して螺合させることができる。
上記のようにして螺合締結した植込みねじ17は、バー本体5に対し、ロック剤の塗布やサイドからのロックねじによって固定して一体化する。これにより植込みねじ17の、切削加工時などでの振動による抜けや、その外側の調整ねじ15を回したときの連れ回りを防止することができる。
植込みねじ17を螺合締結した後は、隙間ゲージ19を外した上で、仮締めしておいた固定ねじ13を締め付け、カートリッジ9をバー本体5に固定する。この状態では、切刃11による加工径がほぼ基準値に設定されていることになり、以後調整ねじ15を回転させることで加工径調整作業を実施可能となる。
加工径の調整作業は、図3(c)の状態から調整ねじ15を回転させるが、この際調整ねじ15を右に1回転回すと、調整ねじ15は、右ねじ結合している植込みねじ17に対し、カートリッジ9とともに矢印Aで示す方向に1.2mm前進する一方、左ねじ結合しているカートリッジ9が、調整ねじ15に対して上記Aとは逆方向に1mm後退移動する。
すなわち、カートリッジ9は、調整ねじ15を右に1回転回すことで、調整ねじ15外側の左雄ねじ15bのピッチ1.0と、同内側の右雌ねじ15cのピッチ1.2との差分となる0.2mmだけ矢印A方向に前進することになり、この0.2mmが切刃11の調整量となる。
同様にして、調整ねじ15を左に1回転回すと、切刃11は矢印Aとは反対方向に0.2mmだけ後退することになる。
上記した原理を利用することで、調整ねじ15の回転角度1°あたり0.5μmの微調整が可能となる。
なお、ここで示した数値は一例であり、本発明を実施可能な他の値であってもよい。
このように、本実施形態によれば、バー本体5の外周部に固定ねじ13により一端側を固定したカートリッジ9の他端側に、バー本体5に対してその径方向に移動可能でかつカートリッジ9に対してバー本体5の径方向に移動可能な調整ねじ15を設けたので、調整ねじ15を回転させることで、この調整ねじ15をバー本体5に対してその径方向一方側に向けてカートリッジ9とともに移動させるとともに、カートリッジ9を調整ねじ15に対してバー本体5体の径方向他方側に向けて、前記径方向一方側への移動量と異なる移動量で移動させることができ、これによりカートリッジ9における調整ねじ15の取付側をバー本体5の径方向に変位させて切刃11の突出量を微調整することができる。
なお、調整ねじ15の回転角度1°あたり0.5μm調整したとしても、固定ねじ13の中心と切刃11の先端との軸方向(図1中で左右方向)間隔をA、調整ねじ15の中心と切刃11の先端との軸方向(図1中で左右方向)間隔をBとした場合、切刃11はレバー比[B/(A+B)]だけ軸方向(図1中で左右方向)に移動するだけである。
この際、カートリッジ9をバー本体5に取り付ける際に、バー本体5の外周部に凹部7を形成するだけなので、大きな取付穴を加工する必要がなく、したがってバー本体5の剛性を確保することができる。
また、本実施形態では、カートリッジ9をボーリングバー1に取り付けた状態で高速回転させても、調整ねじ15は一方向のみを片押しねじではなく、植込みねじ17を介してバー本体5に連結しているので、カートリッジ9が遠心力で外側に曲がることなく安定した加工寸法を得ることができる。
また、カートリッジ9における調整ねじ15の取付部位となる外表面9dが、カートリッジ9における切刃11の取付部位となる外表面9cよりも、バー本体5の径方向中心側となるように、これら各外表面9d,9c相互間に段差9eを設けたので、切刃11を調整ねじ15より径方向外側に突出した状態で容易に設置できるとともに、カートリッジ9における調整ねじ15の取付部位を、バー本体5から離反させる際の弾性変形が容易となる。
図4(a)は、本発明の第2の実施形態を示す、調整具としての調整ねじ150のフランジ150a周辺を拡大して示す断面図である。この調整ねじ150のフランジ150aとカートリッジ9に形成した凹部9gとの間に皿ばね23を設けている。皿ばね23、調整ねじ150をカートリッジ9から抜ける方向、すなわち図4中で上方に向けて押し付ける弾性体を構成している。
皿ばね23を設けることで、調整ねじ150の雄ねじ150bとカートリッジ9の雌ねじ9fとの間のねじ結合間の摩擦抵抗を高め、切削加工時などでの振動による調整ねじ150の回転を防止する。なお、符号150cは、調整ねじ150の雌ねじである。
また、フランジ150aの外周端部には、カートリッジ9の凹部9gに向けて突出する環状板部材としての側壁150dを設け、この側壁150dの先端を凹部9g内に入り込ませた状態とする。これにより、切削加工時にて発生する切屑の皿ばね23への進入を防止し、皿ばね23の機能が損なわれることを防止する。
すなわち、上記した側壁150dは、鍔部であるフランジ150aの皿ばね23より外側に設けられ、フランジ150aとカートリッジ9との間の外側開口部を塞ぐシール部を構成している。
なお、上記したシール部として、図4(b)に示すように、調整ねじ1500のフランジ1500aとカートリッジ9との間に、Oリング25を設けるようにしてもよい。Oリング25を設けることで、図4(a)における側壁150dと同様に、切削加工時にて発生する切屑の皿ばね23への進入を防止する。
本発明の第1の実施形態に係わる、図2に示すボーリングバーにおける加工径調整装置の拡大した断面図である。 図1の加工径調整装置を備えたボーリングバーの正面図である。 図1の加工径調整装置における調整作業を示す動作説明図で、(a)はカートリッジをバー本体に仮止めした状態、(b)は(a)の状態から調整ねじをカートリッジに取り付けた状態、(c)は(b)の状態から植込みねじを調整ねじおよびバー本体に螺合させた状態を、それぞれ示す。 (a)は、本発明の第2の実施形態を示す、調整ねじのフランジ周辺を拡大して示す断面図、(b)は、(a)の変形例を示す断面図である。
符号の説明
5 ボーリングバーのバー本体(円筒状本体)
9 カートリッジ(切刃保持部材)
11 切刃
13 固定ねじ(固定具)
15,150,1500 調整ねじ(調整具)
15a,150a,1500a 調整ねじのフランジ(鍔部)
15b,150b,1500b 調整ねじの雄ねじ
15c,150c,1500c 調整ねじの雌ねじ
150d フランジの側壁(環状板部材,シール部)
17 植込みねじ(円筒状本体の雄ねじ)
23 皿ばね(弾性体)
25 Oリング(シール部)

Claims (9)

  1. 円柱状本体の外周部に切刃保持部材を介して切刃を設け、この切刃の前記円柱状本体の径方向外側への突出量を調整して加工径を調整するボーリングバーの加工径調整装置において、前記円柱状本体の軸方向一端側の前記切刃保持部材を、固定具により前記円柱状本体に固定し、前記円柱状本体の軸方向他端側の前記切刃保持部材に、前記円柱状本体に対してその径方向に移動可能でかつ前記切刃保持部材に対して前記円柱状本体の径方向に移動可能な調整具を設け
    前記調整具は、内側に備えられて前記円柱状本体の雄ねじに螺合する雌ねじのピッチと、外側に備えられて前記切刃保持部材の雌ねじに螺合する雄ねじのピッチとを互いに異ならせ、
    前記円柱状本体の雄ねじは、前記円柱状本体に締結固定した植込みねじであって、該植込みねじが、前記円柱状本体のねじ底に先端が達する状態で螺合締結されていることを特徴とするボーリングバーの加工径調整装置。
  2. 前記調整具と前記切刃保持部材との間に、これら相互のねじ結合間の摩擦抵抗を高める弾性体を設けたことを特徴とする請求項に記載のボーリングバーの加工径調整装置。
  3. 前記調整具の基端側外周部に鍔部を設け、この鍔部と前記切刃保持部材との間に、前記ねじ結合間の摩擦抵抗を高める弾性体を設けたことを特徴とする請求項に記載のボーリングバーの加工径調整装置。
  4. 前記鍔部の前記弾性体より外側に、前記鍔部と前記切刃保持部材との間の外側開口部を塞ぐシール部を設けたことを特徴とする請求項に記載のボーリングバーの加工径調整装置。
  5. 前記シール部は、前記鍔部の外周側端部から前記切刃保持部材に向けて突出する環状板部材であることを特徴とする請求項に記載のボーリングバーの加工径調整装置。
  6. 前記シール部は、Oリングであることを特徴とする請求項に記載のボーリングバーの加工径調整装置。
  7. 前記弾性体は、皿ばねであることを特徴とする請求項ないしのいずれか1項に記載のボーリングバーの加工径調整装置。
  8. 前記切刃保持部材の前記調整具取付部位が、前記切刃保持部材の前記切刃取付部位よりも、前記円柱状本体の径方向中心側となるように、前記調整具取付部位と前記切刃取付部位との間に段差を設けたことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載のボーリングバーの加工径調整装置。
  9. 円柱状本体の外周部に切刃保持部材を介して切刃を設け、この切刃の前記円柱状本体の径方向外側への突出量を調整して加工径を調整するボーリングバーの加工径調整方法において、前記円柱状本体の軸方向一端側の前記切刃保持部材を、固定具により前記円柱状本体に固定し、前記円柱状本体の軸方向他端側の前記切刃保持部材に設けた調整具を操作することで、この調整具を前記切刃保持部材とともに前記円柱状本体に対してその径方向一方側に向けて移動させるとともに、前記切刃保持部材を調整具に対して前記円柱状本体の径方向他方側に向けて、前記径方向一方側への移動量と異なる移動量で移動させ、前記切刃保持部材の前記調整具取付側を前記円柱状本体の径方向に変位させて前記切刃の突出量を調整するにあたり、
    前記調整具は、内側に備えられて前記円柱状本体の雄ねじに螺合する雌ねじのピッチと、外側に備えられて前記切刃保持部材の雌ねじに螺合する雄ねじのピッチとを互いに異ならせ、
    前記調製ねじを、円柱状本体のねじ底に先端が達する状態で円柱状本体に螺合締結した植込みねじに対して回転操作することで、調製ねじが切刃保持部材とともに円柱状本体の径方向一方側に向けて移動するとともに、前記切刃保持部材が調整具に対して円柱状本体の径方向他方側に向けて、前記径方向一方側への移動量と異なる移動量で移動することを特徴とするボーリングバーの加工径調整方法。
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