JP5081441B2 - 記憶制御装置及び記憶制御装置の制御方法 - Google Patents
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このステップ1は、アプリケーション・プログラム3−12が必要に応じて実施する。例えば、アプリケーション・プログラム3−12の起動時や、アプリケーション・プログラム3−12のオペレータが、記憶制御装置3−1の物理構成または論理構成が変わったことを知ったときに行う明示的な操作契機で、である。
始めに行われる処理は、領域7−23に書き込まれた情報(切り替えの対象とするホスト論理ボリューム番号と新規に対応付ける内部論理ボリュームの番号)の調査である(8−1)。
前記スピンドルモータを停止させるコマンドは、図2を使って説明すると、ディスクアダプタ2−7が有するポート2−8から、HDD2−6を接続しているファイバチャネルのFC−ALやファブリック、またはパラレルSCSI、もしくはATAやSATAなどを介して送信される。
この図9に例示されるような構造体は、共有メモリ7−16中に構成情報7−17の一つとして保持される。
これにより領域7−23で指定されたホスト論理ボリュームに現在対応付けられている内部論理ボリュームを含むECCグループに関する情報が削除され、当該ECC中に回転しているスピンドルモータを停止させたHDDが存在しないという状態になる。
これにより破線で囲まれた部分が、図10に例示するようなスピンドルモータが回転しているHDDを持つECCグループの番号と、そのECCグループにより提供される内部論理ボリュームの番号を保持する構造体に組み込まれ、以降当該ECCグループ中のHDDのスピンドルモータは回転しているものと見なされる。
1−1・・・記憶制御装置
1−3・・・チャネルアダプタ
1−6・・・ハードディスクドライブ
1−7・・・ディスクアダプタ
1−9・・・接続部
1−10・・・共有メモリ
1−11・・・キャッシュメモリ
Claims (10)
- ホストコンピュータと複数のディスク装置とに接続している制御装置を備え、
当該制御装置は、前記ホストコンピュータと前記複数のディスク装置との間でのデータの入出力を制御するストレージシステムであって、
前記制御装置は、
前記ホストコンピュータのアクセス対象である第1の論理ボリュームと、RAIDとして構成される前記複数のディスク装置上に作成される記憶領域を1つまたは複数の領域に区切ったものからなる第2の論理ボリュームと、を設定し、
前記第1の論理ボリュームと前記複数の第2の論理ボリュームとの間に対応関係を設定し、
前記第1の論理ボリュームに対して前記ホストコンピュータから発行されたデータを、前記対応関係に基づいて、前記複数の第2の論理ボリュームのうち、前記第1の論理ボリュームに対応している論理ボリュームに格納し、
前記ホストコンピュータからの指示に応じて、前記複数の第2の論理ボリュームのうち前記第1の論理ボリュームに対応している論理ボリュームを、他の第2の論理ボリュームに切り替え、さらに、当該第2の論理ボリュームの切り替えに応じて前記複数のディスク装置のモータの制御を行う、ストレージシステム。 - 前記制御装置は、前記ホストコンピュータと接続する第1の制御装置と、前記複数のディスク装置と接続する第2の制御装置と、前記第1の制御装置と前記第2の制御装置とを接続する接続部と、を備えてなる、請求項1記載のストレージシステム。
- 前記制御装置は、メモリを有し、当該メモリに前記第1の論理ボリュームと前記複数の第2の論理ボリュームとの対応関係が、構成情報として格納されている、請求項1記載のストレージシステム。
- 前記制御装置は、ボリューム管理プログラムを備え、当該プログラムを実行することによって、前記対応関係の設定、及び、前記切り替えを実行する、請求項1記載のストレージシステム。
- 前記制御装置は、前記切り替えを実行するのに必要な制御情報の格納用に第3の論理ボリュームを前記ホストコンピュータのアクセス用に設定してなる、請求項1記載のストレージシステム。
- 前記第3の論理ボリュームは、前記ホストコンピュータが、前記共有メモリから、前記対応関係を読み出すのに必要な制御情報を取得するための第1の領域と、前記ホストコンピュータが、前記メモリに、前記切り替え後の対応関係を格納するために必要な制御情報を設定するための第2の領域と、を備えてなる、請求5項記載のストレージシステム。
- 前記制御装置は、前記ホストコンピュータから発行されたコマンドのアクセス先ボリュームの種類と前記コマンドの種類を調べ、前記アクセス先ボリュームの種類が前記第3の論理ボリュームであり、前記コマンドの種類が読み出しと判定すると、前記第1の領域にある、前記メモリの論理ブロックを取得し、当該論理ブロックの情報を読み出してこれを前記ホストコンピュータに渡す、請求項6記載のストレージシステム。
- 前記制御装置は、前記ホストコンピュータから発行されたコマンドのアクセス先ボリュームの種類と前記コマンドの種類を調べて、前記アクセス先ボリュームの種類が前記第3のボリュームであり、前記コマンドの種類が書き込みと判定すると、前記対応関係の切り替え必要な情報を前記第2の領域に書き込み、前記コマンドに含まれる、前記メモリの論理ブロックに、前記対応関係の切り替えに伴う情報を更新登録し、これに基づいて、前記第1の論理ボリュームに前記第2の領域で指定された前記第2の論理ボリュームを新規に対応付ける、請求項6記載のストレージシステム。
- 前記制御装置は、前記第1の論理ボリュームを複数設定し、前記対応関係を切り替える際、前記複数の第1の論理ボリュームの一つに現在対応付けられている前記第2の論理ボリュームを含む前記RAIDを構成する複数のディスク装置に、他の第1の論理ボリュームに対応付けられている他の第2の論理ボリュームが存在するか否かを調べ、当該他の第2の論理ボリュームが存在しないと判定すると、前記RAIDを構成する前記複数のディスク装置のモータを停止する、請求項1記載のストレージシステム。
- 前記制御装置は、前記対応関係を切り替える際、前記第1の論理ボリュームに新たに対応付けられる前記第2の論理ボリュームが属する前記RAIDを構成する前記複数のディスク装置のモータが回転しているか否かを調べ、当該複数のディスク装置のモータが回転していないと判定すると、これらを回転させる、請求項9記載のストレージシステム。
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