JP5081192B2 - グレーチング装置 - Google Patents
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Description
すなわち、グレーチング蓋は、グレーチング蓋が備えているグレーチング蓋外れ止め装置によって外周枠部に止めるようになっている。この装置は、カムをはじめとして多くの可動部を有しており、グレーチング蓋を通る汚水や塵埃により動きにくくなるおそれがあった。また、可動部はグレーチング蓋の裏側(内部側)にあるので、可動部が動かなくなってグレーチング蓋が外れないときに可動部の修理または清掃を行う場合の作業性がきわめて悪かった。
本発明は、受枠とグレーチングを備えてなるグレーチング装置において、いたずら等によるグレーチングの取り外しをしにくくするとともに、清掃等のメンテナンスの際には、仮にグレーチングが複数使用されている場合も、グレーチングの取り外し及び取り付けを簡単に行うことができるグレーチング装置を提供することを目的とする。
本発明は、
排水部に設置するグレーチング装置であって、
グレーチングの受枠と、該受枠内に嵌め入れて装着するグレーチングを備えており、
前記受枠は、
内方に向けて所要間隔で複数のグレーチングの係止手段が設けられている側壁部と、
該側壁部から内方に向けて設けられているグレーチングの載置部を有し、
前記グレーチングは、
長手方向と平行な複数のメインバーが幅方向に並設され、
前記係止手段と前記受枠端の間の開口から前記受枠に入れられ、前記載置部上を滑動して前記係止手段の位置まで移動して設置し、設置後は前記係止手段によって上方への取り外しができない係止グレーチング要素と、
該係止グレーチング要素を前記受枠内に設置した後の前記受枠端側の開口を閉鎖し、前記受枠に固着要素で固着する固着グレーチング要素を備え、
該固着グレーチング要素は、前記固着要素で固着された箇所の上方に、メインバーの端部をやや短くして形成され取付空間部を有し、
該取付空間部には、天板と該天板の両側から垂下する両縦板を有し上下方向に回動自在なカバー部材が配されており、
該カバー部材は、前記天板が前記メインバーの上面と平行になって前記取付空間部に収まる、
グレーチング装置である。
係止グレーチング要素が一又は二以上であり、固着グレーチング要素は単一であるように構成することができる。
本発明に係るグレーチング装置の作用を説明する。なお、ここでは、説明で使用する各構成要件に、後述する実施の形態において各部に付与した符号を対応させて付与するが、この符号は、あくまで内容の理解を容易にするためであって、各構成要件の意味を上記各部に限定するものではない。
受枠(1)に、グレーチング(2)を構成する差込係止部材(2a)を嵌め入れ、収まり位置にずらして、受枠(1)の係止手段(12,13)に差込係止部材(2a)の係止部(221,23)を係止し、その位置では差込係止部材(2a)が上方へ外れないようにする。
そして、受枠(1)に前記差込係止部材(2a,2b)を係止したときの受枠(1)の空き端部(17)に、グレーチング(2)を構成する端部止め部材(2c)を収め、固定手段(26)(15,16)で受枠(1)に固定する。
受枠1は、図2に示すように長尺な長方形状の枠体であり、山形鋼を使用して形成されている。これにより、受枠1は、全周にわたり側壁部10が設けられ、その下端部の内側に載置部である受底部11を有する構造となっている。なお、受枠1のサイズは、本実施例では長さ3000mm、幅210mmであるが、これに限定されるものではない。
図2で奥側の各係止突起12は、図1に示すように、後述する差込係止部材2aを受枠1に収めたときに、奥側の端部の連結部24aに対応する位置に設けられている。
グレーチング2は、本実施例では前記受枠1の大きさに対応して、二枚の係止グレーチング要素である差込係止部材2a、2b及び一枚の固着グレーチング要素である端部止め部材2cによって構成されている。差込係止部材2a、2b及び端部止め部材2cは、それぞれ同じ長さ及び幅に形成されており、本実施例では長さ999mm、幅200mmであるが、これに限定されるものではない。また、差込係止部材2a、2bは同じ構造であり、端部止め部材2cは、それらとは異なる構造を有している。なお、受枠の長さが変わる場合は、差込係止部材の数を増減して対応するようにする。
差込係止部材2aは、長手方向と平行な複数(本実施例では12本)のメインバー20が幅方向に並設された構造を有している。各メインバー20の間には、パイプ状のスペーサ21が介在させてある。スペーサ21は、メインバー20の長手方向において複数箇所(本実施例では10箇所)に所要数(本実施例では11個)をセットとして使用されている。
なお、連結ボルト22を通した各部分を連結部24(前記した連結部24a、24bを含む)としている。
グレーチング装置Gを構成する受枠1とグレーチング2は、次の手順で組み合わせられ、図3に示すように一体化される。また、あわせて図6を参照し、グレーチング装置Gを使用し床面に施工された排水口の構造を簡単に説明する。
これにより、係止突起12、13は、差込係止部材2aの連結部24a、24bにおけるメインバー20から突出しているボルトヘッド221及びナット23と係止し、差込係止部材2aは、その位置では上方へ外れないようになる。
そして、受枠1に前記差込係止部材2a、2bを収まり位置に係止したときの受枠1の開口である空き端部17(図1参照)に、グレーチング2を構成する端部止め部材2cを収め、スタッドボルト15とナット16によって受枠1に固定する。
1 受枠
10 側壁部
11 受底部
12 係止突起
13 係止突起
14 係止突起
15 スタッドボルト
16 ナット
17 空き端部
18、19 開口
2 グレーチング
2a 差込係止部材
2b 差込係止部材
2c 端部止め部材
20 メインバー
201 ヘッド部
202 支脚壁
21 スペーサ
22 連結ボルト
221 ボルトヘッド
23 ナット
24 連結部
24a 連結部
24b 連結部
25 差込金具
250 縦板
251 底板
26 固定具
260 縦板
261 底板
262 切欠部
263 通孔
27 取付空間部
28 カバー部材
280 縦板
281 腕部
282 円孔
283 天板
29 差込空間部
Claims (2)
- 排水部に設置するグレーチング装置であって、
グレーチングの受枠と、該受枠内に嵌め入れて装着するグレーチングを備えており、
前記受枠は、
内方に向けて所要間隔で複数のグレーチングの係止手段が設けられている側壁部と、
該側壁部から内方に向けて設けられているグレーチングの載置部を有し、
前記グレーチングは、
長手方向と平行な複数のメインバーが幅方向に並設され、
前記係止手段と前記受枠端の間の開口から前記受枠に入れられ、前記載置部上を滑動して前記係止手段の位置まで移動して設置し、設置後は前記係止手段によって上方への取り外しができない係止グレーチング要素と、
該係止グレーチング要素を前記受枠内に設置した後の前記受枠端側の開口を閉鎖し、前記受枠に固着要素で固着する固着グレーチング要素を備え、
該固着グレーチング要素は、前記固着要素で固着された箇所の上方に、メインバーの端部をやや短くして形成され取付空間部を有し、
該取付空間部には、天板と該天板の両側から垂下する両縦板を有し上下方向に回動自在なカバー部材が配されており、
該カバー部材は、前記天板が前記メインバーの上面と平行になって前記取付空間部に収まる、
グレーチング装置。 - 係止グレーチング要素は一又は二以上であり、固着グレーチング要素は単一である、
請求項1記載のグレーチング装置。
Priority Applications (1)
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JP2009102152A JP5081192B2 (ja) | 2009-04-20 | 2009-04-20 | グレーチング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009102152A JP5081192B2 (ja) | 2009-04-20 | 2009-04-20 | グレーチング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010248863A JP2010248863A (ja) | 2010-11-04 |
JP5081192B2 true JP5081192B2 (ja) | 2012-11-21 |
Family
ID=43311492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009102152A Active JP5081192B2 (ja) | 2009-04-20 | 2009-04-20 | グレーチング装置 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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Family Cites Families (5)
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JPH07279228A (ja) * | 1994-04-13 | 1995-10-24 | Kajima Corp | U字溝 |
JP2001262679A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-26 | Hokushiyou Cement Kogyosho:Kk | 側溝におけるグレーチングの取付構造 |
JP4109083B2 (ja) * | 2002-10-30 | 2008-06-25 | 株式会社オカグレート | グレーチングの溝体への敷設係止構造 |
-
2009
- 2009-04-20 JP JP2009102152A patent/JP5081192B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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