JP5079492B2 - 環状静電容量式圧力センサ - Google Patents

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Description

発明の分野
本発明は、流体の流れに関連する圧力または差圧を測定するための圧力センサに関する。さらに具体的には、本発明は、静電容量式環状エレメントを用いて、流体の圧力または流体の流れ方向および流量を測定するための圧力センサに関する。
発明の背景
圧力センサおよび流量センサは、多くの異なった用途に用いることができる。工業用プロセス制御環境において、たとえば、圧力センサは、ゲージ圧力、絶対圧力等を測定するために利用することができる。加えて、流量センサは、たとえば、プロセス流体の流量を測定して、流量表示計、制御部、および流量測定部へ流量信号を供給するために用いることができる。明細書中で用いられる用語「流体」とは、液体とガスとの双方、およびそれらの組み合わせをいう。
差圧式流量センサは、パイプ内の不連続部を越えて圧力低下を測定することにより、パイプ、容器、または導管内部の流体の流量を測定する。不連続部を形成する一つの方法として、パイプ内部に流れ絞り部材または一次部材を配置して所望の圧力低下を生成するものがある。そのような流れ絞り部材の一つにオリフィスプレートがあり、流体の流れを絞り、測定する圧力低下を生成する。
典型的な流量測定システムでは、流れ絞り部材の両側に、流体の流れが内在するパイプを取り出して各取出部の圧力を測定し、外部圧力センサを用いて圧力低下を得る。流体を充填したインパルスラインまたはゲージラインにより、外部圧力センサへ各取出部の圧力が伝達される。
このようなシステムでは、外部圧力センサをパイプに取り付ける必要性から、設置コストが比較的高くなる。さらに、このようなシステムでは、パイプが取り出された個所に付加的な漏出防止を講じる必要があり、設置時間および材料費の双方に関する設置コストが増大することになる。
場合によっては、圧力センサにより感知されたプロセス液体またはガスには、高純度または超高純度な環境が要求される。このような設置に対する要求に対処する一つの技術として、分離ダイヤフラムを用いて、圧力センサをプロセス流体から分離するものがある。一般的には、ダイヤフラムに加えられた圧力が圧力センサに加えられるように、オイルフィルで圧力センサを分離ダイヤフラムに連結する。しかし、この分離技術では、誤差が圧力測定に取り込まれる可能性がある。加えて、高純度プロセス環境においては、(腐食または流体の流れ内部の微粒子物質との衝突により)ダイヤフラムが破損するか、またはシールが破損してしまうような場合、プロセス全体がオイルフィルにより汚染される可能性がある。シリコンウェハ製造の場合、流量計は乾燥している必要があり、すなわち、圧力信号を伝搬する流体で満たされることは許されない。
発明の概要
パイプ内のプロセス流体の圧力を測定するための圧力センサは、電極およびダイヤフラムを有する。電極は、パイプの内壁と一体化されている。ダイヤフラムは、電極の少なくとも一部分を覆うように延び、プロセス流体の圧力に反応する電極に関連して動くように構成されている。電極とダイヤフラムとの間の静電容量は、プロセス流体の圧力に関連する。
圧力センサは、工業用プロセスにおいて、プロセスを監視し、および/またはこれに応答して制御するために用いられる。各種の工業用プロセスでは、(たとえば、プロセス流体に露出される部材など)すべての濡れ部材に対して超高純度であることが要求される。たとえば、半導体産業において用いられるプロセス工程の中には、プロセス流体に対して、超高純度な取り扱い手順が要求されるものがある。半導体業界は、超高純度材料の取り扱いについて、SEMI(Semiconductor Equipment and Materials Institute, Inc.)により定められた規格に従っている。これらのガイドラインは、プロセス媒体と直接作用するようなエレメントとして許容できる材料および表面状態について示されている。他にも、超高純度な実施が要求される基準および産業、たとえば医薬品産業がある。
このような、プロセス流体の取り扱いにおいて超高純度の実施が要求されるような産業では、プロセスに新しい材料または表面を導入することに抵抗する傾向がある。通常は、新しい材料を用いるためには、長期にわたる保証および試験工程が要求される。保証の結果、このような産業では、新しい材料または表面によりプロセスに不純物が付加されないように信頼度を向上させる必要がある。
一般に、超高純度プロセスにおける圧力を測定するために現在用いられている圧力トランスミッタでは、圧力測定値にある程度の誤差が含まれる。誤差の原因の一つとして、圧力センサに対して、超高純度の実施を遵守することが要求されることがあげられる。このためには、圧力センサをプロセス流体から物理的に隔離する分離ダイヤフラムの導入が必要とされる。もう一つの誤差の原因は、単純な圧力センサの形状および特性によるものである。本発明は、好ましくは、超高純度プロセスで用いるための、きわめて正確な細長い圧力センサを用いる技術に供する。
本発明は、インライン状の静電容量式圧力センサである。一つの実施態様においては、センサは差圧を測定して流量を計測する。この例示的なシステムでは、第1の静電容量式センサにより取出された上流測定値と、第2の静電容量式圧力センサにより取出された下流測定値とを利用する。その後、二つの測定値を差し引いて差圧を得るが、これは流体の流量に比例する。
本発明の一つの実施態様によれば、薄膜ダイヤフラムがパイプの内表面上に、固定されたコンデンサ板を有する絶縁体を覆うように形成され溶接される。ダイヤフラムはリング形状に適応され、パイプ内径の全周にわたって取り付けられている。パイプ内の圧力が変化すると、絶縁体上に形成された固定コンデンサ板に関連して、ダイヤフラムが動く。絶縁体は、ガラスまたは他のいかなる電気的絶縁材料からでも形成することができる。同心ダイヤフラムの動きは、ダイヤフラムと固定コンデンサ板との間の距離の変化に直接的に起因する、静電容量の変化として記録される。
詳細な説明
図1は、処理プラントの一例を描写し、本発明の静電容量式および差圧式流量センサ10を用いることができる環境を図示している。流量センサ10は、パイプ12とインライン状に設置されている。流体の流れは、パイプ12を通して矢印(A)で示される方向へ流れる。流体センサ10は、流体の圧力低下を感知し、これを用いてパイプ12を通過する流体の流量を測定することができる。明細書中に用いられる用語「流体」およびフレーズ「流体の流れ」は、液体およびガスの双方を指す。したがって、流体の流れとは、液体またはガスでもよい。
流量センサ10は、リード線14を介して、制御システム16またはその他の電子処理機器と電気的に連結することができる。このような電気的連結は、2線式制御ループ14またはワイヤレス通信リンクを経由して、もしくは任意の通信手段を介して生じさせることが可能である。制御システム16は通常、処理プラントの制御室18内に、遠隔的に位置する。これに代え、制御システム16が(仮想線で示す制御室18の)一つ以上の位置に存在するように、制御システム16を配設することもできる。
制御システム16は、流量センサ10から受信した流量関連の情報を監視し、および/または、通信リンクを介して、流量センサ10を制御するように構成されている。
流量センサ10により生成される流量信号は、流体の流れの流量のみならず、その方向も示す。たとえば、流量信号がアナログ信号(4〜20mA)である場合、信号の大きさにより、流量および流体の流れ方向を示すことができる。たとえば、流量がゼロの場合、電流の大きさが12mAであることにより示すことができる。負の方向へ移動する流体の流れ、すなわち負の流体の流れは、12mAの「ゼロ流量」の大きさに満たない電流の大きさを有する流体信号により示すことができる。正の流体の流れは、12mAの「ゼロ流量」の大きさを超える電流の大きさを有する流量信号により示すことができる。流量信号の大きさと、ゼロ流量の大きさとの間の差異は、正または負の流体の流れの流量を確定するために用いることができる。たとえば、流量信号の大きさと、ゼロ流量の大きさとの間の差異が増大することで、正または負の流体の流れの流量が増大していることを示すことができる。
図1に示す実施態様では詳細が分かりにくいが、センサエレメントである流量センサ10は、2つの環状静電容量式センサリングからなり、流れ絞りセグメント20(圧力低下エレメント)により、フランジ22を介してパイプ12に接続される。パイプ12のフランジ22、および流れ絞りセグメント20は、留め付けエレメント26を用いて接続されている。留め付けエレメント26は、いかなる留め付け手段でもよく、たとえば、リベット、ボルト、ねじおよびナットなどでもよい。好ましい実施態様においては、留め付けエレメント26は、絞りセグメント20のフランジ22上にある開口部を通して、および、パイプセグメント12のフランジ22上に設けられた対応する開口部を通して、たとえばボルトおよびナットで螺合可能に取り付けられる。
図2に示すとおり、センサエレメント10は、流れ絞りセグメント20により離された、2つの静電容量式圧力センサ28を有する。図示するように本実施形態においては、パイプ12には、パイプ12に一体化して形成され、対応するパイプセグメント12と同一の直径を有する開口部30を有するフランジ24が備えられている。したがって、パイプ12の2つのセグメントは、開口部30を有するフランジ24が末端となる。
パイプフランジ24およびフランジ22には、それぞれ留め具孔32および34が備えられている。留め具孔32、34は、それぞれフランジ24、22を完全に通過して延び、留め具36を受容するサイズにされている。パイプフランジ24の孔32を通して、および静電容量式圧力センサ28の孔38を通して、ならびに流れ絞りエレメント20のフランジ22上に備えられた対応する孔34を通して、留め具を延出させることができる。次に、ねじ留め具36は、止めナット40を用いて適所に固定され、これによりねじ留め具を締め付けることができる。溶接を含む、他の留め付け手段を利用することも可能であることが理解されよう。
この例では、静電容量式圧力センサ28は、ハウジング42およびフランジアセンブリ44を有する環状リングであり、流体の流れ(A)に対してインライン状に位置付けられ、パイプ12の開口部30と結合するサイズになるよう設計された開口部46を画定する。フランジアセンブリ44は、(前述のとおり)ねじ留め具36を受容するサイズである孔34を有する。可撓性のある円筒すなわちダイヤフラム48が、環状リング形状のセンサ28の内壁の全円周に延びている。絶縁基板内には、ダイヤフラムと、環状リング形状の圧力センサ28の内壁との間に位置付けられた静電容量エレメント50(図3に示す)が備えられている。
プロセス流体が、このアセンブリを通過して流れると、圧力が生じてダイヤフラムが動き、これが静電容量の変化として記録される。実際上、ダイヤフラムの360°を通して圧力が伝送される。その後、静電容量の変化を、リード線14上の電気信号を介して伝送することができる。
静電容量ダイヤフラムがセンサ28の内側の周囲360°に延び、開口部46がパイプセグメント12の開口部30に嵌合するサイズであるため、固形物を採集するような位置、および塞ぐべき開口部がない。流れるプロセスにより、ダイヤフラム48が絶えず洗浄されるため、信頼性のある正確な圧力の読み取りを、確実に行うことができる。
差圧式流量計についての実施態様において、流れ絞りセグメント20には、流れ絞りエレメント(図3に示す)を備えることができ、これにより、流体の流路を効果的に狭め、絞りエレメントを挟んで圧力低下を生じさせる。その後、2つのセンサ28は、絞りエレメントの両端の圧力を測定し、これらの測定値を差し引いて差圧を測定することができる。
図3は、パイプ12内の流量センサ10の、一つの実施態様を示す簡略図である。流量センサ10は一般的に、二つの静電容量式圧力センサ28の間に挟まれた流れ絞りセグメント20を含む。圧力センサ28および流れ絞りセグメント20は、流体の流れ(A)に対してインライン状に位置付けられている。
図示のとおり、パイプセグメント12のフランジ24は、流れ絞りセグメント20のフランジ22に、両端部にナット40を備えたねじ留め具36により、着脱可能に取り付けられている。静電容量式圧力センサ28は、パイプ12と流れ絞りセグメント20との間に、より詳細には、フランジ24とフランジ22との間に位置付けられている。センサ28の開口部46はそれぞれ、フランジ24および22の開口部30、31に一致する。したがって、パイプ12とセンサ28と、流れ絞りセグメント20との間の接続は、ほぼ正確に一致するよう加工されている。
可撓性ダイヤフラム48は、センサ28の内壁に取り付けられ、内壁から離れて流体の流れの中へ延びている。シール形成および溶接技術が超高純度プロセスの要件を満たしている場合、ダイヤフラム48は、溶接またはその他の既知の取り付け方法により取り付けることができる。溶接点を考察できるよう拡大し、参照番号52にて示す。一般的には、溶接点52は、きわめて小さいことが好ましい。
好ましい実施態様においては、ダイヤフラム48は、resistance scan 溶接技術を用いてパイプ12に取り付けられている。その他の好ましい実施形態においては、ダイヤフラム48は、レーザ溶接技術を用いて、パイプ12に取り付けられている。付加的な電解研磨プロセスを用いて、プロセス仕様により要求される仕上げに応じ、表面を研磨することもできる。一般的には、密着した取り付けを生成でき、流体圧力下において密封を維持できるような、いかなる取り付け技術も用いることができる。
センサ28の内壁には絶縁体54が備えられ、絶縁体54の上には、静電容量リード50が位置付けられている。静電容量リード50から電気リード線14が延び、絶縁体54を通ってセンサ28から外へ延びている。流体の流れの圧力により生じるダイヤフラム48のたわみが、リード線14からの電気信号として読み取られる。
センサ28のフランジアセンブリ44に開口部を備えることにより、パイプフランジ24および流れ絞りセグメントのフランジ22の開口部30および31は、センサ28の開口部46と合致し、現場作業者による位置調整の必要がない。
最終的に、流れ絞りセグメント20は流れ絞りエレメント21を有し、これにより流体流路が狭くなることに留意すべきである。具体的には、流体の流れ(A)はスロート部23に向かって前進し、狭流路27を通ってスロート部25に向かう。狭流路27は対称であるスロート部23、25の間に延長している。流れ絞りエレメントは、当技術分野において既知である、オリフィスプレート、ベンチュリまたは層流エレメントを含む、多くのタイプのうちの一つでよいことが理解されよう。
流れ絞りエレメント21の上流側では、圧力が上昇し、エレメント21の下流側では、圧力が減少する。したがって、流れ絞りエレメントは「圧力低下エレメント」と見なすことができ、静電容量式センサ28が上流圧力および下流圧力を測定するために位置付けられ、圧力低下エレメントを越えて圧力差を測定する。
図4は、センサ28の静電容量エレメントの拡大図を図示している。図示するとおり、静電容量リード50は、絶縁体54の表面上に形成されている。絶縁体54は、ガラス、セラミックまたはその他の電気絶縁材料から形成することができる。
ダイヤフラム48は、好ましくは導電性材料から形成され、センサ28の表面に電気的に、およびパイプ12に間接的に接地されている。このように、静電容量リード50と、距離(d)の分だけ離れて相対するダイヤフラム48の接地との間の電位差をもとに、静電容量が測定される。その結果得られる静電容量は、以下の数式により計算される。
Figure 0005079492

ここで、Rは開口部46の内径であり、Wは流体の流れ方向(A)の静電容量電極50の幅であり、dは静電容量電極50に関連するダイヤフラムの平均的な変位である。このように、センサ28内部の360°全体にわたって静電容量の変化が測定される。
最後に、電気リード線14Aおよび温度センサリード線14Bとして、リード線14が示されている。特定の実施態様に応じて、リード線14Aおよび14Bを保護して、浮遊静電容量を防ぐ必要がある。具体的には、電子機器がセンサから離れた場合、当該線を保護して、駆動回路により静電容量のバランスを保つ必要が生じる可能性がある。電子機器がセンサ内に含まれる場合、(少なくともセンサハウジング内部では)リード線14Aおよび14Bを保護する必要がない。
図に示すとおり、温度センサ56が備えられ、温度に関連した誤差を制御するために、感知エレメントの温度を感知するようになされている。温度センサ56は、抵抗型温度センサまたはサーミスタであってよい。温度センサ56は、絶縁材料54内部に埋設するか、またはパイプの外側に密接して連結することができる(図7に示す)。
超純粋プロセス内で用いるためには、乾燥センサが望まれることに留意すべきである。言い換えると、先行技術におけるインライン状センサとは異なり、液体またはガスが誘電体として、ダイヤフラム48と静電容量電極50との間に備えられていない。好ましくは、ダイヤフラム48は、静電容量電極50および絶縁体54を流体の流れから封じ込め、また真空状態を維持するのに十分な強度である。したがって、ダイヤフラム48のシールが腐食したり、ダイヤフラムが破損をきたした場合でも、汚染物質または異物がプロセスフロー内に漏出することがない。
実施態様において示すとおり、ダイヤフラム48がパイプ12の内周全体にわたって延びているため、ダイヤフラム48上にかかる圧力は均等に分散され、より薄いダイヤフラムを用いることが可能となる。加えて、(本発明が超純粋プロセスにおける使用を意図していることから)ダイヤフラムを破損させる微粒子について考慮する必要がないため、比較的薄いダイヤフラム48を用いることが可能である。一般的に、より薄いダイヤフラム48は、圧力変動に対してより感度が高く、精度が向上するという効果がある。したがって、ダイヤフラム48の厚さ(τ)は、ダイヤフラム上にかかる圧力(力)のバランスに部分的に依存する。
ダイヤフラム48がパイプ12の内周にリング状の構成で延びている場合、薄いダイヤフラム48が機能する。しかし、ダイヤフラムがパイプの内周の一部分に延びている場合、より厚みのあるダイヤフラム48が必要とされる場合がある。加えて、合理的で正確な測定値を得るために、第1のセンサの反対側に、第2の静電容量式センサを配置する必要が生じる場合がある。最終的に、内径全体にわたり複数の圧力の読み取りを実現するために、パイプ12の内周に複数のコンデンサをリング形状の構成で配置することが可能である。
図5は、センサ28のダイヤフラム48が、好ましくは、静電容量式センサ28の内表面の360°にわたって延びている状態を図示する斜視断面図である。絶縁体54には、静電容量電極50が備えられている。絶縁体54および電極50は、ダイヤフラム48と同様、センサ28の内表面全体にわたって延び、360°にわたる静電容量式センサが備えられる。本実施態様においては、温度センサ56は絶縁体54内に位置付けられ、センサ本体の温度を伝播する。
図6は、本発明の一つの実施態様による、センサ本体42の断面図である。図示のとおり、絶縁エレメント54が、ハウジングの内表面全体にわたって延びている。(図示のみを目的として)静電容量電極50は、絶縁エレメントの上部に配置されている。実際には、静電容量電極50は、絶縁エレメント54の表面に埋設または凹んだ所に設けられている。ダイヤフラム48は、ハウジング42の内部360°にわたって延び、静電容量エレメント50から距離(d)だけ離されている。
本実施態様においては、温度感知エレメント56が、絶縁エレメント54の内部に位置付けられている。電気リード線14Aにより、静電容量電極がより大規模なネットワークに接続され、温度リード線14Bにより、温度センサ56がより大規模なネットワークに接続される。
明細書中で説明するとおり、「リード線」という用語には、一本以上のワイヤを含むことができ、たとえば、リード線14Aおよび14Bはそれぞれ、二本のワイヤループであってもよい。図1〜6は本発明について図示しているが、必ずしも縮尺どおりに描写されていないことが理解されよう。いくつかのエレメントは、より見やすくするために誇張されている。加えて、図5に関しては、たとえば、簡略化のためにセンサ28の一部のみを示している。さらに、一つの実施態様として、二つのセンサを用いて差圧を測定することが示されているが、一つのセンサを用いて絶対圧力またはゲージ圧力を測定することも可能であることが理解されよう。
図7は、流量センサ10の代替的な実施態様を表し、静電容量式センサ28が、流れ絞りセグメント20とともに、単一のユニットとして形成されている。この場合、フランジに代えて、溶接接合部58によりパイプ12を接続することができる。加えて、流量センサ10のアセンブリには、付加的な溶接が必要とされる。
図8は、たとえば、図7の流量センサ10から、囲み部Sに相当する一部分を切断して図示している。図示のとおり、溶接シーム60が流れ方向に対して縦方向に延びている。センサ28の反対側には、対応する溶接シームがある。本実施態様では、ダイヤフラム48、静電容量式電極50および絶縁体54はそれぞれ、ハウジング42のそれぞれの長手方向の半分が取り付けられた2つの部品として、互いに溶接される前に組み立てられる必要がある。センサハウジング42の内壁にダイヤフラム48を取り付ける溶接シーム52は、誇張されている。
図9は、本発明のもう一つの実施態様である。図示のとおり、ダイヤフラム48は、センサ28の内表面に連続して形成されている。本実施態様では、絶縁体54は流路から離して凹んだ所に設けられ、静電容量電極50は絶縁体の表面と同一平面をなすように埋設されている。このように、静電容量電極50はダイヤフラム48から距離(d)だけ離され、ダイヤフラムのたわみにより、静電容量が再度修正される。特に、接地したダイヤフラム48がたわむことで、ダイヤフラム48と静電容量電極50との間の距離が変化し、結果として流体の流れの圧力を表す信号を生じさせる。
従来技術においては、このような凹んだ所に設けられたキャビティは、圧力センサに圧力を伝送するための液体により液封されていた。本発明は、超純粋プロセス環境における使用を意図していることから、このような液封は汚染物質に相当する。これに代え、ダイヤフラム48と静電容量電極50との間の誘電体は、好ましくは真空である。
温度センサ56は、絶縁素材を通してダイヤフラム上に延び、流体の流れの温度を感知する。これに代え、温度センサはセンサ内の他の位置に配置することができる。
前述の実施態様と同様に、図9の実施態様では、センサエレメント28の内表面の全体360°にわたって延び、流体の流れの圧力における360°の静電容量を測定することが可能となる。
一般的に、流れ絞りセグメント20は二方向性であり、流体が障害物(流れ絞りエレメント21)を通過して移動するとき、流体の流れの内部に圧力低下を生じるような、流体の流れの内部における不連続性が形成されることが理解されよう。圧力低下の発生は、第1のセンサから流れ絞りエレメント21を越えて第2のセンサまで測定される。第1のセンサ28における圧力が第2のセンサ28における圧力よりも大きいとき、正の圧力低下が測定される。正の圧力低下は、正の流体の流れ、つまり左方から右方へ、すなわち第1のセンサ28から第2のセンサ28への流体の流れに関連する。第1のセンサ28における圧力が、第2のセンサ28よりも小さいとき、負の圧力低下が発生する。負の圧力低下は、負の流体の流れ、つまり右方から左方へ、すなわち第2のセンサから第1のセンサへの流体の流れに関連する。圧力低下の大きさが大きいほど、流体の流れの流速が速くなる。結果として、圧力低下は、流体の流れ方向とその流速との双方を示す。当業者においては、多くの異なった形状の流れ絞りセグメント20を用いて、所望の圧力低下を生じさせることが可能であることが理解されよう。これには、たとえば同心および偏心オリフィスを有するオリフィスプレート、オリフィスを有していないプレート、先端部を形成する二つの非平行面からなるくさび形エレメント、またはその他の広く用いられる流れ絞り部材が含まれる。
したがって、差圧による実施態様においては、流量センサ10では、流れ絞りセグメント20と静電容量圧力センサ28とが一体化され、流体の流れに沿ってインライン状に位置付けることができる単一のユニットを形成する。
図1を再度参照すると、差圧流量センサ10では、流れ絞りエレメント21の両側における圧力について、対になった静電容量圧力センサ28により、流れ絞り部材20を越えて圧力低下を測定する。一般的には、差圧流量センサ10は圧力信号を生成し、これにより絞りエレメント21を越えたところの圧力低下を示し、流体の流れの流量を計算するための電子処理機器を提供することができる。
本発明の流量センサ10では、インパルスラインまたは液封を用いないため、流量センサ10は位置による影響を受けない。結果として、本実施態様による差圧流量センサ10を、再度調整する必要なしに移動させることができる。
当業者においてはさらに、本発明の静電容量式圧力センサは、絶対圧力、ゲージ圧力等を測定するように構成することも可能であることが理解されよう。同様に、該センサでは、インパルスラインまたは液封を用いないため、静電容量センサは、位置による影響を受けない。このため、静電容量式圧力センサを、再度較正する必要なく移動させることができる。
図10は、流体の流れ方向および流量を示す流量信号を生成するために、本発明で用いられている処理回路62の、一つの実施態様を簡略化したブロック図である。ここで、静電容量式圧力センサ28は、電子処理機器62に対して、流れ絞りセグメント20を越えたところの圧力低下を示す圧力信号を供給する。電子処理機器62は通常、アナログ―デジタル(A/D)変換器64、マイクロプロセッサ66、および入出力(I/O)ポート68を含む。A/D変換器64は、差圧センサ28から受信した圧力信号をデジタル化し、デジタル化した圧力信号をマイクロプロセッサ66に供給する。マイクロプロセッサ66は、圧力信号の合図により、流体の流れ方向を正または負に確定するよう構成されている。マイクロプロセッサ66はさらに、デジタル化した圧力信号の絶対値の関数として、流体の流れの流量を計算するように構成されている。たとえば、マイクロプロセッサ66は、以下の数式を用いて質量流量(Qm)および体積流量(Qv)を計算する。
Figure 0005079492

ここで、
Qm=質量流量
Qv=体積流量
N=単位変換係数(定数)
Cd=一次エレメント流出係数(スロート部の形状に関連する)
Y=気体の膨張係数(液体については、Y=1.0)
d=一次エレメントスロート部直径
β=一次エレメントベータ比(パイプ領域に対するスロート領域の比率)
ρ=流体密度
h=差圧センサ22により測定された差圧の絶対値
である。マイクロプロセッサ66はさらに、流体の流れ方向および流量を示す流量信号を、I/Oポート68を通して生成するよう構成されている。前述のとおり、流量信号を制御システム16(図1)に伝送することができる。
本発明の一つの態様において、静電容量圧力センサ28により生成される差圧信号は、出力として供給され、これを用いて、たとえば測定結果におけるスパイクに起因する誤差が補正される。このようなスパイクが問題となりうるのは、本発明を用いて、油圧システム内における、作動液の関数としてピストン位置を測定するような場合である。
図11に示すとおり、流量センサ10のもう一つの実施態様には温度センサ56が含まれ、これにより流体の流れの温度、および/または静電容量式圧力センサ28の運転温度を測定するのに使用することができる。温度センサ56は、たとえば抵抗温度検出器(RTD)またはその他の適切な温度感知機器であってよい。温度センサ56は、感知された温度を示す温度信号を生成するように構成され、この信号が電子処理機器62のA/D変換器64へ供給される。A/D変換器64は温度信号をデジタル化し、デジタル化した温度信号をマイクロプロセッサ66に供給する。マイクロプロセッサ66は、デジタル化した温度信号を用いて、種々の流体パラメータ計算、たとえば粘性および密度の計算を行うように構成することができ、この計算結果を用いて、マイクロプロセッサ66により流体の流れの流量を計算することができる。加えて、マイクロプロセッサ66は、温度信号を用いて、静電容量式圧力センサ28から受信した圧力信号に対し、温度補正を行うことができる。マイクロプロセッサ66は、差圧信号および温度信号の関数として流体の流れの流量を示す流量信号を生成することができ、この信号をその他の処理回路、たとえば制御システム16に、I/Oポート68を通して送信することができる。
本発明では主として、パイプの内周全体にわたって延びている、単一の静電容量式センサについて説明したが、その他の静電容量式センサおよびコンデンサの配置についても考慮している。たとえば、互いに列をなし、パイプの内周全体にわたって延びる複数のコンデンサから静電容量式センサを形成することもできる。これに代え、パイプの内周の一部分のみにコンデンサを延ばすこともできる。もう一つの実施態様では、パイプの反対側にコンデンサを配設することができる等がある。
本発明では、静電容量式圧力センサから分離した流れ絞りエレメントについて説明したが、静電容量式圧力センサのダイヤフラムに、流れ絞りエレメントとしての役割を持たせることも可能である。本実施態様においては、静電容量式センサは、異なる流出係数および異なる対応する流量特性を有する。
一つの実施態様においては、差圧式流量計には、流れ絞りエレメントが備えられていない。ダイヤフラム48が、パイプの壁から流体の流れの内部へ延びている。本実施態様においては、ダイヤフラムは、流れ絞りエレメントとして作用し、流れの絞りを維持するために、ダイヤフラムを一部分に沿って強化する必要がある。強化された側のダイヤフラムの一部分が、流体圧力に応じてたわむ。本実施態様ではさらに、前述の実施態様からの異なる流量特性および流出係数が要求される。
好ましい実施形態を参照して本発明を説明してきたが、当業者においては、発明の本質および範囲から逸脱することなく、形状および詳細への変更を行うことができることが理解されよう。たとえば、いかなるタイプのインライン状の静電容量式センサでも用いることができる。加えて、本発明を、(絶対圧力、ゲージ圧力、または同様の)圧力計装機器、または差圧(流量)計装機器のいずれにも応用することができる。
処理プラント内のパイプに、流体に沿ってインライン状に取り付けられた圧力センサを示す、簡略化されたブロック図である。 図1の圧力センサの分解拡大図である。 本来の状態にある、本発明のインライン状静電容量差圧流量センサの簡略断面図である。 静電容量エレメントの簡略拡大図である。 本来の状態にある、静電容量式センサの縦断面図である。 図1における6−6線静電容量式圧力センサの断面図である。 本発明の静電容量式圧力センサの代替的な実施態様を示す側面図である。 図7中の点線の囲み(S)で示された領域から取出された、静電容量式圧力センサの切り取られた部分の拡大図である。 ダイヤフラムがセンサの内表面と同一平面をなすように加工され、絶縁体および静電容量式電極が表面より奥まった凹部に設けられている、本発明の他の実施態様である。 本発明の各種の実施態様の流量計算を行うために用いられる回路の簡略ブロック図である。 本発明の各種の実施態様の流量計算を行うために用いられる回路の簡略ブロック図である。

Claims (21)

  1. 導管内のプロセス流体の圧力を測定するため、前記導管中に挿入される圧力センサであって、
    プロセス流体を受ける円環状の導電性容器と、
    前記導電性容器の内壁を覆うように延びる電気絶縁体と、
    前記電気絶縁体に一体化しかつ前記導電性容器と絶縁された電極と、
    前記電極を覆うように延び、前記導電性容器の内壁と同一平面で結合し、かつ前記導電性容器を通過するプロセス流体の流れと全体的に平行であり、プロセス流体の圧力に応じて電極に関連して動くよう構成されたダイヤフラムとを含み、
    前記電気絶縁体、前記電極および前記ダイヤフラムが前記導電性容器の内壁全周にわたって延びており、
    前記電極と前記ダイヤフラムとの間の静電容量がプロセス流体の圧力に関連する圧力センサ。
  2. 前記電気絶縁体および前記電極が前記プロセス流体の流れ方向において前記導電性容器の内壁の一部に延びている、請求項1記載の圧力センサ。
  3. 前記ダイヤフラムが前記プロセス流体の流れ方向において前記導電性容器の内壁の一部に延びている、請求項2記載の圧力センサ。
  4. 前記導電性容器の内壁と一体化した温度センサであって、流体温度を測定し、流体の温度を示す温度信号を生成する温度センサ
    をさらに含む、請求項1記載の圧力センサ。
  5. 温度信号と関係のある圧力信号を生成するよう適合された電子処理機器
    をさらに含む、請求項4記載の圧力センサ。
  6. 静電容量に基づいて圧力信号を生成するよう適合された測定回路
    をさらに含む、請求項1記載の圧力センサ。
  7. ハウジングに搭載されたワイヤレストランシーバであって、前記電極に電気的に接続され、圧力信号をワイヤレス送信するワイヤレストランシーバ
    をさらに含む、請求項1記載の圧力センサ。
  8. 前記電極および前記ダイヤフラムが第1のコンデンサを形成する圧力センサであって、
    前記導電性容器の内壁からプロセス流体内へ延びる流れ絞りエレメントと
    前記導電性容器の内壁を覆うように延びる第2の電気絶縁体と、
    前記第2の電気絶縁体に一体化しかつ前記導電性容器と絶縁された第2の電極と、
    前記第2の電極を覆うように延び、前記導電性容器の内壁と同一平面で結合し、かつ前記導電性容器を通過するプロセス流体の流れと全体的に平行であり、プロセス流体の圧力に応じて前記第2の電極に関連して動くよう構成された第2のダイヤフラムとをさらに含み、
    前記第2の電極および前記第2のダイヤフラムから第2のコンデンサを形成し、
    前記第2の電気絶縁体、前記第2の電極および前記第2のダイヤフラムが前記導電性容器の内壁全周にわたって延びている、
    請求項1記載の圧力センサ。
  9. 前記ダイヤフラムが前記導電性容器の内壁から離れてプロセス流体内へ延びる、請求項1記載の圧力センサ。
  10. 前記ダイヤフラムが前記導電性容器の内壁と同一平面をなし、前記電気絶縁体および前記電極が内壁の凹んだ所に設けられる、請求項1記載の圧力センサ。
  11. 前記電気絶縁体がガラスを含む、請求項1記載の圧力センサ。
  12. 前記電気絶縁体がセラミックを含む、請求項1記載の圧力センサ。
  13. 前記ダイヤフラムが溶接により前記導電性容器に封止される、請求項1記載の圧力センサ。
  14. 導管内のプロセス流体の差圧を測定するための差圧センサであって、
    前記導管の導電性内壁と一体化し、流体の流れにインライン状に配置されたときに、圧力低下を生成するよう適合された流れ絞りエレメントと、
    前記導管の導電性内壁と一体化した第1の電気絶縁体と、
    第1の静電容量を有し、前記第1の電気絶縁体と一体化しかつ前記導管と絶縁された第1の電極と、前記電極を覆うように延び、前記導管の導電性内壁と同一平面で結合し、かつ前記導菅内を通過するプロセス流体の流れと全体的に平行であり、プロセス流体の圧力に応じて前記第1の電極に関連して動くよう構成された第1のダイヤフラムとから形成される、流れ絞りエレメントの上流に、プロセス流体にインライン状に位置付けられた第1のコンデンサと、
    前記導管の導電性内壁と一体化した第2の電気絶縁体と、
    第2の静電容量を有し、前記第2の電気絶縁体に一体化しかつ前記導管と絶縁された第2の電極と、前記電極を覆うように延び、前記導管の導電性内壁と同一平面で結合し、かつ前記導菅内を通過するプロセス流体の流れと全体的に平行であり、プロセス流体の圧力に応じて前記第2の電極に関連して動くよう構成された第2のダイヤフラムとから形成される、流れ絞りエレメントの下流に、プロセス流体にインライン状に位置付けられた第2のコンデンサとを含み、
    前記第1のコンデンサと前記第2のコンデンサとがそれぞれ、前記導管の内壁全周にわたって延び、
    前記第1の静電容量および前記第2の静電容量が、プロセス流体の差圧に関連する差圧センサ。
  15. 前記第1および第2の静電容量の関数として、プロセス流体の方向および流量を示す流量信号を生成するよう適合された電子処理機器
    をさらに含む、請求項14記載の差圧センサ。
  16. 流れ絞りエレメントが、対称になった第1および第2のスロート部の間に延び、狭い流体通路を有する、請求項14に記載の差圧センサ。
  17. 流体の流れの温度の少なくとも一部と圧力センサの運転温度とを感知し、感知した温度を示す温度信号を生成するよう適合された温度センサ
    をさらに含む、請求項14記載の差圧センサ。
  18. 流量信号が温度信号と関係がある、請求項17記載の差圧センサ。
  19. 前記第1の電気絶縁体および前記第2の電気絶縁体がガラスを含む、請求項14記載の差圧センサ。
  20. 前記第1の電気絶縁体および前記第2の電気絶縁体がセラミックを含む、請求項14記載の差圧センサ。
  21. 前記第1のダイヤフラムおよび前記第2のダイヤフラムが溶接により前記導管に封止される、請求項14記載の差圧センサ。
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