JP5078633B2 - 軸流型ガスタービンエンジンのガス通路形状 - Google Patents

軸流型ガスタービンエンジンのガス通路形状 Download PDF

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Description

本発明は、内周壁および外周壁間に区画した環状のガス通路に複数のインレットガイドベーンを放射状に配置した軸流型ガスタービンエンジンのガス通路形状に関する。
現在、航空機用の軸流型ガスタービンエンジンのタービンに採用されているインレットガイドベーンのガス通路の内周壁および外周壁の形状は、大型ないし中型のエンジンでは、直線よりなる母線で構成された円筒形状あるいは円錐形状のものが多く、円錐形状の変形として単一の変曲点を有するS字状の母線で構成されたものも存在する。また小型のエンジンでは、外周壁の形状は大型ないし中型のエンジンのものと差異はないが、内周壁の形状は、小型であるがために設計自由度が低いことから、一般に単純な円筒形状が採用されている。
下記特許文献1には、タービンブレード29のハブを構成するプラットフォーム31のエンドウォール33の形状を、タービンブレード29の負圧面34側と正圧面35側とで異ならせることで、隣接するタービンブレード29間の圧力勾配を減少させて渦の発生を遅らせ、圧力損失の低減を図るものが記載されている。
下記特許文献2には、ガスタービンエンジンのコンプレッサあるいはタービンのブレード12やベーン12の径方向内端を支持するプラットフォーム16の表面形状を、ブレード12やベーン12に接する部分で径方向外側に膨らませ、それらの周方向中間部分で径方向内側に窪ませることで、遷音速領域での衝撃波を弱めるものが記載されている。
下記特許文献3には、ガスタービンエンジンのコンプレッサのブレード16の内周壁を構成するプラットフォーム38および外周壁を構成するシュラウド36における隣接するブレード16に挟まれた領域に、ガスの流れ方向に延びる溝40を形成することで、ガス通路を広げてコンプレッサの効率を高めるものが記載されている。
下記特許文献4には、ガスタービンエンジンのタービンのノズルガイドベーン20のインナープラットフォーム27に円周方向に連続する凸部および凹部を形成することで、ノズルガイドベーン20の下流の圧力分布を円周方向に均一化するものが記載されている。
米国特許第6,283,713号明細書 米国特許第6,669,445号明細書 米国特許第6,551,761号明細書 米国特許第5,466,123号明細書
ところで、ガスタービンエンジンのタービンのインレットガイドベーンにおける圧力損失は、そのインレットガイドベーンの負圧面におけるスパン方向の圧力差によりチップ側からハブ側に向かう二次流れが発生するため、後縁からのガスの流出角がスパン方向に不均一になって後段のタービンの効率が低下することで発生することが知られている。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、軸流型ガスタービンエンジンのタービンのインレットガイドベーンの二次流れに起因する圧力損失を低減するためのガス通路形状を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、内周壁および外周壁間に区画した環状のガス通路に複数のインレットガイドベーンを放射状に配置した軸流型ガスタービンエンジンのガス通路形状において、前記インレットガイドベーンの前縁および後縁間の前記内周壁は、前縁から50%コード位置までに配置される1個の変曲点と、50%コード位置から後縁までに配置される2個の変曲点と、流体の流れ方向の上流側で径方向において凹状に湾曲する内周凹部と、流体の流れ方向の下流側で径方向において凸状に湾曲する内周凸部とを備え、前記インレットガイドベーンの前縁および後縁の径方向内端間を結ぶ基準線に対して、前記内周凸部は径方向外側に位置し、かつ前記インレットガイドベーンは径方向のスパン長よりも長い軸方向のコード長を有することを特徴とする、軸流型ガスタービンエンジンのガス通路形状が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記インレットガイドベーンの前縁および後縁間の前記外周壁は、流体の流れ方向の上流側で径方向において凸状に湾曲する外周凸部と、流体の流れ方向の下流側で径方向において凹状に湾曲する外周凹部とを備えることを特徴とする、軸流型ガスタービンエンジンのガス通路形状が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記外周壁は3個以上の変曲点を有することを特徴とする、軸流型ガスタービンエンジンのガス通路形状が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項の構成に加えて、前記外周壁は、前縁から50%コード位置までに2個の変曲点を有し、50%コード位置から後縁までに1個以上の変曲点を有することを特徴とする、軸流型ガスタービンエンジンのガス通路形状が提案される。
本願の第1の実施の形態は、インレットガイドベーンの内周壁に径方向において凹状に湾曲する上流側の内周凹部と径方向において凸状に湾曲する下流側の内周凸部とを設け、かつインレットガイドベーンの前縁および後縁の径方向内端間を結ぶ基準線に対して内周凸部を径方向外側に位置させたものであり、本願の第2の実施の形態は、インレットガイドベーンの外周壁に径方向において凸状に湾曲する上流側の外周凸部と径方向において凹状に湾曲する下流側の外周凹部とを設けたものであり、本願の第3の実施の形態は、上記第1、第2の実施の形態の特徴を併せ持つものである。請求項1の発明は第1の実施の形態に対応し、請求項2〜請求項4の発明は第3の実施の形態に対応する。
これらの構成により、インレットガイドベーンの内周壁あるいは外周壁の上流側部分におけるスパン方向の圧力差が軽減あるいは一部逆転することで、インレットガイドベ−ンのチップ側からハブ側に向かう径方向の二次流れが抑制されて圧力損失が低減し、後段のタービンに流入するガスの流れを均一化することができる。またインレットガイドベーンの負圧面および正圧面間の圧力差が最大になる最大負荷位置が後縁側にシフトすることで、周方向に隣接するインレットガイドベーンの正圧面から負圧面に向かう周方向の二次流れも抑制され、後段のタービンに流入するガスの流れをより一層均一化することができる。
上記効果は、内周壁の形状の最適化だけ、あるいは外周壁の形状の最適化だけによっても発揮されるが、内周壁の形状および外周壁の形状を同時に最適化することで一層効果的に発揮される。
本発明における上記、その他の目的、特徴および利点は、添付の図面に沿って以下に詳述する好適な実施の形態の説明から明らかとなろう。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に基づいて説明する。
図1は比較例および第1〜第3の実施の形態のインレットガイドベーンのガス通路形状を示す図、図2は比較例および第1〜第3の実施の形態のインレットガイドベーンのガス通路の径方向高さの分布を示す図、図3A〜図3Dは比較例および第1〜第3の実施の形態の軸コードに対するマッハ数の分布を示す図、図4A〜図4Dは比較例および第1〜第3の実施の形態のスパン方向および周方向の圧力損失の分布を示す図、図5Aおよび図5Bは比較例および第3の実施の形態のスパン方向および周方向の流出角の分布を示す図、図6は比較例および第3の実施の形態のスパン方向に沿う圧力損失の分布を示す図、図7は比較例および第3の実施の形態のスパン方向に沿う流出角の分布を示す図である。
図1は、ガスタービンエンジンのタービンの入り口に配置されるインレットガイドベーンVの内周壁Chおよび外周壁Ctの形状を示すもので、符号LEはインレットガイドベーンVの前縁を示し、符号TEはインレットガイドベーンVの後縁を示している。このインレットガイドベーンVは、スパン長(径方向の長さ)よりもコード長(軸方向の長さ)が大きい超低アスペクトレシオを有するものであり、前縁LEはハブ側(径方向内側)に対してチップ側(径方向外側)がガスの流れ方向の上流側に傾斜して延びており、後縁TEはハブ側およびチップ側がガスの流れ方向に直交する方向に延びている。
●のラインは比較例を示すもので、ハブ側の内周壁Chはガスの流れ方向に沿って直線状(一定径)に形成され、チップ側の外周壁Ctはガスの流れ方向の上流側から下流側に向けて単調かつ滑らかに径が減少している。以下、比較例の内周壁Chの形状(直線)を基準線と呼ぶ。
△のラインは内周壁Chの最適化を行った第1の実施の形態を示すもので、その外周壁Ctの形状は比較例(●のライン参照)と同じである。第1の実施の形態の内周壁Chの形状は、インレットガイドベーンVの前縁LEから軸コードの80%位置付近までの領域に基準線よりも径方向内側に湾曲する大きい内周凹部Cc1が形成され、軸コードの80%位置付近から後縁TEまでの領域に基準線よりも径方向外側に湾曲する小さい内周凸部Cv1が形成される。第1の実施の形態の内周壁Chは、前縁LEから後縁TEにかけて、外周壁Ctに向かって曲率が凸から凹に変化する第1変曲点P1と、曲率が凹から凸に変化する第2変曲点P2と、曲率が凸から凹に変化する第3変曲点P3とを備えている。
□のラインは外周壁Ctの最適化を行った第2の実施の形態を示すもので、その内周壁Chの形状は比較例(●のライン参照)と同じである。第2の実施の形態の外周壁Ctの形状は、前縁LEの直後に径方向内側に湾曲する外周凸部Cv2が形成され、その下流側に径方向外側に湾曲する外周凹部Cc2が形成されることでS字状に湾曲する壁面が構成され、その下流側は後縁TEに向かってガス通路の断面積が緩やかに絞られている。第2の実施の形態の外周壁Ctは、前縁LEから後縁TEかけて、内周壁Chに向かって曲率が凹から凸に変化する第1変曲点P4と、曲率が凸から凹に変化する第2変曲点P5と、曲率が凹から凸に変化する第3変曲点P6と、曲率が凸から凹に変化する第4変曲点P7とを備えている。
◇のラインは内周壁Chおよび外周壁Ctの最適化を同時に行った第3の実施の形態を示すもので、内周壁Chの形状は第1の実施の形態の内周壁Chの形状と類似しているが、その内周凹部Cc3は第1の実施の形態の内周凹部Cc1よりも上流側にシフトして窪みの程度が小さくなり、その内周凸部Cv3は第1の実施の形態の内周凸部Cv1よりも上流側にシフトして膨らみの程度が大きくなっている。第3の実施の形態の内周壁Chは、前縁LEから後縁TEにかけて、外周壁Ctに向かって曲率が凸から凹に変化する第1変曲点P8と、曲率が凹から凸に変化する第2変曲点P9と、曲率が凸から凹に変化する第3変曲点P10とを備えている。
また第3の実施の形態の外周壁Ctの形状は第2の実施の形態の外周壁Ctの形状と類似しているが、前縁LEの下流側に径が略一定の部分が連なるため、その外周凸部Cv4は第2の実施の形態の外周凸部Cv2よりも下流側かつ径方向外側にシフトして膨らみの程度が小さくなり、その外周凹部Cc4は第2の実施の形態の外周凹部Cc2よりも径方向外側にシフトしており、外周凹部Cc4の下流側は後縁TEに向かってガス通路の断面積が緩やかに絞られている。第3の実施の形態の外周壁Ctは、前縁LEから後縁TEにかけて、内周壁Chに向かって曲率が凸から凹に変化する第1変曲点P11と、曲率が凸から凹に変化する第2変曲点P12と、曲率が凹から凸に変化する第3変曲点P13とを備えている。
第1の実施の形態では、内周壁Chの前縁LEから50%コード位置までに1個の変曲点P1が存在し、50%コード位置から後縁TEまでに2個の変曲点P2,P3が存在する。
第2の実施の形態では、外周壁Ctの前縁LEから50%コード位置までに2個の変曲点P4,P5が存在し、50%コード位置から後縁TEまでに2個の変曲点P6,P7が存在する。
第3の実施の形態では、内周壁Chの前縁LEから50%コード位置までに1個の変曲点P8が存在し、50%コード位置から後縁TEまでに2個の変曲点P9,P10が存在する。また外周壁Ctの前緑LEから50%コード位置までに2個の変曲点P11,P12が存在し、50%コード位置から後縁TEまでに1個の変曲点P13が存在する。
図2は、インレットガイドベーンVの内周壁Chおよび外周壁Ct間のガス通路の径方向高さのコード方向の分布を、比較例のガス通路の径方向高さで無次元化して示すものである。
内周壁Chの最適化を行った第1の実施の形態は、前縁LE側から後縁TE側に向かって、ガス通路の径方向高さが基準値の100から増加して極大値に達したのちに減少に転じ、100未満の極小値に達した後に再び増加して100に戻っている。
外周壁Ctの最適化を行った第2の実施の形態は、基本的に前記第1の実施の形態と同じ特性を有しているが、前縁LEの直後でガス通路の径方向高さが基準値の100から一旦減少し、前記極小値とは異なる第2の極小値を形成している点に特徴がある。
内周壁Chおよび外周壁Ctの最適化を同時に行った第3の実施の形態は、前記第1の実施の形態と同じ特性を有しているが、極大値が第1の実施の形態よりも大きく、極小値が第1の実施の形態よりも小さくなっており、その結果、極大値および極小値間の差が第1の実施の形態よりも増加している。
第1の実施の形態〜第3の実施の形態に共通している特徴は、内周壁Chおよび外周壁Ctにより区画されたガス通路の径方向高さを、その上流部から中流部にかけて一旦広げた後に、下流部に向けて急激に狭めることで、インレットガイドベーンVの負荷を比較例に比べて後縁TE側に移動させたことである。
ところで、インレットガイドベーンVにおける圧力損失は、インレットガイドベーンVの負圧面におけるスパン方向の圧力差により、インレットガイドベーンVのチップ側(外周壁Ct側)からハブ側(内周壁Ch側)に向かう二次流れが発生することが大きな要因となっている。このような径方向内向きの二次流れが発生すると、インレットガイドベーンVの後縁TEからのガスの流出角がスパン方向に不均一になり、その後方のタービンの効率が低下するからである。
図3Aは比較例の軸コードに対するマッハ数の分布を示すグラフであり、3本のラインは内周壁Ch側からスパン方向への10%位置、50%位置および90%位置にそれぞれ対応している。下側の3本のラインはインレットガイドベーンVの正圧面に対応し、上側の3本のラインはインレットガイドベーンVの負圧面に対応しており、径方向内向きの二次流れが発生する要因は負圧面の圧力勾配から読み取れる。即ち、インレットガイドベーンVの前縁LE寄りの領域aにおいて、スパン方向の内周壁Ch側ほどマッハ数が高くなって圧力が低下しており、その結果、圧力が高い外周壁Ct側から圧力が低い内周壁Ch側に向かう二次流れが発生すると考えられる。
図3Bは内周壁Chの最適化を行った第1の実施の形態を示すもので、領域aの下流の領域bで、スパン方向の圧力分布が逆転しており、スパン方向の内周壁Ch側ほどマッハ数が低くなって圧力が上昇しており、その結果、外周壁Ct側から内周壁Ch側に向かう径方向の二次流れが抑制されて圧力損失が低減すると考えられる。また図3Aの比較例ではインレットガイドベーンVの正圧面および負圧面のマッハ数差が最大になる位置(最大負荷位置)は65%コード位置であるが、図3Bの第1の実施の形態では最大負荷位置がより下流側の70%コード位置にシフトしている。よって、隣接するインレットガイドベーンVの正圧面から負圧面に回り込む周方向の二次流れが抑制され、上述した径方向内向きの二次流れの低減と相まって圧力損失の低減に寄与すると考えられる。
図3Cは外周壁Ctの最適化を行った第2の実施の形態を示すものであり、図3Dは内周壁Chおよび外周壁Ctの最適化を同時に行った第3の実施の形態を示すものである。これらの第2、第3の実施の形態では、図3Bの第1の実施の形態の領域bにおけるスパン方向の圧力勾配の逆転現象は観察されないが、領域aにおけるスパン方向の圧力勾配が図3Aの比較例に比べて小さくなって径方向の二次流れが抑制され、かつ正圧面および負圧面のマッハ数差が最大になる最大負荷位置が比較例に比べて下流側にシフトすることで、周方向の二次流れが抑制されて圧力損失の低減に寄与すると考えられる。
図4A〜図4Dは、下流側から上流側に見たガス通路のスパン方向および周方向の損失分布を示すグラフであって、図4Aは比較例に対応し、図4B〜図4Dはそれぞれ第1〜第3の実施の形態に対応している。図中の色の濃い部分ほど圧力損失が大きいことを示しており、インレットガイドベーンVの内周壁Ch近傍および外周壁Ct近傍、特に内周壁Ch近傍で圧力損失が大きくなっている。
比較例と第1〜第3の実施の形態とを比較すると、外周壁Ct側の損失分布には大きな差異は認められないが、内周壁Ch側の損失分布に差異が認められる。即ち、領域aでは比較例に比べて第1〜第3の実施の形態の損失が若干増加しているが、領域bおよび領域cにおいて比較例に比べて第1〜第3の実施の形態の損失が減少しているため、第1〜第3の実施の形態のトータルの損失は比較例のトータルの損失を下回ると考えられる。
図5Aおよび図5Bは、下流側から上流側に見たガス通路のスパン方向および周方向の流出角分布を示すグラフであって、図5Aは比較例に対応し、図5Bは第3の実施の形態に対応している。図中の数字は流出角の値を示している。
比較例では、内周壁Chの近傍に流出角が急激に変化する部分、つまり渦の存在に起因する二つのコアが存在しているが、第3の実施の形態では図中左側のコアが弱まって殆ど消滅しており、周方向の流出角の分布がより均一化されていることが分かる。この流出角の均一化により、インレットガイドベーンVの下流側のタービンの入口における流れの特性が改善されて損失が偲減すると考えられる。
図6は、インレットガイドベーンVのスパン方向に沿う圧力損失の分布を示すグラフであって、●のラインは比較例、◇のラインは内周壁Chおよび外周壁Ctの最適化を同時に行った第3の実施の形態に対応する。0%スパン位置(内周壁Ch)から87%スパン位置までの領域で第3の実施の形態の圧力損失は比較例の圧力損失を下回っている。残りの一部の領域、つまり87%スパン位置から100%スパン位置(外周壁Ct)までの領域で第3の実施の形態の圧力損失は比較例の圧力損失を上回っているが、全体として第3の実施の形態の圧力損失が比較例の圧力損失を下回っていることが分かる。
図7は、インレットガイドベーンVのスパン方向に沿う流出角の分布を示すグラフであって、●のラインは比較例、◇のラインは内周壁Chおよび外周壁Ctの最適化を同時に行った第3の実施の形態に対応する。比較例に比べて、第3の実施の形態は0%スパン位置(内周壁Ch)から25%スパン位置までの領域を含めて、スパン方向の広い領域で流出角が略一定に維持されており、これによりインレットガイドベーンVの後段のタービンの効率を高めることができる。
しかして、比較例の圧力損失を100とすると、第1の実施の形態(内周壁Chの最適化)の圧力損失は5%改善されて95となり、第2の実施の形態(外周壁Ctの最適化)の圧力損失は6%改善されて94となり、第3の実施の形態(内周壁Chおよび外周壁Ctの最適化)の圧力損失は10%改善されて90となる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
比較例および第1〜第3の実施の形態のインレットガイドベーンのガス通路形状を示す図 比較例および第1〜第3の実施の形態のインレットガイドベーンのガス通路の径方向高さの分布を示す図 比較例の軸コードに対するマッハ数の分布を示す図 第1の実施の形態の軸コードに対するマッハ数の分布を示す図 第2の実施の形態の軸コードに対するマッハ数の分布を示す図 第3の実施の形態の軸コードに対するマッハ数の分布を示す図 比較例の形態のスパン方向および周方向の圧力損失の分布を示す図 第1の実施の形態のスパン方向および周方向の圧力損失の分布を示す図 第2の実施の形態のスパン方向および周方向の圧力損失の分布を示す図 第3の実施の形態のスパン方向および周方向の圧力損失の分布を示す図 比較例のスパン方向および周方向の流出角の分布を示す図 第3の実施の形態のスパン方向および周方向の流出角の分布を示す図 比較例および第3の実施の形態のスパン方向に沿う圧力損失の分布を示す図 比較例および第3の実施の形態のスパン方向に沿う流出角の分布を示す図
Ch 内周壁
Ct 外周壁
Cc1 内周凹部
Cv1 内周凸部
Cv2 外周凸部
Cc2 外周凹部
Cc3 内周凹部
Cv3 内周凸部
Cv4 外周凸部
Cc4 外周凹部
LE 前縁
TE 後縁
V インレットガイドベーン

Claims (4)

  1. 内周壁(Ch)および外周壁(Ct)間に区画した環状のガス通路に複数のインレットガイドベーン(V)を放射状に配置した軸流型ガスタービンエンジンのガス通路形状において、
    前記インレットガイドベーン(V)の前縁(LE)および後縁(TE)間の前記内周壁(Ch)は、前縁(LE)から50%コード位置までに配置される1個の変曲点と、50%コード位置から後縁(TE)までに配置される2個の変曲点と、流体の流れ方向の上流側で径方向において凹状に湾曲する内周凹部(Cc1)と、流体の流れ方向の下流側で径方向において凸状に湾曲する内周凸部(Cv1)とを備え、前記インレットガイドベーン(V)の前縁(LE)および後縁(TE)の径方向内端間を結ぶ基準線に対して、前記内周凸部(Cv1)は径方向外側に位置し、かつ前記インレットガイドベーン(V)は径方向のスパン長よりも長い軸方向のコード長を有することを特徴とする、軸流型ガスタービンエンジンのガス通路形状。
  2. 記インレットガイドベーン(V)の前縁(LE)および後縁(TE)間の前記外周壁(Ct)は、流体の流れ方向の上流側で径方向において凸状に湾曲する外周凸部(Cv4)と、流体の流れ方向の下流側で径方向において凹状に湾曲する外周凹部(Cc4)とを備えることを特徴とする、請求項1に記載の軸流型ガスタービンエンジンのガス通路形状。
  3. 前記外周壁(Ct)は3個以上の変曲点を有することを特徴とする、請求項2に記載の軸流型ガスタービンエンジンのガス通路形状。
  4. 前記外周壁(Ct)は、前縁(LE)から50%コード位置までに2個の変曲点を有し、50%コード位置から後縁(TE)までに1個以上の変曲点を有することを特徴とする、請求項に記載の軸流型ガスタービンエンジンのガス通路形状。
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