JP5078325B2 - 体液吸収用当て材 - Google Patents

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Description

本発明は、体液吸収用当て材に関する。
従来から、おりもの、経血、汗、尿などの体液を吸収するために、体液吸収用当て材が用いられている。例えば、特許文献1には、着用面に凹凸が形成された体液吸収用当て材が開示されており、着用面における部位に応じて単位面積あたりの凹凸の度合いを異ならせることにより、肌触りの改善が図られている。
特許第2860730号公報
ところで、体液吸収用当て材は、体液を吸収する吸収体が、装着部位に合わせて実質的に縦長に形成されているのが一般的である。これに対し、吸収体に吸収される体液は、略中央の受液部位から同心円状に拡がっていくため、短い幅方向で体液の拡散が制限されてしまい、吸収した体液が局所的に多量に保持される結果、体液の逆戻りや装着部位のウェット感が生じやすいという問題があった。
そこで、本発明は、吸収した体液の拡散を促すことにより、逆戻りやウェット感を解消することができる体液吸収用当て材の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、実質的に縦長に形成された吸収体を備える体液吸収用当て材であって、前記吸収体は、少なくとも体液排出領域に複数の凹部を有しており、前記各凹部は、最も近接するもの同士を仮想的に順次繋げて構成されるガイド部が、前記体液排出領域に吸収される体液の流れを主として長手方向に案内するように配置されており、前記ガイド部は、幅方向に間隔をあけて複数構成され、各ガイド部による体液流れの案内方向が同じ方向を向いており、前記体液排出領域において、隣接する2つの前記ガイド部の間隔の、隣接する前記各凹部の間隔に対する比が、2以上10以下であり、前記凹部の開口面積(mm )が3π〜6.25πである体液吸収用当て材により達成される。
この体液吸収用当て材において、前記ガイド部は、前記体液排出領域の長手方向両側に位置する端部領域まで延びていてもよい。この場合、前記端部領域において隣接する前記各凹部の間隔が、前記体液排出領域において隣接する前記各凹部の間隔よりも大きいことが好ましい。また、前記端部領域において、隣接する2つの前記ガイド部の間隔の、隣接する前記各凹部の間隔に対する比が、0.5以上2以下であることが好ましい。
また、前記各凹部は、前記吸収体の長手方向に沿って長軸が延びる楕円状に形成されていることが好ましい。
本発明の体液吸収用当て材によれば、吸収した体液の拡散を促すことにより、逆戻りやウェット感を解消することができる。
以下、本発明の実態形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る体液吸収用当て材の平面図であり、図2は、図1におけるA−A断面図の一部を示している。図1及び図2に示すように、体液吸収用当て材1は、表面材2、吸収体4及び防水シート6がこの順で積層されて構成されており、包装材(図示せず)により包装される。図1においては、表面材2の一部を除去した状態を示している。
吸収体4は、股間部などの装着部位に合わせて実質的に縦長に形成されており、中心を通る幅方向の寸法Wよりも長手方向の寸法Lが大きく設定されている。吸収体4の形状は、本実施形態では矩形状としているが、特に限定されるものではなく、例えば小判状や瓢箪状であってもよい。表面材2及び防水シート6は、吸収体4と同じ大きさ及び形状を有しており、シート全体が接着剤などで一体化されているが、これに特に限定されるものではなく、熱融着や超音波圧着、接着などの手段により、周縁部において吸収体4と一体化されていてもよい。
表面材2は、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミドなどの疎水性繊維や、撥水処理が施されたシート材(疎水性層)からなるが、とくに疎水性層の下側に親水処理されたシート材を設けて2層構造とすると、表面に局所的に排出された体液を速やかに吸収体4へと移動させ、また吸収体からの逆戻りを防ぐことができる。
吸収体4は、木材パルプや、レーヨン・アセテート等のセルロース繊維からなる粉砕パルプの他、吸水紙、親水性繊維からなる不織布などを例示することができるが、これに限定されず、体液の吸収保持性に優れた公知の材料を使用することができる。
防水シート6は、遮水性を有するシートであり、例えばポリエチレン等のシート材に不織布を積層したものを挙げることができる。
上述した体液吸収用当て材1において、表面材2側にはエンボス加工が施されており、これによって、吸収体4には、所定のパターンで配置された複数の凹部41が形成されている。表面材2は、エンボス加工時に作用する押圧力によって、凹部41を覆う部分が厚みの薄い浸透部21とされており、表面材2の表面に排出された体液は、主に浸透部21を介して凹部41から吸収体4に吸収される。浸透部21は、凹部41への体液の浸透を促すために、1又は複数の小孔を有していてもよい。
各凹部41は、吸収体4の表面に均一に分散配置されているのではなく、体液排出領域Fにおいて吸収体4に吸収された体液が主として長手方向に案内されるように配置されている。すなわち、図1に破線で示すように、各凹部41のうち最も近接するもの同士を仮想的に順次繋げていくことにより、吸収体4に吸収された体液の流れを案内するガイド部Gが構成され、このガイド部Gによる案内方向が、体液排出領域Fにおいては主として長手方向とされている。体液排出領域Fは、身体への装着時に体液の排出部位と対向する領域をいい、本実施形態においては、図1に一点鎖線で示すように、吸収体4の略中央部としているが、位置や大きさは想定される使用目的や使用状況等に応じて適宜調整すればよく、特に限定されるものではない。
吸収体4に吸収された体液は、通常は吸収体4の内部を放射状に拡がるが、各凹部41が上記のように配置された本実施形態の体液吸収用当て材1によれば、身体への装着時に体液排出領域Fに排出された体液の流れが、ガイド部Gを構成する各凹部41の縁に沿って吸収体4の長手方向に促される。この結果、体液の流れを、吸収体4の狭い幅方向の周縁部で遮断されることなく、吸収体4の広範囲に拡散させて吸収・保持することができるので、吸収体4に吸収された体液の逆戻りやウェット感を解消することができる。
凹部41の開口面積は、小さすぎると吸収体4への体液の吸収が困難になる一方、大きすぎると吸収体4からの体液の逆戻りが生じやすくなる。後述する実施例によれば、凹部41の開口面積(mm)は、特に限定されないが、2π〜15πであることが好ましく、2π〜10πであることがより好ましく、2π〜6.25πであることが更に好ましい。また、体液排出領域Fにおける単位面積(20mm×20mm)あたりの凹部41の開口面積の合計(mm)は、2π以上であることが好ましく、2π〜40πであることがより好ましい。
任意の凹部41に対して最も近接する凹部41の配置は、図3に示すように、ある凹部41aの中心と、その周辺に存在する他の凹部41bの中心とを直線で結び、このガイド直線gを各凹部41a,41bの周縁で切り取った間の長さ(すなわち、隣接する各凹部41a,41bの間隔S1)が最も短くなるようにすればよく、このような凹部の配置を長手方向に順次行うことにより、ガイド部Gを構成することができる。ガイド部Gによる体液流れの案内方向は、ガイド直線gの方向と略一致するため、このガイド直線gが吸収体4の長手方向を向くように、体液排出領域Fにおける各凹部41の配置を設定すればよい。
但し、ガイド直線gの方向(すなわち、ガイド部Gによる体液流れの案内方向)は、吸収体4の長手方向に完全に一致する必要はなく、主として長手方向であればよい。すなわち、図3において、体液排出領域Fにおける吸収体4の長手方向とガイド直線gとのなす角度αが、0°以上で45°よりも小さければ、吸収体4の長手方向へ向けた体液の流れが促される。この角度αは、0°以上で40°以下であることが好ましく、0°以上30°以下がより好ましい。
ガイド直線gは、ガイド部G全体で一直線である必要はなく、一部が折れ線になっていてもよい。この場合、体液排出領域Fにおいて、吸収体4の長手方向と折れ線を構成する各直線とのなす角度が、いずれも上記数値範囲にあることが好ましい。
また、体液排出領域Fにおけるガイド部Gを構成する各凹部41の間隔S1は、とくに限定されないが、2mm以上であることが好ましく、2〜10mmであることがより好ましく、2〜5mmがさらに好ましい。この範囲内であれば、吸収体4に吸収された体液の、長手方向への拡散の促進と逆戻りの抑制を効果的に達成することができる。
ガイド部Gを構成する各凹部41の間隔S1は、体液排出領域Fにおいて一定としてもよく、或いは、異なってもよい。例えば、体液排出領域Fからその両側の端部領域T,Tに向けて間隔Sが徐々に拡がるように、各凹部41を配置してもよい。
各凹部41によって構成されるガイド部Gは、単一であってもよいが、図1に示すように、幅方向に隣接するように複数のガイド部Gを構成することにより、吸収体4に吸収された体液の流れをより制御し易くなり、逆戻りやウェット感をより確実に防止することができる。この場合、任意のガイド部Gに対して幅方向に隣接するガイド部Gの配置は、図3に示すように、任意のガイド部G上に位置する凹部41aの中心と、隣接するガイド部G上に存在し凹部41aの最も近くに位置する凹部41cの中心とを直線で結び、この直線を各凹部41a,41cの周縁で切り取った間の長さ(すなわち、隣接する2つのガイド部G,Gの間隔S2)が、少なくとも体液排出領域Fにおいて間隔S1よりも長くなるようにすればよい。但し、この間隔S2が狭すぎると多数の凹部41が必要になり、長手方向への体液流れが阻害されたり凹部41からの逆戻りが生じやすくなる一方、広すぎると凹部41が少なくなり、凹部41からの体液を吸収し難くなると共にガイド部Gを複数設けたメリットを得難くなる。そのため、後述する実施例によれば、体液排出領域Fにおいて、間隔S2の間隔S1に対する比が、2以上10以下であることが好ましく、2以上7以下であることがより好ましく、2以上5以下がさらに好ましく、3以上5以下がとくに好ましい。
体液排出領域Fにおいて吸収体4の長手方向に案内された体液は、体液排出領域Fの長手方向両側に位置する端部領域T,Tに拡散するが、端部領域T,Tにおいては、体液を広範囲で吸収保持する観点から、体液を長手方向に案内するよりも、端部領域T,Tの全体に体液が拡散するように凹部41を配置することが好ましい。このためには、端部領域T,Tにおいて最も近接する各凹部41の間隔S1を、体液排出領域Fにおいて最も近接する各凹部41の間隔S1よりも大きく設定することが好ましい。この結果、端部領域T,Tにおいてガイド部を構成する凹部41の間隔S1は、ガイド部Gが複数存在する場合のガイド部G同士の間隔S2に近づくことになる。但し、端部領域T,Tにおいてガイド部Gを構成する各凹部41の配置は、体液排出領域Fにおいてガイド部Gを構成する各凹部41の配置と同じであってもよい。更に、端部領域T,Tには、凹部41を設けない構成とすることも可能である。端部領域T,Tに凹部41を設ける場合、間隔S2の間隔S1に対する比は、とくに限定されないが、0.5以上7以下であることが好ましく、0.5以上5以下であることがより好ましく、0.5以上2以下であることがさらに好ましい。
端部領域T,Tにおける上述した間隔S1は、とくに限定されないが、後述する実施例によれば、2mm以上であることが好ましく、2〜20mmであることがより好ましく、2〜15mmであることがさらに好ましく、5〜15mmであることがとくに好ましい。
また、凹部41の形状は、特に限定されず、例えば円形であってもよいが、図1に示すように、吸収体4の長手方向に沿って長軸が延びる楕円状とすることにより、凹部41の縁に沿った長手方向への体液の流れをより促すことができる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明の具体的な態様は上記実施形態に限定されない。例えば、本実施形態においては、吸収体4の表面を覆う表面材2が、疎水性・撥水性を有する構成としているが、多孔性のシート材や透液性を有するシート材などであってもよい。また、表面材2を設けずに、吸収体4の表面全体が露出する構成であってもよい。これらの場合においても、吸収体4への体液の吸収は、主として各凹部41から行われるため、本実施形態と同様の効果を奏する。
実施例に基づき、本発明を更に詳細に説明する。但し、本発明の内容は、以下の実施例に限定されるものではない。
本発明に係る体液吸収用当て材の効果を確認するため、体液の逆戻りの程度、吸収体への拡がりの程度、吸収体への吸収速度のそれぞれについて試験を行った。実施例1〜18および比較例で用いた体液吸収用当て材は、図1に示す構成と同様に、表面材2、吸収体4及び防水シート6が積層されたものであり、図4に示すように、吸収体4における円形の各凹部41が、幅方向及び長手方向に沿ってそれぞれ等間隔(幅方向の間隔W1、長手方向の間隔L1)に配置されたものを使用した。なお、図4においては、表面材2を除去した状態の平面図を示している。
実施例1から3は、隣接する2つのガイド部Gの間隔S2の、隣接する各凹部41の間隔S1に対する比を一定にして、それぞれの実寸を変化させたものである。
実施例3から7は、体液排出領域Fにおいて、隣接する2つのガイド部Gの間隔S2の、隣接する各凹部41の間隔S1に対する比をパラメータとするものである。
実施例8から13は、凹部41の開口面積をパラメータとするものである。
実施例14から17は、端部領域Tにおいて、隣接する2つのガイド部Gの間隔S2の、隣接する各凹部41の間隔S1に対する比を一定にして、それぞれの実寸を変化させたものである。
実施例18は、端部領域Tに凹部41を有しない構成であり、実施例19は、図4においては円形である凹部41の形状を、吸収体4の長手方向に沿って長軸が延びる楕円状としたものである。実施例20は、凹部41の形状を楕円状として、更に、各凹部41の配置を、図4に示すような格子状ではなく、図1に示すような千鳥状としたものである。
また、比較例は、体液排出領域F及び端部領域Tの双方において、隣接する2つのガイド部Gの間隔S2の、隣接する各凹部41の間隔S1に対する比を1に設定したものである。
(1)逆戻り測定
図4に示す体液吸収用当て材1の体液排出部位Fの中央部に、ピペットマンを用いて1mlの水を滴下し、1分間放置する。ついで、ろ紙20枚を、重量を測定してから体液排出部位Fの上面に重ねた状態で配置し、1kgの重りを用いてろ紙を体液排出部位Fに押圧した状態で1分間放置する。その後、ろ紙20枚の重さを再び測定し、体液排出部位Fへの押圧前後の重量差から、逆戻り量を算出する。
逆戻り量(%)=(押圧後ろ紙重量(g)−押圧前ろ紙重量(g))×100
逆戻り量の評価は、逆戻り量が少ないほど高評価となるように5段階で行い、30%未満を「5」、30%以上40%未満を「4」、40%以上50%未満を「3」、50%以上60%未満を「2」、60%以上を「1」とした。
(2)拡がり測定
図4に示す体液吸収用当て材1の体液排出部位Fに、1mlの着色水を滴下し、1分後の吸収体4における長手方向の拡がり長さを測定する。
拡がり長さの評価は、長いほど高評価となるように5段階で行い、6.0cm以上を「5」、5.5cm以上6.0cm未満を「4」、5.0cm以上5.5cm未満を「3」、4.5cm以上5.0cm未満を「2」、4.5cm未満を「1」とした。
(3)吸収速度
図4に示す体液吸収用当て材1の体液排出部位Fに、ピペットマンを用いて1mlの水を滴下し、全ての水が吸収されるまでの時間を測定する。
吸収速度の評価は、短時間であるほど高評価となるように3段階で行い、2秒未満を「◎」、2秒以上4秒未満を「○」、4秒以上を「△」とした。
(4)試験結果
実施例1〜20及び比較例に対する上記試験結果を、表1に示す。
Figure 0005078325
実施例1〜3の結果によれば、隣接する2つのガイド部Gの間隔S2の、隣接する各凹部41の間隔S1に対する比を一定にした場合、S1は、2mm以上であることが好ましく、2〜10mmであることがより好ましく、2〜5mmであることがさらに好ましい。
実施例3〜7の結果によれば、体液排出領域Fにおいて、隣接する2つのガイド部Gの間隔S2の、隣接する各凹部41の間隔S1に対する比が、2以上7以下である場合において、良好な結果が得られている。また、逆戻り測定、拡がり測定及び吸収速度の結果を総合的に考えると、上記比(S2/S1)は、2以上5以下がさらに好ましく、3以上5以下がとくに好ましい。なお、吸収速度に関する評価を除けば、上記比(S2/S1)が2以上10以下であれば、良好な結果が得られることを確認している。
実施例8〜13の結果によれば、凹部41の開口面積(mm)は、吸収速度に関する評価を除けば、1π以上であれば、良好な結果が得られることを確認しているが、2π〜15πであることが好ましく、2π〜10πであることがより好ましく、2π〜6.25πであることが更に好ましい。
実施例14〜17の結果によれば、端部領域Tにおいて、隣接する2つのガイド部Gの間隔S2の、隣接する各凹部41の間隔S1に対する比を一定にした場合、各間隔S1は、8〜20mmであることが好ましく、8〜15mmであることがより好ましい。
本発明の一実施形態に係る体液吸収用当て材の平面図である。 図1におけるA−A断面図(一部)である。 図1における要部拡大図である。 本発明の実施例に係る体液吸収用当て材の平面図である。
符号の説明
1 体液吸収用当て材
2 表面材
21 浸透部
4 吸収体
41 凹部
6 防水シート
F 体液排出領域
T 端部領域
G ガイド部

Claims (5)

  1. 実質的に縦長に形成された吸収体を備える体液吸収用当て材であって、
    前記吸収体は、少なくとも体液排出領域に複数の凹部を有しており、
    前記各凹部は、最も近接するもの同士を仮想的に順次繋げて構成されるガイド部が、前記体液排出領域に吸収される体液の流れを主として長手方向に案内するように配置されており、
    前記ガイド部は、幅方向に間隔をあけて複数構成され、各ガイド部による体液流れの案内方向が同じ方向を向いており、前記体液排出領域において、隣接する2つの前記ガイド部の間隔の、隣接する前記各凹部の間隔に対する比が、2以上10以下であり、
    前記凹部の開口面積(mm )が3π〜6.25πである体液吸収用当て材。
  2. 前記ガイド部は、前記体液排出領域の長手方向両側に位置する端部領域まで延びており、前記端部領域において隣接する前記各凹部の間隔が、前記体液排出領域において隣接する前記各凹部の間隔よりも大きい請求項1に記載の体液吸収用当て材。
  3. 実質的に縦長に形成された吸収体を備える体液吸収用当て材であって、
    前記吸収体は、少なくとも体液排出領域に複数の凹部を有しており、
    前記各凹部は、最も近接するもの同士を仮想的に順次繋げて構成されるガイド部が、前記体液排出領域に吸収される体液の流れを主として長手方向に案内するように配置されており、
    前記ガイド部は、幅方向に間隔をあけて複数構成され、各ガイド部による体液流れの案内方向が同じ方向を向いており、前記体液排出領域において、隣接する2つの前記ガイド部の間隔の、隣接する前記各凹部の間隔に対する比が、2以上10以下であり、
    前記ガイド部は、前記体液排出領域の長手方向両側に位置する端部領域まで延びており、前記端部領域において隣接する前記各凹部の間隔が、前記体液排出領域において隣接する前記各凹部の間隔よりも大きい体液吸収用当て材。
  4. 前記端部領域において、隣接する2つの前記ガイド部の間隔の、隣接する前記各凹部の間隔に対する比が、0.5以上2以下である請求項2または3に記載の体液吸収用当て材。
  5. 前記各凹部は、前記吸収体の長手方向に沿って長軸が延びる楕円状に形成されている請求項1からのいずれかに記載の体液吸収用当て材。
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