JP5077984B2 - 穀類又はナッツ類の流通過程におけるマイコトキシン汚染を予測する方法 - Google Patents
穀類又はナッツ類の流通過程におけるマイコトキシン汚染を予測する方法 Download PDFInfo
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Description
穀類又はナッツ類の中のマイコトキシンを生成するカビ類を網羅的に検出し、穀類又はナッツ類の流通過程におけるマイコトキシン汚染を予測する方法であって、
検出対象のカビに特異的な複数種類の検出用プローブのスポットが配置されたマイクロアレイを準備するマイクロアレイ準備工程と、
前記被検試料中の核酸から、第1の標識化合物で標識された検出用ターゲットを準備するターゲット準備工程と、
前記検出対象のカビの標準試料から、第2の標識化合物で標識された検出用リファレンスを準備するリファレンス準備工程と、
前記ターゲットと前記リファレンスとを混合して前記マイクロアレイにハイブリダイズし、前記スポットにおける第1及び第2の標識化合物の標識シグナルをそれぞれ測定する競合ハイブリダイゼーション工程と、
前記スポットにおける前記2つの標識シグナルの相関関係について、相関係数rの算出及び検定を行い、所定の有意水準で相関が肯定され、かつ、前記相関係数rの値が所定の値を超える場合に前記カビ類の検出を陽性と判定し、それ以外の場合を偽陽性と判定する判定工程とを含み、
前記ターゲット準備工程及び前記リファレンス準備工程におけるターゲット及びリファレンスの調製が、アシンメトリックPCR法又はLATE−PCR法により行われ、
前記判定工程の結果に基づき穀類又はナッツ類のマイコトキシン汚染の可能性を予測することを特徴とする
穀類又はナッツ類の流通過程におけるマイコトキシン汚染を予測する方法の構成とした。
Ashelford, Andrew J. Weightman andJohn C. Fry (2002) "PRIMROSE: a computer
program for generating and estimating the phylogenetic range of 16S rRNA
oligonucleotide probes and primers in conjunction with the RDP-II database
" Nucleic Acids Research, Vol. 30, No. 15 3481-3489)等が挙げられる。
Sanchez et al. (2004) PNAS, 101(7); 1933-1938)によりターゲット及びリファレンスを調製すると、従来のPCR法を用いる場合を比べて、約1000倍も標識シグナルが上昇するという、予想を越える効果があることを見出した。
101(7); 1933-1938)。LATE−PCR法のポイントは、プライマー設計であって、少ない方のプライマーのTm値を、過剰な方のプライマーのTm値以上とすることである。
まず、マイクロアレイ準備工程において、1種類又は複数種類の検出対象のカビに対する検出用プローブ、及び、必要に応じて前記内部標準プローブが基板上に配置されたマイクロアレイを準備する。
つぎに、ターゲット準備工程において、被検試料中の核酸から、第1の標識化合物で標識された検出用ターゲットを準備する。また、必要に応じて、第1の標識化合物で標識された内部標準ターゲットを準備する。
前記ターゲット準備工程と同時又は別個に、検出対象のカビの標準試料から、第2の標識化合物で標識された検出用リファレンスを準備する。また、必要に応じて、第2の標識化合物で標識された内部標準リファレンスを準備する。
つぎに、前記3つの準備工程で準備した前記検出用ターゲット及びリファレンス、並びに、必要に応じて前記内部標準ターゲット及びリファレンスを混合し、この混合物を前記マイクロアレイにハイブリダイズし、各スポットについて第1及び第2の標識シグナルをそれぞれ測定する工程である。
最後に、判定工程により、検出対象のカビの検出を行う。すなわち、前記検出用ターゲット及び前記検出用リファレンスの標識シグナル分布の相関関係を評価するために、相関係数rの算出及び検定を行い、所定の有意水準で相関が肯定され、かつ、前記相関係数rの値が所定の値を超える場合に陽性と判定し、それ以外の場合を偽陽性と判定し、陽性であれば、前記検出対象のカビが検出されたとする。前記判定工程は、具体的には、以下のとおりに行うことができる。
前記判定工程で陽性であると判定され検出されたカビについては、以下のようにして定量することができる。まず、縦軸に検出用ターゲット標識シグナルをとり、横軸に検出用リファレンス標識シグナルをとったスキャタープロットの回帰直線の傾きである回帰係数aを算出する。
A:アスペルギルス フラバス(Aspergillus flavus)
B:アスペルギルス オリゼ(Aspergillus oryzae)
C:アスペルギルス パラシチカス(Aspergillus parasiticus)
D:アスペルギルス ノミウス(Aspergillus nomius)
E:アスペルギルス クラバタス(Aspergillus clavatus)
F:アスペルギルス オクラセウス(Aspergillus ochraceus)
G:アスペルギルス カンディダス(Aspergillus candidus)
H:ペニシリウム ビリディカータム(Penicillium viridicatum)
I:ペニシリウム パプルゲナム(Penicillium pupurogenum)
J:ペニシリウム シトリーナム(Penicillium citrinum)
K:ペニシリウム イスランディカム(Penicillium islandicum)
L:フザリウム トリシンクタム(Fusarium tricinctum)
M:フザリウム スポロトリシオイデス(Fusarium sporotrichioides)
N:ジベレラ ゼアエ(Gibberella zeae)
O:クラビセプス パープレア(Claviceps purpurea)
P:アスペルギルス テレウス(Aspergillus terreus)
Q:アスペルギルス ベシカラ(Aspergillus versicolor)
R:フザリウム ソラニ(Fusarium solani)
S:ジベレラ フジクロイ(Gibberella fujikuroi)
T:フザリウム カルモラム(Fusaroum culmorum)
U:ペニシリウム エクスパンサム(Penicillum expansum)
V:ペニシリウム グリセオフルバム(Penicillium griseofulvum)
W:ペニシリウム ロックフォーティ(Penicillium roquefortii)
X:トリコデルマ ビリデ(Trichoderma viride)
Y:ペニシリウム シクロピウム(Penicillium cyclopium)
Z:ユーロティウム ルブラム(Eurotium rubrum)
A:NBRC3080 B:NBRC4075 C:NBRC4082
D:NBRC8557 E:NBRC33020 F:NBRC4059
G:NBRC4036 H:NBRC30181 I:NBRC4684
J:NBRC4631 K:NBRC6352 L:NBRC33238
M:NBRC33237 N:NBRC4474 O:NBRC32970
P:NBRC4100 Q:NBRC4098 R:NBRC5232
S:NBRC5268 T:NBRC5902 U:NBRC5453
V:NBRC7010 W:NBRC4622 X:NBRC5720
Y:NBRC5847 Z:NBRC4089
前記カビBの検出用プローブが、配列番号18〜37の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビCの検出用プローブが、配列番号38〜58塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビDの検出用プローブが、配列番号59〜79の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビEの検出用プローブが、配列番号80〜102の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビFの検出用プローブが、配列番号103〜122の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビGの検出用プローブが、配列番号123〜137の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビHの検出用プローブが、配列番号138〜155の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビIの検出用プローブが、配列番号156〜165の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビJの検出用プローブが、配列番号166〜184の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビKの検出用プローブが、配列番号185〜193の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビLの検出用プローブが、配列番号194〜214の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビMの検出用プローブが、配列番号215〜234の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビNの検出用プローブが、配列番号235〜256の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビOの検出用プローブが、配列番号257〜268の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビPの検出用プローブが、配列番号269〜290の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビQの検出用プローブが、配列番号291〜303の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビRの検出用プローブが、配列番号304〜320の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビSの検出用プローブが、配列番号321〜341の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビTの検出用プローブが、配列番号342〜358の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビUの検出用プローブが、配列番号359〜376の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビVの検出用プローブが、配列番号377〜393の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビWの検出用プローブが、配列番号394〜404の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビXの検出用プローブが、配列番号405〜420の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビYの検出用プローブが、配列番号421〜437の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビZの検出用プローブが、配列番号438〜458の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブである。
(1)配列番号nの塩基配列からなるポリヌクレオチド。
(2)配列番号nの塩基配列の1個から数個の塩基が、欠失、置換もしくは付加された塩基配列からなるポリヌクレオチドであって、配列番号nの塩基配列からなるポリヌクレオチドと相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件でハイブリダイズするポリヌクレオチド。
(3)配列番号nの塩基配列の1個から数個の塩基が、欠失、置換もしくは付加された塩基配列からなるポリヌクレオチドであって、前記(1)のポリヌクレオチドとの相同性が90%以上であるポリヌクレオチド。
(4)前記(1)から(3)のポリヌクレオチドの塩基配列と相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチド。
in E. coli(Molecular Cloning:A laboratory manual(1989))Cold Spring harbor
Laboratory Press, New York, USA, 9. 47-9. 62及び11.45-11.61)。
1.検出用プローブの作製
前記A〜Zのカビを検出対象のカビとして、それらのリボゾーム領域及びITS領域から、45塩基から50塩基程度の複数の検出用プローブをデザインした。前記検出用プローブのデザインは、45塩基から50塩基程度、GC含有量48-50%の一本鎖であり、相同性が無いか又はほとんどなく、国際データベースGenBankでヒットがない(あっても2以上のミスペア)ことを基準として行った。
カビBのプローブB1からB20が、それぞれ、配列番号18から37であり、
カビCのプローブC1からC21が、それぞれ、配列番号38から60であり、
カビDのプローブD1からD21が、それぞれ、配列番号59から79であり、
カビEのプローブE1からE23が、それぞれ、配列番号80から102であり、
カビFのプローブF1からF20が、それぞれ、配列番号103から122であり、
カビGのプローブG1からG15が、それぞれ、配列番号123から137であり、
カビHのプローブH1からH18が、それぞれ、配列番号138から155であり、
カビIのプローブI1からI10が、それぞれ、配列番号156から165であり、
カビJのプローブJ1からJ19が、それぞれ、配列番号166から184であり、
カビKのプローブK1からK9が、それぞれ、配列番号185から193であり、
カビLのプローブL1からL21が、それぞれ、配列番号194から214であり、
カビMのプローブM1からM20が、それぞれ、配列番号215から234であり、
カビNのプローブN1からN22が、それぞれ、配列番号235から256であり、
カビOのプローブO1からO12が、それぞれ、配列番号257から268であり、
カビPのプローブP1からP22が、それぞれ、配列番号269から290であり、
カビQのプローブQ1からQ13が、それぞれ、配列番号291から303であり、
カビRのプローブR1からR17が、それぞれ、配列番号304から320であり、
カビSのプローブS1からS21が、それぞれ、配列番号321から341であり、
カビTのプローブT1からT17が、それぞれ、配列番号342から358であり、
カビUのプローブU1からU18が、それぞれ、配列番号359から376であり、
カビVのプローブV1からV17が、それぞれ、配列番号377から393であり、
カビWのプローブW1からW11が、それぞれ、配列番号394から404であり、
カビXのプローブX1からX16が、それぞれ、配列番号405から420であり、
カビYのプローブY1からY17が、それぞれ、配列番号421から437であり、
カビZのプローブZ1からZ21が、それぞれ、配列番号438から458である。
次に、前記458種類の検出用プローブを、Affymetrix 417 Arrayer(Affymetrix社製)により、Takara Hubble Slide(Takara社製)に、それぞれ、3個づつカスタムプリントしてマイクロアレイを作製した。
Ashelford, Andrew J. Weightman andJohn C. Fry (2002) "PRIMROSE: a computer
program for generating and estimating the phylogenetic range of 16S rRNA
oligonucleotide probes and primers in conjunction with the RDP-II database
" Nucleic Acids Research, Vol. 30, No. 15 3481-3489)を使用して行った。
配列番号459は、PCR用フォワードプライマーの基礎配列
配列番号460は、PCR用リバースプライマーの基礎配列
Claims (10)
- 穀類又はナッツ類の中のマイコトキシンを生成するカビ類を網羅的に検出し、穀類又はナッツ類の流通過程におけるマイコトキシン汚染を予測する方法であって、
検出対象のカビに特異的な複数種類の検出用プローブのスポットが配置されたマイクロアレイを準備するマイクロアレイ準備工程と、
前記被検試料中の核酸から、第1の標識化合物で標識された検出用ターゲットを準備するターゲット準備工程と、
前記検出対象のカビの標準試料から、第2の標識化合物で標識された検出用リファレンスを準備するリファレンス準備工程と、
前記ターゲットと前記リファレンスとを混合して前記マイクロアレイにハイブリダイズし、前記スポットにおける第1及び第2の標識化合物の標識シグナルをそれぞれ測定する競合ハイブリダイゼーション工程と、
前記スポットにおける前記2つの標識シグナルの相関関係について、相関係数rの算出及び検定を行い、所定の有意水準で相関が肯定され、かつ、前記相関係数rの値が所定の値を超える場合に前記カビ類の検出を陽性と判定し、それ以外の場合を偽陽性と判定する判定工程とを含み、
前記ターゲット準備工程及び前記リファレンス準備工程におけるターゲット及びリファレンスの調製が、アシンメトリックPCR法又はLATE−PCR法により行われ、
前記判定工程の結果に基づき穀類又はナッツ類のマイコトキシン汚染の可能性を予測することを特徴とする
穀類又はナッツ類の流通過程におけるマイコトキシン汚染を予測する方法。 - 前記被検試料における検出対象のカビの存在量を算出する定量工程を含み、
前記定量工程が、前記スポットにおける前記2つの標識シグナルの回帰直線の傾き(回帰係数)aを算出することを含む
請求項1に記載の穀類又はナッツ類の流通過程におけるマイコトキシン汚染を予測する方法。 - 前記マイクロアレイ準備工程、ターゲット準備工程及びリファレンス準備工程が、それぞれ、内部標準プローブを配置すること、第1の標識化合物で標識された内部標準ターゲットを調製すること及び第2の標識化合物で標識された内部標準リファレンスを調製することを含み、前記判定工程が、検出用ターゲット標識シグナル及び検出用リファレンス標識シグナルを、前記内部標準のシグナルに基づいて修正することを含む請求項1又は2に記載の穀類又はナッツ類の流通過程におけるマイコトキシン汚染を予測する方法。
- 前記マイクロアレイ準備工程のマイクロアレイにおいて、前記検出用プローブのスポット数が、1種類の検出対象のカビにつき、6個以上である請求項1から3のいずれかに記載の穀類又はナッツ類の流通過程におけるマイコトキシン汚染を予測する方法。
- 前記判定工程における所定の有意水準が、20%〜0.1%の範囲であり、前記相関係数の所定の値が、0.8〜0.99の範囲である請求項1から4のいずれかに記載の穀類又はナッツ類の流通過程におけるマイコトキシン汚染を予測する方法。
- 前記検出用プローブが、前記カビ類のリボゾーム領域あるいはその間のITS領域に由来する請求項1から5のいずれかに記載の穀類又はナッツ類の流通過程におけるマイコトキシン汚染を予測する方法。
- 検出対象のカビが、下記AからZからなる群から選択される少なくとも1種を含むカビ類である請求項1から6のいずれかに記載の穀類又はナッツ類の流通過程におけるマイコトキシン汚染を予測する方法。
A:アスペルギルス フラバス(Aspergillus flavus)
B:アスペルギルス オリゼ(Aspergillus oryzae)
C:アスペルギルス パラシチカス(Aspergillus parasiticus)
D:アスペルギルス ノミウス(Aspergillus nomius)
E:アスペルギルス クラバタス(Aspergillus clavatus)
F:アスペルギルス オクラセウス(Aspergillus ochraceus)
G:アスペルギルス カンディダス(Aspergillus candidus)
H:ペニシリウム ビリディカータム(Penicillium viridicatum)
I:ペニシリウム パプルゲナム(Penicillium pupurogenum)
J:ペニシリウム シトリーナム(Penicillium citrinum)
K:ペニシリウム イスランディカム(Penicillium islandicum)
L:フザリウム トリシンクタム(Fusarium tricinctum)
M:フザリウム スポロトリシオイデス(Fusarium sporotrichioides)
N:ジベレラ ゼアエ(Gibberella zeae)
O:クラビセプス パープレア(Claviceps purpurea)
P:アスペルギルス テレウス(Aspergillus terreus)
Q:アスペルギルス ベシカラ(Aspergillus versicolor)
R:フザリウム ソラニ(Fusarium solani)
S:ジベレラ フジクロイ(Gibberella fujikuroi)
T:フザリウム カルモラム(Fusaroum culmorum)
U:ペニシリウム エクスパンサム(Penicillum expansum)
V:ペニシリウム グリセオフルバム(Penicillium griseofulvum)
W:ペニシリウム ロックフォーティ(Penicillium roquefortii)
X:トリコデルマ ビリデ(Trichoderma viride)
Y:ペニシリウム シクロピウム(Penicillium cyclopium)
Z:ユーロティウム ルブラム(Eurotium rubrum) - 請求項7に記載の穀類又はナッツ類の流通過程におけるマイコトキシン汚染を予測する方法であって、
前記カビAの検出用プローブが、配列番号1〜17の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビBの検出用プローブが、配列番号18〜37の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビCの検出用プローブが、配列番号38〜58塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビDの検出用プローブが、配列番号59〜79の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビEの検出用プローブが、配列番号80〜102の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビFの検出用プローブが、配列番号103〜122の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビGの検出用プローブが、配列番号123〜137の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビHの検出用プローブが、配列番号138〜155の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビIの検出用プローブが、配列番号156〜165の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビJの検出用プローブが、配列番号166〜184の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビKの検出用プローブが、配列番号185〜193の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビLの検出用プローブが、配列番号194〜214の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビMの検出用プローブが、配列番号215〜234の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビNの検出用プローブが、配列番号235〜256の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビOの検出用プローブが、配列番号257〜268の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビPの検出用プローブが、配列番号269〜290の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビQの検出用プローブが、配列番号291〜303の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビRの検出用プローブが、配列番号304〜320の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビSの検出用プローブが、配列番号321〜341の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビTの検出用プローブが、配列番号342〜358の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビUの検出用プローブが、配列番号359〜376の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビVの検出用プローブが、配列番号377〜393の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビWの検出用プローブが、配列番号394〜404の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビXの検出用プローブが、配列番号405〜420の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビYの検出用プローブが、配列番号421〜437の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
前記カビZの検出用プローブが、配列番号438〜458の塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチドからなる群から選択されるポリヌクレオチドを含むプローブであり、
ここで、「配列番号nの塩基配列からなるポリヌクレオチド、その相同ポリヌクレオチド及びそれらの相補ポリヌクレオチド」が、下記(1)〜(4)のポリヌクレオチドをからなるカビの検出方法。
(1)配列番号nの塩基配列からなるポリヌクレオチド。
(2)配列番号nの塩基配列の1個から数個の塩基が、欠失、置換若しくは付加された塩基配列からなるポリヌクレオチドであって、配列番号nの塩基配列からなるポリヌクレオチドと相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件でハイブリダイズするポリヌクレオチド。
(3)配列番号nの塩基配列の1個から数個の塩基が、欠失、置換若しくは付加された塩基配列からなるポリヌクレオチドであって、前記(1)のポリヌクレオチドとの相同性が90%以上であるポリヌクレオチド。
(4)前記(1)から(3)のポリヌクレオチドの塩基配列と相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチド。 - 請求項8に記載の穀類又はナッツ類の流通過程におけるマイコトキシン汚染を予測する方法に用いるマイクロアレイであって、
検出対象のカビが前記AからZからなる群から選択される少なくとも1種であり、検出対象バクテリア1種類につき前記検出用プローブが3種類以上、かつ、前記各検出用プローブにつき3個以上のスポットが配置されたマイクロアレイ。 - 請求項9に記載のマイクロアレイを含む請求項8に記載の穀類又はナッツ類の流通過程におけるマイコトキシン汚染を予測する方法のための穀類又はナッツ類の流通過程におけるマイコトキシン汚染を予測するキット。
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