JP5077255B2 - 光記録再生方法 - Google Patents

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Description

この発明は、ホログラフィを利用して情報を記録する記録層とサーボ層とを有する光記録媒体による記録再生方法に関する。
特許文献1には、記録媒体にフォーマットホログラム(反射型ホログラム)を形成した後に、該フォーマットホログラムを局所的に変性することによって、反射率を変化させてビットバイビット記録をするデータ書き込みのシステム及び方法が開示されている。
又、特許文献2には、上記のような、フォーマットホログラムを局所的に変性することによって情報を記録する記録媒体に、ホログラム層とは別にデディケイテッドサーボ層を設け、このサーボ層によりサーボをとることが開示されている。
更に、非特許文献1には、上記のように、デディケイテッドサーボ層でサーボをとりながら、情報を再生すると、光ヘッドの、チルトに対してマージンが小さくなり、良好に再生が困難になることが開示されている。
又、この非特許文献1には、マイクロホログラムとしてホログラム記録層を設け、このマイクロホログラムそのものを直接トラッキングサーボすることによって、チルトに対してマージンのあるトラッキングサーボ特性を得ることもできると開示されている。
更に又、特許文献3には、デディケイテッドサーボ層とは別に、データ記録以前に、情報記録層にフォーカス、トラッキングエラーを検出可能なサーボシステムを設けることが開示されている。
特表2002−502057号公報 US6,574,174 B1 US6,738,322 B2
Miyamoto,et.al.,Tech.Digest of ISOM/ODS2008,MB04
上記のように、フォーマットホログラムを用いた光記録媒体の再生時に、デディケイテッドサーボを用いて再生することは、チルトマージンが狭いために良好な情報再生を実現するには困難を伴う。
一方、マイクロホログラム表面に直接トラッキングサーボ(ダイレクトサーボ)する場合は、チルトマージンが広がるが、フォーマットホログラム層が複数の場合に、各層にサーボマークを形成するには膨大な時間が必要であり、光記録媒体の製造コストが大幅に増大してしまうという問題点がある。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、低コストで、ダイレクトサーボによる良好な情報再生を実現することができる反射型ホログラムを用いた光記録再生方法を提供することを課題とする。
本発明者は、情報記録時に反射型ホログラム層とは別個に設けられたサーボ層によってトラッキングサーボを行なって、データ情報とトラッキング情報とを同一の反射型ホログラム層に記録し、再生時には、反射型ホログラム層に形成したトラッキング情報を用いて情報再生をすることによって、低コストでチルトマージンが広い良好な再生特性が得られることを見出した。
即ち、以下の実施例により上記課題を解決することができる。
(1)反射型ホログラム層で形成された情報記録層と、この情報記録層とは異なる位置に形成されたデディケイテッドサーボ層とを有する光記録媒体における前記情報記録層に、記録用レーザビームを照射し、前記反射型ホログラムをデータ情報に対応して局所的に変性させることにより情報を記録する光記録再生方法であって、前記デディケイテッドサーボ層を利用するトラッキングサーボを行なって、データ情報とサーボ用マークとを、前記反射型ホログラム層に記録し、再生用レーザビームの照射により、前記反射型ホログラム層に記録された前記サーボ用マークによるトラッキングサーボを行なって、前記記録されたデータ情報の再生をすることを特徴とする光記録再生方法。
(2)前記サーボ用マークは、トラッキングサーボ用マーク及びフォーカスサーボ用マークを含み、前記データ情報を記録しようとする反射型ホログラム層と前記デディケイテッドサーボ層との距離を測定し、該測定された距離に基づき、前記反射型ホログラム層を決定して、フォーカス用サーボマークを形成することを特徴とする(1)に記載の光記録再生方法。
(3)前記フォーカス用サーボマークを、前記反射型ホログラム層におけるホログラムを層状に消去することにより形成することを特徴とする(2)に記載の光記録再生方法。
(4)前記情報記録層は、複数の反射型ホログラム層と、その間のスペーサ層からなり、前記サーボ用マークは、トラッキングサーボ用マークから構成されていることを特徴とする(1)に記載の光記録再生方法。
(5)前記情報記録層は、前記情報記録層の厚さ方向に変調されている複数の反射型ホログラム層からなり、前記サーボ用マークは、トラッキングサーボ用マークから構成されていることを特徴とする(1)に記載の光記録再生方法。
本発明の光記録再生方法では、記録時に、デディケイテッドサーボ層によるサーボに基づいて、同一の反射型ホログラム層にデータ情報、サーボ情報を記録することによって、フォーマットを別途に構成する必要がなく、低コストでサーボ情報を記録することができる。又、再生時には、前記反射型ホログラム層に記録されたサーボ情報に基づいてダイレクトサーボ再生することができ、チルトマージンの広い良好な再生特性を得ることができるという効果を有する。
本発明に係る光記録再生方法を実施するための光記録媒体、光ヘッドの光学系及び制御回路を示すブロック図 反射型ホログラム層が形成され、情報記録可能な状態となった光記録媒体を模式的に拡大して示す断面図 本発明の実施例1及び2に係る光記録媒体の反射型ホログラム層を形成するための、反射型ホログラム形成光学系を示すブロック図 図3の反射型ホログラム形成光学系により反射型ホログラム層が形成された実施例1に係る光記録媒体の概略を模式的に示す断面図 図3の反射型ホログラム記録光学系により反射型ホログラムが形成された光記録媒体における反射型ホログラムの形成状態を測定するためのホログラム測定光学系を示すブロック図 図2の光記録媒体における反射型ホログラム層に同時に記録されたトラッキングサーボ信号のマーク及びデータ信号のマークを示す模式図 情報記録層を、複数の反射型ホログラム層とスペーサ層とを交互に積層して形成した、実施例2に係る光記録媒体の概略を模式的に示す断面図 反射型ホログラム層の反射率を深さ方向に変調して形成した実施例3に係る光記録媒体の概略を模式的に拡大して示す断面図 図8の光記録媒体に反射型ホログラムを深さ方向に変調して形成するためのホログラム形成光学系を示すブロック図 同ホログラム形成光学系によって反射型ホログラムの深さ方向の空間変調ピッチを形成する際の、空間ピッチ変調を説明するためのベクトル図 同反射型ホログラムにおけるホログラム強度を、媒体深さとの関係において示す強度分布図 図9に示される反射型ホログラム形成光学系により、形成された反射型ホログラムにおける深さ方向の変調を確認するためのホログラム測定光学系を示すブロック図 反射型ホログラム層での、反射率と深さとの関係である反射率の深さ依存性を示すグラフ
以下本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
実施例1は、図1に示される光記録媒体記録再生システム10によって、図2に示される光記録媒体12にデータ情報及びサーボ情報を記録し、再生するものであり、光記録媒体12には、図3に示される反射型ホログラム形成光学系80によって、厚さ方向に均一の反射型ホログラム層が形成される(図4参照)。なお、図4は光記録媒体12の概略を示している。
まず、図1を参照して、本実施例に係る光記録媒体記録再生システム10について説明する。
図1に示されるように、この実施例1に係る光記録媒体記録再生システム(以下光記録再生システム)10は、光記録媒体12と、光ヘッド装置(以下光ヘッド)14と、光ヘッド14からの信号に基づいて、再生(RF)信号や、トラッキングエラー(TE)信号、フォーカスエラー(FE)信号等を出力する検出回路40と、検出回路40の出力信号に基づいて、光ヘッド14を制御したり、光ヘッド14を光記録媒体12の半径方向及び厚さ方向に駆動するためのスライドモータ15及び光記録媒体12を回転駆動するためのスピンドルモータ16を制御する制御装置50と、検出回路40からのRF信号より基本クロックを再生したりアドレスを判別したりする信号処理回路70と、システムコントローラ72及びD/Aコンバータ74とを備えて構成されている。
図2に示されるように、光記録媒体12は、DVD基板と同様の、グルーブ12Bが形成されたガラスディスク基板12Aと、グルーブ12B上に成膜されたダイクロイック膜12Cと、接着層12Dを介してダイクロイック膜12Cに接着されたガラス基板12Eと、ガラス基板12E上に形成されたホログラム材料からなる情報記録膜層12Fと、この情報記録膜層12Fを覆うカバー層12Gとから構成されている。グルーブ12B及びダイクロイック膜12Cとにより、デディケイテッドサーボ層が構成されている。
上記光記録媒体12は、図3の反射型ホログラム形成光学系80(説明後述)におけるサンプルホルダー90にセットされ、ECLD82から出射されたレーザビームが、ビームスプリッタ89により相互に干渉可能な偏光として、光記録媒体12の、図3において上下から照射されることにより、反射型ホログラム層が形成されるものである。
光ヘッド14は、図1に示されるように、信号記録再生用光学系20と、サーボ信号検出用光学系30と、アクチュエータ17とを備えている。
このアクチュエータ17には、信号記録再生用光学系20における記録再生用対物レンズ22、及び、サーボ信号検出用光学系30におけるサーボ用対物レンズ32が設けられ、又、記録再生用対物レンズ22は、情報記録層12Fの任意の深さ位置に合焦できるようにされている。
信号記録再生用光学系20は、記録再生用のレーザビームを出射するレーザダイオードからなるレーザ光源23と、このレーザ光源23から出射されたレーザビームのs偏光又はp偏光の一方を図1において横方向に反射する偏光ビームスプリッタ24と、この偏光ビームスプリッタ24を通ったレーザビームを光記録媒体12の情報記録層12Fの特定の深さ位置に合焦させる上記記録再生用対物レンズ22と、光記録媒体12からの、上記光ビームの反射光が、記録再生用対物レンズ22を経て偏光ビームスプリッタ24を透過した後のレーザビームを受光する光検出器25と、を同一光軸OA2上に備えて構成されている。
光軸OA2上には、偏光ビームスプリッタ24と記録再生用対物レンズ22との間に、コリメートレンズ27、立上げミラー28及びλ/4板29がこの順で配置され、偏光ビームスプリッタ24と光検出器25との間に、センサレンズ21が配置されている。
センサレンズ21は、円柱レンズと球面レンズ(図示省略)から構成されていて、センサレンズ21を透過した光ビームが略45°の方向に所定の非点収差が与えられるようになっている。この非点収差は、フォーカスエラー信号(FE信号)の検出に使用される。
アクチュエータ17は、例えばボイスコイルモータからなり、制御装置50からの信号に基づいてフォーカス動作、トラッキング動作、チルト動作を行なうように構成されている。
サーボ信号検出用光学系30は、上記信号記録再生用光学系20と同様の構成であって、同一の光軸OA3上に、偏光ビームスプリッタ34、コリメートレンズ37、立上げミラー38及びλ/4板39を、この順で備えている。又、光記録媒体12からの反射光が、偏光ビームスプリッタ34に戻ってこれを透過した後に、この光ビームを受光する光検出器35と偏光ビームスプリッタ34との間に配置されたフィルター31とを備えている。
検出回路40は、エラー検出回路41、波形等化器42、整形器43から構成されていて、制御装置50は、制御回路51とドライバ61とから構成されている。
制御回路51は、フォーカス制御回路52、トラッキング制御回路53、チルト制御回路54、フォーカスジャンプ制御回路55、スライド制御回路56及びスピンドル制御回路57から構成されている。
又、ドライバ61は、フォーカスドライバ62、トラッキングドライバ63、チルトドライバ64、フォーカスジャンプドライバ65、スライドドライバ66及びスピンドルドライバ67から構成されている。
制御装置50は、上記構成によって、検出回路40からのフォーカスエラー(FE)信号、トラッキングエラー(TE)信号等に基づいて、光ヘッド14のフォーカスサーボ、トラッキングサーボ及びスライドサーボ等を行なうと共に、スピンドルモータ16の回転を制御するように構成されている。
又、信号処理回路70は、検出回路40からのRF信号に復調、誤り検出/訂正等の処理を施してデータを再生するデジタル信号処理を行ない、D/Aコンバータ74を介してデジタル信号であるデータをアナログ信号に変換してから出力端子(図示省略)に供給するようにされている。符号72はシステムコントローラを示す。
次に、図3に示す反射型ホログラム形成光学系80について説明する。
この反射型ホログラム形成光学系80は、レーザビームを出射する外部共振型LD(以下ECLD)82と、このECLD82から出射されたレーザビームを略円形にビーム整形するアナモリフィックプリズム83と、光アイソレータ84と、光シャッター85と、光シャッター85を通過したレーザビームのビームプロファイルを改良するための、レンズ対86A、86B、その間のピンホール86Cからなる空間フィルタ86と、ミラー87と、このミラー87によって反射されたレーザビームの位相をシフトして、s偏光とする1/2波長板88と、このs偏光ビームを2光束に分割するビームスプリッタ89と、ビームスプリッタ89を透過したs偏光ビームをサンプルホルダー90に保持された光記録媒体(以下、ホログラム形成前の光記録媒体をサンプルと称する)12に向けて反射するミラー91Aと、ビームスプリッタ89におる反射光を、サンプルホルダー90のサンプル12に向けて前記と反対方向から入射するように反射するミラー91Bと、サンプルホルダー90とミラー91A及び91Bそれぞれの間に配置された2つのアパーチャ93A、93Bと、を備えて構成されている。
前記ビームスプリッタ89とミラー91A、91Bとは、ビームスプリッタ89から分割された2つの偏光ビームの、サンプルホルダー90までの光路長が等しく、且つ、2つの偏光ビームが情報記録層12F内を相互に反対方向から貫通するように設定されている。
次に、図5に示される、反射型ホログラム測定光学系94について説明する。
この反射型ホログラム測定光学系94は、前記図3に示される反射型ホログラム形成光学系80に、一対の光検出器95A、95B、一対の偏光ビームスプリッタ96A、96B、一対の1/4波長板97A、97B、及び、遮蔽板98を加え、且つ、ミラー91を除外したものと同等である。
他の構成は反射型ホログラム形成光学系80の構成と同一であるので、同一構成部分には図3におけると同一符号を付することにより説明を省略するものとする。
この反射型ホログラム測定光学系94においては、ミラー91Aとアパーチャ93Aとの間に、偏光ビームスプリッタ96A、1/4波長板97Aがこの順で配置され、又、ミラー91Bとアパーチャ93Bとの間に、偏光ビームスプリッタ96Bと1/4波長板97Bがこの順で配置され、光検出器95Aは、サンプル12を通過した光がサンプルホルダー90方向からアパーチャ93Aを通って偏光ビームスプリッタ96Aに入射し、ここで反射されたレーザビームを受光するようにされている。
又、光検出器95Bは、サンプル12で反射した光がサンプルホルダー90方向からアパーチャ93Bを通って、偏光ビームスプリッタ96Bに入射し、ここで反射されたレーザビームを受光するようにされている。
次に、図3に示される反射型ホログラム形成光学系80によってホログラム媒体に反射型ホログラム層を形成し、この反射型ホログラム層を、図5に示される反射型ホログラム測定光学系94によってホログラム反射率(回折効率)を確認し、次に、図1に示される光記録再生システム10によってデータ情報及びサーボ情報を記録し、再生する過程について説明する。
実施例1では、ホログラム記録材料を次のように作成した。
有機金属微粒子材料の合成;
テトラ−n−ブトキシチタン、Ti(OC;(株)高純度化学研究所製)3.65gと、2−エチル−1.3−へキサンジオール(東京化学工業(株)製)3.1gとを、n−ブタノール溶媒1ml中で室温にて混合し、10分間攪拌した。Ti(OC)4/2−エチル−1.3−へキサンニオール=1/2(モル比)の反応液に、ジフェニルジメトキシシラン(信越化学工業(株)製、LS−5300)2.6gを加え、金属アルコキシド溶液とした。Ti/Si=1/2(モル比)である。
水0.2ml、2N塩酸水溶液0.08ml、及び、ブタノール溶媒1mlからなる溶液を、前記金属アイコキシド溶液に攪拌しながら、室温で滴下し、1時間攪拌を続けて加水分解反応及び縮合反応を行なった。これによって、ゲル溶液を得た。
光重合性モノマー;
光重合性化合物として、ポリエチレングリコールジアクリルレート(東亜合成(株)製、アロニックスM−245)100重量部に、光重合開始剤としてイルガキュア907(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)3重量部と、光増感剤としてチオキサンテン−9−オン0.2重量部とを加え、光重合性化合物を含む混合物とした。
ホログラム記録材料溶液;
有機金属マトリックス材料(不揮発分としての)の割合が80重量部、光重合性化合物の割合が20重量部となるように、前記ゾル溶液と光重合性化合物の混合物とを室温にて混合し、遮光した状態で更に1時間、加水分解及び縮合反応を十分に進行させて、ホログラム記録材料溶液を得た。
ホログラム基板の構成;
直径120mm、厚さ1mmのガラスディスク基板12A上に、2P工法により、トラックピッチ0.74μmのグルーブ12Bを形成した。この上に、スパッタリングにより、ダイクロイック膜12Cを成膜した。
ダイクロイック膜12Cは、窒化ケイ素80nm/酸化ケイ素110nm/窒化ケイ素80nm/酸化ケイ素110nm/窒化ケイ素80nmで積層した。このダイクロイック膜12Cの分光特性は、赤色光(波長650nm)に対して反射率60%、及び、青色光(波長405nm)に対して反射率7%が測定された。
このダイクロイック膜12Cの特性は、前記ホログラム媒体を積層した場合には、光学シミュレーションによると、赤色光に対して反射率50%、青色光に対して反射率0.5%となる。即ち、ダイクロイック膜12Cで赤色光は50%反射するが青色光では殆ど反射しないことから、反射型ホログラムを反射型ホログラム形成光学系80によって形成できることが分かる。
光記録媒体の構成;
上記の、グルーブ12Bを形成し、ダイクロイック膜12Cを成膜してなるガラスディスク基板12Aに、厚み450μmのガラス基板12EをUV接着剤(接着層12D)を用いて貼り合わせ、上記ホログラム記録材料溶液をスピンコート法により塗布して、80℃で24時間乾燥し溶媒を揮発させて、乾燥膜厚20μmのホログラム記録材料層(情報記録層12F)を得た。
この上に、厚さ100μmのポリカーボネートシートからなるカバー層12Gで被覆し、反射型ホログラム層の形成前の光記録媒体を得た。
反射型ホログラム層の形成;
図3に示される反射型ホログラム形成光学系80におけるサンプルホルダー90に上記サンプル12をセットして、反射型ホログラムの形成を行なう。
反射型ホログラム形成光学系80において、ECLD82は、波長405nmのレーザビームを出射し、空間フィルタ86において、レーザビームはビームプロファイルが改良されると共にビーム径が約10mmに拡大される。レーザビームはミラー87によって反射され、1/2波長板88においてs偏光とされ、次いでビームスプリッタ89により透過光及び反射光の2つの光束に分割される。これらの2光束は、それぞれミラー91A及び91Bにおいて反射されて、アパーチャ93A及び93Bにより直径4mmのビーム径に絞られて、サンプルホルダー90にセットされたサンプル12の情報記録層12F中でお互いに干渉することによって、反射型ホログラム層を形成する。
この反射型ホログラム層を有する光記録媒体12を、図5に示される反射型ホログラム測定光学系94におけるサンプルホルダー90にセットして、反射型ホログラムの再生をしたところ、全域において20%の反射率を観測し、媒体全体に一様に反射型ホログラムが形成されていることが確認された。
データ情報及びサーボ情報の記録
図1に示されるように、光記録再生システム10は、信号記録再生用光学系20とサーボ信号検出用光学系30とが設けられていて、信号記録再生用としては、青色レーザ(波長405nm)を用い、反射型ホログラム記録層にデータ情報及びサーボ情報を含む変性ビットを記録できるようにされ、サーボ信号検出用としては、赤色レーザ(波長650nm)を用い、ダイクロイック膜12C面でのグルーブ12Bによるトラッキングサーボをとるようにされている。
サーボ信号検出用光学系30においては、赤色レーザダイオードであるレーザ光源33から出射されたレーザビームはs偏光であり、偏光ビームスプリッタ34において反射され、コリメータレンズ37において平行光に整形された後、1/4波長板39において円偏光とされ、対物レンズ32によってダイクロイック膜12Cのサーボ層(グルーブ12B)に集光され、反射レーザビームとなる。
この反射レーザビームは、対物レンズ32により平行光とされ、1/4波長板39を通過することによってp偏光となり、このp偏光は、偏光ビームスプリッタ34により反射されることなく透過して光検出器35により検出される。
この光検出器35の検出信号に基づき、検出回路40では、サーボ層からのトラッキングエラー信号を検出して、制御装置50を介してトラッキングサーボ制御を行なう。
又、信号記録再生用光学系20においては;
青色レーザダイオードであるレーザ光源23から出射したレーザビームはs偏光であり、偏光ビームスプリッタ24において反射され、コリメータレンズ27で平行光に整形された後に、1/4波長板29により円偏光とされ、対物レンズ22によって反射型ホログラム記録層からなる情報記録層12Fに集光される。
この集光されたレーザビームによって、反射型ホログラム記録層が局所的に変性され、その部分の反射型ホログラムが破壊されることによって情報が記録されることになる。
このとき、データ情報に基づいてこれに対応したビット(マーク)を記録すると共に、トラッキングサーボ信号用ビット(マーク)も同時に記録する。このとき、制御装置50におけるチルト制御回路54により、チルトドライバ64を介して対物レンズ22をチルトさせることによって、例えば図6(A)、(B)に示されるように、情報記録層12Fにおけるトラックに沿って、平面視で、データ領域12H及びサーボ領域12Iを交互に設定して、データ信号に対応したビット(マーク)DBをデータ領域12Hに記録し、トラッキングサーボ信号用ビット(マーク)SBを、サーボ領域12Iに記録する。このとき、ビットSBをビットDBに対して上下左右に振らしながら形成する。このときのトラッキングサーボ信号は、サーボ信号検出用光学系30で読み取ったサーボ信号を用いる。
図6(A)は情報記録層12Fの上面又は水平断面でのビットDB、SBを示し、図6(B)は情報記録層12Fの厚さ方向の断面でのビットDB、SBを模式的に示している。符号12Jはトラックセンター、12Kはレイヤーセンターをそれぞれ示す。
上記のように記録された情報を再生する場合は、信号記録再生用光学系20によって再生する。このとき、光検出器25によって得られた信号は、検出回路40によってデータ情報とサーボ情報とに分けられ、データ情報は、信号処理回路70、D/Aコンバータ74を介して再生信号として外部に出力される。又、サーボ情報は、制御回路51に出力され、サーボ信号検出用光学系30によって得られたサーボ情報と同様にして、対物レンズ22及びスピンドルモータ16の制御が行なわれる。
この実施例において、反射型ホログラム層に記録されたトラッキングサーボ信号に基づいて、記録再生用対物レンズ22のアクチュエータ17を制御することができるので、光ヘッドのチルトマージンが大きくなり、良好な再生信号を得ることができた。
次に、図7に示されるような、反射型ホログラム層13A及びこれらの間のスペーサ層13Bからなる情報記録層13Fを有する光記録媒体13を作成し、且つ各反射型ホログラム層13Aにデータ情報及びサーボ情報を記録する過程について説明する。
この光記録媒体13の材料となるホログラム材料及びホログラム基板(ガラスディスク基板12A)は、前記実施例1と同様のものを用いた。
ガラスディスク基板12A上に、厚み400μmのガラス基板(図7では図示省略)を接着層12D(UV接着剤)を用いて貼り合わせ、前記実施例1におけると同様のホログラム記録材料溶液をスピンコート法で塗布し、80℃で24時間乾燥し、溶媒を揮発させて乾燥し、膜厚10μmのホログラム記録材料層を得た。
このホログラム記録材料層の上に厚み20μmのポリカーボネートシート(スペーサ層13B)を被覆し、更に、その上に、前記と同様のホログラム記録材料溶液をスピンコート法で塗布し、前記と同様に80℃で乾燥し、溶媒を揮発させて乾燥し、乾燥膜厚10μmの2層目のホログラム記録材料層を得て、同様に上記手順を繰り返して、厚み20μmのポリカーボネートシートと乾燥膜厚10μmのホログラム記録材料層を積層し、4層構造とした。更に、厚み100μmのポリカーボネートシート(カバー層12G)で被覆した。
このようにして得られたホログラム記録媒体を、実施例1の場合と同様に、反射型ホログラム形成光学系80のサンプルホルダー90にセットして、図3において上下から偏光レーザビームを照射して干渉波により、各ホログラム記録材料層を、それぞれ反射型ホログラム層13Aとして、光記録媒体13を完成した。
これを、図5に示される反射型ホログラム測定光学系94によって反射型ホログラムの再生を行なったところ、4層の反射型ホログラム層13A全てにおいて25%の反射率が観測され、媒体全体中に反射型ホログラム層13Aが形成されていることが確認された。
又、実施例1と同様に、反射型ホログラム層13Aの各々に、図1に示される光記録再生システム10によってデータ情報及びサーボ情報を記録(変性記録)した。この場合、記録層の選択は、信号記録再生用光学系20におけるフォーカスエラー信号を利用した。
又、変性記録は、実施例1におけると同様に、データ信号の記録と同時に、トラッキングサーボ信号のマークをデータ信号のマーク列の上下左右にずらしながら記録を行なった(図6参照)。
4層の反射型ホログラム層全てにおいて記録再生をしたところ、実施例1と同様に良好な再生信号が得られた。
次に、図8に示される実施例3について説明する。
この実施例3に係る光記録媒体18は、実施例1と同様のホログラム材料に、形成される反射型ホログラムの深さ方向の空間変調ピッチを調整し、複数の反射型ホログラム層18Aを深さ方向に形成したものであり、図8に示されるような情報記録層18Fを有している。
図9を参照して、上記のような実施例3のための反射型ホログラム形成光学系100について説明する。
反射型ホログラム形成光学系100は、図2に示される反射型ホログラム形成光学系80におけるECLD82からミラー91A及び91Bまでの光学系及びサンプルホルダー90の範囲では同一構成であるので、図2におけると同一部分には同一符号を用いることにより説明を省略する。なお、1/2波長板88は、これを透過するレーザビームの偏光方向の45°偏光(s偏光とp偏光の中間)となるようにセットされている。
反射型ホログラム形成光学系100において、反射型ホログラム形成光学系80と相違する部分は、ビームスプリッタ89を透過したレーザビームが、ミラー91Aにおいて反射された後に、偏光ビームスプリッタ102Aにより透過光(p偏光)と反射光(s偏光)とに分離され、p偏光ビームは、ミラー104Aにより90°反射されて、アパーチャ106Aでビーム径が4mmに削られて、光記録媒体18に入射し、又s偏光ビームは、アパーチャ108Aで同様に約4mmのビーム径に絞られて光記録媒体18に入射する構成にある。
又、ビームスプリッタ89で反射されたレーザビームは、ミラー91Bで反射された後、偏光ビームスプリッタ102Bでp偏光及びs偏光に分離され、p偏光はアパーチャ106を通って、又、s偏光はアパーチャ108Bを通って、それぞれ光記録媒体18に入射するようにされている。
従って、この反射型ホログラム形成光学系80においては、ビームスプリッタで分離された2つの45°偏光ビームが、それぞれ更にp偏光ビーム及びs偏光ビームに分離されて、4光束となり、光記録媒体18に同時に入射されてホログラムを形成することになる。
このとき、サンプルホルダー90内の光記録媒体18に法線方向(厚さ方向又は深さ方向)から入射するレーザビームをp偏光ビーム、これに対して角度θを形成するように入射するレーザビームをs偏光ビームとすると、角度θにより反射型ホログラムの深さ方向の空間変調ピッチを形成することができる。
次に、反射型ホログラムの深さ方向の空間ピッチについて説明する。
図10は、反射型ホログラム形成部の入射レーザビームのベクトルの関係を示したものであり、ks1、kr1は媒体法線方向に入射するp偏光の光ベクトル、ks2、kr2は交差角θで入射するs偏光の光ベクトルをそれぞれ表わす。
ここで、p偏光とs偏光は相互に干渉しないために、干渉縞ベクトルは、p偏光同士及びs偏光同士が干渉ベクトルの和となることとなる。一般に、次の(1)式〜(5)式によって表わされる。
Figure 0005077255
ここで、(5)式におけるIzは、ホログラム強度、a、aは、p波、s波の強度比、λは入射するレーザビームの波長、zは干渉縞の深さをそれぞれ示す。
上記(1)式〜(5)式において、レーザビームの波長λ=405nm、θ=20°、p波及びs波の強度比を1:1とすると、(5)式からは、図11に示されるような干渉縞の深さ分布が得られ、反射型ホログラム層の空間変調ピッチが約3.5μmとなることが分かる。
実施例3の反射型ホログラム形成光学系100のサンプルホルダー90に上記光記録媒体18をセットして、反射型ホログラムを形成した。
ここでは、θ=6°に設定し、ホログラム形成用のレーザパワーは、s波とp波の強度比を1:1とし、ホログラム媒体前面上でそれぞれ300μWで、60秒間の露光をした。反射型ホログラムの変調ピッチは、上記(1)〜(5)式での計算上6μmとした。その後に、中心波長400nmのLED光を照射して、ポストキュアを行ない、ホログラム材料の重合反応を完了させて、光記録媒体18を完成した。
次に、図12に示される、光記録媒体18のための反射型ホログラム測定光学系110について説明する。
この反射型ホログラム測定光学系110は、波長405nmのブルーレーザを出射するレーザダイオード112と、前記反射型ホログラムが形成された光記録媒体18との間に、コリメータレンズ113、1/2波長板114、偏光ビームスプリッタ115、1/4波長板116、リレーレンズ117、対物レンズ118をこの順で配置すると共に、偏光ビームスプリッタ115に戻った光記録媒体18からの反射光を集光させる集光レンズ120、集光レンズ120からの光ビームの直径を0.2mmに絞るピンホール122、及び、該ビーム径が絞られたレーザビームを受光する光検出器124、を備えて構成されている。
ここで、リレーレンズ117は、集光レンズ117A及びシフトレンズ117Bとから構成され、集光レンズ117Aに対してシフトレンズ117Bを光軸上で移動させることによって、対物レンズ118の、光記録媒体18におけるフォーカス位置を厚さ方向(深さ方向)に移動させるものである。
この反射型ホログラム測定光学系110において、前記レーザダイオード112から出射した拡散光であるレーザビームは、コリメータレンズ113により平行光とされ、更に1/2波長板114によりp偏光とされる。
このp偏光であるレーザビームは、偏光ビームスプリッタ115を通過し、1/4波長板116によって円偏光にされ、リレーレンズ117を介して対物レンズ118により、光記録媒体18中に集光される。その集束光は、フォーカス点近傍で平行光となり、光記録媒体18中に形成された反射型ホログラムと干渉して、反射光(回折光)を生成する。
この反射光は、対物レンズ118、リレーレンズ117、1/4波長板116を前記と逆方向に通過し、s偏光となって、偏光ビームスプリッタ115において90°反射され、集光レンズ120に集光されてから、ピンホール122を通過してビーム径が絞られてから、光検出器124において検出される。
ここで、光記録媒体18中で、入射レーザビームがフォーカス点近傍で平行光となる領域は、波長λ、対物レンズの開口数NA、ホログラム媒体の屈折率nから、集光幅w=λ/NA、集光深さL=4λn/NAで表わされる。
従って、反射型ホログラム形成光学系100においては、λ=405nm、NA=0.85、ホログラム媒体の屈折率n=1.62としたとき、集光幅はw=0.48μm、集光深さはL=3.6μmとなり、この領域の反射型ホログラム層からの反射光が検出可能である。
又、光検出器124の直前に設けられたピンホール122は、フォーカス位置にある反射型ホログラム層以外からの反射光(迷光)を遮断するためであり、リレーレンズ117のシフトレンズ117Bを動かすことによってフォーカス点を移動させ、前記集光幅w=0.48μm、集光深さL=3.6μmの領域からの反射光を検出することができる。
ここで、対物レンズ118のフォーカスの中心点をポリカーボネート(カバー層12G)と情報記録層との界面から、ガラス基板12E方向へ移動した時のフォーカス位置とホログラム層からの反射率の深さ依存性の測定結果を図13に示す。
図13からは、反射率が、深さ方向6μm程度離れた2箇所で極大値を示すことが観測され、この結果、約6μmピッチで変調された反射型ホログラム層が形成されていることを確認できた。
この反射型ホログラム層を有する光記録媒体18へのデータ信号及びサーボ信号の記録及び再生を、前記実施例1、2と同様に、図11に示される光記録再生システム10によって行なったところ、実施例1及び2と同様に良好の再生信号が得られた。
本発明は、反射型ホログラム層で形成された情報記録層とし、この情報記録層とは異なる位置に形成されたデディケイテッドサーボ層と、を有する光記録媒体における反射型ホログラム層に、データ情報とサーボ用情報とを記録し、反射型ホログラム層のサーボ情報に基づいて光ヘッドのチルトマージンを小さくすることのないように、データ情報の再生をする。
10…光記録媒体記録再生システム(光記録再生システム)
12、13、18…光記録媒体
12A…ガラスディスク基板
12B…グルーブ
12C…ダイクロイック膜
12E…ガラス基板
12F、13F、18F…情報記録層
12G…カバー層
13A、18A…反射型ホログラム層
13B…スペーサ層
17…アクチュエータ
20…信号記録再生用光学系
22…記録再生用対物レンズ
30…サーボ信号検出用光学系
32…サーボ用対物レンズ
40…検出回路
50…制御装置
51…制御回路
70…信号処理回路
80、100…反射型ホログラム形成光学系
82…外部共振型LD(ECLD)
94、110…反射型ホログラム測定光学系
95A、95B…光検出器
112…レーザダイオード
118…対物レンズ
120…集光レンズ

Claims (5)

  1. 反射型ホログラム層で形成された情報記録層と、この情報記録層とは異なる位置に形成されたデディケイテッドサーボ層とを有する光記録媒体における前記情報記録層に、記録用レーザビームを照射し、前記反射型ホログラムをデータ情報に対応して局所的に変性させることにより情報を記録する光記録再生方法であって、
    前記デディケイテッドサーボ層を利用するトラッキングサーボを行なって、データ情報とサーボ用マークとを、前記反射型ホログラム層に記録し、
    再生用レーザビームの照射により、前記反射型ホログラム層に記録された前記サーボ用マークによるトラッキングサーボを行なって、前記記録されたデータ情報の再生をすることを特徴とする光記録再生方法。
  2. 請求項1において、
    前記サーボ用マークは、トラッキングサーボ用マーク及びフォーカスサーボ用マークを含み、前記データ情報を記録しようとする反射型ホログラム層と前記デディケイテッドサーボ層との距離を測定し、該測定された距離に基づき、前記反射型ホログラム層を決定して、フォーカス用サーボマークを形成することを特徴とする光記録再生方法。
  3. 請求項2において、
    前記フォーカス用サーボマークを、前記反射型ホログラム層におけるホログラムを層状に消去することにより形成することを特徴とする光記録再生方法。
  4. 請求項1において、
    前記情報記録層は、複数の反射型ホログラム層と、その間のスペーサ層からなり、前記サーボ用マークは、トラッキングサーボ用マークから構成されていることを特徴とする光記録再生方法。
  5. 請求項1において、
    前記情報記録層は、前記情報記録層の厚さ方向に変調されている複数の反射型ホログラム層からなり、前記サーボ用マークは、トラッキングサーボ用マークから構成されていることを特徴とする光記録再生方法。
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