JP5075990B2 - 省電力ネットワーク管理サーバ、ネットワークシステム及び電力供給判定方法 - Google Patents
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Description
データセンターシステムの構成要素のうちサーバについては、業務負荷の低下に合わせて業務実行プロセスを少数のサーバ上に集約し、業務プロセスが動作していないサーバの電源を遮断する方法がある(例えば、特開2007−310791号公報参照)。特開2007−310791号公報では、業務負荷の増減に合わせてサーバ上の業務プロセスを、複数サーバ上に移動させ、又は単一のサーバに集約させ、業務プロセスが動作していないサーバへの電源供給を遮断することによって、要求性能を満たし、かつ、サーバシステムの消費電力を削減する方法が開示されている。
また、データセンターシステムの構成要素のうちネットワークについては、トラフィック量が減るとスイッチの転送機能部の動作周波数を下げる従来技術がある(例えば、特開平7−336381号公報参照)。特開平7−336381号公報では、スイッチのポートにフレームが到着していない時に、ポート間のフレームを中継する転送機能部の動作を抑制することによって消費電力を低下させるスイッチの構成方法が開示されている。また、フレーム転送の中断時間を抑えながらトラフィック量に合わせて省電力動作モードへ移行するネットワークシステムの構成方法がある(例えば、特開2005−123715号公報参照)。
従来の方法では、前述したように、業務が割り当てられていないサーバにも電力を供給するため、十分な省電力効果を得られない。また、省電力効果を上げるために待機状態の消費電力を低減させると、耐トラフィック変動性が下がるという問題もある。
また、複数のサーバ間で、業務を実行する仮想マシンの集約を行う場合、業務を実行する仮想マシンの配置が分からないため、リンクアップの有無だけではサーバが接続されているポートへの電力供給の遮断可否を判定できない。したがって、サーバが使用されていないにも関わらず通電されているポート(以下、通電不使用ポートと記載する。)を遮断できず、十分な省電力効果を得られない。
本発明は、従来技術が持つ前述の問題点を解決することを目的とする。すなわち、データセンターシステム内の業務を実行するサーバに影響を与えず、かつ、省電力を実現するようにスイッチのポート及び転送機能部への電源供給を制御する省電力ネットワーク管理サーバの提供を目的とする。
本発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、ネットワーク機器を備えるネットワークシステムに接続され、前記ネットワーク機器への電源の状態を管理する省電力ネットワーク管理サーバであって、前記ネットワークシステムには、業務サーバが接続され、前記業務サーバは、第1のプロセッサと、前記第1のプロセッサと接続される第1のメモリと、前記第1のプロセッサと接続される第1の記憶媒体と、前記第1のプロセッサに接続される第1のネットワークインターフェースとを備え、前記ネットワーク機器は、第2のプロセッサと、前記第2のプロセッサと接続されるメモリと、前記第2のプロセッサに接続される第2の記憶媒体と、他の機器と接続するためのポートと、前記ポートに接続された前記他の機器からのトラフィックを転送する転送機能部と、前記ポート及び前記転送機能部への電力供給を制御する電力制御部とを備え、前記省電力ネットワーク管理サーバは、第3のプロセッサと、前記第3のプロセッサと接続される第3のメモリと、前記第3のプロセッサと接続される第3の記憶媒体と、前記第3のプロセッサに接続される第2のネットワークインターフェースとを備え、前記省電力ネットワーク管理サーバは、前記第3のメモリに、前記ネットワーク機器、及び前記業務サーバの接続状態を管理するネットワーク構成情報と、前記業務サーバへの業務の割り当てを管理する業務割当情報とを格納し、前記ネットワーク機器に接続される前記他の機器の接続関係を示す隣接機器情報、及び前記業務サーバへの業務の割り当てに関する情報を受信し、前記受信した隣接機器情報、及び前記業務サーバへの業務の割り当てに関する情報に基づいて、前記ネットワーク構成情報及び前記業務割当情報を更新し、前記更新されたネットワーク構成情報及び業務割当情報に基づいて、前記ネットワーク機器のポートへの電力供給の開始又は停止を判定し、前記ポートへの電力供給の開始又は停止の判定結果を、ポート判定結果として前記第3のメモリに格納し、前記ポート判定結果に基づいて、前記ネットワーク機器のポートへの電力供給を制御することを特徴とする。
本発明によれば、省電力ネットワーク管理サーバは、ネットワーク機器が備える全てのポートのうち、業務に利用されていないサーバが接続されるポートを抽出してネットワークシステム内の余剰電力を算出し、抽出されたポートへの給電を遮断するができる。これによって、ネットワークシステムの消費電力を抑制できる。
また、前述の抽出結果に基づいて、ネットワークシステム内のネットワーク機器のうち、業務を実行するサーバの接続に利用されていないネットワーク機器を抽出してネットワークシステム内の余剰電力を算出し、抽出されたネットワーク機器の転送機能部への給電を遮断できる。これによって、さらに、ネットワークシステムの消費電力を抑制できる。
図2は、本発明の第1の実施形態の省電力ネットワーク管理サーバが実行する遮断判定の結果の一例を示した図である。
図3は、本発明の第1の実施形態の省電力ネットワーク管理サーバの構成の一例を説明するブロック図である。
図4は、本発明の第1の実施形態のスイッチの構成の一例を説明するブロック図である。
図5は、本発明の第1の実施形態の省電力ネットワーク管理サーバが実行する遮断判定の処理の流れを説明するシーケンス図である。
図6は、本発明の第1の実施形態のS0505の処理後のスイッチSW001のネットワーク構成情報を示す図である。
図7は、本発明の第1の実施形態のS0505の処理後のスイッチSW002のネットワーク構成情報を示す図である。
図8は、本発明の第1の実施形態のS0505の処理後のスイッチSW003のネットワーク構成情報を示す図である。
図9は、本発明の第1の実施形態のS0505の処理後のスイッチSW004のネットワーク構成情報を示す図である。
図10は、本発明の第1の実施形態のS0505の処理後のスイッチSW005のネットワーク構成情報を示す図である。
図11は、本発明の第1の実施形態のS0505の処理後のスイッチSW000のネットワーク構成情報を示す図である。
図12は、本発明の第1の実施形態の外部ネットワーク接続登録GUIの一例を説明する図である。
図13は、本発明の第1の実施形態のスイッチSW000のネットワーク構成情報を示す図である。
図14は、本発明の第1の実施形態のサーバ接続登録GUIの一例を示す図である。
図15は、本発明の第1の実施形態のサーバ接続情報の一例を示す図である。
図16は、本発明の第1の実施形態の、S0509の処理後のSW000のネットワーク構成情報を示す図である。
図17は、本発明の第1の実施形態の論理サーバ登録GUIの一例を示す図である。
図18は、本発明の第1の実施形態のサーバ資源情報の一例を示す図である。
図19は、本発明の第1の実施形態の業務稼動登録GUIの一例を説明する図である。
図20は、本発明の第1の実施形態の業務割当情報の一例を示す図である。
図21は、本発明の第1の実施形態の消費電力情報の一例を示す図である。
図22は、本発明の第1の実施形態の省電力ネットワーク管理サーバが実行するポート・転送機能部遮断判定の処理を説明するフローチャートである。
図23Aは、本発明の第1の実施形態のポート・転送機能部遮断判定の処理の詳細を説明するフローチャートである。
図23Bは、本発明の第1の実施形態のポート・転送機能部遮断判定の処理の詳細を説明するフローチャートである。
図24は、本発明の第1の実施形態における転送機能部遮断判定結果の判定状態の遷移を説明する図である。
図25は、本発明の第1の実施形態のポート遮断判定結果の一例を示す図である。
図26は、本発明の第1の実施形態の転送機能部遮断判定結果の一例を示す図である。
図27Aは、本発明の第1の実施形態の、ポート・転送機能部遮断判定処理を実行中の転送機能部遮断判定結果の遷移を説明する図である。
図27Bは、本発明の第1の実施形態の、ポート・転送機能部遮断判定処理を実行中の転送機能部遮断判定結果の遷移を説明する図である。
図27Cは、本発明の第1の実施形態の、ポート・転送機能部遮断判定処理を実行中の転送機能部遮断判定結果の遷移を説明する図である。
図28は、本発明の第1の実施形態における、データセンターシステム内の遮断判定結果の表示画面の一例の説明図である。
図29は、本発明の第1の実施形態における、ネットワーク単位の遮断判定結果の表示画面の一例の説明図である。
図30は、本発明の第1の実施形態における、スイッチ単位の遮断判定結果の表示画面の一例の説明図である。
図31は、本発明の第1の実施形態における、スイッチ単位の遮断判定結果の表示画面の一例の説明図である。
図32は、本発明の第1の実施形態における、スイッチ単位の遮断判定結果の表示画面の一例の説明図である。
図33は、本発明の第1の実施形態における、スイッチ単位の遮断判定結果の表示画面の一例の説明図である。
図34は、本発明の第1の実施形態のポート毎に電力供給の遮断を指示するためのGUIの説明図である。
図35は、本発明の第2の実施形態の省電力ネットワーク管理サーバが実行する遮断判定及び電力制御の処理の流れを説明するシーケンス図である。
図36は、本発明の第2の実施形態のサーバ移動内容を説明する図である。
図37は、本発明の第2の実施形態の制御結果を表示する通電制御結果GUIの一例の説明図である。
図38は、本発明の第3の実施形態の省電力ネットワーク管理サーバが実行する遮断判定及び電力制御の処理の流れを説明するシーケンス図である。
図39は、本発明の第3の実施形態におけるサーバ起動内容を説明する図である。
図40は、本発明の第3の実施形態における遮断判定結果の表示画面の一例の説明図である。
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。本発明の第1の実施形態では、省電力ネットワーク管理サーバが、管理対象であるデータセンターのネットワークに設けられるサーバ上の業務プロセスの割り当て状態に基づいて、省電力を実現するために当該ネットワークに含まれるスイッチのポート及び転送機能部の最適な電源供給の構成を作成する。
図1は、本発明の第1の実施形態のデータセンターシステム内のネットワークシステムの構成の一例を示す図である。
ネットワークシステムは、省電力ネットワーク管理サーバ1、仮想マシン管理サーバ2、広域ネットワーク(WAN)3、複数のスイッチ4、複数のサーバ5、及び管理ネットワーク6から構成される。
仮想マシン管理サーバ2は、仮想マシンを制御及び管理する。WAN3は、当該ネットワークシステムと外部とを接続するためのネットワークである。管理ネットワーク6は、スイッチ4及びサーバ5を制御するためのネットワークであり、省電力ネットワーク管理サーバ1、仮想マシン管理サーバ2、スイッチ4、及びサーバ5が接続される。
スイッチ4は、WAN3、スイッチ4又はサーバ5を接続し、これによって、ネットワークが構成される。サーバ5は、スイッチ4と接続され、各種業務を実行することができる。
ここで、サーバ5は、物理サーバ、及び仮想マシンを含む。物理サーバとは、一つの物理筐体に一つのサーバを構築したものである。仮想マシンは、仮想マシン管理サーバ2によって作成された仮想的なサーバである。具体的には、仮想マシン管理サーバ2は、一つの物理筐体上に仮想化環境を構成し、仮想化環境が構成された物理筐体上に一以上の仮想マシンを作成する。例えば、物理筐体のメモリ等に格納されたハイパバイザ又はホストOSが仮想化環境を提供し、物理筐体上に一以上の仮想マシンが作成される。以下、仮想化環境が構成された物理筐体を仮想化対応サーバと記載する。
当該物理サーバ又は仮想マシンは、論理サーバとしてユーザに提供される。ユーザは、論理サーバを用いて各種業務を実行する。
図2は、本発明の第1の実施形態の省電力ネットワーク管理サーバ1が実行する遮断判定の結果の一例を示した図である。
図2に示す例では、サーバSVR001、SVR002は、顧客の業務が割り当てられているため、実際に業務が実行されている。サーバSVR003〜SVR012は、顧客の業務が割り当てられていないため、実際に業務が実行されていない。
この場合、省電力ネットワーク管理サーバ1が遮断判定を実行した場合、業務が割り当てられているサーバSVR001を接続するスイッチSW001のポートP1、業務が割り当てられているサーバSVR002を接続するスイッチSW001のポートP2、及びSW005を接続するポートP32は、ポートへの電力供給の遮断が不可と判定される。
一方、業務が割り当てられていないサーバSVR003のポートP3及び業務が割り当てられていないサーバSVR004のポートP4は、ポートへの電力供給の遮断が可能と判定される。
ここで、ポートへの電力供給の遮断が可能とは、ポートへの電力供給を遮断することが可能であることを意味する。以下、ポートへの電力供給の遮断を、ポートの遮断と記載する。
また、スイッチSW002、SW003に接続されたサーバSVR005〜SVR0012には業務が割り当てられていないため、各々のサーバSVR005〜SVR0012を接続するポートについても、ポートの遮断が可能と判定される。さらに、スイッチSW002、SW003の転送機能部については、転送機能部への電力供給の遮断が可能と判定される。
ここで、転送機能部への電力供給の遮断が可能とは、転送機能部が稼動するために必要な最小電力のみが供給される状態にすることが可能であることを意味する。以下、転送機能部への電力供給の遮断を、転送部の遮断と記載する。
スイッチSW004は、スイッチSW004に接続されるスイッチSW002、SW003の転送機能部は遮断することが可能と判定されているため、各々のスイッチ4を接続するポートは遮断することが可能と判定される。また、スイッチSW004の転送機能部の遮断が可能と判定される。
スイッチSW005は、通電中のスイッチSW001と接続されているため、スイッチSW001を接続するポートの遮断が不可と判定される。
SW000は、通電中のスイッチSW005及びWAN3を結ぶ経路上にあるスイッチ4であるため、スイッチSW005を接続するポート及びWAN3を接続するポートは通電される。
スイッチSW000のポートのうち、転送機能部の遮断が可能と判定されたスイッチSW004を接続するポートP2については遮断が可能と判定される。
なお、遮断判定の詳細については、図22、図23A及び図23Bを用いて後述する。
図3は、本発明の第1の実施形態の省電力ネットワーク管理サーバ1の構成の一例を説明するブロック図である。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、CPU101、入出力装置102、ネットワークインターフェース103、外部記憶装置104、及びメモリ106を備える。CPU101、入出力装置102、ネットワークインターフェース103、外部記憶装置104、及びメモリ106はシステムバス105を介して互いに接続される。
メモリ106には外部記憶装置104に格納されるプログラムが展開され、CPU101は、メモリ106上に展開されたプログラムを実行する。
具体的には、メモリ106上には、稼動ポート−転送機能部選択プログラム113、遮断判定結果表示プログラム114、電源供給設定プログラム115、業務稼動登録GUI116、リンク状態情報取得プログラム117、サーバ接続登録GUI118、及び論理サーバ稼動情報取得プログラム119が展開される。
稼動ポート−転送機能部選択プログラム113は、遮断判定を実行するためのプログラムである。遮断判定結果表示プログラム114は、遮断判定の結果を表示するためのプログラムである。電源供給設定プログラム115は、スイッチ4及びサーバ5への電力供給を制御及び管理するプログラムである。
業務稼動登録GUI116は、ネットワークの接続設定とサーバ5への業務の割り当て設定とをするためのプログラムである。リンク状態情報取得プログラム117は、スイッチ4から隣接機器情報(図5参照)を取得するためのプログラムである。サーバ接続登録GUI118は、サーバ5とスイッチ4との間の接続を設定するためのプログラムである。論理サーバ稼動情報取得プログラム119は、顧客に割り当てる論理サーバを設定するためのプログラムである。
また、メモリ106は、システムの構成情報として、業務割当情報107、ネットワーク構成情報108、サーバ接続情報109、及びサーバ資源情報110を格納する。また、メモリ106は、消費電力情報120、ポート遮断判定結果111、及び転送機能部遮断判定結果112を格納する。
業務割当情報107は、業務稼動登録GUI116を実行することによって設定された情報を格納する。ネットワーク構成情報108は、リンク状態情報取得プログラム117を実行することによって取得された情報を格納する。
サーバ接続情報109は、サーバ接続登録GUI118を実行することによって設定された情報を格納する。サーバ資源情報110は、論理サーバ稼動情報取得プログラム119を実行することによって設定された情報を格納する。
消費電力情報120は、スイッチ4の消費電力に関する情報を格納する。
ポート遮断判定結果111は、稼動ポート−転送機能部選択プログラム113によって実行された遮断判定の結果のうち、各スイッチ4のポートへの電力供給についての遮断判定を格納する。ポート遮断判定結果111の詳細は、図25を用いて後述する。
転送機能部遮断判定結果112は、稼動ポート−転送機能部選択プログラム113によって実行された遮断判定の結果のうち、ネットワーク内の全てのスイッチ4の転送機能部409(図4参照)についての遮断判定の結果を格納する。転送機能部遮断判定結果112の詳細については、図24を用いて後述する。
入出力装置102は、外部から情報を入力するための装置である。ネットワークインターフェース103は、管理ネットワークと接続するためのインタフェースである。外部記憶装置104は、省電力ネットワーク管理サーバ1の機能を実現するための各種プログラム及び情報を格納する。
図4は、本発明の第1の実施形態のスイッチ4の構成の一例を説明するブロック図である。
スイッチ4は、CPU401、入出力装置402、ネットワークインターフェース403、メモリ404、外部記憶装置405、ブリッジ407、電源制御部408、複数のポートP1〜P8、及び転送機能部409を備える。
CPU401、入出力装置402、ネットワークインターフェース403、メモリ404、外部記憶装置405、ブリッジ407、及び電源制御部408は、システムバス406を介して互いに接続される。転送機能部409は、ブリッジ407及び電源制御部408に接続され、また、各ポートP1〜P8は、電源制御部408及び転送機能部409に接続される。
メモリ404には外部記憶装置405に格納されるプログラムが展開され、CPU401が展開されたプログラムを実行する。入出力装置402は、外部から情報を入力するための装置である。
ネットワークインターフェース403は、管理ネットワークと接続するためのインタフェースである。外部記憶装置405は、スイッチ4を実現するための各種プログラム及び情報を格納する。ブリッジ407は、転送機能部409と各構成部(例えば、CPU401)とを接続するための装置である。
電源制御部408は、転送機能部409及びポートP1〜P8の通電を制御する。電源制御部408は、省電力ネットワーク管理サーバ1からの指示に従って、転送機能部409及びポートP1〜P8の通電を制御することができる。
転送機能部409は、ネットワークインターフェース403又はポートP1〜P8から受信したフレームを、当該フレームに含まれる宛先情報にしたがって転送する装置である。
ポートP1〜P8は、他の機器(例えば、WAN3、スイッチ4、又はサーバ5)と接続するためのネットワークインターフェースである。
図5は、本発明の第1の実施形態の省電力ネットワーク管理サーバ1が実行する遮断判定の処理の流れを説明するシーケンス図である。
データセンターシステムの運用管理者は、まずスイッチ4を設置し(S0501)、設置されたスイッチ4の電源を投入し(S0502)、省電力ネットワーク管理サーバ1が接続される管理ネットワーク6に当該スイッチ4を接続する。
電源が投入されたスイッチ4は、当該スイッチ4に接続される対向機器(例えば、スイッチ4)との間でお互いの識別子を交換し、自身に接続された対向機器の識別子と、当該対向機器を接続するポートとの一覧を作成し、作成された一覧を隣接機器情報として管理する(S0503)。
スイッチ4は、隣接機器情報を省電力ネットワーク管理サーバ1に送信する(S0504)。
隣接機器情報を受信した省電力ネットワーク管理サーバ1は、受信した隣接機器情報に基づいて、ネットワーク構成情報108を更新する(S0505)。
次に、運用管理者は、ネットワークを外部と接続するための広域ネットワーク(WAN3)回線をネットワーク内のスイッチ4に接続し(S506)、サーバ接続登録GUI118を介してネットワーク構成情報108にWAN回線の接続情報を登録する(S507)。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、登録された内容に基づいてネットワーク構成情報を更新する(S0508)。
次に、運用管理者は、ネットワーク内のスイッチ4にサーバ5を接続し(S0509)、接続されたサーバ5の電源を投入する(S0510)。
これによって、スイッチ4とサーバ5との間のリンクの状態がリンクアップの状態になる(S0511)。
スイッチ4は、スイッチ4のリンク状態を示すリンク状態情報を省電力ネットワーク管理サーバ1に送信する(S0512)。
運用管理者は、サーバ接続登録GUI118を介して、スイッチ4と接続されるサーバ5の情報を入力する(S0513)。
具体的には、運用管理者は、スイッチ4と接続されるサーバ5として物理サーバ又は仮想化対応サーバのいずれかを選択する。
仮想化対応サーバが選択された場合、運用管理者は、仮想化対応サーバ上に仮想マシンを作成するための情報を入力する。
仮想化対応サーバ上に仮想マシンを作成するための情報は、仮想マシン管理サーバ2に送信される。仮想マシン管理サーバ2は、受信した情報に基づいて、仮想マシンを仮想化対応サーバ上に作成し、作成された仮想マシンを管理する。なお、仮想マシン管理サーバ2は、仮想化対応サーバの識別子と仮想マシンの識別子との対応関係を示す情報を保持しており、省電力ネットワーク管理サーバ1は、仮想マシン管理サーバ2から、仮想化対応サーバの識別子と仮想マシンの識別子との対応関係を示す情報を取得できる。
さらに、運用管理者は、業務を行う論理サーバを設定するために、業務割り当てに必要な情報を入力する。以上がS0513における処理である。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、取得されたリンク状態情報及び入力されたスイッチ4とサーバ5との接続情報に基づいて、サーバ接続情報109及びネットワーク構成情報108を更新する(S0514、S0515)。
S0501〜S0515において、設置されたスイッチ4の転送機能部409及び全てのポートは通電された状態である。
スイッチ4及びサーバ5を接続し、ネットワークシステムの構成情報を更新する処理が終了すると、運用管理者は、省電力ネットワーク管理サーバ1にネットワークシステム内のスイッチ4への電源供給の遮断判定の実行を指示する(S5016)。
運用管理者からの指示を受信した省電力ネットワーク管理サーバ1は、遮断判定を実行する(S0517)。具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、ネットワーク構成情報108、サーバ接続情報109及びサーバ資源情報110に基づいて、スイッチ4のポート及び転送機能部409の遮断が可能か否かを判定する。
判定結果は、それぞれ、ポート遮断判定結果111及び転送機能部遮断判定結果112に格納される。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、ポート遮断判定結果111及び転送機能部遮断判定結果112から、判定結果を表示するためのデータを生成する。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、生成された判定結果を表示するためデータを、判定結果として運用管理者に表示する(S0518)。
なお、本実施形態では、運用管理者の指示によって遮断判定が実行されたが、省電力ネットワーク管理サーバ1が周期的に遮断判定を実行してもよい。
また、S0513において、省電力ネットワーク管理サーバ1は、運用管理者によって入力された、スイッチ4と接続されるサーバ5の情報を、仮想マシン管理サーバ2を介して受信してもよい。
図6は、本発明の第1の実施形態のS0505の処理後のスイッチSW001のネットワーク構成情報108を示す図である。図7は、本発明の第1の実施形態のS0505の処理後のスイッチSW002のネットワーク構成情報108を示す図である。図8は、本発明の第1の実施形態のS0505の処理後のスイッチSW003のネットワーク構成情報108を示す図である。図9は、本発明の第1の実施形態のS0505の処理後のスイッチSW004のネットワーク構成情報108を示す図である。図10は、本発明の第1の実施形態のS0505の処理後のスイッチSW005のネットワーク構成情報108を示す図である。図11は、本発明の第1の実施形態のS0505の処理後のスイッチSW000のネットワーク構成情報108を示す図である。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、スイッチ4ごとにネットワーク構成情報108を管理する。
ネットワーク構成情報108は、ポートID1081、通電状態1082、対向装置識別子1083、対向装置種別1084、対向装置特有情報1085及びリンク状態1086を含む。
ポートID1081は、データセンターシステム内に備えられたスイッチ4が備えるポートを一意に識別するための識別子を格納する。通電状態1082は、ポートID1081に対応するポートへの電力供給の状態を格納する。例えば、ポートに電力が供給されている場合、「通電」が格納され、ポートに電力が供給されていない場合、「遮断」が格納される。
対向装置識別子1083は、ポートID1081に対応するポートに接続される対向装置をデータセンターシステム内で一意に識別するための識別子を格納する。なお、本実施形態では、WANも対向装置として扱われる。対向装置種別1084は、ポートID1081に対応するポートに接続される対向装置の機器種別を格納する。例えば、スイッチ4が接続される場合、「スイッチ」が格納され、サーバ5が接続される場合、「サーバ」が格納される。
対向装置特有情報1085は、ポートID1081に対応するポートに接続される対向装置に特有の情報を格納する。例えば、対向装置がスイッチ4である場合、対応装置であるスイッチ4のポートID1081が格納される。
リンク状態1086は、ポートID1081に対応するポートに接続される対向装置とのリンク状態を格納する。例えば、対向装置識別子1083にスイッチ4の識別子が格納されている場合、リンク状態1086には、リンクアップの状態を示す「UP」が格納される。また、対向装置識別子1083が「Null」の場合、リンク状態1086には、リンクダウンの状態を示す「DOWN」が格納される。
なお、ポートにサーバ5が接続され、当該サーバ5が稼動状態、つまり、サーバ5の電力がONの状態の場合、リンク状態1086には「UP」が格納される。また、ポートにサーバ5が接続され、当該サーバ5が稼動していない状態、つまり、サーバ5の電力がOFFの状態の場合、リンク状態1086には「DOWN」が格納される。
図6に示すネットワーク構成情報108−1では、スイッチSW001のポートID1081が「32」のポートは、スイッチSW005のポートP2と接続されていることが分かる。
図7に示すネットワーク構成情報108−2では、スイッチSW002のポートID1081が「32」のポートは、スイッチSW004のポートP2と接続されていることが分かる。
図8に示すネットワーク構成情報108−3では、スイッチSW003のポートID1081が「32」のポートは、スイッチSW004のポートP3と接続されていることが分かる。
図9に示すネットワーク構成情報108−4では、スイッチSW004のポートID1081が「2」のポートは、スイッチSW002のポートP32と接続されていることが分かる。また、スイッチSW004のポートID1081が「3」のポートは、スイッチSW003のポートP32と接続されていることが分かる。また、スイッチSW004のポートID1081が「24」のポートは、スイッチSW000のポートP2と接続されていることが分かる。
図10に示すネットワーク構成情報108−5では、スイッチSW005のポートID1081が「2」のポートは、スイッチSW001のポートP32と接続されていることが分かる。また、スイッチSW005のポートID1081が「24」のポートは、スイッチSW000のポートP1と接続されていることが分かる。
図11に示すネットワーク構成情報108−0では、スイッチSW000のポートID1081が「1」のポートは、スイッチSW005のポートP24と接続されていることが分かる。また、スイッチSW000のポートID1081が「2」のポートは、スイッチSW004のポートP24と接続されていることが分かる。
図12は、本発明の第1の実施形態の外部ネットワーク接続登録GUI1180の一例を説明する図である。
外部ネットワーク接続登録GUI1180は、S0506の処理時に、運用管理者が外部ネットワーク(WAN3)にスイッチ4を接続するときに使用される。
外部ネットワーク接続登録GUI1180は、サーバ接続登録GUI118が実行されることによって実現される。
外部ネットワーク接続登録GUI1180は、接続ネットワークエリア11801、接続位置エリア11802、OK11803、及びキャンセル11804を含むダイアログウィンドウによって構成される。
接続ネットワークエリア11801は、スイッチ4と接続される外部ネットワーク(WAN3)に関する情報を入力するためのエリアである。接続ネットワークエリア11801は、名前118011と種別118012とを含む。
名前118011は、データセンターシステム内で外部ネットワーク(WAN3)を一意に識別する識別子を入力するエリアである。種別118012は、接続される外部ネットワーク(WAN3)の種別を入力するためのエリアである。
図12に示す例では、外部ネットワーク(WAN3)の種別として、顧客拠点とデータセンターの論理サーバとの間でイーサネット(登録商標)接続を提供するための広域イーサネット(登録商標)及び顧客拠点とデータセンターにおける論理サーバとの間でIP接続を提供するためのIP−VPNが選択肢としてダイアログウィンドウ内に表示される。
接続位置エリア11802は、外部ネットワーク(WAN3)が接続される位置、つまり、外部ネットワーク(WAN3)と接続されるスイッチ4を入力するエリアである。
接続位置エリア11802は、スイッチID118021とポートID118022とを含む。
スイッチID118021は、データセンターシステム内で外部ネットワーク(WAN3)を接続するスイッチ4を、一意に識別する識別子を入力するためのエリアである。ポートID118022は、スイッチ4内のポートを一意に識別するための識別子を入力するためのエリアである。
スイッチID118021には、ネットワーク内に配置されるスイッチ4のみが表示される。これによって、運用管理者の入力誤りを防止できる。また、ポートID118022には、既にサーバ接続情報109に登録された登録済みポートは表示されず、何も接続されていないポートのみが表示される。これによって、運用管理者の入力誤りを防止できる。
OK11803は、接続ネットワークエリア11801、及び接続位置エリア11802に入力された設定を有効にするための操作ボタンである。キャンセル11804は、接続ネットワークエリア11801、及び接続位置エリア11802に入力された設定を無効にするための操作ボタンである。
外部ネットワーク接続登録GUI1180を用いて入力された情報は、省電力ネットワーク管理サーバ1に送信される。外部ネットワーク接続登録GUI1180を用いて入力された情報を受信した省電力ネットワーク管理サーバ1は、受信した情報に基づいて、ネットワーク構成情報108を更新する。
図13は、本発明の第1の実施形態のスイッチSW000のネットワーク構成情報108−0を示す図である。
図13に示す例は、S0506において、運用管理者が外部ネットワーク接続登録GUI1180を用いて外部ネットワーク接続の内容を入力した後の状態を示す図である。
図13は、図11と比較して、ポートID1081が「24」であるポートに、接続ネットワークの種別が「IP−VPN」である「WAN1」が接続されていることが分かる。
図14は、本発明の第1の実施形態のサーバ接続登録GUI1181の一例を示す図である。
サーバ接続登録GUI1181は、S0509の処理時に、運用管理者がスイッチ4にサーバ5を接続するときに使用される。
サーバ接続登録GUI1181は、サーバ接続登録GUI118を実行することによって実現される。
サーバ接続登録GUI1181は、接続サーバエリア11811、接続位置エリア11812、OK11813、及びキャンセル11814を含むダイアログウィンドウによって構成される。
接続サーバエリア11811は、スイッチ4と接続されるサーバ5に関する情報を入力するためのエリアである。接続サーバエリア11811は、名前118111と種別118112とを含む。
名前118111は、データセンターシステム内でサーバ5を一意に識別する識別子を入力するエリアである。種別118112は、サーバ5によって提供される論理サーバの構成種別を入力するためのエリアである。図14に示す例では、物理サーバと仮想化対応サーバとが選択肢として、ダイアログウィンドウ内に表示される。
接続位置エリア11812は、サーバ5が接続される位置、つまり、外部ネットワーク(WAN3)が接続されるスイッチ4を入力するエリアである。
接続位置エリア11812は、スイッチID118121とポートID118122とを含む。スイッチID118121及びポートID118122は、図12に示すスイッチID118021及びポートID118022と同一のものである。
スイッチID118121には、ネットワーク内に配置されるスイッチ4のみが表示される。これによって、運用管理者の入力誤りを防止できる。また、ポートID118122には、既にサーバ接続情報109に登録された登録済みポートは表示されず、何も接続されていないポートのみが表示される。これによって、運用管理者の入力誤りを防止できる。
OK11813は、接続サーバエリア11811、及び接続位置エリア11812に入力された設定を有効にするための操作ボタンである。キャンセル11814は、接続サーバエリア11811、及び接続位置エリア11812に入力された設定を無効にするための操作ボタンである。
サーバ接続登録GUI1181を用いて入力された情報は、省電力ネットワーク管理サーバ1に送信される。サーバ接続登録GUI1181を用いて入力された情報を受信した省電力ネットワーク管理サーバ1は、受信した情報に基づいて、ネットワーク構成情報108及びサーバ接続情報109を更新する。
なお、本実施形態では、運用管理者が、省電力ネットワーク管理サーバ1が実行するGUIを用いて、サーバ接続に必要な情報を入力したが、本発明はこの限定されず他の形態であってもよい。例えば、ネットワークに接続されたサーバ5上で稼動するエージェントが、接続されたスイッチ4上の管理エージェントにサーバ5の識別子とサーバ5の接続形態とを通知する。当該通知を受信した接続先のスイッチ4は、当該スイッチ4自身の識別子及びサーバ5を接続するポートの識別子、並びにサーバ5からの通知を省電力ネットワーク管理サーバ1に通知する。スイッチ4上の管理エージェントからの通知を受信した省電力ネットワーク管理サーバ1は、当該通知に含まれる情報に基づいて、ネットワーク構成情報108及びサーバ接続情報109を更新する。
図15は、本発明の第1の実施形態のサーバ接続情報109の一例を示す図である。
図15に示す例では、S0509の処理時に、運用管理者がサーバ接続登録GUI1181を用いてサーバ5を接続するための情報を入力した後の状態を示す図である。
サーバ接続情報109は、サーバID1091、サーバ種別1092、スイッチID1093、及びポートID1094を含む。
サーバID1091は、データセンターシステム内でサーバを一意に識別するための識別子を格納する。サーバ種別1092は、接続されるサーバ5によって提供される論理サーバの構成種別を格納する。具体的には、サーバ5が物理サーバである場合、サーバ種別1092には「物理」が格納され、サーバ5が仮想化対応サーバである場合、サーバ種別1092には「仮想」が格納される。
スイッチID1093は、サーバ5が接続されるスイッチ4をデータセンターシステム内で一意に識別するための識別子を格納する。ポートID1094は、サーバ5が接続されるスイッチ4内でポートを一意に識別するための識別子を格納する。
図15で示す例では、スイッチSW001のポート1〜8に、それぞれ、サーバSVR001〜SVR008が接続されていることが分かる。また、スイッチSW001に接続される8つのサーバ5のうち、サーバSVR001、SVR002、SVR005、及びSVR006は、仮想化対応サーバであり、サーバSVR003、SVR004、SVR007、及びSVR008は、物理サーバであることが分かる。
図16は、本発明の第1の実施形態の、S0509の処理後のSW000のネットワーク構成情報108−1を示す図である。
図16に示す例は、S0509の処理時に、運用管理者がサーバ接続登録GUI1181を用いてサーバ5を接続するための情報を入力した後の状態を示す図である。スイッチSW001のポート1〜8に、それぞれ、サーバSVR001〜SVR008が接続されていることが分かる。
また、ポート1〜6に接続されるサーバ5は、リンクアップの状態、つまり、通電されたサーバ5であることが分かる。また、ポート7及び8に接続されるサーバ5は、リンクダウンの状態、つまり、通電されていないサーバ5であることが分かる。
図17は、本発明の第1の実施形態の論理サーバ登録GUI1182の一例を示す図である。
論理サーバ登録GUI1182は、S0509の処理時に、運用管理者が論理サーバを作成するときに使用される。
論理サーバ登録GUI1182は、サーバ接続登録GUI118を実行することによって実現される。
論理サーバ登録GUI1182は、論理サーバエリア11821、利用サーバエリア11822、OK11823、及びキャンセル11824を含むダイアログウィンドウによって構成される。
論理サーバエリア11821は、顧客に提供する論理サーバに関する情報を入力するためのエリアである。論理サーバエリア11821は、名前118211を含む。名前118211は、データセンターシステム内で、顧客に提供される論理サーバを一意に識別するための識別子を入力するエリアである。
利用サーバエリア11822は、論理サーバとして利用されるサーバ5に関する情報を入力するためのエリアである。利用サーバエリア11822は、サーバID118221及び仮想マシンID118222を含む。
サーバID118221は、論理サーバとして利用されるサーバ5をデータセンターシステム内で一意に識別するための識別子を入力するエリアである。仮想マシンID118222は、論理サーバとして利用されるサーバ5が仮想化対応サーバであった場合、仮想化対応サーバ内で仮想マシンを一意に識別するための識別子を入力するためのエリアである。
サーバID118221には、ネットワーク内に配置されるサーバ5のみが表示される。これによって、運用管理者の入力誤りを防止できる。また、仮想マシンID118222には、仮想化対応サーバ上に作成される仮想マシンのみが表示される。これによって、運用管理者の入力誤りを防止できる。
OK11823は、論理サーバエリア11821、及び利用サーバエリア11822に入力された設定を有効にするための操作ボタンである。キャンセル11824は、論理サーバエリア11821、及び利用サーバエリア11822に入力された設定を無効にするための操作ボタンである。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、論理サーバ稼動情報取得プログラム119を実行することによって、論理サーバ登録GUI1182を用いて入力された情報を取得する。省電力ネットワーク管理サーバ1は、取得された情報に基づいて、サーバ資源情報110を更新する。
図18は、本発明の第1の実施形態のサーバ資源情報110の一例を示す図である。
図18に示す例は、S0509の処理時に、運用管理者が論理サーバ登録GUI1182を用いて論理サーバを登録するための情報を入力した後の図である。
サーバ資源情報110は、論理サーバID1101、サーバID1102、及び仮想マシンID1103を含む。
論理サーバID1101は、顧客に提供する論理サーバをデータセンターシステム内で一意に識別するための識別子を格納する。サーバID1102は、サーバ5をデータセンターシステム内で一意に識別するための識別子を格納する。仮想マシンID1103は、仮想化対応サーバ上に作成された仮想マシンを、仮想化対応サーバ内で一意に識別するための識別子を格納する。
図18に示す例では、論理サーバLGC001〜LGC012が存在することが分かる。また、12の論理サーバうち8つは、仮想マシンであることが分かる。
具体的には、サーバSVR001、SVR002、SVR005及びSVR006上にそれぞれ、2つの仮想マシンが作成されていることが分かる。
図19は、本発明の第1の実施形態の業務稼動登録GUI116の一例を説明する図である。
業務稼動登録GUI116は、S509の処理時に、運用管理者が論理サーバに業務を割り当てるときに使用される。
運用管理者は、業務稼動登録GUI116を用いて、具体的な業務を論理サーバに割り当てる。
業務稼動登録GUI116は、論理サーバエリア1161、ID割当エリア1162、OK1163、及びキャンセル1164を含むダイアログウィンドウによって構成される。
論理サーバエリア1161は、業務を割り当てる論理サーバに関する情報を入力するためのエリアである。論理サーバエリア1161は、論理サーバID11611及び業務種別11612を含む。
論理サーバID11611は、論理サーバをデータセンターシステム内で一意に識別するための識別子を入力するためのエリアである。業務種別11612は、論理サーバに割り当てる業務の種別を入力するためのエリアである。図19に示す例では、論理サーバID11611が「LGC001」の論理サーバに、業務「Web」が割り当てられている。
ID割当エリア1162は、顧客に関する情報を入力するためのエリアである。ID割当エリア1162は、業務ID11621及びユーザID11622を含む。
業務ID11621は、顧客又は複数の顧客から構成されるグループ内で、論理サーバを用いて行っている業務を一意に識別するための識別子を入力するためのエリアである。ユーザID11622は、データセンターシステム内で顧客を一意に識別するための識別子を入力するためのエリアである。
論理サーバID11611には、ネットワーク内に存在する論理サーバのみが表示される。これによって、運用管理者の入力誤りを防止できる。業務種別11612には、予め設定された業務のみが表示される。これによって、運用管理者の入力誤りを防止できる。また、ユーザID11622には、データセンターに登録されている顧客のみが表示される。これによって、運用管理者の入力誤りを防止できる。
OK1163は、論理サーバエリア1161、及びID割当エリア1162に入力された設定を有効にするための操作ボタンである。キャンセル1164は、論理サーバエリア1161、及びID割当エリア1162に入力された設定を無効にするための操作ボタンである。
業務稼動登録GUI116を用いて入力された情報は、省電力ネットワーク管理サーバ1に送信される。業務稼動登録GUI116を用いて入力された情報を受信した省電力ネットワーク管理サーバ1は、受信した情報に基づいて、業務割当情報107を更新する。
図20は、本発明の第1の実施形態の業務割当情報107の一例を示す図である。
図20に示す例は、S0509の処理時に、運用管理者が業務稼動登録GUI116を用いて論理サーバに業務を割り当てるための情報を入力した後の図である。
業務割当情報107は、論理サーバID1071、業務種別1072、業務ID1073、及びユーザID1074を含む。
論理サーバID1071は、データセンターシステム内で論理サーバを一意に識別するための識別子を格納する。業務種別1072は、論理サーバに割り当てられた業務の種別を格納する。業務ID1073は、顧客又は複数の顧客から構成されるグループ内において、論理サーバを用いて実行される業務を一意に識別するための識別子を格納する。ユーザID1074は、データセンターシステム内で顧客を一意に識別するための識別子を格納する。
図21は、本発明の第1の実施形態の消費電力情報120の一例を示す図である。
消費電力情報120は、スイッチID1201、転送機能部電力1202、及びポート電力1203を含む。
スイッチID1201は、データセンターシステム内に設けられたスイッチ4を一意に識別するための識別子を格納する。転送機能部電力1202は、スイッチID1201に対応するスイッチ4の転送機能部409の消費電力を格納する。ポート電力1203は、スイッチID1201に対応するスイッチ4のポートの消費電力を格納する。
図22は、本発明の第1の実施形態の省電力ネットワーク管理サーバ1が実行するポート・転送機能部遮断判定の処理を説明するフローチャートである。
ポート・転送機能部遮断判定の処理は、省電力ネットワーク管理サーバ1が稼動ポート−転送機能部選択プログラム113を実行することによって実現される。
図22では、ポート・転送機能部遮断判定の処理の流れについて説明し、具体的な処理については、図23A及び図23Bを用いて後述する。
ポート・転送機能部遮断判定の処理は、2つの処理に分かれる。つまり、ポート・転送機能部遮断判定の処理の前半では、各スイッチ4のポート及び転送機能部409の遮断が可能か否かを判定する処理である。ポート・転送機能部遮断判定の後半は、対向スイッチ4の遮断判定結果に基づいて、ネットワーク単位でスイッチ4の転送機能部409が遮断可能か否かを判定する処理である。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、ポート・転送機能部遮断判定の処理を開始する(S2201)。
まず、省電力ネットワーク管理サーバ1は、スイッチのループ処理を開始する(S2202)。具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、ネットワーク構成情報108から、任意のスイッチ4を1つ選択する。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2202において選択されたスイッチ4のポートのループ処理を開始する(S2203)。具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2202において選択されたスイッチ4が備えるポートから、任意のポートを1つ選択する。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、ポートの遮断可否を判定する(S2204)。具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、ネットワーク構成情報108、サーバ接続情報109、サーバ資源情報110、及び業務割当情報107を参照し、S2203において選択されたポートに、業務を割り当てられたサーバが接続されているか否かを判定する。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、1つのポートの判定が終了すると(S2205)、全てのポートについて処理が終了したか否かを判定し、全てのポートについて処理が終了していないと判定された場合、S2203に戻り、他のポートについて同様の処理を実行する。
全てのポートについて処理が終了したと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、ポートの遮断可否の判定結果に基づいて、スイッチ4の転送機能部409の遮断可否を判定する(S2206)。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2202において選択されたスイッチ4の全てのポート及び転送機能部409の遮断可否の判定が終了すると(S2207)、全てのスイッチ4について遮断可否の判定処理が終了したか否かを判定し、全てのスイッチ4について遮断可否の判定処理が終了していないと判定された場合、S2202に戻り、他のスイッチについて同様の処理を実行する。
全てのスイッチ4について遮断可否の判定処理が終了したと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、ネットワークのループ処理を開始する(S2208)。
まず、省電力ネットワーク管理サーバ1は、スイッチ単位の遮断可否の判定結果に基づいて、転送機能部409の遮断が可能と判定されていないスイッチ4を全て抽出する(S2209)。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、判定中のスイッチのループ処理を開始する(S2210)。具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2209において抽出されたスイッチ4から、任意のスイッチ4を1つ選択する。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2210において選択されたスイッチ4に接続される対向スイッチの転送機能部409の遮断可否の判定結果に基づいて、S2201において選択されたスイッチ4の転送機能部の遮断可否を判定する(S2211)。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2209において抽出された全てのスイッチ4について処理が終了したか否かを判定し(S2212)、S2209において抽出された全てのスイッチ4について処理が終了していないと判定された場合、S2210に戻り、他のスイッチ4について同様の処理を実行する。
S2209において抽出された全てのスイッチ4について処理が終了したと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、ネットワーク構成情報108を参照し、ネットワークのループ処理前と処理後とを比較して遮断可能なスイッチ4の数が変化したか否かを判定する(S2213)。
ネットワークのループ処理前と処理後とを比較して遮断可能なスイッチ4が変化していないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、ネットワークのループ処理を終了し(S2214)、ポート・転送機能部遮断判定の処理を終了する(S2215)。
ネットワークのループ処理前と処理後とを比較して遮断可能なスイッチ4の数が変化していると判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2208に戻り、同様の処理を実行する。
スイッチのループ処理(S2201〜S2207)においては、少なくとも、サーバ5又はWAN3が接続されたスイッチ4の転送機能部409の遮断可否について判定される。また、ネットワークのループ処理(S2208〜S2215)では、ネットワークシステム内の上位又は下位のスイッチ4の転送機能部409の遮断可否の判定結果に基づいて、全てのスイッチ4の転送機能部409の遮断可否が判定される。
図23A及び図23Bは、本発明の第1の実施形態のポート・転送機能部遮断判定の処理の詳細を説明するフローチャートである。
図23Aは、ポート・転送機能部遮断判定の処理の前半(S2201〜S2207)の詳細を示す図である。図23Bは、ポート・遮断機能部遮断判定の処理の後半(S2208〜S2215)の詳細を示す図である。
まず、ポート・転送機能部遮断判定の処理の前半(S2201〜S2207)の詳細について説明する。ポート・転送機能部遮断判定の処理の前半は、特に、サーバ5に接続されるスイッチ4(例えば、図1に示すSW001、SW002、又はSW003)及びWAN3に接続されたスイッチ4(例えば、図1に示すSW000)に着目した判定が実行される。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、ポート・転送機能部遮断判定の処理を開始する(S2301)。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、スイッチのループ処理を開始する(S2302)。S2302では、省電力ネットワーク管理サーバ1は、ネットワーク構成情報108から、任意のスイッチ4を1つ選択する。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたスイッチ4のポートのループ処理を開始する(S2303)。S2303では、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたスイッチ4が備えるポートを1つ選択する。
以下、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたスイッチ4の各ポートの遮断可否を判定する。
まず、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートに対向装置が接続されているか否かを判定する。具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートの対向装置識別子1083が「Null」であるか否かを判定する。
選択されたポートに対向装置が接続されていないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートについて、「遮断可能」と判定してループを脱出し(S2304)、S2312に進む。
選択されたポートに対向装置が接続されていると判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、次の判定に進む。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートに接続される対向装置がスイッチ4であるか否かを判定する。具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートの対向装置識別子1083がスイッチを表す識別子(例えば、SW001)であるか否かを判定する。
選択されたポートに接続される対向装置がスイッチであると判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートについて、「スイッチ接続先」と判定してループを脱出し(S2305)、S2312に進む。なお、「スイッチ接続先」と判定されたポートを以下、スイッチ接続ポートと記載する。
選択されたポートに接続される対向装置がスイッチでないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、次の判定に進む。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートに接続される対向装置がWAN3であるか否かを判定する。具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートの対向装置識別子1083が「WAN」であるか否かを判定する。
選択されたポートに接続される対向装置がWAN3であると判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートについて、「遮断不可」と判定してループを脱出し(S2306)、S2312に進む。
選択されたポートに接続される対向装置がWAN3でないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、次の判定に進む。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートに接続される対向装置が物理サーバであるか否かを判定する。具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたスイッチ4のネットワーク構成情報108及びサーバ接続情報109を参照し、選択されたポートの対向装置識別子1083にサーバID1091が格納され、かつ、当該サーバID1091に対応するサーバ種別1092が「物理」であるか否かを判定する。
選択されたポートに接続される対向装置が物理サーバであると判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、当該物理サーバが稼働中、つまり、物理サーバが電源ONの状態であるか否かを判定する。具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートに接続される物理サーバのリンク状態1086が「UP」であるか否かを判定する。
物理サーバが稼働中でないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートについて、「遮断可能」と判定してループを脱出し(S2307)、S2312に進む。
物理サーバが稼働中であると判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、稼動中の物理サーバに業務が割り当てられているか否かを判定する。
具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、物理サーバに対応するサーバID1102のエントリの論理サーバID1101を参照し、さらに、当該論理サーバID1101に対応するエントリの業務種別1072及び業務ID1073を参照し、選択されたポートに接続される物理サーバに業務が割り当てられているか否かを判定する。
稼動中の物理サーバに業務が割り当てられていないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートについて、「遮断可能」と判定してループを脱出し、S2312に進む。
稼動中の物理サーバに業務が割り当てられていると判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートについて、「遮断不可」と判定してループを脱出し(S2308)、S2312に進む。
選択されたポートに接続される対向装置が物理サーバでないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、ポートに接続されている対向装置は仮想化対応サーバと判定し、当該仮想化対応サーバ上に作成された仮想マシンが起動しているか否かを判定する。
具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートに接続される仮想化対応サーバのリンク状態1086が「DOWN」であるか否かを判定する。なお、リンク状態1086が「DOWN」である場合、仮想化対応サーバ上に作成された仮想マシンのいずれもが起動されていないことに対応している。
選択されたポートに接続される仮想化対応サーバ上に作成された仮想マシンが全て起動されていないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートについて、「遮断可能」と判定してループを脱出し(S2309)、S2312に進む。
選択されたポートに接続される仮想化対応サーバ上に作成された仮想マシンの少なくとも1つが起動されていると判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、次の判定に進む。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、仮想化対応サーバ上の起動中の仮想マシンのうち、少なくとも1つの起動中の仮想マシンに業務が割り当てられているか否かを判定する。
具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、仮想化対応サーバに対応するサーバID1102のエントリの論理サーバID1101を参照し、さらに、当該論理サーバID1101に対応するエントリの業務種別1072及び業務ID1073を参照し、選択されたポートに接続される仮想化対応サーバ上に作成された仮想マシンに業務が割り当てられているか否かを判定する。
仮想化対応サーバ上の起動中の仮想マシンのうち、少なくとも1つの起動中の仮想マシンに業務が割り当てられていないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートについて、「遮断可能」と判定してループを脱出し(S2310)、S2312に進む。
仮想化対応サーバ上の起動中の仮想マシンのうち、少なくとも1つの起動中の仮想マシンに業務が割り当てられていると判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたポートについて、「遮断不可」と判定してループを脱出し(S2311)、S2312に進む。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2302において選択されたスイッチ4の全てのポートについて処理が終了した否かを判定し、S2302において選択されたスイッチ4の全てのポートについて処理が終了したと判定された場合、ポートのループ処理を終了し(S2312)、S2313に進む。なお、ポートの遮断判定の結果は、ポート遮断判定結果111に格納される。
S2302において選択されたスイッチ4の全てのポートについて処理が終了していないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2303に戻り同様の処理を実行する。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、ポート遮断判定結果111を参照し、S2303において選択されたスイッチ4の転送機能部409の遮断可否を判定する。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2303において選択されたスイッチ4が「遮断不可」と判定されたポートを少なくとも1つ含むか否かを判定する。
S2303において選択されたスイッチ4が「遮断不可」と判定されたポートを少なくとも1つ含むと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、当該スイッチ4の転送機能部409について、「遮断不可」と判定してループを脱出し(S2313)、S2315に進む。
S2303において選択されたスイッチ4が「遮断不可」と判定されたポートを含まないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、次の判定に進む。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2303において選択されたスイッチ4が、1つのポートが「スイッチ接続先」と判定され、他のポートが「遮断可能」と判定されたか否かを判定する。
前述の判定条件を満たすと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2303において選択されたスイッチ4の転送機能部409について、「遮断可能」と判定してループを脱出し(S2314)、S2315に進む。
前述の判定条件を満たさないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2315に進む。
なお、S2313及び2314のいずれにも該当しない場合、スイッチ4の転送機能部409の遮断可否については、当該スイッチのループ処理では判定されない。したがって、省電力ネットワーク管理サーバ1は、当該スイッチのループ処理ではスイッチ4の転送機能部409の遮断可否を判定できない場合、この遮断可否の判定結果を「スイッチ接続ポート判定中」と判定する。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、全てのスイッチ4についてスイッチのポート処理が終了したか否かを判定し、全てのスイッチ4についてスイッチのポート処理が終了したと判定された場合、スイッチのループ処理を終了し(S2315)、ネットワークのループ処理を開始する。なお、転送機能部409の遮断可否の判定結果は、転送機能部遮断判定結果112に格納される。
全てのスイッチ4についてスイッチのポート処理が終了していないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2301に戻り同様の処理を実行する。
図2に示す例では、ポート・転送機能部遮断判定の処理の前半が実行されることによって、SW000の転送機能部409は「遮断不可」、SW001の転送機能部409は「遮断不可」、SW002の転送機能部409は「遮断可能」、SW003の転送機能部409は「遮断可能」と判定される。また、SW004及びSW005の転送機能部409の遮断可否は判定されず、ポート・転送機能部遮断判定の処理の後半が実行されることによって判定される。
次に、ポート・転送機能部遮断判定の処理の後半(S2208〜S2215)の詳細について説明する。ポート・転送機能部遮断判定の処理の後半(S2208〜S2215)は、特に、他のスイッチ4に接続されるスイッチ4(例えば、図1に示すSW004又はSW005)の遮断判定に着目した判定が実行される。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、転送機能部遮断判定結果112及びネットワーク構成情報108を参照し、転送機能部409が「遮断可能」と判定されなかった全てのスイッチ4を抽出し、リストを作成する(S2316)。
当該リストは、少なくとも、スイッチID、及び転送機能部遮断判定結果112が含まれる。なお、当該リストに含まれるスイッチ4の転送機能部遮断判定結果112には、全て、「スイッチ接続ポート判定中」が格納される。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、ネットワークのループ処理を開始する(S2317)。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2316において作成されたリストに含まれるエントリを、スイッチ接続ポートの数が少ないスイッチ4の順に並び替える(S2318)。
次のステップで実行される稼動判定スイッチのループ処理では、対向スイッチの転送機能部409の遮断可否の判定結果に基づいて、同一のスイッチ4について、転送機能部409の遮断可否の判定が複数回実行される場合がある。前述のような場合、スイッチ接続ポートの数が少ないスイッチ4の方が、早い段階で判定結果が得られる可能性が高い。したがって、S2318の処理が実行されることによって、判定時間を短縮できる。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、稼動判定スイッチのループ処理を開始する(S2319)。具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2318において並び替えられたリストの先頭から順にスイッチ4を選択し、以下で説明する処理を実行する。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたスイッチ4のスイッチ接続ポートに接続される全ての対向スイッチ4の転送機能部409の遮断可否の判定結果が、全て「遮断可能」であるか否かを判定する。
具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、スイッチ接続ポートに接続される対向スイッチ4のスイッチIDに基づいて、転送機能部遮断判定結果112を参照し、スイッチ接続ポートに接続される全ての対向スイッチ4の転送機能部409の遮断可否の判定結果が、「遮断可能」であるか否かを判定する。
選択されたスイッチ4のスイッチ接続ポートに接続される全ての対向スイッチ4の転送機能部409の遮断可否の判定結果が全て「遮断可能」であると判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたスイッチ4の転送機能部409について、「遮断可能」と判定してループを脱出し(S2320)、S2325に進む。
選択されたスイッチ4のスイッチ接続ポートに接続される全ての対向スイッチ4の転送機能部409の遮断可否の判定結果が全て「遮断可能」でないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、次の判定に進む。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたスイッチ4のスイッチ接続ポートのうち、1つのスイッチ接続ポートを除いて、他の全てのスイッチ接続ポートに接続されている対向スイッチ4の転送機能部409の遮断可否の判定結果が、「遮断可能」であるか否かを判定する。
具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、各スイッチ接続ポートに接続される対向スイッチ4のスイッチIDに基づいて、転送機能部遮断判定結果112を参照し、前述の条件を満たすか否かを判定する。
前述の判定条件を満たすと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたスイッチの転送機能部409について、「遮断可能」と判定してループを脱出し(S2321)、S2325に進む。
前述の判定条件を満たさないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、次の判定に進む。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、スイッチ接続ポートに接続される対向スイッチ4の転送機能部409の遮断可否の判定結果が、「スイッチ接続ポート判定中」である、スイッチ接続ポートが2以上あるか否かを判定する。
具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、各スイッチ接続ポートに接続される対向スイッチ4のスイッチIDに基づいて、転送機能部遮断判定結果112を参照し、前述の条件を満たすか否かを判定する。
前述の判定条件を満たすと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたスイッチの転送機能部409について、「スイッチ接続ポート判定中」を維持してループを脱出し(S2322)、S2325に進む。
前述の判定条件を満たさないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、次の判定に進む。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、スイッチ接続ポートに接続される対向スイッチ4の転送機能部409の遮断可否の判定結果が、「遮断不可」であるスイッチ接続ポートが1つあり、かつ、スイッチ接続ポートに接続される対向スイッチ4の転送機能部409の遮断可否の判定結果が「スイッチ接続ポート判定中」である、スイッチ接続ポートが少なくとも1つあるか否かを判定する。
具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、各スイッチ接続ポートに接続される対向スイッチ4のスイッチIDに基づいて、転送機能部遮断判定結果112を参照し、前述の条件を満たすか否かを判定する。
前述の判定条件を満たすと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたスイッチ4の転送機能部409について、「スイッチ接続ポート判定中」を維持してループを脱出し(S2323)、S2325に進む。
前述の判定条件を満たさないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、次の判定に進む。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、スイッチ接続ポートに接続される対向スイッチ4の転送機能部409の遮断可否の判定結果が「遮断不可」である、スイッチ接続ポートが2つ以上あるか否かを判定する。
スイッチ接続ポートに接続される対向スイッチ4の転送機能部409における遮断可否の判定結果が「遮断不可」であるスイッチ接続ポートが2つ以上あると判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、選択されたスイッチの転送機能部409について、「遮断不可」と判定してループを脱出し(S2324)、S2325に進む。
スイッチ接続ポートに接続される対向スイッチ4の転送機能部409の遮断可否の判定結果が「遮断不可」である、スイッチ接続ポートが2つ以上ないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、次の判定に進む。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、S2316において作成されたリストに含まれる全てのスイッチ4について処理が終了したか否かを判定し、S2316において作成されたリストに含まれる全てのスイッチ4について処理が終了したと判定された場合、稼動判定スイッチのループ処理を終了し(S2325)、S2326に進む。なお、S2319〜S2324で実行された判定処理の結果はS2316において作成されたリスト、及び転送機能部遮断判定結果112に格納される。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1は、転送機能部遮断判定結果112を参照し、スイッチ4の転送機能部409が「遮断可能」と判定されたスイッチ4の数が、S2319〜S2325で実行される判定処理前と処理後とを比較して変化したか否かを判定する。
スイッチ4の転送機能部409が「遮断可能」と判定されたスイッチ4の数がS2319〜S2325で実行される判定処理前と処理後とを比較して変化したと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、「スイッチ接続ポート判定中」と判定された転送機能部409について、「遮断不可」と判定してループを脱出し(S2326)、さらに、ネットワークのループ処理に戻り(S2327)、同様の処理を実行する。
スイッチ4の転送機能部409が「遮断可能」と判定された、スイッチ4の数がS2319〜S2325で実行される判定処理前と処理後とを比較して変化していないと判定された場合、省電力ネットワーク管理サーバ1は、ポート・転送機能部遮断判定処理を終了する(S2328)。
図24は、本発明の第1の実施形態における転送機能部遮断判定結果112の判定状態の遷移を説明する図である。
ポート・転送機能部遮断判定の処理が実行される前では、全てのスイッチ4の転送機能部409は、「未判定」の状態(2401)である。
スイッチ4の全てのポートの遮断判定処理(S2302〜S2315)が終了すると、「遮断不可」と判定されたポートがないスイッチ4の転送機能部409は、「サーバ接続なし」の状態(2402)に遷移する。
また、「遮断不可」ポートが少なくとも1つ存在する場合(S2313)、選択されたスイッチ4の転送機能部409は、「遮断不可」の状態(2405)に遷移する。
「サーバ接続なし」の状態(2402)のスイッチ4の転送機能部409は、S2321の処理において、複数のスイッチ接続ポートがあると判定された場合、「スイッチ接続ポート判定中」の状態(2403)に遷移する。
S2321の処理において、スイッチ接続ポートを備えていない又は1つしかスイッチ接続ポートを備えていないと判定された場合、スイッチ4の転送機能部409は、「遮断可能」の状態(2404)に遷移する。
次に、「接続スイッチ判定中」の状態スイッチ4の転送機能部409は、繰り返しポート・転送機能部遮断判定の処理が実行され、全てのスイッチ接続ポートの対向スイッチ4の転送機能部409が「遮断可能」と判定される場合(S2330)、又は1つのスイッチ接続ポートを除く、他の全てのスイッチ接続ポートの対向スイッチ4の転送機能部409が「遮断可能」と判定される場合(S2321)、「遮断可能」の状態(2404)に遷移する。
また、「接続スイッチ判定中」の状態(2403)のスイッチ4が接続されるポートが複数ある場合(S2322)、又は「遮断不可」の状態(2405)のスイッチ4が接続されるポートが1つあり、「スイッチ接続ポート判定中」の状態(2403)のスイッチ4が接続されるポートが1つ以上ある場合(S2323)、選択されたスイッチ4の転送機能部409は、「スイッチ接続ポート判定中」の状態(S2403)を維持する。
「スイッチ接続ポート判定中」の状態のスイッチ4に、「遮断不可」の状態(S2405)のスイッチ4が複数接続されている場合(S2324)、選択されたスイッチ4は「遮断不可」の状態(S2405)に遷移する。
図25は、本発明の第1の実施形態のポート遮断判定結果111の一例を示す図である。
図25に示す例では、スイッチSW001のポート遮断判定結果111を示している。
ポート遮断判定結果111は、ポートID1111、ポート判定状態1112、及び通電不使用判定結果1113を含む。
ポートID1111は、図10に示すポートID1081と同一のものである。ポート判定状態1112は、ポートの遮断可否の判定結果を格納する。具体的には、ポート判定状態1112は、「遮断可能」、「遮断不可」、又は「スイッチ接続」のいずれかを格納する。ポート判定状態1112は、S2302〜S2315の処理を実行することによって更新される。
通電不使用判定結果1113には、ポートの遮断可否の判定結果に基づいて、当該ポートが通電不使用ポートであるか否かを示す情報が格納される。具体的には、通電不使用判定結果1113には、通電不使用ポートであることを示す「通電不使用」、WAN3、スイッチ4又はサーバ5を接続するために実際に使用されているポートであることを示す「使用中」、又は、ポートへの電力供給が遮断されていることを示す「遮断中」のいずれかが格納される。
通電不使用判定結果1113は、省電力ネットワーク管理サーバ1が、ネットワーク構成情報108の通電状態1082と、ポート判定状態1112とを比較することによって、決定される。具体的には、ポート判定状態1112が「遮断不可」である場合、通電不使用判定結果1113には「使用中」が格納される。ポート判定状態1112が「遮断可能」、かつ、通電状態1082が「通電」である場合、通電不使用判定結果1113には「通電不使用」が格納される。また、通電状態1082が「遮断」である場合、通電不使用判定結果1113には「遮断中」が格納される。
なお、ポートの通電不使用判定は、S2315の後に実行される。
図26は、本発明の第1の実施形態の転送機能部遮断判定結果112の一例を示す図である。
転送機能部遮断判定結果112は、スイッチID1121、通電状態1122、転送機能部判定状態1123、及び通電不使用判定結果1124を含む。
スイッチID1121は、図15に示すスイッチID1093と同一のものである。通電状態1122は、図6に示す通電状態1082と同一のものである。通電状態1122は、スイッチID1121に対応するスイッチ4の転送機能部409の判定状態を格納する。
転送機能部判定状態1123は、転送機能部409の遮断可否の判定結果を格納する。具体的には、転送機能部判定状態1123は、「遮断不可」、「遮断可能」、又は「スイッチ接続ポート判定中」のいずれかを格納する。
通電不使用判定結果1124には、スイッチID1121に対応するスイッチ4の転送機能部409が通電不使用であるか否かの判定結果が格納される。具体的には、通電不使用判定結果1124には、「使用中」、「通電不使用」のいずれかが格納される。
通電不使用判定結果1124は、省電力ネットワーク管理サーバ1が、通電状態1122と転送機能部判定状態1123とを比較することによって、決定される。具体的には、転送機能部判定状態1123が「遮断不可」である場合、通電不使用判定結果1124には、「使用中」が格納される。また、通電状態1122が「通電」、かつ、転送機能部判定状態1123が「遮断可能」である場合、通電不使用判定結果1124には、「通電不使用」が格納される。
なお、転送機能部409の通電不使用判定は、S2327の後に実行される。
図27A〜図27Cは、本発明の第1の実施形態の、ポート・転送機能部遮断判定処理を実行中の転送機能部遮断判定結果112の遷移を説明する図である。
図27Aに示す転送機能部遮断判定結果112は、スイッチのループ処理(S2302〜S2315)が終了した時の状態を示す。
図27Bに示す転送機能部遮断判定結果112は、ネットワークのループ処理(S2317〜S2327)の実行中の状態を示す。
図27Cに示す転送機能部遮断判定結果112は、ネットワークのループ処理(S2317〜S2327)の実行中の状態を示す。
図1に示すスイッチSW000〜SW004について、ネットワーク構成情報108に基づいて、転送機能部409の遮断可否が判定された場合、例えば、WAN3を接続するスイッチSW000の転送機能部409は「遮断不可」と判定される。
また、サーバ5を接続するスイッチSW001〜SW003について、当該スイッチSW001〜SW003に接続されるサーバ5上で業務プロセスが稼動していない場合、スイッチSW001〜SW003の転送機能部409は「遮断可能」と判定される。
また、図27BにおいてスイッチSW004及びスイッチSW005の転送機能部409は、「スイッチ接続ポート判定中」と判定される。
図27Cにおいて、スイッチSW004は、対向スイッチ4であるスイッチSW000を接続するスイッチ接続ポートを除いて、全てのポートが遮断可能のため、スイッチSW004の転送機能部409は「遮断可能」と判定される。スイッチSW005についても、同様に転送機能部409は「遮断可能」と判定される。
なお、本実施形態では、省電力ネットワーク管理サーバ1と仮想マシン管理サーバ2とを異なるサーバ上で動作させる構成を示したが、本発明はこの構成に限られず異なる構成でも実施できる。例えば、省電力ネットワーク管理サーバ1及び仮想マシン管理サーバ2上で実行されるプログラムを、単一のサーバ上で実行させる構成でもよい。
次に、省電力ネットワーク管理サーバ1によって生成された、遮断判定の結果を表示する画面(以下、遮断判定結果の表示画面と記載する)について説明する。
図28は、本発明の第1の実施形態における、データセンターシステム内の遮断判定結果の表示画面1141の一例の説明図である。
遮断判定結果の表示画面1141は、省電力ネットワーク管理サーバ1が遮断判定結果表示プログラム114を実行することによって、運用管理者に表示される。
遮断判定結果の表示画面1141は、選択表示部11411、表示対象情報表示部11412、アイコン表示部11413、及び詳細情報表示部11414を含む。
選択表示部11411は、運用管理者が、遮断判定の結果を表示する対象を選択するための情報を表示する。
図28に示す例では、選択表示部11411には、データセンター内のネットワークの識別子が表示される。ここで、ネットワークの識別子は、データセンター内でネットワークを一意に識別するための識別子である。なお、ネットワークには、少なくともWAN3、スイッチ4、及びサーバ5が含まれる。
図28に示す例では、運用管理者によって、データセンターを示す「DC」が選択され、データセンター内のネットワークNW001〜NW005が表示されている。
表示対象情報表示部11412は、選択表示部11411において選択された表示対象の情報を表示する。なお、図28に示す例では、表示対象情報表示部11412には、何も表示されていない。
アイコン表示部11413は、アイコンを用いて、遮断可否の判定結果を表示する。これによって、運用管理者は、遮断可否の判定結果を容易に認識できる。
図28に示す例では、各ネットワークに設けられたサーバ5の数、及び通電不使用ポートの数を表示している。具体的には、ネットワークに設けられたサーバ5の数は、数値として表示されている。また、通電不使用ポートの数は、特徴あるアイコンを用いて表示される。特徴あるアイコン表示としては、予め決められた色、又は濃淡で表現することなどが考えられる。
詳細情報表示部11414は、遮断判定の結果の詳細を表示する。図28に示す例では、通電不使用ポートの数の範囲と特徴あるアイコン表示との対応関係、及びシステム消費電力が表示される。システム消費電力は、データセンター内において、システム全体が消費する電力である。
システム消費電力は、省電力ネットワーク管理サーバ1が遮断判定結果表示プログラム114を実行して遮断判定結果の表示画面1141を表示するためのデータを生成するときに算出される。具体的には、省電力ネットワーク管理サーバ1は、消費電力情報120を参照し、ポート電力1203とデータセンターシステム内のスイッチのポートの総数とを乗算したもの、及び、転送機能部電力1202とデータセンターシステム内の転送機能部の総数とを乗算したものを足しあわせることによって算出される。
図29は、本発明の第1の実施形態における、ネットワーク単位の遮断判定結果の表示画面1141の一例の説明図である。
図29に示す例では、図28に示す遮断判定結果の表示画面1141において、運用管理者がネットワークNW001を選択した場合のものであり、ネットワークNW001の遮断可否の判定結果が表示される。
図29に示す例では、選択表示部11411には、運用管理者によって選択されたネットワークNW001内の全てのスイッチSW000〜SW005が表示される。
表示対象情報表示部11412には、選択表示部11411において選択されたネットワークNW001に関する情報が表示される。具体的には、ネットワークNW001内に含まれるスイッチ4の数が表示される。
アイコン表示部11413には、ネットワークNW001に含まれるスイッチSW000〜SW005の遮断可否の判定結果が表示される。具体的には、ポートの遮断可否の判定結果、転送機能部の遮断可否の判定結果、ポートに接続される機器、及び当該機器の状態をアイコンとして表示する。
ポートに接続される機器としては、WAN3、スイッチ4、及びサーバ5(物理サーバ又は仮想マシン)が表示される。
サーバ5の状態としては、「仮想マシン動作中」、「仮想マシン停止中」、「物理サーバ動作中」、及び「物理サーバ停止中」があり、アイコン表示部11413には、それぞれの状態に対応したアイコンが表示される。
「仮想マシン動作中」は、仮想マシンに業務が割り当てられている状態である。「仮想マシン停止中」は、仮想マシンに業務が割り当てられていない状態である。「物理サーバ動作中」は、物理サーバに業務が割り当てられている状態である。「物理サーバ停止中」は、物理サーバに業務が割り当てられていない状態である。
図29に示す例では、スイッチSW001〜SW002に接続されるサーバ5は稼動していないため、サーバ5を接続するスイッチSW001〜SW002のポートは「通電不使用ポート」を示すアイコンが表示される。スイッチSW003は、サーバ5が接続されていないため、スイッチSW003の全てのポートは、「通電不使用ポート」を示すアイコンが表示される。
また、スイッチSW001〜SW003には業務が割り当てられているサーバ5が接続されていない、又はサーバ5が接続されていないため、スイッチSW001〜SW003の転送機能部409は「不使用転送機能部」を示すアイコンが表示される。
スイッチSW004〜SW005において、SW000を除き、スイッチSW004〜SW005に接続される全てのスイッチ4の転送機能部409が「不使用転送機能部」と判定されているため、SW004〜SW005の転送機能部409は「不使用転送機能部」を示すアイコンが表示される。ここで、「不使用転送機能部」は、通電不使用判定結果1124が「通電不使用」である転送機能部409のことを意味する。
スイッチSW000はWAN3及び稼動中のサーバ5を接続しているため、当該WAN3及びサーバ5を接続するポートは「使用中ポート」を示すアイコンが表示される。また、スイッチSW000の転送機能部409は、「使用中転送機能部」を示すアイコンが表示される。
詳細情報表示部11414は、選択されたネットワークNW001に含まれるスイッチSW000〜SW005の遮断可否の判定結果の詳細を示す情報を表示する。
具体的には、判定結果、判定結果に対応するアインコン、及び判定結果に該当するポート及び転送機能部の数を示すボックスと、推定余剰電力を示すボックスとが表示される。
判定結果、判定結果に対応するアインコン、及び判定結果に該当するポート及び転送機能部の数を示すボックスは、「遮断不可」と判定されたポート及び転送機能部409を示すアイコンと、「遮断不可」と判定されたポート及び転送機能部409の数とを示すボックスが含まれる。
また、判定結果、判定結果に対応するアインコン、及び判定結果に該当するポート及び転送機能部の数を示すボックスには、「遮断可能」と判定されたポート及び転送機能部409を示すアイコンと、「遮断可能」と判定されたポート及び転送機能部409の数とを示すボックスが含まれる。また、当該ボックスには、電源供給の遮断を指示するためのボタンが表示される。運用管理者が、当該ボタンを操作することによって、全ての「不使用ポート」のポート又は「不使用転送機能部」の転送機能部409への電源供給が遮断される。
具体的には、電源供給の遮断を指示するためのボタンを操作すると、省電力ネットワーク管理サーバ1は、電源供給設定プログラム115を実行し、指定されたポート又は転送機能部409への電力供給を遮断する。なお、電力供給の遮断ができない場合、電源供給の遮断を指示するためのボタンは、無効化される。
なお、「不使用ポート」のポート又は「不使用転送機能部」の転送機能部409への電源供給を個々に遮断する場合については、図34を用いて後述する。
推定余剰電力は、「不使用ポート」のポート及び「不使用転送機能部」の転送機能部409によって、余剰に消費される電力である。推定余剰電力は、省電力ネットワーク管理サーバ1が、消費電力情報120を参照し、転送機能部電力1202と不使用転送機能部の数とを乗算したもの、及び、ポート電力1203と不使用ポートの数とを乗算したものを足しあわせることによって算出される。
また、詳細情報表示部11414には、最新の情報に更新するためのボタンが表示される。運用管理者が当該ボタンを操作することによって、各表示部の情報が更新される。
運用管理者は、遮断判定結果の表示画面1141を利用することによって、ネットワーク単位の余剰消費電力、及び、余剰消費電力の要因となる通電不使用ポートと通電不使用転送機能部がどのスイッチに含まれているかを把握できる。
図30〜図33は、本発明の第1の実施形態における、スイッチ単位の遮断判定結果の表示画面1141の一例の説明図である。
図30及び図31は、スイッチSW001の遮断判定結果の表示画面1141を示した図である。図32及び図33は、スイッチSW004の遮断判定結果の表示画面1141を示した図である。まず、図30及び図31について説明する。
図30及び図31に示す例では、選択表示部11411には、スイッチSW001が選択されている。
図30及び図31に示す例では、表示対象情報表示部11412には、スイッチSW001の設置場所、及びスイッチSW001が備えるポートの数が表示されている。
図30及び図31に示す例では、アイコン表示部11413には、SW001が備える転送機能部409及び全てのポートの遮断可否の判定結果が表示される。具体的には、ポートの遮断可否の判定結果、転送機能部409の遮断可否の判定結果、ポートに接続される機器、及び当該機器の状態がアイコンとして表示される。
ポートに接続される機器としては、スイッチ4、及びサーバ5(物理サーバ又は仮想マシン)が表示される。サーバの状態は図29と同様である。
ポートに接続されるスイッチ4の状態としては、「アップリンク」及び「無効ネットワーク収容」がある。
「アップリンク」は、スイッチ4が、直接又は他のスイッチ4を介して間接的にWAN3又は業務が割り当てられているサーバ5に接続されている状態である。「無効ネットワーク収容」は、スイッチ4の転送機能部409が「遮断可能」と判定され、スイッチ4に接続されるサーバ5又は他のスイッチ4がない状態である。
アイコン表示部11413には、それぞれの状態に対応したアイコンが表示される。
図30に示す例では、ポート1〜2には「仮想マシン動作中」の仮想マシンが接続され、ポート3〜4には「物理サーバ動作中」の物理サーバが接続され、ポート5〜6には「仮想マシン停止中」の仮想マシンが接続され、また、ポート7〜8には「物理サーバ停止中」の物理サーバが接続されることが分かる。また、ポート32には、「アップリンク」のスイッチ4が接続されていることが分かる。
また、ポート1〜4及び32は「使用中ポート」であり、ポート5〜11は「通電不使用ポート」であり、また、ポート12〜31は「遮断不使用ポート」であることが分かる。また、転送機能部409は、「遮断不可」であることが分かる。
図31に示す例では、ポート1〜4には「仮想マシン停止中」の仮想マシンが接続され、ポート5〜8には「物理サーバ停止中」の物理サーバが接続されていることが分かる。また、ポート32には、「アップリンク」のスイッチ4が接続されていることが分かる。
また、ポート1〜12及び32は「通電不使用ポート」であり、ポート13〜31は「遮断不使用ポート」であることが分かる。また、転送機能部409は、「遮断可能」であることが分かる。
図30及び図31に示す例では、詳細情報表示部11414には、SW001の遮断可否の判定結果の詳細情報が表示される。
具体的には、判定結果、判定結果に対応するアインコン、並びに各判定結果に該当するスイッチ4、サーバ5、ポート及び転送機能部409の数を示すボックスと、推定余剰電力を示すボックスと、転送機能部409の遮断判定の結果を示すボックスとが表示される。
図30及び図31に示す例では、判定結果、判定結果に対応するアインコン、並びに各判定結果に該当するスイッチ4、サーバ5、ポート及び転送機能部409の数を示すボックスには、「遮断不可」の判定がされたポート、「使用中」であるポートに接続された「アップリンク」状態のスイッチ4、及び業務が割り当てられたサーバ5を示すアイコンと、「遮断不可」と判定されたポート、「使用中」であるポートに接続された「アップリンク」状態のスイッチ4及び業務が割り当てられたサーバ5の数とを示すボックスが含まれる。
また、判定結果、判定結果に対応するアイコン、並びに各判定結果に該当するスイッチ4、サーバ5、ポート及び転送機能部409の数を示すボックスには、「遮断可能」と判定されたポート、「通電不使用ポート」若しくは「遮断不使用ポート」に接続された「アップリンク」状態又は「無効ネットワーク収容」状態のスイッチ4、及び業務が割り当てられていないサーバ5を示すアイコンと、「遮断可能」と判定されたポート、「通電不使用ポート」若しくは「遮断不使用ポート」に接続された「アップリンク」状態又は「無効ネットワーク収容」状態のスイッチ4及び業務が割り当てられていないサーバ5の数とを示すボックスが含まれる。
また、当該ボックスには、電源供給の遮断を指示するためのボタンが表示される。運用管理者が、当該ボタンを操作することによって、各判定結果に該当する機器への電源供給が全て遮断される。
なお、「通電不使用ポート」のポート又は「不使用転送機能部」の転送機能部409への電源供給を個々に遮断する場合については、図34を用いて後述する。
推定余剰電力を示すボックスは、「遮断可能」と判定されたポート、スイッチ4、及び業務が割り当てられていないサーバ5によって、余剰に消費される電力である。推定余剰電力の算出方法は、図29において説明した推定余剰電力の算出方法と同様である。
転送機能部409の遮断判定の結果を示すボックスには、転送機能部409の判定結果、及び当該判定結果を示すアイコンが含まれる。なお、転送機能部409の判定結果が「遮断可能」の場合、当該ボックスには、電源供給の遮断を指示するためのボタンが表示される。運用管理者が、当該ボタンを操作することによって、転送機能部409への電力供給が遮断される。
また、詳細情報表示部11414には、最新の情報に更新するためのボタンが表示される。運用管理者が当該ボタンを操作することによって、各表示部の情報が更新される。
図30に示す例では、スイッチSW001に業務が割り当てられているサーバ5が接続されているため、転送機能部409は、「遮断不可」と判定されていることが分かる。また、推定余剰電力は、「7.0W」であることが分かる。
図31に示す例では、スイッチSW001に業務が割り当てられているサーバ5が接続されていないため、転送機能部409は、「遮断可能」と判定され、転送機能部409への電源供給の遮断を指示するためのボタンが表示されていることが分かる。また、推定余剰電力は、「93W」であることが分かる。
次に、図32及び図33について説明する。
図32及び図33に示す例では、選択表示部11411では、スイッチSW004が選択されている。
図32及び図33に示す例では、表示対象情報表示部11412には、スイッチSW004の設置場所、及びスイッチSW004が備えるポートの数が表示されている。
アイコン表示部11413、及び詳細情報表示部11414は、図30及び図31と同様のものが表示される。
図32に示す例では、ポート1及び2には転送機能部409が「遮断不可」と判定された「アップリンク」のスイッチ4が接続され、ポート4には転送機能部409が「遮断可能」と判定された「無効ネットワーク収容」のスイッチ4が接続されることが分かる。
また、ポート1及び2は「使用中ポート」であり、ポート3〜24は「通電不使用ポート」であることが分かる。
図33に示す例では、ポート1には「アップリンク」のスイッチ4が接続され、ポート2、4及び6には「無効ネットワーク収容」のスイッチ4が接続されていることが分かる。
また、ポート1、2、4及び6は「通電不使用ポート」であり、ポート3、5及び7〜24は「遮断不使用ポート」であることが分かる。
また、表示対象情報表示部11412において、ポート23を示すアイコンを操作(例えば、クリック)することによって、当該ポート23に関する情報が表示される。さらに、当該ポート上で別のGUIが起動され図34に示すような表示画面が表示される。
図32に示す例では、業務が割り当てられているスイッチ4が接続されるため、転送機能部409は「遮断不可」と判定され、また、通電不使用ポートが原因の推定余剰電力は「22W」であることが分かる。
図33に示す例では、業務が割り当てられているスイッチ4が接続されていないため、転送機能部409は「遮断可能」と判定され、また、通電不使用ポートと不使用転送機能部が原因の推定余剰電力は「84W」であることが分かる。
図34は、本発明の第1の実施形態のポート毎に電力供給の遮断を指示するためのGUIの説明図である。
アイコン表示部11413に表示されたポートを示すアイコンを操作することによって、電源供給設定プログラム115が実行され、ポート毎に電力供給の遮断を指示するためのGUI(以下、ポート単位の遮断指示画面と記載する)GUI341が表示される。
ポート単位の遮断指示画面341は、ポートへの電力供給を遮断する「ポート遮断」、ポートへの電力供給を開始する「ポート通電」、及びポートの情報を表示する「プロパティ」が表示される。
図34に示す例では、「ポート遮断」が選択され、電力供給が遮断されるポートの詳細情報を表示するダイアログウィンドウ342が表示される。当該ダイアログウィンドウ342には、さらに、遮断処理の実行を指示するボタン、及び遮断処理の実行を中止するボタンが表示される。
運用管理者は、ポート単位の遮断指示画面341及びダイアログウィンドウ342を用いることによって、ポート毎に的確な電力制御が可能となる。
なお、遮断判定結果の表示画面1141、ポート単位の遮断指示画面341及びダイアログウィンドウ342の表示方法は一例であり、説明文字列、表示色、その他状態を区別可能な表示方法を用いてもよい。
また、本実施形態では、運用管理者が、ポート又は転送機能部409への電源供給の遮断を指示していたが、省電力ネットワーク管理サーバ1が、遮断判定結果に基づいて、自動的にポート又は転送機能部409への電源供給を遮断してもよい。
本発明の第1の実施形態によれば、省電力ネットワーク管理サーバ1は、ネットワークシステムの構成時又は構成の変更時に、サーバ5への業務割り当てに基づいて、ネットワークシステムのスイッチ4を的確に構成し、当該構成結果を運用管理者に表示できる。
これによって、運用管理者は、データセンターシステムの状況を正確に把握でき、データセンターシステムの省電力を的確に指示できる。
第2の実施形態
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本発明の第2の実施形態は、複数のサーバ5間の業務の集約に伴って、省電力ネットワーク管理サーバ1が、データセンターシステム内のネットワークに含まれるスイッチ4のポート及び転送機能部409への電源供給を開始又は遮断する。
本発明の第2の実施形態のデータセンターシステムの構成、省電力ネットワーク管理サーバ1の構成、スイッチ4の構成及び省電力ネットワーク管理サーバ1に格納される情報は、第1の実施形態と同一であるため説明を省略する。
図35は、本発明の第2の実施形態の省電力ネットワーク管理サーバ1が実行する遮断判定及び電力制御の処理の流れを説明するシーケンス図である。
まず、仮想マシンが稼働する仮想化対応サーバが、仮想化対応サーバの負荷が低下したことを検知する(S3501)。具体的には、仮想化対応サーバは、仮想化対応サーバのCPU負荷が、予め設定された閾値以下であるか否かを判定することによって、仮想化対応サーバの負荷を監視する。
仮想化対応サーバは、仮想マシン管理サーバ2に、仮想化対応サーバの負荷が低下したことを示す情報を含む負荷変動を送信する(S3502)。
負荷変動を受信した仮想マシン管理サーバ2は、業務を集約するためのサーバ5を選択し(S3503)、選択されたサーバ5に仮想マシンを移動させるようにサーバ5を制御する(S3504)。
仮想マシン管理サーバ2からの制御を受けた仮想化対応サーバは、当該制御にしたがって、選択されたサーバ5に業務を移動させる(S3505)。
また、仮想マシン管理サーバ2は、業務の移動に関する情報を含むサーバ移動内容M3506を、省電力ネットワーク管理サーバ1に送信する(S3506)。なお、サーバ移動内容M3506については、図36を用いて後述する。
サーバ移動内容M3506を受信した省電力ネットワーク管理サーバ1は、受信したサーバ移動内容M3506に含まれる情報に基づいて、サーバ資源情報110を更新する(S3507)。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、更新されたサーバ資源情報110に基づいて、スイッチ4のポート及び転送機能部409の遮断可否を判定する(S3508)。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、運用管理者に遮断判定結果を表示するためのデータを生成し、生成されたデータを遮断可否の判定結果として運用管理者に表示する(S3509)。
表示される遮断可否の判定結果は、図28〜図34に示す画面が表示される。
運用管理者は、表示された遮断可否の判定結果を確認し(S3510)、図34に示すようなGUIを用いて、ポート及び転送機能部409の通電又は遮断の内容を含む通電指示又は遮断指示を、省電力ネットワーク管理サーバ1に送信する(S3511)。
一方、サーバ5は、業務の集約が終了したことを示す情報を含む移動完了を仮想マシン管理サーバ2に送信する(S3512)。
業務移動完了を受信した仮想マシン管理サーバ2は、省電力ネットワーク管理サーバ1に業務移動完了を転送する(S3513)。
通電指示又は遮断指示、及び、業務移動完了を受信した省電力ネットワーク管理サーバ1は、各スイッチ4に、ポート及び転送機能部409への電源供給の開始又は遮断を指示する(S3514)。
省電力ネットワーク管理サーバ1からの指示を受信したスイッチ4は、受信した指示にしたがって、ポート及び転送機能部409への電力供給を開始又は遮断する(S3515)。
スイッチ4は、ポート及び転送機能部409への電力供給を開始又は遮断が終了したことを伝えるため、遮断結果を省電力ネットワーク管理サーバ1に送信する(S2516)。
遮断結果を受信した省電力ネットワーク管理サーバ1は、遮断結果及び業務移動完了に基づいて、制御結果を表示するためのデータを生成し、生成されたデータを運用管理者に制御結果として表示する(S3517)。
運用管理者は、通電制御結果GUI370(図37参照)を介して制御結果を確認する(S3518)。通電制御結果GUI370については、図37を用いて後述する。
図36は、本発明の第2の実施形態のサーバ移動内容M3506を説明する図である。
サーバ移動内容M3506は、XML文書で構成され、業務の移動元及び業務の移動先の仮想化対応サーバの識別子、仮想マシンの識別子、並びに論理サーバの識別子が含まれる。
サーバ移動内容M3506に含まれる<serverChangeNotification>タグは、サーバ移動内容M3506がサーバの配置変更が完了したことを通知するメッセージであることを表す。
また、当該タグ中のeventType=”move”属性は、サーバの移動によって、サーバ配置が変更されたことを表す。
sender属性は、識別子MNG002である仮想マシン管理サーバ2が、サーバ移動内容M3506の送信元であることを表す。
<srcServer>タグ及び<dstServer>タグは、それぞれ、論理サーバの移動元のサーバ5と、移動先のサーバ5とを表す。図36に示す例では、論理サーバLG004の移動元が仮想化対応サーバサーバSVR003の仮想マシンVTL007で、論理サーバLG004の移動先が仮想化対応サーバSVR上の仮想マシンVTL002であることを表している。
図37は、本発明の第2の実施形態の制御結果を表示する通電制御結果GUI370の一例の説明図である。
通電制御結果GUI370は、遮断判定結果表示プログラム114を実行することによって実現される。
通電制御結果GUI370は、仮想マシン移動エリア3701、ポート通電制御エリア3702、及びOK3703を含むダイアログウィンドウによって構成される。
仮想マシン移動エリア3701は、業務移動の内容を表示するエリアである。仮想マシン移動エリア3701は、移動サーバ37011、移動元37012、及び移動先37013を含む。
移動サーバ37011は、移動された論理サーバをデータセンターシステム内で一意に識別するための識別子を表示する。移動元37012は、論理サーバの移動元の仮想化対応サーバをデータセンターシステム内で一意に識別するための識別子を表示する。移動先37013は、論理サーバの移動先のサーバ5をデータセンターシステム内で一意に識別するための識別子を表示する。
ポート通電制御エリア3702は、電力供給が開始又は遮断されたポートを表示するエリアである。
ポート通電制御エリア3702は、通電遮断37021、及び通電開始37022を含む。
通電遮断37021は、電力供給が処断されたポートを表示する。通電開始37022は、電力供給が開始されたポートを表示する。
OK3703は、運用管理者が表示された制御結果を確認した場合に選択される操作ボタンである。
図37に示す例では、スイッチSW001のポート2に接続されているサーバSVR001上の仮想マシンVTL002を、スイッチSW003のポート1に接続されるサーバSVR003上の仮想マシンVTL003に移動した場合の通電制御結果GUI370を示している。
本発明の第2の実施形態によれば、複数のサーバ5間の業務の集約に伴って、省電力ネットワーク管理サーバ1は、サーバ5への業務割り当てに基づいて、ネットワークシステムのスイッチ4を的確に構成し、必要なスイッチ4のポート及び転送機能部409への電力供給が開始又は遮断できる。
これによって、データセンターシステムの省電力化を実現できる。
第3の実施形態
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。本発明の第3の実施形態では、省電力ネットワーク管理サーバ1が、仮想マシンの立ち上げに伴ってスイッチ4のポート及び転送機能部409への電源供給の開始又は遮断を制御する。
本発明の第3の実施形態のデータセンターシステムの構成、省電力ネットワーク管理サーバ1の構成、スイッチ4の構成及び省電力ネットワーク管理サーバ1に格納される情報は、第1の実施形態と同一であるため説明を省略する。
図38は、本発明の第3の実施形態の省電力ネットワーク管理サーバ1が実行する遮断判定及び電力制御の処理の流れを説明するシーケンス図である。
まず運用管理者は、顧客からのサービスリソース要求に基づいて仮想マシン管理サーバ2へ仮想マシンの起動を指示する(S3801)。
仮想マシン管理サーバ2は、仮想化対応サーバに仮想マシンの起動を指示する(S3802)。
前記指示を受けた仮想化対応サーバは、仮想マシンを起動する(S3803)。
また、仮想マシン管理サーバ2は、省電力ネットワーク管理サーバ1にサーバ起動に関する情報を含むサーバ起動内容M3804を送信する(S3804)。
サーバ起動内容M3804を受信した省電力ネットワーク管理サーバ1は、受信したサーバ起動内容M3804に基づいて、サーバ資源情報110を更新する(S3805)。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、更新されたサーバ資源情報110に基づいて、スイッチ4のポート及び転送機能部409の遮断可否を判定する(S3806)。
省電力ネットワーク管理サーバ1は、運用管理者に遮断可否の判定結果を表示するデータを生成し、生成されたデータを遮断可否の判定結果として運用管理者に表示する(S3807)。
表示される遮断可否の判定結果は、図28〜図34に示す画面が表示される。
運用管理者は、表示された遮断可否の判定結果を確認し(S3808)、所定のGUIを用いて、ポート及び転送機能部409の通電又は遮断を指示する通電指示又は遮断指示を省電力ネットワーク管理サーバに送信する(S3809)。
通電又は遮断指示を受信した省電力ネットワーク管理サーバ1は、受信した通電又は遮断指示とネットワーク構成情報108を参照し、ポート及び転送機能部の現在の通電状態と仮想マシン起動後のポートの通電状態を比較し、変動が発生したポート及び転送機能部409の通電又は遮断をスイッチ4に指示する(S3810)。
省電力ネットワーク管理サーバ1からの指示を受信したスイッチ4は、受信した指示にしたがって、ポート及び転送機能部409への電源供給を開始又は遮断する(S3811)。
スイッチ4は、ポート及び転送機能部409への電源供給を開始又は遮断処理が終了したことを伝える制御結果通知を省電力ネットワーク管理サーバ1に通知する(S3812)。
また、仮想化対応サーバ上の仮想マシンは、起動したことを通知するため、起動完了通知を仮想マシン管理サーバ2に送信する(S3813)。
起動完了通知を受信した仮想マシン管理サーバ2は、受信した起動完了通知を省電力ネットワーク管理サーバ1に転送する(S3814)。
制御結果通知及び起動完了通知を受信した省電力ネットワーク管理サーバ1は、制御結果を表示するためのデータを生成し、生成されたデータを運用管理者に制御結果として表示する(S3815)。
運用管理者は、遮断判定結果の表示画面1141を介して制御結果を確認する(S3816)。
図39は、本発明の第3の実施形態におけるサーバ起動内容M3804を説明する図である。
サーバ起動内容M3804は、XML文書で構成され、稼動先の仮想化対応サーバ及び仮想マシンの識別子と、論理サーバの識別子とを含む。
サーバ起動内容M3804に含まれる<serverChangeNotification>タグは、サーバ起動内容M3804がサーバの配置変更が完了したことを通知するメッセージであることを表す。
また、サーバ起動内容M3804に含まれるタグ中のeventType=”allocation”属性は、サーバ配置の変更が論理サーバの新規割当によるものであることを表す。
sender属性は、識別子MG002である仮想マシン管理サーバ2が、サーバ起動内容M3804の送信元であることを表す。
サーバ起動内容M3804に含まれる<logicalServer>タグは、新規割り当ての論理サーバを表す。図39に示す例では、論理サーバLG013の割り当て先がサーバSVR001上の仮想マシンVTL003であることを表す。
図40は、本発明の第3の実施形態における遮断判定結果の表示画面1141の一例の説明図である。
遮断判定結果の表示画面1141は、図29と同様の構成であるため説明は省略する。
図40に示す例では、スイッチSW002には業務が割り当てられていない物理サーバが接続され、また、スイッチSW003にはサーバ5が接続されていない。
また、スイッチSW001には、業務が割り当てられている仮想マシンと業務が割り当てられていない仮想マシンとが接続されている。
スイッチSW001は、業務が割り当てられた仮想マシンが接続されるため、転送機能部409への電源供給が開始される。また、スイッチSW001を接続するスイッチSW005の転送機能部409への電源供給も開始される。また、スイッチSW005を接続するスイッチSW000のポートへの電力供給も開始される。
本発明の第3の実施形態によれば、仮想マシンへの業務を割り当てに際して、省電力ネットワーク管理サーバ1は、サーバ5への業務割り当てに基づいて、ネットワークシステムのスイッチ4を的確に構成し、必要なスイッチ4のポート及び転送機能部409への電力供給が開始又は遮断できる。
これによって、データセンターシステムの省電力化を実現できる。
Claims (13)
- ネットワーク機器を備えるネットワークシステムに接続され、前記ネットワーク機器への電源の状態を管理する省電力ネットワーク管理サーバであって、
前記ネットワークシステムには、業務サーバが接続され、
前記業務サーバは、第1のプロセッサと、前記第1のプロセッサと接続される第1のメモリと、前記第1のプロセッサと接続される第1の記憶媒体と、前記第1のプロセッサに接続される第1のネットワークインターフェースとを備え、
前記ネットワーク機器は、第2のプロセッサと、前記第2のプロセッサと接続されるメモリと、前記第2のプロセッサに接続される第2の記憶媒体と、他の機器と接続するためのポートと、前記ポートに接続された前記他の機器からのトラフィックを転送する転送機能部と、前記ポート及び前記転送機能部への電力供給を制御する電力制御部とを備え、
前記省電力ネットワーク管理サーバは、第3のプロセッサと、前記第3のプロセッサと接続される第3のメモリと、前記第3のプロセッサと接続される第3の記憶媒体と、前記第3のプロセッサに接続される第2のネットワークインターフェースとを備え、
少なくとも一つ以上の前記ネットワーク機器には、前記ポートを介して前記業務サーバが接続され、
前記第3のメモリには、前記ネットワーク機器の前記ポートを介して接続される他の前記ネットワーク機器又は前記業務サーバとの接続状態を管理するネットワーク構成情報と、前記業務サーバへの業務の割り当てを管理する業務割当情報とが格納され、
前記省電力ネットワーク管理サーバは、
前記ネットワーク機器に接続される前記他の機器の接続関係を示す隣接機器情報、及び前記業務サーバへの業務の割り当てに関する情報を受信する第1処理を実行し、
前記受信した隣接機器情報及び前記業務サーバへの業務の割り当てに関する情報に基づいて、前記ネットワーク構成情報及び前記業務割当情報を更新する第2処理を実行し、
前記更新されたネットワーク構成情報及び業務割当情報に基づいて、前記ネットワーク機器のポートへの電力供給の開始又は停止を判定する第3処理を実行し、
前記ポートへの電力供給の開始又は停止の判定結果を、ポート判定結果として前記第3のメモリに格納する第4処理を実行し、
前記ポート判定結果に基づいて、前記ネットワーク機器の転送機能部への電力供給の開始又は停止を判定する第5処理を実行し、
前記ネットワーク機器の転送機能部への電力供給の開始又は停止の判定結果を、スイッチ判定結果として前記第3のメモリに格納する第6処理を実行し、
前記ポート判定結果に基づいて、前記ネットワーク機器のポートへの電力供給を制御し、前記スイッチ判定結果に基づいて、前記ネットワーク機器の転送機能部への電力供給を制御する第7処理を実行し、
前記第3処理において、前記更新されたネットワーク構成情報に基づいて、前記ネットワーク機器の少なくとも一つの前記ポートに前記業務サーバが接続されるか否かを判定し、
少なくとも一つの前記ポートに前記業務サーバが接続されていると判定された場合、前記更新された業務割当情報に基づいて、当該業務サーバに所定の業務が割り当てられているか否かを判定し、
前記ネットワーク機器のポートに接続される業務サーバに前記所定の業務が割り当てられていない場合、当該ポートへの電力供給を停止することを特徴とする省電力ネットワーク管理サーバ。 - 請求項1に記載の省電力ネットワーク管理サーバであって、
前記スイッチ判定結果を参照し、
前記ネットワーク機器の転送機能部への電力供給の開始又は停止の判定がされていない前記ネットワーク機器を抽出し、
前記抽出されたネットワーク機器から一つの前記ネットワーク機器を選択し、
前記選択されたネットワーク機器に接続される他の前記ネットワーク機器に関する前記スイッチ判定結果に基づいて、前記選択されたネットワーク機器の転送機能部への電力供給の開始又は停止を判定し、
前記選択されたネットワーク機器の転送機能部への電力供給の開始又は停止の判定結果を、ネットワーク判定結果として前記第3のメモリに格納し、
前記抽出された全てのネットワーク機器に関する前記ネットワーク判定結果に基づいて、前記ネットワークシステムに含まれる前記ネットワーク機器の転送機能部への電力を制御することを特徴とする省電力ネットワーク管理サーバ。 - 請求項2に記載の省電力ネットワーク管理サーバであって、
前記抽出されたネットワーク機器から一つの前記ネットワーク機器を選択する場合に、前記ネットワーク機器が接続されるポートの数が少ない前記ネットワーク機器から順に選択することを特徴とする省電力ネットワーク管理サーバ。 - 請求項2に記載の省電力ネットワーク管理サーバであって、
前記選択されたネットワーク機器は、前記ネットワーク機器が接続されるポートを複数備え、
前記省電力ネットワーク管理サーバは、前記選択されたネットワーク機器に接続されている他の前記ネットワーク機器の転送機能部におけるスイッチ判定結果に基づく、前記選択されたネットワーク機器の転送機能部への電力供給の開始又は停止の判定において、前記選択されたネットワーク機器のポートに接続される前記他のネットワーク機器一つを除き、他の前記ポートに接続される全ての前記他のネットワーク機器の転送機能部への電力供給が停止可能であると判定されている場合、前記選択されたネットワーク機器の転送機能部への電力は停止可能と判定されることを特徴とする省電力ネットワーク管理サーバ。 - 請求項2の記載の省電力ネットワーク管理サーバであって、
前記ポート判定結果、前記スイッチ判定結果、及び前記ネットワーク判定結果に基づいて、判定結果表示データを生成することを特徴とする省電力ネットワーク管理サーバ。 - 請求項5に記載の省電力ネットワーク管理サーバであって、
前記判定結果表示データは、
前記ネットワーク機器のポート及び転送機能部への電力供給の開始又は停止の判定結果を表示するためのデータと、
前記ネットワーク単位の判定結果を表示するためのデータと、
前記ネットワーク機器のポート及び転送機能部への電力供給の開始又は停止の判定結果に基づいて算出される消費電力を表示するためのデータとを含むことを特徴とする省電力ネットワーク管理サーバ。 - ネットワーク機器と、前記ネットワーク機器への電源の状態を管理する省電力ネットワーク管理サーバとを備えるネットワークシステムであって、
前記ネットワークシステムには、業務サーバと、前記業務サーバを管理する管理サーバとが接続され、
前記業務サーバは、第1のプロセッサと、前記第1のプロセッサと接続される第1のメモリと、前記第1のプロセッサと接続される第1の記憶媒体と、前記第1のプロセッサに接続される第1のネットワークインターフェースとを備え、
前記ネットワーク機器は、第2のプロセッサと、前記第2のプロセッサと接続されるメモリと、前記第2のプロセッサに接続される第2の記憶媒体と、他の機器と接続するためのポートと、前記ポートに接続された前記他の機器からのトラフィックを転送する転送機能部と、前記ポート及び前記転送機能部への電力供給を制御する電力制御部とを備え、
前記省電力ネットワーク管理サーバは、第3のプロセッサと、前記第3のプロセッサと接続される第3のメモリと、前記第3のプロセッサと接続される第3の記憶媒体と、前記第3のプロセッサに接続される第2のネットワークインターフェースとを備え、
前記管理サーバは、第4のプロセッサと、前記第4のプロセッサに接続される第4のメモリと、前記第4のプロセッサに接続される第4の記憶媒体と、前記第4のプロセッサに接続される第3のネットワークインターフェースとを備え、
少なくとも一つ以上の前記ネットワーク機器には、前記ポートを介して前記業務サーバが接続され、
前記第3のメモリには、前記ネットワーク機器の前記ポートを介して接続される他の前記ネットワーク機器又は前記業務サーバとの接続状態を管理するネットワーク構成情報、及び前記業務サーバへの業務の割り当てを管理する業務割当情報が格納され、
前記ネットワーク機器は、前記ネットワーク機器に接続される前記他の機器の接続関係を示す隣接機器情報を前記省電力ネットワーク管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、前記業務サーバへの業務の割り当てに関する情報を前記省電力ネットワーク管理サーバに送信し、
前記省電力ネットワーク管理サーバは、
前記受信した隣接機器情報及び前記業務サーバへの業務の割り当てに関する情報に基づいて、前記ネットワーク構成情報及び前記業務割当情報を更新する第1処理を実行し、
前記更新されたネットワーク構成情報及び業務割当情報に基づいて、前記ネットワーク機器のポートへの電力供給の開始又は停止を判定する第2処理を実行し、
前記ポートへの電力供給の開始又は停止の判定結果を、ポート判定結果として前記第3のメモリに格納する第3処理を実行し、
前記ポート判定結果に基づいて、前記ネットワーク機器の転送機能部への電力供給の開始又は停止を判定する第4処理を実行し、
前記ネットワーク機器の転送機能部への電力供給の開始又は停止の判定結果を、スイッチ判定結果として前記第3のメモリに格納する第5処理を実行し、
前記ポート判定結果に基づいて、前記ネットワーク機器のポートへの電力供給を制御し、前記スイッチ判定結果に基づいて、前記ネットワーク機器の転送機能部への電力供給を制御する第6処理を実行し、
前記第2処理において、前記更新されたネットワーク構成情報に基づいて、前記ネットワーク機器の少なくとも一つの前記ポートに前記業務サーバが接続されるか否かを判定し、
少なくとも一つの前記ポートに前記業務サーバが接続されていると判定された場合、前記更新された業務割当情報に基づいて、当該業務サーバに所定の業務が割り当てられているか否かを判定し、
前記ネットワーク機器のポートに接続される業務サーバに前記所定の業務が割り当てられていない場合、当該ポートへの電力供給を停止することを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項7に記載のネットワークシステムであって、
前記省電力ネットワーク管理サーバは、
前記スイッチ判定結果を参照し、
前記ネットワーク機器の転送機能部への電力供給の開始又は停止の判定がされていない前記ネットワーク機器を抽出し、
前記抽出されたネットワーク機器から一つの前記ネットワーク機器を選択し、
前記選択されたネットワーク機器に接続される他の前記ネットワーク機器に関する前記スイッチ判定結果に基づいて、前記選択されたネットワーク機器の転送機能部への電力供給の開始又は停止を判定し、
前記選択されたネットワーク機器の転送機能部への電力供給の開始又は停止の判定結果を、ネットワーク判定結果として前記第3のメモリに格納し、
前記抽出された全てのネットワーク機器に関する前記ネットワーク判定結果に基づいて、前記ネットワークシステムに含まれる前記ネットワーク機器の転送機能部への電力を制御することを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項8に記載のネットワークシステムであって、
前記省電力ネットワーク管理サーバは、前記抽出されたネットワーク機器から一つの前記ネットワーク機器を選択する場合に、前記ネットワーク機器が接続されるポートの数が少ない前記ネットワーク機器から順に選択することを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項8に記載のネットワークシステムであって、
前記選択されたネットワーク機器は、前記ネットワーク機器が接続されるポートを複数備え、
前記省電力ネットワーク管理サーバは、前記選択されたネットワーク機器に接続されている他の前記ネットワーク機器の転送機能部におけるスイッチ判定結果に基づく、前記選択されたネットワーク機器の転送機能部への電力供給の開始又は停止の判定において、前記選択されたネットワーク機器のポートに接続される前記他のネットワーク機器一つを除き、他の前記ポートに接続される全ての前記他のネットワーク機器の転送機能部への電力供給が停止可能であると判定されている場合、前記選択されたネットワーク機器の転送機能部への電力は停止可能であると判定することを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項8の記載のネットワークシステムであって、
前記省電力ネットワーク管理サーバは、前記ポート判定結果、前記スイッチ判定結果、及び前記ネットワーク判定結果に基づいて、判定結果表示データを生成することを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項11に記載のネットワークシステムであって、
前記判定結果表示データは、
前記ネットワーク機器のポート及び転送機能部への電力供給の開始又は停止の判定結果を表示するためのデータと、
前記ネットワーク単位の判定結果を表示するためのデータと、
前記ネットワーク機器のポート及び転送機能部への電力供給の開始又は停止の判定結果に基づいて算出される消費電力を表示するためのデータとを含むことを特徴とするネットワークシステム。 - ネットワーク機器と、前記ネットワーク機器への電源の状態を管理する省電力ネットワーク管理サーバとを備えるネットワークシステムにおける電力制御方法であって、
前記ネットワークシステムには、業務サーバと、前記業務サーバを管理する管理サーバとが接続され、
前記業務サーバは、第1のプロセッサと、前記第1のプロセッサと接続される第1のメモリと、前記第1のプロセッサと接続される第1の記憶媒体と、前記第1のプロセッサに接続される第1のネットワークインターフェースとを備え、
前記ネットワーク機器は、第2のプロセッサと、前記第2のプロセッサと接続されるメモリと、前記第2のプロセッサに接続される第2の記憶媒体と、他の機器と接続するためのポートと、前記ポートに接続された前記他の機器からのトラフィックを転送する転送機能部と、前記ポート及び前記転送機能部への電力供給を制御する電力制御部とを備え、
前記省電力ネットワーク管理サーバは、第3のプロセッサと、前記第3のプロセッサと接続される第3のメモリと、前記第3のプロセッサと接続される第3の記憶媒体と、前記第3のプロセッサに接続される第2のネットワークインターフェースとを備え、
前記管理サーバは、第4のプロセッサと、前記第4のプロセッサに接続される第4のメモリと、前記第4のプロセッサに接続される第4の記憶媒体と、前記第4のプロセッサに接続される第3のネットワークインターフェースとを備え、
少なくとも一つ以上の前記ネットワーク機器には、前記ポートを介して前記業務サーバが接続され、
前記第3のメモリには、前記ネットワーク機器の前記ポートを介して接続される他の前記ネットワーク機器又は前記業務サーバとの接続状態を管理するネットワーク構成情報、及び前記業務サーバへの業務の割り当てを管理する業務割当情報が格納され、
前記方法は、
前記ネットワーク機器が、前記ネットワーク機器に接続される前記他の機器の接続関係を示す隣接機器情報を前記省電力ネットワーク管理サーバに送信する第1のステップと、
前記管理サーバが、前記業務サーバへの業務の割り当てに関する情報を前記省電力ネットワーク管理サーバに送信する第2のステップと、
前記省電力ネットワーク管理サーバが、前記受信した隣接機器情報及び前記業務サーバへの業務の割り当てに関する情報に基づいて、前記ネットワーク構成情報及び前記業務割当情報を更新する第3のステップと、
前記省電力ネットワーク管理サーバが、前記更新されたネットワーク構成情報及び業務割当情報に基づいて、前記ネットワーク機器のポートへの電力供給の開始又は停止を判定する第4のステップと、
前記省電力ネットワーク管理サーバが、前記ポートへの電力供給の開始又は停止の判定結果を、ポート判定結果として前記第3のメモリに格納する第5のステップと、
前記省電力ネットワーク管理サーバが、前記ポート判定結果に基づいて、前記ネットワーク機器の転送機能部への電力供給の開始又は停止を判定する第6のステップと、
前記省電力ネットワーク管理サーバが、前記ネットワーク機器の転送機能部への電力供給の開始又は停止の判定結果を、スイッチ判定結果として前記第3のメモリに格納する第7のステップと、
前記省電力ネットワーク管理サーバが、前記ポート判定結果に基づいて、前記ネットワーク機器のポートへの電力供給を制御し、前記スイッチ判定結果に基づいて、前記ネットワーク機器の転送機能部への電力供給を制御する第8のステップと、を含み、
前記第4のステップでは、前記更新されたネットワーク構成情報に基づいて、前記ネットワーク機器の少なくとも一つの前記ポートに前記業務サーバが接続されるか否かを判定し、
少なくとも一つの前記ポートに前記業務サーバが接続されていると判定された場合、前記更新された業務割当情報に基づいて、当該業務サーバに所定の業務が割り当てられているか否かを判定し、
前記ネットワーク機器のポートに接続される業務サーバに前記所定の業務が割り当てられていない場合、当該ポートへの電力供給を停止することを特徴とする電力制御方法。
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