JP5075903B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置に関する。
従来、家電機器などの各機器においては、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)などの通信インタフェースを介した通信により、互いに制御信号を通知することで連動した動作が実現されている。この各機器の間の通信を中継する通信装置としては、例えばHDMIの通信を中継するAVアンプ、セレクタなどが知られている。この通信装置には、電源がオフされた待機状態の機器に対応するため、待機状態である機器宛の通信があった場合に、宛先の機器に待機状態からの復帰要求を送るとともに、通信元に代理応答を行うものがある(特許文献1)。
特開2004−126959号公報
ところで、近年は機器の省電力化が進んでおり、外部からの信号をトリガとして電源投入が可能な待機状態の際に消費する待機電力をより少なくするため、待機状態ではHDMIなどの通信インタフェースを稼働させず、無線通信又は赤外線通信によるリモートコントローラからの通知をトリガとして機器全体の主電源を投入し、待機状態から復帰するものがある。このように、HDMIなどの通信インタフェースを待機状態で稼働させない機器については、待機状態からの復帰要求を通信インタフェースを介して通知したとしても、待機状態から復帰できない。したがって、上述した従来の通信装置では、通信の中継にかかる通信インタフェースが、待機状態で稼働しない機器と、待機状態で稼働する機器とが混在する場合に連動した動作を実現できないことがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、通信の中継にかかる通信インタフェースが、待機状態で稼働しない機器と、待機状態で稼働する機器とが混在する場合であっても、連動した動作を行わせることができる通信装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の通信装置は、複数の機器のそれぞれと接続し、当該複数の機器の間の制御信号を含む通信を中継する中継手段と、前記中継手段が用いる通信とは異なる通信で、前記複数の機器のいずれかに対して待機状態から復帰させるための通知を行う通知手段と、前記複数の機器の各々から送信された制御信号に含まれる、機器の機能を示す情報を参照して、前記通知手段により待機状態から復帰する機器か否かを判定する機能判定手段と、前記中継手段が中継する制御信号が待機状態からの復帰の指示であり、前記制御信号の宛先が、前記通知手段の通知で待機状態から復帰する機器であると、前記機能判定手段により判定された場合に、送信元の機器に対して、前記制御信号の受領を代理で応答する制御信号代理応答手段と、前記制御信号の受領を代理して応答した宛先の機器に対して、待機状態から復帰させるための通知を前記通知手段に行わせる通知制御手段と、を備えることを特徴とする
本発明によれば、通信の中継にかかる通信インタフェースが、待機状態で稼働しない機器と、待機状態で稼働する機器とが混在する場合であっても、連動した動作を行わせることができる、という効果を奏する。
図1は、本実施形態にかかる通信装置を用いたシステム構成の一例を示す図である。 図2は、本実施形態にかかる通信装置の構成を示すブロック図である。 図3は、接続機器情報記憶部に格納されたデータ内容を例示する図である。 図4は、本実施形態にかかる通信装置を用いたシステム構成の動作を例示するラダーチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる通信装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態にかかる通信装置1を用いたシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように、通信装置1は、I/F部11、12、13により、HDMIケーブルなどの通信ケーブルC1、C2、C3を介して互いに接続する機器2、3、4の通信を中継する。
I/F部11、12、13は、通信ケーブルC1、C2、C3と接続するため、HDMI規格に準じたHDMI端子などを含み、映像や音声などのマルチメディアデータの他、HDMI−CEC(HDMI-Consumer Electronics Control)コマンドなどの制御信号(以下、CECコマンドという)の送受信を行う。
通信装置1は、I/F部11、12、13において、いずれかのI/F部からマルチメディアデータやCECコマンドの入力があった場合に、その入力データを他のI/F部から出力することで、通信装置1に接続する機器との通信を中継する。具体的には、通信装置1は、HDMIの通信を中継するAVアンプ、セレクタなどであってよい。すなわち、図1に例示したシステムでは、通信装置1により機器2、3、4のHDMI規格に準じた通信が中継されている。無線通信部14は、後述する極小電力待機機能部104との通信を行うための通信用アンテナや送受信用回路などを含む構成である。
機器2、3、4は、例えばテレビなどの表示装置や、DVD(Digital Versatile Disc)プレイヤーなどの再生装置、HDD(Hard Disk Drive)などの大容量記憶媒体への録画やその再生を行う録画再生装置などであってよく、通信ケーブルC1、C2、C3を介してマルチメディアデータやCECコマンドの送受信を行う。機器2、3は、制御部101、I/F部102、電源部103、極小電力待機機能部104などを備え、機器4は、制御部101、I/F部102、電源部103などを備える。
制御部101は、マイクロコントローラやCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを備える構成であり、機器の動作を中央制御する。例えばCPUが、ROMに記憶された各種プログラムをRAMの作業領域に展開して順次実行し、機器内の各部へ制御信号を出力することで、各部の動作を統括制御する。また、制御部101のROMやRAMなどには自装置の機能、設定、状態を示す情報が記憶されており、CECコマンドにより機能、設定、状態の調査があった場合には、その情報を読み出してCECコマンドでの返答を行う。
I/F部102は、I/F部11、12,13と同様にHDMI規格に準じたHDMI端子などを含む構成であり、制御部101の制御の下、マルチメディアデータの他、CECコマンドの送受信を行う。電源部103は、電源スイッチ(特に図示しない)や極小電力待機機能部104による電源投入時において、商用電源などから供給される電力を各部へ供給する電源回路などである。
極小電力待機機能部104は、リモートコントローラ(特に図示しない)などからの無線通信による通知をトリガとして、電源部103の主電源の投入を行うリレー機能を有するIC(Integrated Circuit)チップなどである。具体的には、極小電力待機機能部104は、電力供給部104aと、無線通信部104bとを備える。
電力供給部104aは、電源部103から供給される電力を蓄えるキャパシタなどを備えており、電源投入時だけでなく、待機状態で電源部103からの電力供給がない場合でも極小電力待機機能部104を駆動させるための電力供給を行う。無線通信部104bは、無線の送受信を行うためのアンテナ、送受信回路、リレー回路などを含む構成である。
したがって、極小電力待機機能部104を有する機器2、3は、待機状態時において、電源部103が商用電力を用いて各部に電力供給を行うことなく、I/F部11、12,13などのHDMI規格に準じた通信とは異なる通信で、リモートコントローラなどから通知されるトリガにより主電源を投入することができる。
このように、電源部103が商用電力を用いて各部に電力供給を行うことなく、リモートコントローラなどからの通知をトリガとして主電源を投入可能な待機状態を、以下の説明では極小電力待機と呼ぶ。すなわち、機器2、3は極小電力待機対応の機器であり、機器4は極小電力待機非対応の機器である。
極小電力待機非対応の機器4では、待機状態において電源部103からI/F部102へ電力供給が行われており、HDMI通信による通知をトリガとして待機状態から復帰している。これに対し、この極小電力待機対応の機器は、極小電力待機機能部104以外は動作していないことから、HDMI通信による通知をトリガとして待機状態から復帰することはできない。
なお、無線通信部104bが行う無線通信は、I/F部11、12、13などに接続された機器間での中継に用いられる通信(例えばHDMI通信)とは異なる通信であればいずれであってもよく、例えばBluetooth(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)などであってよい。なお、本実施形態では、無線通信による通知をトリガとして主電源の投入を行う極小電力待機機能部104を例示したが、主電源の投入を行うためのトリガの通知は、無線通信だけでなく赤外線通信などを用いてもよいことは言うまでもない。
次に、通信装置1の詳細について図2〜図4を参照して説明する。ここで、図2は、本実施形態にかかる通信装置1の構成を示すブロック図である。図3は、接続機器情報記憶部203に格納されたデータ内容を例示する図である。図4は、本実施形態にかかる通信装置1を用いたシステム構成の動作を例示するラダーチャートである。
図2に示すように、通信装置1は、前述したI/F部11、12、13、無線通信部14の他、映像信号選択切換部15、通信制御部20を備える構成である。
映像信号選択切換部15は、I/F部12又はI/F部13のいずれか一つを選択し、その入力に含まれる映像信号をI/F部11へ出力する。映像信号選択切換部15において、I/F部11へ出力する映像信号の選択は、セレクトスイッチ(特に図示しない)による切り換え指示、I/F部12又はI/F部13からの映像信号の入力の有無、CECコマンドなどに応じて行うものであってよい。すなわち、通信装置1では、例えばI/F部11へ表示装置を、I/F部12又はI/F部13へ再生装置や録画再生装置などの機器を接続することで、再生装置や録画再生装置の出力を切り替えて表示装置へ表示させることが可能となる。
通信制御部20は、マイクロコントローラやCPU、RAM、ROMなどを備える構成であり、通信装置1が行う通信を制御する。具体的には、制御信号送受信部201、極小電力待機機能判定部202、接続機器情報記憶部203、待機状態判定部204、存在確認要求代理応答部205、制御要求代理応答部206、制御要求記憶部207、無線通信制御部208、制御要求再送部209を備える。
制御信号送受信部201は、I/F部11、I/F部12、I/F部13におけるCECコマンド(制御信号)の送受信を行う。例えば、I/F部11、12、13の中のいずれか一つからCECコマンドの入力があった場合は、その入力されたCECコマンドを他のI/F部から出力することで、CECコマンドの中継を行う。また、後述する代理での応答の際には、入力があったCECコマンドの返答を行う。
極小電力待機機能判定部202は、I/F部11、12、13に接続された機器のそれぞれに対して調査用のCECコマンドを制御信号送受信部201に送信させ、その返答を解析することで、I/F部11、12、13に接続された各機器が極小電力待機に対応しているか否かを判定する。極小電力待機機能判定部202における判定結果は接続機器情報記憶部203へ格納される。
具体的には、図4のS1に示すように、通信装置1は、接続する機器2、3、4に対して調査用のCECコマンドを送信し、その返答を受け付けることで(S11、S12、S13)、機器2、3、4が極小電力待機に対応しているか否かを判定する。なお、S1は、通信装置1の電源投入時や、通信装置1に設けられたRTC(Real Time Clock)などの計時部(特に図示しない)が計時した時間により、所定の時間間隔で行われる動作である。
調査用のCECコマンドは、接続された機器の機能や設定を調査するため、ベンダーコマンドなどとして予め定められたものである。例えば、極小電力待機に対応しているか否かを調査する場合は、極小電力待機機能を示すフラグを立たせたCECコマンドを送信し、返答されたCECコマンドにおけるフラグの有無を判別することで、各機器が極小電力待機に対応しているか否かを判定することができる。
なお、HDMI−CECに対応した機器は、4ビットのCEC論理アドレスを持つ。したがって、極小電力待機機能判定部202は、ブロードキャストを意味する値を除き、0〜14のアドレスの全てに対し、CECコマンドを制御信号送受信部201に送信させることで、各CEC論理アドレスを使用中の機器が存在するか否か、存在するならば極小電力待機に対応しているか否かを調査する。
また、極小電力待機機能判定部202は、極小電力待機に対応していると判定された機器のそれぞれについて、調査用のCECコマンドと同様の、問い合わせ用のCECコマンド等を用いて、極小電力待機状態から無線受信をトリガとした電源投入状態への遷移を行わせる際に指定可能な、極小電力待機機能部104にユニークに割り当てられた無線識別IDも調査する。上述したように、通信装置1は、極小電力待機機能判定部202により、自身に接続された各機器に関する情報を取得する。
図3に示すように、接続機器情報記憶部203には、極小電力待機機能判定部202の判定結果や調査結果が格納される。なお、機器の項目は、図1に例示した機器2、3、4とCEC論理アドレスとの対応関係を例示するために、接続機器情報記憶部203に格納されたデータに付け加えたものである。したがって、実際に接続機器情報記憶部203に格納される項目は、CEC論理アドレス、極小電力待機機能、現在待機状態、無線識別IDなどである。
図3の例では、CEC論理アドレスが0の機器2、CEC論理アドレスが4の機器3、CEC論理アドレスが8の機器4が接続されており、機器2、3が極小電力待機に対応、機器4が極小電力待機に非対応という情報が接続機器情報記憶部203に格納されている。
待機状態判定部204は、計時部が計時した時間により定期的に、接続機器情報記憶部203に格納されたデータを参照して、通信装置1に接続された極小電力待機に対応の機器が待機状態であるか否かを確認し、その確認結果を接続機器情報記憶部203に格納する。この待機状態であるか否かの確認は、極小電力待機に対応の各機器に対して、制御信号送受信部201よりCECコマンドをポーリングし、その返答の有無に応じて行う。
前述したとおり、極小電力待機中の機器においては、CECコマンドに返答することが不可能なので、CEC論理アドレスが接続機器情報記憶部203に格納されているにもかかわらず、CECコマンドのポーリングに応答しない場合は待機状態であると確認できる。
図3に例示したように、接続機器情報記憶部203には、例えば極小電力機能に対応した機器2、3のCEC論理アドレスが格納されている。したがって、図4のS2に示すように、通信装置1は、機器2、3宛にCECコマンドをポーリングすることで(S21、S22)、機器2、3が待機状態であるか否かを確認する。この確認結果は、接続機器情報記憶部203の現在待機状態として格納される。このように、通信装置1では、自身に接続された極小電力待機に対応の機器が現在、待機状態であるか否かを監視している。
存在確認要求代理応答部205は、制御信号送受信部201において、極小電力待機中の機器に対する存在確認要求のCECコマンドを受信した場合、その存在確認要求のCECコマンドに対して制御信号送受信部201に代理で応答させる。存在確認要求のCECコマンドは、通信装置1に接続するいずれかの機器が他の機器に対して存在を確認するため応答を要求する確認要求指示であり、他の機器に対してポーリングされる。
存在確認要求代理応答部205は、制御信号送受信部201において機器間で送信されているCECコマンドを常にモニタリングし、存在確認要求のCECコマンドである場合は、宛先のCEC論理アドレスをチェックする。更に存在確認要求代理応答部205は、接続機器情報記憶部203を参照することで、存在確認要求のCECコマンドの宛先が極小電力待機に対応しており、現在待機状態であるか否かを判定する。この判定の結果、待機状態である場合は、応答できない機器の代わりに、代理での応答を制御信号送受信部201に行わせる。
各機器は、使用中の機器が存在するか否かを確認し、使用中のCEC論理アドレス以外のCEC論理アドレスを割り当てて使用することでCEC論理アドレスのコリジョンを防ぐために、存在確認要求のCECコマンドを使用することがある。また、各機器は、存在確認要求のCECコマンドの応答を受信することで、その応答があったCEC論理アドレスに対応した機器の存在を確認する。そして、存在を確認した機器に対しては、制御要求のCECコマンドなどを送信することとなる。このため、極小電力待機中の機器が存在確認要求のCECコマンドに応答できないと、存在自体が他の機器から認識されない場合がある。
存在確認要求代理応答部205は、極小電力待機中の機器に対する存在確認要求のCECコマンドを制御信号送受信部201が受信した場合に、制御信号送受信部201に代理で応答を行わせることで、宛先の機器が例え極小電力待機中であっても、送信元にその存在を認識させることができる。
図3に例示したように、接続機器情報記憶部203には、例えば機器2が現在待機状態であることを示す情報が格納されている。したがって、図4のS3に示すように、存在確認要求のCECコマンドによる確認を、機器4が通信装置1を介して接続する機器2に対して行った場合(S31、S32)、通信装置1は、現在待機状態である機器2の代わりに代理での応答を機器4に対して行う(S33)。なお、同様の確認が機器3に対して行われた場合(S31、S34)は、代理での応答が行われることなく、機器3からの通常の応答が行われることとなる(S35)。
制御要求代理応答部206は、制御信号送受信部201において、極小電力待機中の機器に対する制御要求のCECコマンドを受信した場合、その制御要求のCECコマンドに対して制御信号送受信部201で代理に応答させる。制御要求のCECコマンドは、例えば主電源のオン/オフ、再生開始/終了、表示開始/終了、通信装置1における映像信号選択切換部15の切り替え指示などであってよい。
制御要求代理応答部206は、制御信号送受信部201において機器間で送信されているCECコマンドを常にモニタリングし、制御要求のCECコマンドである場合は、宛先のCEC論理アドレスをチェックする。更に制御要求代理応答部206は、接続機器情報記憶部203を参照することで、制御要求のCECコマンドの宛先が極小電力待機に対応しており、現在待機状態であるか否かを判定する。この判定の結果、待機状態である場合は、応答できない機器の代わりに、代理のアクノリッジを制御信号送受信部201に行わせる。
図3に例示したように、接続機器情報記憶部203には、例えば機器2が現在待機状態であることを示す情報が格納されている。したがって、図4のS4に示すように、制御要求のCECコマンドを、機器4が通信装置1を介して接続する機器2に対して通知した場合(S41)、通信装置1は、現在待機状態である機器2の代わりに、代理の応答を機器4に対して行う(S42)。
このように、制御要求代理応答部206は、極小電力待機中の機器に対する制御要求のCECコマンドを制御信号送受信部201が受信した場合に、制御信号送受信部201に代理のアクノリッジを応答させることで、宛先の機器が極小電力待機中であり、制御要求のCECコマンドに対する応答や処理が直ぐにできない場合であっても、送信元にそのCECコマンドが受理されたことを認識させることができる。
ただし、この時点では、代理で制御要求のCECコマンドに応答したのみであり、極小電力待機中の機器には制御要求のCECコマンドが伝わっていない。したがって、制御要求代理応答部206は、制御要求のCECコマンドの内容を解析し、極小電力待機中の機器の主電源をオンさせればよいだけなのか、主電源をオンさせた状態で何か別の制御を行う必要があるかを判定する。主電源をオンさせた状態で何か別の制御を行う必要がある場合、制御要求代理応答部206は、受信した制御要求のCECを制御要求記憶部207に記憶させておく。
なお、制御要求記憶部207には、極小電力待機中の機器が待機状態から復帰するまでの間、その機器に関して受信した制御要求のCECコマンドが順次スタックされる。この制御要求記憶部207に順次スタックされた制御要求のCECコマンドは、後述する制御要求再送部209により、機器が待機状態から復帰した後に順次読み出されて再送されることとなる。
無線通信制御部208は無線通信部14における無線通信を制御する。具体的には、無線通信制御部208は、制御要求代理応答部206に代理でアクノリッジを応答させた、極小電力待機中の機器に対して、主電源をオンさせるための通知を無線通信部14に行わせる。例えば、図4のS4に示すように、通信装置1は、現在待機状態である機器2の代わりにアクノリッジを機器4に対して行った場合(S42)、そのアクノリッジを応答させた機器2に対して主電源をオンさせるための通知を無線通信で行う(S43)。これにより、機器2は待機状態から復帰することとなる。
制御要求代理応答部206は、極小電力待機中の機器に対して代理でアクノリッジを応答させた際に、その極小電力待機中の機器の無線識別IDを接続機器情報記憶部203から読み出して無線通信制御部208へ伝える。無線通信制御部208は、制御要求代理応答部206から伝えられた無線識別IDの機器に対して主電源をオンさせるための通知を無線通信部14に行わせることで、制御要求代理応答部206に代理でアクノリッジを応答させた機器のみの主電源をオンさせることができる。
なお、無線通信部14のブロードキャスト送信を利用して、極小電力待機中の機器全てに主電源をオンさせるための通知を無線通信制御部208に行わせることで、通信装置1と接続する全機器の主電源をオンとするような実装も可能である。
制御要求再送部209は、制御要求代理応答部206に代理でアクノリッジを応答させた、極小電力待機中の機器に対して、待機状態から復帰した後に制御要求のCECコマンドを制御信号送受信部201より再送させる。
具体的には、図4のS4に示すように、制御要求再送部209は、無線通信制御部208が主電源をオンさせるための通知を無線通信部14に行わせた後、その通知を行った機器に対して、所定の時間間隔でCECコマンドを制御信号送受信部201に通知させ、その応答を待つ(S44)。そして、制御要求再送部209は、応答の検知により待機状態からの復帰を認識した後、主電源をオンさせた状態で何か別の制御を行う必要がある場合に制御要求記憶部207に記憶された制御要求のCECコマンドを読み出して、待機状態から復帰した機器へ再送する(S45)。
この処理により、例えば機器4は、極小電力待機中の機器2に対して、主電源をオンにして待機状態から復帰するための制御の他、待機状態からの復帰後に再生や表示を開始するなどの追加の制御も行うことが可能となる。
以上のように、通信装置1は、I/F部11、12、13により、複数の機器のそれぞれと接続し、複数の機器の間の制御信号を含む通信を中継し、それとは異なる通信を行う無線通信部14により、複数の機器のいずれかに対して待機状態から復帰させるための通知を行う。極小電力待機機能判定部202は、制御信号に含まれる、機器の機能を示す情報を参照して、無線通信部14による通知で待機状態から復帰する機器か否かを判定する。制御要求代理応答部206は、検知した制御信号が待機状態からの復帰の指示であり、その宛先が、無線通信部14による通知で待機状態から復帰すると判定された機器である場合に、送信元の機器に対して制御信号の受領を制御信号送受信部201に代理で応答させる。無線通信制御部208は、代理で応答を行った宛先の機器に対して、待機状態から復帰させるための通知を無線通信部14に行わせる。
したがって、通信装置1は、通信の中継にかかる通信インタフェースが、待機状態で稼働しない機器2、機器3と、待機状態で稼働する機器4とが混在して接続する場合であっても、連動した動作を実現させることができる。
なお、本実施形態では、通信インタフェースについてHDMI規格に準じた通信を行う場合を例示した。しかしながら、通信インタフェースはHDMIに限定されるものではなく、HDMI−CECコマンドなどと同様の制御コマンド体系を有する他の通信インタフェースを用いてもよいことは言うまでもない。例えば通信装置1はLANを用いて機器2、3、4の通信を中継してもよい。LANを用いる場合は、Wakeup on LAN機能や、HDMI1.4で規定されたHECなどを用いて、CECコマンドではなく、Wakeup on LANコマンドなどを制御コマンドとして電源オンなどの制御も可能である。
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
1 通信装置
2、3、4 機器
11、12、13 I/F部
14 無線通信部
20 通信制御部
201 制御信号送受信部
202 極小電力待機機能判定部
203 接続機器情報記憶部
204 待機状態判定部
205 存在確認要求代理応答部
206 制御要求代理応答部
207 制御要求記憶部
208 無線通信制御部
209 制御要求再送部
C1、C2、C3 通信ケーブル

Claims (6)

  1. 複数の機器のそれぞれと接続し、当該複数の機器の間の制御信号を含む通信を中継する中継手段と、
    前記中継手段が用いる通信とは異なる通信で、前記複数の機器のいずれかに対して待機状態から復帰させるための通知を行う通知手段と、
    前記複数の機器の各々から送信された制御信号に含まれる、機器の機能を示す情報を参照して、前記通知手段により待機状態から復帰する機器か否かを判定する機能判定手段と、
    前記中継手段が中継する制御信号が待機状態からの復帰の指示であり、前記制御信号の宛先が、前記通知手段の通知で待機状態から復帰する機器であると、前記機能判定手段により判定された場合に、送信元の機器に対して、前記制御信号の受領を代理で応答する制御信号代理応答手段と、
    前記制御信号の受領を代理して応答した宛先の機器に対して、待機状態から復帰させるための通知を前記通知手段に行わせる通知制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記通知手段の通知で待機状態から復帰する機器であると、前記機能判定手段により判定された機器が待機状態であるか否かを、前記複数の機器の各々から送信された制御信号に含まれる、機器の状態を示す情報を参照して判定する状態判定手段を更に備え、
    前記制御信号代理応答手段は、前記通知手段の通知で待機状態から復帰する機器であると、前記機能判定手段によって判定された機器が、前記状態判定手段により待機状態であると判定された場合に、前記制御信号の受領を代理で応答することを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  3. 前記中継手段が中継する制御信号が機器の存在を確認するため応答を要求する確認要求指示であり、当該確認要求指示の宛先が、前記状態判定手段により待機状態であると判定された場合に、送信元の機器に対して、前記確認要求指示の応答を代理で行う確認要求代理応答手段を更に備えることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  4. 前記通知制御手段により待機状態から復帰させるための通知が行われた機器が待機状態から復帰するまでの間、当該通知が行われた機器を宛先とする制御信号を記憶する記憶手段と、
    前記通知が行われた機器が待機状態から復帰した後に、当該機器に対して前記記憶手段に記憶された制御信号を再送する再送手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の通信装置。
  5. 前記中継手段が中継する通信は、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)通信であり、前記制御信号はHDMI−CEC(HDMI-Consumer Electronics Control)であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 前記通知手段が行う、前記中継手段とは異なる通信は、無線又は赤外線による通信であることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
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