JP5075545B2 - 放射線治療システム - Google Patents

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Description

本発明は、放射線治療システムに関するものである。
従来より、放射線治療は、被検者(患者)の治療対象外の正常組織が破壊されないように、対象部位の治療に必要な放射線量を複数の角度に分割し、数日間にわたって照射を繰り返すことで行われる。
具体的には、複数の角度に分割された照射データ(架台角度、放射線量、絞り開度等)が、治療計画情報として治療計画装置に保存されており、治療実施時にこの治療計画情報を検者が選択し、放射線治療装置に送信することで、照射パラメータの設定を行っていた。ここで例えば、ある被検者について、全モニターユニット(MU)値が1000MUと決定され、それを、治療計画として、上から25MU(治療計画a)及び下から25MU(治療計画b)を行うとした場合、1日に上下の照射で20日の治療期間が設定される。これが治療計画である。
また、この照射パラメータの設定としては、治療日時,患者氏名,患者ID,治療部位ID等のデータが、HIS(Hospital Information System)などから取得され、前記治療計画装置に予め登録し、上記治療計画に従って治療計画情報を選択し、放射線治療装置へのデータ送信を行っていた(特許文献1参照)。
近年では、放射線治療装置による誤照射を未然に防ぐために、治療計画情報を放射線治療装置へ送信する前に、治療計画情報の承認が行われている。この承認は、例えば、図9に示す従来の表示画面のように、治療部位に関する情報であるプラン情報の画面2000において、承認者が「承認」ボタン2001を選択することによって行われていた。一方、図8は、従来における上記治療計画に関する情報であるポート情報の表示画面である。承認者は、図8に示すポート情報を構成する各パラメータ(例えば、「照射線量」や「上絞り開度」など)について目視確認し、次いで図9に示すプラン情報を構成する各パラメータ(例えば、「治療部位」や「照射方法」など)について確認した後に、「承認」ボタン2001を選択して「承認完了」としていた。なお、この「承認完了」がなされない限り、放射線治療装置による被検体への放射線照射は行われない。
特開平11−253565号公報
しかしながら、従来の承認作業では、治療計画情報を構成する各パラメータについて目視確認するだけで、適正かつ十分な承認がなされていたとはいえなかった。
特に、放射線治療は、実際には20日間など、長期にわたって実施されることが多く、数日間の照射を行った後に対象部位の状態を確認し、治療計画情報を見直すことがある。この際、検者が治療計画情報を別途作成し、照合記録手段に登録することがある。
このような状況が生じた場合、同一患者、部位の治療計画中に前回まで使用していた治療計画情報と今後使用する治療計画情報が混在してしまっていた。このように治療計画情報が混在してしまっている状態では、例えば、照射線量や照射部位が変更された治療計画情報を選択すべきなのに、変更前の治療計画情報を選択して放射線治療装置に送信してしまう選択ミスの可能性があり、結果として誤照射や過照射などの医療事故を招く虞があった。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、生成された治療計画情報に対する承認の信頼性を向上させ、結果として誤照射や過照射などの医療事故を防ぐことができる放射線治療システムを提供することにある。
ここで、本発明の特徴について簡単に述べると、本発明は、被検者の放射線治療に関する情報を構成する、患者情報(患者名)、治療部位及び治療計画情報につき、承認する内容を「ワークフロー情報」として予め設定し、この「ワークフロー情報」に従って前記治療計画情報の承認を行うことが特徴である。例えば、この「ワークフロー情報」としての内容は、「何人の承認が必要か」や「どのような資格(医師、放射線技師など)を有する者の承認が適切か」といったものである。
放射線治療は、治療実施する治療計画情報が治療計画装置で作成された後、過去も含めて作成された治療計画情報の中から承認者端末で特定の治療計画情報を選択後、その治療計画情報の内容が放射線治療装置の設定に反映されているか照合記録装置が判断して、治療開始の指示がなされることにより開始する。そして、当該治療計画情報が放射線治療装置に送り込まれ、1照射が完了すると、自動的に次の治療計画情報が放射線治療装置に送り込まれる。これを繰り返し、登録された治療計画情報に基づく全ての放射線照射を完了する。
上記課題を解決するための、請求項1記載の発明に係る放射線治療システムは、被検体の病変部の画像データを得る画像生成装置と、被検体に放射線を曝射する放射線治療装置と、前記画像データをモニタに表示し、治療部位及び放射線照射条件を含む治療計画情報を作成する治療計画装置と、前記治療計画情報を承認するための承認者端末と、前記治療計画情報を承認する承認者の順序を含むワークフロー情報及び複数の承認者の選択欄を表示手段に表示させ、承認者からの入力又は選択を受けて、承認のためのワークフローを確定させるとともに、一の選択欄で選択された承認者を他の選択欄で選択することを禁止するワークフロー設定手段と、前記治療計画装置から送信された治療計画情報を記録する記憶手段と、前記ワークフロー情報設定手段によってワークフロー情報が設定されたことを受けて、当該ワークフロー情報に基づき、特定された承認者が利用する承認者端末に前記治療計画情報を送信すると共に当該治療計画情報が送信された承認者端末からの承認情報を受信する送受信手段と、受信した承認情報の内容を判定し、その判定結果及び前記ワークフロー情報に基づいて、他の承認者端末に前記治療計画情報を送信するか、又は、前記承認者全てに承認されたことを契機に前記治療計画情報を前記放射線治療装置に送信し、放射線照射条件を設定せしめることを前記送受信手段に指示する承認手段と、放射線治療装置から送信された前記放射線照射条件の設定結果を受けて、前記送信した治療計画情報と照合する照合手段とを備えた照合記録装置とがネットワーク接続され、前記照合手段によって前記設定結果と前記治療計画情報とが合致したことを契機に、前記治療計画情報に基づく放射線治療を前記放射線治療装置が実施することを特徴とする。
上記課題を解決するための、請求項2記載の発明に係る放射線治療システムは、被検体の病変部の画像データを得る画像生成装置と、被検体に放射線を曝射する放射線治療装置と、前記画像データをモニタに表示し、治療部位及び放射線照射条件を含む治療計画情報を作成し、前記治療計画情報を構成する各パラメータの一部又は全部について承認可能とするチェックボックスを前記治療計画情報に付す治療計画装置と、前記治療計画情報を承認するための承認者端末と、前記治療計画情報を承認する承認者の順序を含むワークフロー情報を表示手段に表示させ、承認者からの入力又は選択を受けて、承認のためのワークフローを確定させるワークフロー設定手段と、前記治療計画装置から送信された治療計画情報を記録する記憶手段と、前記ワークフロー情報設定手段によってワークフロー情報が設定されたことを受けて、当該ワークフロー情報に基づき、特定された承認者が利用する承認者端末に前記治療計画情報を送信すると共に、当該治療計画情報が送信された承認者端末から、当該治療計画情報に付された前記チェックボックスへのチェックを含む承認情報を受信する送受信手段と、受信した承認情報の内容を判定し、その判定結果及び前記ワークフロー情報に基づいて、他の承認者端末に前記治療計画情報を送信するか、又は、前記承認者全てに承認されたことを契機に前記治療計画情報を前記放射線治療装置に送信し、放射線照射条件を設定せしめることを前記送受信手段に指示する承認手段と、放射線治療装置から送信された前記放射線照射条件の設定結果を受けて、前記送信した治療計画情報と照合する照合手段とを備えた照合記録装置とがネットワーク接続され、前記照合手段によって前記設定結果と前記治療計画情報とが合致したことを契機に、前記治療計画情報に基づく放射線治療を前記放射線治療装置が実施することを特徴とする。
上記課題を解決するための、請求項記載の発明に係る放射線治療システムは、請求項に記載の放射線治療システムにおいて、前記承認画面作成手段は、設定された前記ワークフロー情報に基づいて、承認者毎に承認可能なパラメータのチェックボックスを異ならせたことを特徴とする。
本発明によれば、生成された治療計画情報に対する承認の回数及び承認者の特定について予めワークフロー情報として設定しておき、これを参照して治療計画情報を承認することとなるので、承認の信頼性が向上し、結果として誤照射や過照射などの医療事故を防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る放射線治療システムの一実施形態における構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の放射線治療システムは、放射線治療に際し、画像取得から治療計画、位置合わせ(シミュレーション)までを一貫して行うための放射線治療計画用CTシステム1と、この放射線治療計画用CTシステム1で計画及びシミュレートされた治療計画情報に従って、放射線治療を行う放射線治療装置2とを備えると共に、放射線治療装置2に内蔵されたコリメータ(図示せず)を自動制御するため、放射線治療計画用CTシステム1と放射線治療装置2との間を信号伝送線としての伝送ライン3により接続している。
この伝送ライン3の途中には、上記コリメータの開度を検者が実際の放射線治療時に微調整可能な照合記録装置4が介挿されている。さらに、放射線治療計画用CTシステム1には、放射線の線量分布計算などの専門の演算処理を担う治療計画装置5及び治療計画情報を出力するプリンタ6が伝送ライン7及び8を介して各々、接続されている。また、治療計画装置5と同様に、承認作業の入力手段として機能する、例えばパソコンなどの承認者端末9が伝送ライン3に介挿されている。なお、承認機会を多くして承認の信頼性を高めるために、承認者端末9は治療計画装置5以外に複数台設置されることが望ましい(図1参照;承認者端末9a,9b)。
これらの各構成要素のうち、最初に、放射線治療計画用CTシステム1(以下、単に「CTシステム」という)から説明する。
このCTシステム1は、通常の放射線CTスキャナを応用して構成したものであって、図1及び2に示す如く、ガントリ11、寝台12及び制御用のコンソール13を備え、例えばR−R方式で駆動する装置である。寝台12の上面には、その長手方向(X軸(体軸)方向)にスライド可能に支持された状態で天板12aが配設されており、その天板12aの上面に被検体Pが載せられる。天板12aは、電動モータにより代表されるスライド機構(不図示)の駆動によって、ガントリ11の診断用開口部OPに進退可能に挿入される。
ガントリ11は、その診断用開口部OPに挿入された被検体Pを挟んで対向する放射線管及び放射線検出器(共に図示せず)を内蔵している。前記放射線検出器で検出された透過放射線に相当する微弱な電流信号は、デジタル量に変換され、コンソール13に送られる。
コンソール13は、このCTシステム全体を統括する主制御部のほか、この主制御部から指令を受けて作動する、寝台制御部、架台制御部を有し、内部バスを介して相互に接続されている。前記主制御部はまた、コンソール外部の放射線制御器に接続され、その放射線制御器からの駆動信号に応じて作動する高電圧発生装置が備えられている。この高電圧発生装置で生成した高電圧が放射線管に供給され、放射線曝射が行われる。さらに、コンソール13は、データ収集部の収集信号を受けて画像データを再構成する画像再構成部、画像データを記憶しておく画像メモリ、再構成画像を表示する表示器、及び検者が前記主制御部に指令を与えるための入力器を夫々備えている。各制御部及び各制御器はコンピュータを搭載しており、予めそのメモリに格納されたプログラムに基づいて動作する。
照合記録装置4は、例えばパソコンで構成され、治療計画情報の承認の遂行、承認された治療計画情報が放射線治療装置2へ設定されているかどうかの照合、等を行う。詳細は後述する。
続いて放射線治療装置2を説明する。
放射線治療装置2(以下、治療装置という)は、放射線を使って被検体の病巣を治療するもので、図1に示す如く、被検体Pを載せる治療台20と、被検体Pの体軸(X)方向を回転軸として回転可能な架台21と、この架台21を回転可能に支持する架台支持体22とを備えている。
治療台20は、その上側に天板20aを備えている。治療台20は内部の駆動機構により高さ調節可能であるから、これにより天板20aを上下動(Z軸方向)させることができる。また、治療台20は内部の別の駆動機構の駆動により、天板20aをその長手方向(X方向)及び横方向(Y方向)に所定範囲で各々移動させることができるほか、更に別の駆動機構を作動させることで、天板支柱回転及びアイソセンターを中心とした回転が可能になっている。これらの治療台20の動作は、被検体Pの天板20a上の位置決め及び放射線照射のときに必要であり、図示しないコンソールからの制御信号により制御される。
一方、架台21はクラクストロンからの加速電子を偏向してターゲットに当て、そこから発生する放射線ビームを被検体Pに照射する照射ヘッド21aを備えている。この照射ヘッド21aには、ターゲット、すなわち放射線源と照射口との間に、被検体Pの体表上の照射野を決めるコリメータ(図示せず)を設けてある。
このコリメータは、本実施形態では、多分割原体絞りの構造を有したマルチ・リーフ・コリメータ(Multi−Leaf Collimator)である。例えば、複数枚の板状のタングステン(W)製リーフからなる2組のリーフ群が放射線源からの放射線パスを挟んで立設状態で対向配置され、リーフの各々がリードスクリューを要部とする移動機構によって各リーフの長さ方向(X方向)に独立して駆動可能になっている。この移動機構は、図示しないコンソールから供給される制御信号に応じて駆動し、2つのリーフ群で形成される照射開口の大きさ、形状(すなわち、体表上の照射野の大きさ、形状に相当)をリアルタイムに変更できるようになっている。
更に、架台支持体22はその内蔵する駆動機構によって、架台21全体を時計回り、反時計回りの何れにも回転可能になっている。この駆動機構の動作も、図示しないコンソールからの制御信号に基づいて行われる。
まず、治療計画装置5では、治療計画情報が作成される。この治療計画装置5は図2に示すように、患者情報格納手段51、照射装置情報格納手段52、治療室情報格納手段53及び承認情報生成手段54を有してなる。
患者情報格納手段51は通信回線などを介して、HIS(図示せず)などから得られた患者毎の氏名、ID、治療可能日及び時間帯などの患者情報を格納する手段である。
照射装置情報格納手段52は、放射線照射装置毎の照射可能な放射線種、エネルギー強度、稼働日、放射線種切り替え時間、エネルギー強度切り替え時間及びビームコース(1つの放射線照射装置から1つの治療室の1つの放射線照射口(=ポート)までの通り道)切り替え時間などの放射線照射装置情報を格納する手段である。
治療室情報格納手段53は、治療室毎の設置ポート(各治療室には照射方向の異なるポートが複数設置される場合がある)、使用可能日、1回の治療毎の準備時間、1回の治療毎の後片付け時間及び1回の治療毎の患者入れ替え時間などの治療室情報を格納する手段である。
承認情報生成手段54は、患者情報格納手段51、照射装置情報格納手段52及び治療室情報格納手段53からデータを受け取り、患者の治療予定日を示す患者スケジュールと、放射線照射装置の放射線種やエネルギー強度、使用予定日及び各日の放射線種やエネルギー強度、ビームコースの切り替え順序を示す放射線照射装置運転スケジュールと、治療室の使用予定日、各日の治療室毎の患者の割り当て及び各日の患者の治療順序を示す治療室スケジュールとの3種類の治療計画情報を生成する手段である。
そして、図2に示すように、照合記録装置4は、ワークフロー情報設定手段41と、承認画面作成手段42と、記憶手段43と、承認手段44と、照合手段45と、送受信手段46とを有する。
ワークフロー情報設定手段41は、前記治療計画情報を承認する承認者数、各承認者が利用する承認者端末及び承認者の順序を含むワークフロー情報を表示手段(例えば、照合記録装置4に接続されたモニタ(不図示))に表示させ、承認者からの入力又は選択を受けて、承認のためのワークフローを確定させる手段である。具体的には、承認作業にあたって、予め、承認する承認者数、それら承認者の内訳(医師なのか、放射線技師なのか、若しくは特定の者なのか)及びそれら承認者に承認してもらう順序を設定するための支援手段である。
承認画面作成手段42は、生成された治療計画情報の表示を行い、治療計画情報の対話的な修正を行う手段である。特に、本実施形態の承認画面作成手段42は、承認情報生成手段54によって生成された治療計画情報を受けて、それを構成する各パラメータについて承認の可否を入力可能なチェックボックスを表示している。
記憶手段43は、治療計画装置5から送信された、各患者の治療部位毎に必要な治療内容を示す治療計画情報、ワークフロー情報設定手段41で作成されたワークフロー情報を格納する手段である。
承認手段44は、実行するべき治療計画情報を複数の検者が、前記入力手段によって該当する治療計画情報の承認するのを受け付け、それに該当する治療計画情報を確定し、放射線治療装置2における放射線照射条件を設定せしめる契機となる手段である。
照合手段45は、放射線治療装置2から送信された設定結果を受けて、承認手段44が承認した治療計画情報と照合し、照合結果を放射線治療装置2に送信する手段である。例えば、検者が承認した前記治療計画情報どおりに放射線治療装置2が設定されているかを照合する手段である。従って、この照合手段45による照合結果が正しいと判定しない限り、放射線治療は行われない。
次に、本実施形態の動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
(ワークフロー情報の設定)
本実施形態では、患者に放射線治療を施す前に、「ワークフロー情報」の設定を行う。この「ワークフロー情報」の設定は、作成された治療計画情報についての承認を、どのような条件で行うかを設定する過程である。具体的には、図4に示すようなワークフロー情報設定画面1000が治療計画装置5の画面(本請求項にいう治療計画装置のモニタの画面)に表示され、「承認回数」1001の入力と、その入力された承認回数に応じて、個別に、承認者1002〜1002(図中、承認者1(1002a)〜承認者3(1002c))を選択する過程である。なお、これら承認者1〜3(図中、承認者1(1002a)〜承認者3(1002c))の表示は、「承認回数」1001の回数に応じた数だけ表示される。例えば、「承認回数」1001で「5」回と入力した場合には、承認者1〜5が表示される。
「承認回数」1001の入力及びそれに応じた「承認者」1002a〜1002cの選択を行った後、「登録」ボタン1003aを選択すると、ワークフロー情報設定手段41が「承認回数」と各承認作業を行う「承認者」とを関連づけて記憶手段43に保存する。本実施形態では、治療計画情報の承認に係るワークフロー情報の設定を「承認者1=“診療放射線技師”」、「承認者2=“医師”」及び「承認者3=“放射線取扱主任者”」としている。
(治療計画情報の作成)
その後、治療計画情報を作成する対象となる患者について、患者情報を取得し(S3)、次いで、当該患者をCTシステム1で撮影した画像を取得する(S4)。そして、その取得した画像を元に、承認情報生成手段54が総線量と1回の照射線量から照射日数を割り出し、全日程の治療計画情報を作成する(S5)。
この治療計画情報の生成は、例えば、初期状態のプラン情報を示す図5及び初期状態のポート情報を示す図6に示すような表示画面に対して、前記患者情報、前記画像に基づいて特定された照射野などのプラン情報及びポート情報を割り当てて生成される。このうち、例えばポート情報は、前記画像の対象たる患者について、全モニターユニット(MU)値が1000MUと決定された場合、それらを、患者の上方から25MU(治療計画a)、患者の下方から25MU(治療計画b)を行い、1日に上下の照射で20日の治療期間を設定するといったように決定される。その入力した画面を図7に示す。
承認情報生成手段54にて生成された治療計画情報は、ワークフロー情報設定手段41に患者情報とリンクされて保存される(S6)。
(治療計画情報の承認)
次に、作成された治療計画情報は、記憶手段43に保存された前記「ワークフロー情報」に沿って複数の検者(承認者)に承認される。具体的には、前記「ワークフロー情報」が「承認者1=“診療放射線技師”」、「承認者2=“医師”」及び「承認者3=“放射線取扱主任者”」というように設定されているので、まず、治療計画装置5を操作する「診療放射線技師」が治療計画情報に対して承認過程がなされる(S7)。なお、前記「ワークフロー情報」に設定された「承認者2=“医師”」及び「承認者3=“放射線取扱主任者”」はそれぞれ、承認者端末9a及び承認者端末9bを用いることが記憶手段43に記録されているものとする。
ここでの承認過程は、ポート情報を構成する各パラメータ(例えば、「照射線量」や「上絞り開度」など)それぞれにチェックボックス3001を付したポート情報画面3000(治療計画情報画面、図7参照)を送受信手段46が治療計画装置5のモニタ(不図示)へ送って画面に表示させ、ここでの承認者たる「診療放射線技師」が治療計画装置5の入力手段を用いて確認対象であるパラメータに付されたチェックボックス3001にチェックをつけることで行われる。
その後、前記「ワークフロー情報」によって最初に設定された「承認者1」である「診療放射線技師」が治療計画装置5の入力手段を用いて、「プラン情報」画面2000(図5参照)における確認対象であるパラメータ(例えば、「治療部位」や「照射方法」など)に付されたチェックボックス2002にチェックをつけ、当該画面中における「承認ボタン」2001を選択したことを契機に、承認手段44は、「承認者1:診療放射線技師」による承認が終了したとして、前記「ワークフロー情報」を参照して承認する検者(承認者)が全て終了したかを判定する(S10)。この承認過程では、「承認終了ではない」(S10−No)ので、承認者端末9aに治療計画情報を送信する。この治療計画情報についても、承認者端末9aのモニタを通じて、当該承認者端末9aを操作する承認者(この場合、「承認者2:医師」)に閲覧可能となる。
ここでの承認過程も、ポート情報を構成する各パラメータ(例えば、「照射線量」や「上絞り開度」など)それぞれにチェックボックス3001を付したポート情報画面3000(治療計画情報画面、図7参照)を送受信手段46が治療計画装置5のモニタへ送って画面に表示させ、ここでの承認者たる「医師」が治療計画装置5の入力手段を用いて確認対象であるパラメータに付されたチェックボックス3001にチェックをつけることで行われる。
その後、前記「ワークフロー情報」によって2番目に設定された「承認者2」である「医師」が治療計画装置5の入力手段を用いて、「プラン情報」画面2000(図5参照)における確認対象であるパラメータ(例えば、「治療部位」や「照射方法」など)に付されたチェックボックス2002にチェックをつけ、当該画面中における「承認ボタン」を選択したことを契機に、承認手段44は、「承認者2:医師」による承認が終了したとして、前記「ワークフロー情報」を参照して承認する検者(承認者)が全て終了したかを判定する(S10)。この承認過程では、「承認終了ではない」(S10−No)ので、承認者端末9bに治療計画情報を送信する。この治療計画情報についても、承認者端末9bのモニタを通じて、当該承認者端末9bを操作する承認者(この場合、「承認者3:放射線取扱主任者」)に閲覧可能となる。
ここでの承認過程も、ポート情報を構成する各パラメータ(例えば、「照射線量」や「上絞り開度」など)それぞれにチェックボックス3001を付したポート情報画面3000(治療計画情報画面、図7参照)を送受信手段46が治療計画装置5のモニタへ送って画面に表示させ、ここでの承認者たる「放射線取扱主任者」が治療計画装置5の入力手段を用いて確認対象であるパラメータに付されたチェックボックス3001にチェックをつけることで行われる。
その後、前記「ワークフロー情報」によって最後に設定された「承認者3」である「放射線取扱主任者」が治療計画装置5の入力手段を用いて、「プラン情報」画面2000(図5参照)における確認対象であるパラメータ(例えば、「治療部位」や「照射方法」など)に付されたチェックボックス2002にチェックをつけ、当該画面中における「承認ボタン」を選択したことを契機に、承認手段44は、「承認者3:放射線取扱主任者」による承認が終了したとして、前記「ワークフロー情報」を参照して承認する検者(承認者)が全て終了したかを判定する(S10)。この承認過程では、「承認終了」(S10−Yes)なので、照射開始の指示として、治療計画情報が放射線治療装置2に送信される(S11)。
なお、上記承認過程において、各パラメータに付されたチェックボックス2002及びチェックボックス3001に承認できないものがあった場合、すなわち、承認者の立場において承認できないパラメータが治療計画情報に含まれていた場合(S8−No)には、当該承認者の前の承認者に再承認作業を行わせるべく、当該治療計画情報を前の承認者に再送信する(S9)。
ここで、チェックボックス2002及びチェックボックス3001は、必ずしも全てのパラメータに付されている訳ではなく、それらチェックボックスにチェックする承認者の役割に応じて一部又は全部が表示される。例えば、承認情報生成手段54が全てのパラメータにつき、チェックボックス2002及びチェックボックス3001を付するが、設定された「ワークフロー情報」を参照した承認手段44が、送受信手段46を介して表示させようとする対象の承認者端末のモニタに承認の必要がないパラメータについてはチェックボックスを表示しないようにするのである。
治療計画情報が送信された放射線治療装置2では、まず患者の位置を照射位置に移動し、照合記録装置4から送られた治療計画情報の値に基づく照射パラメータの設定(架台角度の移動など)が検者によって行われ、その設定結果が入力手段などによって照合記録装置4に送信される。
放射線治療装置2から送信された設定結果を受信した照合記録装置4では、照合手段45によって、選択されたスケジュールに含まれる治療計画情報と、前記設定結果とを照合する。この設定結果は照合記録装置4内に記録・保存されることが望ましい(S12)。
ここで、照合手段45が出力した照合結果が正しい、すなわち、選択されたスケジュールに含まれる治療計画情報と放射線治療装置2における設定とが同じであれば(S13−Yes)、当該治療計画情報に基づき放射線治療装置2は被検体に対して放射線照射を行う(S14)。
以上のような動作によって、生成された治療計画情報は、生成された治療計画情報に対する承認の回数及び承認者の特定について予め設定されたワークフロー情報をもとに承認されることとなるので、承認の信頼性が向上し、結果として誤照射や過照射などの医療事故を防ぐことができる。また、この承認過程は、治療計画情報が変更された場合でも同様に利用することができる。
上述の各実施形態は、本発明の一例であり、本発明は各実施の形態に限定されることはない。また、この他であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本発明に係る放射線治療システムの一実施形態における構成を示すブロック図。 本発明に係る放射線治療システムの一実施形態における構成を示すブロック図。 本発明に係る放射線治療システムの一実施形態における承認に関するデータ送信の動作を示すフローチャート。 本発明に係る放射線治療システムの一実施形態におけるワークフロー情報の設定画面を示す図。 本発明に係る放射線治療システムの一実施形態におけるプラン情報(初期時)の画面を示す図。 本発明に係る放射線治療システムの一実施形態におけるポート情報(初期時)の画面を示す図。 本発明に係る放射線治療システムの一実施形態におけるポート情報の承認画面を示す図。 従来の放射線治療システムのポート情報表示画面を示す図。 従来の放射線治療システムのプラン情報表示画面を示す図。
符号の説明
1 放射線治療計画用CTシステム(CTシステム)
2 放射線治療装置(治療装置)
3 伝送ライン
4 照合記録装置
5 治療計画装置
9 承認者端末
11 ガントリ
12 寝台
12a 天板
13 コンソール
20 治療台
20a 天板
21 架台
21a 照射ヘッド
22 架台支持体
41 ワークフロー情報設定手段
42 承認画面作成手段
43 記憶手段
44 承認手段
45 照合手段
46 送受信手段
51 患者情報格納手段
52 照射装置情報格納手段
53 治療室情報格納手段
54 承認情報生成手段
P 被検体

Claims (3)

  1. 被検体の病変部の画像データを得る画像生成装置と、
    被検体に放射線を曝射する放射線治療装置と、
    前記画像データをモニタに表示し、治療部位及び放射線照射条件を含む治療計画情報を作成する治療計画装置と、
    前記治療計画情報を承認するための承認者端末と、
    前記治療計画情報を承認する承認者の順序を含むワークフロー情報及び複数の承認者の選択欄を表示手段に表示させ、承認者からの入力又は選択を受けて、承認のためのワークフローを確定させるとともに、一の選択欄で選択された承認者を他の選択欄で選択することを禁止するワークフロー設定手段と、
    前記治療計画装置から送信された治療計画情報を記録する記憶手段と、
    前記ワークフロー情報設定手段によってワークフロー情報が設定されたことを受けて、当該ワークフロー情報に基づき、特定された承認者が利用する承認者端末に前記治療計画情報を送信すると共に当該治療計画情報が送信された承認者端末からの承認情報を受信する送受信手段と、
    受信した承認情報の内容を判定し、その判定結果及び前記ワークフロー情報に基づいて、他の承認者端末に前記治療計画情報を送信するか、又は、前記承認者全てに承認されたことを契機に前記治療計画情報を前記放射線治療装置に送信し、放射線照射条件を設定せしめることを前記送受信手段に指示する承認手段と、
    放射線治療装置から送信された前記放射線照射条件の設定結果を受けて、前記送信した治療計画情報と照合する照合手段とを備えた照合記録装置とがネットワーク接続され、
    前記照合手段によって前記設定結果と前記治療計画情報とが合致したことを契機に、前記治療計画情報に基づく放射線治療を前記放射線治療装置が実施することを特徴とする放射線治療システム。
  2. 被検体の病変部の画像データを得る画像生成装置と、
    被検体に放射線を曝射する放射線治療装置と、
    前記画像データをモニタに表示し、治療部位及び放射線照射条件を含む治療計画情報を作成し、前記治療計画情報を構成する各パラメータの一部又は全部について承認可能とするチェックボックスを前記治療計画情報に付す治療計画装置と、
    前記治療計画情報を承認するための承認者端末と、
    前記治療計画情報を承認する承認者の順序を含むワークフロー情報を表示手段に表示させ、承認者からの入力又は選択を受けて、承認のためのワークフローを確定させるワークフロー設定手段と、
    前記治療計画装置から送信された治療計画情報を記録する記憶手段と、
    前記ワークフロー情報設定手段によってワークフロー情報が設定されたことを受けて、当該ワークフロー情報に基づき、特定された承認者が利用する承認者端末に前記治療計画情報を送信すると共に当該治療計画情報が送信された承認者端末から、当該治療計画情報に付された前記チェックボックスへのチェックを含む承認情報を受信する送受信手段と、
    受信した承認情報の内容を判定し、その判定結果及び前記ワークフロー情報に基づいて、他の承認者端末に前記治療計画情報を送信するか、又は、前記承認者全てに承認されたことを契機に前記治療計画情報を前記放射線治療装置に送信し、放射線照射条件を設定せしめることを前記送受信手段に指示する承認手段と、
    放射線治療装置から送信された前記放射線照射条件の設定結果を受けて、前記送信した治療計画情報と照合する照合手段とを備えた照合記録装置とがネットワーク接続され、
    前記照合手段によって前記設定結果と前記治療計画情報とが合致したことを契機に、前記治療計画情報に基づく放射線治療を前記放射線治療装置が実施することを特徴とする放射線治療システム。
  3. 前記承認画面作成手段は、設定された前記ワークフロー情報に基づいて、承認者毎に承認可能なパラメータのチェックボックスを異ならせたことを特徴とする請求項に記載の放射線治療システム。
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