JP5075286B1 - 模擬排ガス用評価システム - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車からの排ガスの濃度変化を精度よくシミュレーションして、排ガスの濃度変化に正確に連動する模擬排ガスを供給できるようにする。
【解決手段】制御部300は、各原料ガス流量コントローラー群1〜4を第1時間間隔ごとに予め設定した流量で変化させ、各切換え弁6〜9を第1時間間隔ごとに切り換えることで、第1時間間隔の間に、第1時間間隔よりも短い第2時間間隔ごとに、各原料ガス流量コントローラー群1〜4からの混合ガスを所定の順番で連続的に混合ガス供給管26に送り、混合ガス供給管26に供給される混合ガスに対応する各原料ガス流量コントローラー1a〜1e,・・・の開度と各原料ガス流量コントローラー1a〜1e,・・・の原料ガスに対するコンバージョンファクタとから算出した混合ガス流量コントローラーの混合ガスに対するコンバージョンファクタに基づき、混合ガス流量コントローラーの開度を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数種類の原料ガスを混合して模擬排ガス(混合ガス)を生成して、この模擬排ガスを用いて、自動車の排気管に設けられる排ガス浄化触媒やセンサーなどの性能を試験評価する模擬排ガス用評価システムに関する。
自動車のエンジンに連なる排気管などに設けられる排ガス浄化触媒やセンサーなどの性能を評価する場合、エンジンからの排ガスの成分濃度を予め測定して、同様の成分を含む模擬排ガスを生成し、この模擬排ガスを使って触媒などを評価する。
複数種類の原料ガス(例えば、CO、CO、NO、NO、HC、N)を所定の混合比で混合して、模擬排ガス(混合ガス)を生成する。原料ガスの流量を制御することによって、模擬排ガスの組成や流量を設定し、水分添加及び加熱することによって、自動車からの排ガスと同等の模擬排ガスを生成し、この模擬排ガスを評価対象となる触媒の入ったガスセルに導入し、触媒を通過する前後のガス濃度をガス分析計で計測して、触媒の浄化性能を評価している。
従来の触媒及びセンサの評価試験の方法では、定常的に供給される模擬排ガスにリッチ成分又はリーン成分を添加することによって模擬排ガスを変化させていた(特許文献1参照)。そのため、定常の模擬排ガスやリッチ成分及びリーン成分の濃度を変更するには、各原料ガスの流量を変化する必要がある。しかし、原料ガスの流量を変化すると、配管内の圧力が変化するので、他の原料ガスの流量に影響を与える。即ち、模擬排ガス濃度を変化させる際に、複数の原料ガスの流量が互いに干渉して、各原料ガスの流量が安定するまで数秒程度の時間がかかる。また、各原料ガスの設定濃度によって、各原料ガスの流量や流量変化率(バルブ開度)が異なるので、各原料ガスの流量が安定するまでの時間が異なり、自動車からの排ガス成分を精度よくシミュレーションできない。さらに、各原料ガスの流量を変化する際に、模擬排ガスの流量が揺らいでいた。
また、模擬排ガスの濃度及び流量を変更するとき、その都度、模擬排ガスの流量が安定するまで流量の計測を待ち、計測後に、模擬排ガス用のマスフローメータの開度を調節する。そのため、模擬排ガスの濃度及び流量の変更開始から変更完了まで数秒から数十秒の時間を要していた。そして、この間は、模擬排ガスの濃度及び流量が不確定となる問題があった。
また、模擬排ガスをガスセルに供給するための模擬排ガス供給管には、余分な模擬排ガスを排出するオーバーフロー管が接続される。ガスセルへの模擬排ガスの供給量が多く、ガスセルから模擬排ガス供給管に、オーバーフロー管からオーバーフローが生じる程度の流量の模擬排ガスが供給されるときは、模擬排ガス供給管内の模擬排ガスの流量がほぼ一定になり、ガス分析計による測定が正確になされるが、ガスセルへの模擬排ガスの供給量が減少し、ガスセルから模擬排ガス供給管への模擬排ガスの供給量が減少すると、模擬排ガス供給管内の模擬排ガスの流量が変動し、ガス分析計による正確な測定が行えなくなるという問題があった。その結果、自動車の排ガスと同等の線速度流量変化を正確にシミュレーションすることができなかった。
特許第4194581号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、自動車からの排ガスの濃度変化を精度よくシミュレーションして、排ガスの濃度変化に正確に連動する模擬排ガスを供給可能な模擬排ガス用評価システムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る模擬排ガス用評価システムは、
原料ガスを供給する原料ガス供給部を有し、複数の原料ガス供給部を集合してなる原料ガス供給部群と、
各原料ガス供給部に対応して設けられ、各原料ガスの流量を調節する原料ガス流量コントローラーを有し、複数の原料ガス流量コントローラーを集合してなる原料ガス流量コントローラー群と、
複数の原料ガス流量コントローラー群を集合してなる原料ガス流量コントローラーシステムと、
各原料ガス流量コントローラー群で生成される混合ガスを供給する混合ガス供給管と、
各原料ガス流量コントローラー群で生成される混合ガスを供給せずに排出する混合ガス排出管と、
各原料ガス流量コントローラー群に対応して設けられ、各原料ガス流量コントローラー群で生成される混合ガスの流路を混合ガス供給管と混合ガス排出管とに切り換える切換え弁を有し、複数の切換え弁を集合してなる切換え弁システムと、
混合ガス供給管に設けられ、混合ガスの流量を調節する混合ガス流量コントローラーと、
混合ガス供給管に接続され、余分な混合ガスを排出するオーバーフロー管と、
制御部とを備え、
制御部は、
原料ガス流量コントローラーシステム及び切換え弁システムを制御することによって、各原料ガス流量コントローラー群を第1時間間隔ごとに予め設定した流量で変化させ、さらに、各切換え弁を第1時間間隔ごとに第1時間間隔よりも短い第2時間間隔の間だけ切り換えることで第2時間間隔ごとに、前記各原料ガス流量コントローラー群からの前記混合ガスを所定の順番で連続的に前記混合ガス供給管に送り、
混合ガス供給管に供給される混合ガスに対応する各原料ガス流量コントローラーの開度と各原料ガス流量コントローラーの原料ガスに対するコンバージョンファクタとから算出した混合ガス流量コントローラーの混合ガスに対するコンバージョンファクタに基づき、混合ガス流量コントローラーの開度を調整する。
上記の模擬排ガス用評価システムによれば、制御部は、各原料ガス流量コントローラー群を第1時間間隔ごとに予め設定した流量で変化させる。第1時間間隔は、各原料ガス流量コントローラー群からの混合ガスが所定の濃度及び流量に安定するのに必要な時間が設定される。従って、第1時間間隔の間に、各原料ガス流量コントローラー群からの混合ガスは、所定の濃度及び流量で安定する。
さらに、制御部は、各切換え弁を第1時間間隔ごとに切り換えることで、第1時間間隔の間に、第1時間間隔よりも短い第2時間間隔ごとに、各原料ガス流量コントローラー群からの混合ガスを所定の順番で連続的に混合ガス供給管に送る。これによって、第1時間間隔の間に混合ガスが安定し、この安定した混合ガスを各原料ガス流量コントローラー群から連続的に混合ガス供給管に送ることができるので、設定された濃度及び流量の混合ガスを正確に評価装置(触媒評価装置、センサ評価装置など)に送ることができる。
さらに、上記の模擬排ガス用評価システムによれば、混合ガス供給管に供給すべき混合ガスの濃度および流量設定値に従って、原料ガス流量コントローラーの開度を調整すると同時に、原料ガス流量コントローラーの開度および原料ガス流量コントローラーの原料ガスに対するコンバージョンファクタから算出した混合ガス流量コントローラーの混合ガスに対するコンバージョンファクタに基づいて混合ガス流量コントローラーの開度を調整するようにしたので、混合ガスの濃度および流量設定値の変更後、瞬時に、当該設定値に対応する濃度および流量の混合ガスを混合ガス供給管に供給することができる。
さらに好ましくは、本発明に係る模擬排ガス用評価システムは、
混合ガス供給管から混合ガスが供給され、内部に排ガス浄化触媒が収容されるガスセルと、
ガスセルの外側に間隔をあけて配置された加熱部と、
ガスセルの外壁を冷却する冷却部と、
ガスセル内の排ガス浄化触媒から上流側に間隔をあけて配置され、混合ガスの温度を測定する温度センサーとを備え、
制御部は、
予め設定された温度センサーの位置の混合ガス温度設定値に従って冷却部を制御し、かつ、温度センサーからの検出信号に基づいて加熱部を制御し、
冷却部による冷却を常時行うとともに、冷却部の冷却出力と加熱部の加熱出力とを制御することによって、排ガス浄化触媒の直前の混合ガスの温度を混合ガス温度設定値に一致させる。
上記の模擬排ガス用評価システムによれば、混合ガス供給管およびガスセルを加熱部によって加熱するとともに、ガスセルの混合ガス入口の近傍を冷却部によって常時冷却するようにし、予め決定された温度センサーの位置の混合ガス温度設定値に従って冷却部の冷却出力を制御し、かつ、排ガス浄化触媒の直前に配置した温度センサーの検出値に基づいて、加熱部の加熱出力を制御するので、加熱部を常時高出力で作動させたままで、混合ガス温度設定値が低温領域にあるときは、冷却部の冷却出力を高出力にし、高温領域にあるときは冷却部の冷却出力を低出力にすることによって、混合ガスの温度を昇降させることができ、その結果、排ガス浄化触媒の直前の混合ガスの温度を、低温領域から高温領域に至る全ての温度領域において高速で昇降させることができる。
さらに好ましくは、本発明に係る模擬排ガス用評価システムは、
混合ガス供給管から混合ガスが供給され、内部に排ガス浄化触媒が収容されるガスセルと、
ガスセルの外側に間隔をあけて配置された加熱部と、
液体を供給する液体供給源と、
キャリアガスを供給するキャリアガス供給源と、
液体及びキャリアガスの供給を受け、液体が混合されたキャリアガスを放出する混合部と、
液体供給源から液体を混合部に供給する液体供給管と、
液体供給管に設けられ、液体の流量を調節する液体流量コントローラーと、
キャリアガス供給源からキャリアガスを混合部に供給するキャリアガス供給管と、
キャリアガス供給管に設けられたキャリアガス流量コントローラーと、
混合部を冷却する液体冷却部とを備え、
制御部は、
液体流量コントローラー、キャリアガス流量コントローラー、混合ガス流量コントローラー及び加熱部を制御することによって、ガスセルにおいて、液体を気化状態にして、又は液体をミスト状態にして、又は液体の一部を気化状態にし、残りをミスト状態にして、混合ガスと混合させる。
上記の模擬排ガス用評価システムによれば、混合ガス中の気化した液体の設定濃度の変更によって、ガスセルへの液体の供給量が変化しても、液体をキャリアガスとともに常に一定の速度でガスセルまで輸送することができる。そして、液体の供給量の多少にかかわらず、液体を、輸送中に気化させることなく、ガスセルに供給することができる。それによって、混合ガス中の液体の濃度を任意の設定濃度に任意のタイミングで瞬時に切り替えることができ、また、設定濃度毎に液体の濃度を一定に維持することができる。さらには、ガスセル内の温度を制御することによって、ガスセル内において、液体を気化させ、または液体をミスト状態で、または液体の一部を気化させ、残りの部分はミスト状態で希釈ガスと混合し、混合ガスを生成することができる。
本発明に係る模擬排ガス用評価システムは、自動車からの排ガスの濃度変化を精度よくシミュレーションして、排ガスの濃度変化に正確に連動する模擬排ガスを供給することができる。
模擬排ガス用評価システムの原料ガス流量調整機構を示す図。 模擬排ガス用評価システムの混合ガス流量調整機構を示す図。 模擬排ガス用評価システムの混合ガス温度調整機構を示す図。 模擬排ガス用評価システムの液体調整機構を示す図。
以下、添付図面に基づいて、本発明に係る模擬排ガス用評価システムを説明する。
[原料ガス流量調整機構]
先ず、図1に基づいて、模擬排ガス用評価システムにおける原料ガスの流量を調整するための原料ガス流量調整機構について説明する。原料ガス流量調整機構は、数種類の原料ガス供給部5a〜5eから原料ガスを送り、その原料ガスを混合して、その混合ガスを混合ガス供給管26へ送る。
図1の通り、模擬排ガス用評価システムは、原料ガス供給部群5を備える。原料ガス供給部群5は、NボンベからなるNガス供給部5a、OボンベからなるOガス供給部5b、COボンベからなるCOガス供給部5c、COボンベからなるCOガス供給部5d、CボンベからなるCガス供給部5eを集合してなる。そして、Nガス供給部5aはNガスを供給し、Oガス供給部5bはOガスを供給し、COガス供給部5cはCOガスを供給し、COガス供給部5dはCOガスを供給し、Cガス供給部5eはCを供給する。Nガス、Oガス、COガス、COガス及びCガスは、混合ガスを生成するための原料ガスとなる。
模擬排ガス用評価システムは、原料ガス流量コントローラーシステム100を備える。原料ガス流量コントローラーシステム100は、第1原料ガス流量コントローラー群1、第2原料ガス流量コントローラー群2、第3原料ガス流量コントローラー群3及び第4原料ガス流量コントローラー群4を集合してなる。そして、第1原料ガス流量コントローラー群1は、5つの原料ガス流量コントローラー(マスフローコントローラー)1a〜1eを集合してなる。また、第2原料ガス流量コントローラー群2は、5つの原料ガス流量コントローラー2a〜2eを集合してなる。また、第3原料ガス流量コントローラー群3は、5つの原料ガス流量コントローラー3a〜3eを集合してなる。また、第4原料ガス流量コントローラー群4は、5つの原料ガス流量コントローラー4a〜4eを集合してなる。
原料ガス流量コントローラー1a,2a,3a,4aは、Nガス供給部5aに接続され、N2ガス供給部5aから供給されるNガスの流量を調整する。原料ガス流量コントローラー1b,2b,3b,4bは、Oガス供給部5bに接続され、Oガス供給部5bから供給されるOガスの流量を調整する。原料ガス流量コントローラー1c,2c,3c,4cは、COガス供給部5cに接続され、CO供給部5cから供給されるCOガスの流量を調整する。原料ガス流量コントローラー1d,2d,3d,4dは、COガス供給部5dに接続され、COガス供給部5dから供給されるCOガスの流量を調整する。また、原料ガス流量コントローラー1e,2e,3e,4eは、Cガス供給部5eに接続され、Cガス供給部5eから供給されるCガスの流量を調整する。
第1原料ガス流量コントローラー群1の原料ガス流量コントローラー1a〜1eは、出口側に第1混合管10に接続されている。そして、第1原料ガス流量コントローラー群1によって流量を調整されたNガス、Oガス、COガス、COガス及びCガスが、第1混合管10で混合され、混合ガスが生成される。また、第2原料ガス流量コントローラー群2の原料ガス流量コントローラー2a〜2eは、出口側で第2混合管11に接続されている。そして、第2原料ガス流量コントローラー群2によって流量を調整されたNガス、Oガス、COガス、COガス及びCガスが、第2混合管11で混合され、混合ガスが生成される。また、第3原料ガス流量コントローラー群3の原料ガス流量コントローラー3a〜3eは、第3混合管12に接続されている。そして、第3原料ガス流量コントローラー群3によって流量を調整されたNガス、Oガス、COガス、COガス及びCガスが、第3混合管12で混合され、混合ガスが生成される。また、第4原料ガス流量コントローラー群4の原料ガス流量コントローラー4a〜4eは、第4混合管13に接続されている。そして、第4原料ガス流量コントローラー群4によって流量を調整されたNガス、Oガス、COガス、COガス及びCガスが、第4混合管13で混合され、混合ガスが生成される。
模擬排ガス用評価システムは、切換え弁システム200を備える。切換え弁システム200は、第1切換え弁6、第2切換え弁7、第3切換え弁8及び第4切換え弁9を集合してなる。
そして、第1切換え弁6は、第1混合管10に接続される。第1切換え弁6は、第1供給管14及び第1排出管18に接続され、第1混合管10で生成された混合ガスの流路を、第1供給管14と第1排出管18とに切り換える。また、第2切換え弁7は、第2混合管11に接続される。第2切換え弁7は、第2供給管15及び第2排出管19に接続され、第2混合管11で生成された混合ガスの流路を、第2供給管15と第2排出管19とに切り換える。また、第3切換え弁8は、第3混合管12に接続される。第3切換え弁8は、第3供給管16及び第3排出管20に接続され、第3混合管12で生成された混合ガスの流路を、第3供給管16と第3排出管20とに切り換える。また、第4切換え弁9は、第4混合管13に接続される。第4切換え弁9は、第4供給管17及び第4排出管21に接続され、第4混合管13で生成された混合ガスの流路を、第4供給管17と第4排出管21とに切り換える。
第1、第2、第3及び第4供給管14,15,16,17は、接続部22aを介して、混合ガス供給管26に接続される。そして、混合ガス供給管26は、ガスセル27(図2)に接続され、混合ガスは、第1、第2、第3又は第4供給管14,15,16,17を通って、混合ガス供給管26からガスセル27(図2)へ供給される。また、第1、第2、第3及び第4排出管18,19,20,21は、接続部23aを介して、混合ガス排出管23に接続される。そして、混合ガス排出管23は、ガスセル27(図2)に接続されておらず、混合ガスは、第1、第2、第3又は第4排出管18,19,20,21を通って、混合ガス排出管23から外部へ排出される。
模擬排ガス用評価システムは、制御部300を備える。制御部300は、原料ガス流量コントローラーシステム100及び切換え弁システム200を制御する。制御部300は、各原料ガス流量コントローラー群1,2,3,4を第1時間Tの間隔ごとに予め設定した流量で変化させる。さらに、制御部300は、各切換え弁6,7,8,9を第1時間Tの間隔ごとに切り換える。
下記表1〜表5に基づいて、制御部300によって制御される原料ガス流量コントローラーシステム100及び切換え弁システム200の動作について詳しく説明する。
Figure 0005075286
上記表1は、測定対象となる自動車からの排ガスの成分濃度を第2時間Tの間隔で測定し、その測定結果に基づいて、第2時間Tの間隔でシュミレーションする混合ガスの成分濃度を示す。第2時間Tの間隔は、0.5〜2秒程度が好ましく、本実施形態では「1秒」に設定されている。後述するが、第2時間Tの間隔が等間隔(1秒ごと)なので、第1時間Tは、第2時間Tと流量コントロール群1,2,3,4のライン数(4ライン)とを乗じた値で設定される。上記の通り、本実施形態の模擬排ガス用評価システムは、4ラインの流量コントロール群1,2,3,4を備えているので、第1時間Tの間隔は、「4秒(=1秒×4ライン)」に設定される。
Figure 0005075286
Figure 0005075286
Figure 0005075286
Figure 0005075286
上記表2〜表5は、第1時間Tごとにおける、各原料ガス流量コントローラー群1,2,3,4からの混合ガスの各原料ガスの流量を示す。
表2の通り、第1原料ガス流量コントローラー群1は、4秒(第1時間T)ごとに、各原料ガスの濃度を原料ガス流量コントローラー1a〜1eによって変化させる。そして、4秒(第1時間T)ごとに、第1切換え弁6を切り換えて、第1原料ガス流量コントローラー群1からの混合ガスを、4秒(第1時間T)ごとに1秒(第2時間T)の間、混合ガス供給管26へ送る。表2に示された太枠で囲まれた時間に、第1原料ガス流量コントローラー群1からの混合ガスが、混合ガス供給管26へ送られる。
表2の通り、1秒目に、第1原料ガス流量コントローラー群1からの混合ガスが、混合ガス供給管26へ送られる。1秒目を経過後、第1原料ガス流量コントローラー群1は、5秒目における各原料ガスの流量を設定する。そして、2秒目から5秒目までの間に、第1原料ガス流量コントローラー群1からの混合ガスは、混合ガス排出管23を通じて外部へ排出される。また、2秒目から5秒目までの間に、所定の濃度及び流量に安定した混合ガスが生成される。そして、5秒目に、第1原料ガス流量コントローラー群1からの混合ガスが、混合ガス供給管26へ送られる。同様に、9秒目、13秒目に、第1原料ガス流量コントローラー群1からの混合ガスが、混合ガス供給管26へ送られる。
同様に、表3〜表5の通り、第2〜第4原料ガス流量コントローラー群2,3,4は、4秒(第1時間T)ごとに、各原料ガスの濃度を原料ガス流量コントローラー2a〜2e,3a〜3e,4a〜4eによって変化させる。そして、4秒(第1時間T)ごとに、第2、第3及び第4切換え弁7,8,9を切り換えて、第2〜第4原料ガス流量コントローラー群2,3,4からの混合ガスを、4秒(第1時間T)ごとに1秒(第2時間T)の間、混合ガス供給管26へ送る。表3〜表5に示された太枠で囲まれた時間に、第2〜第4原料ガス流量コントローラー群2,3,4からの混合ガスが、混合ガス供給管26へ送られる。
そして、1秒(第2時間T)ごとに、第1原料ガス流量コントローラー群1からの混合ガスが混合ガス供給管26へ送られ、その後、第2原料ガス流量コントローラー群2からの混合ガスが混合ガス供給管26へ送られ、その後、第3コントローラー群3からの混合ガスが混合ガス供給管26へ送られ、その後、第4原料ガス流量コントローラー群4からの混合ガスが混合ガス供給管26へ送られる。即ち、1秒目に、第1原料ガス流量コントローラー群1からの混合ガスが混合ガス供給管26へ送られ、2秒目に、第2原料ガス流量コントローラー群2からの混合ガスが混合ガス供給管26へ送られ、3秒目に、第3原料ガス流量コントローラー群3からの混合ガスが混合ガス供給管26へ送られ、4秒目に、第4原料ガス流量コントローラー群4からの混合ガスが混合ガス供給管26へ送られ、5秒目に、第1原料ガス流量コントローラー群1からの混合ガスが混合ガス供給管26へ送られる。
このように、4秒(第1時間T)の間に、1秒(第2時間T)ごとに、第1〜第4原料ガス流量コントローラー群1,2,3,4からの混合ガスを順番に連続的に混合ガス供給管26へ送る。
表2の通り、第1原料ガス流量コントローラー群1からの混合ガスは、1秒目、5秒目、9秒目、13秒目(太枠で囲まれた時間)に、混合ガス供給管26へ送られるが、それ以外の間は、混合ガス排出管23を介して外部へ排出される。これによって、1秒目と5秒目との間における3秒(第1時間T−第2時間T)の間に、第1原料ガス流量コントローラー群1からの混合ガスを外部へ排出することで、所定の濃度及び流量に安定させることができる。同様に、3秒(第1時間T−第2時間T)の間に、第2、第3及び第4原料ガス流量コントローラー群2,3,4からの混合ガスを外部へ排出することで、各原料ガスを所定の濃度及び流量に安定させることができる。これによって、常時、各原料ガスが所定の濃度及び流量で安定した混合ガスを混合ガス供給管26へ送ることができる。
Figure 0005075286
上記表6は、第2時間Tの間隔ごとに、混合ガスを混合ガス供給管26へ送る原料ガス流量コントローラー群を示す。表6の通り、第1時間Tを1サイクルとして、混合ガスが、第2時間Tの間隔ごとに、4ラインの原料ガス流量コントローラー群1,2,3,4から順番に連続的に、混合ガス供給管26へ供給される。
なお、第2時間Tより長い所定時間の間、混合ガスの成分濃度を変化しない場合、各原料ガス流量コントローラー群からの混合ガスを順番に送る必要がなく、1つの所定の原料ガス流量コントローラー群からの混合ガスを混合ガス供給管26に送る。そして、その所定時間が経過する第1時間T前まで、所定の原料ガス流量コントローラー群以外の原料ガス流量コントローラー群からの混合ガスの流量を0又は少量とする。これによって、原料ガスの消費を最小限に抑えることができる。
また、第2時間Tの間隔は、等間隔で設定しなくてもよい。この場合、第1時間Tは、各ラインごとの第2時間Tを合計した値となる。また、長時間混合ガス濃度を変化させる必要が無い場合には、模擬排ガス供給管へ供給している原料ガス流量コントローラー群の第2時間T間隔を長く設定し、他の原料ガス流量コントローラー群の原料ガス流量を0もしくは少流量にすることにより、原料ガス消費を低減することができる。
また、原料ガスの流量が少ない場合、通常の管の内容積では、速度が遅くなり、所定の濃度まで混合するのに時間がかかるので、通常よりも極力小さな管の内容積として、速度をできるだけ速くすることが好ましい。また、各原料ガスを混合する混合管の代わりに、各原料ガスを導入して混合する混合チャンバーでもよい。
[混合ガス流量調整機構]
次に、図2に基づいて、模擬排ガス用評価システムにおける混合ガスの流量を調整するための混合ガス流量調整機構について説明する。混合ガス流量調整機構は、混合ガスを混合ガス供給管26へ送った後、ガスセル27を経て、ガス分析計29へ送る。
混合ガス供給管26の途中の接続部22bに混合ガス流量コントローラー24の入口24aが接続される。この実施例では、混合ガス流量コントローラー24は、マスフローコントローラからなっている。混合ガス流量コントローラー24は、制御部300によって制御される。
混合ガス供給管26における混合ガス流量コントローラー24の上流側には、接続部22cを介して、余分な混合ガスを排出するオーバーフロー管25が分岐接続される。
制御部300は、混合ガス供給管26に供給すべき混合ガスの濃度および流量設定値に従って、第1〜第4原料ガス流量コントローラー群1,2,3,4における各原料ガス流量コントローラー1a〜1e,2a〜2e,3a〜3e,4a〜4eの開度を調整する。
上記の通り、混合ガスは、第2時間Tごとに、第1〜第4原料ガス流量コントローラー群1,2,3,4のいずれかから供給される。そして、第2時間Tごとに、混合ガス供給菅26に供給する混合ガスに対応する第1〜第4原料ガス流量コントローラー群1,2,3,4のいずれかに応じて、原料ガス流量コントローラー1a〜1e,2a〜2e,3a〜3e,4a〜4eの開度と原料ガス流量コントローラー1a〜1e,2a〜2e,3a〜3e,4a〜4eの原料ガスに対するコンバージョンファクタとから算出した混合ガス流量コントローラー24の混合ガスに対するコンバージョンファクタに基づき、混合ガス流量コントローラー24の開度を調整する。
混合ガス流量コントローラー24の混合ガスに対するコンバージョンファクタの算出法は、次のとおりである。
すなわち、n種類の原料ガスを混合する場合を考え、混合ガス供給菅26に供給する混合ガスに対応する原料ガス流量コントローラー1a〜1e,2a〜2e,3a〜3e,4a〜4eの第1の原料ガス、第2の原料ガス、・・・、および第nの原料ガスに対するコンバージョンファクタを、それぞれ、CF、CF、・・・、およびCFとし(各原料ガスに対するコンバージョンファクタは、例えば、窒素のCF値=1、酸素のCF値=0.98、二酸化炭素のCF値=0.74、一酸化炭素のCF値=1等、既知である。)、第1の原料ガスの濃度X(vol%)、第2の原料ガスの濃度X(vol%)、・・・、第nの原料ガスの濃度X(vol%)の割合で混合するとき、混合ガス流量コントローラー24の混合ガスに対するコンバージョンファクタCFは、
Figure 0005075286
となる。
混合ガス供給管26に供給すべき混合ガスの濃度および流量設定値に従って、原料ガス流量コントローラー1a〜1e,2a〜2e,3a〜3e,4a〜4eの開度が調整されると同時に、原料ガス流量コントローラー1a〜1e,2a〜2e,3a〜3e,4a〜4eの開度と原料ガス流量コントローラー1a〜1e,2a〜2e,3a〜3e,4a〜4eの原料ガスに対するコンバージョンファクタから算出された混合ガス流量コントローラー24の混合ガスに対するコンバージョンファクタに基づいて混合ガス流量コントローラー24の開度が調整される。
そして、混合ガスの濃度および流量設定値が変更された場合には、瞬時に、当該設定値に対応する濃度および流量の混合ガスが混合ガス供給管26に供給される。
模擬排ガス用評価システムは、入口27aが混合ガス供給管26の出口26bに接続され、内部に試験すべき排ガス浄化触媒33が収容されたガスセル27を備えている。
ガスセル27の出口27bには測定ガス供給管28の入口28aが接続され、測定ガス供給管28の出口28bにはガス分析計29が接続される。また、測定ガス供給管28の途中には、希釈ガス供給管30が分岐接続され、希釈ガス供給管30に希釈ガス供給源31が接続される。
希釈ガス供給管30の希釈ガス供給源31よりも下流側には、希釈ガス流量コントローラー32が設けられる。この実施例では、希釈ガス流量コントローラー32として、マスフローコントローラが用いられるが、マスフローコントローラ以外の任意の公知の流量制御バルブが使用可能である。希釈ガス流量コントローラー32は、制御部300によって制御されるようになっている。
また、測定ガス供給管28の希釈ガス供給管30との接続部よりも上流側には、余分な測定ガスを排出する第2のオーバーフロー管34が分岐接続される。
この場合、ガスセル27が混合ガス流量コントローラー24に近接して配置され、オーバーフロー管25が混合ガス流量コントローラー24の入口24aの近傍において混合ガス供給管26に分岐接続され、第2のオーバーフロー管34がガスセル27の出口27bの近傍において測定ガス供給管28に分岐接続されていること、要するに、オーバーフロー管25の混合ガス供給管26との接続部22cおよび第2のオーバーフロー管34の測定ガス供給管28との接続28c間の距離ができるだけ短くなっていることが好ましい。
それによって、混合ガスの濃度および流量設定値の変化を、希釈ガスによる希釈前の測定ガスに正確に反映させることができる。
制御部300は、希釈ガス供給管30から測定ガス供給管28に供給される希釈ガスの流量が一定になり、かつ、第2のオーバーフロー管34から余分な測定ガスが常時排出され、かつ、ガス分析計29に供給される、希釈された測定ガスの流量が一定になるように、希釈ガス流量コントローラー32の開度を調整する。
すなわち、例えば、排ガス浄化触媒33の試験が、ガスセル27への混合ガスの供給量を5リットル/分〜30リットル/分の範囲内で変化させ、その間に、ガス分析計29に対して測定ガスを10リットル/分の一定流量で供給されるような条件下で実施される場合には、制御部300は、希釈ガス流量コントローラー32の開度を、希釈ガス供給源31から希釈ガスが6リットル/分の一定流量で測定ガス供給管28に供給されるように調整する。それによって、ガスセル27への混合ガスの供給量が変化しても、ガス分析計29に対しては、常に、混合ガスの濃度の0.4倍の濃度の測定ガスが、4リットル/分の一定流量で供給される。
さらに、測定ガス供給管28における第2のオーバーフロー管34の下流測に希釈ガス供給管30を分岐接続し、希釈ガス供給管30から測定ガス供給管28に供給される希釈ガスの流量が一定になり、かつ、第2のオーバーフロー管34から余分な測定ガスが常時排出され、かつ、ガス分析計29に供給される測定ガスの流量が一定になるようにしたので、混合ガス供給管26からガスセル27への混合ガスの供給流量が変化しても、ガス分析計29には、常に、一定濃度に希釈された測定ガスを一定の流量で供給することができる。それによって、ガスセル27への混合ガスの供給流量が変化しても、常にガス分析計29による正確な測定を行うことができる。
こうして、自動車排ガスと同等の線速度流量変化を正確にシミュレーションすることができる。
希釈ガス供給管30から測定ガス供給管28に希釈ガスを一定流量で供給し、余分な測定ガスを第2のオーバーフロー管34から常に排出する構成としているが、この構成に起因して、オーバーフロー管25の接続部22cおよび第2のオーバーフロー管34の接続部28cの間の領域において、混合ガスの濃度および流量設定値の変化が正確に反映されない場合がある。
このような場合には、排ガス浄化触媒33の試験のための混合ガスの濃度および流量設定値の組を予め制御部300のメモリに格納しておき、排ガス浄化触媒33の試験が完了したとき、制御部300が、ガス分析計29による測定ガスの濃度測定値と、メモリに格納された混合ガスの前記濃度設定値とを比較し、濃度設定値と測定ガスの濃度測定値との差が所定の基準値以上であるときは、濃度設定値が測定ガスの濃度測定値に一致するように、メモリに格納された混合ガスの前記濃度および流量設定値を補正し、補正した濃度および流量設定値に従って、排ガス浄化触媒の再試験を行うようにすればよい。
[混合ガス温度調整機構]
次に、図3に基づいて、模擬排ガス用評価システムにおける混合ガスの温度を調整するための混合ガス温度調整機構について説明する。
上記の通り、模擬排ガス用評価システムは、一端26a側から混合ガスが導入される混合ガス供給管26と、混合ガス供給管26の他端26bに接続され、内部に排ガス浄化触媒33が収容されるガスセル27とを備える。さらに、模擬排ガス用評価システムは、混合ガス供給管26およびガスセル27の外側に間隔をあけて配置された赤外線加熱部35を備えている。
この実施例では、ガスセル27は、混合ガス供給管26よりも大きい径を有する触媒収容管27cと、混合ガス供給管26と触媒収容管27cを接続するテーパ管27dとから構成され、また、赤外線加熱部35は、混合ガス供給管26およびガスセル27を取り囲む円筒状の赤外線炉からなっているが、ガスセル27および赤外線加熱部35の構成は、これに限定されるものではない。
模擬排ガス用評価システムは、また、ガスセル27側から混合ガス供給管26側に至る一定の長さにわたってのびる領域を冷却する冷却部37a、37bを備えている。この場合、冷却部37a、37bは、混合ガス供給管26の他端26bから上流側の前記一定の長さにわたってのびる領域を冷却するようになっていてもよい。
冷却部37a、37bは、この実施例では、前記一定の長さにわたり、ガスセル27および混合ガス供給管26の外側に固定され、ガスセル27および混合ガス供給管26の外側空間を密閉状態に取り囲む冷媒溜38を備えている。
冷媒溜38は、ガスセル27の外周にシールされた状態で固定された第1の環状フランジ38aと、第1の環状フランジ38aから上流側に前記一定の長さ離れた位置に、混合ガス供給管26の外周にシールされた状態で固定された第2の環状フランジ38bと、第1および第2の環状フランジ38a、38bの間にのび、第1および第2の環状フランジ38a、38bの外周縁同士を接続する筒状の側壁38cと、を備えている。冷媒溜38には、少なくとも1つの冷媒入口38dおよび冷媒出口38eが形成される。
冷却部37a、37bは、さらに、冷媒供給源39と、一端が冷媒供給源39に接続され、他端が冷媒溜38の冷媒入口38dに接続された冷媒供給管40と、冷媒溜38の冷媒出口38eに接続された冷媒排出管41と、冷媒供給管40の途中に配置され、冷媒の流量を制御する流量制御ユニット42を備えている。
この場合、冷媒排出管41を、熱交換器を介して冷媒供給源39に接続し、冷媒溜38から排出された冷媒を熱交換器によって所定の温度まで冷却した後、冷媒供給源39に戻すようにしてもよい。
この実施例では、冷媒は、純水に空気を混合したものからなっており、冷媒供給源39は、水タンク39aと、ポンプ39bと、冷媒供給管40の途中に分岐接続された空気供給管45からなっている。この場合、純水に、空気の代わりに窒素を混合したものを冷媒として使用してもよい。
また、流量制御ユニット42は、水タンク39aおよびポンプ39bを接続し、純水を循環させる主管42aと、主管42aの途中に配置され、主管42aから冷媒供給管40を分岐させる少なくとも1つの分流弁(または分岐弁)42bとからなっている。
流量制御ユニット42は、例えば、冷媒供給管40の途中に配置された、マスフローコントローラ等のような流量調節弁から構成してもよい。
また、冷媒の構成もこの実施例に限定されず、公知の適当な液体状冷媒または気体状冷媒またはそれらの混合物を冷媒として使用することができる。
また、冷却部37a、37bの構成もこの実施例に限定されず、冷却出力を適当に制御することができ、ガスセル27の入口付近の冷却に適したものであれば、どのような構成を有していてもよい。
スペース36内には、また、赤外線加熱部35からの赤外線を遮光する遮光板43が配置され、冷却部37a、37bによって冷却される領域の下流側の端(この実施例では、冷媒溜38の下流側の端)の近傍から下流側にのびている。この実施例では、遮光板43は、ガスセル27の外側を、これから間隔をあけて取り囲む円筒形状を有している。
排ガス浄化触媒33は、ガスセル27内の冷却部37a、37bによって冷却される領域より下流側であって、遮光板43によって赤外線が遮られた領域に収容される。
模擬排ガス用評価システムは、さらに、ガスセル27内の赤外線が遮られた領域において、排ガス浄化触媒33から上流側に間隔をあけて配置された温度センサー44と、予め決定された温度センサー44の位置の混合ガス温度設定値に従って冷却部37a、37bを制御するとともに、温度センサー44からの検出信号に基づいて赤外線加熱部35を制御する制御部300を備えている。
この実施例では、冷却部37a、37bの冷却出力が、冷媒供給源39から冷媒供給管40に供給される冷媒の流量よって決定され、冷媒の流量は、分流弁42bの開度(分流弁42bにおける冷媒供給管40側の開度)を調節することによって制御される。
そして、冷媒が、常時、冷媒溜38の冷媒入口38dから混合ガス供給管26およびガスセル27に向けて噴射され、混合ガス供給管26およびガスセル27の外周面を伝って流れた後、冷媒溜38の冷媒出口38eから排出されるとともに、混合ガス温度設定値に従って冷媒の流量が制御部300によって制御され、同時に、温度センサー44の検出値に基づいて赤外線加熱部35の加熱出力が制御部300によって制御され、それによって、排ガス浄化触媒33の直前の混合ガスの温度が混合ガス温度設定値に一致するように制御される。
こうして、混合ガス供給管26およびガスセル27を赤外線加熱部35によって加熱するとともに、ガスセル27の混合ガス入口の近傍を冷却部37a、37bによって常時冷却し、予め決定された温度センサー44の位置の混合ガス温度設定値に従って冷却部37a、37bの冷却出力を制御し、同時に、温度センサー44の検出値に基づいて赤外線加熱部の加熱出力を制御するので、赤外線加熱部35を常時高出力で作動させたままで、混合ガス温度設定値が低温領域にあるときは、冷却部37a、37bの冷却出力を高出力にし、高温領域にあるときは冷却部37a、37bの冷却出力を低出力にすることによって、混合ガスの温度を昇降させることができ、その結果、排ガス浄化触媒33の直前の混合ガスの温度を、低温領域から高温領域に至る全ての温度領域において高速で昇降させることができる。
この実施例では、制御部300による冷媒の流量の制御は、混合ガス温度設定値が取り得る範囲を複数の温度帯に区分し、温度帯毎に冷却に必要な冷媒の流量(分流弁42bの開度)を予め設定しておき、混合ガス温度設定値がどの温度帯に属するのかをその都度判定して、分流弁42bの開度を、当該温度帯に対応する値に調節し、冷媒供給源39から冷媒供給管40に対応する量の冷媒を供給することからなっている。
また、赤外線加熱部35は、制御部300によって、模擬排ガス用評価システムの起動時を除いて、加熱出力が、赤外線加熱部35のソフトスタートを不要とすべく予め設定された最低値以下にならないよう制御される。
この制御は、好ましくは、予め決定された温度センサー44の検出値の範囲を複数の温度帯に区分し、温度帯毎に加熱出力の前記最低値を予め設定しておき、温度センサー44の検出値がどの温度帯に属するのかをその都度判定して、赤外線加熱部35の加熱出力が当該温度帯に対応する最低値以下にならないようにすることからなっている。
[液体調整機構]
次に、図4に基づいて、模擬排ガス用評価システムにおける原料ガスの液体を調整する液体調整機構について説明する。
模擬排ガス用評価システムは、液体供給源46と、キャリアガス供給源47と、液体およびキャリアガスの供給を受け、液体が混合されたキャリアガスを放出する混合部48を備えている。キャリアガスとしては、窒素を使用することが好ましいが、後述の希釈ガス、あるいは希釈ガスの1つの成分ガスを使用してもよい。
混合部48は、この実施例では、液体の供給を受ける第1の入口48aと、キャリアガスの供給を受ける第2の入口48bと、液体が混合されたキャリアガスを排出する出口48cとを有する混合チャンバ48を備えている。そして、混合チャンバ48の第1の入口48aは、液体供給管50を通じて液体供給源46に接続され、第2の入口48bは、キャリアガス供給管51を通じてキャリアガス供給源47に接続されている。液体供給管50およびキャリアガス供給管51には、それぞれ、液体流量コントローラー52およびキャリアガス流量コントローラー53が配置されている。本実施例では、液体流量コントローラー52およびキャリアガス流量コントローラー53は、流量制御バルブからなるが、マスフローコントローラーなどでもよい。
混合部48は、さらに、一端49aが混合チャンバの出口48cに接続された混合管49を備えている。
混合ガス供給管26には、必要に応じて、攪拌器55が備えられる。攪拌器55としては、管内が螺旋状に形成されたミキシング管や、内部に旋回流発生用フィンを備えた管が使用され得る。それによって、混合ガスと気化した液体との混合を早め、濃度分布の安定した混合ガスを迅速に形成することが可能になる。
また、混合部の混合管49の他端は、ガスセル27の壁を貫通し、ガスセル27内に突出している。
模擬排ガス用評価システムは、また、混合部を冷却する液体冷却部54を備えている。
液体冷却部54は、ガスセル27の外部であって、混合部のガスセル27との接続部の近傍領域を冷却することが好ましく、この実施例では、ガスセル27に近接する混合管49部分を包囲するように配置されている。
液体冷却部54の冷却作用により、ガスセル27からの熱伝導よって混合部が加熱されることが防止され、それによって、液体が混合部において気化することが防止される。
また、ガスセル27からの熱伝導を抑制すべく、ガスセル27内に突出する混合管49部分の、ガスセル27の内部空間との接触面積が小さい方が好ましく、よって、小径の混合管49を用いることが好ましい。
模擬排ガス用評価システムは、また、液体流量コントローラー52およびキャリアガス流量コントローラー53を制御する制御部300を備えている。なお、液体冷却部54は、制御部300によって制御されるようになっていてもよいし、制御部300とは独立に動作するようになっていてもよい。
ガスセル27内における、混合ガス供給口26bおよび混合管49の他端49bから下流側に間隔をあけた位置に、性能評価すべき排ガス浄化触媒33が配置される。
上記の構成において、液体供給源46から液体が液体供給管50を通じて混合チャンバ48に供給され、また、キャリアガス供給源47からキャリアガスがキャリアガス供給管51を通じて混合チャンバ48に供給される。そして、液体流量コントローラー52およびキャリアガス流量コントローラー53が制御部300によって制御され、混合ガス中の液体の濃度が設定濃度になるように、液体流量コントローラー52によって液体の供給量が調節されると共に、液体が混合されたキャリアガスが混合管49中を常に一定の速度で流れるように、キャリアガス流量コントローラー53によって、キャリアガスの供給量が調節される。また、液体冷却部54が作動して、混合管49を冷却する。
こうして、液体が混合されたキャリアガスが、混合管49を通じてガスセル27に、混合管49内で気化することなく供給される。そして、制御部300によってガスセル27内の温度が制御されることにより、ガスセル27内の温度に応じて、ガスセル27内において、液体が気化されて混合ガスと混合されて混合ガスが生成され、あるいは、液体がミスト状態で混合ガスと混合されて混合ガスが生成され、あるいは、液体の一部が気化され、残りの部分がミスト状態で混合ガスと混合されて混合ガスが生成される。
これにより、液体の供給量の多少にかかわらず、液体を、キャリアガスと共に常に一定の速度で、気化させることなくガスセルまで輸送し、ガスセルに供給することができる。それによって、混合ガス中の液体の濃度を任意の設定濃度に任意のタイミングで瞬時に切り替えることができ、また、設定濃度毎に液体の濃度を一定に維持することができる。さらには、ガスセル内の温度を制御することによって、ガスセル内において、液体を気化させ、または液体をミスト状態で、または液体の一部を気化させ、残りの部分はミスト状態で混合ガスと混合し、混合ガスを生成することができる。
そして、ガスセルを、排ガス浄化触媒性能評価装置のガスセルとした場合には、混合ガスの濃度を、コールドスタート時および走行中の車両の排ガス浄化装置内の触媒の直前における排出ガスの濃度変化が正確に再現されるように、変化させることができる。
1 第1原料ガス流量コントローラー群
2 第2原料ガス流量コントローラー群
3 第3原料ガス流量コントローラー群
4 第4原料ガス流量コントローラー群
5 原料ガス供給部群
6 第1切換え弁
7 第2切換え弁
8 第3切換え弁
9 第4切換え弁
1a〜1e 第1原料ガス流量コントローラー群の流量コントローラー
2a〜2e 第2原料ガス流量コントローラー群の流量コントローラー
3a〜3e 第3原料ガス流量コントローラー群の流量コントローラー
4a〜4e 第4原料ガス流量コントローラー群の流量コントローラー
5a〜5e 原料ガス供給部
10 第1混合管
11 第2混合管
12 第3混合管
13 第4混合管
14 第1供給管
15 第2供給管
16 第3供給管
17 第4供給管
18 第1排出管
19 第2排出管
20 第3排出管
21 第4排出管
100 原料ガス流量コントローラーシステム
200 切換え弁システム
300 制御部
23 混合ガス排出管
23a 接続部
22a 入口
22b 接続部
24 混合ガス流量コントローラー
24a 入口
24b 出口
25 オーバーフロー管
26 混合ガス供給管
26a 接続部(一端)
26b 出口(他端)(混合ガス供給口)
22c 接続部
27 ガスセル
27a 入口
27b 出口
27c 触媒収容管
27d テーパ管
28 測定ガス供給管
28a 入口
28b 出口
28c 接続部
29 ガス分析計
30 希釈ガス供給管
31 希釈ガス供給源
32 希釈ガス流量コントローラー
33 排ガス浄化触媒
34 第2のオーバーフロー管
35 赤外線加熱部(加熱部)
36 スペース
37a、37b 冷却部
38 冷媒溜
38a 第1の環状フランジ
38b 第2の環状フランジ
38c 側壁
38d 冷媒入口
38e 冷媒出口
39 冷媒供給源
39a 水タンク
39b ポンプ
40 冷媒供給管
41 冷媒排出管
42 流量制御ユニット
42a 主管
42b 分流弁
43 遮光板
44 温度センサー
45 空気供給管
46 液体供給源
47 キャリアガス供給源
48 混合チャンバ(混合部)
48a 第1の入口
48b 第2の入口
48c 出口
49 混合管
49a 一端
49b 他端
50 液体供給管
51 キャリアガス供給管
52 液体流量コントローラー
53 キャリアガス流量コントローラー
54 液体冷却部
55 攪拌器

Claims (3)

  1. 原料ガスを供給する原料ガス供給部を有し、複数の前記原料ガス供給部を集合してなる原料ガス供給部群と、
    前記各原料ガス供給部に対応して設けられ、前記各原料ガスの流量を調節する原料ガス流量コントローラーを有し、複数の前記原料ガス流量コントローラーを集合してなる原料ガス流量コントローラー群と、
    複数の前記原料ガス流量コントローラー群を集合してなる原料ガス流量コントローラーシステムと、
    前記各原料ガス流量コントローラー群で生成される前記混合ガスを供給する混合ガス供給管と、
    前記各原料ガス流量コントローラー群で生成される前記混合ガスを供給せずに排出する混合ガス排出管と、
    前記各原料ガス流量コントローラー群に対応して設けられ、前記各原料ガス流量コントローラー群で生成される前記混合ガスの流路を前記混合ガス供給管と前記混合ガス排出管とに切り換える切換え弁を有し、複数の前記切換え弁を集合してなる切換え弁システムと、
    前記混合ガス供給管に設けられ、前記混合ガスの流量を調節する混合ガス流量コントローラーと、
    前記混合ガス供給管に接続され、余分な前記混合ガスを排出するオーバーフロー管と、
    制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記原料ガス流量コントローラーシステム及び前記切換え弁システムを制御することによって、前記各原料ガス流量コントローラー群を第1時間間隔ごとに予め設定した流量で変化させ、さらに、前記各切換え弁を前記第1時間間隔ごとに前記第1時間間隔よりも短い第2時間間隔の間だけ切り換えることで、前記第2時間間隔ごとに、前記各原料ガス流量コントローラー群からの前記混合ガスを所定の順番で連続的に前記混合ガス供給管に送り、
    前記混合ガス供給管に供給される前記混合ガスに対応する前記各原料ガス流量コントローラーの開度と前記各原料ガス流量コントローラーの前記原料ガスに対するコンバージョンファクタとから算出した前記混合ガス流量コントローラーの前記混合ガスに対するコンバージョンファクタに基づき、前記混合ガス流量コントローラーの開度を調整することを特徴とする模擬排ガス用評価システム。
  2. 前記混合ガス供給管から前記混合ガスが供給され、内部に排ガス浄化触媒が収容されるガスセルと、
    前記ガスセルの外側に間隔をあけて配置された加熱部と、
    前記ガスセルの外壁を冷却する冷却部と、
    前記ガスセル内の前記排ガス浄化触媒から上流側に間隔をあけて配置され、前記混合ガスの温度を測定する温度センサーとを備え、
    前記制御部は、
    予め設定された前記温度センサーの位置の混合ガス温度設定値に従って前記冷却部を制御し、かつ、前記温度センサーからの検出信号に基づいて前記加熱部を制御し、
    前記冷却部による冷却を常時行うとともに、前記冷却部の冷却出力と前記加熱部の加熱出力とを制御することによって、前記排ガス浄化触媒の直前の前記混合ガスの温度を前記混合ガス温度設定値に一致させることを特徴とする請求項1に記載の模擬排ガス用評価システム。
  3. 前記混合ガス供給管から前記混合ガスが供給され、内部に排ガス浄化触媒が収容されるガスセルと、
    前記ガスセルの外側に間隔をあけて配置された加熱部と、
    液体を供給する液体供給源と、
    キャリアガスを供給するキャリアガス供給源と、
    前記液体及び前記キャリアガスの供給を受け、前記液体が混合された前記キャリアガスを放出する混合部と、
    前記液体供給源から前記液体を前記混合部に供給する液体供給管と、
    前記液体供給管に設けられ、前記液体の流量を調節する液体流量コントローラーと、
    前記キャリアガス供給源から前記キャリアガスを前記混合部に供給するキャリアガス供給管と、
    前記キャリアガス供給管に設けられたキャリアガス流量コントローラーと、
    前記混合部を冷却する液体冷却部とを備え、
    前記制御部は、
    前記液体流量コントローラー、前記キャリアガス流量コントローラー、前記混合ガス流量コントローラー及び前記加熱部を制御することによって、前記ガスセルにおいて、前記液体を気化状態にして、又は前記液体をミスト状態にして、又は前記液体の一部を気化状態にし、残りをミスト状態にして、前記混合ガスと混合させることを特徴とする請求項1に記載の模擬排ガス用評価システム。
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