JP5072021B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡に関し、より具体的には、処置具に振動を付与することにより、内視鏡的処置の効率や安全性を高めることができる内視鏡に関する。
近年、襲性の低い外科的治療法として内視鏡的治療が注目されており、疾患の種類や病変部位等に応じて種々の治療法、及びそれに適した処置具が開発されている。
消化管癌の内視鏡的切除行為に広く用いられている方法の1つに、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)と呼ばれる方法がある。ESDでは、まず粘膜下に生理食塩水等の薬液を注入させて病変部を中心とした粘膜を挙上させ、次にITナイフやフック型ナイフ、針状メス等の電気メス若しくはナイフ等の処置具(例えば、特許文献1、2参照)を用いて、病変の周囲を粘膜下層の深さで切開し、続けて切開部の一点から粘膜下層内に潜り込み、再び上記電気メス若しくはナイフを用いて病変を剥離する。ESDは、大型の病変を一括切除し、切除した病変を詳細に観察及び診断できる利点を有している。
一方、小さな病変を切除する場合には、内視鏡的粘膜切除術(EMR)と呼ばれる方法も用いられる。EMRでは、ESDと同様に、まず粘膜下に生理食塩水等の薬液を注入させて病変部を中心とした粘膜を挙上させ、次にスネアという処置具を挙上部にかけてスネアリングし切除するか、内視鏡の先端に装着したフード(例えば、特許文献3、4参照)内に病変を含めた粘膜を吸引して、ポリープ状にした粘膜基部をスネアリングし切除する。EMRは、ESDより手技が容易であるという利点を有している。
また、十二指腸の乳頭部を介して、内視鏡的に総胆管の結石を除去する方法として、内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)及び内視鏡的バルーン拡張術(EPBD)と呼ばれる方法がある。前者は、乳頭の開口部を切開して総胆管の出口を広げ、後者は、乳頭の開口部をバルーンで拡張して出口を拡げ、結石を除去する。EST及びEPBDのいずれにおいても、乳頭開口部を拡げた後に、結石より上流側(胆嚢側)で除去用のバルーンを膨張させ掻き出す。結石が大きい場合にはバスケットカテーテル等を用いて粉砕後、同様にバルーンで掻き出す。
更に、腫瘍等で狭窄した総胆管の拡張を十二指腸の乳頭部を介して内視鏡的に行なうことを目的とする治療法として、ステントという治療具を挿入する方法がある。ステントとは、プラスチックや形状記憶合金等の素材で作られた管状の治療具で、内視鏡を介して総胆管等の狭窄部へ挿入して開存させ、胆汁の排泄を改善する。
特開2004−16309号公報 特開2004−544号公報 特開平9−187415号公報 特開平9−66019号公報
しかしながら、これらの内視鏡的治療法においては、下記のような課題が存在する。
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)では、大型の病変が切除可能な長所があるが、通常用いられる高周波発生装置による電流では、粘膜下層の線維がなかなか切除できず長時間を要する場合がある。
内視鏡的粘膜切除術(EMR)では、内視鏡フードを用いて病変と周囲粘膜を吸引切除する時に、粘膜だけではなく、筋層等の下部組織まで吸引したのに気付かずに切除してしまい、穿孔させることがある。また、吸引せずに単にスネアリングして切除する際にも同様に穿孔させることがある。
また、内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)及び内視鏡的バルーン拡張術(EPBD)においては、どんな細かな結石も残らず除去することが重要である。小さな結石の遺残があると、症状が再発する可能性が高く、更に、遺残物を核にして結石が雪だるま式に大きくなり、症状の悪化を招くおそれもある。
また、総胆管等に内視鏡的にステントを挿入する場合、狭窄等のためにスムーズにステントが挿入できない場合もある。
シェーバーや電動歯ブラシ等において、先端部に2000〜11500Hz程度の振動を付与することにより、人体に悪影響を与えることなく髭剃りや歯垢の除去効率が向上することが知られている(例えば、特開2005−514980号公報や米国特許第5839895号明細書参照)。
電磁コイルへの通電によって生じる電磁力を利用して内視鏡の挿入部を振動させ、挿入部と粘膜面の摩擦を軽減することを目的とする可撓性内視鏡が、特開2005−237610号公報に開示されている。このような内視鏡は、体腔内への挿入をスムーズにする効果は有しているが、内視鏡的治療の際には、振動により視野の確保が困難になったり、先端部による組織の損傷等を引き起こしたりするおそれがあるため、このような方法による振動の付与の内視鏡的治療への適用には問題があると考えられる。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、視野を損なうことなく処置具に振動を付与することにより、内視鏡的処置の効率や安全性を高めることができる内視鏡を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る内視鏡は、挿入部の内側に形成され、該挿入部の先端部に導出孔を備えた処置具挿通路(鉗子孔、チャンネル)を有する内視鏡において、
前記処置具挿通路の途中に設けられた収納部と、
前記収納部の内部に収納された振動子とを有し、
前記振動子は、通電により振動して、該振動により、前記処置具挿通路に挿通し前記導出孔から前記先端部より前方に導出された処置具を該挿入部の長手方向と直交する方向に振動させ
しかも、前記収納部の内部には、前記振動子から該収納部に伝達される振動を吸収するための第1の振動吸収部材が配置され、前記収納部に隣接する前記処置具挿通路には、前記処置具及び前記収納部から前記挿入部に伝達される振動を吸収するための第2の振動吸収部材が配置されている。
発明に係る内視鏡において、前記振動子が、偏心モータ、圧電素子、電歪素子、及び磁歪素子のいずれか1であることが好ましい。
発明に係る内視鏡において、前記振動子の振動数が30Hz〜100kHzであることが好ましい。
請求項1〜3記載の内視鏡では、処置具挿通路に挿通した処置具を内視鏡の挿入部の長手方向に直交する方向に振動させることにより、処置具の先端と体内組織との摩擦の軽減、切断効率の向上、結石等の除去効率等を通して、内視鏡的処置の効率を向上させることができる。また、硬部組織の切開等においても、不必要に大きな力を加える必要がなくなるため、不用意に体内組織を損傷するおそれが軽減する。そのため、内視鏡的処置における安全性を向上させることができる。また、挿入部の先端部を直接振動させる場合に比べ、振動による視界の悪化や、不必要な体内組織の損傷を抑制できる。更に、振動子が挿入部内部の収納部に収納されているので、挿入部をコンパクトに保つことができる。
そして、振動子から収納部に伝達される振動を吸収するための第1の振動吸収部材と、収納部及び処置具から挿入部への振動を吸収するための第2の振動吸収部材が配置されているので、振動による視界の悪化や、不必要な体内組織の損傷を、より確実に抑制できる。
請求項記載の内視鏡では、振動子が偏心モータ、圧電素子、電歪素子、及び磁歪素子のいずれか1であるので、振動子を小型化できると共に、振動効率及び信頼性を向上できる。
請求項記載の内視鏡では、振動子の振動数が30Hz〜100kHzであるので、内視鏡的処置の効率の向上と、人体への安全性を向上できる。
以下、図面を参照しながら本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1は本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡の説明図(先端部の斜視拡大図を含む)、図2は同内視鏡の先端部断面の概略構造を示す説明図、図3は本発明の第2の実施の形態に係る内視鏡フードを備えた内視鏡の先端部断面の概略構造を示す説明図、図4は本発明の第3の実施の形態に係る処置具挿通用チューブを備えた内視鏡の先端部断面の概略構造を示す説明図、図5は本発明の第4の実施の形態に係る内視鏡キャップを備えた内視鏡の先端部断面の概略構造を示す説明図である。
また、図6は本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡を用いた内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の説明図、図7は本発明の第3の実施の形態に係る処置具挿通用チューブを備えた内視鏡を用いた内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の説明図、図8は本発明の第2の実施の形態に係る内視鏡フードを備えた内視鏡を用いた内視鏡的粘膜切除術(EMR)の説明図、図9は本発明の第4の実施の形態に係る内視鏡キャップを備えた内視鏡を用いた内視鏡的バルーン拡張術(EPBD)の説明図である。
まず、図1、図2を参照しながら、本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡10について説明する。
内視鏡10は、挿入部1、操作部2及びユニバーサルコード5で構成されている。そして、内視鏡10には、光源装置、映像信号処理装置、揺動部を形成する振動子の一例である偏心モータ13を制御するための制御部(いずれも図示しない)等が接続されて、全体としてのシステムが構成される。
挿入部1は、操作部2の先端部に連結され、被験者の体内等に挿入されるものである。この挿入部1は、操作部2への連結部から大半の長さ分は体腔内等における挿入経路に沿って任意に曲がる軟性部1aとなっており、この軟性部1aの先端にアングル部1bが連結され、その先端側には先端硬質部1cが連結されている。
アングル部1bは、先端硬質部1cを所望の方向に向けるために、遠隔操作により上下及び左右に湾曲操作できるようになっている。このために、内視鏡10には操作部2が設けられており、術者の操作でアングル部1bを湾曲させて、先端硬質部1cを所望の方向に向くように制御される。
図1の拡大斜視図に示すように、先端硬質部1cの先端部には、先端面前方側を視野とする対物レンズ6、空気、洗浄水、及び染料等の送出を行なう送気及び送水ノズル7(両者はそれぞれ独立のノズルとして存在していてもよい)、照明光を導くための光ファイバー束よりなるライトガイドの末端部である光照射口8、及びチャンネル(処置具挿通路の一例)11を挿通した処置具の一例であるITナイフ18を導出する導出孔12が設けられている。
また、図示を省略するが、挿入部1の内部には、チャンネル11、ライトガイド、送気及び送液用チャンネルの他に、対物レンズ6を介して観察部位における被写体像を撮像する撮像素子(CCD)及びそれに接続された画像信号ケーブル、アングル部1bを操作するための湾曲操作ワイヤー等の内蔵物がそれぞれ長手方向に沿って挿通又は設置されている。
操作部2は、術者等が片手で把持して内視鏡10を操作する部分である。操作部2の側部には、操作ノブが設置されており、この操作ノブを操作すると、挿入部1の内部に配設された図示しない湾曲操作ワイヤーが牽引され、アングル部1bの湾曲方向及び湾曲の度合いを自由に操作することができる。操作部2には、操作ノブの他に、送気及び送水ノズル7から空気、洗浄水、及び染料等の送出を行なうための送気及び送水ボタン、偏心モータ13への通電を制御するためのスイッチ等の各種スイッチ類が装着されている。
また、操作部2には突出部3が設けられ、その先端には、ITナイフ18をチャンネル11に挿入するための処置具挿入孔4が設けられている。
使用可能な処置具としては、例えば、生検鉗子、把持鉗子等の鉗子類、体温センサー等の各種センサー類、心電測定用等の電極、ナイフ、ITナイフ、超音波メス、レーザーメス等の切開具類、造影チャンネル、洗浄チャンネル、ドレナージチャンネル等の各種チャンネル類(カテーテル類)、バルーン、破砕プローブ(破石具)、ヒートプローブ、注射針、結紮具、ワイヤー類、スネア等の各種の処置具(検査具)等が挙げられる。
これらのうち、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)には、切開具が用いられるが、先端部で管壁に穴をあけるおそれの小さいITナイフが好ましい。
内視鏡的粘膜切除術(EMR)には、スネア等の高周波ワイヤーが用いられる。
内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)及び内視鏡的バルーン拡張術(EPBD)には、それぞれ切開具及びバルーンを先端に有するカテーテル類が用いられる。
ユニバーサルコード5は、操作部2から引き出され、その端部は、光源プロセッサ装置に着脱可能に接続される図示しない光源用コネクタ、画像信号ケーブルを画像信号処理装置に着脱可能に接続される図示しない画像信号用コネクタ、及び振動子制御装置に着脱可能に接続される図示しない振動子制御信号用コネクタを介して、それぞれ、光源プロセッサ装置、画像信号処理装置及び振動子制御装置(いずれも図示は省略する)に電気的又は光学的に結合されている。
光源プロセッサ装置の内部には、光源が設置されており、この光源から発せられた光は、光源用コネクタを介してライトガイドを通り、先端硬質部1cに設けられた光照射口8より観察部位に照射され、観察部位を照明する。照明光により照明された観察部位からの反射光(被写体像)は、撮像素子で撮像される。撮像素子で撮像された被写体像に応じた画像信号は、バッファを介して出力される。
画像信号は、撮像素子と画像信号用コネクタとを接続する画像信号ケーブルを介して、画像信号処理装置に伝達され、信号処理、画像処理等の処理がなされ、その後、図示しないモニタ装置に入力される。モニタ装置では、撮像素子で撮像された画像(電子画像)、すなわち動画の内視鏡モニタ画像が表示される。
次に、図2を参照しながら内視鏡10の先端部の断面構造について説明する。内視鏡10は、挿入部1の内側に、チャンネル11を有する。チャンネル11は、先端硬質部(先端部)1cに導出孔12を有している。
挿入部1の内部には、偏心モータ13が、チャンネル11に挿通し導出孔12から先端面より前方に導出されたITナイフ18に接触しうる状態でマウント14a上に配設され、チャンネル11の途中に設けれられた収納部14に収納されている。偏心モータ13のリード線17は、挿入部1及び操作部2の内部を通って、ユニバーサルコード5を介して図示しない振動子制御部に接続されている。
偏心モータ13に通電すると、回転中心と重心とが一致しない分銅の回転により、偏心モータ13及びマウント14aが振動する。その振動は、マウント14aを介してITナイフ18に伝達され、ITナイフ18の先端が挿入部1の長手方向と直交する方向に振動する。
偏心モータ13の振動の収納部14への伝達を防止するため、収納部14の周囲には、ウレタン等の衝撃吸収材よりなる振動吸収部材(第1の振動吸収部材)15が配置されている。また、収納部14及びITナイフ18の振動が挿入部1に伝達されるのを防止するため、収納部14とチャンネル11は、O−リング状の弾性部材よりなる緩衝部材(第2の振動吸収部材の一例)16を介して接続されている。これらにより、偏心モータ13からの振動は、主にチャンネル11に挿入されたITナイフ18に伝達され、振動が追加された内視鏡的な処置を可能とすると共に、挿入部1に不要な振動が付与されることによる視野の悪化、先端硬質部1cによる体内組織の損傷等を抑制することができる。
ITナイフ18の先端に付与される振動の振幅は、好ましくは10〜200μm、より好ましくは20〜100μmである。振幅が10μmを下回るとITナイフ18に振動を付与することによる処置効率の改善の度合いが小さくなり、200μmを上回ると、ITナイフ18による処理の精度が低下し、予期しない体内組織の損傷を引き起こすおそれがある。
ITナイフ18の先端に付与される振動数は特に制限されないが、例えば、30Hz〜100kHzである。振動数が30Hzを下回ると、振動によるITナイフ18の先端と体内組織との摩擦の軽減や、硬部組織の切開に要する力の減少等による処置効率の改善の度合いが小さくなる。一方、振動数の上限は特に制限されないが、振動数が100kHzを上回ると、振動子が大型になるため内視鏡10内部への装着が困難になる。
なお、本実施の形態においては、撮像素子(CCD)を備えた電子式内視鏡について説明したが、ファイバー内視鏡を含め各種の内視鏡に対して使用することができることは勿論である。
また、本実施の形態において、振動子として偏心モータを使用しているが、短振動フィードバックデバイス、フォースリアクタ、PZT、タンタル酸リチウム(LiTaO3)、ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )、チタン酸バリウム(BaTiO3 )等の圧電素子や、マグネシウムニオブ酸鉛(PMN)等の電歪素子、磁歪素子等、電気信号により30Hz〜100kHzの振動を発生する素子であれば任意のものを用いることができる。特に、2000Hz以上の振動数が必要な場合には、圧電素子、電歪素子、及び磁歪素子を用いることが好ましい。
更に、振動子及び収納部は、処置具の先端に前記の振幅及び振動数を有する振動を付与することができる限りにおいて、処置具挿入路の任意の位置に設けることができる。
次に、図3を参照しながら本発明の第2の実施の形態に係る内視鏡フード20について説明する。
内視鏡フード20は、挿入部の内部にチャンネル31を有し、先端部に導出孔32を有する内視鏡30(挿入部の内部に振動子及び収納部を有しない以外は、内視鏡10と同様の構造を有しているため、詳しい説明は省略する)の先端部に固定される。
内視鏡フード20の本体の外側に設けられた収納部24aには、偏心モータ23が収納されている。収納部24aの内部には、L字状の振動片25が配置されている。振動片25の一端部には、マウント24を介して偏心モータ23が取付けられており、通電により偏心モータ23が振動すると、振動片25も共に振動可能な状態で支持されている。振動片25の他端部は、円筒状の開口21の内部に位置しており、チャンネル31の導出孔32と同軸的な(直線的な同心を維持する)処置具挿通孔26を有する。なお、内視鏡フード20の本体(内視鏡フード本体)は、開口21の円筒状部と内視鏡取付部22とを有している。また、偏心モータ23と処置具挿通孔26を設けた振動片25を有して揺動部が形成される。
偏心モータ23のリード線28は、内視鏡30の挿入部及び操作部の内部を通って、ユニバーサルコードを介して図示しない振動子制御部に接続されている。
導出孔32から導出されたスネア(処置具の一例)29が、更に処置具挿通孔26を挿通した状態で偏心モータ23に通電すると、振動片25が振動して、その振動が伝達されることによりスネア29の先端が内視鏡30の挿入部の長手方向と直交する方向に振動する。
偏心モータ23の振動が収納部24aを介して内視鏡フード本体、挿入部へ伝達されるのを防止するため、収納部24aの周囲には、ウレタン等の衝撃吸収材よりなる振動吸収部材27が配置されている。これによりチャンネル31及び処置具挿通孔26の双方を挿通するスネア29のみに振動が伝達され、振動が追加された内視鏡的な処置を可能とすると共に、挿入部に不要な振動が付与されることによる視野の悪化、内視鏡30の先端部による体内組織の損傷等を抑制することができる。
内視鏡フード20は、内視鏡観察下での視野を確保するために透明であることが好ましく、材質としては合成樹脂等が挙げられる。
スネア29の先端に付与される振動の振幅は、好ましくは10〜200μm、より好ましくは20〜100μmである。振幅が10μmを下回るとスネア29に振動を付与することによる処置効率の改善の度合いが小さくなり、200μmを上回ると、スネア29による処理の精度が低下し、予期しない体内組織の損傷を引き起こすおそれがある。
スネア29の先端に付与される振動数は特に制限されないが、例えば、30Hz〜100kHzである。振動数が30Hzを下回ると、スネア29の振動によって下部組織がふるい落とされることによる処置効率の改善の度合いが小さくなる。一方、振動数の上限は特に制限されないが、振動数が100kHzを上回ると、振動子が大型になるため内視鏡フード20の内部への装着が困難になる。
なお、本実施の形態において、振動子として偏心モータを使用しているが、短振動フィードバックデバイス、フォースリアクタ、PZT、タンタル酸リチウム(LiTaO3 )、ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )、チタン酸バリウム(BaTiO3 )等の圧電素子や、マグネシウムニオブ酸鉛(PMN)等の電歪素子、磁歪素子等、電気信号により30Hz〜100kHzの振動を発生する素子であれば任意のものを用いることができる。特に、2000Hz以上の振動数が必要な場合には、圧電素子、電歪素子、及び磁歪素子を用いることが好ましい。
次に、図4を参照しながら本発明の第3の実施の形態に係る処置具挿通用チューブ40について説明する。
処置具挿通用チューブ40は、内視鏡50(処置具挿通路を有しない以外は、内視鏡10と同様の構造を有しているため、詳しい説明は省略する)の挿入部の側面にスリーブ(取付部の一例)43を介して取付けられ、挿入部の先側に挿入部と平行に配置され、導出孔42を有するチャンネル(処置具挿通路の一例)41が内側に形成されている。
偏心モータ(揺動部を形成し、通電により振動する振動子の一例)44が、チャンネル41に挿通し導出孔42から先端面より前方に導出されたITナイフ(処置具の一例)48に接触しうる状態でマウント44a上に配設され、スリーブ43の側面上に設けられた収納部45に収納されている。なお、収納部45は図示しないカバーで覆われているが、図4ではその断面構造を示している。
偏心モータ44のリード線47は、内視鏡50の挿入部及び操作部の内部を通って、ユニバーサルコードを介して図示しない振動子制御部に接続されている。
偏心モータ44に通電すると、回転中心と重心とが一致しない分銅の回転により、偏心モータ44及びマウント44aが振動する。その振動は、マウント44aを介してITナイフ48に伝達され、ITナイフ48の先端部が内視鏡50の長手方向と直交する方向に振動する。
偏心モータ44の振動の収納部45への伝達を防止するため、マウント44aの周囲には、ウレタン等の衝撃吸収材よりなる振動吸収部材(第1の振動吸収部材)45aが配置されている。また、収納部45及びITナイフ48の振動が内視鏡50の挿入部に伝達されるのを防止するため、収納部45とチャンネル41は、O−リング状の弾性部材よりなる緩衝部材(第2の振動吸収部材の一例)46を介して接続されている。これらにより、偏心モータ44からの振動は、主にチャンネル41に挿入されたITナイフ48に伝達され、振動が追加された内視鏡的な処置を可能とすると共に、挿入部に不要な振動が付与されることによる視野の悪化、内視鏡50の先端部による体内組織の損傷等を抑制することができる。
ITナイフ48の先端に付与される振動の振幅は、好ましくは10〜200μm、より好ましくは20〜100μmである。振幅が10μmを下回るとITナイフ48に振動を付与することによる処置効率の改善の度合いが小さくなり、200μmを上回ると、ITナイフ48による処理の精度が低下し、予期しない体内組織の損傷を引き起こすおそれがある。
ITナイフ48の先端に付与される振動数は特に制限されないが、例えば、30Hz〜100kHzである。振動数が30Hzを下回ると、振動によるITナイフ48の先端と体内組織との摩擦の軽減や、硬部組織の切開に要する力の減少等による処置効率の改善の度合いが小さくなる。一方、振動数の上限は特に制限されないが、振動数が100kHzを上回ると、振動子が大型になるため収納部45の内部への収納が困難になる。
なお、本実施の形態において、振動子として偏心モータを使用しているが、短振動フィードバックデバイス、フォースリアクタ、PZT、タンタル酸リチウム(LiTaO3 )、ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )、チタン酸バリウム(BaTiO3 )等の圧電素子や、マグネシウムニオブ酸鉛(PMN)等の電歪素子、磁歪素子等、電気信号により30Hz〜100kHzの振動を発生する素子であれば任意のものを用いることができる。特に、2000Hz以上の振動数が必要な場合には、圧電素子、電歪素子、及び磁歪素子を用いることが好ましい。
また、処置具挿通用チューブを挿入部の側面に取付けるための取付部材が挿入部の先端部に取付けられる場合には、内視鏡的粘膜切除術(EMR)に適用できるようにするために、先端にフードを有していてもよい。
更に、振動子及び収納部は、処置具の先端に前記の振幅及び振動数を有する振動を付与することができる限りにおいて、処置具挿入路の任意の位置に設けることができる。
本発明の第4の実施の形態に係る内視鏡キャップ60は、側視鏡(内視鏡の一例。対物レンズ、光照射口、及び導出孔の位置以外は、内視鏡10と同様の構造を有しているため、詳しい説明は省略する)70の内側に形成され、挿入部の側面に導出孔72を有する図示しないチャンネル(処置具挿通路の一例)を有する側視鏡70に取付けるもので、内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)及び内視鏡的バルーン拡張術(EPBD)に適している。
内視鏡キャップ60には、振動片61が配置されている。振動片61の一端部には、図示しない収納部に収納された偏心モータ63が取付けられており、通電により偏心モータ63が振動すると、振動片61も共に振動可能な状態で支持されている。振動片61の他端部は、側視鏡70の側面に設けられた導出孔72の上方に位置しており、更に、導出孔72と同軸的な処置具挿通孔62が設けられている。
偏心モータ63のリード線65は、側視鏡70の挿入部及び操作部の内部を通って、ユニバーサルコードを介して図示しない制御部に接続されている。
導出孔72から導出された処置具が、更に処置具挿通孔62を挿通した状態で偏心モータ63に通電すると、振動片61が振動して、その振動が伝達されることにより処置具の先端が振動する。なお、偏心モータ63と処置具挿通孔62を設けた振動片61を有して揺動部が形成される。
偏心モータ63の振動が、収納部を介して側視鏡70の挿入部へ伝達されるのを防止するため、振動片61を設けた収納部内には、ウレタン等の衝撃吸収材よりなる振動吸収部材64が配置されている。これによりチャンネル(導出孔72)及び処置具挿通孔62の双方を挿通する処置具のみに振動が伝達され、振動が追加された内視鏡的な処置を可能とすると共に、側視鏡70の挿入部に不要な振動が付与されることによる視野の悪化、側視鏡70の先端部による体内組織の損傷等を抑制することができる。
処置具の先端に付与される振動の振幅は、好ましくは10〜200μm、より好ましくは20〜100μmである。振幅が10μmを下回ると処置具に振動を付与することによる処置効率の改善の度合いが小さくなり、200μmを上回ると、処置具による処理の精度が低下し、予期しない体内組織の損傷を引き起こすおそれがある。
処置具の先端に付与される振動数は特に制限されないが、例えば、30Hz〜100kHzである。振動数が30Hzを下回ると、処置具の振動による処置効率の改善の度合いが小さくなる。一方、振動数の上限は特に制限されないが、振動数が100kHzを上回ると、振動子が大型になるため内視鏡キャップ60の収納部への収納が困難になる。
なお、本実施の形態において、振動子として偏心モータを使用しているが、短振動フィードバックデバイス、フォースリアクタ、PZT、タンタル酸リチウム(LiTaO3 )、ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )、チタン酸バリウム(BaTiO3 )等の圧電素子や、マグネシウムニオブ酸鉛(PMN)等の電歪素子、磁歪素子等、電気信号により30Hz〜100kHzの振動を発生する素子であれば任意のものを用いることができる。特に、2000Hz以上の振動数が必要な場合には、圧電素子、電歪素子、及び磁歪素子を用いることが好ましい。
次に、図6〜図8を参照しながら、本発明を適用した内視鏡的処置について説明する。
(1)内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
内視鏡10を用いた内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)により管壁に生じた病変115を切除する場合には、まず病変115の粘膜下に局所注入した生理食塩水116によって、病変115を中心とした粘膜を挙上させる。次に、偏心モータ13に通電して内視鏡10のチャンネル11を挿通して導出孔12から導出されたITナイフ18を振動させながら、ITナイフ18に高周波を通電して病変115の周囲の粘膜層111を切開し、粘膜下層112まで切り進む(図6参照)。次いで、ITナイフ18によって粘膜下層112を切開して、病変115を含む粘膜層111を剥離する。
ITナイフ18への高周波等の通電時に、偏心モータ13の振動によりITナイフ18の先端を振動させることにより、切除効率を上昇させ、短時間に所望する部位の切開を可能にする。
なお、図7に示すように、処置具挿通用チューブ40を取付けた内視鏡50を用いて、同様の手順により病変115を切除することもできる。
(2)内視鏡的粘膜切除術(EMR)
先端部に内視鏡フード20を取付けた内視鏡30を用いた内視鏡的粘膜切除術(EMR)により管壁に生じた病変115を切除する場合には、まず、病変115の粘膜下に局所注入した生理食塩水116によって、病変115を中心とした粘膜を挙上させ、更に内視鏡30の先端部に取付けた内視鏡フード20の開口21で吸引し、ポリープ状にする。次に、内視鏡30のチャンネル31を挿通して導出孔32から導出され、更に処置具挿通孔26を挿通したスネア29により、病変115を含む粘膜層111及び粘膜下層112の一部を絞扼する(図8参照)。次いで、偏心モータ23に通電して振動を加えながらスネア29に高周波を通電することで、下部組織である筋層113及び漿膜114を振るい落とすようにしながら巻き込まずに切除する。これにより、消化管壁の穿孔を防ぐことが可能となる。
なお、スリーブ43の先端にフードを有する処置具挿通用チューブを取付けた挿入部を先端部に取付けた内視鏡を用いて、同様の手順により病変115を切除することもできる。
(3)内視鏡的バルーン拡張術(EPBD)
内視鏡キャップ60を取付けた側視鏡70を用いた内視鏡的バルーン拡張術(EPBD)により総胆管122中の総胆管結石123を除石する場合には、まず、十二指腸121内に内視鏡キャップ60を取付けた側視鏡70を挿入し、次いで、側視鏡70のチャンネルを挿通して側視鏡70の側面に設けられた導出孔72(図5参照)から導出され、更に処置具挿通孔62を挿通したバルーンカテーテル(処置具の一例)101を、先端に取付けたバルーン102を収縮した状態で総胆管122の深部へ挿入する。次いで、偏心モータ63(図5参照)に通電して、振動片61(図5参照)を偏心モータ63と共に振動させることにより、バルーンカテーテル101を振動させて、総胆管結石123を総胆管122の下流に集積させる。その後、バルーン102を膨らませて、バルーンカテーテル101を抜去して総胆管結石123を排石する。これにより、遺残結石を残さない効率的な総胆管結石除石術が可能となる。
なお、バルーンカテーテル101の代わりに先端に更に切開具を備えたバルーンカテーテルを用いることにより、内視鏡キャップ60を取付けた側視鏡70を内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)に適用することもできる。
本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡の説明図である。 同内視鏡の先端部断面の概略構造を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る内視鏡フードを備えた内視鏡の先端部断面の概略構造を示す説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る処置具挿通用チューブを備えた内視鏡の先端部断面の概略構造を示す説明図である。 本発明の第4の実施の形態に係る内視鏡キャップを備えた内視鏡の先端部断面の概略構造を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡を用いた内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る処置具挿通用チューブを備えた内視鏡を用いた内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る内視鏡フードを備えた内視鏡を用いた内視鏡的粘膜切除術(EMR)の説明図である。 本発明の第4の実施の形態に係る内視鏡キャップを備えた内視鏡を用いた内視鏡的バルーン拡張術(EPBD)の説明図である。
1:挿入部、1a:軟性部、1b:アングル部、1c:先端硬質部、2:操作部、3:突出部、4:処置具挿入孔、5:ユニバーサルコード、6:対物レンズ、7:送気及び送水ノズル、8:光照射口、10:内視鏡、11:チャンネル、12:導出孔、13:偏心モータ、14:収納部、14a:マウント、15:振動吸収部材、16:緩衝部材、17:リード線、18:ITナイフ、20:内視鏡フード、21:開口、22:内視鏡取付部、23:偏心モータ、24:マウント、24a:収納部、25:振動片、26:処置具挿通孔、27:振動吸収部材、28:リード線、29:スネア、30:内視鏡、31:チャンネル、32:導出孔、40:処置具挿通用チューブ、41:チャンネル、42:導出孔、43:スリーブ、44:偏心モータ、44aマウント、45:収納部、45a:振動吸収部材、46:緩衝部材、47:リード線、48:ITナイフ、50:内視鏡、60:内視鏡キャップ、61:振動片、62:処置具挿通孔、63:偏心モータ、64:振動吸収部材、65:リード線、70:側視鏡、72:導出孔、101:バルーンカテーテル、102:バルーン、111:粘膜層、112:粘膜下層、113:筋層、114:漿膜、115:病変、116:局所注入された生理食塩水、121:十二指腸、122:総胆管、123:総胆管結石

Claims (3)

  1. 挿入部の内側に形成され、該挿入部の先端部に導出孔を備えた処置具挿通路を有する内視鏡において、
    前記処置具挿通路の途中に設けられた収納部と、
    前記収納部の内部に収納された振動子とを有し、
    前記振動子は、通電により振動して、該振動により、前記処置具挿通路に挿通し前記導出孔から前記先端部より前方に導出された処置具を該挿入部の長手方向と直交する方向に振動させ
    しかも、前記収納部の内部には、前記振動子から該収納部に伝達される振動を吸収するための第1の振動吸収部材が配置され、前記収納部に隣接する前記処置具挿通路には、前記処置具及び前記収納部から前記挿入部に伝達される振動を吸収するための第2の振動吸収部材が配置されていることを特徴とする内視鏡。
  2. 請求項記載の内視鏡において、前記振動子が、偏心モータ、圧電素子、電歪素子、及び磁歪素子のいずれか1であることを特徴とする内視鏡。
  3. 請求項1又は2記載の内視鏡において、前記振動子の振動数が30Hz〜100kHzであることを特徴とする内視鏡。
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