JP5071426B2 - 交流回転機の制御装置 - Google Patents

交流回転機の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5071426B2
JP5071426B2 JP2009082037A JP2009082037A JP5071426B2 JP 5071426 B2 JP5071426 B2 JP 5071426B2 JP 2009082037 A JP2009082037 A JP 2009082037A JP 2009082037 A JP2009082037 A JP 2009082037A JP 5071426 B2 JP5071426 B2 JP 5071426B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
phase
speed command
calculation
rotating machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009082037A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010239676A (ja
Inventor
義彦 金原
英優 尾木
啓 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009082037A priority Critical patent/JP5071426B2/ja
Publication of JP2010239676A publication Critical patent/JP2010239676A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5071426B2 publication Critical patent/JP5071426B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

この発明は、交流回転機を位置・速度センサレスで駆動する制御装置に関する。
交流回転機を駆動する場合、交流回転機の位置情報または速度情報が必要である。位置情報または速度情報を得るために、交流回転機に位置センサや速度センサを備えると、センサの設置によるコストアップ、センサの設置のためのスペースの確保、交流回転機と制御器との間に信号配線が必要等の問題が発生する。この問題を解決するために、位置センサや速度センサを備えることなく交流回転機を駆動する制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
従来の位置センサや速度センサを備えることなく交流回転機を駆動する制御装置において、回転状態の交流回転機を停止させる通常の方法として、速度指令の大きさを単調減少となるように変化させ、速度指令の最終値を零にする方法がある。また、回転状態の交流回転機を停止させるためのそれ以外の方法として、交流回転機の電機子巻線のうち予め設定した特定相に励磁をかける方法がある(例えば、特許文献2参照)。
国際公開WO2002/091558号公報(第6〜8頁、第1図) 特開平7−87785号公報(第4頁、第1、2図)
交流回転機を可変速に駆動する場合には、スムーズな加減速が求められている。従来の交流回転機の制御装置において、速度指令の大きさを単調減少となるように変化させ、速度指令の最終値を零にして回転状態の交流回転機を停止させる方法を用いると、交流回転機の停止のタイミングによっては停止直前に、インバータ内部の上下のスイッチング素子の同時オンを防ぐために設けるデッドタイムなどに起因して回転速度や回転位置がアンダーシュートとオーバーシュートを繰り返すような振動が発生するという問題があった。また、交流回転機の電機子巻線のうち予め設定した特定相に励磁をかけて交流回転機を所定位置で停止させる方法を用いると、交流回転機の回転子磁束と電流位相との位相差が回転位置とともに変化するため、回転速度と同じ周波数成分のトルク脈動が発生し、回転速度や回転位置の振動が発生するという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、交流回転機を位置・速度センサレスで駆動する場合、交流回転機が回転状態から停止状態へ移る際に、デッドタイムや交流回転機のトルク脈動などに起因する回転速度や回転位置の振動を抑制する交流回転機の制御装置を得るものである。
この発明に係る交流回転機の制御装置は、交流回転機へ電圧を出力し、交流回転機を駆動する速度制御手段と、交流回転機を駆動するための指令値として第1の速度指令を出力する第1の速度指令発生手段と、第1の速度指令と速度制御手段によって演算される演算位相とに基づいて、第2の速度指令を出力する第2の速度指令発生手段と、第1の速度指令又は第2の速度指令のいずれか一方を選択して選択速度指令として速度制御手段へ出力する速度指令選択手段とを備え、速度制御手段は、演算位相と選択速度指令とに基づいて交流回転機へ出力する電圧を演算し、交流回転機が回転状態から停止状態へ移る際に、第2の速度指令発生手段は、交流回転機に流れる電流が所定値以上になるような第2の速度指令を出力し、速度指令選択手段は、選択速度指令として第2の速度指令を選択するものである。
この発明は、交流回転機が回転状態から停止状態へ移る際に、交流回転機に流れる電流が所定値以上になるような第2の速度指令を出力し、交流回転機を駆動するための選択速度指令として第2の速度指令を選択するので、交流回転機が回転状態から停止状態へ移る際に、デッドタイムや交流回転機のトルク脈動などに起因する回転速度や回転位置の振動を抑制することができる。
本発明の実施の形態1における交流回転機の制御装置の全体構成図である。 三相巻線を有する同期機を回転状態から停止させたときの最小電流振幅と停止時の振動との関係を示す図である。 本発明の実施の形態1における三相巻線を有する同期機を回転状態から停止させた場合の停止時の位相と各相電流の関係をプロットした図である。 本発明の実施の形態1における第2の速度指令発生手段の構成図である。 本発明の実施の形態1における目標位相θstp*の導出過程の説明図である。 本発明の実施の形態1における目標位相演算器で行う演算処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態1における速度制御手段の内部構成図である。 本発明の実施の形態2における交流回転機の制御装置の全体構成図である。 本発明の実施の形態2における第2の速度指令発生手段の構成図である。 本発明の実施の形態2における目標位相演算器で行う演算処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態3における速度制御手段の内部構成図である。 本発明の実施の形態4における交流回転機の制御装置の全体構成図である。 本発明の実施の形態4における第2の速度指令発生手段の構成図である。 本発明の実施の形態4における目標位相演算器で行う演算処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態4における速度制御手段の内部構成図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における交流回転機の制御装置の全体構成を示す図である。図1において、交流回転機の制御装置は、第1の速度指令発生手段1、第2の速度指令発生手段2、速度指令選択手段3、及び速度制御手段4によって構成される。第1の速度指令発生手段1は、U相、V相、W相の三相巻線を有する同期機(交流回転機)5を所望の回転数で駆動するための指令値として第1の速度指令ω1*を出力する。同期機5の定常運転時には、第1の速度指令ω1*に基づいて同期機5が制御される。第2の速度指令発生手段2は、第1の速度指令ω1*と演算位相θaと演算速度ωaとに基づいて、第2の速度指令ω2*を出力する。ここで、演算位相θa及び演算速度ωaは、位置センサなどの検出器の代わりに速度制御手段4によって演算される位相及び速度である。
速度指令選択手段3は、入力される第1の速度指令ω1*又は第2の速度指令ω2*のいずれか一方を選択して、選択速度指令ω0*を速度制御手段4へ出力する。具体的には、速度指令選択手段3は、第1の速度指令ω1*が零以外の場合は、選択速度指令ω0*として第1の速度指令ω1*を選択して出力し、第1の速度指令ω1*が零の場合は、選択速度指令ω0*として第2の速度指令ω2*を選択して出力する。速度制御手段4は、入力された選択速度指令ω0*に同期機5の回転速度が一致するように、同期機5のU相、V相、W相の各相に交流電圧を出力し、同期機5を駆動する。また、速度制御手段4は、演算位相θa及び演算速度ωaを第2の速度指令発生手段2へ出力する。
本実施の形態における交流回転機の制御について説明する前に、位置センサや速度センサを備えることなく交流回転機を駆動する制御装置において、速度指令の大きさを単調減少となるように変化させ、速度指令の最終値を零にすることで定常運転時の回転状態の交流回転機を停止させる際に、停止直前に発生する交流回転機の回転速度や回転位置の振動について説明する。図2は、三相巻線を有する同期機を回転状態から停止状態へ移る際の、最小電流振幅と停止時の回転速度の振動との関係をプロットしたものである。横軸は同期機のU相電流iu、V相電流iv、W相電流iwの各振幅のうち最も小さい値である最小電流振幅であり、縦軸は停止直前に発生する回転速度の振動の大きさである。縦軸、横軸ともに大きさは任意である。図2からわかるように、三相電流iu,iv,iwの振幅のうち最も小さい値が所定値(最低電流ライン)を下回ると、回転速度の振動が発生することがわかる。逆に考えると、三相電流iu,iv,iwの振幅のうち最も小さい値が所定値を上回ると、振動は発生しないことがわかる。
図3は、三相巻線を有する同期機を回転状態から停止させた場合の停止時の位相とU相電流iu、V相電流iv、W相電流iwとの関係をプロットしたものである。図3において、ハッチングしている位相範囲では、U相電流iu、V相電流iv、W相電流iwのいずれかの電流振幅が最低電流ラインを超えていないので、ハッチングしている位相範囲で同期機が停止する場合には回転速度の振動が発生しやすい条件となる。換言すると、ハッチングしている位相範囲外で同期機が停止する場合には、回転速度の振動が起こりにくい条件となる。このため、予め同期機に応じた最低電流ラインを所定値として求めておく。
図2や図3で説明した回転速度や回転位置が振動する現象は、後述する速度制御手段4の内部のインバータの電圧誤差に起因している。このインバータの電圧誤差としては、インバータ内部の上下のスイッチング素子の同時オンを防ぐために設けるデッドタイム、スイッチング素子やダイオードのオン電圧を挙げることができる。インバータの出力電圧を減少させるデッドタイムやオン電圧の影響は、各相を流れる電流の符号と異なる異符号の電圧として各相に発生する。例えば、U相電流iuが正の場合には、インバータのU相電圧に対して負の電圧を加算するようにU相電圧誤差が発生し、U相電流iuが負の場合には、インバータのU相電圧に対して正の電圧を加算するようにU相電圧誤差が発生する。そして、U相電流iuの符号が正負に変化するとき、インバータのU相電圧に対して加算されるU相電圧誤差の符号も変化する。これに起因して、U相電流iuの符号が変化する近傍では、U相電圧誤差も符号が変化するようなステップ状の変化が発生し、これによってU相電流iuの歪みや、その歪みに起因するトルク脈動が発生する。
また、これらの電圧誤差を補正しようとしても、補正演算の無駄時間などの影響によって、電流の符号が正負に変化するときに補正量も大きく変化し、正確な補正は容易でないので、電圧誤差の補正だけでは停止時のトルク脈動を抑えることは容易ではない。このことを踏まえれば、図3から明らかなように、同期機5が停止する時のU相電流iu、V相電流iv、W相電流iwのうちの最小電流が十分確保できる位相は0、60、120、180、240、300度のいずれかであることが分かる。
そこで、第2の速度指令発生手段2は、第1の速度指令ω1*と演算位相θaと演算速度ωaとに基づいて、演算位相θaが0、60、120、180、240、300度のいずれかになるように第2の速度指令ω2*を演算し、出力するようにする。図4に、第2の速度指令発生手段2の内部構成を示す。第2の速度指令発生手段2は、目標位相演算器10、減算器11、及び増幅器12によって構成される。目標位相演算器10は、第1の速度指令ω1*と演算位相θaと演算速度ωaとに基づいて、目標位相θstp*を出力する。減算器11は、目標位相θstp*から演算位相θaを減算した結果を、位相偏差として出力する。増幅器12は、この位相偏差を比例演算によって予め設定したゲインωpc倍に増幅し、第2の速度指令ω2*として出力する。本実施の形態では、比例演算によって増幅する例を示しているが、比例積分演算によって増幅しても良い。このような構成によって、第2の速度指令発生手段2は、目標位相θstp*と演算位相θaとの偏差が小さくなるような第2の速度指令ω2*を出力することができる。換言すると、第2の速度指令発生手段2は、演算位相θaが目標位相θstp*に一致するように第2の速度指令ω2*を出力する。
図5は、目標位相演算器10が出力する目標位相θstp*の導出過程を説明するための図である。図5において、実太線は時刻t=t0にて角速度がωa0から0にステップ状に変化している選択速度指令ω0*の応答波形であり、点線は時刻t0以降、角速度がωa0から0に理想的な指数関数状に変化する演算速度ωaの応答波形である。この理想的な応答波形について説明する。時刻t0を経過するまでは、選択速度指令ω0*及び演算速度ωaは一定(角速度ωa0)であるとする。上述したように、時刻t0にて選択速度指令ω0*は、角速度がωa0から0にステップ状に変化する。一方、演算速度ωaが理想的に速度制御されている場合には、時刻t0以降の任意の時刻tにおける演算速度ωaは(1)式で表現できる。
Figure 0005071426
ここで、ωscは速度制御手段4の内部に予め設定しておく速度応答設定値である。演算速度ωaは、演算位相θaの変化率に相当する。このため、演算速度ωaが図5のように応答する場合、演算位相θaは時刻t0における位相θa0に対して図5に示した斜線部の面積分だけ加算されることになる。時刻tが時刻t0から十分経過すると、演算速度ωaは零となり、演算位相θaの変化も停止する。演算位相θaが最終的に停止する位相を停止位相θstpと定義し、時刻tが十分経過した時刻としてt=∞を与えると、停止位相θstpは(2)式で表現できる。
Figure 0005071426
この停止位相θstpが図3のハッチングした位相範囲内であれば、同期機5が停止するときに回転速度や回転位置の振動が発生する可能性があることを時刻t0の時点で予見できるとともに、停止位相θstpが図3のハッチングした位相範囲外であれば、振動なく同期機5が停止することを時刻t0の時点で予見できる。そこで、目標位相演算器10では、時刻t0の時点で停止位相θstpを予見し、目標位相θstp*として、0、60、120、180、240、300度の位相の中から、予見した停止位相θstpよりも位相が進む方向に最も近い位相を選択することで、停止する時のU相電流iu、V相電流iv、W相電流iwの各振幅のうち最も小さい値である最小電流振幅が所定値(最低電流ライン)以上になるようにする。
図6は、目標位相演算器10で行う演算処理の内容をフローチャートで示したものである。演算処理は、ST20から開始し、ST21において第1の速度指令ω1*の大きさが零か否かを判断する。ST21において第1の速度指令ω1*の大きさが零でない場合には、ST22に移り、目標位相θstp*を(3)式に従って求め、ST21に戻る。
Figure 0005071426
ここで、fix[x]は、実数xをゼロ方向の最も近い整数に丸める関数である。(3)式において、θoffは予め設定しておくオフセット位相である。θoffは、第1の速度指令ω1*が正の場合にはπ/3[rad]、第1の速度指令ω1*が負の場合には−π/3[rad]に設定しておけば、目標位相θstp*として、0、60、120、180、240、300度の位相の中から、予見した停止位相θstpよりも位相が進む方向に最も近い位相を選択することができる。なお、図5で説明したように、演算速度ωaが理想的に速度制御されている場合には、目標位相θstp*を0、60、120、180、240、300度の中から選択すれば良い。しかしながら、実際には演算速度ωaが理想状態からずれている場合も想定されるので、そのような場合には、予め設定しておくθoffの値を微調整することによって、回転速度や回転位置の振動がなく同期機5を停止させることができる目標位相θstp*を与えることが可能である。ST21において、第1の速度指令ω1*の大きさが零の場合、ST23に移り、目標位相θstp*を更新せずに、第1の速度指令ω1*の大きさが零になる直前の目標位相θstp*の値を保持し、ST21に戻る。
以上の演算処理によって、目標位相演算器10は、目標位相θstp*として、0、60、120、180、240、300度の位相の中から、予見した停止位相θstpよりも位相が進む方向に最も近い位相を選択し、その結果、停止する時のU相電流iu、V相電流iv、W相電流iwの各振幅のうち最も小さい値である最小電流振幅を所定値以上に保つことができる。
図7は、速度制御手段4の内部構成を示す図である。図7において、減算器30は、選択速度指令ω0*から演算速度ωaを減算し、その結果を増幅器31へ出力する。増幅器31は、減算器30から得た選択速度指令ω0*と速度制御手段4によって演算される演算速度ωaとの偏差を増幅し、演算速度ωaとして出力する。増幅器31での増幅演算は、比例演算や比例積分演算でも良いが、本実施の形態では積分演算とし、その積分ゲインを上述した予め設定しておく速度応答設定値ωscで与える。積分器32は、増幅器31で増幅された演算速度ωaを積分して演算位相θaとして出力する。減算器33は、演算速度ωaから推定速度ωrを減算し、その結果をトルク指令演算器34に出力する。
トルク演算器34では、減算器33から得た演算速度ωaと推定速度ωrとの偏差を比例積分演算によって増幅し、トルク指令τ*として出力する。センサレス制御器35は、例えば国際公開WO2002/091558号公報などに記載された公知の手法によって、同期機5が出力するトルクをトルク指令τ*に一致させるための三相電圧指令をインバータ36に出力するとともに、同期機5の回転速度を推定演算し、推定速度ωrとして出力する。インバータ36は、センサレス制御器35から得た三相電圧指令に基づいて、同期機5のU相、V相、W相の各端子に電圧を印加する。
上述したように、デッドタイムやオン電圧に起因する電圧誤差によって、インバータ36が同期機5に印加する三相電圧はセンサレス制御器35が出力する三相電圧指令と完全には一致しない。特に、図3のハッチングした位相範囲内にて電圧誤差が顕著に現れ、ハッチングした位相範囲で同期機5が停止しようとすると回転速度や回転位置の振動が発生する。しかしながら、本発明のように、第1の速度指令ω1*が零に変化した場合、第2の速度指令発生手段2は、同期機5が停止するときの位相を、0、60、120、180、240、300度のいずれかになるように第2の速度指令ω2*を出力する。そして、速度指令選択手段3は、第1の速度指令ω1*が零に変化した場合、選択速度指令ω0*として第2の速度指令ω2*を選択し、速度制御手段4に出力する。速度制御手段4は、同期機5の回転速度が選択速度指令ω0*に一致するように制御するので、インバータ36が同期機5に印加する電圧にデッドタイムやオン電圧に起因する電圧誤差が発生しても、同期機5をスムーズに停止させることができる。なお、センサレス制御器35は、推定速度ωrを演算する際に、同期機5へ給電する電流値を必要とするので、電流検出器37、38によってU相電流iu及びV相電流ivを検出し、その検出結果をセンサレス制御器35へ出力する。なお、検出する電流は、U相電流iu及びW相電流ivであってもよいし、V相電流iu及びW相電流ivであってもよい。
以上のような構成によって、同期機5が回転状態から停止状態へ移る際に、第2の速度指令発生手段2は、同期機5に流れる電流が所定値以上になるような第2の速度指令ω2*を出力し、速度指令選択手段3は、選択速度指令ω0*として第2の速度指令ω2*を選択する。そして、速度制御手段4は、選択速度指令ω0*に基づいて同期機5に三相電圧を出力するので、同期機5が回転状態から停止状態へ移る際にスムーズな減速ができる。また、同期機5に給電する各相の電流が少なくとも所定値以上になるようにしたので、デッドタイムなどに起因する電圧誤差によって生じる回転速度や回転位置の振動を回避して、同期機5の停止時の振動を抑制することができる。また、本実施の形態では目標位相演算器10を有するようにし、目標位相θstp*と演算位相θaとの偏差に基づいて第2の速度指令ω2*を出力するようにしたので、同期機5の演算位相θaを目標位相θstp*に一致させることができる。この結果、交流回転機の停止時に、U相、V相、W相の電流が確実に所定値以上になるような状態で同期機5を停止させることができ、デッドタイムなどに起因する回転速度や回転位置の振動の発生を回避して、振動を抑制することができる。
さらに、速度制御手段4は、演算速度ωaを出力する増幅器31を有し、第2の速度指令発生手段2の目標位相演算器10は、第1の速度指令ω1*と演算位相θaと演算速度ωaとに基づいて目標位相θstp*を出力するようにし、第1の速度指令ω1*が零に変化したときに選択される第2の速度指令ω2*を得ることができる。目標位相演算器10は、(3)式に基づいた精度の高い目標位相θstp*を出力することができるので、より確実に回転速度や回転位置の振動を回避する減速性能を得ることができる。また、目標位相演算器10は、π/3[rad]毎に現れる特定の位置で目標位相θstp*を与えることによって、U相電流iu、V相電流iv、W相電流iwの各振幅のうち最も小さい値を所定の値にすることができるので、デッドタイムなどに起因する電圧誤差によって生じる回転速度や回転位置の振動を回避して同期機5を停止するための位相を予見し、同期機5の停止時の振動を抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、第2の速度指令発生手段2は、同期機5が停止するときの位相が0、60、120、180、240、300度のいずれかになるように第2の速度指令ω2*を出力し、速度指令選択手段3は第1の速度指令ω1*が零に変化した場合、選択速度指令ω0*として第2の速度指令ω2*を選択していた。しかしながら、第2の速度指令発生手段2aは、第1の速度指令ω1*と演算位相θaと演算速度ωaとに基づいて目標位相θstp*を出力する目標位相演算器10aを有し、目標位相演算器10aが、π/3[rad]毎に現れる特定の位相範囲を回避するような目標位相θstp*及び速度指令選択手段3aが選択速度を選択するためのフラグを出力するようにしても良い。
図8は、この発明の実施の形態2における交流回転機の制御装置の全体構成を示す図である。図8において、図1と同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することである。第2の速度指令発生手段2aは、第1の速度指令ω1*と演算位相θaと演算速度ωaとに基づいて、第2の速度指令ω2*を出力するとともに、速度指令選択手段3aが速度指令を選択するためのフラグFLAG_SWを速度指令選択手段3aに出力する。速度指令選択手段3aは、フラグFLAG_SWが「0」の場合には選択速度指令ω0*として第1の速度指令ω1*を選択し、フラグFLAG_SWが「1」の場合には選択速度指令ω0*として第2の速度指令ω2*を選択する。
図9は、第2の速度指令発生手段2aの内部構成を示す図である。目標位相演算器10aは、π/3[rad]毎に現れる特定の位相範囲を回避するような目標位相θstp*及び速度指令選択手段3aが選択速度指令ω0*を選択するためのフラグFLAG_SWを出力する。
図10は、目標位相演算器10aで行う演算処理の内容をフローチャートで示したものである。演算処理は、ST40から開始し、ST41において選択速度指令ω0*として第1の速度指令ω1*を選択するようにFLAG_SWを「0」に設定する。ST42において(2)式に従って停止位相θstpの演算を行う。ST43において停止位相θstpが図3のハッチングした位相範囲内にあるか否かを判定する。ST43において停止位相θstpが図3のハッチングした位相範囲外であれば、ST44に移る。ST44において選択速度指令ω0*として第1の速度指令ω1*を選択するようにFLAG_SWを「0」に設定し、ST42へ移る。
ST43において停止位相θstpが図3のハッチングした位相範囲内であれば、ST45に移る。ST45において目標位相θstp*を(3)式に従って求め、ST46に移る。ST46において予め設定しておいた判定速度Δωよりも第1の速度指令ω1*の絶対値が小さいか否かを判定する。ST46において判定速度Δωよりも第1の速度指令ω1*の絶対値が小さければST47に移る。そして、ST47において選択速度指令ω0*として第2の速度指令ω2*を選択するようにフラッグFLAG_SWを「1」に設定し、ST46へ移る。ST46において、判定速度Δωよりも第1の速度指令ω1*の絶対値が大きい場合にはST42に移る。
目標位相演算器10a内部において、以上のような演算を行うことによって、停止位相θstpが図3のハッチングした位相範囲外にある場合には、同期機5をそのまま停止しても回転速度や回転位置の振動は発生しないので、選択速度指令ω0*として第1の速度指令ω1*を選択するようにフラッグFLAG_SWを「0」に設定し、速度制御手段4は第1の速度指令ω1*に基づいて同期機5の速度を制御する。また、停止位相θstpが図3のハッチングした位相範囲内にあって、判定速度Δωよりも第1の速度指令ω1*の絶対値が小さい場合には、同期機5を回転速度や回転位置の振動なく停止させることができるように(3)式に従って目標位相θstp*を演算し、選択速度指令ω0*として第2の速度指令ω2*を選択するようにフラッグFLAG_SWを「1」に設定することで、停止位相θstpが特定の位相範囲に留まることを回避でき、同期機5の停止時における回転速度や回転位置の振動を抑制することができる。
以上のように、本実施の形態における交流回転機の制御装置は、停止位相θstpが図3のハッチングした範囲外にある場合には、そのまま同期機5を停止しても回転速度や回転位置の振動は発生しないので、選択速度指令ω0*として第1の速度指令ω1*を選択するようにフラッグFLAG_SWを「0」に設定し、速度制御手段4が第1の速度指令ω1*に基づいて同期機5の速度を制御するようにしたので、実施の形態1で説明した効果に加えて、π/3[rad]毎に現れる特定の位相範囲を回避するように目標位相θstp*を与えることができる。この結果、U相電流iu、V相電流iv、W相電流iwの各振幅のうち最も小さい値である最小電流振幅が所定値を超えるようにすることが可能であり、デッドタイムなどに起因する電圧誤差によって生じる回転速度や回転位置の振動を回避して同期機5の停止時の振動を抑制することができる。
実施の形態3.
実施の形態1、2では、速度制御手段4は、減算器30が選択速度指令ω0*から演算速度ωaを減算し、増幅器31が減算器30から得た選択速度指令ω0*と演算速度ωaとの偏差を増幅し、演算速度ωaとして出力するようにしていた。しかしながら、減算器30及び増幅器31を省略した簡素な構成にしても良い。図11は、この発明の実施の形態3における速度制御手段4bの内部構成を示す図である。なお、実施の形態3における交流回転機の制御装置の構成は、実施の形態1または実施の形態2における速度制御手段4を、図11に示した速度制御手段4bに置換した以外は、実施の形態1または実施の形態2に記載の構成と同じである。
図11において、減算器33bは、演算速度ωaから推定速度ωrを減算する代わりに、選択速度指令ω0*から推定速度ωrを減算し、その結果をトルク指令演算器34に出力する。なお、トルク指令演算器34が出力する推定速度ωrを流用し、推定速度ωrを速度制御手段4bが出力する演算速度ωaとする。積分器50は、演算速度ωa、即ち、推定速度ωrを積分し、その結果を演算位相θaとして出力する。
以上のような構成によって、実施の形態1、2で必要であった減算器30、増幅器31を省略することができるので、速度制御手段における演算を簡素化することができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、交流回転機として同期機の場合について説明したが、本発明を誘導機に適用しても同様の効果を得ることができる。図12は、この発明の実施の形態4における交流回転機の制御装置の全体構成を示す図である。第1の速度指令発生手段1cは、U相、V相、W相の三相巻線を有する誘導機(交流回転機)5cを所望の回転数で駆動するための指令値として第1の速度指令ω1*を出力する。第2の速度指令発生手段2cは、第1の速度指令ω1*と速度制御手段4cが出力する演算位相θaとに基づいて、第2の速度指令ω2*を出力する。速度指令選択手段3cは、入力される第1の速度指令ω1*又は第2の速度指令ω2*のいずれか一方を選択して、選択速度指令ω0*を出力する。具体的には、速度指令選択手段3cは、第1の速度指令ω1*の絶対値が判定速度Δωよりも大きい場合は、選択速度指令ω0*として第1の速度指令ω1*を選択して出力し、第1の速度指令ω1*の絶対値が判定速度Δωよりも小さい場合は、選択速度指令ω0*として第2の速度指令ω2*を選択して出力する。速度制御手段4cは、入力された選択速度指令ω0*に誘導機5cの回転速度が一致するように、誘導機5cのU相、V相、W相の各相に交流電圧を印加するとともに、演算位相θaを第2の速度指令発生手段2cへ出力する。
本実施の形態における第1の速度指令発生手段1cは、第1の速度指令ω1*を出力するにあたり、第1の速度指令ω1*がステップ状の変化することを防止するように、第1の速度指令ω1*に変化率制限を設けて出力している点が実施の形態1〜3に記載の第1の速度指令発生手段1と異なる。図13に、第2の速度指令発生手段2cの内部構成を示す。図13において、目標位相演算器10cは、第1の速度指令ω1*と演算位相θaとに基づいて、目標位相θstp*を出力する。減算器11は、目標位相θstp*から演算位相θaを減算した結果を、位相偏差として出力する。増幅器12は、この位相偏差を比例演算によって予め設定したゲインωpc倍に増幅し、第2の速度指令ω2*として出力する。本実施の形態では、比例演算によって増幅する例を示しているが、比例積分演算によって増幅しても良い。このようにして、第2の速度指令発生手段2cは、目標位相θstp*と演算位相θaとの偏差に基づいて第2の速度指令ω2*を出力する。
図14は、目標位相演算器10cで行う演算処理の内容をフローチャートで示したものである。演算処理は、ST60から開始し、ST61において第1の速度指令ω1*の絶対値が判定速度Δωよりも小さいか否かを判断する。ST61において第1の速度指令ω1*の絶対値が判定速度Δωよりも小さくない場合、ST62に移る。そして、ST62において、(4)式に従って目標位相θstp*を求め、ST61に戻る。
Figure 0005071426
(4)式は、(3)式の演算に必要な演算速度ωaに係るパラメータを第1の速度指令ω1*で代用したものである。本実施の形態における交流回転機の制御装置では、このような演算をST62において行うことによって演算速度ωaの演算が不要となり、速度制御手段4cの演算を簡素化することができる。ST61において第1の速度指令ω1*の絶対値が判定速度Δωよりも小さい場合には、ST63に移り、目標位相θstp*を更新せずに、第1の速度指令ω1*の絶対値が判定速度Δωよりも小さくなる直前のθstp*の値を保持し、ST61に戻る。
図15は、速度制御手段4cの内部構成を示す図である。図15において、積分器70は、選択速度指令ω0*を積分して、その結果を演算位相θaとして出力する。絶対値演算器71は選択速度指令ω0*の絶対値|ω0*|を算出し、増幅器72に出力する。増幅器72は、選択速度指令ω0*の絶対値|ω0*|を予め設定したゲインkv倍し、その結果を電圧振幅指令値として出力する。三相電圧指令発生器73は、電圧振幅が増幅器72から出力される電圧振幅指令値、電圧位相が演算位相θaとなるような三相電圧指令を算出し、その結果を三相電圧指令としてインバータ36に出力する。
以上のような構成によって、交流回転機が誘導機であっても、目標位相θstp*と演算位相θaとの偏差に基づいて第2の速度指令ω2*を出力することによって、各相の電流が確実に所定値以上になるような状態で誘導機5cを停止させることができるので、デッドタイムや誘導機5cのトルク脈動に起因する回転速度や回転位置の振動を回避し、誘導機5cの停止時の振動を抑制することができる。また、目標位相演算器10aが(4)式に従って目標位相θstp*を求めるようにしたので、第2の速度指令発生手段2cは演算速度ωaを必要としない。その結果、速度制御手段4cが演算速度ωaを出力することが不要となり、装置全体の演算を簡素化することができる。
実施の形態5.
実施の形態1〜4では、図3のハッチングした位相範囲を回避するように目標位相θstp*を設定することで、デッドタイムなどに起因する電圧誤差によって生じる回転速度や回転位置の振動を回避できるようにしていた。しかしながら、交流回転機のコギングトルクに起因する振動を回避して交流回転機を停止するようにしても良い。例えば、特開昭63−314194号公報の第4図には交流回転機のロータ位置とコギングトルクとの関係が記載されているが、このコギングトルクが最小となる位相で交流回転機が停止するように制御すれば、コギングトルクに起因する回転速度や回転位置の振動を回避して停止することができる。
コギングトルクを回避するために望ましい位相がπ/3[rad]毎に現れる場合には、実施の形態1〜4におけるオフセット位相θoffの値をコギングトルクが小さくなる位相に一致するように変更するだけで、実施の形態1〜4に示したものと同じ構成によって、コギングトルクに起因する回転速度や回転位置の振動を回避して停止させることができる。また、コギングトルクを回避するために望ましい位相が異なる間隔で現れる場合には、(3)式若しくは(4)式のπ/3を、コギングトルクを回避するために望ましい位相の間隔に置換すれば良い。以上のように、本発明の交流回転機の制御装置を用いて、コギングトルクなどのトルク脈動に起因する回転速度や回転位置の振動を回避して停止することができる。
なお、すべての実施の形態において、三相の交流回転機について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、二相の交流回転機や六相の交流回転機などにも適用することができる。
1,1c 第1の速度指令発生手段、2,2a,2c 第2の速度指令発生手段、3,3a,3c 速度指令選択手段、4,4b,4c 速度制御手段、5 同期機(交流回転機)、5c 誘導機(交流回転機)、10,10a,10c 目標位相演算器、11,30,33,33b 減算器、12,31,72 増幅器、32,50,70 積分器、34 トルク指令演算器、35 センサレス制御器、36 インバータ、37,38 電流検出器、71 絶対値演算器、73 三相電圧指令発生器。

Claims (5)

  1. 交流回転機へ電圧を出力し、前記交流回転機を駆動する速度制御手段と、
    前記交流回転機を駆動するための指令値として第1の速度指令を出力する第1の速度指令発生手段と、
    前記第1の速度指令と前記速度制御手段によって演算される演算位相とに基づいて、第2の速度指令を出力する第2の速度指令発生手段と、
    前記第1の速度指令又は前記第2の速度指令のいずれか一方を選択して選択速度指令として前記速度制御手段へ出力する速度指令選択手段とを備え、
    前記速度制御手段は、前記選択速度指令に基づいて前記交流回転機へ出力する前記電圧を演算し、
    前記交流回転機が回転状態から停止状態へ移る際に、前記第2の速度指令発生手段は、前記交流回転機に流れる電流が所定値以上になるような前記第2の速度指令を出力し、前記速度指令選択手段は、前記選択速度指令として前記第2の速度指令を選択することを特徴とする交流回転機の制御装置。
  2. 前記第2の速度指令発生手段は、前記第1の速度指令と前記演算位相とに基づいて目標位相を出力する目標位相演算器を有し、前記目標位相と前記演算位相との偏差に基づいて前記第2の速度指令を出力することを特徴とする請求項1に記載の交流回転機の制御装置。
  3. 前記速度制御手段は、前記選択速度指令と前記速度制御手段によって演算される演算速度との偏差を増幅することによって前記演算速度を出力する増幅器と、前記演算速度を積分して前記演算位相を演算する積分器とを有し、
    前記第2の速度指令発生手段は、前記第1の速度指令と前記演算位相と前記演算速度とに基づいて目標位相を出力する目標位相演算器を有し、前記目標位相と前記演算位相との偏差に基づいて前記第2の速度指令を出力することを特徴とする請求項1に記載の交流回転機の制御装置。
  4. 前記目標位相演算器は、π/3[rad]毎に現れる特定の位相となるように前記目標位相を出力することを特徴とする請求項2または3に記載の交流回転機の制御装置。
  5. 前記目標位相演算器は、π/3[rad]毎に現れる特定の位相範囲を回避するように前記目標位相を出力することを特徴とする請求項2または3に記載の交流回転機の制御装置。
JP2009082037A 2009-03-30 2009-03-30 交流回転機の制御装置 Expired - Fee Related JP5071426B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009082037A JP5071426B2 (ja) 2009-03-30 2009-03-30 交流回転機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009082037A JP5071426B2 (ja) 2009-03-30 2009-03-30 交流回転機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010239676A JP2010239676A (ja) 2010-10-21
JP5071426B2 true JP5071426B2 (ja) 2012-11-14

Family

ID=43093532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009082037A Expired - Fee Related JP5071426B2 (ja) 2009-03-30 2009-03-30 交流回転機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5071426B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6173594A (ja) * 1984-09-18 1986-04-15 Tohoku Richo Kk ステツピングモ−タ駆動方式
JP2680219B2 (ja) * 1992-01-20 1997-11-19 三菱電機株式会社 位置決め制御装置
JP3216589B2 (ja) * 1996-10-29 2001-10-09 トヨタ自動車株式会社 動力出力装置,原動機制御装置並びにこれらの制御方法
JP2001037281A (ja) * 1999-05-18 2001-02-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動機のトルク制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010239676A (ja) 2010-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3502040B2 (ja) ブラシレスdcモータの定数検出装置およびブラシレスdcモータの制御装置およびブラシレスdcモータの定数検出用プログラム
JP4909797B2 (ja) モータ制御装置
JP5510842B2 (ja) 3相モータ制御装置、3相モータシステム、3相モータ制御方法及びプログラム
JP2006288076A (ja) 制御装置
JP2005198402A (ja) 同期電動機の制御装置,電気機器およびモジュール
JP3661864B2 (ja) ステッピングモータの駆動装置
JP4462207B2 (ja) 電動駆動制御装置及び電動駆動制御方法
JP5753474B2 (ja) 同期電動機制御装置
JP6726390B2 (ja) 永久磁石形同期電動機の制御装置
JP2008043058A (ja) 同期モータ制御装置とその制御方法
JP5074318B2 (ja) 同期電動機のロータ位置推定装置
JP5703956B2 (ja) 回転機の制御装置およびその製造方法
JP2010035352A (ja) 同期電動機のロータ位置推定装置
JP2020088880A (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
JP4896562B2 (ja) 電動駆動制御装置及び電動駆動制御方法
JP2008099444A (ja) 同期モータ制御装置とその制御方法
JP5071426B2 (ja) 交流回転機の制御装置
JP4026427B2 (ja) モーター制御装置
JP4839119B2 (ja) 電動駆動制御装置及び電動駆動制御方法
JP3818237B2 (ja) 同期電動機の制御装置
JP2001352798A (ja) 永久磁石形同期電動機の制御装置及び制御方法
JP2009268285A (ja) 電動機の制御装置,制御方法およびエレベータ装置
JP2008043175A (ja) 電動機の制御装置
JP4404193B2 (ja) 同期電動機の制御装置
KR101937958B1 (ko) 역기전력 신호를 이용한 센서리스 모터의 오류 판단장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120724

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120806

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees