JP5070358B2 - コンピュータによる文書作成時間検証方法およびコンピュータシステム - Google Patents
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Description
スキャナーのTWAINプロトコル・インターフェースを呼び出し、検証すべき文書と作成時間が既知であるサンプル文書のオリジナル色データを獲得するステップと、
上記検証すべき文書のオリジナル色データで色標本点を収集し、上記検証すべき文書の色指標データを算出するとともに、上記サンプル文書のオリジナル色データ上の標本点を収集し、上記サンプル文書の色指標データを算出するステップと、
上記検証すべき文書の色指標データと上記サンプル文書の色指標データとを比較して、既知の上記サンプル文書の作成時間に基づいて、上記検証すべき文書の作成時間を確定するステップとを含む。
スキャナーのTWAINプロトコル・インターフェースを呼び出し、検証すべき文書のオリジナル色データを獲得するステップと、
上記検証すべき文書のオリジナル色データで色標本点を収集し、複数のタイミングで上記検証すべき文書の色指標データをそれぞれ算出するステップと、
上記複数のタイミングで算出された複数の色指標データの値と上記複数のタイミングとの関係に基づいて、上記検証すべき文書の色指標データが時間により変化する規則性を獲得するステップと、
上記検証すべき文書の色指標データが時間により変化する規則性に基づいて、上記検証すべき文書の作成時間を確定するステップとを含む。
スキャナーと、データ収集装置と、データ分析装置とを含み、
上記スキャナーは、TWAINプロトコル・インターフェースを呼び出し、検証すべき文書と作成時間が既知であるサンプル文書のオリジナル色データを獲得し、
上記データ収集装置は、上記検証すべき文書のオリジナル色データで色標本点を収集し、上記検証すべき文書の色指標データを算出するとともに、上記サンプル文書のオリジナル色データ上の標本点を収集し、上記サンプル文書の色指標データを算出し、
上記データ分析装置は、上記検証すべき文書の色指標データと上記サンプル文書の色指標データとを比較して、既知の上記サンプル文書の作成時間に基づいて、上記検証すべき文書の作成時間を確定する。
スキャナーと、データ収集装置と、変化規則獲得装置と、作成時間確定装置とを含み、
上記スキャナーは、TWAINプロトコル・インターフェースを呼び出し、検証すべき文書のオリジナル色データを獲得し、
上記データ収集装置は、上記検証すべき文書のオリジナル色データで色標本点を収集し、複数のタイミングで上記検証すべき文書の色指標データをそれぞれ算出し、
上記変化規則獲得装置は、上記複数のタイミングで算出された複数の色指標データの値と上記複数のタイミングとの関係に基づいて、上記検証すべき文書の色指標データが時間により変化する規則性を獲得し、
上記作成時間確定装置は、上記検証すべき文書の色指標データが時間により変化する規則性に基づいて、上記検証すべき文書の作成時間を確定する。
本発明において、コンピュータシステムで文書の色に対して分析を行っているため、サンプル文書と検証すべき文書を破壊することなく検証分析を行うことができる。コンピュータソフト・システムによりデータの収集、分析を完成させ、結果を出力しているため、人為的な要素を大幅に滅少し、分析結果の信頼性がさらに高くなる。また、高精度の収集装置を使用し、専用のシステムソフトを備えるため、収集したデータがオリジナルで客観的であり、データ分析の信頼性が高くなる。本発明は、操作が相対的に容易であり、結果が客観的で正確である。
現在、大多数の検証方法で獲得したデータの精度は高くなく、且つ被検材あるいはサンプルの影響を受けやすい。本発明では、コンピュータで検証すべき文書に対してデータ分析を行っているため、如何に普通なスキャナーでオリジナル色データを獲得するかが、本発明が解決すべき最も重要な問題となっている。本発明が完成するまでの実験と研究では、コンピュータソフトによれば、色のオリジナルデータを獲得することができ、精度が比較的に高いデータ結果を得て、データ収集のために基礎付けることができることが分かった。
ステップ100:スキャナーのTWAINプロトコル・インターフェースを呼び出し、検証すべき文書と、作成時間を知っているサンプル文書のオリジナル色データを獲得するステップ;
具体的には、提供されたサンブル文書或いは検証すべき文書をスキャンし、スキャンしたオリジナル色データをコンピュータに入力して保存する。本発明におけるオリジナルデータの獲得原理は以下の通りである。
1)TWAIN_32.DLLをコンピュータのメモリに取り込む。
2)DSM(Data Source Manager,データソースマネージャ)を開く。
3)DS(Data Source,データソース)を選択する。
4)獲得する色データのパラメータを設定する。
5)スキャン・ユーザ・インターフェースを表示し、文書スキャン制御操作を実現する。
6)データを獲得する(8BIT/16BIT/24BIT/48BIT)。
7)本発明専用形式のデータファイルとして保存する。
8)DSを閉じる。
9)DSMを閉じる。
10)メモリの中のTWAIN_32.DLLを削除する。
色指標データを収集した後に、それを予め設置したデータ形式で保存する。
データ形式は、以下の表のようである。
従来のデータ収集過程では誤差が生じる。如何に誤差を低減するかも、本発明の重要な技術である。
本実施例においては、主にスキャンする際の誤差を低減する方法について説明する。
1.位置誤差:
スキャンを複数回繰り返す時、場合によってはサンプルあるいは被検材を連続的に入れたり出したりする必要があるため、毎回入れる位置、角度の違いによって、スキャンの結果にある程度の影響を及ぼす。
位置誤差を解決する方法は以下の通りである。
ステップ201:被検材あるいはサンプルをスキャンしてデータを保存する。
ステップ202:タイマーで時間を計り、時間を計る間には、サンプルあるいは被検材を静態に保持させる。具体的に、時間を計る間には、被検材あるいはサンプルをスキャナーから出すことができなく、計時が終わるまでスキャナーを静態に保持させる(計時時間は定義可能であり、例えば7日間)。
ステップ202とステップ203を、スキャン任務が終わるまで繰り返す。
同一サンプルあるいは被検材のスキャンを複数回繰り返す場合に、スキャナーの光学変換で色データが得られる時、ある程度の誤差が生じる。光学誤差はスキャナー自身の動作原理で生じた誤差である。以下の方法で誤差指標を得ることができる。
色識別域とは、一般的に言われるスキャナーが色を識別可能な動態範囲である。スキャナー自身の光学や電子要因で、スキャンした画像の色にある程度の偏差が生じる場合がある。即ち、真の標準色と偏差が生きる。この偏差は測定できるものである。以下の方法で関連する誤差範囲を得ることができる。
ステップ301:真っ黒のサンプルのデータを収集し、第1組色指標データを算出して保存する。
ステップ302:真っ白のサンプルのデータを収集し、第2組色指標データを算出して保存する。
ステップ304:ステップ300〜303をn回繰り返して、n回の2組色指標データ間の差DIFViの平均値DIFVを得る。(nは繰り返す回数でn≧1、一般的に10回にすればいい)。
ステップ305:DIFV値を色識別域指標とし、この指標は主に絶対作成時間を分析する際に使われる指定指標データAを計算する時に使う。
同じ被検材あるいはサンプルを、異なる回次でスキャンして得た結果の誤差を測定するために、以下の方法で光学誤差指標を得る。
ステップ401:サンプルあるいは被検材をスキャンして、スキャンして得られたオリジナル色データを保存する。ステップ401操作をn回繰り返す。(nは繰り返す回数で、n≧1、一般的に10回にすればいい。)
ステップ403:S1、S2…Snの平均値を算出して平均値
と標準偏差STDSを得る。
ステップ404:標準偏差STDSと平均値
の百分率を同じサンプルあるいは被検材の異なる回次でスキャンして生じた光学誤差指標とする。
スキャンする被検材あるいはサンプルの指定領域のデータに対して、本実施例では、[3×3]モードあるいは[5×5]モードで平均値を計算して収集する過程に生じる誤差を低減する。[3×3]モードは、n×nモード、n=3の場合の実施例で、[5×5]モードはn=5の場合の実施例である。nは他の自然数であってもよいが、ここでは説明を省略する。
即ち、D5を中心に回りのデータと平均化して得られた値
は 、最終の標本点データとなる。
即ち、D13を中心に回りのデータと平均化して得られた値
は 、最終の標本点データとなる。
一定量のデータを選出して分析する場合に、データはランダム的である。複数回収集する方法を利用すると、この誤差を低減できる。
ステップ500:スキャンするサンプルあるいは被検材に対して収集する。
ステップ500をn回繰り返す(n≧1)。
ステップ502:S1、S2…Snの平均値
を算出して、平均値
を最終のデータにする。
収集を複数回繰り返したため、
は代表性を有する。
具体的には、
1)ユーザ定義の48BITデータファイルを読み取る。
2)必要な収集領域のデータを選択してコンピュータメモリにロードする。
3)48BIT RGBデータから24BIT RGBデータを生成する。
4)24BIT RGBデータをコンピュータ・スクリーンに表示する。
5)収集モードを選択する(例えば標本点、3×3、5×5モード)。
6)ズームアウト比率を選択する。
7)マウスあるいはカーソルキーを動かして、スクリーンで色がある位置を選択して、左マウスボタンあるいはスペースバーをクリックしたら、その位置の色の値を得ることができる(収集モードによって得られる色範囲も異なる)。コンピュータ・スクリーンは24BITしか表示できないため、データを直接に利用することができなく、位置及びズームアウト比率によって、48BITに対応するメモリ中の物理位置を尋ねて、データを読み出し,最終的な48BIT RGBデータを得る。
ステップ603:VR、VG、VBの平均値を算出して、VjとVyを得る。Vjは被検材の色指標データであり、Vyはサンプルの色指標データである。
|Vj-Vy|/Vj×100>Aである場合、被検材の作成時間とサンプル作成時間が異なると確定し、且つVj-Vy>0の場合は、上記被検材の作成時間がサンプル作成時間より早いことを確定し、Vj-Vy<0の場合は、上記被検材の作成時間がサンプル作成時間より遅いことを確定する。
また、|Vj-Vy|/Vj×100≦Aである場合、被検材の作成時間とサンプル作成時間が同じであると確定する。
|Vj-Va|/Vj×100>Aの場合、
Vj-Va<0であれば、被検材の作成時間がVaより遅く、即ち、2008月1月1日以後に作成したことを確定する。
Vj-Vb>0であれば、被検材の作成時間がVbより早く、即ち、2008月5月1日以前に作成したことを確定する。
色にとって、輝度は重要な評価指標である。輝度は、主観視覚における色の明るさの変化過程を代表するものである。色輝度分析法では、上記色空間分析法で収集したRGBデータ利用して、RGBデータに対してデータ変換を行い、データ色輝度値を得ることができ、且つRGBデータに対して最大値、最小値、平均値等の指標を計算して、最終的に一組の輝度値を評価する結果を得ることができる。
ステップ700:指定した被検材あるいはサンプルを収集して、被検材あるいはサンプルのRGBデータを得る。
操作ステップ700を繰り返して、以下の複数組のデータを得る。
Vj、MAXVj、MINVj、STDVj
Vy、MAXVy、MINVy、STDVy
F(x)j,x={Vj、MAXVj、MINVj、STDVj}
G(y)y,y={Vy、MAXVy、MINVy、STDVy}
ここで、|F(x)j-G(y)y|/F(x)j×100>Aである場合、被検材の作成時間とサンプルの作成時間が異なると確定し、且つF(x)j-G(y)y>0の場合は、上記被検材の作成時間がサンプルの作成時間より早いことを確定し、F(x)j-G(y)y<0の場合は、上記被検材の作成時間がサンプル作成時間より遅いことを確定する。
また、|F(x)j-G(y)y|/F(x)j×100≦Aである場合、被検材の作成時間とサンプルの作成時間が同じであると確定する。
ステップ800:スキャナーのTWAINプロトコル・インターフェースを呼び出し、検証すべき文書のオリジナル色データを獲得する。
上記システムには、
スキャナー1と、データ収集装置2と、データ分析装置3とを含み、
上記スキャナー1は、TWAINプロトコル・インターフェースを呼び出し、検証すべき文書と作成時間が既知であるサンプル文書のオリジナル色データを獲得する。
上記第1データ比較モジュール30は、|Cj-Cy|/Cj×100とAを比較する;ここで、Cjは上記検証すべき文書の色指標データであり、Cyは上記サンプル文書の色指標データであり、Aは指定指標データである。
上記コンピュータシステムには、
スキャナー1と、データ収集装置2と、変化規則獲得装置4と、作成時間確定装置5とを含み、
上記スキャナー1は、TWAINプロトコル・インターフェースを呼び出し、検証すべき文書のオリジナル色データを獲得する。
上記作成時間確定装置5は、上記検証すべき文書の色指標データが時間により変化する規則性に基づいて、上記検証すべき文書の作成時間を確定する。
本実施例で提供するコンピュータシステムで文書作成時間を検証する方法は、上述実施例で説明したとおりであり、ここでは説明を省略する。
(1)サンプル文書と検証すべき文書とが同じインクで作成されたことを前提として、コンピュータシステムで文書の色に対して分析を行っているため、従来の化学方法と物理方法とは異なり、コンピュータをハード分析手段として利用し、さらに関連するソフトシステムを配置することにより、文書作成時間に対して分析を実現することができる。この方法では、大部分はコンピュータで処理して算出しているため、人為的な要素を大幅に滅少し、結果が客観的で正確であり、操作が簡単である。
以上では、本発明の一つの実施例について説明したが、本発明の請求の範囲はこれに限定されず、請求の範囲で様々な変更を実施することができる。
Claims (10)
- スキャナーのTWAINプロトコル・インターフェースを呼び出し、検証すべき文書と作成時間が既知であるサンプル文書のオリジナル色データを獲得するステップと、
上記検証すべき文書のオリジナル色データで色標本点を収集し、上記検証すべき文書の色指標データを算出するとともに、上記サンプル文書のオリジナル色データ上の標本点を収集し、上記サンプル文書の色指標データを算出するステップと、
上記検証すべき文書の色指標データと上記サンプル文書の色指標データとを比較して、既知の上記サンプル文書の作成時間に基づいて、上記検証すべき文書の作成時間を確定するステップとを含むことを特徴とするコンピュータによる文書作成時間検証方法。 - n×nモードを複数回利用して、上記検証すべき文書と上記サンプル文書のオリジナル色データ上の標本点を収集し、ここで、nは自然数であることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータによる文書作成時間検証方法。
- 色空間或いは色輝度を指標として、上記検証すべき文書の色指標データと上記サンプル文書の色指標データを算出することを特徴とする請求項2に記載のコンピュータによる文書作成時間検証方法。
- 上記検証すべき文書の色指標データと上記サンプル文書の色指標データとを比較して、既知の上記サンプル文書の作成時間に基づいて、上記検証すべき文書の作成時間を確定するステップにおいて、
|Cj-Cy|/Cj×100≦Aの場合、上記検証すべき文書とサンプル文書の作成時間が同じであると確定し、そうでない場合、検証すべき文書とサンプル文書の作成時間が異なると確定し、ここで、Cjは上記検証すべき文書の色指標データ、Cyは上記サンプル文書の色指標データ、Aは指定指標データであり、
上記検証すべき文書と上記サンプル文書の作成時間が異なる場合、Cj-Cy>0であれば、上記検証すべき文書の作成時間が上記サンプル文書の作成時間より早いと確定し、Cj-Cy<0であれば、上記検証すべき文書の作成時間が上記サンプル文書の作成時間より遅いと確定することを特徴とする請求項3に記載のコンピュータによる文書作成時間検証方法。 - スキャナーのTWAINプロトコル・インターフェースを呼び出し、検証すべき文書のオリジナル色データを獲得するステップと、
上記検証すべき文書のオリジナル色データで色標本点を収集し、複数のタイミングで上記検証すべき文書の色指標データをそれぞれ算出するステップと、
上記複数のタイミングで算出された複数の色指標データの値と上記複数のタイミングとの関係に基づいて、上記検証すべき文書の色指標データが時間により変化する規則性を獲得するステップと、
上記検証すべき文書の色指標データが時間により変化する規則性に基づいて、上記検証すべき文書の作成時間を確定するステップとを含むことを特徴とするコンピュータによる文書作成時間検証方法。 - スキャナーと、データ収集装置と、データ分析装置とを含み、
上記スキャナーは、TWAINプロトコル・インターフェースを呼び出し、検証すべき文書と作成時間が既知であるサンプル文書のオリジナル色データを獲得し、
上記データ収集装置は、上記検証すべき文書のオリジナル色データで色標本点を収集し、上記検証すべき文書の色指標データを算出するとともに、上記サンプル文書のオリジナル色データ上の標本点を収集し、上記サンプル文書の色指標データを算出し、
上記データ分析装置は、上記検証すべき文書の色指標データと上記サンプル文書の色指標データとを比較して、既知の上記サンプル文書の作成時間に基づいて、上記検証すべき文書の作成時間を確定することを特徴とするコンピュータシステム。 - 上記データ収集装置は、n×nモードを複数回利用して、上記検証すべき文書と上記サンプル文書のオリジナル色データ上の標本点を収集し、ここで、nは自然数であることを特徴とする請求項6に記載のコンピュータシステム。
- 上記データ収集装置は、色空間或いは色輝度を指標として、上記検証すべき文書の色指標データと上記サンプル文書の色指標データを算出することを特徴とする請求項6に記載のコンピュータシステム。
- 上記データ分析装置は、第1データ比較モジュール、第1作成時間確定モジュール、第2データ比較モジュール、第2作成時間確定モジュールを含み、
上記第1データ比較モジュールは、|Cj-Cy|/Cj×100とAを比較し、ここで、Cjは上記検証すべき文書の色指標データ、Cyは上記サンプル文書の色指標データ、Aは指定指標データであり、
上記第1作成時間確定モジュールは、第1データ比較モジュールで|Cj-Cy|/Cj×100≦Aと判定された場合、上記検証すべき文書とサンプル文書の作成時間が同じであると確定し、そうでない場合、検証すべき文書とサンプル文書の作成時間が異なると確定し、
上記第2データ比較モジュールは、上記第1作成時間確定モジュールにおいて、検証すべき文書と上記サンプル文書の作成時間が異なると確定した場合に、CjとCyの大きさを比較し、
第2作成時間確定モジュールは、上記第2データ比較モジュールでCj-Cy>0と判定された場合、上記検証すべき文書の作成時間が上記サンプル文書の作成時間より早いと確定し、上記第2データ比較モジュールでCj-Cy<0と判定された場合、上記検証すべき文書の作成時間が上記サンプル文書の作成時間より遅いと確定することを特徴とする請求項6に記載のコンピュータシステム。 - スキャナーと、データ収集装置と、変化規則性獲得装置と、作成時間確定装置とを含み、
上記スキャナーは、TWAINプロトコル・インターフェースを呼び出し、検証すべき文書のオリジナル色データを獲得し、
上記データ収集装置は、上記検証すべき文書のオリジナル色データで色標本点を収集し、複数のタイミングで上記検証すべき文書の色指標データをそれぞれ算出し、
上記変化規則性獲得装置は、上記複数のタイミングで算出された複数の色指標データの値と上記複数のタイミングとの関係に基づいて、上記検証すべき文書の色指標データが時間により変化する規則性を獲得し、
上記作成時間確定装置は、上記検証すべき文書の色指標データが時間により変化する規則性に基づいて、上記検証すべき文書の作成時間を確定することを特徴とするコンピュータシステム。
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