JP5069261B2 - 光情報記録媒体 - Google Patents
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Description
(1)スパイラル状あるいは同心円状の溝部又は溝間部の少なくとも一を情報記録トラックとする光情報記録媒体であって、該溝部あるいは溝間部に、変調されたウォブル情報を有し、このウォブル情報は複数種類の異なる変調・符号化方式を重畳してあるいは相補的に用いて形成することとした。
また領域は必ずしも141と142の2種である必要がなく、3種以上でもよい。
本発明の、一実施例の光ディスクの部分拡大図を図5(c)に示す。情報トラックは、ディスク状基板上に、スパイラル状に設けられたグルーブ11で構成されている。本実施例ではランド部12には情報は記録しない。トラック間隔(隣接グルーブ中心間の平均距離)は0.32ミクロンである。グルーブ部は基板上に設けられた溝部となっており、該溝部の深さは約20nmである。本実施例は波長約405nm、開口比約0.85の光ヘッドにて記録再生を行うことを想定しているため、この20nmの溝深さは波長の12分の1の光学距離にほぼ等しい。溝部は、振幅約15nmppで半径方向にウォブルして形成されている。
したがって、隣接トラックとは符号がほぼ直交することになるため、隣接トラックの情報とは独立にアドレス情報を再生できる。すなわち、トラック間のクロストークを低減できる。
実施例1の光ディスクを用いた光記録再生装置の一例を、図11を用いて説明する。図11は、本発明の光記録フォーマットを用いる光記録再生装置のブロック図を示したものである。ヘッド2の一部であるレーザ光源25(本実施例では波長約405nm)から出射された光は、コリメータレンズ24を通してほぼ平行な光ビーム22へとコリメートされる。光ビーム22は、光ディスク1上に、対物レンズ23を通して照射され、スポット21を形成する。その後、ビームスプリッタ28やホログラム素子29などを通してサーボ用検出器26や信号検出器27へと導かれる。各検出器からの信号は加算・減算処理され、トラッキング誤差信号やフォーカス誤差信号などのサーボ信号となり、サーボ回路に入力される。サーボ回路は、得られたトラッキング誤差信号やフォーカス誤差信号を元に、対物レンズ31や光ヘッド2全体の位置を制御し、光スポット21の位置を目的の記録・再生領域に位置づける。検出器27の加算信号は信号再生ブロック41へ入力される。入力信号は、信号処理回路によってフィルタ処理、周波数等化処理された後、デジタル化処理される。グルーブ(溝部)のウォブル情報は、分割検出器27からの差動信号として検出され、信号再生ブロック41の中のウォブル検出回路42へと入力される。ウォブル検出回路42は、ウォブル信号と同期したクロックを生成し、ウォブル波形を弁別する働きを持つ。
付加データに関するエラー訂正処理は場合によっては、マイクロプロセッサによって行われることもある。
記録トラックは、図1に示したように2つの領域141と142に分割されており、図13は領域141での変調方式(ウォブル波形)を示したものである。1チャネルビットあたり1.5周期のウォブルが波形1、1チャネルビットあたり1周期のウォブルが波形0に対応しており、結合する際、図13(a)の上段と下段の波形は、結合部での波形の位相が連続するように選択する。
本領域のウォブルは、角周波数ωの無変調基本波形に角周波数2ωの180度位相変調波形をかさね合わせたものである。適当なバンドバスフィルタにより、無変調成分と、変調成分の分離が可能となり、変調成分の再生にあたっては、無変調成分から生成した安定なクロックを用いることができるため、同期特性ならびにアドレス情報再生特性にすぐれる。
実施例3と同様の変調波形および符号を用いて、領域141でトラック内のセグメントアドレスを、領域142でトラックアドレスを示すようにした。この場合、アドレス情報はCAV状に配置し、1トラックは16セグメントで構成されている。このため、セグメントアドレスは、誤り検出パリティなどの付加情報を含めて24箇所の領域142で構成されている。したがって、セグメントアドレスは16分の1回転以内に判別することができ、高速アクセスに適している。
実施例1において、偶数トラックと奇数トラックでシンボル0,1とシンボルα,βのいずれかを選択するのではなく、すべてのトラックで4つのシンボルを用いて、多値記録することとした。これにより、記録する情報が2倍に増えるため、アドレス符号語長を図8の約半分にすることが可能となる。
図4に示したような3組のM系列を用いて、2相位相変調したウォブル波形の加算によって、周波数を増大させることなく3倍の情報を保持することが可能となる。図17はその原理を示したもので、A,B,Cは互いに直交する符号(系列)によって変調されている。
Claims (3)
- スパイラル状あるいは同心円状の溝部又は溝間部の少なくとも一を情報記録トラックとする光情報記録媒体であって、
該溝部又は溝間部に、変調されたウォブル情報を有し、
このウォブル情報は複数種類の異なる変調・符号化方式を重畳してあるいは相補的に用いて形成されており、
前記ウォブル情報は、前記情報記録トラックのトラック方向に分割された複数の領域に、前記複数種類の異なる変調・符号化方式のうち少なくとも1種類ずつを適用して形成されており、
前記ウォブル情報は、無変調のウォブルを含み、無変調の基本波に180度位相変調された二次高調波を重ね合わせた波形を用いて形成され、前記無変調の基本波と前記二次高調波とは同期して形成されており、
前記ウォブル情報によって記録領域を識別するアドレス符号語が構成されており、前記アドレス符号語は、アドレス情報と、パリティと、前記アドレス情報及び前記パリティ以外の付加データと、を有し、複数のアドレス符号語に配置された付加データを一まとめにして、付加データの誤り訂正のための符号ブロックが構成されていることを特徴とする光情報記録媒体。 - 請求項1に記載の光情報記録媒体において、
前記無変調のウォブルは、同期情報を表すことを特徴とする光情報記録媒体。 - 請求項1に記載の光情報記録媒体において、
前記無変調のウォブルは、クロック情報を表すことを特徴とする光情報記録媒体。
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