JP5068102B2 - 永久磁石式回転電機及びその回転子 - Google Patents

永久磁石式回転電機及びその回転子 Download PDF

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Description

本発明は、永久磁石式回転電機及びその回転子に関するものである。
従来、回転子に永久磁石を備える永久磁石式回転電機がある。この回転子は、磁性体から成る回転子鉄心(界磁ヨーク)と、複数の永久磁石とから成り、永久磁石は、回転子の外周面に、周方向に隣接する磁極が互いに異極となるように、所定の周方向配置ピッチで配置されている。
上記の回転子において、特に、容量が大きく軸長が長いものでは、複数の永久磁石及び回転子鉄心を、軸方向に積層、連結して一つの回転子を構成したものがある。回転子をこのように構成すれば、回転子の軸長を変えることにより、同一断面形状を有する種々の容量の回転電機が得られるという利点がある他、永久磁石の渦電流損失を低減することができるという利点がある。
上記のような回転子の従来技術として、円柱状の回転子鉄心の外周面に永久磁石を配設して界磁とした永久磁石回転電機の回転子において、永久磁石の一端面が当接する段部を有し、この段部により永久磁石の軸方向の位置を規制するように構成した鉄心と、この鉄心に固着した永久磁石とからなる鉄心ブロックを、軸方向に複数個並べ、回転軸に取付けて構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、他の従来技術として、ロータ(回転子)に設けた孔部に磁石を配置する埋め込み磁石型のロータにおいて、前記ロータは、前記孔部を有する軸方向に分割された複数のロータ部材と、前記各ロータ部材の間に配置される仕切り板とを備え、前記複数のロータ部材と仕切り板とを軸方向に積層して一体的に形成されているものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平08−331782号公報 特開2006−158037号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の技術によれば、回転子鉄心の外周面に永久磁石を配設しているので、回転子を固定子内に挿入して回転電機を組立てるときに回転子が固定子に当たり、永久磁石表面のコーティングが剥がれたり、永久磁石が欠けてしまう、という問題があった。また、特許文献2に開示された従来の技術においても、回転電機を組立てるときに回転子が固定子に当たり、回転子外周面及び固定子内周面に傷がつく、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、回転子を固定子内に挿入して回転電機を組立てるときに、永久磁石表面のコーティングが剥がれたり、永久磁石が欠たりすることがなく、また、回転子外周面及び固定子内周面に傷がつくことのない永久磁石式回転電機及びその回転子を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、円盤形に形成され外周面に複数の永久磁石が配置された回転子ブロックを複数個積層して成る永久磁石回転電機の回転子において、前記回転子ブロック毎に、前記永久磁石を被覆する被覆部を備え、前記被覆部の側面は、前記回転子ブロックの鉄心ブロックの重ね合わせ面より所定寸法だけ内側に形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、永久磁石表面のコーティングが剥がれたり、永久磁石が欠ていたりすることがなく、また、回転子外周面及び固定子内周面に傷がついていない永久磁石式回転電機の回転子が得られる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる永久磁石式回転電機及びその回転子の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる回転子ブロックの実施の形態1を示す軸直角断面図であり、図2は、実施の形態1の回転子ブロックの軸平行断面図である。
図1及び図2に示すように、実施の形態1の鉄心ブロック10は、珪素鋼等の磁性体を円盤形に形成したものである。鉄心ブロック10の外周面10aには、外周面10aと同じ曲率の内周面11aを有する12個の略矩形板状の永久磁石11が、周方向に等間隔に配置され貼付されている。
図2に示すように、永久磁石11のZ軸(回転軸)方向長さLは、鉄心ブロック10の厚さ(Z軸方向幅)Hより短く形成され、永久磁石11は、鉄心ブロック10の外周面10aのZ軸方向中央部に貼付されている。
略矩形板状の永久磁石11の内周面11a以外の面、すなわち、外周面11b、周方向側面11c、11c、軸方向側面11d、11d及び鉄心ブロック10の外周面10aの露出部分を被覆するように、被覆部としての円環状の樹脂モールド部12が形成されている。
樹脂モールド部12のZ軸方向幅hは、鉄心ブロック10のZ軸方向幅Hと略同じである。鉄心ブロック10、永久磁石11及び樹脂モールド部12により、実施の形態1の回転子ブロック13を構成している。
外周部が樹脂モールド部12で被覆された回転子ブロック13を、Z軸方向に複数積層、連結して回転子とすれば、回転子を固定子内に挿入して回転電機を組立てるときに、永久磁石11表面のコーティングが剥がれたり、永久磁石11が欠たりすることがなく、また、固定子内周面に傷がつくことはない。
実施の形態2.
図3は、本発明にかかる回転子ブロックの実施の形態2を示す軸直角断面図であり、図4は、実施の形態2の回転子ブロックの軸平行断面図であり、図5は、実施の形態2の回転子の軸平行断面図であり、図6は、鉄心ブロックと樹脂モールド部の軸方向熱膨張差を示す図である。
図3〜図5に示すように、実施の形態2の鉄心ブロック20は、珪素鋼等の磁性体を円盤形に形成したものである。鉄心ブロック20の外周面20aには、外周面20aと同じ曲率の内周面21aを有する12個の略矩形板状の永久磁石21が周方向に等間隔に貼付されている。
永久磁石21のZ軸方向長さLは、鉄心ブロック20の厚さ(Z軸方向幅)Hより短く形成され、永久磁石21は、鉄心ブロック20の外周面20aのZ軸方向中央部に貼付されている。
略矩形板状の永久磁石21の内周面21a以外の面、すなわち、外周面21b、周方向側面21c、21c、軸方向側面21d、21d及び鉄心ブロック20の外周面20aの露出部分を被覆するように、被覆部としての円環状の樹脂モールド部22が形成されている。樹脂モールド部22のZ軸方向幅hは、鉄心ブロック20のZ軸方向幅Hより短く形成されている。鉄心ブロック20、永久磁石21及び樹脂モールド部22により、実施の形態2の回転子ブロック23を構成している。
図5に示すように、外周部が樹脂モールド部22で被覆された回転子ブロック23をZ軸方向に複数(4個)積層連結して回転子25を構成する。実施の形態2の回転子25は、樹脂モールド部22のZ軸方向幅hを、鉄心ブロック20のZ軸方向幅Hより短く形成しているので、回転電機の運転中に回転子25の温度が上昇して高温になり、樹脂モールド部22がZ軸方向に熱膨張しても、隣接する回転子ブロック23、23の樹脂モールド部22、22同士が干渉することはない。
樹脂モールド部23のZ軸方向幅hを、鉄心ブロック20のZ軸方向幅Hと同一寸法とし、回転子ブロック23を軸方向に3個以上積層連結した回転子25の場合、回転子25の温度が上昇すると、中間に位置する回転子ブロック23の樹脂モールド部22が熱膨張し、隣接する回転子ブロック23の樹脂モールド部22に拘束されて内部応力が発生し、樹脂モールド部22に割れが発生するおそれがある。
図4に示すように、被覆部としての樹脂モールド部22の側面22d、22dを、鉄心ブロック20の重ね合わせ面20d、20dより所定寸法Sだけ内側に形成し、永久磁石回転電機の運転中に、鉄心ブロック20が高温になったとき、樹脂モールド部22と鉄心ブロック20の熱膨張差により、樹脂モールド部22の側面22d、22dが、鉄心ブロック20の重ね合わせ面20d、20dの外側まで膨張しないようにし、樹脂モールド部22の割れを防ぐようにする。
以下に、回転子ブロック23を軸方向に複数個積層連結して構成した回転子25が温度上昇しても、樹脂モールド部22、22同士が干渉しないようにする最小の隙間量につい検討する。
鉄心ブロック20の材質が鋼の場合、その線膨張係数は約12×10−6mm/℃であり、モールド樹脂(エポキシ樹脂)の線膨張係数は約65×10−6mm/℃であるので、鉄心ブロック20と樹脂モールド部22の熱膨張差は53×10−6mm/℃である。
回転子25の温度上昇分をΔT[℃]、回転子ブロック23のZ軸方向幅をH[mm]とすると、上記の熱膨張差から、回転子ブロック23を軸方向に複数個積層連結した回転子25が温度上昇したときの、樹脂モールド部22、22同士が干渉しない最小の隙間量は、隙間量=53×10−6×ΔT×H[mm]により求めることができる。
樹脂モールド部22のZ軸方向幅hを、鉄心ブロック20のZ軸方向幅Hより上記の計算式による寸法分以上短くし、かつ、樹脂モールド部22を鉄心ブロック20の軸方向の中央部に位置させ、樹脂モールド部22と鉄心ブロック20のZ軸方向寸法差を、鉄心ブロック20の軸方向の左右に均等に振り分け、前記の所定寸法Sを、S=53×10−6×ΔT×H/2[mm]以上の寸法とする。
以上説明したように、回転電機の運転時に回転子25の温度が上昇しても、上記の計算式により算出した隙間量以上、すなわち、所定寸法S以上を設けていれば、温度上昇がΔT℃以内であれば、樹脂モールド部22が熱膨張しても、樹脂モールド部22、22同士が干渉することはなく、樹脂モールド部22の割れを防ぐことができる。
図6に示すように、鉄心ブロック20のZ軸方向幅Hを30mmとした場合、回転子25の温度上昇が100℃のとき、鉄心ブロック20と樹脂モールド部22の熱膨張差は0.16mmとなる。
実施の形態2の回転子25は、樹脂モールド部22、22間に隙間を有しているので、樹脂モールド部間に隙間が無い回転子に比べ、樹脂モールド部22の、空気と接する表面積が大きくなり、回転子25の温度が上昇したときの放熱性が高い。また、回転子ブロック23毎に、樹脂モールド部22を形成しているので、回転子ブロック23の積層個数を増減して、軸長及び容量の異なる複数種類の回転子を製作するときにも、1種類のモールド冶具(金型)で対応することができる。また、永久磁石21及び回転子ブロック23の外周面20aを被覆しているので、永久磁石21の貼付面に油脂等が浸透して永久磁石21が剥がれてしまうようなことがない。
さらに、回転子ブロック23の樹脂モールド部22、22同士が接触しないので、寸法精度が高い鉄心ブロック20、20の重ね合わせ面20d、20d同士を接触させ、回転子25の全体軸長を精度良く組立てることができる。
実施の形態3.
図7は、本発明にかかる回転子ブロックの実施の形態3を示す軸直角断面図である。図7に示すように、実施の形態3の鉄心ブロック30は、珪素鋼等の磁性体を円盤形に形成したものである。鉄心ブロック30の外周面30aには、外周面30aと同じ曲率の内周面31aを有する12個の略矩形板状の永久磁石31が周方向に等間隔に貼付されている。永久磁石31のZ軸方向幅は、鉄心ブロック30のZ軸方向幅より短く形成され、永久磁石31は、鉄心ブロック30の外周面30aのZ軸方向中央部に貼付されている。
略矩形板状の永久磁石31の内周面31a以外の面(外周面及び4側面)を個々に覆うように、被覆部としてのキャップ状の樹脂モールド部32が形成されている。樹脂モールド部32は、鉄心ブロック30の外周面30aは被覆していない。樹脂モールド部32に被覆され鉄心ブロック30の周方向に配列された永久磁石31、31間には、隙間が形成されている。
樹脂モールド部32のZ軸方向幅は、実施の形態2と同様に、鉄心ブロック30のZ軸方向幅より短く形成している。鉄心ブロック30、永久磁石31及び樹脂モールド部32により、実施の形態3の回転子ブロック33を構成している。
樹脂モールド部32のZ軸方向幅を、鉄心ブロック30のZ軸方向幅より短く形成しているので、回転電機の運転中に回転子の温度が上昇して樹脂モールド部32がZ軸方向に熱膨張しても、隣接する回転子ブロック33、33の樹脂モールド部32、32同士が干渉することはない。
実施の形態3の回転子ブロック33は、周方向に配列された永久磁石31、31間に、隙間が形成されているので、永久磁石31を被覆している樹脂モールド部32の、空気に触れる表面積が大きく、実施の形態2の回転子ブロック23に比べ、さらに放熱性が良い。
実施の形態4.
図8は、本発明にかかる回転子ブロックの実施の形態4を示す軸直角断面図であり、図9は、実施の形態4の回転子の軸平行断面図である。
図8及び図9に示すように、実施の形態4の鉄心ブロック60は、珪素鋼等の磁性体を円盤形に形成したものである。鉄心ブロック60の外周面60aには、外周面60aと同じ曲率の内周面61aを有する12個の略矩形板状の永久磁石61が周方向に等間隔に貼付されている。永久磁石61のZ軸方向幅は、鉄心ブロック60のZ軸方向幅より短く形成され、永久磁石61は、鉄心ブロック60の外周面60aのZ軸方向中央部に貼付されている。
略矩形板状の永久磁石61の外周面61bを被覆するように、ガラス繊維入りの樹脂テープ62が巻かれている。樹脂テープ62は、永久磁石61の外周面61bに巻かれた後、加熱して固められている。樹脂テープ62は、鉄心ブロック60の外周面60aや、永久磁石61の側面は被覆していない。鉄心ブロック60の周方向に配列された永久磁石61、61間は、隙間となっている。
樹脂テープ62のZ軸方向幅は、実施の形態2と同様に、鉄心ブロック60のZ軸方向幅より短く形成している。鉄心ブロック60、永久磁石61及び樹脂テープ62により、実施の形態4の回転子ブロック63を構成している。
図9に示すように、外周部が樹脂テープ62で被覆された回転子ブロック63をZ軸方向に複数(4個)積層連結して回転子65を構成する。樹脂テープ62のZ軸方向幅を、鉄心ブロック60のZ軸方向幅より短く形成しているので、回転電機の運転中に回転子の温度が上昇して樹脂テープ62がZ軸方向に熱膨張しても、隣接する回転子ブロック63、63の樹脂テープ62、62同士が干渉することはない。
樹脂テープ62は、鉄心ブロック60の外周面60aや、永久磁石61の側面を被覆しておらず、鉄心ブロック60の外周面60aや、永久磁石61の側面が、直接、空気に触れているので、実施の形態4の回転子ブロック63は、実施の形態3の回転子ブロック33に比べ、さらに放熱性が良い。
なお、樹脂テープ62の替わりに、樹脂フィルムを永久磁石61に熱転写したり、樹脂を塗布したりしても、上記と同様な効果が得られる。
実施の形態5.
図10は、本発明にかかる回転子ブロックの実施の形態5を示す軸直角断面図であり、図11は、実施の形態5の回転子の軸平行断面図である。
図10及び図11に示すように、実施の形態5の鉄心ブロック40は、珪素鋼等の磁性体を円盤形に形成したものである。鉄心ブロック40の外周面40aには、外周面40aと同じ曲率の内周面41aを有する12個の略矩形板状の永久磁石41が周方向に等間隔に貼付されている。永久磁石41のZ軸方向幅は、鉄心ブロック40のZ軸方向幅より短く形成され、永久磁石41は、鉄心ブロック40の外周面40aのZ軸方向中央部に貼付されている。
略矩形板状の永久磁石41の内周面41a以外の面(5つの面)及び鉄心ブロック40の外周面40aの露出した部分を被覆するように、円環状の樹脂モールド部42が形成されている。樹脂モールド部42のZ軸方向幅は、鉄心ブロック40のZ軸方向幅より短く形成されている。
また、鉄心ブロック40には、外周面40aに沿って周方向に等間隔に、中心軸線Zに平行に、4本のピン孔47が設けられている。鉄心ブロック40、永久磁石41及び樹脂モールド部42は、実施の形態5の回転子ブロック43を構成している。
図11に示すように、外周部が樹脂モールド部42で被覆された回転子ブロック43をZ軸方向に複数(4個)積層し、4個の回転子ブロック43のピン孔47に、ピン46を圧入して4個の回転子ブロック43を連結して回転子45を構成する。
実施の形態5の回転子45は、樹脂モールド部42のZ軸方向幅を、鉄心ブロック40のZ軸方向幅より短く形成しているので、回転電機の運転中に回転子45の温度が上昇して樹脂モールド部42がZ軸方向に熱膨張しても、隣接する回転子ブロック43、43の樹脂モールド部42、42同士が干渉することはない。
回転子ブロック43、43をピン46で連結、固定することにより、回転子ブロック43、43同士の周方向の位置決めを精度よく行なうことができ、かつ、回転子ブロック43、43同士の連結を容易に行なうことができる。また、回転子ブロック43の積層個数を増減するだけで、軸長及び容量の異なる複数種類の回転子を容易に製作することができる。また、ピン46に替えて、ボルトやキーを用いてもよい。
図12は、本発明の永久磁石式回転電機の実施の形態を示す軸平行断面図である。実施の形態1〜5の回転子25〜65の両端部の中心に夫々回転軸52、53を取付け、回転子を固定子50内へ挿入し、回転軸52、53を固定子50の両端部のブラケット51、51で回転可能に支持することにより、実施の形態の永久磁石式回転電機が得られる。
実施の形態の永久磁石式回転電機によれば、回転子を固定子内に挿入して回転電機を組立てるときに、永久磁石表面のコーティングが剥がれたり、永久磁石が欠たりすることがなく、また、回転子外周面及び固定子内周面に傷がつくことのない永久磁石式回転電機が得られる。
本発明にかかる回転子ブロックの実施の形態1を示す軸直角断面図である。 実施の形態1の回転子ブロックの軸平行断面図である。 本発明にかかる回転子ブロックの実施の形態2を示す軸直角断面図である。 実施の形態2の回転子ブロックの軸平行断面図である。 実施の形態2の回転子の軸平行断面図である。 鉄心ブロックと樹脂モールド部のZ軸方向熱膨張差を示す図である。 本発明にかかる回転子ブロックの実施の形態3を示す軸直角断面図である。 本発明にかかる回転子ブロックの実施の形態4を示す軸直角断面図である。 実施の形態4の回転子の軸平行断面図である。 本発明にかかる回転子ブロックの実施の形態5を示す軸直角断面図である。 実施の形態5の回転子の軸平行断面図である。 本発明の永久磁石式回転電機の実施の形態を示す軸平行断面図である。
符号の説明
10,20,30,40,60 鉄心ブロック
11,21,31,41,61 永久磁石
12,22,32,42, 樹脂モールド部
62 樹脂テープ
13,23,33,33,63 回転子ブロック
25,45,65 回転子
46 ピン
50 固定子
51 ブラケット
52,53 回転軸
Z 中心軸線

Claims (3)

  1. 円盤形に形成され外周面に複数の永久磁石が配置された回転子ブロックを複数個積層して成る永久磁石回転電機の回転子において、
    前記回転子ブロック毎に、前記永久磁石を被覆する被覆部を備え、前記被覆部の側面は、前記回転子ブロックの鉄心ブロックの重ね合わせ面より所定寸法だけ内側に形成されていることを特徴とする永久磁石式回転電機の回転子。
  2. 前記回転子ブロックは、中心軸線と平行な孔を有し、該孔にピンを挿入して積層された前記回転子ブロック同士の周方向位置決め及び連結を行なうことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石式回転電機の回転子。
  3. 請求項1又は2に記載の回転子を備えることを特徴とする永久磁石式回転電機。
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