JP5067677B2 - 欠陥検出方法、欠陥検出装置、及びプログラム - Google Patents
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Description
(エッジ強度画像、及びエッジ角度画像の生成工程)
検査対象物の原画像は、CCDカメラ、CMOSカメラ等の撮像装置により撮像され、アナログ・デジタル変換により標本化された画像である。原画像を構成する各画素の濃度値は、0から255の256段階で量子化されているものとする。白から黒にわたる濃度値を0から255の整数値に対応させるにあたっては、0を白、255を黒とする方法と、反対に0を黒、255を白とする方法があるが、いずれであっても構わない。尚、「検査対象物」と称するのは、特段の断りがない限り、製造工程における検査等において、実際に欠陥検査を行う対象物であって、理想的な形状を有するモデルではない。本発明の方法は、検査対象物の輪郭線に急峻な角度変化が存在する領域を欠陥の存在領域の候補として抽出することを特徴とするものであるから、テンプレートマッチングの方法による欠陥検出の場合のように、検査対象物とモデルの形状の差異分析によって欠陥の存在領域の候補を特定しない。但し、後述するように、良品の輪郭線上に急峻な角度変化を示す個所が存在する場合において、このような正常個所を欠陥と誤認識しないように欠陥の存在領域の候補から除外するためには、何らかの方法で良品、或いはモデル(モデル品の形状を示すCADデータを含む)の撮像画像を利用する必要がある。
次に、エッジ角度画像に対して、さらに微分処理を行う(S104)ことにより、強調されたエッジ角度を有する角度変化強度画像を生成する工程(S105)について説明する。この工程の目的は、エッジ角度画像を構成する各画素に順に着目し、各画素のエッジ角度が周辺画素に対して急激な変化を示す画素位置を特定することにある。微分処理の具体的な方法としては、各種の公知の微分フィルタを適用することが可能だが、上記目的に照らし、エッジ角度の変化に強く反応する方法が好適である。
|dEa|=|E2−E1|
例えば、着目画素を水平方向に挟む2画素のエッジ角度が、図14−aの通りである場合について考える。この例においては、E1は、エッジ強度画像に対して固定された座標系のx軸に対して、反時計回り(anti−clockwise)に、256階調で10の角度(14.0625度)を示している。着目画素のエッジ角度は、10の角度より大きい特定されない角度でx軸に対して傾いている。E2は、40の角度(56.25度)を示している。この場合、第1角度変化フィルタを適用して得られる着目画素の水平方向の角度差分値は、30(|40−10|=30)である。
|dEc|=256−|dEa|
例えば、図14−dの場合においては、角度差分値(dEa)は230(323.4375度)であるから、256から230を差し引くことにより、置き換えられた角度差分値(dEc)は26(36.5625度)となる。このような置換処理により、実際には0度を挟んで36度強の角度変化を示しているに過ぎないにもかかわらず、これを323度強の急激な角度変化であるとする誤ったファクターを供給することを回避することができる。
次いで、前記エッジ強度画像と前記角度変化強度画像に共通する特徴を有する画像を生成する。本明細書において、このような画像を「特徴共通画像」と称する場合がある。特徴共通画像を生成する工程を説明する(S106、S107)。特徴共通画像の生成工程は、同一の原画像に基づく二つの画像(角度変化強度画像とエッジ強度画像)の対応画素点であって、共通して高い濃度値(設定によっては低い濃度値)を示すものを抽出することを目的とする。特徴共通画像は、検査対象物の輪郭線上で急峻な角度変化が生じている、欠陥らしい個所を示す画像である。
上記のようにして得られた特徴共通画像は、概ね、検査対象物の欠陥を含む領域を示しているものと考えられる。しかし、特徴共通画像内で強い強度を示す領域のすべてが実際に検査対象物の欠陥個所に対応している保証はない。そこで、特徴共通画像内で、最終的に欠陥と判定すべき特徴を定義し、かかる特徴に合致する領域を抽出する必要がある。このような欠陥抽出工程(S108、S109)について、以下に説明する。
Claims (12)
- 検査対象物の欠陥を検出する方法であって、
前記検査対象物の画像を含む撮像画像に対して、微分処理を適用することにより、エッジ強度画像を生成するとともに、エッジ角度画像を生成する工程と、
前記エッジ角度画像に対して、さらに微分処理を適用することにより、強調されたエッジ角度を有する角度変化強度画像を生成する工程と、
前記エッジ強度画像と前記角度変化強度画像に共通する特徴に基づいて前記検査対象物の欠陥を検出する工程と、
を含むことを特徴とする欠陥検出方法。 - 請求項1に記載の欠陥検出方法において、
前記エッジ角度画像を生成するための前記微分処理は、前記撮像画像を構成する画素中の一の着目画素につき、当該着目画素の近傍に位置する複数の画素の角度差分値に基づいて行うものであることを特徴とする欠陥検出方法。 - 請求項1又は2に記載の欠陥検出方法において、
前記エッジ強度画像、及び前記エッジ角度画像を生成するための前記微分処理は、微分フィルタを適用するものであることを特徴とする欠陥検出方法。 - 請求項1から3のいずれか一に記載の欠陥検出方法において、前記欠陥を検出する工程は、前記角度変化強度画像と前記エッジ強度画像を乗じる工程を含むものであることを特徴とする欠陥検出方法。
- 請求項1から3のいずれか一に記載の欠陥検出方法において、前記欠陥を検出する工程は、前記角度変化強度画像と前記エッジ強度画像の論理積を演算する工程を含むものであることを特徴とする欠陥検出方法。
- 請求項1から5のいずれか一に記載の欠陥検出方法において、前記角度変化強度画像を生成する工程は、
3画素×3画素以上のマスクサイズを有する微分フィルタを適用し、
前記エッジ角度画像を構成する画素中の一の着目画素につき、
当該着目画素を中心として対向する2画素からなる複数の画素セットの各々を構成する2画素間の角度差分値の総和を角度微分値強度とし、
順次、前記着目画素をずらして複数の角度微分値強度を算出する工程を含むことを特徴とする欠陥検出方法。 - 請求項6に記載の欠陥検出方法において、前記角度変化強度画像を生成するための微分処理は、
前記複数の画素セットの各々を構成する2画素間の角度差分値が0度以上360度未満の範囲の値をとるものとし、
当該角度差分値が180度未満であるときはその値を、当該角度差分値が180度以上であるときは当該角度差分値を360度から減じた値を、当該着目画素の角度微分値強度とすることを特徴とする欠陥検出方法。 - 請求項7に記載の欠陥検出方法において、前記角度微分値強度を算出する際には、
さらに、前記角度差分値が正であるときは正、前記角度差分値が負であるときは負の符号を前記着目画素の角度変化符号として付与する工程を含むものであることを特徴とする欠陥検出方法。 - 請求項1から8のいずれか一に記載の欠陥検出方法において、前記検査対象物の欠陥を検出する工程においては、ブロブ処理を適用する工程をさらに備えていることを特徴とする欠陥検出方法。
- 請求項1から9のいずれか一に記載の欠陥検出方法をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
- 請求項1から9のいずれか一に記載の欠陥検出方法を実現させるための欠陥検出装置であって、少なくとも、前記検査対象物の画像を撮像する手段と、前記検査対象物を含む撮像画像につき、前記エッジ強度画像、及び前記エッジ角度画像を生成する手段と、
前記エッジ角度画像から前記角度変化強度画像を生成する手段と、前記エッジ強度画像と前記角度変化強度画像に共通する特徴に基づいて前記検査対象物の欠陥を検出する手段と、を備えていることを特徴とする欠陥検出装置。 - 請求項11に記載の欠陥検出装置であって、前記検査対象物の欠陥の有無、及び検出された欠陥の特徴を視覚的に表示する手段をさらに備えていることを特徴とする欠陥検出装置。
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