JP5066819B2 - 水質測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、工場や他の施設などから排出される被処理水である排水と汚泥との混合水を生物処理槽に貯留し、生物処理槽の混合水の溶存酸素濃度を測定し、酸素利用速度を演算するする水質測定装置に関するものである。
従来、生物処理槽の被処理水である排水と汚泥との混合水の水質を測定し、その検出値に基づき水質を最適条件に制御する排水処理方法として、生物処理槽の混合水に直接、溶存酸素濃度検出器を位置させて溶存酸素濃度(DO、Dissolved Oxygen)を検出し、この検出値に基づき生物処理槽の曝気手段の曝気能力を制御するものがあるが、曝気による混合水の流動化よって溶存酸素濃度検出器の検出値が不安定となり正確な値を検出することが困難である。
また比較的大きい生物処理槽に溶存酸素濃度検出器を設置することが必要で、メンテナンスも含め作業性等に課題がある。さらに曝気による多量の混合水の流動化によって混合水中の異物等が溶存酸素濃度検出器に付着しやすく、正確な値を検出することが困難となる課題がある。前記課題を解決するために、生物処理槽から混合水の一部を別設の測定槽に取り込み溶存酸素濃度を検出するものがある。
この代表的例として、同心の円筒形外周壁及びそれより低い同心の円筒形内周壁と両周壁間の底壁とで画成された環状水路内に排水を連続流入させて環状水流を形成し、環状水流中に水質測定プローブを垂下して排水の水質を測定するものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2002−340883号公報
しかしながら、前記従来の特許文献1に記載のものは、生物処理槽の溶存酸素濃度が低濃度の状態において、溶存酸素濃度検出器の低濃度域における検出性能が低下し、また、さまざまな外乱の影響により正確な値を検出することが困難である。
したがって検出した溶存酸素濃度から酸素利用速度を正確に演算することは困難となる。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、生物処理槽の被処理水である排水と汚泥との混合水の溶存酸素濃度を常に正確に把握し、酸素利用速度を正確に演算することのできる水質測定装置を提供することを目的とする。
空気を供給し曝気により好気性化し浄化処理する生物処理槽の被処理水である排水と汚泥との混合水の被測定水を一定量貯留する水質測定槽と、前記水質測定槽に貯留された被測定水の溶存酸素濃度を測定する溶存酸素濃度センサと、前記水質測定槽に前記生物処理槽の被測定水を供給する被測定水流入口と、前記水質測定槽を洗浄する洗浄水を供給する洗浄水流入口と、前記水質測定槽に貯留された被測定水を前記水質測定槽の上部より前記生物処理槽に排出する上部排出口と、前記水質測定槽に貯留された被測定水を前記水質測定槽底部より前記生物処理槽に排出する底部排出口を備えた水質測定装置であって、前記生物処理槽の前記被測定水を前記水質測定槽に供給する被測定水供給手段と、前記洗浄水を前記水質測定槽に供給する洗浄水供給手段と、前記水質測定槽に貯留された被測定水を前記底部排出口より前記生物処理槽に排出する底部排出手段と、前記水質測定槽に循環流を発生させる循環流発生手段と、前記水質測定槽内の被測定水を曝気する曝気手段を備え、前記被測定水供給手段、前記底部排出口開閉手段、前記循環流発生手段、前記曝気手段を制御することで前記水質測定槽と前記溶存酸素センサを洗浄する洗浄工程と、前記水質測定槽を洗浄水で満たす待機工程と、前記被測定水供給手段により前記生物処理槽の被処理水である排水と汚泥との混合水の被測定水を前記水質測定槽に流入させ前記水質測定槽内の被測定水の性状と前記生物処理槽の排水の性状が等しくなるように被測定水が前記上部排出口からオーバーフローして前記生物処理槽へと還流させた後、前記被測定水供給手段を停止し、前記曝気手段により曝気し前記水質測定槽内の被測定水の溶存酸素濃度を高めた後、前記曝気手段による曝気を停止し、曝気停止後、前記溶存酸素濃度センサにより、前記水質測定槽内の被測定水の溶存酸素濃度を測定し、溶存酸素濃度の測定値が低下する時間を測定し、前記生物処理槽の被処理水である排水と汚泥との混合水の被測定水の酸素利用速度を演算する演算工程を行う制御装置を有することを特徴とする水質測定装置としたものである。
本発明により、生物処理槽の被処理水である排水と汚泥との混合水の酸素利用速度を正確に把握することができる。水質測定槽内の汚れおよび溶存酸素濃度センサの汚れによる誤差要因をなくして、生物処理槽の排水の溶存酸素濃度を常に正確に把握し、これにより酸素利用速度を正確に演算することのできる水質測定装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態による水質測定装置は、空気を供給し曝気により好気性化し浄化処理する生物処理槽の被処理水である排水と汚泥との混合水の被測定水を一定量貯留する水質測定槽と、前記水質測定槽に貯留された被測定水の溶存酸素濃度を測定する溶存酸素濃度センサと、前記水質測定槽に前記生物処理槽の被測定水を供給する被測定水流入口と、前記水質測定槽を洗浄する洗浄水を供給する洗浄水流入口と、前記水質測定槽に貯留された被測定水を前記水質測定槽の上部より前記生物処理槽に排出する上部排出口と、前記水質測定槽に貯留された被測定水を前記水質測定槽底部より前記生物処理槽に排出する底部排出口を備えた水質測定装置であって、前記生物処理槽の前記被測定水を前記水質測定槽に供給する被測定水供給手段と、前記洗浄水を前記水質測定槽に供給する洗浄水供給手段と、前記水質測定槽に貯留された被測定水を前記底部排出口より前記生物処理槽に排出する底部排出手段と、前記水質測定槽に循環流を発生させる循環流発生手段と、前記水質測定槽内の被測定水を曝気する曝気手段を備え、前記被測定水供給手段、前記底部排出口開閉手段、前記循環流発生手段、前記曝気手段を制御することで前記水質測定槽と前記溶存酸素センサを洗浄する洗浄工程と、前記水質測定槽を洗浄水で満たす待機工程と、前記被測定水供給手段により前記生物処理槽の被処理水である排水と汚泥との混合水の被測定水を前記水質測定槽に流入させ前記水質測定槽内の被測定水の性状と前記生物処理槽の排水の性状が等しくなるように被測定水が前記上部排出口からオーバーフローして前記生物処理槽へと還流させた後、前記被測定水供給手段を停止し、前記曝気手段により曝気し前記水質測定槽内の被測定水の溶存酸素濃度を高めた後、前記曝気手段による曝気を停止し、曝気停止後、前記溶存酸素濃度センサにより、前記水質測定槽内の被測定水の溶存酸素濃度を測定し、溶存酸素濃度の測定値が低下する時間を測定し、前記生物処理槽の被処理水である排水と汚泥との混合水の被測定水の酸素利用速度を演算する演算工程を行う制御装置を有することを特徴としたものである。
本実施の形態によれば、生物処理槽の被処理水である排水と汚泥との混合水の酸素利用速度を正確に把握することができる。生物処理槽の被処理水の溶存酸素濃度を常に正確に把握し、これにより酸素利用速度を正確に演算することができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による水質測定装置において、洗浄工程は、被測定水排出動作と洗浄水供給動作と洗浄動作を有することを特徴としたものである。
本実施の形態によれば、水質測定槽および溶存酸素濃度センサの洗浄を効果的に行うことができる。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態による水質測定装置において、被測定水排出動作は、前記底部排出手段で前記水質測定槽内の被測定水を前記底部排出口より排出するようにしたものである。
本実施の形態によれば、被測定水を排出することができる。
本発明の第4の実施の形態は、第2の実施の形態による水質測定装置において、洗浄水供給動作は水質測定槽の水位が設定水位に達するまで洗浄水供給手段で洗浄水を前記水質測定槽に供給するようにしたものである。
本実施の形態によれば、洗浄水を水質測定槽に適量供給することができる。
本発明の第5の実施の形態は、第2の実施の形態による水質測定装置において、洗浄動作は、循環流発生手段で水質測定槽内の洗浄水を循環させて行うようにしたものである。
本実施の形態によれば、循環流によって水質測定槽および溶存酸素濃度センサを洗浄することができる。
本発明の第6の実施の形態は、第2の実施の形態による水質測定装置において、洗浄動作は、曝気手段で水質測定槽内の洗浄水を曝気するようにしたものである。
本実施の形態によれば、曝気により発生するバブルによって水質測定槽および溶存酸素濃度センサの洗浄することができる。
本発明の第7の実施の形態は、第2の実施の形態による水質測定装置において、水質測定槽に、前記溶存酸素濃度センサを洗浄する洗浄水を供給するセンサ洗浄水流入口と、センサ洗浄水を前記水質測定槽に供給するセンサ洗浄水供給手段と前記水質測定槽内の洗浄水を開くことで底部排出口から生物処理槽へと還流させる底部排出口開閉手段を備え、洗浄工程は、前記センサ洗浄水供給手段にてセンサ洗浄水を供給し、前記溶存酸素濃度センサを洗浄するともに前記底部排出口開閉手段を開きセンサ洗浄水を排出するセンサ洗浄動作を有するようにしたものである。
本実施の形態によれば、センサ洗浄水を溶存酸素濃度センサに噴射することで溶存酸素濃度センサを洗浄することができる。
本発明の第8の実施の形態は、第1の実施の形態による水質測定装置において、待機工程は洗浄水排出動作と洗浄水供給動作と待機動作を有することを特徴としたものである。
本実施の形態によれば、溶存酸素濃度センサの劣化を防止することができる。
本発明の第9の実施の形態は、第8の実施の形態による水質測定装置において、洗浄水排出動作は、前記底部排出手段で前記水質測定槽内の洗浄水を前記底部排出口より排出するようにしたものである。
本実施の形態によれば、洗浄水を排出することができる。
本発明の第10の実施の形態は、第8の実施の形態による水質測定装置において、洗浄水供給動作は水質測定槽の水位が設定水位に達するまで洗浄水供給手段で洗浄水を前記水質測定槽に供給するようにしたものである。
本実施の形態によれば、洗浄水を水質測定槽に供給することができる。
本発明の第11の実施の形態は、第8の実施の形態による水質測定装置において、待機動作は設定時間水質測定槽を洗浄水を満たした状態に維持するようにしたものである。
本実施の形態によれば、水質測定槽を洗浄水を満たした状態に保つことができ、溶存酸素濃度センサを劣化させることなく次の測定まで待機させることができる。
本発明の第12の実施の形態は、第1の実施の形態による水質測定装置において、演算工程は洗浄水排出動作と被測定水供給動作と曝気動作と演算動作を有することを特徴としたものである。
本実施の形態によれば、被測定水の酸素利用速度を正確に演算することができる。
本発明の第13の実施の形態は、第12の実施の形態による水質測定装置において、洗浄水排出動作は、前記底部排出手段で水質測定槽内の洗浄水を前記底部排出口より排出するようにしたものである。
本実施の形態によれば、洗浄水を排出することができる。
本発明の第14の実施の形態は、第12の実施の形態による水質測定装置において、被測定水供給動作は、設定時間被測定水供給手段にて水質測定槽に被測定水を供給するとともに循環流発生にて水質測定槽内に循環流を発生させるようにしたものである。
本実施の形態によれば、被測定水の性状を均一に保つことができる。
本発明の第15の実施の形態は、第12の実施の形態による水質測定装置において、曝気動作は、循環流発生手段にて水質測定槽内に循環流を発生させるとともに曝気手段にて水質測定槽に貯留された被測定水を曝気するようにしたものである。
本実施の形態によれば、被測定水の溶存酸素濃度をむらなく高めることができる。
本発明の第16の実施の形態は、第15の実施の形態による水質測定装置において、曝気動作は、溶存酸素濃度センサの測定値が設定値以上になるまで行われるようにしたものである。
本実施の形態によれば、溶存酸素濃度センサの測定値を酸素利用速度が正確に演算することのできる値まで高めることができる。
本発明の第17の実施の形態は、第12の実施の形態による水質測定装置において、被測定水の酸素利用速度の演算を溶存酸素濃度センサの測定値が予め設定された上限値から下限値に下がるまでの時間を測定するようにしたものである。
本実施の形態によれば、酸素利用速度が簡単に正確に演算することができる。
本発明の第18の実施の形態は、第1の実施の形態による水質測定装置において、洗浄工程・待機工程・演算工程を周期的に繰り返すことを特徴としたものである。
本実施の形態によれば、溶存酸素センサの汚れによる測定誤差、水流の乱れによる測定誤差をなくし酸素利用速度の測定を正確に自動的に行うことができる。
本発明の第19の実施の形態は、第1または7の実施の形態による水質測定装置において、待機工程、演算工程を周期的に繰り返し、洗浄工程は待機工程、演算工程の数周期毎に行うようにしたものである。
本実施の形態によれば、溶存酸素センサおよび水質測定槽の洗浄を必要最小限に留め、水質測定装置での電力消費量および洗浄水消費量を節約することができる。
本発明の第20の実施の形態は、第18の実施の形態による水質測定装置において、センサ洗浄動作は洗浄工程の数周期毎に行い、洗浄工程は周期的に繰り返す待機工程、演算工程の数周期毎に行うようにしたものである。
本実施の形態によれば、溶存酸素センサの洗浄を要最小限に留め、水質測定装置での電力消費量および洗浄水消費量を節約することができる。
本発明の第21の実施の形態は、第1の実施の形態による水質測定装置において、循環流発生手段は水質測定槽に上下方向の循環流を発生させることを特徴としたものである。
本実施の形態によれば、水質測定槽に供給された被測定水に含有している浮遊物質の沈殿を防ぐことができる。
以下、本発明の水質測定装置について、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明による実施の形態1の水質測定装置を生物処理手段1に接続した構成図である。なお、図中の矢印は排水の流れを示す。
まず、生物処理手段1の構成について説明する。流入管2から流量調節弁3を介して被処理水である排水を生物処理槽4に流入させ、一定量貯留する。生物処理槽4の被処理水である排水と汚泥との混合水に供給管6、散気管7、散気管7に設けた多数の噴出孔8を介してブロア5からの空気を供給する。この曝気によって、生物処理槽4の混合水の溶存酸素濃度を高めて好気性化し、微生物による分解を促進する。生物処理槽4で浄化処理された混合水は、接続管9を介して沈殿槽10に供給され、汚泥分が沈降することでこれを分離し、排出管11、開閉弁12を介して排出し活性汚泥として生物処理槽4に返送する。汚泥分が除かれた処理水は、排出管13より排出し、放流または再利用するものである。
次に、水質測定装置14の構成について説明する。生物処理槽4に設置された被測定水供給手段であるポンプ15は生物処理槽4の被測定水を被測定水流入管16より水質測定槽17に流入させる。被測定水流入管16には流入する被測定水の流量を測定する流量計18と流入する被測定水の流量を調整する被測定水導入弁19が設けられている。
水質測定槽17の上部には、上部排出口20が、水質測定槽17の底部には底部排出口21が備えてあり、後述する洗浄のための水道水や被測定水は上部排出口20からオーバーフローすることで排出管22を通り生物処理槽4へと還流させることができるようになっている。また、底部排出手段である排出弁23を開くことで底部排出口21から排出管22を通り生物処理槽4へと還流させることができるようにもなっている。
また、水質測定槽17の上部には、洗浄水として水道水を供給する洗浄水流入管24と、水道水の供給を開閉する洗浄水導入弁25が備えてあり、洗浄水導入弁25を開くことで水質測定槽17に洗浄水を供給する。
また、水質測定槽17の底部にはセンサ洗浄水として水道水を供給するセンサ洗浄水流入管26と、水道水の供給を開閉するセンサ洗浄弁27が備えてあり、センサ洗浄弁27を開くことでセンサ洗浄水を水質測定槽17に設けられている溶存酸素濃度を検出する溶存酸素濃度センサ28に噴射し、溶存酸素濃度センサ28を洗浄することができる。
また、水質測定槽17には、曝気手段であるブロア29に接続した供給管30と、この供給管30に接続し、多数の噴出口を有した散気管31とを設けて、曝気は、水質測定槽17の被測定水にブロア29から供給管30、散気管31へと空気を供給することで行うものである。この曝気によって、水質測定槽17の被測定水の溶存酸素濃度を、生物処理槽4の被処理水の溶存酸素濃度よりも高めるものである。
また、水質測定槽17内には上下方向の循環流を発生させる循環流発生手段としての水中ミキサ32が設置してある。
さらに、水質測定槽17内には水質測定槽17内に流入した被測定水の水位を測定する水位センサ33が設けられている。
図2は制御装置34の入出力を示すブロック図である。制御装置34は流量計18の計測値、溶存酸素濃度センサ28の計測値、水位センサ33の計測値を入力とし、ポンプ15への運転/停止指令、被測定水導入弁19への開度指令、排出弁23への開/閉指令、洗浄水導入弁25への開/閉指令、センサ洗浄弁27への開/閉指令、ブロア29への運転/停止指令、水中ミキサ32への運転/停止指令を出力する。
次に制御装置34の動作について説明する。
図3は制御装置34の制御動作遷移を示すブロック図、図4は制御装置34の各制御動作における各機器の動作を示す図である。
水質測定装置14に電源が入れられると、制御装置34はまず、洗浄工程の被測定水排出動作(S1)として、排出弁23を開き水質測定槽17内の被測定水を底部排出口21から生物処理槽4へと還流させる。
1分経過後センサ洗浄動作(S2)に遷移し、排出弁23とセンサ洗浄弁27を開き溶存酸素濃度センサ28に洗浄水を噴射し、溶存酸素濃度センサ28を洗浄するとともに洗浄水を底部排出口21から生物処理槽4へと還流させる。
1分経過後洗浄水供給動作(S3)に遷移し、排出弁23とセンサ洗浄弁27を閉じ、洗浄水導入弁25を開くことで水質測定槽17に洗浄水を供給する。
水質測定槽17に供給された洗浄水の量は水位センサ33で測定され、予め定められた量が供給されると洗浄動作(S4)に遷移し、洗浄水導入弁25は開いたまま水質測定槽17に洗浄水を供給しながらブロア29と水中ミキサ32を運転し水質測定槽の洗浄が行われる。洗浄水は上部排出口20からオーバーフローして生物処理槽4へと還流させる。
1分経過後洗浄工程を終了し、待機工程の洗浄水排出動作(S5)に遷移し、ブロア29と水中ミキサ32を停止、洗浄水導入弁25を閉じ、排出弁23を開き水質測定槽17内の洗浄水を底部排出口21から生物処理槽4へと還流させる。
1分経過後洗浄水供給動作(S6)に遷移し、排出弁23を閉じ、洗浄水導入弁25を開くことで水質測定槽17に洗浄水を供給する。
水質測定槽17に供給された洗浄水の量は水位センサ33で測定され予め定められた量が供給されると洗浄水導入弁25を閉じて待機動作(S7)に遷移する。
待機動作は演算工程の被測定水供給動作開始から60分経過するまで継続される(このことは酸素利用速度の演算を60分間隔で行うことを意味する)。
その後、待機工程を終了し、演算工程の洗浄水排出動作(S8)へ遷移し、排出弁23を開き水質測定槽17内の洗浄水を底部排出口21から生物処理槽4へと還流させる。
1分経過後被測定水供給動作(S9)に遷移し、排出弁23を閉じ、ポンプ15を運転し、生物処理槽4の被処理水を被測定水として水質測定槽17に流入させる。被測定水の流入流量は流量計18で測定され、予め定められた流入流量となるように被測定水導入弁19の開度制御が行われる。被測定水供給動作は水質測定槽17内の被測定水の性状と生物処理槽4の排水の性状が等しくなるように被測定水が上部排出口20からオーバーフローして生物処理槽4へと還流が一定時間(10分)行われる。
被測定水供給動作においては水中ミキサ32も運転し、上下方向の循環流を発生させることにより、被測定水に含有している浮遊物質の沈殿を防いでいる。
その後、曝気動作(S10)に遷移し、ポンプ15を停止、被測定水導入弁19を閉じ、水中ミキサ32とブロア29を運転することで水質測定槽17内に貯留された被測定水の溶存酸素濃度を高める。曝気動作は水質測定槽17内に貯留された被測定水の溶存酸素濃度が生物処理槽4の排水溶存酸素濃度より十分高く(8.0mg/L)なるまで行われる。
次に演算動作(S11)に遷移し、引き続き水中ミキサ32は運転し、ブロア29は停止する。
演算動作では溶存酸素濃度センサ28の測定値を監視し、溶存酸素濃度センサ28の測定値が8.0mg/Lから3.0mg/Lに低下する時間Tを測定し、酸素利用速度RrをRr=5/Tで演算する。
酸素利用速度Rrの演算終了後演算工程を終了し、洗浄工程の排出動作(S1)に遷移し、同様の動作を周期的に繰り返す。
なお、洗浄工程(被測定水排出動作(S1)→センサ洗浄動作(S2)→洗浄水供給動作(S3)→洗浄動作(S4))は数周期毎に行われ、必要以上に水質測定槽17および溶存酸素濃度センサ28の洗浄を行い水道水を浪費することがない。
また、洗浄動作(S4)時、循環流によりセンサの汚れもある程度は落ちるので、通常の洗浄工程はセンサ洗浄動作(S2)なしで行い、センサ洗浄動作(S2)は洗浄工程数回に1回行ってもよい。
また、本実施の形態1では、循環流発生手段として、水中ミキサ32を用いたが、水質測定槽17の中央に案内板を用いてもよい。
また、洗浄水の供給量を水位センサ33で計測したが、供給流量とオーバーフロー水位までの保有水量が分かれば、水位センサ33を用いず、設定時間で供給することも可能である。
また、本実施の形態1で記載した時間は、特に限定した説明がない場合は、標準的な時間であり、記載した時間に限定されるものではない。
以上のように、本発明の排水処理方法によれば、水質測定槽17内に被測定水を循環させること、ブロア29で被測定水を曝気し溶存酸素濃度を生物処理槽4より高めること、水質測定槽17および溶存酸素濃度センサ28の洗浄を定期的に行うこと、水質測定槽17内を洗浄水で満たして待機させることで、必要最小限の電力使用量、洗浄水使用量で生物処理槽4の混合水の酸素利用速度を一定時間間隔で正確に把握することのできる水質測定装置を提供することができる。
本発明による水質測定装置は、工場や、排水処理施設などから排出されるさまざまな排水に対して適用することができる。
本発明による実施の形態1の水質測定装置を示す構成図 制御装置の入出力を示すブロック図 制御装置の制御動作遷移を示すブロック図 制御装置の各制御動作における各機器の動作を示す図
符号の説明
1 生物処理手段
2 流入管
3 流量調節弁
4 生物処理槽(排水貯留槽)
5 ブロア
6 供給管
7 散気管
8 噴出孔
9 接続管
10 沈殿槽
11,13,22 排出管
12 開閉弁
14 水質測定装置
15 ポンプ
16 被測定水流入管
17 水質測定槽
18 流量計
19 被測定水導入弁
20 上部排出口
21 底部排出口
23 排出弁
24 洗浄水流入管
25 洗浄水導入弁
26 センサ洗浄水流入管
27 センサ洗浄弁
28 溶存酸素濃度センサ
29 ブロア
30 供給管
31 散気管
32 水中ミキサ
33 水位センサ
34 制御装置

Claims (21)

  1. 空気を供給し曝気により好気性化し浄化処理する生物処理槽の被処理水である排水と汚泥との混合水の被測定水を一定量貯留する水質測定槽と、
    前記水質測定槽に貯留された被測定水の溶存酸素濃度を測定する溶存酸素濃度センサと、前記水質測定槽に前記生物処理槽の被測定水を供給する被測定水流入口と、
    前記水質測定槽を洗浄する洗浄水を供給する洗浄水流入口と、
    前記水質測定槽に貯留された被測定水を前記水質測定槽の上部より前記生物処理槽に排出する上部排出口と、
    前記水質測定槽に貯留された被測定水を前記水質測定槽底部より前記生物処理槽に排出する底部排出口を備えた水質測定装置であって、
    前記生物処理槽の前記被測定水を前記水質測定槽に供給する被測定水供給手段と、
    前記洗浄水を前記水質測定槽に供給する洗浄水供給手段と、
    前記水質測定槽に貯留された被測定水を前記底部排出口より前記生物処理槽に排出する底部排出手段と、
    前記水質測定槽に循環流を発生させる循環流発生手段と、
    前記水質測定槽内の被測定水を曝気する曝気手段を備え、
    前記被測定水供給手段、前記底部排出手段、前記循環流発生手段、前記曝気手段を制御することで、
    前記水質測定槽と前記溶存酸素センサを洗浄する洗浄工程と、
    前記水質測定槽を洗浄水で満たす待機工程と、
    前記被測定水供給手段により前記生物処理槽の被処理水である排水と汚泥との混合水の被測定水を前記水質測定槽に流入させ前記水質測定槽内の被測定水の性状と前記生物処理槽の排水の性状が等しくなるように被測定水が前記上部排出口からオーバーフローして前記生物処理槽へと還流させた後、前記被測定水供給手段を停止し、前記曝気手段により曝気し前記水質測定槽内の被測定水の溶存酸素濃度を高めた後、前記曝気手段による曝気を停止し、曝気停止後、前記溶存酸素濃度センサにより、前記水質測定槽内の被測定水の溶存酸素濃度を測定し、溶存酸素濃度の測定値が低下する時間を測定し、前記生物処理槽の被処理水である排水と汚泥との混合水の被測定水の酸素利用速度を演算する演算工程を行う制御装置を有することを特徴とする水質測定装置。
  2. 洗浄工程は、被測定水排出動作と洗浄水供給動作と洗浄動作を有することを特徴とする請求項1に記載の水質測定装置。
  3. 被測定水排出動作は、前記底部排出手段で前記水質測定槽内の被測定水を前記底部排出口より排出することを特徴とする請求項2に記載の水質測定装置。
  4. 洗浄水供給動作は前記水質測定槽の水位が設定水位に達するまで前記洗浄水供給手段で洗浄水を前記水質測定槽に供給することを特徴とする請求項2に記載の水質測定装置。
  5. 洗浄動作は、前記循環流発生手段で前記水質測定槽内の洗浄水を循環させて行うことを特徴とする請求項2に記載の水質測定装置。
  6. 洗浄動作は、前記曝気手段で前記水質測定槽内の洗浄水を曝気して行うことを特徴とする請求項2に記載の水質測定装置。
  7. 水質測定槽に、前記溶存酸素濃度センサを洗浄する洗浄水を供給するセンサ洗浄水流入口と、センサ洗浄水を前記水質測定槽に供給するセンサ洗浄水供給手段と前記水質測定槽内の洗浄水を開くことで底部排出口から生物処理槽へと還流させる底部排出口開閉手段を備え、
    洗浄工程は、前記センサ洗浄水供給手段にてセンサ洗浄水を供給し、前記溶存酸素濃度センサを洗浄するともに前記底部排出口開閉手段を開きセンサ洗浄水を排出するセンサ洗浄動作を有することを特徴とする請求項2に記載の水質測定装置。
  8. 待機工程は洗浄水排出動作と洗浄水供給動作と待機動作を有することを特徴とする請求項1に記載の水質測定装置。
  9. 洗浄水排出動作は、前記底部排出手段で前記水質測定槽内の洗浄水を前記底部排出口より排出することを特徴とする請求項8に記載の水質測定装置。
  10. 洗浄水供給動作は前記水質測定槽の水位が設定水位に達するまで前記洗浄水供給手段で洗浄水を前記水質測定槽に供給することを特徴とする請求項8に記載の水質測定装置。
  11. 待機動作は洗浄水を満たした状態に前記水質測定槽を設定時間維持することを特徴とする請求項8に記載の水質測定装置。
  12. 演算工程は洗浄水排出動作と被測定水供給動作と曝気動作と演算動作を有することを特徴とする請求項1に記載の水質測定装置。
  13. 洗浄水排出動作は、前記底部排出手段で前記水質測定槽内の洗浄水を前記底部排出口より排出することを特徴とする請求項12に記載の水質測定装置。
  14. 被測定水供給動作は、被測定水供給手段で水質測定槽に被測定水を設定時間供給するとともに循環流発生手段で水質測定槽内に循環流を発生させることを特徴とする請求項12に記載の水質測定装置。
  15. 曝気動作は、前記循環流発生手段で前記水質測定槽内に循環流を発生させるとともに前記曝気手段で前記水質測定槽に貯留された被測定水を曝気することを特徴とする請求項12に記載の水質測定装置。
  16. 曝気動作は、前記溶存酸素濃度センサの測定値が設定値以上になるまで行うことを特徴とする請求項15に記載の水質測定装置。
  17. 演算動作は、前記溶存酸素濃度センサの測定値が予め設定された上限値から下限値に下がるまでの時間を測定することで被測定水の酸素利用速度の演算を行うことを特徴とする請求項12に記載の水質測定装置。
  18. 洗浄工程、待機工程、演算工程を周期的に繰り返すことを特徴とする請求項1または7に記載の水質測定装置。
  19. 待機工程、演算工程を周期的に繰り返し、洗浄工程は待機工程、演算工程の数周期毎に行うことを特徴とする請求項1または7に記載の水質測定装置。
  20. センサ洗浄動作は洗浄工程の数周期毎に行うことを特徴とする請求項18に記載の水質測定装置。
  21. 循環流発生手段は水質測定槽に上下方向の循環流を発生させることを特徴とする請求項1に記載の水質測定装置。
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