JP5065365B2 - 杭打ち方法 - Google Patents

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本発明は、航空機によって上空まで運ばれた杭は、切り離して目的地に落ち、刺さる杭打ち方法に関するものである。
従来の埋め込み杭工法の1つとして、特開2009−91801の名称・アースドリル機と杭打ち機とを併用した埋め込み杭工法のように、プレボウリング根固め工法が知られている。この工法では施工機械とした一般にオーガ駆動装置を装備した三点支持式杭打ち機が使用されている。施工は、オーガ駆動装置により駆動させるアースオーガにより所定深度まで掘削し、掘削後、オーガ先端から根固め液や杭周充填液を掘削穴に注入して掘削土砂と撹拌混合し、掘削孔に既製杭を建込んで回転圧入するという手順がとられているのが、一般の杭打ち方法である。
また、ヘリコプターを使用して杭を打ち込む方法として特開2004−169294の名称、富士山の崩壊予防方法のように、ヘリコプターを使用して杭を打つ方法が公開されている。
その方法は、各支持杭は鉄筋コンクリート製の柱体の下端には、下部に尖端を備えた鉄製の基部を固定してなるものであり、柱体に比べて基部の重量が重たい。従って、支持杭をヘリコプターにより空中から傾斜地に投下して支持杭の基部を地中に埋入させ、柱体を地上に突出させた状態で支持杭を傾斜地に立設することができる。ヘリコプターは、支持杭の鉄製基部が傾斜地に埋入するに足る高度から傾斜地に支持杭を勢いよく投下し、打ち込む。その他、防護板もヘリコプターにより吊り下げて運ぶものである。
特開2009−91801 特開2004−169295 特開2004−76371
従来の杭打ち工法では、アースドリル機と杭打ち機とを併用した埋め込み杭工法のように、重機が必要で、重機が入らない所には使用できず、また時間もかかっていた。そこで、重機の変わりにヘリコプターを使用する方法があったが、支持杭をヘリコプターにより空中から傾斜地に投下して支持杭の基部を地中に埋入させ、柱体を地上に突出させた状態で支持杭を傾斜地に立設することができる。ヘリコプターは、支持杭の鉄製基部が傾斜地に埋入するに足る高度から傾斜地に支持杭を勢いよく投下し、打ち込む。
しかし、傾斜地に埋入するに足る高度から傾斜地に支持杭を勢いよく投下するためには、最低100メートルの高度が必要で、その高度からの投下で目的地に杭を設置するには、高度な技術がいった。
そこで、本発明の杭打ち方法は、飛行機などによって上空まで運ばれた杭(2)は、切り離して目的地に落ち、刺さる方法と、ヘリコプター(4)を利用する方法は、誘導紐(3)を使用して杭(2´)を打つ、杭打ち方法を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明の杭打ち方法は、飛行機などによって上空まで運ばれた杭(2)は、急降下して、地上ぎりぎりで切り離して目的地に落ち、刺さることで目的を達成した。
請求項2は、ヘリコプター(4)などによって上空まで運ばれた杭(2´)は、誘導紐(3)によって誘導し、投下して目的地に落ち、地面に刺さることで目的を達成した。
本発明の杭打ち方法は、次のような効果がある。
(イ)裏山が崖崩れを起こす危険があるとき、飛行機からの杭打ちで、地盤の崩落を止めることができる。
(ロ)もし、住宅に当たった場合は、30センチの孔が開くだけであるから、その孔を補修する。
(ハ)ヘリコプターを使用する場合は、誘導紐(3)を使って目的地に命中さすことができるので、飛行機よりは正確に杭打ちできる。
(ニ)飛行機は、60度の斜めに杭打ちするときに使用し、ヘリコプター(4)は鉛直に杭打ちするときに使用する。
(ホ)とくに、飛行機の杭打ち方法は、緊急のときが得意で、1時間以内に杭打ちができる。
(へ)重機が入らない所にでも、杭打ちができる。
図は、本発明の模式図である。 図は、本発明のヘリコプターを使用した模式図である。 図は、誘導紐を使用した杭の断面図である。 図は、打ち込んだ杭を、フラットバーでとめたところである。
本発明の杭打ち方法は、飛行機で杭を打つのに、最も優れているのが戦闘機(1)で、戦闘機(1)よって上空まで運ばれた杭(2)は、切り離して目的地に落ち、刺さることで地盤を固めることができる。そこで、戦闘機(1)を持っているのは自衛隊しかなく、また、目的地に正確に投下できるのは自衛隊である。
自衛隊は、都道府県の要請を受け、裏山に杭(2)を打つと決まったら、戦闘機(1)のミサイルを杭(2)に積み替えて、目的地の上空まで行く。地上は、レーザーで打ち込む角度と場所を指示し、その指示にしたがって、急降下して爆弾を投下するように杭(2)を投下する。戦闘機(1)によって、時速2000キロに加速された杭(2)は、大部分が地中に刺さる。
もし、完全に土の中に入ったときは、杭(2)の後部に雌捩子を切っており、その雌捩子に雄捩子の付いたパイプを継ぎたし、目的を果たすことができる。
そのような方法であるから、杭(2)を打つ時間の30分間は、半径500メートルの住民は避難しなければならない。
請求項2の、ヘリコプター(4)を使用する場合は、誘導紐(3)を使って目的地に命中さすことができる。
杭(2´)は、真ん中に穴の開いたパイプで、その穴の中に誘導紐(3)を通し、ヘリコプター(4)に繋ぎ、杭(2´)を吊るための紐(7)で杭(2´)の羽(10)に具備した穴で吊し、上空4329メートルまで上がり、そこから紐(7)を切り投下する。
誘導紐(3)のもう一方の端は、杭(2´)を打つ目標地点から張るのだが、現場としては杭(2´)を打つ所に近寄ると危険な場所は、安全な場所2点からロープ(8)を張り、目的地へ誘導紐(3)の一端を誘導すればよい。
上空から投下された杭(2´)は、誘導紐(3)によって誘導されるが、鉛直でないと誘導紐(3)にかかる摩擦が多くなるので、ヘリコプター(4)を使用して杭(2´)を打つときは、斜めには打てない。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、飛行機の戦闘機(1)を利用して崖崩れを防ぐ模式図である。
もし、裏山に亀裂がいき、何時崩れるか分からない状態にあるとき、避難命令が出て、そこに住めないとき、住んでいる人は究極の選択をせまられる。
その一つは、何もしないでその住宅を放置するか、最悪のとき家に30センチの穴が開いても住宅を守かであり、杭(2)を打つ場合を説明する。
そこで、都道府県の要請を受け、裏山に杭(2)を打つと決まったら、自衛隊の戦闘機(1)のミサイルを、杭(2)に積み替えて、目的地の上空まで行く。
戦闘機(1)は、全長20メートル、φ100、重量1トンの、ミサイル型の杭(2)を目的地上空まで運び、地上は鏡(5)を使用してレーザー光(6)を、60度の角度で照射し、幅は5度の広角で照射する。戦闘機(1)は、照射されたレーザー光(6)の範囲に入ったら急降下し、そのレーザー光(6)に向かって更に降下し、目的地に杭(2)を打ち込む。
したがって、戦闘機(1)は8トンの積載能力を持つものであるから、一度に8本の杭(2)を打つのが望ましいが、戦闘機(1)を複数用意して、時間をおかずに打ち込む方が、杭(2)を打った衝撃で崖が崩落することもありえるので、最初の杭(2)打ちから、最後の杭(2)までの時間は10秒以内が望ましい。
打ち込む速度は、時速2000キロに達し、理想は18メートル埋まるのが良いが、地盤が軟弱なときは、速度を遅くして投下しなければならない。
そのとき、打った杭(2)がきっかけになって崩落しかけている崖が、崩落するといけないので、その崖の崩落を止めるだけの杭(2)を時間を置かずに打つため、3機が数秒単位で打ち、まず第1機目が杭(2)を投下する。
もし、その崖が崩れかかっても、崩落するより早く第2機の杭(2)や、第3機の杭(2)が崩落する前に杭(2)を打って崩落を止める。
図1は、戦闘機(1)が3機で杭(2)を打っているところで、第1機目の戦闘機(1)が杭(2)を投下して、戦闘機(1)は上昇しているところである。第2機目の戦闘機(1)は投下する直前で、第3機目は地上より誘導レーザー光(6)に誘導されるところであり、戦闘機(1)はレーザー光(6)の中に入って、戦闘機(1)が急降下する前の図である。
最初の戦闘機(1)が杭(2)を打ってから、第3機目の戦闘機(1)が杭(2)打つまでに約10秒以内で、成功か崖が崩落してしまうか、はっきりするので良い。
また、レーザー光(6)は、鏡(5)を使用した方が、もしレーザー発射放置に当たったら高価なので、鏡(5)を使用する。
図4の斜視図は、杭(2)を打った地盤は、それだけで安定するが、その杭(2)を足場にして、土砂を取り除いたり、杭(2)どうしをフラットバーなどによって固定し、コンクリートで固めると良い。
図2は請求項2の、ヘリコプターを使用する場合で、民間にもできる方法であり、誘導紐(3)を使って目的地に、命中さすことができる模式図である。
誘導紐(3)のもう一方の端は、杭(2´)を打つ目標地点から張るのだが、現場としては杭(2´)を打つ場所に近寄ると危険な場所は、安全な場所2点からロープ(8)を張り、目的地へ誘導紐(3)の一端を誘導すればよい。
そして、もう一方の端を、杭(2´)を通してヘリコプター(4)に結び、杭(2´)はロープ(8)でヘリコプター(4)に吊り下げ、上空4329メータまで運び、そこから投下すると、1トンの杭(2´)を吊っていたのが軽くなり、ヘリコプター(4)は上昇しようと上昇するが、誘導紐(3)が付いているので、誘導紐(3)を張るだけで、杭(2´)は30秒後には、時速959キロになって地上に刺さる。
そのとき、誘導紐(3)で誘導すれば杭(2´)は誤差なしに打ち込まれる。
図3は、ヘリコプター(4)用の杭(2´)の断面図で、杭(2´)はパイプのようになっており、その中を誘導紐(3)が通っている。羽(10)には吊り下げるための紐(7)が付いており、その紐(7)を切ることで杭(2´)は落下する。誘導紐(3)は、杭(2´)を投下することでヘリコプター(4)は、杭(2´)の重さが無くなり上に上昇して誘導紐(3)を張る。
ピンと張った誘導紐(3)に誘導されて落ちるが、誘導紐(3)に負担をかけると良くないので飛行を安定さすための羽(10)が付いている。
図4の斜視図は、杭(2´)を打った地盤は、それだけで安定するが、その杭(2´)を足場にして土砂を撤去し、杭(2´)どうしをフラットバーなどによって固定し、コンクリートで固めるとなお良い。
また、戦闘機(1)が投下する杭(2)に、レーザー探知装置を取り付ける方法も考えられるが、コストがかかるので、実用体ではない。
1 航空機 2 杭 3 誘導紐 4 ヘリコプター 5 鏡 6 レーザー光 7 紐 8 ロープ 9 山 10 羽

Claims (2)

  1. 飛行機によって上空まで運ばれた杭(2)は、地上からレーザー光(6)を照射し、照射された該レーザー光(6)の範囲に入ったら急降下し、投下して目的地に落ち、地面に刺さることを特徴とする杭打ち方法。
  2. ヘリコプター(4)によって上空まで運ばれた杭(2´)は、真ん中に穴の開いたパイプで、その穴の中に誘導紐(3)を通し、該誘導紐(3)によって目的地に投下し、該杭(2´)を打つ目標地点は、安全な場所2点からロープ(8)を張り、地面に刺さることを特徴とする杭打ち方法。
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