JP3723541B2 - 富士山の崩壊予防方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、富士山の崩壊予防方法に関するものであり、更に詳しくは富士山大沢崩れに絶え間なく続いている土砂の崩落を防止することにより富士山の崩壊を予防する方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
富士山大沢崩れにおいては、山頂から標高約2,000メートルの高さまで、長さ約2,000メートル、幅約500メートル、深さ約150メートルにわたって土砂の崩落が長年続いている。このような土砂の崩落を放置すれば、わが国の国宝ともいうべき美しい富士山は、やがては崩壊、変形するおそれがある。
【0003】
そこで、富士山大沢崩れにおける崩壊を防止するために、床固式低ダム工、渓岸保護工、斜面基礎工、覆式落石防護網工等の試験施工が行われている。なお、本出願人は先行技術文献情報を有しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記各工法は、いずれも工事に長い期間と膨大な費用を要すると共に、土砂の崩落による作業員の危険を伴うものである。
【0005】
本発明は、上記従来の工法における上述の如き問題を解決し、短期間で安全に且つ少ない費用で施工することができる富士山の崩壊予防方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は下記の富士山の崩壊予防方法を提供する。
【0007】
鉄筋コンクリート製の柱体の下端には鉄製の基部を固定し、該基部の下部には尖端を備えさせてなる支持杭を予め多数本製造し、
鉄筋コンクリート製の板状体の上縁に係止部を備えさせてなる防護板を予め多数枚製造し、
ヘリコプターにより空中から前記支持杭を傾斜地に投下して該支持杭の基部を地中に埋入することにより、多数本の支持杭を柱体が地上に突出した状態で該傾斜地に所定の間隔を置いて立設し、
続いて、前記防護板を前記係止部を介してヘリコプターにより吊り下げて該防護板を該傾斜地における前記支持杭の上側にて該支持杭に立て掛けた状態で立設することにより、該傾斜地に多数枚の防護板を連続させた状態で配設して連続防護板を形成し、
該連続防護板を該傾斜地に多数段設け、
上側の連続防護板と下側の連続防護板との間の傾斜地には、ヘリコプターにより空中から別の前記支持杭を投下して該支持杭の基部を地中に埋入することにより、多数本の支持杭を柱体が地上に突出した状態で該傾斜地に立設し、
当該上側の連続防護板と下側の連続防護板との間の傾斜地には、ヘリコプターにより空中から鉄筋を投下し、該鉄筋を当該下側の連続防護板より当該上側の連続防護板に達するまで組み立て、
更に、当該上側の連続防護板と下側の連続防護板との間の傾斜地には、ヘリコプターにより空中から生コンクリートを投下し、当該上側の連続防護板と下側の連続防護板との間に鉄筋コンクリート部を形成することを特徴とする富士山の崩壊予防方法。
【0008】
【作用】
各支持杭は鉄筋コンクリート製の柱体の下端には下部に尖端を備えた鉄製の基部を固定してなるものであり、柱体に比べて基部の重量が大きい。従って、支持杭をヘリコプターにより空中から傾斜地に投下して該支持杭の基部を地中に埋入させ、柱体を地上に突出させた状態で該支持杭を該傾斜地に立設することができる。ヘリコプターは、支持杭の鉄製基部が傾斜地に埋入するに足る高度から傾斜地に支持杭を勢いよく投下し、打ち込む。
【0009】
防護板もヘリコプターにより吊り下げて該防護板を傾斜地における支持杭の上側に該支持杭に立て掛けた状態で立設する。防護板は空中から傾斜地に勢いよく投下するのではなく、傾斜地に静かに降ろし、支持杭に立て掛けるのである。
【0010】
即ち、支持杭を傾斜地に立設する作業も、防護板を該傾斜地に立設する作業も、ヘリコプターにより空中から行うことができる。
【0011】
このように、防護板を傾斜地における支持杭の上側にて該支持杭に立て掛けた状態で立設することにより、傾斜地に多数枚の防護板を連続させた状態で配設して連続防護板を形成し、該連続防護板を傾斜地に多数段設ける。
【0012】
更に、上側の連続防護板と下側の連続防護板との間の傾斜地には、ヘリコプターにより空中から別の前記支持杭を投下して該支持杭の基部を地中に埋入することにより、多数本の支持杭を柱体が地上に突出した状態で該傾斜地に立設する。これらの支持杭は上側の連続防護板と下側の連続防護板との間に形成される鉄筋コンクリート部を傾斜地に固定し、該鉄筋コンクリート部が下方にずれることを防止する。
【0013】
当該上側の連続防護板と下側の連続防護板との間の傾斜地には、ヘリコプターにより空中から鉄筋を投下し、該鉄筋を当該下側の連続防護板より当該上側の連続防護板に達するまで組み立て、当該上側の連続防護板と下側の連続防護板との間の傾斜地には、ヘリコプターにより空中から生コンクリートを投下し、当該上側の連続防護板と下側の連続防護板との間に鉄筋コンクリート部を形成する。即ち、鉄筋コンクリート部は上側の連続防護板と下側の連続防護板とを強固に連結する。
【0014】
即ち、傾斜地に多数段設けられた連続防護板は鉄筋コンクリート部により相互に強固に連結され、土砂の崩落を確実に防止する。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
【0016】
本発明による富士山の崩壊予防方法は下記の通りである。
【0017】
(1)支持杭の製造(図6、図7参照)
多数本の支持杭1を予め製造する。各支持杭1は、鉄筋コンクリート製の柱体3の下端3aには鉄製の基部11を固定し、該基部11の下部には尖端15を備えさせてなるものである。
【0018】
各支持杭1は、一例として、鉄筋コンクリート製の柱体3の下端3aには下部に尖端15を備えた鉄製の基部11を固定してなるものである。符号9に示すものは鉄筋5の下部7に備えさせたおねじである。符号13に示すものは基部11に備えさせためねじであり、該めねじ13はおねじ9に対応する。
【0019】
鉄製の基部11の重量は、一例として、支持杭1全体の重量の約2/3とする。また、基部11における尖端15の角度17(図7参照)は一例として約30度とする。
【0020】
なお、支持杭1における柱体3は基部11よりも若干小径に形成することにより、支持杭1の打ち込み時における該柱体3と土砂との摩擦を小さくすることが望ましい。
【0021】
(2)防護板の製造(図8、図9参照)
防護板21を予め多数枚製造する。各防護板21は、鉄筋コンクリート製の板状体23の上縁23aに係止部25を備えさせてなるものである。係止部25は板状体23内の鉄筋27を板状体23の上縁23aより上方に突出させると共に該鉄筋27の上端を例えば環状に形成してなるものとする。この場合、上端に係止部25を備えている鉄筋27は板状体23内において下端を屈曲させて屈曲部29を形成することにより、該防護板21を該係止部25を介してヘリコプターにより吊り下げたときに該鉄筋27が抜け出すことを防止することが望ましい。符号31に示すものは、上端に係止部25を備えた鉄筋27以外の鉄筋である。
【0022】
図9においては、縦方向の鉄筋31と横方向の鉄筋31との交差部33を鉄線34により結束している。
【0023】
(3)支持杭の立設
ヘリコプターにより空中から支持杭1を傾斜地35に投下して該支持杭1の基部11を地中に埋入することにより、多数本の支持杭1を柱体3が地上に突出した状態で該傾斜地35に所定の間隔を置いて立設する。
【0024】
(4)連続防護板の形成
防護板21を係止部25を介してヘリコプターにより吊り下げて該防護板21を傾斜地35における支持杭1の上側(図2における左側)にて該支持杭1に立て掛けた状態で立設することにより、該傾斜地35に多数枚の防護板21を連続させた状態で配設して連続防護板38を形成する。
【0025】
防護板21を係止部25を介してヘリコプターにより吊り下げる際には、一例として、下端にフック部37を有するワイヤ等の吊り下げ紐39をヘリコプターに備えさせ、該吊り下げ紐39のフック部37に防護板21の係止部25を係止する。防護板21を傾斜地35における支持杭1の上側にて支持杭1に立て掛けた後、吊り下げ紐39のフック部37を防護板21の係止部25から引き抜く。
【0026】
防護板21と隣接する防護板21との合わせ目41は、図1に示すように、支持杭1により支持させることが望ましい。
【0027】
(5)連続防護板の多段配設
上記連続防護板38を傾斜地3に上下方向に多数段設ける。
【0028】
(6)上側の連続防護板と下側の連続防護板との間の傾斜地における支持杭の立設
上側の連続防護板38と下側の連続防護板38との間の傾斜地35には、ヘリコプターにより空中から別の前記支持杭1を投下して該支持杭1の基部11を地中に埋入することにより、多数本の支持杭1を柱体3が地上に突出した状態で該傾斜地35に立設する。
【0029】
(7)鉄筋の投下
当該上側の連続防護板38と下側の連続防護板38との間の傾斜地35には、ヘリコプターにより空中から鉄筋51を投下する。
【0030】
(8)鉄筋の組み立て
傾斜地35に投下された鉄筋51を当該下側の連続防護板38より当該上側の連続防護板38に達するまで組み立てる。
【0031】
図4に示す事例においては、鉄筋51と鉄筋51との交差部53を鉄線55により結束している。
【0032】
(9)鉄筋コンクリート部の形成
上側の連続防護板38と下側の連続防護板38との間の傾斜地35には、ヘリコプターにより空中から生コンクリートを投下し、当該上側の連続防護板38と下側の連続防護板38との間に鉄筋コンクリート部57を形成する。図5参照。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、支持杭と防護板とを予め製造しておき、現場では支持杭をヘリコプターにより空中から傾斜地に投下立設すると共に防護板をヘリコプターにより吊り下げて支持杭に立て掛けることにより傾斜地に連続防護板を多数段設け、上側の連続防護板と下側の連続防護板との間の傾斜地にヘリコプターにより空中から鉄筋を投下し、該鉄筋を組み立て、上側の連続防護板と下側の連続防護板との間の傾斜地にヘリコプターにより空中から生コンクリートを投下し、当該上側の連続防護板と下側の連続防護板との間に鉄筋コンクリート部を形成するようにしたため、土砂の崩落が確実に防止されると共に工事に要する期間は短縮され、工事に要する費用も軽減される。更に、現場での工事を主としてヘリコプターにより行うようにしたため、土砂の崩落による作業員の危険は減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続防護板を示す正面図である。
【図2】連続防護板を複数段設けた状態を示す側面図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】連続防護板と連続防護板との間に鉄筋を組み立てた状態を示す平面図である。
【図5】連続防護板と連続防護板との間に鉄筋コンクリート部を形成した状態を示す側面図である。
【図6】傾斜地に投下される支持杭の断面図である。
【図7】支持杭の一部を示す断面図である。
【図8】吊り下げられた防護板の断面図である。
【図9】防護板における鉄筋を鉄線により結束した状態を示す正面図である。
【図10】防護板の平面断面図である。
【符号の説明】
1 支持杭
3 柱体
3a 下端
5 鉄筋
7 下部
9 おねじ
11 基部
13 めねじ
15 尖端
21 防護板
23 板状体
23a 上縁
25 係止部
27 鉄筋
29 屈曲部
31 鉄筋
33 交差部
34 鉄線
35 傾斜地
37 フック部
38 連続防護板
39 吊り下げ紐
41 合わせ目
51 鉄筋
53 交差部
55 鉄線
57 鉄筋コンクリート部

Claims (1)

  1. 鉄筋コンクリート製の柱体の下端には鉄製の基部を固定し、該基部の下部には尖端を備えさせてなる支持杭を予め多数本製造し、
    鉄筋コンクリート製の板状体の上縁に係止部を備えさせてなる防護板を予め多数枚製造し、
    ヘリコプターにより空中から前記支持杭を傾斜地に投下して該支持杭の基部を地中に埋入することにより、多数本の支持杭を柱体が地上に突出した状態で該傾斜地に所定の間隔を置いて立設し、
    続いて、前記防護板を前記係止部を介してヘリコプターにより吊り下げて該防護板を該傾斜地における前記支持杭の上側にて該支持杭に立て掛けた状態で立設することにより、該傾斜地に多数枚の防護板を連続させた状態で配設して連続防護板を形成し、
    該連続防護板を該傾斜地に多数段設け、
    上側の連続防護板と下側の連続防護板との間の傾斜地には、ヘリコプターにより空中から別の前記支持杭を投下して該支持杭の基部を地中に埋入することにより、多数本の支持杭を柱体が地上に突出した状態で該傾斜地に立設し、
    当該上側の連続防護板と下側の連続防護板との間の傾斜地には、ヘリコプターにより空中から鉄筋を投下し、該鉄筋を当該下側の連続防護板より当該上側の連続防護板に達するまで組み立て、
    更に、当該上側の連続防護板と下側の連続防護板との間の傾斜地には、ヘリコプターにより空中から生コンクリートを投下し、当該上側の連続防護板と下側の連続防護板との間に鉄筋コンクリート部を形成することを特徴とする富士山の崩壊予防方法。
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