JP5064414B2 - Ipマルチメディアサブシステムを基盤とする双方向メディアセッション確立システム、方法、および、装置 - Google Patents

Ipマルチメディアサブシステムを基盤とする双方向メディアセッション確立システム、方法、および、装置 Download PDF

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    • H04L65/10Architectures or entities
    • H04L65/1016IP multimedia subsystem [IMS]

Description

本願は、2006年2月18日付けで出願された中国特許出願番号200610033768.4(発明の名称:IPマルチメディアサブシステムを基盤とする双方向メディアセッション確立システムおよび方法)の優先権主張出願であり、本願は、当該基礎出願の内容を引用することによりその内容のすべてを含むものとする。
〔技術分野〕
本発明は、セッション確立システムおよび方法に関するものであり、特に、IMS(IP Multimedia Subsystem,IPマルチメディアサブシステム)を基盤とする双方向メディアセッション確立システム、方法および装置に関するものである。
〔背景技術〕
技術の発展に伴い、人々は、テレビまたはコンピュータ上で番組を受身的に見ているだけでは満足できず、番組の再生を制御したいと望むようになっている。例えば、「早送り」機能を用いて、広告をスキップしたり、「巻き戻し」機能を用いてエキサイティングな場面を繰り返し見たりすることなどを望むようになった。ユーザによる双方向の制御を含んだメディアアプリケーションの類は、双方向メディアサービスと呼ばれている。
近年、双方向メディアサービスは、ユーザが再生手順を任意に制御できるデジタルテレビにおけるオンデマンド・コンテンツアプリケーション、および、生徒が先生から教わったことのうち、特定の箇所をいつでも復習することができるe−ラーニングアプリケーションなどのように、広範囲にわたって使用されている。
双方向メディアサービスでは、ユーザが、停止、早送り、巻き戻しなどの双方向制御操作を行うことが可能である。昨今、これらの双方向制御は、RTSPプロトコル(Real Time Stream Protocol;リアルタイムストリームプロトコル)を用いて実現される。RTSPは、メディア送信機とメディア受信機との間の双方向制御用のメッセージメカニズムおよびデータパケットを定義する。一般的には、メディア受信機は、テレビ、コンピュータ、携帯電話、PDAなどのような端末であり、メディア送信機は、メディアを蓄積しているデータ源通常メディアサーバである。
メディア送信機と受信機との間で双方向制御信号を伝送するには、該信号を配信するチャネル、すなわち、RTSP接続が確立されなければならない。この接続は、TCPプロトコル(Transport Control Protocol;伝送制御プロトコル)またはUDP(User Datagram Protocol;ユーザデータグラムプロトコル)を用いて確立することができ、デフォルトのポート番号は554番である。一方、メディア配信用チャネル、一般的には、RTP(Realtime Transport Protocol;リアルタイム伝送プロトコル)接続が確立される必要がある。RTP接続は、通常、UDPを通じて確立される。従来のネットワーク環境では、メディア送信機と受信機とは、まず、RTSP接続を確立し、それからRTSP接続上におけるSETUP(確立)メッセージを用いて、送信機と受信機とで使用するRTP接続用アドレスを取り決めている。アドレスの取り決めが完了すると、メディア受信機は、PLAY(再生)メッセージを通じて、メディア送信機に、メディアストリームの再生を開始するように通知する。
IMS(IPマルチメディアサブシステム)は、制御信号用およびメディア配信用の伝送チャネルとしてIPグルーピングドメインを採用し、呼制御信号としてSIPプロトコル(Session Initiation Protocol;セッション開始プロトコル)を採用する。これにより、サービスマネジメント、セッション制御、伝送アクセスとを互いに分離することができる。
IMSネットワークアーキテクチャは、上述の分離しているという特徴を有しているため、各種サービスの高速化のための分散配置および制御の統一に必要な条件を提供することができる。各種サービスとは、セッションサービスだけでなくメディアサービスも含む。IMSネットワーク環境では、アプリケーションサーバを通じて、統一されたサービスマネジメントを実現できる。メディアサービスアプリケーションでは、様々な特有のメディアアプリケーションが、様々なメディアアプリケーションサーバ(オンデマンド・コンテンツアプリケーションサーバ、ラジオ・テレビアプリケーションサーバなど)に分散配置される。一方、統一されたサービス制御は、セッション制御層のエンティティおよび仕組みによって実行される。
双方向メディアセッションを確立するための既存のシステムおよび方法では、端末は、メディアサーバと直接RTSP接続を確立し、それから、RTSP接続を用いてRTP接続用のアドレスを取り決めている。
NGN(Next Generation Network;次世代ネットワーク)環境では、上記伝送機能を制御機能から独立させて、メディアサーバを、メディア制御部とメディア伝送部とに分離することができる。RTSP接続は、端末とメディア伝送部との間で確立される。しかしながら、端末とメディア伝送部とが、RTSP接続上でRTP接続用アドレスを取り決める場合、取り決めのメッセージがメディア制御部を経由しないため、メディア制御部がメディア伝送部を制御することができない。
〔発明の概要〕
本発明の実施形態は、NGNネットワークにおいて用いられるIMSを基盤とした双方向メディアセッションを確立するためのシステム、方法、および、装置を提供する。上記NGNネットワークでは、伝送部と制御部とが互いに分離されている必要がある。
本発明の一実施形態では、IPマルチメディアサブシステムを基盤とした双方向メディアセッションの確立方法を提供する。当該方法は、
メディア制御部が、端末によって開始された双方向サービス要求を受信するステップと、
上記メディア制御部が、メディア伝送部を、双方向通信を行うためのRTSP接続用アドレスポートおよびRTP接続用アドレスポートを、上記端末との間で取り決めるように制御するステップと、
端末と上記メディア伝送部との間で、双方向制御のためのRTSP接続とメディアストリーム配信のためのRTP接続とを確立するステップとを含む。
本発明の一実施形態では、IPマルチメディアサブシステムを基盤とした双方向メディアセッションの確立方法を提供する。当該方法は、
MRFが、端末によって開始された双方向サービス要求を受信するステップと、
上記MRFが、双方向通信を行うためのRTSP接続用アドレスポートおよびRTP接続用アドレスポートを上記端末との間で取り決めるステップと、
上記端末と上記MRFのメディア制御部との間で、上記RTSP接続用アドレスポートに基づいて、双方向制御用のRTSP接続を確立するステップと、
上記端末と上記MRFのメディア伝送部との間で、上記RTP接続用アドレスポートに基づいて、メディアストリーム配信用のRTP接続を確立するステップとを含む。
本発明の一実施形態では、IPマルチメディアサブシステムを基盤とした双方向メディアセッションの確立方法を提供する。当該方法は、
メディア制御部が、アプリケーションサーバを介して端末によって開始された双方向サービス要求を受信するステップと、
上記アプリケーションサーバが、双方向通信を行うためのRTSP接続用アドレスポートを上記端末と取り決めるとともに、双方向制御のために端末との間でRTSP接続を確立するステップと、
メディア伝送部が、上記メディア制御部の制御にしたがって、双方向通信を行うためのRTP接続用アドレスポートを上記端末との間で取り決めるステップと、
端末と上記メディア伝送部との間で、メディアストリーム配信のためのRTP接続を確立するステップとを含む。
本発明の一実施形態では、IPマルチメディアサブシステムを基盤とした双方向メディアセッションの確立方法を提供する。当該方法は、
メディア制御部が、端末によって開始された双方向サービス要求を受信するステップと、
メディア伝送部が、上記メディア制御部の制御にしたがって、双方向通信を行うためのRTP接続用アドレスポートを上記端末との間で取り決めるステップと、
端末と上記メディア伝送部との間で、メディアストリーム配信のためのRTP接続を確立するステップと、
端末が、メディア双方向制御情報を伝送するSIPメッセージを、アプリケーションサーバに配信するステップと、
上記アプリケーションサーバが、上記SIPメッセージから、上記メディア双方向制御情報を取得するとともに、該メディア双方向制御情報をRTSPメッセージに変換するステップと、
上記アプリケーションサーバとMRFとが、ユーザとMRFとの間の双方向メディア制御を実現するために、上記RTSPメッセージを用いて相互通信するステップとを含む。
本発明の一実施形態では、IPマルチメディアサブシステムを基盤とした双方向メディアセッションの確立方法を提供する。当該方法は、
メディア制御部が、端末によって開始された双方向サービス要求を受信するステップと、
メディア伝送部が、上記メディア制御部の制御にしたがって、双方向通信を行うためのRTP接続用アドレスポートを上記端末との間で取り決めるステップと、
端末と上記メディア伝送部との間で、メディアストリーム配信のためのRTP接続を確立するステップと、
端末が、メディア双方向制御情報を含むSIPメッセージを、上記メディア制御部に送信するステップと、
上記メディア制御部が、上記SIPメッセージから、上記メディア双方向制御情報を取得するとともに、該メディア双方向制御情報をH.248メッセージに変換するステップと、
上記メディア制御部が、上記H.248メッセージを通じてメディア双方向制御を実現するために、上記メディア伝送部と相互通信するように制御するステップとを含む。
本発明の一実施形態では、IPマルチメディアサブシステムを基盤とした双方向メディアセッションの確立方法を提供する。当該方法は、
終的にサービスを提供するメディアストリームサーバが、端末によって開始された双方向サービス要求を受信するステップと、
上記メディアストリームサーバが、当該メディアストリームサーバ内の制御部の制御にしたがって、双方向通信を行うためのRTP接続用アドレスポートを上記端末との間で取り決めるステップと、
端末と上記メディアストリームサーバとの間で、メディアストリーム配信のためのRTP接続を確立するステップと、
端末が、拡張されたSIPメッセージに、メディア双方向制御情報を付与するとともに、該SIPメッセージを、IMSネットワークを介して、MRFに供給するステップと、
上記MRFが、上記SIPメッセージに含まれて伝送された上記メディア双方向制御情報を、RTSPメッセージに変換するとともに、端末と最終的にサービスを提供するメディアストリームサーバとの間でメディア双方向制御を実現するために、既にネットワーク上に配置されているメディアサーバにてメディア双方向制御を実行するステップとを含む。
本発明の一実施形態では、IPマルチメディアサブシステムを基盤とした双方向メディアセッションを確立するシステムを提供する。当該システムは、アプリケーションサーバと、メディア制御部と、端末と双方向通信するメディア伝送部とを備え、
端末は、双方向サービス要求を開始するとともに、リアルタイムストリームプロトコル(RTSP)接続およびリアルタイム伝送プロトコル(RTP)接続を確立し、
上記アプリケーションサーバは、上記サービス要求を処理し、
上記メディア制御部は、上記メディア伝送部のリソース割当てを制御し、
上記メディア伝送部は、上記メディア制御部による制御に基づき、TSP接続およびRTP接続を確立するためのアドレスポートを割り当てるとともに、端末とのRTSP接続およびRTP接続を確立する
本発明の一実施形態では、IPマルチメディアサブシステムを基盤とした双方向メディアセッションを確立するシステムを提供する。当該システムは、アプリケーションサーバと、メディア制御部と、端末と双方向通信するメディア伝送部とを備え、
端末は、双方向サービス要求を開始するとともに、リアルタイムストリームプロトコル(RTSP)接続およびリアルタイム伝送プロトコル(RTP)接続を確立し、
上記アプリケーションサーバは、上記サービス要求を処理し、
上記メディア制御部は、上記メディア伝送部のリソース割当てを制御して、RTSP接続用アドレスポートを割り当てるとともに、端末との間でRTSP接続を確立し、
上記メディア伝送部は、上記メディア制御部の制御に基づき、RTP接続用アドレスポートを割り当てるとともに、端末とのRTP接続を確立する。
本発明の一実施形態では、メディアリソース制御装置を提供する。当該装置は、
端末によって配信された要求を受信し、その応答として、該要求に含まれるRTSPおよびRTP接続確立用の端末のアドレスポートの情報にしたがって、端末とのRTSP接続およびRTP接続確立用アドレスポートを、端末に返送する第1双方向性ユニットと、
上記第1双方向性ユニットによって受信された上記要求に基づいて、端末とのRTSP接続およびRTP接続確立用アドレスポートを割り当てるようにメディア伝送部を制御する制御ユニットとを備える。
本発明の一実施形態では、メディアリソース制御装置を提供する。当該装置は、
端末によって配信された要求を受信し、その応答として、端末との接続確立用アドレスポートを端末に返送する第1双方向性ユニットと、
上記第1双方向性ユニットによって受信された要求に基づいて、RTSP接続用のローカルアドレスポートを割り当てるポート割当ユニットと、
上記第1双方向性ユニットによって受信された要求に基づいて、端末とのRTP接続確立用アドレスポートを割り当てるようにメディア伝送部を制御する制御ユニットとを含む。
本発明の一実施形態では、メディアリソース処理装置を提供する。当該装置は、
メディア制御部による制御にしたがって、端末とのRTSP接続用および/またはRTP接続用のローカルアドレスポートを割り当てるポート割当ユニットと、
RTSP接続用および/またはRTP接続用のアドレスポートに関する情報を、上記メディア制御部に配信する配信ユニットとを備える。
本発明の実施形態によれば、メディアサーバのRTSP接続およびRTP接続のためのリソース割当ては、メディア制御部の制御にしたがって行われる。そのため、メディア制御部は、アドレスポートなどのメディア伝送部のリソース情報を制御したり記録したりすることができる。これにより、本発明は、伝送と制御とが独立しているNGNネットワーク環境に適用できる。さらに、端末とメディア伝送部との間において、RTPメディア接続が確立されるため、メディア配信効率を確保することが可能となる。
〔発明の詳細な説明〕
IMSネットワーク環境において双方向メディアセッションを確立している間は、NGNの制御機能と伝送機能とを分離させるという原則に従う必要がある。メディア接続の確立に必要なポートを取り決めるなどの双方向メディアセッションを確立するための制御機能のすべてが制御層において実行されなければならない。伝送層においての最終的なメディア接続は、端末とネットワーク伝送部(例えば、メディアコンテンツを蓄積するアプリケーションサーバ)との間で確立される。
IMSネットワーク環境下では、制御層におけるメディア制御部が、IMSネットワークアーキテクチャのマルチメディアリソース機能コントローラ(Multimedia Resource Function Controller;MRFC)に対応し、伝送層におけるメディア伝送部が、IMSネットワークアーキテクチャのマルチメディアリソース機能プロセッサ(Multimedia Resource Function Processor;MRFP)に対応する。したがって、IMSネットワーク環境下において、端末とメディアサーバとの間で双方向の制御接続およびメディア接続が確立される場合には、MRFCが必ず制御に関する信号を出力し、最終的に端末と上記MRFPとの間でメディア接続が確立される。
図1に示すように、本発明に係る、IMSを基盤とした双方向メディアセッションを確立するためのシステムは、端末15と、代理呼セッション制御機能(CSCF)13と、CSCF供給部12と、アプリケーションサーバ11と、MRFC14と、MRFP16とを備える。端末15は、双方向メディアセッション要求を開始し、メディアセッション応答を受信するものである。代理CSCF13は、端末15とCSCF供給部12との間での要求や応答を転送するものである。CSCF供給部12は、トリガ規則(触発規則)にしたがって、上記要求をアプリケーションサーバ11に転送し、トリガを与えるものである。アプリケーションサーバ11は、メディアセッション要求を処理するものである。MRFC14は、ポート番号割当てなどのような、MRFP16のリソース割当てを制御するものである。MRFP16は、MRFC14の制御にしたがって、RTSP接続用アドレスポートおよびRTP接続用アドレスポートのようなリソース情報を割り当てるとともに、RTSP接続およびRTP接続を確立するものである。
また必要に応じて、MRFC14は、RTSP代理として、端末15とMRFP16との間においてRTSPメッセージを転送したり、あるいは、RTSPメッセージに対するSIPのカプセル化/逆カプセル化を行ったりしてもよい。
さらに必要に応じて、MRFP16が、SIPのカプセル化/逆カプセル化をRTSPメッセージに対して行ってもよい。
さらに必要に応じて、アプリケーションサーバ11は、個人用ビデオカセットレコーダ(VCR,Video Cassette Recorder)から制御メッセージを受信したり、RTSP代理として動作したりしてもよい。
本発明の実施形態1では、以下に示すような、IMS基盤における双方向メディアセッションの確立方法を提供する。
A1.端末は、MRFCに送信するための双方向サービス要求を開始する。該双方向サービス要求によって、端末のRTSP接続用アドレスポートおよびメディアストリーム配信用の端末のRTP接続用アドレスポートの情報が搬送される。
A2.上記MRFCは、MRFPを双方向通信するように制御して、該MRFPによって割り当てられた、端末とのRTSP接続およびRTP接続用のアドレスポートを取得する。
A3.上記MRFCは、サービス要求応答を端末に返信する。上記サービス要求応答によって、MRFPの、RTSP接続用およびRTP接続用アドレスポートの情報が搬送される。
A4.端末は、受信したアドレスポートに関する情報に基づいて、双方向制御用のRTSP接続およびメディアストリーム配信用のRTP接続を上記MRFPとの間で直接確立する。
RTSP接続およびRTP接続用の、MRFPのリソース割当ては、MRFCによって制御されるため、MRFCは、MRFPのアドレスポートなどのリソース情報を制御し、記録することができる。これにより、NGNネットワーク環境における制御機能と伝送機能と分離する要件は満たされる。最終的に、端末とMRFPとの間でRTSP接続が確立され、ユーザは、RTSP接続を用いて、一時停止や、早送り、巻戻しなどの操作を行うことができる。
RTSPでは、まず、端末は、SETUPメッセージを用いてRTP接続用アドレスポートをアプリケーションサーバとの間で取り決める。次に、端末は、PLAYメッセージを用いてメディアストリームの再生を開始する。RTSP形式の装置においては、端末が、SETUPメッセージによる双方向通信を行わずに、PLAYメッセージを用いて直接メディアストリーム再生した場合には、上記アプリケーションサーバがその要求を拒否する場合がある。上述した本発明の実施形態1による方法では、一つの同じ要求において、RTSP接続およびRTP接続の取り決めが行われる。そのため、端末は、先立ってSETUPメッセージを用いてRTP接続情報を取り決めなくとも、PLAYメッセージを用いて直接的にプログラムを再生することができる。よって、本発明の実施形態1による上記方法においては、RTSPを適宜調節する必要がある。例えば、端末とアプリケーションサーバとが、上記SETUPメッセージにおいてRTP接続用パラメータ情報を取り決めないようにしたり、あるいは、端末が、SETUPメッセージを配信することなくPLAYメッセージを用いて直接的にプログラムを再生することをアプリケーションサーバに通知できるようにしたりする。
実施形態1の上記方法では、SDP(Session Description Protocol;セッション記述プロトコル)によって、双方向サービス要求・応答のための、RTSPおよびRTPパラメータ情報を伝送してもよい。このSDPをSIPによって伝送してもよい。
図2に示すように、本発明の実施形態1における、IMSを基盤とした双方向メディアセッションを確立するための手順は以下の通りである。
101.端末は、代理CSCFとCSCF供給部とを介してアプリケーションサーバに送信するための双方向サービス要求を開始する。上記双方向サービス要求は、メディアストリーム配信を行うための、端末のRTSP接続用アドレスポートおよびRTP接続用アドレスポートに関する情報を含んで伝送される。上記情報は、SDPメッセージによって伝送されてもよい。
102.アプリケーションサーバは、上記双方向サービス要求を、MRFCへ転送する。
103.MRFCは、MRFPを双方向通信するように制御して、該MRFPによって割り当てられた、端末とのRTSP接続およびRTP接続確立のためのアドレスポートに関する情報を取得する。MRFPは、割り当て後、アドレスポートに関する情報をMRFCに返信する。MRFCは、双方向通信によって、MRFPのRTSP接続用アドレスポートおよびRTP接続用アドレスポートに関する情報を取得する。ここで用いられる双方向プロトコルとしては、H.248プロトコル、または、SIPとXML(extensible Markup Language;拡張可能なマークアップ言語)との組み合わせとすることができる。
104.MRFCは、サービス要求応答をアプリケーションサーバに返信する。該サービス要求応答には、MRFPのRTSP接続およびRTP接続用アドレスポートに関する情報が含まれている。
105.アプリケーションサーバは、代理CSCFおよびCSCF供給部を介して、端末にサービス要求応答を返信する。
106.端末は、早送り、巻戻し、一時停止などの双方向制御のための、MRFPとのRTSP接続を確立する。端末は、サービス要求応答内にて伝送されたMRFPの、RTSP接続確立用のアドレスポートに基づいて、上記RTSP接続を確立する。
107.端末は、上記サービス要求応答にて伝送されたMRFPの、RTP接続確立用のアドレスポート情報に基づいて、メディアストリーム配信のための、MRFPとのRTP接続を確立する。
上記実施形態においては、端末とMRFPとが、IMSシステムを介したサービス要求のやりとりの間に、RTSP接続およびRTP接続確立用アドレスポートを同時に取り決める。それから、端末は、MRFPとの間で直接、双方向制御用にRTSP接続を、メディアストリーム配信用にRTP接続をそれぞれ確立する。
本発明の実施形態2におけるIMS基盤における双方向メディアセッションの確立方法を以下に説明する。
B1.端末は、MRFCに送信される双方向サービス要求を開始する。該双方向サービス要求は、端末のRTSP接続用アドレスポートに関する情報を含んでいる。
B2.MRFCは、MRFPを双方向通信するように制御し、該MRFPによって割り当てられた、端末とのRTSP接続用アドレスポートを取得する。
B3.MRFCは、サービス要求応答を端末に返信する。上記サービス要求応答は、上記MRFPのRTSP接続用アドレスポートに関する情報を含んでいる。
B4.端末は、受信したRTSP接続用アドレスポートに関する情報に基づいて、MRFPとの間で、双方向制御を行うためのRTSP接続を確立する。
B5.端末は、RTSP接続を通じて、MRFPに対してSETUPメッセージを送信する。上記SETUPメッセージは、メディアストリーム配信のためのRTP接続確立用アドレスポートに関する情報を含んでいる。
B6.MRFPは、上記SETUPメッセージを受信後、RTP接続用のローカルアドレスポートを割り当て、該ローカルアドレスポートをMRFCに報告する。
B7.MRFPは、SETUPメッセージ応答を端末に返信し、該応答は、MRFPのRTP接続用アドレスポートに関する情報を含んでいる。
B8.端末は、受信したRTP接続用アドレスポートに関する情報に基づいて、メディアストリームを配信するためのRTP接続をMRFPとの間で確立する。
図3に示すように、本発明の実施形態2における、IMSを基盤とした双方向メディアセッションを確立するための手順は以下の通りである。
201.端末は、代理CSCFおよびCSCF供給部を介してアプリケーションサーバに送信される双方向サービス要求を開始する。上記双方向サービス要求は、端末のRTSP接続用アドレスポートに関する情報を含んでいる。上記アドレスポートに関する情報は、SDPメッセージに含まれて伝送されてもよいし、また、該SDPメッセージは、SIPメッセージに含まれて伝送されてもよい。
202.アプリケーションサーバは、上記双方向サービス要求をMRFCに転送する。
203.MRFCは、MRFPを双方向通信するように制御して、該MRFPによって割り当てられた、端末とのRTSP接続確立用アドレスポートに関する情報を取得する。MRFPは、割り当て後、割り当てた上記アドレスポートに関する情報を、MRFCに返信する。この双方向のやりとりによって、MRFCは、上記MRFPのRTSP接続用アドレスポートを取得する。ここで用いられる双方向プロトコルは、H.248プロトコル、あるいは、SIPとXMLとの組み合わせであってもよい。
204.MRFCは、サービス要求応答をアプリケーションサーバに返信する。上記サービス要求応答には、MRFPのRTSP接続用アドレスポートに関する情報が含まれている。
205.アプリケーションサーバは、代理CSCFおよびCSCF供給部を介して、上記サービス要求応答を端末に返信する。
206.端末は、MRFPとの間でRTSP接続を確立する。端末が受信したアドレスポートは、MRFPのアドレスポートであるため、上記RTSP接続は、端末とMRFPとの間で確立される。
207.RTSP接続確立後、該RTSP接続を通じて、端末はSETUPメッセージをMRFPに送信する。上記SETUPメッセージには、端末のRTPメディア接続用アドレスポートに関する情報が含まれている。
208.MRFPは、SETUPメッセージを受信後、RTP接続用のローカルアドレスポートを割り当てる。
209.MRFPは、ローカルRTPポートを割り当てた後、ポートの割り当てを含む自身のリソース状況についてMRFCに報告する。ここで用いられる双方向プロトコルは、H.248プロトコル、または、SIPとXMLとの組み合わせであってもよい。
210.MRFPは、該MRFPによって割り当てたRTP接続用アドレスポートに関する情報を含むSETUPメッセージ応答を返信する。
211.端末はMRFPと双方向通信して、PLAYメッセージなどの他のRTSPメッセージをやりとりする。
212.MRFPと端末とが、RTP接続を確立する。
上記実施形態においては、端末とMRFPとが、まず、RTSP接続用アドレスポートを取り決め、それから、該RTSP接続を通じて、RTP接続用アドレスポートを取り決める。MRFPは、ポートや他のリソース状況についてMRFCに報告する。
なお、上記ステップ206において、RTSPメッセージがASを介して送信されるか否かは、ASがRTSP用アドレスポートを変更するか否かによって決まる。この点は、実施形態1のMRFCの動作と同様である。
本発明の実施形態3における、IMS基盤に基づく双方向メディアセッションの確立方法を以下で説明する。
C1.端末は、MRFCに送信される双方向サービス要求を開始する。上記双方向サービス要求は、端末のRTSP接続用アドレスポートに関する情報を含んでいる。
C2.MRFCは、MRFPを双方向通信するように制御するとともに、該MRFPによって割り当てられた、端末とのRTSP接続用アドレスポートに関する情報を取得する。
C3.MRFCは、サービス要求応答を端末に返信する。上記サービス要求応答は、上記MRFCのRTSP接続用アドレスポートに関する情報を含んでいる。MRFCは、RTSP接続用にローカルポートを割り当て、該ローカルポートを端末に返信する。MRFCは、後にメッセージを転送するために、ローカルに割り当てたRTSPポートと、MRFPによって割り当てられたRTSPポートとの対応関係を保存する。
C4.端末は、上記サービス要求応答内に含まれるRTSP接続用アドレスポートに関する情報に基づいて、MRFCとの間でRTSP接続を確立する。
C5.端末は、RTSP接続確立後、該RTSP接続を通じて、SETUPメッセージをMRFCに送信する。上記SETUPメッセージには、メディアストリーム配信に用いられるRTP接続用アドレスポートについて情報が含まれている。
C6.MRFCは、MRFPのリソース状況に応じて、MRFPがサービス機能を継続することが可能であるか否かを判定する。もし、継続が可能な場合は、MRFCは、ステップC3において保存されている対応関係に基づいて、SETUPメッセージをMRFPに転送する。
C7.MRFPは、上記SETUPメッセージを受信後に、RTP接続用のローカルアドレスポートを割り当て、上記MRFCに対して該ローカルポートを返信する。
C8.MRFCは、SETUPメッセージ応答を端末に返信する。返信された応答には、MRFPによって割り当てられたRTP接続用のアドレスポートについての情報が含まれている。
C9.端末は、受信したRTP接続用のアドレスポートの情報に基づいて、端末とMRFPとの間において、メディアストリーム配信用にRTP接続を確立する。
上記実施形態においては、MRFCは、RTSP代理として動作するとともに、上記サービス要求応答内に含まれる、MRFPによって割り当てられたRTSP接続用アドレスポートを、自身のアドレスポートにマッピングする。したがって、上記応答内のアドレスポートはMRFCのアドレスポートとなるので、端末が上記サービス要求応答を受信したときに、MRFCとのRTSP接続が確立される。そして、RTSP接続を通じて端末から配信された上記SETUPメッセージは、MRFCを通過する。これによって、MRFCは、MRFPのポートリソースの割り当てを制御することができる。MRFCが、SETUP応答メッセージ内のRTP接続用アドレスポート情報を変換しないので、端末で受信されるSETUP応答メッセージに含まれるアドレスポートは、MRFPのアドレスポートである。よって、MRFCによってRTSPメッセージが転送された後に、メディア接続は端末とMRFPとの間において直接確立される。
図4に示すように、本発明の実施形態3における、IMSを基盤とした双方向メディアセッションを確立するための手順は以下の通りである。
301.端末は、代理CSCFおよびCSCF供給部を介してアプリケーションサーバに送信するための双方向サービス要求を開始する。上記双方向サービス要求は、端末の、RTSP接続用アドレスポートに関する情報を含んでいる。上記情報は、SDPメッセージに含まれて伝送されてもよい。また、上記SDPメッセージは、SIPメッセージに含まれて伝送されてもよい。
302.アプリケーションサーバは、上記双方向サービス要求をMRFCに転送する。
303.MRFCは、MRFPを双方向通信するように制御して、該MRFPによって割り当てられた、端末とのRTSP接続用のアドレスポートを取得する。MRFPは、割り当てた後のアドレスポートに関する情報をMRFCに返信する。この双方向制御により、MRFCは、MRFPのRTSP接続用アドレスポートに関する情報を取得する。ここで用いられる双方向プロトコルには、H.248プロトコル、または、SIPとXMLとの組み合わせを用いることができる。
304.MRFCは、サービス要求応答をアプリケーションサーバに返信する。上記サービス要求応答には、MRFCのRTSP接続用アドレスポートに関する情報が含まれている。MRFCはRTSP代理として動作するとともに、RTSP接続用にローカルポートを割り当て、該ローカルポートを端末に返信する。MRFCは、後にメッセージを転送するために、ローカルに割り当てたRTSPポートとMRFPによって割り当てられたRTSPポートとの対応関係を保存する。
305.アプリケーションサーバが、代理CSCFおよびCSCF供給部を介して、サービス要求応答を端末に返信する。
306.端末は、上記サービス要求応答に含まれているRTSP接続用アドレスポートに関する情報に基づいて、MRFCとの間にRTSP接続を確立する。
307.端末は、RTSP接続確立後、該RTSP接続を通じて、MRFCにSETUPメッセージを送信する。上記SETUPメッセージには、端末のRTPメディア接続用アドレスポートに関する情報が含まれている。
308.MRFCは、MRFPのリソース状況に応じて、該MRFPがサービス機能を継続することが可能であるか否かを判定する。もし、継続が可能な場合は、MRFCは、ステップ304において保存された対応関係に基づいて、SETUPメッセージをMRFPに転送する。
309.MRFPは、SETUPメッセージを受信後、RTP接続用にローカルアドレスポートを割り当て、該ローカルアドレスポートをMRFCに返信する。
310.MRFCは、SETUPメッセージに対する応答を端末に返信する。返信された該応答には、MRFPによって割り当てられたRTP接続用アドレスポートに関する情報が含まれている。
311.端末は、MRFCを介して送信される、PLAYメッセージなどの他のRTSPメッセージを交換することにより、MRFPと双方向通信する。
312.MRFPと端末とは、RTP接続を確立する。
上述の実施形態において、MRFCは、代理機能によって、端末とMRFPとの間でRTSPメッセージを転送する。本実施形態においては、端末とMRFPとの間のRTSPメッセージは、MRFCを介して転送される。したがって、MRFCは、RTP接続のための、MRFPによって割り当てられたアドレスポートを制御および取得することができる。
当業者であれば当然理解できるように、MRFCが、端末とMRFPとの間でRTSPメッセージを転送するために、RTSP接続の代理として機能する方法は、実施形態1などの本発明の他の実施形態にも適用することができる。
さらには、MRFCは、RTSP接続を終了させること、および、RTSPメッセージ内に含まれる制御情報を、他のプロトコルメッセージ(H.248メッセージまたはSIPメッセージなど)に変換することができる。この結果、双方向ユーザ制御を行うようにMRFPを制御することができる。
同様に、上述の実施態様も、実施形態1などの本発明の他の実施形態に適用することができる。
本発明の実施形態4による、IMSに基づく双方向メディアセッションの確立方法を以下で説明する。
D1.端末は、MRFCに送信される双方向サービス要求を開始する。上記双方向サービス要求は、端末のRTSP接続用アドレスポートに関する情報を含んでいる。
D2.MRFCは、MRFPを双方向通信するように制御するとともに、該MRFPによって割り当てられた、端末とのRTSP接続用アドレスポートに関する情報を取得する。
D3.MRFCは、サービス要求応答を端末に返信する。上記サービス要求応答は、MRFPのRTSP接続用アドレスポートに関する情報を含んでいる。MRFCは、該サービス要求応答を返信するときに、自身をSIPヘッダフィールド内の経路記録(record-route)フィールドに追加する。
D4.端末は、上記サービス要求応答内に含まれるRTSP接続用アドレスポートに関する情報に基づいて、MRFPとの間でRTSP接続を確立する。RTSP接続確立用のメッセージは、SIPメッセージを用いてカプセル化される。
D5.端末およびMRFPは、RTSP接続確立後、RTSP接続上のSETUPメッセージを用いて、RTP接続用アドレスポートを取り決める。そして、上記SETUPメッセージがMRFCに転送される。
D6.MRFCが、端末とMRFPとの間におけるRTP接続の確立を許可した場合には、上記SETUPメッセージがMRFPに転送される。
D7.MRFPは、上記SETUPメッセージを処理し、MRFCを介して、上記SETUPメッセージに対する応答を端末に返信する。上記応答には、MRFPによって割り当てられたRTP接続用のアドレスポート情報が含まれる。MRFCは、上記アドレスポートについての情報を記録する。
D8.端末は、受信した上記アドレスポートに基づいて、MRFPとの間で、メディアストリーム配信用にRTP接続を確立する。
上述の実施形態において、すべてのRTSPメッセージがMRFCを経由するため、MRFCは、端末から配信される上記SETUPメッセージを取得することができる。これにより、RTP接続用に上記アドレスポートを割り当てるようにMRFPを制御することができる。
上述の実施形態において、上記RTSPメッセージは、SIPプロトコルの拡張により、直接対応するSIPメッセージを採用することで実現可能である。この方法では、前述のカプセル化/逆カプセル化のステップはもはや必要でなくなる。
図5に示すように、本発明の実施形態4における、IMSに基づく双方向メディアセッションを確立するための手順は以下の通りである。
401.端末は、代理CSCFおよびCSCF供給部を介してアプリケーションサーバに送信するための双方向サービス要求を開始する。上記双方向サービス要求は、端末の、RTSP接続用アドレスポートに関する情報を含んでいる。上記情報は、SDPメッセージに含まれて伝送されてもよく、また、上記SDPメッセージは、SIPメッセージに含まれて伝送されてもよい。
402.アプリケーションサーバは、上記双方向サービス要求をMRFCに転送する。
403.MRFCは、MRFPを双方向通信するように制御し、該MRFPによって割り当てられた、端末とのRTSP接続用のアドレスポートに関する情報を取得する。MRFPは、割り当て後、上記情報をMRFCに返信する。この双方向通信によって、MRFCは、MRFPのRTSP接続用アドレスポートに関する情報を取得する。双方向プロトコルには、H.248プロトコル、または、SIPとXMLとの組み合わせを用いることができる。
404.MRFCは、サービス要求応答をアプリケーションサーバに返信する。上記サービス要求応答には、MRFPのRTSP接続用アドレスポートに関する情報が含まれている。MRFCは、上記サービス要求応答を返信するときに、自身をSIPヘッダフィールド内のrecord-routeフィールドに追加する。これにより、SIPメッセージにおいてカプセル化されたRTSPメッセージが、続いて確実にMRFCを経由するようにすることができる。
405.アプリケーションサーバは、代理CSCFおよびCSCF供給部を介して、サービス要求応答を端末に返信し、端末は、上記メッセージヘッダ内の経路情報を記録する。上記経路情報には、代理CSCF、CSCF供給部、MRFCが含まれる。
406.端末は、上記サービス要求応答に含まれるRTSP接続用アドレスポートに関する情報に基づいて、MRFPとの間でRTSP接続を確立する。RTSP接続確立用のメッセージは、SIPメッセージを用いてカプセル化されている。
407.端末およびMRFPは、RTSP接続確立後、RTSP接続上でのSETUPメッセージを介して、RTP接続用のアドレスポートを取り決める。SETUPメッセージは、代理CSCFを介してCSCF供給部に転送される。
408.CSCF供給部は、上記SETUPメッセージをMRFCに転送する。
409.MRFCが、端末およびMRFPに、RTP接続を確立することを許可した場合には、MRFCは、SETUPメッセージをMRFPに転送する。
410.MRFPは、上記SETUPメッセージを処理して、該MRFPが割り当てたRTP接続用のアドレスポートに関する情報を含んだ応答を返信する。
411.MRFCは、上記応答内のRTP接続用アドレスポートに関する情報を記録し、SETUP応答をCSCF供給部に転送する。
412.上記SETUP応答は、代理CSCFを介して端末に返信される。
413.端末は、RTSP接続上におけるPLAYメッセージを用いて、メディアストリームを再生することをMRFPに通知する。
414.MRFPと端末とがRTP接続を直接確立する。
上述の実施形態においては、まず、端末とMRFPとが、RTSP接続用のアドレスポートを取り決める。次に、RTSP接続を通じてRTP接続用のアドレスポートを取り決める。RTSPメッセージをSIPメッセージ内にカプセル化することにより、RTSPメッセージはMRFCを経由し、これによりMRFCはRTP接続用アドレスポートを割り当てるようにMRFPを制御することができる。
MRFCは、RTSPメッセージが後続して確実にIMSシステムを経由するように、RTSP接続用アドレスポートを取り決めるときに、自身をrecord-routeヘッダフィールドに加える。端末は、続くRTSPメッセージを、配信用にSIPメッセージ内にカプセル化する。上記RTSPメッセージを用いてRTP接続用のアドレスポートが決定した後に、端末とMRFPとの間でRTP接続が直接確立される。
上述の実施形態において、端末/MRFPでは、RTSPメッセージに対して、SIPのカプセル化処理を実行する。そして、MRFP/端末では、RTSPメッセージにおける、SIP逆カプセル化処理を実行する。実際には、MRFCが、上述のカプセル化/逆カプセル化処理を行ってもよい。その場合、SIPメッセージは、MRFCにて終了する。それから、MRFCは、MRFPとの間でRTSP接続を確立するか、または、逆カプセル化されたRTSPメッセージ内に含まれる制御情報を、H.248などの他のプロトコルに変換することができる。これにより、双方向ユーザ制御を実現するようにMRFPを制御することが可能となる。
さらには、本発明の実施形態において、ASがRTSP接続のための代理機能を果たすことが可能である。すなわち、ASは、MRFPのRTSP接続用のアドレスポートに関する情報を得た後、RTSP接続用ローカルポートを割り当てる。ASは、ローカルに割り当てたRTSPポートとMRFPによって割り当てられたRTSPポートとの対応関係を保存する。そして、後にメッセージの転送ができるように、ASで割り当てたRTSP接続用のアドレスポートに関する情報を含むサービス要求応答を端末に返信する。さらに、端末とMRFPとの間でやり取りされるPLAYメッセージなどの他のRTSPメッセージが、ASを介して転送され、RTP接続が端末とMRFPとの間で確立する。
さらに、ASは、RTSP接続を終了させること、ならびに、RTSPメッセージ内の双方向メディア制御情報をSIPメッセージなどの他のプロトコルメッセージに変換することおよび該変換されたメッセージをMRFCに送信することができる。これにより、双方向ユーザ制御を実現するようにMRFPを制御することが可能となる。
さらに、端末は、RTSPメッセージに対してSIPのカプセル化/逆カプセル化処理を行うことができる。したがって、ASがSIPカプセル化/逆カプセル化の処理を行うことも可能である。その場合、SIPメッセージはASにて終了する。その後、ASは、MRFCとの間でRTSP接続を確立するか、または、逆カプセル化されたRTSPメッセージ内の制御情報を、SIPメッセージなどの他のプロトコルメッセージに変換して、該変換したメッセージをMRFCに送信する。これにより、双方向ユーザ制御を実現するようにMRFPを制御することが可能となる。MRFCとMRFPとの間の接続は、RTSP接続であってもよいし、もしくは、H.248メッセージまたはSIPメッセージによって実現されるものであってもよい。
実際のネットワーク配置では、ASとMRFCとを同一のネットワーク内に配置することができるため、ASとMRFCとの間のインタフェースは内部インタフェースである。この場合、サービス要求応答は、ASまたはMRFCの、端末との間のRTSPアドレスポートについての情報を含んでいる。この結果、AS(またはMRFC)は、RTSPメッセージを受信できる。AS(またはMRFC)とMRFPとの間で用いられるプロトコルは、RTSP、H.248プロトコルまたはSIPである。これらのプロトコルは、MRFPにおいて制御機能を発揮させるために、受信したRTSPメッセージ内の双方向メディア制御情報を対応するプロトコルメッセージへと変換する。これにより、ユーザ端末とメディアサーバとの双方向メディア制御を実現できる。
双方向メディアセッションは、一般的に、RTSP双方向制御チャネルおよびRTPメディアチャネルを含む。本発明の実施形態によれば、RTSP双方向制御チャネルはネットワークの制御層において確立される。そのため、ネットワーク制御部により、ネットワーク伝送部に対して上質な制御を確保することができる。ここで、ネットワーク制御部は、NGNにおける伝送機能と制御機能とが分離されるという概念を遵守している。一方、メディア接続は、効率的なメディア配信を確保するために、端末とMRFPとの間で確立される。
本発明の実施形態において、MRFPは、MRFCの制御にしたがって、通信を行うためのRTP接続用アドレスポートを端末との間で取り決め、端末との間でRTP接続を確立する。
上述の内容に基づいて、双方向メディア制御情報は、SIPメッセージに基づいて、端末とASとの間で伝送することができる。ASは、上記SIPメッセージから双方向メディア制御情報を取得し、メディアサーバと双方向通信を行うために、それをRTSPメッセージに変換する。これにより、ユーザ端末とメディアサーバとの間で双方向メディア制御を実現することができる。このような実施形態の方法は、端末がRTSP機能を保持しない場合に適用される。
同様に、SIPメッセージは、端末とMRFCとの間で双方向メディア制御情報を双方向に通信するのに用いることができる。また、MRFCは、SIPメッセージから双方向メディア制御情報を取得し、MRFPにおいて双方向メディア制御機能が実行されるように、上記制御情報をH.248メッセージなどの他のメッセージに変換する。これにより、端末とMRFPとの間における双方向メディア制御を実現することができる。このような実施形態の方法は、端末とネットワークとの両者がRTSP機能を保持しない場合に適用される。メディアストリームコンテンツは、IMSネットワークにおいては、MRFによって供給され、MRFCおよびMRFPは、H.248プロトコルを用いて互いに双方向通信する。
さらに、端末がRTSP機能を保持せず、メディアストリームコンテンツが、他のメディアサーバ(例えば、RTSP機能を保持するメディアストリームサーバが予め配置されている)から供給される場合には、端末は、SIPメッセージを拡張することによってメディア双方向制御情報を伝送することができる。IMSネットワークは、SIPメッセージをMRFに送信し、該MRFが、上記SIPメッセージ中の双方向メディア制御情報をRTSPメッセージに変換する。この結果、ネットワークに既に配置されている他のメディアサーバとの間で双方向通信してメディア制御を実行することが可能となる。したがって、端末とサービスを提供する最終的なメディアストリームサーバとの間で、メディア双方向制御が実現される。上記手順によれば、RTP接続は端末と最終的なメディアサーバとの間で確立される。
あるいは、MRFCがRTSP双方向通信を実現するためにMRFCがRTSP機能を保持していてもよい。SIPメッセージが、端末とMRFCとの間での双方向メディア制御情報の受け渡しに用いられるとき、他のメディアサーバと双方向通信するために、MRFCは、SIPメッセージから双方向メディア制御情報を取得し、該双方向メディア制御情報をRTSPメッセージに変換する。これにより、端末とサービスを提供するメディアストリームサーバとの間において双方向メディア制御が実現される。ここで、MRFCは、SIPメッセージとRTSPメッセージとの間でメディア双方向情報の変換を行う。
あるいは、MRFPが、RTSP双方向通信を実現するために上記RTSP機能を保持していてもよい。SIPメッセージは、端末とMRFCとの間における双方向メディア制御情報を伝送するのに用いられる。MRFCは、上記SIPメッセージから双方向メディア制御情報を取得し、MRFPを制御するために、それをH.248メッセージに変換する。MRFPは、MRFCの制御に基づき、双方向メディア制御情報をRTSPメッセージに変換する。この結果、他のメディアサーバと双方向通信を行えるようになる。これにより、端末とサービスを提供する最終的なメディアストリームサーバとの間での双方向メディア制御を実現できる。ここで、MRFPは、H.248メッセージとRTSPメッセージとの間でメディア双方向情報の変換を行う。
図6に示すとおり、本発明の一実施形態は、メディアリソース制御装置を提供する。メディアリソース制御装置は、端末によって配信される要求を受信し、その応答として、端末の要求内に含まれているRTSP接続およびRTP接続確立用アドレスポートに基づく、端末とのRTSP接続およびRTP接続を確立するためのアドレスポートを端末に返信する第1双方向性ユニット61と、上記第1双方向性ユニット61が受信した要求に基づいて、端末とのRTSP接続およびRTP接続確立用アドレスポートを割り当てるようにMRFPを制御する制御ユニット62とを備えている。
具体的には、上記要求とは、双方向サービス要求であってもよい。双方向サービス要求は、RTSPおよびRTP接続確立のための端末のアドレスポートを含んでいる。MRFPによって割り当てられる端末との接続確立用アドレスポートには、RTSPおよびRTP接続用アドレスポートが含まれる。
他の具体例においては、上記要求には、RTSP接続が確立する前に端末によって配信される双方向サービス要求と、確立されたRTSP接続上で配信されるSETUPメッセージとが含まれる。端末のRTSP接続確立用アドレスポートは、上記双方向サービス要求内に含まれ、端末のRTP接続確立用アドレスポートは、上記SETUPメッセージ内に含まれる。SETUPメッセージは、確立されたRTSP接続上で配信される。
上述の実施形態において、上記メディアリソース制御装置は、主に、RTSPまたはRTP接続用のアドレスポートを割り当てるようにMRFPを制御するものである。
実施形態2において提供されるメディアリソース制御装置は、さらに、端末とMRFPとの間でのRTSPメッセージの転送を代理することができる。
図7に示すように、本発明の実施形態2におけるメディアリソース制御装置は、端末によって配信される要求を受信し、その応答として、端末との接続を確立するためのアドレスポートを、端末に返信する第1双方向性ユニット61と、上記第1双方向性ユニット61によって受信された上記要求に基づいて、RTSP接続用にローカルアドレスポートを割り当てるポート割当ユニット63と、上記第1双方向性ユニット61によって受信された上記要求に基づいて、端末とのRTP接続を確立するためのアドレスポートを割り当てるようにMRFPを制御する制御ユニット62とを備えている。
具体的には、上記要求は、双方向サービス要求であってもよい。双方向サービス要求は、RTSPおよびRTP接続確立用の端末のアドレスポートを含んでいる。端末との接続を確立するためにMRFPによって割り当てられたアドレスポートとしては、RTSPおよびRTP接続用アドレスポートが含まれる。
他の具体例においては、上記要求には、RTSP接続が確立する前に端末によって配信される双方向サービス要求と、確立されたRTSP接続上で配信されるSETUPメッセージとが含まれる。端末のRTSP接続確立用アドレスポートは、上記双方向サービス要求内に含まれ、端末のRTP接続確立用アドレスポートは、上記SETUPメッセージに含まれる。SETUPメッセージは、確立されたRTSP接続上で配信される。
本発明の実施形態におけるメディアリソース制御装置は、MRFCであってもよいし、または、MRFCから独立した機能エンティティであってもよい。
図8に示すとおり、本発明の実施形態は、さらに、メディアリソース処理装置を提供する。メディアリソース処理装置は、MRFCの制御にしたがって、端末とのRTSP接続および/またはRTP接続用のローカルアドレスポートを割り当てるポート割当ユニット81と、RTSPおよびRTP接続用アドレスポートに関する情報をMRFCに配信する配信ユニット82とを備えている。
具体例としては、ポート割当ユニット81によって割り当てられるローカルアドレスポートには、RTSP接続用アドレスポートおよびRTP接続用アドレスポートが含まれる。配信ユニット82によってMRFCに配信されたアドレスポートには、RTSP接続用アドレスポートおよびRTP接続用アドレスポートが含まれる。
他の具体例においては、ポート割当ユニット81によって割り当てられるローカルアドレスポートは、RTPアドレスポートである。配信ユニット82は、SETUP応答メッセージを介して、RTP接続用アドレスポートに関する情報をMRFCに送信する。
他の具体例においては、ポート割当ユニット81によって割り当てられるローカルアドレスポートには、RTSP接続用アドレスポートおよびRTP接続用アドレスポートが含まれる。配信ユニット82によってMRFCに配信される上記アドレスポートには、RTSP接続用アドレスポートおよびRTP接続用アドレスポートが含まれる。RTP接続用アドレスポートは、SETUPメッセージに対する応答を通じてMRFCに配信される。
本発明の実施形態に基づくメディアリソース処理装置は、RTSP接続用およびRTP接続用に割り当てたアドレスポートをMRFCに報告する。本発明の実施形態に基づいて上記メディアリソース制御装置と組み合わせた場合、メディアリソース処理装置は、ネットワークの制御層においてRTSP双方向制御チャネルを確立することができる。したがって、NGNネットワークにおいて伝送機能と制御機能とが分離されるという要件を満たした制御であって、ネットワーク伝送部上にネットワーク制御部の制御を確保することができる。一方、上記メディア配信効率を確保するために、端末とMRFPとの間でメディア接続が確立される。
本発明の実施形態に基づくメディアリソース処理装置は、MRFCであってもよく、またMRFCから独立した機能エンティティであってもよい。
本発明の実施形態において、MRFCのすべてまたは一部の機能が、MRFCから独立した機能エンティティによって実現されてもよい点に注意されたい。このような機能エンティティとMRFCとを、併せてメディア制御部と称してもよい。同様に、MRFPのすべてまたは一部の機能が、MRFPから独立した機能エンティティによって実現されてもよい。このような機能エンティティとMRFPとを、併せてメディア伝送部と称してもよい。
さらに、MRFCとMRFPとを組み合わせることができる。これをMRFと称する。MRFのすべてまたは一部の機能は、MRFから独立した機能エンティティによって実現されてもよい。このような機能エンティティとMRFとを、併せてメディアサーバと称してもよい。当業者なら当然理解できるように、上記MRF、MRFC、および、MRFPが、それぞれ、メディアサーバ、該メディアサーバの制御部、該メディアサーバの処理部に相当する。
図1は、本発明の一実施形態における、IMSに基づく双方向メディアセッションを確立するためのシステムのネットワークアーキテクチャを示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態1における、IMSに基づく双方向メディアセッションの確立処理のフローチャートである。 図3は、本発明の実施形態2における、IMSに基づく双方向メディアセッションの確立処理のフローチャートである。 図4は、本発明の実施形態3における、IMSに基づく双方向メディアセッションの確立処理のフローチャートである。 図5は、本発明の実施形態4における、IMSに基づく双方向メディアセッションの確立処理のフローチャートである。 図6は、本発明の実施形態1における、メディアリソース制御装置の概略構成図である。 図7は、本発明の実施形態2における、メディアリソース制御装置の概略構成図である。 図8は、本発明の一実施形態における、メディアリソース処理装置の概略構成図である。

Claims (27)

  1. IPマルチメディアサブシステムを基盤とする双方向メディアセッション確立方法であって、
    メディア制御部が、端末によって開始された双方向サービス要求を受信するステップと、
    上記メディア制御部が、メディア伝送部を、上記端末と双方向通信を行うためのRTSP(Real Time Stream Protocol)接続用アドレスポートおよびRTP(Realtime Transport Protocol)接続用アドレスポートを取り決めるように制御するステップと、
    上記端末と上記メディア伝送部との間で、双方向制御用のRTSP接続と、メディアストリーム配信用のRTP接続とを確立するステップを含むことを特徴とする双方向メディアセッション確立方法。
  2. IPマルチメディアサブシステムを基盤とする双方向メディアセッション確立方法であって、
    MRFが、端末によって開始された双方向サービス要求を受信するステップと、
    上記MRFのメディア制御部が、上記端末と双方向通信を行うためのRTSP接続用アドレスポートを取り決めるとともに、上記MRFのメディア伝送部が、上記MRFのメディア制御部の制御にしたがって、上記端末と双方向通信を行うためのRTP接続用アドレスポートを取り決めるステップと、
    上記端末と上記MRFのメディア制御部との間で、上記RTSP接続用アドレスポートに基づいて、双方向制御用のRTSP接続を確立するステップと、
    上記端末と上記MRFのメディア伝送部との間で、上記RTP接続用アドレスポートに基づいて、メディアストリーム配信用のRTP接続を確立するステップとを含むことを特徴とする双方向メディアセッション確立方法。
  3. 上記メディア制御部が、
    上記メディア制御部と上記メディア伝送部との間のRTSP接続を通じて、上記端末からのRTSPメッセージを上記メディア伝送部に転送するか、または、
    上記端末からのRTSPメッセージを、H.248メッセージまたはSIPメッセージに変換し、該変換したメッセージを上記メディア伝送部に配信するかを行うステップをさらに含むことを特徴する請求項2に記載の双方向メディアセッション確立方法。
  4. 上記メディア制御部が、RTSPメッセージがカプセル化されている、上記端末からのSIPメッセージの逆カプセル化を実行するとともに、
    逆カプセル化した上記RTSPメッセージを、上記メディア制御部と上記メディア伝送部との間のRTSP接続において、上記メディア伝送部に転送するか、または、
    逆カプセル化した上記RTSPメッセージを、H.248メッセージまたはSIPメッセージに変換し、該変換したメッセージを上記メディア伝送部に配信するかを行うステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の双方向メディアセッション確立方法。
  5. 上記双方向サービス要求は、上記端末のRTSP接続用アドレスポートおよびRTP接続用アドレスポートに関する情報を含んでおり、
    上記MRFのメディア制御部が、上記端末と双方向通信を行うためのRTSP接続用アドレスポートを取り決めるとともに、上記MRFのメディア伝送部が、上記MRFのメディア制御部の制御にしたがって、上記端末と双方向通信を行うためのRTP接続用アドレスポートを取り決める上記ステップは、
    上記メディア制御部が、上記端末とのRTSP接続用アドレスポートを割り当てるステップと、
    上記メディア制御部が、上記メディア伝送部を双方向通信するように制御するとともに、上記メディア伝送部によって割り当てられた、上記端末とのRTP接続用アドレスポートを取得するステップと、
    上記メディア制御部が、上記メディア制御部のRTSP接続用アドレスポートおよび上記メディア伝送部のRTP接続用アドレスポートに関する情報を含むサービス要求応答を、上記端末に返信するステップとを含むことを特徴とする請求項2に記載の双方向メディアセッション確立方法。
  6. 上記メディア伝送部を双方向通信するように制御するときに上記メディア制御部が用いるプロトコルは、H.248プロトコル、または、拡張可能なマークアップ言語(XML)とSIPとの組み合わせであることを特徴とする請求項5に記載の双方向メディアセッション確立方法。
  7. IPマルチメディアサブシステムを基盤とする双方向メディアセッション確立方法であって、
    メディア制御部が、アプリケーションサーバを介して端末によって開始された双方向サービス要求を受信するステップと、
    上記アプリケーションサーバが、上記端末と双方向通信を行うためのRTSP接続用アドレスポートを取り決めるとともに、双方向制御のために上記端末との間でRTSP接続を確立するステップと、
    メディア伝送部が、上記メディア制御部の制御にしたがって、上記端末と双方向通信を行うためのRTP接続用アドレスポートを取り決めるステップと、
    上記端末と上記メディア伝送部との間で、メディアストリーム配信用のRTP接続を確立するステップとを含むことを特徴とする双方向メディアセッション確立方法。
  8. 上記アプリケーションサーバは、上記端末からのRTSPメッセージに含まれる制御情報を、H.248メッセージまたはSIPメッセージに変換し、該変換したメッセージを上記メディア制御部に配信するか、または、
    上記アプリケーションサーバは、上記端末からの上記RTSPメッセージを上記メディア制御部に転送するために、上記メディア制御部との間でRTSP接続を確立することを特徴とする請求項7に記載の双方向メディアセッション確立方法。
  9. IPマルチメディアサブシステムを基盤とする双方向メディアセッション確立方法であって、
    メディア制御部が、端末によって開始された双方向サービス要求を受信するステップと、
    メディア伝送部が、上記メディア制御部の制御にしたがって、上記端末と双方向通信を行うためのRTP接続用アドレスポートを取り決めるステップと、
    上記端末と上記メディア伝送部との間で、メディアストリーム配信用のRTP接続を確立するステップと、
    上記端末が、メディア双方向制御情報を含むSIPメッセージをアプリケーションサーバに配信するステップと、
    上記アプリケーションサーバが、上記SIPメッセージから上記メディア双方向制御情報を取得するとともに、該メディア双方向制御情報を、RTSPメッセージに変換するステップと、
    ユーザとMRFとの間において双方向メディア制御を実現するために、上記アプリケーションサーバと上記MRFとの間において、RTSPメッセージを通じて双方向通信するステップとを含むことを特徴とする双方向メディアセッション確立方法。
  10. IPマルチメディアサブシステムを基盤とする双方向メディアセッションの確立方法であって、
    メディア制御部が、端末によって開始された双方向サービス要求を受信するステップと、
    メディア伝送部が、上記メディア制御部の制御にしたがって、上記端末と双方向通信を行うためのRTP接続用アドレスポートを取り決めるステップと、
    上記端末と上記メディア伝送部との間で、メディアストリーム配信用にRTP接続を確立するステップと、
    上記端末が、メディア双方向制御情報を含むSIPメッセージを、上記メディア制御部に配信するステップと、
    上記メディア制御部が、上記SIPメッセージから上記メディア双方向制御情報を取得するとともに、該メディア双方向制御情報をH.248メッセージに変換するステップと、
    上記メディア制御部が、上記メディア伝送部を双方向通信するように制御して、上記H.248メッセージを通じて、メディア双方向制御を実現するステップとを含むことを特徴とする双方向メディアセッション確立方法。
  11. IPマルチメディアサブシステムを基盤とする双方向メディアセッション確立方法であって、
    最終的にサービスを提供するメディアストリームサーバが、端末によって開始された双方向サービス要求を受信するステップと、
    上記メディアストリームサーバのメディア伝送部が、上記メディアストリームサーバ内のメディア制御部の制御にしたがって、上記端末と双方向通信を行うためのRTP接続用アドレスポートを取り決めるステップと、
    上記端末と上記メディアストリームサーバとの間でメディアストリーム配信用にRTP接続を確立するステップと、
    上記端末が、SIPメッセージを拡張することにより、メディア双方向制御情報をMRFに提供するとともに、IMSネットワークによって上記SIPメッセージがMRFに送信されるステップと、
    上記MRFが、上記SIPメッセージに含まれている上記メディア双方向制御情報を、RTSPメッセージに変換するとともに、上記端末と最終的にサービスを提供する上記メディアストリームサーバとの間での上記メディア双方向制御を実現させるために、上記ネットワークにすでに配置されているメディアサーバとのメディア双方向制御を実現するステップとを含むことを特徴とする双方向メディアセッション確立方法。
  12. 上記MRFが、上記SIPメッセージに含まれている上記メディア双方向制御情報を、RTSPメッセージに変換するとともに、上記ネットワークにすでに配置されているメディアサーバとのメディア双方向制御を実現させる上記ステップは、
    メディア制御部が、上記メディア双方向制御情報を上記SIPメッセージから取得するとともに、該メディア双方向制御情報をRTSPメッセージに変換するステップと、
    上記メディア制御部が、上記RTSPメッセージを通じて、上記ネットワークにすでに配置されているメディアサーバとのメディア双方向制御を実現するステップとを含むことを特徴とする請求項11に記載の双方向メディアセッション確立方法。
  13. 上記MRFが、上記SIPメッセージに含まれている上記メディア双方向制御情報を、RTSPメッセージに変換するとともに、上記ネットワークにすでに配置されているメディアサーバとのメディア双方向制御を実現させる上記ステップは、
    メディア制御部が、上記メディア双方向制御情報を上記SIPメッセージから取得して、該メディア双方向制御情報をH.248メッセージに変換するとともに、上記メディア双方向制御情報をRTSPメッセージに変換するようにメディア伝送部を制御するステップと、
    上記メディア伝送部が、上記RTSPメッセージを通じて、上記ネットワーク上にすでに配置されているメディアサーバとの双方向制御を実現するステップとを含むことを特徴とする請求項11に記載の双方向メディアセッション確立方法。
  14. IPマルチメディアサブシステムを基盤とする双方向メディアセッションを確立するシステムであって、アプリケーションサーバと、メディア制御部と、端末と双方向通信するメディア伝送部とを備え、
    上記端末は、双方向サービス要求を開始し、リアルタイムストリームプロトコル(RTSP)接続およびリアルタイム伝送プロトコル(RTP)接続を確立し、
    上記アプリケーションサーバは、上記サービス要求を処理し、
    上記メディア制御部は、上記メディア伝送部のリソース割り当てを制御し、
    上記メディア伝送部は、上記メディア制御部の制御にしたがって、RTSP接続用アドレスポートおよびRTP接続用アドレスポートを割り当てるとともに、上記端末との間で上記RTSP接続および上記RTP接続を確立することを特徴とするシステム。
  15. 上記メディア制御部は、MRFCまたは該MRFCから独立した機能エンティティであり、上記メディア伝送部は、MRFPまたは該MRFPから独立した機能エンティティであることを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  16. IPマルチメディアサブシステムを基盤とする双方向メディアセッションを確立するシステムであって、アプリケーションサーバと、メディア制御部と、端末と双方向通信するメディア伝送部とを備え、
    上記端末は、双方向サービス要求を開始し、リアルタイムストリームプロトコル(RTSP)接続およびリアルタイム伝送プロトコル(RTP)接続を確立し、
    上記アプリケーションサーバは、上記サービス要求を処理し、
    上記メディア制御部は、上記メディア伝送部のリソース割り当てを制御して、上記端末との間でRTSP接続を確立するためのRTSP接続用アドレスポートを割り当て、
    上記メディア伝送部は、上記メディア制御部の制御にしたがって、RTP接続用アドレスポートを割り当て、上記端末との間でRTP接続を確立することを特徴とするシステム。
  17. 上記メディア制御部が、MRFCまたは該MRFCから独立した機能エンティティであり、上記メディア伝送部がMRFPまたは該MRFPから独立した機能エンティティであることを特徴とする請求項16に記載のシステム。
  18. 端末によって送信される要求を受信し、その応答として、該要求内に含まれる、上記端末のRTSP接続およびRTP接続確立用のアドレスポートに基づいて、上記端末とのRTSP接続およびRTP接続の確立用のアドレスポートを、上記端末に返信する第1双方向性ユニットと、
    上記第1双方向性ユニットによって受信された上記要求に基づいて、上記端末とのRTSP接続およびRTP接続を確立するためのアドレスポートを割り当てるようメディア伝送部を制御するメディア制御部とを備えることを特徴とするメディアリソース制御装置。
  19. 上記要求は、双方向サービス要求であり、該双方向サービス要求は、上記端末のRTSP接続用およびRTP接続用アドレスポートに関する情報を含み、上記メディア伝送部によって割り当てられた、端末との接続を確立するためのアドレスポートは、RTSP接続およびRTP接続用アドレスポートが含んでいることを特徴とする請求項18に記載のメディアリソース制御装置。
  20. 上記要求は、RTSP接続が確立する前に上記端末によって配信された双方向サービス要求と、確立されたRTSP接続を通じて上記端末によって配信されたSETUPメッセージとを含み、
    上記双方向サービス要求は、上記端末のRTSP接続用アドレスポートに関する情報を含むとともに、上記SETUPメッセージは、上記端末のRTP接続用アドレスポートに関する情報を含むことを特徴とする請求項18に記載のメディアリソース制御装置。
  21. 端末によって送信される要求を受信し、その応答として、上記端末との接続を確立するためのアドレスポートを上記端末に返信する第1双方向性ユニットと、
    上記第1双方向性ユニットによって受信された要求に基づいて、RTSP接続用のローカルアドレスポートを割り当てるポート割当ユニットと、
    上記第1双方向性ユニットによって受信された要求に基づいて、上記端末とのRTP接続を確立するためのアドレスポートを割り当てるように、メディア伝送部を制御するメディア制御部とを備えていることを特徴とするメディアリソース制御装置。
  22. 上記要求は、双方向サービス要求であり、該双方向サービス要求は、上記端末のRTSP接続用アドレスポートおよびRTP接続用アドレスポートを含んでいることを特徴とする請求項21に記載のメディアリソース制御装置。
  23. 上記要求は、RTSP接続が確立する前に上記端末によって配信された双方向サービス要求と、確立されたRTSP接続を通じて上記端末によって配信されたSETUPメッセージとを含み、
    上記双方向サービス要求は、上記端末のRTSP接続用アドレスポートに関する情報を含むとともに、上記SETUPメッセージは、上記端末のRTP接続用アドレスポートに関する情報を含むことを特徴とする請求項21に記載のメディアリソース制御装置。
  24. メディア制御部の制御にしたがって、端末とのRTSP接続およびRTP接続用のローカルアドレスポートを割り当てるポート割当ユニットと、
    上記RTSP接続およびRTP接続用アドレスポートを、上記メディア制御部に配信する配信ユニットとを備えていることを特徴とするメディアリソース処理装置。
  25. 上記ポート割当ユニットによって割り当てられたローカルアドレスポートは、RTSP接続用アドレスポートおよびRTP接続用アドレスポートを含み、
    上記配信ユニットによって上記メディア制御部に配信されるアドレスポートは、RTSP接続用アドレスポートおよびRTP接続用アドレスポートを含むことを特徴とする請求項24に記載のメディアリソース処理装置。
  26. 上記ポート割当ユニットによって割り当てられた上記ローカルアドレスポートは、RTP接続用アドレスポートを含み、上記配信ユニットは、SETUPメッセージに対する応答を介して、上記メディア制御部に上記RTP接続用アドレスポートを送信する請求項24に記載のメディアリソース処理装置。
  27. 上記ポート割当ユニットによって割り当てられたローカルアドレスポートは、RTSP接続用アドレスポートおよびRTP接続用アドレスポートを含み、上記配信ユニットによって上記メディア制御部に配信された上記アドレスポートは、RTSP接続用アドレスポートと、SETUPメッセージに対する応答を介して上記メディア制御部に配信されたRTP接続用アドレスポートとを含む請求項24に記載のメディアリソース処理装置。
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