JP5063492B2 - 画像形成装置、データ蓄積方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、データ蓄積方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、入力された印刷対象データを出力し、印刷条件と印刷対象データを蓄積する画像形成装置等に関し、特に、ページ毎に印刷条件を蓄積できる画像形成装置、データ蓄積方法、プログラム及び記録媒体に関する。
プリンタに送信された印刷対象データはプリンタにいったん蓄積されるので、その印刷対象データを用紙に印刷した後、プリンタ側で再印刷することができるプリンタがある。また、プリンタに蓄積された印刷対象データを再印刷する際、ユーザが印刷モードを改めて設定し、プリンタに印刷対象データが送信された時とは異なる印刷条件で再印刷するプリンタが開示かれている(例えば、特許文献1 参照。)。特許文献1には、蓄積された印刷対象データを再印刷する場合、プリンタが有する用紙サイズ、トレイなどの印刷装置情報に応じて可能な印刷方法を提示し、ユーザが印刷方法を入力すると、それに対応する印刷モードを設定し、再印刷するプリンタが記載されている。
特開2003−276281 号公報
ところで、プリンタには印刷対象データだけでなく、用紙サイズ、トレイ、両面印刷の有無、パンチ処理の有無、ステープル処理の有無、等の印刷条件を定めた印刷条件も送信される。印刷条件も印刷対象データと共に蓄積されるが、印刷条件は、印刷ジョブ(例えば、ページ数に関わらない1つの原稿、1回の印刷等)毎だけでなく、ページ毎に蓄積される場合がある。ページ毎に蓄積される場合、印刷条件には1回の印刷ジョブであってページ毎に必要な印刷条件(例えば、カラー出力条件、編集等)がページ毎に蓄積される。
しかしながら、プリンタの高機能化・複雑化が進み、印刷条件も多様化、多種化、多量化しているため、印刷条件のデータ量も増大し、印刷条件がプリンタのメモリを圧迫するという問題が生じている。このため、プリンタに蓄積できる印刷ジョブの数が減少したり、メモリを増設する必要が生じてコスト増をもたらす等のおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑み、印刷条件の蓄積によるメモリの圧迫を低減する画像形成装置、データ蓄積方法、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、印刷条件に基づき印刷対象データから画像を形成し出力媒体に印刷すると共に、印刷対象データのページ毎に印刷条件を蓄積する画像形成装置において、印刷条件を蓄積する蓄積手段と、ページ毎に印刷条件を判別し、印刷条件が切り替わった場合にのみ、印刷条件に重複しない新たな識別IDを付与し、識別IDと印刷条件を対応づけて蓄積手段に蓄積する蓄積処理手段と、を有し、蓄積処理手段は、ページ番号に対応づけて識別IDを蓄積処理に記録する、ことを特徴とする。
本発明によれば、印刷条件に識別IDを付与して、印刷条件が変わらない限り印刷条件を識別IDで特定し印刷条件を蓄積しないようにすることで、蓄積手段の記憶容量が消費されることを低減できる。
また、本発明の一形態において、印刷条件が切り替わった場合に、切り替わった後の印刷条件が既に蓄積手段に蓄積されているか否かを判定する判定手段を有し、蓄積手段に切り替わった後の印刷条件が蓄積されている場合、蓄積処理手段は、新たな識別IDの付与及び印刷条件を蓄積することなく、既に蓄積手段に蓄積されている印刷条件の識別IDをページ番号に対応づけて蓄積処理に記録する、ことを特徴とする。
本発明によれば、既に蓄積されている印刷条件と同じ印刷条件のページに対し同じ印刷条件IDを対応づけて印刷条件を蓄積することで、印刷条件の蓄積により消費される記憶容量をさらに低減できる。
また、本発明の一形態において、印刷条件を複数のスキーマに区分した場合、蓄積処理手段は、各ページのスキーマ毎にスキーマ印刷条件を判別し、スキーマ印刷条件が切り替わった場合にのみ、スキーマ印刷条件に重複しない新たなスキーマ識別IDを付与し、スキーマ識別IDとスキーマ印刷条件を対応づけて蓄積手段に蓄積すると共に、蓄積手段には、ページ毎に全ての各スキーマのスキーマ識別IDがページ番号に対応づけて記録される、ことを特徴とする。
印刷条件を複数のスキーマに区分して、スキーマ毎に印刷条件を判別しスキーマ毎に印刷条件を蓄積するので、印刷条件が変わった場合に蓄積されるデータ量を減少させ、蓄積手段の記憶容量が消費されることを低減できる。
また、本発明の一形態において、スキーマ印刷条件が切り替わった場合に、既に前記蓄積手段に切り替わった後の前記スキーマ印刷条件が蓄積されているか否かを判定する判定手段を有し、蓄積手段に切り替わった後のスキーマ印刷条件が蓄積されている場合、蓄積処理手段は、新たなスキーマ識別IDの付与及びスキーマ印刷条件を蓄積することなく、既に蓄積手段に蓄積されているスキーマ印刷条件のスキーマ識別IDをページ番号に対応づけて蓄積処理に記録する、ことを特徴とする。
既に蓄積されているスキーマ印刷条件と同じスキーマ印刷条件のページに対し同じスキーマ識別IDを対応づけて印刷条件を蓄積することで、印刷条件の蓄積により消費される記憶容量をさらに低減できる。
印刷条件の蓄積によるメモリの圧迫を低減する画像形成装置、データ蓄積方法、プログラム及び記録媒体を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置100が記憶する印刷条件を模式的に示す図の一例である。図1(a)は比較のため示した従来の印刷条件の蓄積方法を、図1(b)は本実施形態の画像形成装置100の印刷条件の蓄積方法を、それぞれ示す。
印刷する原稿の各ページに印刷条件を蓄積する場合、印刷されたページ数の分の印刷条件が蓄積されることになる。図1(a)の従来の蓄積方法では、例えばnページ印刷した場合、n個の印刷条件が蓄積される。
これに対し、本実施形態の画像形成装置100は、ページ毎に印刷条件を監視し、異なる印刷条件でページが印刷された場合にのみ、そのページの印刷条件を蓄積する。したがって、例えばnページの印刷条件が全て同じであれば、蓄積する印刷条件を1つにすることができる。より具体的には後述するが、印刷するページ毎に印刷条件の識別IDを結びつけておく必要があるので、その分は記憶するデータ量が増大するが、蓄積する印刷条件のデータ量を大幅に低減することができる。
図2は、本実施形態の画像形成装置100とコンピュータ201〜203との関係を示す図である。画像形成装置100は、コンピュータ201〜203から印刷ジョブデータを受信し、受信した印刷ジョブデータに基づき画像を形成し用紙等に印刷する。画像形成装置100は、例えばインターネットやL A N ( L o c a l A r e a N e t w o r k) などのネットワーク200を介して複数のコンピュータ201〜203と接続されている。
画像形成装置100は、印刷する機能を有すればよく、例えば、プリンタ、複写機、ファクシミリ、スキャナ、及び、これらの1以上の機能を備えたMFP(Multifunction Peripheral:複合機)等、その呼称は問わない。また、印刷する機能として、電子写真プロセスを用いたレーザプリンタ、微少のインクを塗布するジェルジェットプリンタやインクジェットプリンタ等、どのような印刷方法を採用してもよい。
図3は、画像形成装置100のハードウェア構成図の一例を示す。なお、図3では説明のため、記録媒体21も示している。画像形成装置100は、それぞれがデータバスを介して接続された、MPU(Micro Processing Unit)11と、主記憶装置12と、補助記憶装置13と、蓄積部14と、記録媒体I/F15とを有する。
補助記憶装置13には、MPU11に後述する処理を行なわせるための印刷条件蓄積プログラム19、その他、画像形成装置100の起動時に初期設定するプログラムやパラメータが記憶されている。印刷条件蓄積プログラム19は、記録媒体21に記憶して配布されるか又はネットワーク200を介してダウンロードされ、補助記憶装置13にインストールされている。補助記憶装置13は、比較的大容量の記憶素子を有し、例えばハードディスクドライブやフラッシュメモリにより構成されている。
主記憶装置12は、MPU11が印刷条件蓄積プログラム19やその他のプログラムを実行する際に、プログラムやデータを一時的に記憶するワークメモリである。なお、主記憶装置12はかかるワークメモリの総称であり、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)により構成され、多くの場合、揮発性の記憶素子であるが、MRAM(Magnetic RAM)等の不揮発性の記憶素子であってもよい。
蓄積部14には、印刷ジョブデータが記憶される。蓄積部14は、不揮発性の記憶素子を有することが好ましく、ハードディスクドライブやフラッシュメモリを実装している。また、図では蓄積部14と補助記憶装置13とを別体に示したが、蓄積部14と補助記憶装置13とを一体に設けてもよい。これにより、画像形成装置100のコスト増や搭載スペース増を抑制できる。
MPU11は、補助記憶装置13に記憶されたプログラムを実行して、ユーザの操作を検出しユーザの操作に応じた処理を実行すると共に、処理結果を出力したり、印刷エンジン等を制御する。また、MPU11は印刷条件蓄積プログラム19を補助記憶装置13から読み出して、後述する各手段を実現する。MPU11は、プログラミングすることができるLSI(Large Scale Integration)であるFPGA(Field Programmable Gate Array)、特定の用途のために設計、製造される集積回路であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)、その他の演算機能を有する回路によりその一部又は全てを構成してもよい。
記録媒体I/F15は、記録媒体21からデータを読み出しまた記録媒体21にデータを書き込むインターフェイスである。記録媒体I/F15により、CD-ROM、メモリカード、USBメモリのような記録媒体21から印刷条件蓄積プログラム19を読み出すことができる。MPU11は、記録媒体I/F15を介して、記録媒体21に記憶されたデータにアクセスする。
操作パネル部16は、タッチパネルにより一部が入力部23として機能する表示部22と、表示部22の周囲に設けられたキーボード等の入力部23とを有する。表示部22は、液晶ディスプレイ(LCD(Liquid Crystal Display))、有機ELディスプレイ(Organic Electro luminescence Display)等で構成され、画像形成装置100の状態や操作メニューを表示する。ユーザがタッチパネルに触れるとその操作位置がMPU11に通知され、MPU11は操作位置と操作メニューに応じてユーザの操作内容を検出する。
画像形成装置100には、ネットワークI/F18及び印刷部17が接続されている。ネットワークI/F18は、ネットワーク200を介してコンピュータ201〜203と通信する例えばNIC(Network Interface Card)である。これにより、画像形成装置100は、コンピュータ201〜203との間にデータリンクを構築し、上位のネットワーク層、トランスポート層にそれぞれ適合したプロトコル(TCP、IP等)を利用してコンピュータ201〜203と通信し、印刷ジョブデータを受信する。
印刷部17は、印刷ジョブデータに含まれる印刷対象データに基づき1ページ毎の画像を形成し、用紙に転写する。例えば、レーザービームを用いた電子写真プロセスを使って、感光ドラム等に形成したトナー画像を用紙に転写し、定着装置により熱と圧力により定着して出力する。
なお、図示したほか、用紙から画像を光学的に読取るスキャナ部、公衆電話交換網(PSTN)に接続してFAXの送受信を行なうNCU(Network Control Unit)部を有していてもよい。
〔印刷ジョブデータ〕
印刷ジョブデータについて説明する。図4は、コンピュータ201〜203から画像形成装置100に送信される印刷ジョブデータを模式的に説明する図である。印刷ジョブデータは、印刷対象データと印刷条件を有する。そして印刷条件には、用紙サイズ、両面印刷指定、ステープル処理指定、ページレイアウト指定等、印刷対象データから画像を形成し出力するための情報が格納されている。送信元のコンピュータ201〜203は、印刷対象データ及び印刷条件を含む印刷ジョブデータを画像形成装置100に送信することで印刷ジョブデータの印刷を要求する。
図5は、印刷ジョブデータをより詳細に説明する図である。図5に示されるように、印刷ジョブデータは、例えば、ジョブ開始マークからジョブ終了マークで1つの印刷ジョブを示し、その間に印刷条件、印刷対象データを格納している。印刷対象データはPDL(Page Description Language)によって記述されており、印刷ジョブデータにはPDLを識別するPDL種が含まれる。
また、後述するようにMPU11は、図5に示す印刷ジョブデータを解析した結果、有効な印刷ジョブデータであると判定すると、印刷条件及び印刷対象データを蓄積部14に蓄積する。
〔画像形成装置100の機能ブロック〕
画像形成装置100の機能ブロックについて図6に基づき説明する。なお図6において図2と同一部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図6の各機能ブロックは、例えば、MPU11が印刷条件蓄積プログラム19を実行するか、又は、FPGA若しくはASIC等のハードウェアにより実現される。
上記のように、ネットワークI/F18を介してコンピュータ201〜203から印刷ジョブデータが受信される。まず、印刷データ解析部31は、印刷ジョブデータが有効な印刷ジョブデータであるか否か、すなわち、印刷条件が所定の書式に従っていること、最後の印刷対象データまで(ジョブ終了マークまで)受信されていること、等を解析する。解析の結果、有効な印刷ジョブデータである場合、印刷データ解析部31は印刷ジョブデータを印刷処理部33と蓄積処理部32にそれぞれ送出する。
印刷処理部33は、印刷ジョブデータに含まれている印刷条件に従って、印刷ジョブデータに含まれている印刷対象データをビットマップ展開して、画像データを形成する。例えば、印刷条件には、カラー印刷又はモノクロ印刷の設定、解像度、両面印刷、集約印刷等が設定されているので、これに従った画像が形成される。
印刷条件の蓄積について説明する。図7(a)は蓄積部14に蓄積された印刷条件を模式的に示す図である。印刷条件は、印刷条件IDに対応づけて記憶される。例えば、「フルカラー、4in1(4枚を1枚に集約)、JPEG圧縮」という印刷条件には、印刷条件IDとして「ID0001」が対応づけられており、「モノクロ、両面、MMR圧縮」という印刷条件には、印刷条件IDとして「ID0002」が対応づけられている。したがって、印刷条件IDを指定すれば、印刷条件を特定できるようになる。
また、印刷条件IDと印刷対象データを結びつけるため、蓄積部14には条件管理テーブルが記憶されている。図7(b)は条件管理テーブルの一例を示す図である。条件管理テーブルは、ユーザが印刷した原稿を特定するためのドキュメントID(例えば、電子データのファイル名や図5の"JOBNAME"であってもよい)及びページ番号を有し、各ページ番号にそれぞれ印刷条件IDが対応づけられている。したがって、図7(a)の印刷条件IDに対応する印刷条件を読み出せば、各ページの印刷条件を特定することができる。
また、図7(b)に示すように、各ページの印刷対象データがページ番号に対応づけて蓄積されている。図7(b)では印刷対象データを印刷データIDにて識別することとしたが、ページ毎に異なる印刷データIDを付与してもよい。
このようにページ毎に、印刷条件と印刷対象データを蓄積しておくことで、画像形成装置100に送信された印刷ジョブデータを画像形成装置100にいったん蓄積した後、その印刷ジョブデータを再印刷することができる。
図6の蓄積処理部32は、印刷ジョブデータのページ毎に印刷条件を判別し、印刷条件が切りかわると(印刷条件が切り替わった場合にのみ)、その印刷条件に新たな印刷条件IDを付与し、印刷条件を蓄積する。したがって、同じ印刷条件に対しては印刷条件を蓄積することなく同じ印刷条件IDで特定でき、蓄積部14の記憶容量を節約することができる。
また、図7(b)の条件管理テーブルに示したように、蓄積処理部32は、コンピュータ201〜203から受信した印刷ジョブデータのページ番号に対応づけて、印刷条件IDを記録する。すなわち、1つの印刷ジョブデータが含む複数のページのうち、印刷条件が切り替わらなければ、複数のページに渡って同じ印刷条件IDを対応づける。図7(b)では、ページ番号1〜4には印刷条件ID「ID0001」が対応づけられており、ページ番号5,6には印刷条件ID「ID0002」が対応づけられている。
これは、ページ1〜4とページ5,6で印刷条件が変更されたことを示すが、この場合、印刷するページは6枚でも蓄積される印刷条件は2つのみなので、記憶容量が節約できたことが分かる。
図8は、蓄積処理部32が蓄積する印刷条件を模式的に示す図の一例である。ページ番号1〜4の原稿は「a」を印刷条件とする。このため、蓄積部14にはページ番号1〜4に対し1つの印刷条件「a」が蓄積される。
ページ番号4の原稿の後、ページ5、6の原稿の印刷条件が「b」という印刷条件に変更されると、ページ番号5〜6に別の印刷条件「b」が蓄積される。
本実施例の印刷条件により消費される記憶容量を、従来の蓄積方法の記憶容量と比較する。従来、ページ数毎に印刷条件を記憶する場合には、「ページ数×印刷条件のデータサイズ」が消費される記憶容量である。これに対し、本実施例では「印刷条件ID数×印刷条件のデータサイズ + ページ数×印刷条件IDのデータサイズ」が消費される記憶容量となる。
ここで、印刷条件IDのデータサイズは、印刷条件のデータサイズの例えば1/5〜1/10以下と見積もることができる。また、画像形成装置100の使用態様に依存するが、通常は、「A4サイズにモノクロ印刷で印刷する」のように、多くの印刷ジョブデータが全ページにわたり共通の印刷条件を使用するので、「ページ数」>>「印刷条件ID数」としてよい。したがって、
「ページ数×印刷条件のデータサイズ」 > 「印刷条件ID数×印刷条件のデータサイズ + ページ数×印刷条件IDのデータサイズ」
が成立する。
〔画像形成装置100の動作手順〕
図9は、画像形成装置100が印刷条件を蓄積する手順を示すフローチャート図の一例である。図9のフローチャート図は、例えば、画像形成装置100がコンピュータ201〜203から印刷ジョブデータを受信するとスタートし、各ページ毎印刷ジョブデータを蓄積する処理を繰り返す。
印刷ジョブデータが有効である場合、蓄積処理部32は、その印刷ジョブデータのページ毎に印刷条件が変更されたか否かを判定する(S10)。なお、ステップS10の判定は、印刷ジョブデータの最初のページに対し常にYesと判定される。
印刷条件が変更された場合(S10のYes)、蓄積処理部32はすでに蓄積部14で使用されている印刷条件IDと重複しない印刷条件IDを生成する(S20)。また、印刷条件が変更された場合(S10のYes)は、印刷条件を蓄積する必要があるので、図7(a)のように印刷条件IDと共に印刷条件を蓄積する(S30)。なお、ステップS10において印刷条件が変更されていない場合(S10のNo)、ステップS40に進む。
ついで、蓄積処理部32は、印刷条件IDを印刷ジョブデータのページ番号に対応づけて蓄積部14に蓄積する(S40)。また、このときページ番号に対応づけて印刷データIDを記録する。
ついで、蓄積処理部32は印刷ジョブデータの全てのページに対し印刷条件IDを蓄積するまで、ステップS10〜S40の処理を繰り返す(S50)。
以上説明したように、本実施例の画像処理装置100は、印刷条件に印刷条件IDを付与して、同じ印刷条件は蓄積しないようにすることで、印刷条件が消費する記憶容量を大きく低減することができる。
実施例1では、1つの印刷ジョブデータにおいて、同じ印刷条件のページに同じ印刷条件IDを対応づけて印刷条件を蓄積することで、印刷条件により消費される記憶容量を低減した。本実施例では、蓄積部14にすでに同じ印刷条件が蓄積されている場合、その同じ印刷条件の印刷条件IDをページ番号に対応づけ印刷条件を蓄積しないことで、印刷条件により消費される記憶容量をさらに低減できる画像処理装置100について説明する。
図10は、画像形成装置100の機能ブロック図の一例を示す。図10において図6と同一部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図10の機能ブロック図は、判定部35を有する点で図6と異なる。
判定部35は、蓄積部14に蓄積された印刷条件と、コンピュータ201〜203から受信した印刷ジョブデータが含む印刷条件とを比較し、それらの印刷条件が一致するか否かを判定する。すなわち、判定部35は、コンピュータ201〜203から受信した印刷ジョブデータが含む印刷条件が、図7(a)の蓄積部14に蓄積された印刷条件のいずれかに一致するか否かを判定する。そして、判定部35は、判定結果を蓄積処理部32に送出すると共に、判定結果が一致した場合には、一致した印刷条件IDを蓄積処理部32に送出する。
また、判定結果が一致しない場合、蓄積処理部32は、コンピュータ201〜203から受信した印刷ジョブデータが含む印刷条件に、重複しない新たな印刷条件IDを付与し、それを印刷条件に対応づけて蓄積部14に蓄積する。また、蓄積処理部32は、新たに付与した印刷条件IDを、コンピュータ201〜203から受信した印刷ジョブデータのページ番号に対応づけ、図7(b)の条件管理テーブルに記録する。
図11は、蓄積処理部32が蓄積する印刷条件を模式的に示す図の一例である。この印刷ジョブデータは10ページの印刷対象データを有するが、ページ1〜4は印刷条件「a」で印刷され、ページ5、6は印刷条件「b」で印刷され、ページ7〜10は印刷条件「a」で印刷される。すなわち、印刷条件が「a」→「b」→「a」のように切り替わる。
本実施例の画像形成装置100は、ページ1〜4までは印刷条件aの印刷条件ID「ID0001」を対応づけ、ページ5,6には印刷条件bの印刷条件ID0002を対応づけるのは実施例1と同様である。そして、本実施例では、ページ7〜10に印刷条件aの印刷条件ID「ID0002」を対応づける。すなわち、ページ7〜10の印刷条件aに新たな印刷条件ID(例えば、ID0003)を付与せず、印刷条件aを、再度、蓄積しない。これにより、印刷条件により消費される記憶容量を実施例1よりもさらに低減できる。
このようにして蓄積された印刷条件及び条件管理テーブルは、それぞれ図12(a)(b)のようになる。図12(b)に示すように、印刷するページ数は増大してもすでに印刷したページと印刷条件が同じページには、既に印刷したページと同じ印刷条件IDが対応づけられる。したがって、図12(a)に示すように、すでに印刷したページと同じ印刷条件のページが印刷される場合、蓄積される印刷条件が増大することがなく、印刷条件の蓄積により消費される記憶容量をさらに低減できる。
図13は、画像形成装置100が印刷条件を蓄積する手順を示すフローチャート図の一例である。図13のフローチャート図は、例えば、画像形成装置100がコンピュータ201〜203から印刷ジョブデータを受信するとスタートし、ページ毎に印刷ジョブデータを蓄積する処理を繰り返す。
印刷ジョブデータが有効である場合、蓄積処理部32は、その印刷ジョブデータのページ毎に印刷条件が変更されたか否かを判定する(S10)。なお、ステップS10の判定は、印刷ジョブデータの最初のページに対し常にYesと判定される。
印刷条件が変更された場合(S10のYes)、判定部35は、コンピュータ201〜203から受信した印刷ジョブデータの印刷条件に一致する印刷条件がすでに蓄積部14に記録されている否かを判定する(S11)。
一致する印刷条件がすでに蓄積部14に記録されていない場合(S11のYes)、実施例1と同様に、蓄積処理部32はすでに蓄積部14で使用されている印刷条件IDと重複しない印刷条件IDを生成する(S20)。また、印刷条件が変更された場合(S10のYes)は、印刷条件を蓄積する必要があるので、図7(a)のように印刷条件IDと共に印刷条件を蓄積する(S30)。なお、ステップS10において印刷条件が変更されていない場合(S10のNo)、ステップS40に進む。
ステップS11に戻り、一致する印刷条件がすでに蓄積部14に記録されている場合(S11のNo)、蓄積処理部32は蓄積部14から一致する印刷条件に付与されている印刷条件IDを読み出す(S60)。これにより、印刷条件IDを取得でき、印刷条件は既に蓄積部14に蓄積されていることになるので、再度、印刷条件を蓄積することなくステップS40に進む。
ついで、蓄積処理部32は、印刷条件IDを印刷ジョブデータのページ番号に対応づけて蓄積部14に蓄積する(S40)。また、このときページ番号に対応づけて印刷データIDを記録する。
ついで、蓄積処理部32は印刷ジョブデータの全てのページに対し印刷条件IDを蓄積するまで、ステップS10〜S40の処理を繰り返す(S50)。
本実施例の画像処理装置100は、実施例1の効果に加え、同じ印刷条件のページに対し同じ印刷条件IDを対応づけて印刷条件を蓄積することで、印刷条件により消費される記憶容量をさらに低減できる。
なお、本実施例では、1つの印刷ジョブデータの中に同じ印刷条件があれば同じ印刷条件IDを付与したが、異なる印刷ジョブデータに同じ印刷条件がある場合でも同様に、その同じ印刷条件の印刷条件IDを、異なる印刷ジョブデータのページ番号に対応づけて印刷条件を蓄積することができる。
実施例1又は2では、印刷条件の全体に1つの印刷条件IDを対応づけたが、多様な印刷条件の設定が可能になってくると印刷条件が多くなる。この場合、印刷条件の全体に1つの印刷条件IDを付与すると、2つの印刷条件の一部でも異なるとそれらに同じ印刷条件IDを付与できず、わずかに異なる2つの印刷条件をそれぞれ蓄積しなければならない。
そこで、本実施例では、印刷条件をいくつかのスキーマに区分し、スキーマ毎に印刷条件IDを付与し、スキーマ毎の印刷条件IDにより印刷条件を特定する画像形成装置100について説明する。なお、スキーマとは枠組みという意味であるので、例えばカラー印刷にかかる印刷条件とモノクロ印刷にかかる印刷条件のように、類似した印刷条件が1つにまとめられたものをいう。以下、このスキーマ毎に付与される印刷条件を、スキーマ印刷条件といい、スキーマ印刷条件を識別する識別IDをスキーマ印刷条件IDという。
また、本実施例では、類似した印刷条件を1つのスキーマにするが、印刷条件のうち全く関連のない複数の項目を1つのスキーマにしてもよい。例えば、印刷条件を3つずつ取り出し1つのスキーマとして扱うことができる。また、スキーマにまとめる印刷条件の項目数は共通でなくてもよい。
このように、スキーマの取り決めを柔軟にすることで、例えば印刷条件のうち変更されやすい項目をまとめたスキーマと、変更されにくい項目をまとめたスキーマのように、各スキーマを区分でき、蓄積するスキーマ印刷条件を低減しやすくなる。
なお、本実施例では印刷条件をより細分化して蓄積するが、同じスキーマ印刷条件には同じスキーマ印刷条件IDを付与し(実施例1)、同じスキーマ印刷条件が既に蓄積されている場合にはそのスキーマ印刷条件のスキーマ印刷条件IDをページ番号に対応づけて条件管理テーブルに蓄積すればよい(実施例2)。したがって、機能ブロック図は、図6又は図10と同じものを用いることができる。本実施例では、実施例2の図10の機能ブロック図を用いることとする。
〔スキーマ印刷条件〕
スキーマ印刷条件について説明する。図14は、スキーマ印刷条件とスキーマ印刷条件IDを模式的に示す図の一例である。図14では印刷条件を、例えばカラー情報というスキーマと、編集情報というスキーマと、フォーマット情報というスキーマに、それぞれ区分している。
カラー情報は、例えば「C(シアン):60 M(マゼンダ):20 Y(イエロー):50」というように色を指定する情報である。また、編集情報は、「4in1」や「2in1」のような集約情報、拡大情報、両面印刷、製本情報のように紙面の編集に関する情報である。また、フォーマット情報は、用紙サイズ、圧縮フォーマット、など印刷対象データのフォーマットに関する情報である。
図14では、スキーマを3つに区分したが、2つに区分してもよいし、4以上に区分してもよい。例えば、ステープルやパンチに関する仕上げ情報は、スキーマを3つに区分した場合は編集情報に含まれるが、4つに区分して仕上げ情報のスキーマを設定することができる。
そして、本実施例では各スキーマ毎にスキーマ印刷条件IDを付与する。例えば、カラー情報にはID_Cで始まる番号のスキーマ印刷条件IDを付与し、編集情報にはID_Eで始まる番号のスキーマ印刷条件IDを付与し、フォーマット情報にはID_Fで始まる番号のスキーマ印刷条件IDを付与する。
したがって、図14の印刷条件は、3つのスキーマ印刷条件ID、「ID_C0001、ID_E0001、ID_F0001」により特定できる。したがって、図示するようにこのページの印刷条件は「「ID_C0001、ID_E0001、ID_F0001」となる。
このように、印刷条件をスキーマに区分することで、複数ページの印刷条件の一部が変更された場合に、変更されたスキーマ印刷条件のみを蓄積すればよいことになり、印刷条件により消費される記憶容量を実施例1又は2よりもさらに低減できる。
例えば、図14においてフォーマット情報のみが変更された場合、カラー情報及び編集情報のスキーマ印刷条件は蓄積することなく、フォーマット情報のスキーマ印刷条件のみを新たに蓄積する。フォーマット情報の用紙サイズが「A4」から「A3」に変更された場合、変更後のスキーマ印刷条件IDをID_F0002とする。
これにより、このページの印刷条件を「ID_C0001、ID_E0001、ID_F0002」とすることができ、印刷条件の全体を新たに蓄積するよりも、消費される記憶容量を低減できる。
印刷条件を区分せずに蓄積した場合と比較すると、3つのスキーマのスキーマ印刷条件の記憶容量がそれぞれ等しい場合、1つの印刷条件を蓄積するよりも、1つのスキーマ印刷条件を蓄積する方が、消費される記憶容量を1/3に低減できる。
図15は、蓄積処理部32が蓄積するスキーマ印刷条件を模式的に示す図の一例である。この印刷ジョブデータは10ページの印刷対象データを有するが、ページ1〜4は印刷条件「a1、b1、c1」で印刷し、ページ5、6は印刷条件「a1、b1、c2」で印刷し、ページ7〜10は印刷条件「a1、b1、c1」で印刷する。すなわち、印刷条件が「a1、b1、c1」→「a1、b1、c2」→「a1、b1、c1」のように切り替わる。例えば、スキーマ印刷条件anがカラー情報、スキーマ印刷条件bnが編集情報、スキーマ印刷条件cnがフォーマット情報である。
ページ1〜4までは3つのスキーマ印刷条件ID「ID_C0001、ID_E0001、ID_F0001」が対応づけられ、ページ5,6には3つのスキーマ印刷条件「ID_C0001、ID_E0001、ID_F0002」が対応づけられる。ページ5,6では、c2のスキーマ印刷条件のみを蓄積すればよく、スキーマ印刷条件cが「c1→c2」に変更されても、スキーマ印刷条件a1,b1については、再度、蓄積する必要がない。
また、ページ7〜10には3つのスキーマ印刷条件ID「ID_C0001、ID_E0001、ID_F0001」が対応づけられる。実施例2と同様に、ページ7〜10の印刷条件「a1、b1、c1」のいずれにも新たなスキーマ印刷条件IDを付与して、スキーマ印刷条件を蓄積する必要がないので、印刷条件により消費される記憶容量を低減できる。
図16(a)は蓄積された印刷条件を、図16(b)は条件管理テーブルを、それぞれ示す。図16(b)に示すように、10ページ印刷しても蓄積されるスキーマ印刷条件は、「ID_C0001、ID_E0001、ID_F0001、ID_F0002」のスキーマ印刷条件に対応したものだけである。
図17は、画像形成装置100が印刷条件を蓄積する手順を示すフローチャート図の一例である。図17のフローチャート図は、例えば、画像形成装置100がコンピュータ201〜203から印刷ジョブデータを受信するとスタートする。実施例1及び2では、フローチャート図の1回の処理で全ページに印刷条件IDを対応づけたが、本実施例では印刷ジョブデータのページ毎に図17の処理を実行する。
印刷ジョブデータが有効である場合、蓄積処理部32は、その印刷ジョブデータのページ毎にスキーマ印刷条件が変更されたか否かを判定する(S110)。なお、ステップS110の判定は、印刷ジョブデータの最初のページに対し常にYesと判定される。
スキーマ印刷条件が変更された場合(S110のYes)、判定部35は、コンピュータ201〜203から受信した印刷ジョブデータのスキーマ印刷条件に一致するスキーマ印刷条件がすでに蓄積部14に記録されている否かを判定する(S111)。
一致するスキーマ印刷条件がすでに蓄積部14に記録されていない場合(S111のYes)、蓄積処理部32はすでに蓄積部14で使用されているスキーマ印刷条件IDと重複しないスキーマ印刷条件IDを生成する(S120)。また、スキーマ印刷条件が変更された場合(S110のYes)は、スキーマ印刷条件を蓄積する必要があるので、図16(a)のようにスキーマ印刷条件IDと共にスキーマ印刷条件を蓄積する(S130)。なお、ステップS110においてスキーマ印刷条件が変更されていない場合(S110のNo)、ステップS140に進む。
ステップS111に戻り、一致するスキーマ印刷条件がすでに蓄積部14に記録されている場合(S111のNo)、蓄積処理部32は蓄積部14から一致するスキーマ印刷条件に付与されているスキーマ印刷条件IDを読み出す(S160)。これにより、スキーマ印刷条件IDを取得でき、スキーマ印刷条件は既に蓄積部14に蓄積されていることになるので、ステップS140に進む。
ついで、蓄積処理部32は、全てのスキーマに対しステップS110〜S130の処理を行ったか否かを判定し(S135)、全てのスキーマに対しスキーマ印刷情報IDを取得すると(S135のYes)、3つのスキーマ印刷条件IDを印刷ジョブデータのページ番号に対応づけて蓄積部14に蓄積する(S140)。また、このときページ番号に対応づけて印刷データIDを記録する。画像形成装置100は、以上の処理を印刷ジョブデータの全ページに対し繰り返す。
本実施例の画像形成装置100によれば、印刷条件をいくつかのスキーマに区分し、スキーマ毎にスキーマ印刷条件IDを付与することで、実施例1及び2よりも更に、印刷条件により消費される記憶容量を低減できる。
画像形成装置が記憶する印刷条件を模式的に示す図の一例である。 画像形成装置とコンピュータの関係を示す図の一例である。 画像形成装置のハードウェア構成図の一例である。 コンピュータから画像形成装置に送信される印刷ジョブデータを模式的に説明する図の一例である。 印刷ジョブデータをより詳細に説明する図の一例である(実施例1)。 画像形成装置の機能ブロックの一例を示す図である。 蓄積部に蓄積された印刷条件、条件管理テーブルの一例を示す図である(実施例1)。 蓄積処理部が蓄積する印刷条件を模式的に示す図の一例である(実施例1)。 画像形成装置が印刷条件を蓄積する手順を示すフローチャート図の一例である(実施例1)。 画像形成装置の機能ブロック図の一例である(実施例2)。 蓄積処理部が蓄積する印刷条件を模式的に示す図の一例である(実施例2)。 蓄積部に蓄積された印刷条件、条件管理テーブルの一例を示す図である(実施例2)。 画像形成装置が印刷条件を蓄積する手順を示すフローチャート図の一例である(実施例2)。 スキーマ印刷条件とスキーマ印刷条件IDを模式的に示す図の一例である。 蓄積処理部が蓄積するスキーマ印刷条件を模式的に示す図の一例である(実施例3)。 蓄積部に蓄積された印刷条件、条件管理テーブルの一例を示す図である(実施例3)。 画像形成装置が印刷条件を蓄積する手順を示すフローチャート図の一例である(実施例3)。
符号の説明
11 MPU
12 主記憶装置
13 補助記憶装置
14 蓄積部
15 記録媒体I/F
16 操作パネル部
17 印刷部
18 ネットワークI/F
19 印刷条件蓄積プログラム
21 記録媒体
31 印刷データ解析部
32 蓄積処理部
33 印刷処理部
35 判定部
100 画像形成装置
201〜203 コンピュータ

Claims (7)

  1. 印刷条件に基づき印刷対象データから画像を形成し出力媒体に印刷すると共に、前記印刷対象データのページ毎に前記印刷条件を蓄積する画像形成装置において、
    前記印刷条件を蓄積する蓄積手段と、
    ページ毎に前記印刷条件を判別し、前記印刷条件が切り替わった場合にのみ、前記印刷条件に重複しない新たな識別IDを付与し、識別IDと前記印刷条件を対応づけて前記蓄積手段に蓄積する蓄積処理手段と、を有し、
    前記蓄積処理手段は、ページ番号に対応づけて識別IDを前記蓄積手段に記録する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷条件が切り替わった場合に、切り替わった後の前記印刷条件が既に前記蓄積手段に蓄積されているか否かを判定する判定手段を有し、
    前記蓄積手段に切り替わった後の前記印刷条件が蓄積されている場合、前記蓄積処理手段は、新たな識別IDの付与及び前記印刷条件を蓄積することなく、既に前記蓄積手段に蓄積されている前記印刷条件の識別IDをページ番号に対応づけて前記蓄積手段に記録する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷条件を複数のスキーマに区分した場合、
    前記蓄積処理手段は、各ページの前記印刷条件のスキーマ毎にスキーマ印刷条件を判別し、前記スキーマ印刷条件が切り替わった場合にのみ、前記スキーマ印刷条件に重複しない新たなスキーマ識別IDを付与し、スキーマ識別IDと前記スキーマ印刷条件を対応づけて前記蓄積手段に蓄積し、
    ページ番号に全ての各スキーマのスキーマ識別IDを対応づけてページ毎に前記蓄積手段に記録する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記スキーマ印刷条件が切り替わった場合に、切り替わった後の前記スキーマ印刷条件が既に前記蓄積手段に蓄積されているか否かを判定する判定手段を有し、
    前記蓄積手段に切り替わった後の前記スキーマ印刷条件が蓄積されている場合、前記蓄積処理手段は、新たなスキーマ識別IDの付与及び前記スキーマ印刷条件を蓄積することなく、既に前記蓄積手段に蓄積されている前記スキーマ印刷条件のスキーマ識別IDをページ番号に対応づけて前記蓄積手段に記録する、
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 印刷条件に基づき印刷対象データから画像を形成し出力媒体に印刷すると共に、前記印刷対象データのページ毎に前記印刷条件を蓄積する画像形成装置のデータ蓄積方法において、
    蓄積処理手段が、ページ毎に前記印刷条件を判別し、前記印刷条件が切り替わった場合にのみ、前記印刷条件に重複しない新たな識別IDを付与し、識別IDと前記印刷条件を対応づけて蓄積手段に蓄積するステップと、
    前記蓄積処理手段が、ページ番号に対応づけて識別IDを前記蓄積手段に記録するステップと、
    を有することを特徴とするデータ蓄積方法。
  6. 印刷条件に基づき印刷対象データから画像を形成し出力媒体に印刷すると共に、前記印刷対象データのページ毎に前記印刷条件を蓄積する画像形成装置が備えるコンピュータに、
    ページ毎に前記印刷条件を判別し、前記印刷条件が切り替わった場合にのみ、前記印刷条件に重複しない新たな識別IDを付与し、識別IDと前記印刷条件を対応づけて蓄積手段に蓄積するステップと、
    ページ番号に対応づけて識別IDを前記蓄積手段に記録するステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 請求項6記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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