JP5063432B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

この発明は、車両の前照灯を形成する車両用灯具に関し、詳しくは、安全性の向上に関する。
従来、前照灯(ヘッドランプ)を形成するこの種の車両用灯具は、車両の前部に配置されるランプ及び透明な合成樹脂製のレンズを備える。そして、視認角度の広角化やデザイン等の観点から、車体の前上部に取り付けられる。そのため、この種の車両用灯具においては、歩行者に対する衝突安全性を備えることが重要である。
そこで、取り付けブラケットに脆弱部を設け、歩行者がレンズに当たると、その衝撃で前記脆弱部を折り曲げる等して車両用灯具が車体側に容易に押し込まれるようにするとともに、レンズの突き出し部分の付け根にV字条の溝(溝状の減肉部)を形成し、前記衝撃を受けたときに衝撃の力を前記溝に集中してレンズが前記溝の部分で容易に破断するようにし、前記脆弱部の折り曲げとレンズの破断衝撃とにより前記衝撃を緩和して歩行者を保護し、衝突安全性を備えることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−62455号公報(段落[0019]−〔0025〕、図5等)
前記従来のようにレンズにV字条の溝(溝状の減肉部)を設け、前記V字条の溝に沿ってレンズを破断して歩行者を保護する構造の場合、レンズの破断面が鋭利であるので、歩行者がその鋭利な破断面で傷つく可能性がある。また、点灯時のランプの光が前記溝の部分で乱反射する不都合もあり、さらには、前記溝の部分が欠けたように見え、レンズの見栄えが悪く、デザイン面から好ましくなくい問題もある。
なお、前記従来のこの種の車両用灯具は、衝撃吸収手段として、取り付けブラケットに脆弱部を設けることも必要であり、その分複雑で高価になる。また、車両用灯具の下(背面側)に、ウォッシャタンク等のエンジンコンパートメント(以下、エンコパという)部品が近接して存在すると、歩行者がレンズに当たった衝撃で前記脆弱部が折れ曲がっても車両用灯具の移動スペースがなく、衝撃力を緩和することができない。さらに、前記特許文献1には、車両用灯具のハウジングの一部に蛇腹状部分を形成し、この蛇腹状部分を介してハウジングの先端にレンズを取付けることにより歩行者に対する衝突安全性を備えることも記載されているが、この場合は、成形時のハウジングの型抜きが容易でなく、実用的でない。しかも、蛇腹状部分等に汚れが溜まる不都合もある。
本発明は、車両の前照灯を形成する車両用灯具において、灯点灯時の乱反射がなく、レンズの見栄えがよく、その上、簡単で安価な構造により、車両用灯具の歩行者に対する衝突安全性を向上することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の車両用灯具は、車両の前部に配置されるランプ及びレンズを備え、前記レンズは車両前後方向の断面が円弧形状であり、前記レンズの車体から露出する部分の前記円弧の立上がり部分の厚みが厚く、上部の所定領域に向かうに連れて厚みが徐変して薄くなっていることを特徴としている(請求項1)。
なお、本発明において、前記円弧形状は、楕円の円弧形状や放物線形状等の略円弧の形状を含む。
請求項1の構成によれば、視認角度の広角化やデザイン等の観点から、レンズを車両前後方向の断面が円弧形状にしたときに、レンズの取り付け高さ等から、歩行者がレンズの車体から露出した上部に当たり易いことを考慮して、その上部の極めて保護効果が高い領域を所定領域に設定し、歩行者がレンズの歩行者保護の所定領域に当たると、この領域が徐変(漸減)して次第に薄くなっているので、衝撃がレンズ全体に分散して前記所定領域が撓み、この撓みにより衝撃を緩和して歩行者を保護し、衝突安全性を備えることができる。
この場合、前記従来のようにレンズを破断するのでなく、レンズを撓ませる構造であるので、鋭利な破断面は発生せず、破断面で歩行者が傷つくことがなく、安全性が著しく向上する。また、レンズの厚みは、前記V字の溝を形成するときのように局所的に急に変化するのでなく、漸減変化するので、ヘッドライトが乱反射することもない。さらに、レンズが欠けたように見えることもなく、見栄えがよく、デザイン面からも好ましい車両等灯具を提供できる。
そして、レンズの厚みを工夫する構造であり、取り付けブラケットに脆弱部を設ける必要はないため、簡単で安価である。また、歩行者がレンズに当たったときの衝撃力を、車両用灯具を移動することなく緩和することができる。さらに、前記蛇腹状部分等を形成しないので汚れが溜まるおそれもない。
したがって、点灯時の乱反射がなく、レンズの見栄えがよく、その上、簡単で安価な構造により、歩行者に対する衝突安全性が著しく向上した新規な車両用灯具を提供することができる。そして、歩行者がレンズに当たったときに車両用灯具が移動しないので、特に、車両用灯具とウォッシャタンク等のエンコパ部品とが近接して存在し前記移動スペースをとれない構造の車両において、歩行者がレンズに当たったときの衝撃力を車両用灯具を移動することなく緩和することができ、極めて好適であり、レンズの上部よりも前方側の厚みが厚いことから、良好な曇り防止性能を得ることができる。
つぎに、本発明をより詳細に説明するため、一実施形態について、図1〜図5を参照して詳述する。
図1は本発明の車両用灯具の一例である本実施形態の前照灯1の正面図、図2は前照灯1のレンズ2の厚み変化の説明図、図3は前照灯1を縦方向に断面した状態の切断側面図、図4は前照灯1を横方向に切断した状態の断面平面図、図5は前照灯1を備えた車両100の前方からみた一部の斜視図である。
図5に示すように車両100の車体101のフロントバンパー102より上方の左側に前照灯1が取り付けられ、そのレンズ2が前方及び側方に膨らんで車体101から若干突出している。なお、車両100の右側にも同様の前照灯11が取り付けられる。この右側の前照灯11も左側の前照灯1と同じ構成であり、以降は、前照灯1について説明する。
前照灯1は図1に示すように、主にランプブラケット及びレンズ係止体を形成する合成樹脂製(以下、プラスチック製という)のハウジング3と、ハウジング3に係止された透明なプラスチック製のレンズ2とを備える。
レンズ2で覆われたハウジング3は、車両100のエンコパ内に設けられ、ほぼ中央にヘッドランプ4が着脱自在に取り付けられ、その外側に凹面鏡状の反射板5が取り付けられている。さらに、その左側に上から順にバックライト用のクリアランスランプ6、フロントターンランプ7が着脱自在に取り付けられている。
つぎに、レンズ2について、図2〜図4を参照して説明する。
レンズ2は図3に示すように車両前後方向の断面が円弧状(楕円の円弧形状や放物線形状等の略円弧の形状を含む)であり、車体から露出する部分は全体が丸く膨出している。また、レンズ2は、従来は均一な厚みに形成されるが、本実施形態においては、図2に示すように車体から露出する部分全体を例えば上部、左側(紙面右側)、右側(紙面左側)の3領域21、22、23に区分し、各領域21〜23をつぎの厚みに形成する。なお、図2の各2点鎖線は厚みが変化する様子を模式的に示している。
上部の領域21が本発明の所定領域であり、図3、図4の断面図からも明らかなように、この領域21の厚みを徐変によりレンズ2の本来の厚み(基準の厚み)から漸減して次第に薄くする。すなわち、図5からも明らかなように、例えば前方の歩行者は車体101の前上部の前照灯1のレンズ2の上部(領域21)に最初に当たる。そこで、少なくともレンズ2の上部の領域21を歩行者保護の所定領域とし、領域21の厚みを徐変して他の領域より漸減して薄くする。
左側の領域22は配光制御の領域であり、ヘッドライト等の配光の制御条件に応じて厚みが変化するように形成される。
右側の領域23はレンズ2の曇り対策の領域であり、その厚みは他の領域21、22より厚く形成される。これは、レンズ2の全領域を薄くすると、レンズ2の内外(ヘッドランフ゜内外)の気温差によりレンズ2が曇り易くなるので、レンズ2の必要な領域21、22のみ薄くして残りを厚くするためである。
そして、前照灯1はレンズ2の上部の領域21を徐々に薄くした構造であるので、ほとんどの場合、歩行者がレンズ2の上部の薄い領域21に当たり、その衝撃がレンズ2全体に分散して前記所定領域が撓み、この撓みにより衝撃を緩和して歩行者を保護することができる。
この場合、レンズ2を破断するのでなく、レンズ2を撓ませる構造であるので、歩行者が当たったときに鋭利な破断面は発生せず、破断面で歩行者が傷つくことがなく、衝突安全性が著しく向上する。また、歩行者がレンズ2に当たったときに前照灯1が移動しないので、エンコパ内の前照灯1の下(背面側)に前照灯1の移動スペースを確保する必要がなく、特に、車両100が、前照灯1とウォッシャタンク等のエンコパ部品とが近接して存在し前記移動スペースをとれない構造の場合に、歩行者がレンズ2に当たったときの衝撃力を前照灯1を移動することなく緩和することができ、極めて好適である。さらに、レンズ2の厚みは、徐変により漸減変化するので、ヘッドライトが乱反射することもない。その上、レンズ2が欠けたように見えることもなく、見栄えがよく、デザイン面からも好ましい。
なお、本実施形態の場合、少なくとも領域23を厚くしたので、レンズ2の内外の温度差によるレンズ2の曇りが防止される利点もある。
また、レンズ2はインジュクション等により容易に製造することができる。そして、レンズ2の厚みを可変する構造であり、V字の溝を形成したり、ハウジング3の取り付けブラケットに脆弱部や蛇腹状部分を設ける必要がなく、成形時のハウジングの型抜き等が容易であり、構成が簡素で安価かつ実用的であり、しかも、不用意に汚れが溜まることもない。
そして、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能であり、例えば、前記実施形態において、ハウジング3の図1に示す複数個所の取り付けブラケット31に脆弱部を設け、歩行者がレンズ2に強く当たると、その衝撃で前記脆弱部を折り曲げる等して前照灯1を車体101側に押し込み、それによって二重の衝突安全性を図るようにしてもよい。
また、レンズ2やハウジング3の材質、形状、大きさ等は、どのようであってもよいのは勿論である。また、本発明の歩行者保護の領域は、レンズ2の高さ等によっては上部に限るものではなく、複数の領域であってもよい。
そして、本発明は、種々の車両の前照灯に適用することができる。
本発明の一実施形態の前照灯の正面図である。 図1の前照灯のレンズの厚み変化の説明図である。 図1の前照灯を縦方向に断面した状態の切断側面図である。 図1の前照灯を横方向に切断した状態の断面平面図である。 図1の前照灯を備えた車両の前方からみた一部の斜視図である。
符号の説明
1、11 前照灯
2 レンズ
4 ヘッドランプ
21 歩行者保護の所定領域

Claims (1)

  1. 車両の前部に配置されるランプ及びレンズを備え、
    前記レンズは車両前後方向の断面が円弧形状であり、前記レンズの車体から露出する部分の前記円弧の立上がり部分の厚みが厚く、上部の所定領域に向かうに連れて厚みが徐変して薄くなっていることを特徴とする車両用灯具。
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