JP5062041B2 - 蓄電手段制御装置および電気自動車 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電手段制御装置および電気自動車に関する。
従来より、エンジンによる駆動や回生により発電を行う発電機と、バッテリからの電力により作動し駆動輪を駆動するモータとを有するハイブリッド電気自動車やこのハイブリッド自動車を含む電気自動車には、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などのモータ駆動用二次電池(すなわち、蓄電手段であるバッテリ)が用いられている。
上述のバッテリの充電状態を表す量の一つとしてSOC(state of charge、充電状態)があり、満充電状態をSOCが100%と表し、一方SOCが0%の場合は充電量がゼロの状態であることを表す。また、バッテリにおいて、開放電圧VocvとSOCとは一対一の対応関係が成り立っているので、バッテリの開放電圧Vocvを計測または推定して、Vocv−SOC相関から開放電圧Vocv対応するSOCを求めることができる。
一方、バッテリの充電状態(SOC)は、車両の走行状態(例えば、発進、通常走行、加速、減速など)や車両用負荷(ストップランプ、ヘッドランプ、ワイパ、電動ファンなど)によって変動するため、バッテリの使用中にSOCを推定する必要がある。そこで、例えば、バッテリの電流(充放電電流)値を積算してSOCを推定し、この推定SOCが常時記憶される。そして、バッテリの劣化を抑制しその寿命を延長させるため、記憶された推定SOC情報を基に、図3に示すようなSOCの使用幅にてバッテリの充放電が制御されている。
しかしながら、推定SOC情報がリセットされる場合がある。かかる場合、SOCを初期値(例えば60%)に設定してバッテリの充放電制御を行う方法があるが、設定した推定SOCの初期値が、実際のバッテリの真のSOCからずれている場合、推定SOCを初期値のままで長時間バッテリの充放電を制御すると、バッテリにおいて過度な充放電が行われる可能性がある。例えば、推定SOCの初期値が真のSOCに対して高めに設定された場合には、推定SOC情報に基づき上述したようなSOCの使用幅にてバッテリの充放電を長時間制御した場合、大幅に電圧が降下しバッテリの劣化を促進してしまうおそれがある。
特許文献1には、推定SOC情報がリセットされた場合に、蓄電装置(例えばバッテリ)への過大な電力の入出力を抑制する入出力管理装置が提案されている。
特開2007−6600号公報
推定SOC情報がリセットされた場合には、バッテリの劣化をより抑制するため、短時間で推定SOCを真のSOCに近づける必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、推定SOC情報がリセットされた場合、蓄電手段(以下「バッテリ」ともいう)の充放電を促進し、SOCに対する電流−電圧特性の変動が比較的大きい高SOC領域または低SOC領域にシフトさせ、推定SOCを短時間で真のSOCに近づける蓄電手段制御装置および電気自動車を提供する。
上記目的を達成するために、本発明の電手段制御装置および電気自動車は以下の特徴を有する。
(1)充放電可能な蓄電手段の充電状態を推定する充放電推定手段と、前記充放電推定手段からの充電状態情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段において充電状態情報がリセットされた場合、前記蓄電手段の充放電の制御中心を初期設定値から充電側または放電側のいずれかに変更し、次いで、前記充放電推定手段により充電状態を推定し、前記充放電推定手段により推定される充電状態が真の充電状態に近似したと判断された場合には、充電状態の制御中心を初期設定値に戻して前記蓄電手段の充放電制御を切り替える充放電制御手段と、を有する蓄電手段制御装置である。
記憶手段において充電状態情報がリセットされた場合に、蓄電手段の充放電が促進されるように蓄電手段の充放電を制御することによって、SOCに対する電流−電圧特性の変動が比較的大きい高SOC領域または低SOC領域に積極的にシフトさせ、推定SOCを短時間で真のSOCに近づけることができる。これにより、蓄電手段の過度の充放電を抑制でき、蓄電手段の寿命を延ばすこともできる。
蓄電手段の充放電の制御中心(すなわち、SOCの制御中心)を変更することによって、SOCに対する電流−電圧特性の変動が比較的大きい高SOC領域または低SOC領域に積極的にシフトさせ、推定SOCを短時間で真のSOCに近づけることができる。
)上記(1)に記載の蓄電手段制御装置において、前記記憶手段は、着脱可能な補機蓄電手段から電力が供給され、前記充放電制御手段は、補機蓄電手段が一旦外された後装着され、前記充電状態情報を記憶する記憶手段において充電状態情報がリセットされた場合、前記蓄電手段の充放電の制御中心を初期設定値から充電側または放電側のいずれかに変更し、次いで、前記充放電推定手段により充電状態を推定し、前記充放電推定手段により推定される充電状態が真の充電状態に近似したと判断された場合には、充電状態の制御中心を初期設定値に戻して前記蓄電手段の充放電制御を切り替える蓄電手段制御装置である。
補機蓄電手段(例えば、補機バッテリ)は、前記記憶手段や補機などに電力を供給するものであり、この補機蓄電手段からの電力供給が遮断された場合、前記記憶手段に一時的に記憶されたデータは消去される。そこで、補機蓄電手段が一旦外された後再度装着され、記憶手段において充電状態情報がリセットされた場合には、上述したように、蓄電手段の充放電が促進されるように蓄電手段の充放電を制御し、SOCに対する電流−電圧特性の変動が比較的大きい高SOC領域または低SOC領域に積極的にシフトさせることにより、推定SOCを短時間で真のSOCに近づけることができる。
)モータとエンジンとを備え、前記モータとエンジンの少なくとも一つの駆動力により走行する電気自動車において、前記モータに電力を供給するとともに回生エネルギーによる蓄電を行う充放電可能な蓄電手段と、前記蓄電手段の充電状態を推定する充放電推定手段と、前記充放電推定手段からの充電状態情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段において充電状態情報がリセットされた場合、前記蓄電手段の充放電の制御中心を初期設定値から充電側または放電側のいずれかに変更し、次いで、前記充放電推定手段により充電状態を推定し、前記充放電推定手段により推定される充電状態が真の充電状態に近似したと判断された場合には、充電状態の制御中心を初期設定値に戻して前記蓄電手段の充放電制御を切り替える充放電制御手段と、を有する電気自動車である。
上述したように、記憶手段において充電状態情報がリセットされた場合に、蓄電手段の充放電が促進されるように蓄電手段の充放電を制御することによって、SOCに対する電流−電圧特性の変動が比較的大きい高SOC領域または低SOC領域に積極的にシフトさせ、推定SOCを短時間で真のSOCに近づけることができる。これにより、電気自動車に搭載された蓄電手段の過度の充放電を抑制でき、蓄電手段の寿命を延ばすこともできる。
電気自動車に搭載されている蓄電手段の充放電の制御中心(すなわち、SOCの制御中心)を変更することによって、SOCに対する電流−電圧特性の変動が比較的大きい高SOC領域または低SOC領域に積極的にシフトさせ、推定SOCを短時間で真のSOCに近づけることができる。
)上記(3)に記載の電気自動車において、前記充電制御手段は、前記記憶手段において充電状態がリセットされた場合、エンジンの始動を制御する電気自動車である。
記憶手段において充電状態情報がリセットされた場合に、エンジンの始動を制御することによって、電気自動車に搭載されている蓄電手段の充放電が促進されるように蓄電手段の充放電を制御することができる。これにより、SOCに対する電流−電圧特性の変動が比較的大きい高SOC領域または低SOC領域に積極的にシフトさせ、推定SOCを短時間で真のSOCに近づけることができる。
)上記(3)または(4)に記載の電気自動車において、前記記憶手段は、着脱可能な補機蓄電手段から電力が供給され、前記充放電制御手段は、補機蓄電手段が一旦外された後装着され、前記充電状態情報を記憶する記憶手段において充電状態情報がリセットされた場合、前記蓄電手段の充放電の制御中心を初期設定値から充電側または放電側のいずれかに変更し、次いで、前記充放電推定手段により充電状態を推定し、前記充放電推定手段により推定される充電状態が真の充電状態に近似したと判断された場合には、充電状態の制御中心を初期設定値に戻して前記蓄電手段の充放電制御を切り替える電気自動車である。
上述したように、補機蓄電手段(例えば、補機バッテリ)は、前記記憶手段や補機などに電力を供給するものであり、この補機蓄電手段からの電力供給が遮断された場合、前記記憶手段に一時的に記憶されたデータは消去される。そこで、補機蓄電手段が一旦外された後再度装着され、記憶手段において充電状態情報がリセットされた場合には、上述したように、蓄電手段の充放電が促進されるように蓄電手段の充放電を制御し、SOCに対する電流−電圧特性の変動が比較的大きい高SOC領域または低SOC領域に積極的にシフトさせることにより、推定SOCを短時間で真のSOCに近づけることができる。
本発明によれば、記憶手段において充電状態情報がリセットされた場合に、SOCに対する電流−電圧特性の変動が比較的大きい高SOC領域または低SOC領域に積極的にシフトさせることにより、推定SOCを比較的精度よく短時間で真のSOCに近づけることができる。これにより、蓄電手段の過度の充放電を抑え、蓄電手段の劣化を抑制できる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
本実施の形態の蓄電手段制御装置100は、図1に示すように、充放電可能な蓄電手段であるバッテリ50の充電状態を推定する充放電推定手段14と、充放電推定手段14からの充電状態情報を記憶する記憶手段16と、記憶手段16において充電状態情報がリセットされた場合、充放電推定手段14により推定される充電状態に基づき、バッテリ50の充放電が促進されるようにバッテリ50の充放電を制御し、一方充放電推定手段14により推定される充電状態が真の充電状態に近似したと判断された場合には、充電状態を中間域に保つようにバッテリ50の充放電制御を切り替える充放電制御手段18と、を有する。さらに、記憶手段16は、着脱可能な補機蓄電手段である補機バッテリ46から電力が供給されている。また、補機バッテリ46は、その他補機48a,48bにも電力を供給している。
記憶手段16は、補機バッテリ46からの電力供給が遮断された場合、一時的に記憶されたデータは消去されるため、一時的に記憶されたSOC情報も消去され、そして、補機バッテリ46が一旦外された後再度装着された場合に、すなわち、一旦補機バッテリ46からの電力供給が遮断された後電力供給されると、初期設定値(例えば、SOCが60%)にリセットされる。
また、本実施の形態の電気自動車として、図2に示すようなハイブリッド電気自動車の構成の一例を例に取り説明する。なお、本明細書において、「電気自動車」とは、エンジンによる駆動や回生により発電を行う発電機と、バッテリからの電力により作動し駆動輪を駆動するモータとを有するハイブリッド電気自動車(HV:Hybrid Vehicle)や、いわゆる電気自動車(EV:Electric Vehicle)、燃料電池車(FCEV:Fuel cell Electric Vehicle)を含む意である。
図2に示すように、電気自動車300は、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能な第1のモータ10と、動力分配統合機構30に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに取り付けられた減速ギヤ35と、この減速ギヤ35に接続された第2のモータ12と、動力出力装置全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを有し、さらに、第1,第2モータ10,12に電力を供給するとともに回生エネルギーによる蓄電を行う充放電可能なバッテリ50と、バッテリ50充電状態(すなわち、SOC)を推定するSOC推定手段であるとともにバッテリ50のSOCに関するデータをHVECU70の一時的な記憶手段であるRAM76に出力するバッテリECU52と、記憶手段であるRAM76におけるSOC情報がリセットされた場合、バッテリECU52により推定される充電状態に基づき、バッテリ50の充放電が促進されるようにバッテリ50の充放電を制御するとともに、バッテリECU52により推定される充電状態が真の充電状態に近似したと判断された場合には、バッテリ50の充電状態を中間域に保つようにバッテリ50の充放電制御を切り替える充放電制御手段として機能するHVECU70におけるCPU72とを備えている。
さらに、電気自動車300の構成について詳細に説明する。エンジン22は、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関であり、エンジン22の運転状態を検出する各種センサから信号を入力するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により燃料噴射制御や点火制御、吸入空気量調節制御などの運転制御を受けている。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下「HVECU」という)70と通信しており、HVECU70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをHVECU70に出力する。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。動力分配統合機構30は、キャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31には第1のモータ10が、リングギヤ32にはリングギヤ軸32aを介して減速ギヤ35がそれぞれ連結されており、第1のモータ10が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、第1のモータ10が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力される第1のモータ10からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからギヤ機構60およびデファレンシャルギヤ62を介して、最終的には車両の駆動輪63a,63bに出力される。
第1のモータ10および第2のモータ12は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介してバッテリ50と電力のやりとりを行なう。インバータ41,42と蓄電手段であるバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、第1のモータ10及び第2のモータ12のいずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。したがって、バッテリ50は、第1のモータ10及び第2のモータ12のいずれかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、第1のモータ10及び第2のモータ12により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されない。第1のモータ10及び第2のモータ12は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40により駆動制御されている。モータECU40には、第1のモータ10及び第2のモータ12を駆動制御するために必要な信号、例えば第1のモータ10及び第2のモータ12の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や図示しない電流センサにより検出される第1のモータ10及び第2のモータ12に印加される相電流などが入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU40は、HVECU70と通信しており、HVECU70からの制御信号によって第1のモータ10及び第2のモータ12を駆動制御すると共に必要に応じて第1のモータ10及び第2のモータ12の運転状態に関するデータをHVECU70に出力する。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された電圧センサ55からの端子間電圧、バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた電流センサ53からの充放電電流、バッテリ50に取り付けられた温度センサ51からの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の充電状態(すなわち、SOC)に関するデータを通信によりHVECU70に出力する。なお、バッテリECU52では、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて充電状態(SOC、残容量)も推定しており、上述したようにSOC推定手段としても機能している。
SOCの推定は、電流センサ53から実測される電流値を積算して求めることができる。また、他の方法では、電圧センサ55からの実測電圧Vと電流センサ53からの実測電流Iを用いて、バッテリ50の内部抵抗Rを求め、さらに開放電圧Vocvをもとに、推定電流InをIn=(V−VOCV)/Rから求め、求めた推定電流Inを積算してSOCを推定してもよい。また、他の方法として、温度センサ51からの実測の電池温度Tbをもとにバッテリ50の内部抵抗Rを推定し、電圧センサ55からの実測電圧Vと推定された内部抵抗Rとをもとに、推定電流InをIn=(V−VOCV)/Rから求め、求めた推定電流Inを積算してSOCを推定してもよい。なお、満充電状態をSOCが100%と表し、一方SOCが0%の場合は充電量がゼロの状態であることを表す。
バッテリ50は、多数のバッテリセルを直列接続した組電池であり、例えば、ニッケル水素(Ni−MH)電池、リチウムイオン電池などのセルからなる。
HVECU70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。HVECU70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号や、アクセルセンサ82からの信号を受け、さらに図示しないセンサからアクセル開度、ブレーキ踏み込み量、車速などの情報が入力される。ここで、アクセル開度、ブレーキ踏み込み量、車速などの情報に基づき、HVECU70においてトルク指令が決定され、HVECU70からモータECU40、エンジンECUにトルク指令が出力され、このトルク指令に合致するように第1のモータ10、第2のモータ20及びエンジン22の駆動が制御される。また、HVECU70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40、バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40、バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。また、RAM76には、バッテリECU52にて推定されたSOC情報を一時的に記憶しており、上述したように推定SOC情報を記憶する記憶手段としても機能している。
補機蓄電手段である補機バッテリ46は、HVECU70や補機48a,48bなどに電力を供給する電力供給源である。したがって、HVECU70のRAM76は、補機バッテリ46からの電力供給が遮断された場合、一時的に記憶されたデータは消去されるため、一時的に記憶されたSOC情報も消去され、そして、補機バッテリ46が一旦外された後再度装着された場合に、SOCを初期設定値(例えば、SOCが60%)にリセットされる。
また、上記電気自動車300は、運転者によるアクセルペダルの踏み込み量に対応するアクセル開度と車速とに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22と第1のモータ10及び第2のモータ12とが運転制御される。エンジン22と第1のモータ10及び第2のモータ12の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共に、エンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30と第1のモータ10及び第2のモータ12とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるよう第1のモータ10及び第2のモータ12を駆動制御するトルク変換運転モードや、要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるように、エンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30と第1のモータ10及び第2のモータ12によるトルク変換を伴って、要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるよう第1のモータ10及び第2のモータ12を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止して第2のモータ12からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。
次に、図1に示す蓄電手段制御装置及び図2に示す電気自動車300において、記憶手段16及びRAM76におけるSOC情報リセット時の制御動作に関し、図3から図9を用いて説明する。
一般に、SOC情報がリセットされた場合、仮置きの初期設定値(例えばSOCが60%)に設定されてから、SOCが推定される。しかしながら、実際のバッテリのSOCが、初期設定値であるとは限らない。そこで、SOC情報がリセットされた場合、真のSOCに推定SOCの値を近似する制御が行われる。
図3には、例えばニッケル水素(Ni−MH)電池のSOCに対する電流−電圧特性が示されている。図3に示すように、バッテリの通常のSOC使用幅は、バッテリの過充放電による劣化を抑制するために、SOCの中間域に設定されている。しかしながら、このSOC使用幅では、SOCに対する電流−電圧特性の変動が小さいために、SOCの真値が推定し難い。一方、破線で囲んだ低SOC領域Dと高SOC領域Cでは、SOCに対する電流−電圧特性の変動が比較的大きい。したがって、この低SOC領域Dまたは高SOC領域Cのいずれかになるように、バッテリの充放電を積極的にシフトさせることによって、SOCを比較的精度よく短時間で制御することができる。
本実施の形態の蓄電手段制御装置は、低SOC領域Dまたは高SOC領域Cのいずれかになるようにバッテリの充放電を制御するため、バッテリの充放電の制御中心(すなわち、SOCの制御中心)を変更して制御している。以下に、制御中心変更の態様について説明する。
まず、低SOC領域になるように制御中心を変更する制御としては、バッテリ充放電要求量(Pchg)とSOCとの関係において、通常使用時のバッテリの充放電の制御中心が、図4に示すように例えば60%であった場合、バッテリの充放電制御中心を図5に示すように例えば40%に変更し、バッテリの放電を促進させる制御を行う。一方、高SOC領域になるように制御中心を変更する制御としては、バッテリ充放電要求量(Pchg)とSOCとの関係において、通常使用時のバッテリの充放電の制御中心が、図4に示すように例えば60%であった場合、バッテリの充放電制御中心を図6に示すように例えば80%に変更し、バッテリの放電を促進させる制御を行う。
次に、SOC情報リセット時のバッテリの制御動作について、図7から図9を用いて説明する。以下、図1に示す記憶手段16として機能する図2のHVECU70におけるRAM76のSOC情報がリセットされた場合に、図1に示すSOC推定手段14として機能する図2のバッテリECU52からの推定SOC情報を基に、図1に示す充放電制御手段18として機能するHVECU70のCPU72により実行される制御ルーチンの一例を説明するものであり、このルーチンは、HVECU70のタイマー78に基づいて、所定時間毎(例えば数msec毎)に繰り返し実行される。
まず、図7を用いて、バッテリ50の充電側に充放電の制御中心を変更制御する動作について説明する。HVECU70のCPU72を用い、例えば補機バッテリ46からの電力供給が一旦遮断され、RAM76に一時的に記憶された推定SOC情報が消去された後、補機バッテリ46からRAM76に電力が供給され、記憶手段として機能するRAM76における推定SOC情報が初期設定値(例えば、SOCが60%)にリセットされたか否かが判定される(S200)。さらに、リセットされた場合には、CPU72において、推定SOC情報の補正が実施されたか否かを判定され(S202)、補正が実施されていない場合には、充放電要求マップとしてHVECU70のROM74に予め格納された放電側充放電要求マップをもとに、図5に示すように、バッテリ50の充放電の制御中心を放電側に変更して、積極的にバッテリ50の放電を促進させる(S204)。そして、バッテリECU52において、上述したSOCの推定方法を用い、図3に示す低SOC領域DにおけるSOCを推定する(S206)。ここで推定されたSOCは、RAM76の通常SOC情報格納域と異なる領域に「臨時推定SOC情報」として一時的に記憶される。HVECU70のCPU72は、複数個一時記憶された臨時推定SOC情報が一定の値に収束し、臨時推定SOCが真のSOCに近づいたと判定した場合(S208)、RAM76初期設定値を収束した臨時推定SOC情報に置き換えて補正を実行する(S202)。推定SOCが補正された場合には、充放電要求マップとしてHVECU70のROM74に予め格納された通常使用充放電要求マップに切り替え、図4に示すように、バッテリ50の充放電の制御中心をSOCの中央域に変更する(S210)。一方、HVECU70のCPU72において、複数個一時記憶された臨時推定SOC情報が一定の値に収束しない場合には、さらに充放電要求マップとしてHVECU70のROM74に予め格納された放電側充放電要求マップをもとに、図5に示すように、バッテリ50の充放電の制御中心を放電側にとして、バッテリ50の放電を促進させ(S204)、臨時推定SOCが真のSOCに近づくまでバッテリ50のSOCの推定を行う。
次に、図8を用いて、バッテリ50の放電側に充放電の制御中心を変更制御する動作について説明する。HVECU70のCPU72を用い、例えば補機バッテリ46からの電力供給が一旦遮断され、RAM76に一時的に記憶された推定SOC情報が消去された後、補機バッテリ46からRAM76に電力が供給され、RAM76における推定SOC情報が初期設定値(例えば、SOCが60%)にリセットされたか否かが判定される(S200)。さらに、リセットされた場合には、CPU72において、推定SOC情報の補正が実施されたか否かを判定され(S202)、補正が実施されていない場合には、充放電要求マップとしてHVECU70のROM74に予め格納された充電側充放電要求マップをもとに、図6に示すように、バッテリ50の充放電の制御中心を充電側に変更して、積極的にバッテリ50の充電を促進させる(S214)。そして、バッテリECU52において、上述したSOCの推定方法を用い、図3に示す高SOC領域CにおけるSOCを推定する(S206)。ここで推定されたSOCは、RAM76の通常SOC情報格納域と異なる領域に「臨時推定SOC情報」として一時的に記憶される。HVECU70のCPU72は、複数個一時記憶された臨時推定SOC情報が一定の値に収束し、臨時推定SOCが真のSOCに近づいたと判定した場合(S208)、RAM76初期設定値を収束した臨時推定SOC情報に置き換えて補正を実行する(S202)。推定SOCが補正された場合には、充放電要求マップとしてHVECU70のROM74に予め格納された通常使用充放電要求マップに切り替え、図4に示すように、バッテリ50の充放電の制御中心をSOCの中央域に変更する(S210)。一方、HVECU70のCPU72において、複数個一時記憶された臨時推定SOC情報が一定の値に収束しない場合には、さらに充放電要求マップとしてHVECU70のROM74に予め格納された充電側充放電要求マップをもとに、図6に示すように、バッテリ50の充放電の制御中心を充電側にとして、バッテリ50の充電を促進させ(S214)、臨時推定SOCが真のSOCに近づくまでバッテリ50のSOCの推定を行う。
また、本実施の形態では、電気自動車、例えばハイブリッド電気自動車において、推定SOC情報がリセットされた時に、エンジン始動を制御する。
図9を用いて、電気自動車のエンジン22の始動を制御することによって、バッテリ50の放電側に充放電の制御中心を変更制御する動作の一例を説明する。HVECU70のCPU72を用い、例えば補機バッテリ46からの電力供給が一旦遮断され、RAM76に一時的に記憶された推定SOC情報が消去された後、補機バッテリ46からRAM76に電力が供給され、RAM76における推定SOC情報が初期設定値(例えば、SOCが60%)にリセットされたか否かが判定される(S200)。さらに、リセットされた場合には、CPU72において、推定SOC情報の補正が実施されたか否かを判定され(S202)、補正が実施されていない場合には、HVECU70は、エンジンECU24を介してエンジン22の始動を禁止する(S224)。そして、バッテリECU52において、上述したSOCの推定方法を用い、図3に示す低SOC領域DにおけるSOCを推定する(S206)。ここで推定されたSOCは、RAM76の通常SOC情報格納域と異なる領域に「臨時推定SOC情報」として一時的に記憶される。HVECU70のCPU72は、複数個一時記憶された臨時推定SOC情報が一定の値に収束し、臨時推定SOCが真のSOCに近づいたと判定した場合(S208)、RAM76初期設定値を収束した臨時推定SOC情報に置き換えて補正を実行する(S202)。推定SOCが補正された場合、HVECU70は、エンジンECU24を介してエンジン22の始動を再開しするように制御する(S220)。一方、HVECU70のCPU72において、複数個一時記憶された臨時推定SOC情報が一定の値に収束しない場合には、さらにHVECU70は、エンジンECU24を介してエンジン22の始動を禁止し続け、図5に示すように、バッテリ50の充放電の制御中心を放電側にとして、バッテリ50の充電を促進させ(S224)、臨時推定SOCが真のSOCに近づくまでバッテリ50のSOCの推定を行う。なお、図9では、エンジン始動禁止により、バッテリ50の放電を促進させる動作について説明したが、これに限るものではなく、例えば、エンジンを積極的に始動させて、バッテリ50への充電を促進させてもよい。
なお、本実施の形態の蓄電手段制御装置を備えた電気自動車について例示したが、これに限るものではなく、電気自動車以外の車両や船舶、航空機のような移動体、さらにはバッテリを搭載した装置にも用いることができる。
本発明は、主に車両の製造産業などに利用可能である。
本発明における一実施形態である蓄電手段制御装置の構成の概略を示す構成図である。 本発明における一実施形態ある電気自動車の構成の概略を示す構成図である。 SOCに対する電流−電圧特性を説明する図である。 通常使用時のバッテリ充放電制御におけるバッテリ充放電要求量(Pchg)とSOCとの関係の一例を示す図である。 放電側にバッテリ充放電制御を行う場合のバッテリ充放電要求量(Pchg)とSOCとの関係の一例を示す図である。 充電側にバッテリ充放電制御を行う場合のバッテリ充放電要求量(Pchg)とSOCとの関係の一例を示す図である。 本発明の一実施形態の電気自動車におけるハイブリッド用電子制御ユニットにより実行される、SOC情報リセット時の推定SOCの補正実施のための制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の電気自動車におけるハイブリッド用電子制御ユニットにより実行される、SOC情報リセット時の推定SOCの補正実施のための制御ルーチンの他の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の電気自動車におけるハイブリッド用電子制御ユニットにより実行される、SOC情報リセット時の推定SOCの補正実施のための制御ルーチンの他の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 第1のモータ、12 第2のモータ、14 SOC推定手段、16 記憶手段、、18 充放電制御手段、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、46 補機バッテリ、48a,48b 補機、50 バッテリ、51 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、53 電流センサ、54 電力ライン、55 電圧センサ、63a,63b 駆動輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(HVECU)、72 CPU、74 ROM、76 RAM、100 蓄電手段制御装置、300 電気自動車。

Claims (5)

  1. 充放電可能な蓄電手段の充電状態を推定する充放電推定手段と、
    前記充放電推定手段からの充電状態情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段において充電状態情報がリセットされた場合、前記蓄電手段の充放電の制御中心を初期設定値から充電側または放電側のいずれかに変更し、次いで、前記充放電推定手段により充電状態を推定し、前記充放電推定手段により推定される充電状態が真の充電状態に近似したと判断された場合には、充電状態の制御中心を初期設定値に戻して前記蓄電手段の充放電制御を切り替える充放電制御手段と、を有することを特徴とする蓄電手段制御装置。
  2. 請求項1に記載の蓄電手段制御装置において、
    前記記憶手段は、着脱可能な補機蓄電手段から電力が供給され、
    前記充放電制御手段は、補機蓄電手段が一旦外された後装着され、前記充電状態情報を記憶する記憶手段において充電状態情報がリセットされた場合、前記蓄電手段の充放電の制御中心を初期設定値から充電側または放電側のいずれかに変更し、次いで、前記充放電推定手段により充電状態を推定し、前記充放電推定手段により推定される充電状態が真の充電状態に近似したと判断された場合には、充電状態の制御中心を初期設定値に戻して前記蓄電手段の充放電制御を切り替えることを特徴とする蓄電手段制御装置。
  3. モータとエンジンとを備え、前記モータとエンジンの少なくとも一つの駆動力により走行する電気自動車において、
    前記モータに電力を供給するとともに回生エネルギーによる蓄電を行う充放電可能な蓄電手段と、
    前記蓄電手段の充電状態を推定する充放電推定手段と、
    前記充放電推定手段からの充電状態情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段において充電状態情報がリセットされた場合、前記蓄電手段の充放電の制御中心を初期設定値から充電側または放電側のいずれかに変更し、次いで、前記充放電推定手段により充電状態を推定し、前記充放電推定手段により推定される充電状態が真の充電状態に近似したと判断された場合には、充電状態の制御中心を初期設定値に戻して前記蓄電手段の充放電制御を切り替える充放電制御手段と、を有することを特徴とする電気自動車。
  4. 請求項に記載の電気自動車において、
    前記充電制御手段は、前記記憶手段において充電状態がリセットされた場合、エンジンの始動を制御することを特徴とする電気自動車。
  5. 請求項3または請求項4に記載の電気自動車において、
    前記記憶手段は、着脱可能な補機蓄電手段から電力が供給され、
    前記充放電制御手段は、補機蓄電手段が一旦外された後装着され、前記充電状態情報を記憶する記憶手段において充電状態情報がリセットされた場合、前記蓄電手段の充放電の制御中心を初期設定値から充電側または放電側のいずれかに変更し、次いで、前記充放電推定手段により充電状態を推定し、前記充放電推定手段により推定される充電状態が真の充電状態に近似したと判断された場合には、充電状態の制御中心を初期設定値に戻して前記蓄電手段の充放電制御を切り替えることを特徴とする電気自動車。
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