JP5060989B2 - 電子基板収容ケース - Google Patents
電子基板収容ケース Download PDFInfo
- Publication number
- JP5060989B2 JP5060989B2 JP2008037745A JP2008037745A JP5060989B2 JP 5060989 B2 JP5060989 B2 JP 5060989B2 JP 2008037745 A JP2008037745 A JP 2008037745A JP 2008037745 A JP2008037745 A JP 2008037745A JP 5060989 B2 JP5060989 B2 JP 5060989B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic substrate
- rail
- electronic
- housing case
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
詳細には、電子基板は、両側の端部が上下に配置された一対のレール間の溝に嵌合されることによって保持され、また当該溝に沿って摺動することによって挿入出の際に案内される。
このため、電子基板を電子基板収容ケースに挿入する際に、電子基板が電子基板収容ケースに対して挿入方向に対して直交する平面内で回転するように傾斜している場合には、レール間の溝に嵌合しなくとも電子基板が電子基板収容ケースの内部に収容されてしまう。
つまり、本発明によれば、電子基板が案内部から外れている場合には、電子基板を電子基板収容ケースの内部に収容することができなく、作業者が正規の位置に電子基板が収容されているものと勘違いすることを防止することができる。
したがって、本発明によれば、電子基板が電子基板収容ケースの正規の位置以外の位置に収容されることを防止し、電子基板の取り付け不良を防止することが可能となる。
また、本実施形態の説明においては、便宜上、電子基板収容ケースの正規位置に収容された電子基板Pの表裏面に沿う方向を水平方向とし、電子基板Pの表裏面に直交する方向を鉛直方向として説明する。しかしながら、実際に取り付けられる際の電子基板収容ケース1の姿勢は、設置箇所に応じて自由である。
なお、電子基板Pは、配線が形成されると共に複数の電子部品が実装されたプリント基板であり、図4に示すように、電子部品の1つであるコネクタ部材Cが一端部P1の表面側に実装されている。このコネクタ部材Cは、電子基板Pの一端部P1から離れた側の側部C1に配列される複数の接続端子を備えている。そして、電子基板Pが電子基板収容ケース1の内部において正規位置に収容されている場合には、コネクタ部材Cの側部C1のみが電子基板収容ケース1の開口部11(図1〜3参照)に露出され、これによってコネクタ部材Cと外部のハーネスとが接続可能とされる。なお、図1〜図3において、コネクタ部材Cの図示は省略している。
これらのレール対2は、鉛直方向に配列される上側レール2aと下側レール2bとによって構成されている。
上側レール2aは、電子基板Pが正規位置に収容されている場合に、電子基板Pの表面側に配置されると共に電子基板Pの挿入出方向に延在するレールである。一方、下側レール2bは、電子基板Pが正規位置に収容されている場合に、電子基板Pの裏面側に配置されると共に電子基板Pの挿入出方向に延在するレールである。
より詳細には、電子基板Pは、両側の端部が上下に配列された上側レール2aと下側レール2b間である溝に嵌合されることによって保持され、また当該溝に沿って摺動することによって挿入出の際に案内される。
リブ3は、側壁部1cに設置されるレール対2と側壁部1dに設置されるレール対2との各々に接続して設けられており、上側レール2aと上壁部1aの間に亘って形成されると共に奥壁部1eに接続して設けられている。
つまり、本実施形態の電子基板収容ケース1においては、下側レール2bが、上側レール2aよりも電子基板Pの挿出方向に突出されている。
つまり、本実施形態の電子基板収容ケース1においては、電子基板収容ケース1の奥に向かうに連れて、上側レール2aと下側レール2bとの間の間隔が電子基板Pの厚みに近づくように構成されている。
つまり、本実施形態の電子基板収容ケース1においては、上側レール2aの端面2a1が、電子基板収容ケース1の奥側に向かうに連れて下方に向く斜面とされ、下側レール2bの端面2b1が、電子基板収容ケース1の奥側に向かうに連れて上方に向く斜面とされている。
つまり、本実施形態の電子基板収容ケース1によれば、電子基板Pがレール対2から外れている場合には、電子基板Pを電子基板収容ケース1の内部に収容することができなく、電子基板Pと電子基板収容ケース1とをネジ締め等にて固定することができない。よって、作業者が正規の位置に電子基板Pが収容されているものと勘違いすることを防止することができる。
したがって、本実施形態の電子基板収容ケース1によれば、電子基板Pが電子基板収容ケース1の正規の位置以外の位置に収容されることを防止し、電子基板Pの取り付け不良を防止することが可能となる。
このため、図6に示すように、電子基板Pを上方から電子基板収容ケース1の内部に挿入する場合に、電子基板Pを上側レール2aと下側レール2bとの間に嵌合させることが容易となる。
このため、電子基板収容ケース1の開口部11側において、上側レール2aと下側レール2bとの間の距離を、電子基板Pを嵌合させやすいように広く確保することができる。また、電子基板収容ケース1の奥側において、上側レール2aと下側レール2bとの間の距離を、電子基板Pのがたつきが抑制されるように狭くすることができる。
したがって、このような構成を有する本実施形態の電子基板収容ケース1によれば、電子基板Pの挿入をさらに容易とし、かつ、電子基板収容ケース1内における電子基板Pのがたつきを抑止することができる。
このため、挿入の際に電子基板Pが上側レール2aあるいは下側レール2bの端面に衝突した場合であっても、端面2a1,2b1によって、電子基板Pを上側レール2aと下側レール2bとの間に電子基板Pを案内することができ、電子基板Pを上側レール2aと下側レール2bとの間に嵌合させることが容易となる。
したがって、本実施形態の電子基板収容ケース1は、容易に製造することが可能となる。
しかしながら、本発明における突設部は、リブ3に限られるものではなく、電子基板Pがレール対2から外れて内部に挿入された場合に電子基板Pに干渉して進入を阻止するものであれば良く、例えば、側壁部1c,1d、上壁部1a、上側レール2aのいずれかから突設される突設部であっても良い。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、リブ3が奥壁部1eと接続されていなくとも良い。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、上側レール2aが下側レール2bよりも長い構成を採用することもできる。このような構成を採用した場合には、下側レール2bが上側レール2aよりも電子基板Pの挿出方向に突出するため、電子基板Pを上方から電子基板収容ケース1の内部に挿入する場合に、電子基板Pを上側レール2aと下側レール2bとの間に嵌合させることが容易となる。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、上側レール2aの端面2a1と下側レール2bの端面2b1とのいずれかのみが斜面であっても良い。
Claims (4)
- 電子基板を内部にて保持した状態にて収容する袋構造の電子基板収容ケースであって、
前記電子基板を内部に挿入する際に前記電子基板を正規位置に案内するレール対と、
前記レール対と電子基板収容ケースの内壁との間に亘って形成されるリブからなり、前記電子基板が該レール対のレール間から外れて内部に挿入された場合に前記電子基板に干渉して進入を阻止する突設部と
を備えることを特徴とする電子基板収容ケース。 - 前記レール対は、前記電子基板の表面側に配置されると共に前記電子基板の挿入出方向に延在して設けられる第1レールと、前記電子基板の裏面側に配置されると共に前記電子基板の挿入出方向に延在して設けられる第2レールとを有し、
前記第1レール及び前記第2レールのいずれかが、前記電子基板の挿出方向に長いことを特徴とする請求項1記載の電子基板収容ケース。 - 前記レール対は、前記電子基板の表面側に配置されると共に前記電子基板の挿入出方向に延在して設けられる第1レールと、前記電子基板の裏面側に配置されると共に前記電子基板の挿入出方向に延在して設けられる第2レールとを有し、
前記第1レールと前記第2レールとが前記電子基板の挿入方向に向かうに連れて漸次近づくことを特徴とする請求項1または2記載の電子基板収容ケース。 - 前記レール対は、前記電子基板の表面側に配置されると共に前記電子基板の挿入出方向に延在して設けられる第1レールと、前記電子基板の裏面側に配置されると共に前記電子基板の挿入出方向に延在して設けられる第2レールとを有し、
前記第1レール及び前記第2レールの前記電子基板の挿出方向側の端面の少なくともいずれかは、前記第1レールと前記第2レールとの間に向かう斜面とされていることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の電子基板収容ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008037745A JP5060989B2 (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 電子基板収容ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008037745A JP5060989B2 (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 電子基板収容ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009200114A JP2009200114A (ja) | 2009-09-03 |
JP5060989B2 true JP5060989B2 (ja) | 2012-10-31 |
Family
ID=41143343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008037745A Active JP5060989B2 (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 電子基板収容ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5060989B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11304325B2 (en) | 2018-08-10 | 2022-04-12 | Aisin Corporation | Case structure |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4313181Y1 (ja) * | 1965-10-22 | 1968-06-05 | ||
JPS55141994U (ja) * | 1979-03-28 | 1980-10-11 | ||
JPH04304699A (ja) * | 1991-04-02 | 1992-10-28 | Canon Inc | 基板挿脱構造 |
JP3769460B2 (ja) * | 2000-10-25 | 2006-04-26 | 三菱電機株式会社 | 車載電子制御装置の筐体 |
JP4272495B2 (ja) * | 2003-10-30 | 2009-06-03 | 矢崎総業株式会社 | 回路板収納構造および電気接続箱 |
JP2007227824A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Fujitsu Ten Ltd | 基板収容筐体 |
-
2008
- 2008-02-19 JP JP2008037745A patent/JP5060989B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11304325B2 (en) | 2018-08-10 | 2022-04-12 | Aisin Corporation | Case structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009200114A (ja) | 2009-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9814147B2 (en) | Electronic circuit unit | |
JP5013781B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP5333849B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP4034330B1 (ja) | 回路ユニット収容ボックス | |
JP4588690B2 (ja) | 電子制御ユニットの防滴構造 | |
JP5336259B2 (ja) | 電気接続箱のブラケット構造 | |
JP5096748B2 (ja) | 電気部品装着ブロックおよび電気接続箱 | |
JP5011157B2 (ja) | 電子基板の保持構造 | |
JP2017162854A (ja) | 電子制御装置 | |
JP5924028B2 (ja) | 電子機器、及びプリント基板の接続方法 | |
JP5194576B2 (ja) | ブラケット及びブラケットが取り付けられる車載用電子機器 | |
JP5060989B2 (ja) | 電子基板収容ケース | |
JP5614998B2 (ja) | 車両用電子機器 | |
WO2017026232A1 (ja) | 支持部材 | |
JP2007336613A (ja) | スライダのレール脱落防止構造 | |
JP5585777B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP5999067B2 (ja) | モータ制御装置 | |
JP5071030B2 (ja) | 車載用の電気接続箱 | |
JP2020065339A (ja) | ガタツキ防止構造、電子部品モジュール、電気接続箱、及び、ワイヤハーネス | |
JP4609858B2 (ja) | プロテクタ | |
JP5915902B2 (ja) | バスバ固定構造 | |
JP4881894B2 (ja) | 電子基板の保持構造及び電子基板の封止方法 | |
JP2007205759A (ja) | 車載用ナビゲーション装置のジャイロ基板取付構造 | |
JP6001998B2 (ja) | 電源装置のための筐体用コネクタ | |
JP5929649B2 (ja) | 車載装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100921 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120710 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120806 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5060989 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |