JP5060440B2 - 緑地監視システム及び緑地監視配信方法 - Google Patents

緑地監視システム及び緑地監視配信方法 Download PDF

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Description

本発明は、指定登録された領域について、衛星画像データ及び地理的・階層的に管理された植生情報を用いて緑地の監視を行う緑地監視システム及び緑地監視配信方法に関するものである。
近年、地球温暖化・ヒートアイランド現象等が社会的な問題となっている。その対策として、屋上緑化・壁面緑化などを含む都市緑化が注目されている。現在、屋上緑化や壁面緑化、緑地協定による敷地内緑化については、国や自治体が減税や助成金の付与など優遇措置を行っている。しかし、敷地内緑化については、申請時から時間が経過すると枯れてしまったり、樹木が伐採されていたりと、申請後に起こる状態の変化も継続的に監視する事が重要となっている。特に緑地協定では5〜30年の間、緑地を維持することを宣言し、それによって優遇措置を受けられる事もあるため継続的な監視が必要になってくる。
最近、指定地域を撮影した衛星画像データから植生指数NDVI(Normalized Difference Vegetation Index)値を抽出し、その値を基準値と比較することで、植生の活性度を評価し、状態を診断する植生モニタリングシステムが提案・実施されつつある。
図14は、この植生モニタリングシステムの概要を示すブロック構成図であり、衛星画像データを登録するデータ登録部1401、各種の指示を入力する入力部1402、植生指数基準データや登録された衛星画像データ及び指定地域を格納しておく記憶部1403、全体を制御するデータ処理部1404、結果を表示する表示部1405とから構成されている。
このような構成の植生モニタリングシステムにおいては、入力部1402において植生モニタリングの開始を指示すると、記憶部1403から指定地域を検索し、該当地域の最新の衛星画像データを呼び出し、データ処理部1404において、NDVI値の算出を行う。算出されたNDVI値を事前に登録された基準値と比較することで、植生が正常であるかどうかを判断する。判断した結果を表示部1405に表示する。
また、衛星画像はある一定期間毎に、データ登録部1401から登録し、記憶部1403へ記憶しておく。
なお、本発明に関連する公知技術文献としては上記の例にサーマルカメラなどからの情報を加え、より正確な植生管理を可能としたものとして特許文献1があり、気球に可視光、近赤外、熱赤外カメラを搭載し、それらを遠隔コントロールすることで対象植生のデータを取得し、それらからNDVIを算出することで、植生診断を行う技術について記述されたものとして特許文献2がある。また、航空機によって得た3次元データを使用し、送電線下付近の支障樹木を判定する方法について記述したものとして、特許文献3がある。
特開2004−147651号公報 特開2007−143490号公報 特開平11−098634号公報
ところで、植生は一年中同じ活性度を示しているわけではなく、季節により変化し、中には冬には全く活性度がなくなるものもある。また、同一植生であっても地方・地域・周辺環境によってその活性度は変化する可能性がある。しかし、植生活性度の基準となるNDVI値は一つの閾値によって示されることが多い。
このため、NDVIによる監視は、事前に想定された地方・季節での理想状態におかれた植生に対しては比較的良い結果を得る事が出来るが、指定地域の周辺環境が悪く育ちが遅い植生、冬場枯れてはいないが活性度が非常に低くなるような植生については適切な診断が出来ない可能性がある。
これは、NDVIの基準値を予め月毎に設定し、さらに地域毎にそのような値を持つ事によって補う事が出来る。しかし、その様に複数の基準値を持つ際には、どこまで詳細に地方を分割すれば良いのかを判断するのが難しく、さらにその条件化での基準値を事前に算出しておく必要があるため非常に手間がかかる。また、仮にそれらを全て満たせた場合でも指定地域の詳細な周辺環境まで把握して事前に基準値を設定することは困難である。
以上の現状に鑑み、本発明は、地域・季節・周辺環境が異なる状況であっても統一的な思想の元に、その時点で得られる情報から最も確からしい判定をすることができ、かつ事前の準備に大きな負荷をかけることなく、時間の経過と共にその精度を向上させる事が出来る緑地監視システム及び緑地監視配信方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。
請求項1に係る発明は、植生を監視したい指定領域毎に登録される指定領域関連情報が格納される指定領域データベースと衛星画像データベースと地図データベースとを備えた判定システムと、
前記判定システムへ判定基準を与える判定基準管理システムとがネットワークを介して通信自在に接続された緑地監視システムであって、
前記判定システムは、前記指定領域データベースからまだ判定を行っていない指定領域を抽出する手段と、
抽出した領域を含む衛星画像でまだチェックを行っていない新しいものが存在するかどうかを前記衛星画像データベースによって確認する手段と、
対象の衛星画像が存在する場合には、前記判定基準管理システムよりNDVI値と許容誤差とを含む判定基準を取得する手段と、
判定基準を取得したら、指定領域全体について前記衛星画像データベースから抽出した衛星画像よりNDVI値を算出し、前記判定基準と比較する手段と、
判定基準との差が許容誤差内に収まっていれば、「問題なし」と判定し、許容誤差外の場合には要調査と判定し、結果は前記地図データベースから抽出した地図を背景として表示部に出力する手段と、
要調査と判定された場合は、人による実地調査結果を入力させる入力手段と、
指定領域内において、自動判定及び実施調査で「問題なし」と判定された箇所全てのNDVI値と基準値との乖離率を求め、それらの平均及び標準偏差を求め、その値を、NDVI平均乖離率、NDVI乖離率標準偏差として判定基準値更新要求フレームを作成する手段と、
作成した判定基準値更新要求フレームを前記判定基準管理システムへ送信する手段とを備え、
前記判定基準管理システムは、前記判定システムから判定基準取得要求を受信すると、その基準値要求フレームの基準値要求地域IDから要求されている領域の都道府県ID、市町村ID、指定領域IDを特定する手段と、
指定領域IDを使って指定領域レベルの判定基準値が存在しているかどうかを月毎に検索し、判定基準値が存在している場合は、その判定基準を取得し、存在しない場合は、市町村IDを使って、市町村レベルの判定基準値が存在しているかどうかを月毎に検索し、存在すればその判定基準を取得し、存在しない場合は、都道府県IDを使って都道府県レベルの判定基準値が存在しているかどうかを月毎に検索し、存在すれば、その判定基準を取得し、都道府県レベルの判定基準値が存在しない場合は、全国レベルの判定基準を取得する手段と、
取得した判定基準を前記判定システムへ送信する手段とを備えたことを特徴とする緑地監視システムを提供するものである。
請求項2に係る発明は、前記判定基準管理システムは、前記判定システムから判定基準更新要求を受信すると、その判定基準値更新要求フレームより、基準値要求地域IDを取得し、そのIDを分解することで、都道府県ID、市町村ID、指定領域IDを取得する手段と、
まず指定領域IDを使って前記判定基準データベースにその指定領域が存在するかを判定し、存在していない場合は、その指定領域を追加する手段と、
次に、当該月についての判定基準値が存在するか確認し、存在していない場合は、新規に更新用として送られてきた判定基準値を追加する手段と、
判定基準値が存在している場合は、その値に対して、基準値更新要求フレーム内のNDVI平均乖離率とNDVI乖離率標準偏差を使って更新をかける手段と、
当該月の指定領域レベル基準値の更新が出来たら、同様にして市町村レベル、都道府県レベルについても更新をかける手段と、
最後に国レベルについての更新を行う手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の緑地監視システムを提供するものである。
請求項3に係る発明は、植生を監視したい指定領域毎に登録される指定領域関連情報が格納される指定領域データベースと衛星画像データベースと地図データベースとを備えた判定システムと、
前記判定システムへ判定基準を与える判定基準管理システムとがネットワークを介して通信自在に接続された緑地監視配信方法であって、
前記判定システムが、前記指定領域データベースからまだ判定を行っていない指定領域を抽出するステップと、
抽出した領域を含む衛星画像でまだチェックを行っていない新しいものが存在するかどうかを前記衛星画像データベースによって確認するステップと、
対象の衛星画像が存在する場合には、前記判定基準管理システムよりNDVI値と許容誤差とを含む判定基準を取得するステップと、
判定基準を取得したら、指定領域全体について前記衛星画像データベースから抽出した衛星画像よりNDVI値を算出し、前記判定基準と比較するステップと、
判定基準との差が許容誤差内に収まっていれば、「問題なし」と判定し、許容誤差外の場合には要調査と判定し、結果は前記地図データベースから抽出した地図を背景として表示部に出力するステップと、
要調査と判定された場合は、人による実地調査結果を入力させる入力手段と、
指定領域内において、自動判定及び実施調査で「問題なし」と判定された箇所全てのNDVI値と基準値との乖離率を求め、それらの平均及び標準偏差を求め、その値を、NDVI平均乖離率、NDVI乖離率標準偏差として判定基準値更新要求フレームを作成するステップと、
作成した判定基準値更新要求フレームを前記判定基準管理システムへ送信するステップとを実行し、
前記判定基準管理システムが、前記判定システムから判定基準取得要求を受信すると、その基準値要求フレームの基準値要求地域IDから要求されている領域の都道府県ID、市町村ID、指定領域IDを特定するステップと、
指定領域IDを使って指定領域レベルの判定基準値が存在しているかどうかを月毎に検索し、判定基準値が存在している場合は、その判定基準を取得し、存在しない場合は、市町村IDを使って、市町村レベルの判定基準値が存在しているかどうかを月毎に検索し、存在すればその判定基準を取得し、存在しない場合は、都道府県IDを使って都道府県レベルの判定基準値が存在しているかどうかを月毎に検索し、存在すれば、その判定基準を取得し、都道府県レベルの判定基準値が存在しない場合は、全国レベルの判定基準を取得するステップと、
取得した判定基準を前記判定システムへ送信するステップとを実行することを特徴とする緑地監視配信方法を提供するものである。
請求項4に係る発明は、前記判定基準管理システムが、前記判定システムから判定基準更新要求を受信すると、その判定基準値更新要求フレームより、基準値要求地域IDを取得し、そのIDを分解することで、都道府県ID、市町村ID、指定領域IDを取得するステップと、
まず指定領域IDを使って前記判定基準データベースにその指定領域が存在するかを判定し、存在していない場合は、その指定領域を追加するステップと、
次に、当該月についての判定基準値が存在するか確認し、存在していない場合は、新規に更新用として送られてきた判定基準値を追加するステップと、
判定基準値が存在している場合は、その値に対して、基準値更新要求フレーム内のNDVI平均乖離率とNDVI乖離率標準偏差を使って更新をかけるステップと、
当該月の指定領域レベル基準値の更新が出来たら、同様にして市町村レベル、都道府県レベルについても更新をかけるステップと、
最後に国レベルについての更新を行うステップとを実行することを特徴とする請求項3記載の緑地監視配信方法を提供するものである。
本発明の緑地監視システムによれば、次のような効果がある。
(1)地域・季節・周辺環境が異なる状況であっても、その時点で得られる情報から最も確からしい植生状況の判定を行うことができる。
(2)事前の準備に大きな負荷をかけることなく適切な植生活性度の診断を可能とし、時間の経過と共にその精度を向上させていく緑地監視システム及び緑地監視配信方法を提供することができる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
なお、上記各システムはコンピュータであり、上記各手段は、各システムのCPUが必要なコンピュータプログラムを読み込んで実行することにより実現される手段であり、そのフローチャートが図9乃至図12である。
図1は、本発明の実施の形態の一例を示すシステム構成図であり、本緑地監視システムは、指定領域データベース(DB)106と衛星画像データベース107を備えた判定システム101と、この判定システム101へ判定基準を与える判定基準管理システム110とから構成され、この判定基準管理システム110は公衆回線網114によって、判定システム101と接続されている。公衆回線網114は、例えばインターネットや専用線、WANなどに相当する。
判定システム101は、指定領域データベース106及び衛星画像データベース107の他に、背景としての地図表示及び指定領域の住所特定に使用する地図データベース108と、背景地図、指定領域、植生活性度判定結果を表示するための表示部109が設けられている。
判定システム101の指定領域データベース106には、植生を監視したい領域の地理情報が格納される。
また、衛星画像データベース107には、植生のNDVI値算出に使用される衛星画像が格納される。衛星画像は撮影される度に随時格納される。
また、地図データベース108には、例えば都道府県、市町村の境界を示す行政界地図データが登録されている。
また、判定システム101は、衛星画像データベース107へ新しく取得した衛星画像の登録を行う衛星画像データ登録部102、衛星画像データと植生判定基準から植生の活性度を判定する植生状況判定部103、判定基準管理システムに対し判定基準データ取得及び更新要求を行うデータ送受信部104、各種指示を入力するための入力部105を備えている。
指定領域データベース106に格納される指定領域関連情報は、図2に示すように、指定領域ID201、指定領域名称202、都道府県203、市町村204、指定ポリゴンID205、植生ID206から構成され、植生を監視したい指定領域毎に登録される。このうち指定ポリゴンIDは、指定領域を登録する際に作成したポリゴンを関連付けるためのIDであり、ポリゴンそのものは別途地図データベース内に保存される。また、指定領域ID201は同一都道府県、同一市町村内で一意となり、これら3つのフィールドを合わせて、全ての指定領域は一意に識別される。また、指定領域名称は任意に設定出来る。
ここで例えば、指定領域を東京都品川区に2箇所、東京都新宿区に1箇所、神奈川県横浜市に1箇所、千葉県千葉市に1箇所の計5箇所指定した場合、図2に示すように、
指定領域IDとして同じ東京都品川区に2箇所指定領域がある場合のみ「0001」「0002」となり、それ以外は全て「0001」が登録される。また、別途登録されているポリゴンファイル名が「P001」「P002」「P003」「P004」「P005」であれば、指定ポリゴンIDにはポリゴンファイルを特定出来る「P001」「P002」「P003」「P004」「P005」などの値が登録される。また、植生IDには植えられている植生の種類を特定するためのIDが登録されている。よって、領域内は一種類の植物となるよう領域を指定する。この様に登録する事によって、植生毎に用意される判定基準を用いて植生の活性度を判定することが出来る。
なお、全く同一領域が指定された指定領域であっても別途登録されたものであれば別領域として管理する。
判定基準管理システム110は、判定基準を格納しておくための判定基準データベース113、判定システム101からの要求により判定基準を更新するための判定基準更新部111、判定システム101からの要求により判定基準データを送信し、判定基準更新要求データを受け取るために使われるデータ送受信部112を備えている。
判定基準データベース113に格納される判定基準データは、図3に示すように、全国レベル基準値301、都道府県レベル基準値302、市町村レベル基準値303、指定領域レベル基準値304のような構造となっている。
また、各レベルの基準値は図4のようなテーブルとして保存され、全国レベルを例にとると国ID401、名称402、植生ID403、NDVI基準値(1月)〜(12月)404〜415、許容誤差416のような構成となっていて、このようなレコードを植生の数だけ保持している。
判定基準データベースはこのようなテーブルを図5のように各レベルについて保持することで、月毎による基準値の変化及び地域による基準値の変化に対応している。また、許容誤差416は、植生毎、基準値レベル毎に異なる値を設定でき、植生によるバラツキの差、もしくは地域によるバラツキの差を吸収出来る構成としている。
例えば、植生Aは全国どこでもほとんどNDVI値の基準値が変わらないが、植生Bは地域によってNDVI値の基準値が大きく異なる場合などには、植生Aでの許容誤差は全体的に小さくし、植生Bでは全国レベルでの許容誤差は大きくし、指定領域へと詳細化するにともなって許容誤差を小さくするような設定にしておくことでより正確な判定が可能となる。
図6は判定システム101が判定基準管理システム110に対して送信する基準値要求のフレーム構成図である。判定基準管理システム110が管理している判定基準値の配信を要求する場合は、図6(b)に示すように基準値要求コマンド605、基準値要求地域ID606、植生ID607、発行元ID608とから成るフレームを作成して送信する。
また、基準値要求地域IDは図6(a)に示すように国ID601、都道府県ID602、市町村ID603、指定領域ID604を結合し作られるものとする。
ここで、基準値要求地域ID606を国ID601、都道府県ID602、市町村ID603、指定領域ID604を結合して作るのは、判定基準管理システム110内で、基準値の検索を行う際に、国ID601、都道府県ID602、市町村ID603、指定領域ID604に分解し、レベルの高い方から順に探索を行うために使用するからである。
図7は判定基準管理システム110が判定システム101に対して送信する基準値返信のフレーム構成図である。判定基準値は図7に示すように、送信先ID701、基準値要求地域ID702、基準値703、許容誤差704とから成るフレームを作成し、送付される。
図8は判定システム101が判定基準管理システム110に対して送信する更新要求のフレーム構成図である。判定基準管理システム110が管理している判定基準値の更新を要求する場合は図8に示すように、基準値更新コマンド801、基準値要求地域ID802、NDVI平均乖離率803、NDVI乖離率標準偏差804とから成るフレームを作成して送信する。
ここで、NDVI平均乖離率803は、判定基準管理システム110から送られてきた基準値を使い判定システム101で判定した結果、問題なしと判定されたデータについてのNDVI値の判定値からの乖離率の平均を取ったものであり、NDVI乖離率標準偏差804はその際の標準偏差である。これらの値から、どの程度基準値を変更するべきかを特定し、基準値の修正を行う。
例えば、指定領域基準値の更新を例にとると、元々の指定領域基準値が100、許容誤差が10であった場合、NDVI平均乖離率803が「+5%」、NDVI乖離率標準偏差804として「7」が来たとする。この場合、もしまだ観測を始めて2年目であった場合は、2つ目のデータを取得したところであり、まず平均の乖離率が+5%なので、2つ目のデータということで半分の影響度と考え、100×(1+0.05/2)=102.5とし、許容誤差も2σ分を考え同様に((10+7×2)/2)=12などとする。このように新たに送られてきたデータをそれまで収集してきた年数に応じて影響度を加味し、修正する量を決定する。2年目なら2分の1、3年目なら3分の1のみずらすというように修正する。また、この変更量は市町村、都道府県、国レベルの基準値変更の際にはさらに、小さくしていく。例えば、市町村レベルへは10分の1、都道府県レベルでは100分の1、国レベルでは1000分の1程度の修正量に留める。
このような更新操作により、荒いレベルの基準値から詳細な基準値までの更新量の調整が可能となる。
以下、以上のように構成された緑地監視システムの動作を説明する。
図9は、判定システム101の指定領域登録処理の概要を示すフローチャートである。判定システム101は、まず地図上で指定された指定領域のポリゴンファイルを作成し(ステップ901)、そのポリゴンが描く図形を含む代表的な住所を特定する(ステップ902)。住所の特定は、図13に示すように、指定されたポリゴンを一番多く含む行政区を代表的な住所とする。例えば図13では、指定領域ポリゴン1304は、都道府県A1301に含まれ、市町村A1302と市町村A1303にまたがっている。この場合市町村A1302に含まれる面積の方が大きいので、このポリゴンが含まれるのは都道府県A1301の市町村A1302と特定する。住所の特定が済んだら、指定領域IDを振り、代表住所と共に指定領域登録データベース106へ登録する(ステップ903)。
判定システム101は、以上の処理を指定領域登録処理指示を受ける度に実行する。
図10は、判定システム101の植生活性度判定処理の概要を示すフローチャートである。判定システム101は、まず、指定領域データベース106からまだ判定を行っていない指定領域を抽出する(ステップ1001)。抽出したら、その領域を含む衛星画像でまだチェックを行っていない新しいものが存在するかどうかを確認する(ステップ1002)。存在しない場合にはこの指定領域に関する判定は今回は行わず次の指定領域存在確認(ステップ1010)へ進む。
対象の衛星画像が存在する場合には、まずは判定基準管理システム110より判定基準を取得する(ステップ1003)。判定基準を取得したら、指定領域全体について衛星画像よりNDVI値を算出し、判定基準と比較する。基準との差が許容誤差内に収まっていれば、問題なしと判定し、許容誤差外の場合には要調査と判定する(ステップ1004)。結果は地図を背景として表示部108に出力する(ステップ1005)。「要調査」と出た箇所がいくつか存在する場合は実地調査が必要かどうかを事前に使用者が指定した閾値に基づき判定を行う(ステップ1006)。実地調査が必要ないと判断された場合は、判定基準管理システム110への判定基準更新要求(ステップ1009)を実行する。実施調査必要ありと判断された場合は、人による実地調査を行い(ステップ1007)、結果を入力部105より入力する(ステップ1008)。
判定基準管理システム110への判定基準更新要求(ステップ1009)では、指定領域内において、自動判定及び実施調査で「問題なし」と判定された箇所全てのNDVI値と基準値との乖離率を求め、それらの平均及び標準偏差を求める。その値を、NDVI平均乖離率803、NDVI乖離率標準偏差804としてフレームを作成し判定基準管理システム110へ送信する。
最後に他に判定すべき指定領域が残っていないかを確認する(ステップ1010)。残っているようであれば、ステップ1001へ戻り、残っていなければ終了する、
判定システム101は、以上の処理を植生活性度判定処理指示を受ける度に実行する。
図11は、判定基準管理システム110の判定基準送付処理の概要を示すフローチャートである。
判定基準管理システム110は、まず、判定システム101からの判定基準取得要求を受信したか否かを判定し(ステップ1101)、受信していなければ受信待ち状態で待機する。
判定基準取得要求を受信すると、受信した基準値要求フレームの基準値要求地域IDから要求されている領域の都道府県ID、市町村ID、指定領域IDなどを特定する(ステップ1102)。指定領域IDを使って指定領域レベルの基準値が存在しているかどうかを検索し(ステップ1103)、あればその判定基準を送付する(ステップ1104)。存在しない場合は、市町村IDを使って、市町村レベルの基準値が存在しているかどうかを検索し(ステップ1105)、あればその判定基準を送付する(ステップ1106)。存在しない場合は、都道府県IDを使って都道府県レベルの基準値が存在しているかどうかを検索し(ステップ1107)、あればその判定基準を送付する(ステップ1108)。存在しない場合は、全国レベルの判定基準を送付する(ステップ1109)。全国レベルの判定基準は初めに用意しておくため、ここでは必ず判定基準が見つかるものとする。そして判定基準の送信が終わったら始めの待ち状態(ステップ1101)に戻る。
ここで、判定基準は月毎に用意されているため、検索はその月のデータがあるかも同時にチェックしている。例えば、市町村レベルの判定基準は4月以外全て存在していて、都道府県レベルでは全ての月の判定基準が存在している場合、3月の時点で判定基準取得要求を出すと、市町村レベルのデータが返ってくることになるが、4月の時点では都道府県レベルの基準値が送られてくることになる。そして、また5月には市町村レベルのものが送られるという形になる。
このような方法を取るのは、判定基準レベルの統一という意味では良いとは言えないが、その時点で少しでも精度の高い基準に基づく判定を行えるようにしたいという要求に答えるものである。判定の基準の統一よりもその時点での植生状況の正確な判定を優先した結果である。
また、基準値を要求する植生については、基準値取得要求フレーム内の植生ID607により規定される。
判定基準管理システム110は、以上の処理を判定基準送付処理指示を受ける度に実行する。
図12は、判定基準管理システム110の判定基準更新処理の概要を示すフローチャートである。
判定基準管理システム110は、まず、判定システム101からの判定基準更新要求を受信したか否かを判定し(ステップ1201)、受信していなければ受信待ち状態で待機する。
判定基準更新要求を受信すると、基準値更新要求フレームより必要な情報を抜き出し、更新対象を特定する(ステップ1202)。まず基準値更新要求フレーム内の基準値要求地域ID802を取得し、そのIDを分解することで、都道府県ID、市町村ID、指定領域IDを取得する。次にレベルの低い方から(指定領域レベルから)順に基準値の更新を行う。
まずは指定領域IDを使って対象を検索し、判定基準データベース113に指定領域が存在するかを判定する(ステップ1203)。もし存在していない場合は、指定領域を追加する(ステップ1204)。次に、当該月についての基準値が存在するか確認する(ステップ1205)。もし存在していない場合は、新規に更新用として送られてきた基準値を追加する(ステップ1207)。存在している場合は、その値に対して、基準値更新要求フレーム内のNDVI平均乖離率803とNDVI乖離率標準偏差804を使って更新をかける(ステップ1206)。更新方法は図8で説明した様に、それまで観測してきた年数により比例配分を行うことで影響度を加味した計算式を使った方式とする。
既存基準値×(1+NDVI平均乖離率/(観測年数+α))=更新後基準値
(既存許容誤差×(観測年数+α−1)+NDVI乖離率標準偏差×2)/(観測年数+α)=更新後許容誤差
(α:基準値レベル調整要素 指定領域レベル時は1とし、市町村レベルでは10、都道府県レベルでは100、国レベルでは1000などとし、一つの結果に対してどの程度の調整を行うかをこの値で調整する。)
上記の式により当該月の指定領域レベル基準値の更新が出来たら、同様にして市町村レベル、都道府県レベルについても更新をかける(ステップ1208)。しかし、αの値だけは異なったものを用いる。各レベルで使用するαの値は何回かの実験的な試行より調整を行う。最後に国レベルについての更新を行う(ステップ1209)。ここで、国レベルについては、始めから全ての月のデータを用意し、かつIDが存在しないということはないので、ステップとしては別としている。
以上のように、本実施の形態の緑地監視システムによれば、次のような効果がある。
(1)地域・季節・周辺環境が異なる状況であっても、指定領域の過去の情報から導き出された基準値があればそれを使用し、ない場合には一つ上のレベルの市町村レベルの基準値を使う。それも無い場合には都道府県レベルの基準値を採用し、それでもなければ国レベルのものを使用する。そのような段階を踏んで基準値を取得するため、その時点で得られるその指定領域を含む基準値のうち、最も確からしい基準値を元に植生状況の判定を行うことができる。
(2)事前に準備が必要なのは国レベルの基準値のみであるため、事前の準備に大きな負荷をかけることなく適切な植生活性度の診断を可能とする。
(3)一つの判定が終わる度に基準値に対して更新をかけるため、時間の経過と共にその精度を向上させていくことができる。
なお、上記実施例においては、判定基準管理システムと判定システムとを公衆回線で接続する例を挙げて説明したが、無線回線や専用回線で接続されるものであっても同様に適用できることは言うまでもない。また、本実施の形態においては例として国レベルの基準値の下に、都道府県レベル、市町村レベルを設定したが、この階層はもっと多くても、少なくても問題はなく、そのまま適用出来ることも言うまでもない。
本発明による緑地監視システムの一実施の形態例を示すシステム構成図である。 本発明による指定領域データベースに格納されているデータの構成図である。 本発明による判定基準データベース内の各レベルの判定基準テーブル間の関連図である。 本発明による判定基準テーブル内のNDVI基準値部分の構成図である。 本発明による各レベルの判定基準テーブル内のID、名称、許容誤差をクローズアップした構成図である。 (a)本発明による基準値要求地域IDの説明図である。(b)本発明による基準値要求フレームの構成図である。 本発明による基準値返信フレームの構成図である。 本発明による基準値更新要求フレームの構成図である。 本発明による判定システムの指定領域登録処理の概要を示すフローチャートである。 本発明による判定システムの植生活性度判定処理を示すフローチャートである。 本発明による判定基準管理システムの判定基準送付処理を示すフローチャートである。 本発明による判定基準管理システムの判定基準更新処理を示すフローチャートである。 本発明による指定領域登録を行う際の所属する都道府県・市町村を決定する方法の説明図である。 従来例による植生モニタリングシステムの概略構成図である。
符号の説明
101 判定システム
106 指定領域データベース
107 衛星画像データベース
108 地図データベース
110 判定基準管理システム
113 判定基準データベース

Claims (4)

  1. 植生を監視したい指定領域毎に登録される指定領域関連情報が格納される指定領域データベースと衛星画像データベースと地図データベースとを備えた判定システムと、
    前記判定システムへ判定基準を与える判定基準管理システムとがネットワークを介して通信自在に接続された緑地監視システムであって、
    前記判定システムは、前記指定領域データベースからまだ判定を行っていない指定領域を抽出する手段と、
    抽出した領域を含む衛星画像でまだチェックを行っていない新しいものが存在するかどうかを前記衛星画像データベースによって確認する手段と、
    対象の衛星画像が存在する場合には、前記判定基準管理システムよりNDVI値と許容誤差とを含む判定基準を取得する手段と、
    判定基準を取得したら、指定領域全体について前記衛星画像データベースから抽出した衛星画像よりNDVI値を算出し、前記判定基準と比較する手段と、
    判定基準との差が許容誤差内に収まっていれば、「問題なし」と判定し、許容誤差外の場合には要調査と判定し、結果は前記地図データベースから抽出した地図を背景として表示部に出力する手段と、
    要調査と判定された場合は、人による実地調査結果を入力させる入力手段と、
    指定領域内において、自動判定及び実施調査で「問題なし」と判定された箇所全てのNDVI値と基準値との乖離率を求め、それらの平均及び標準偏差を求め、その値を、NDVI平均乖離率、NDVI乖離率標準偏差として判定基準値更新要求フレームを作成する手段と、
    作成した判定基準値更新要求フレームを前記判定基準管理システムへ送信する手段とを備え、
    前記判定基準管理システムは、前記判定システムから判定基準取得要求を受信すると、その基準値要求フレームの基準値要求地域IDから要求されている領域の都道府県ID、市町村ID、指定領域IDを特定する手段と、
    指定領域IDを使って指定領域レベルの判定基準値が存在しているかどうかを月毎に検索し、判定基準値が存在している場合は、その判定基準値を取得し、存在しない場合は、市町村IDを使って、市町村レベルの判定基準値が存在しているかどうかを月毎に検索し、存在すればその判定基準値を取得し、存在しない場合は、都道府県IDを使って都道府県レベルの判定基準値が存在しているかどうかを月毎に検索し、存在すれば、その判定基準値を取得し、都道府県レベルの判定基準値が存在しない場合は、全国レベルの判定基準値を取得する手段と、
    取得した判定基準値を前記判定システムへ送信する手段とを備えたことを特徴とする緑地監視システム。
  2. 前記判定基準管理システムは、前記判定システムから判定基準更新要求を受信すると、その判定基準値更新要求フレームより、基準値要求地域IDを取得し、そのIDを分解することで、都道府県ID、市町村ID、指定領域IDを取得する手段と、
    まず指定領域IDを使って前記判定基準データベースにその指定領域が存在するかを判定し、存在していない場合は、その指定領域を追加する手段と、
    次に、当該月についての判定基準値が存在するか確認し、存在していない場合は、新規に更新用として送られてきた判定基準値を追加する手段と、
    判定基準値が存在している場合は、その値に対して、基準値更新要求フレーム内のNDVI平均乖離率とNDVI乖離率標準偏差を使って更新をかける手段と、
    当該月の指定領域レベル基準値の更新が出来たら、同様にして市町村レベル、都道府県レベルについても更新をかける手段と、
    最後に国レベルについての更新を行う手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の緑地監視システム。
  3. 植生を監視したい指定領域毎に登録される指定領域関連情報が格納される指定領域データベースと衛星画像データベースと地図データベースとを備えた判定システムと、
    前記判定システムへ判定基準を与える判定基準管理システムとがネットワークを介して通信自在に接続された緑地監視配信方法であって、
    前記判定システムが、前記指定領域データベースからまだ判定を行っていない指定領域を抽出するステップと、
    抽出した領域を含む衛星画像でまだチェックを行っていない新しいものが存在するかどうかを前記衛星画像データベースによって確認するステップと、
    対象の衛星画像が存在する場合には、前記判定基準管理システムよりNDVI値と許容誤差とを含む判定基準を取得するステップと、
    判定基準を取得したら、指定領域全体について前記衛星画像データベースから抽出した衛星画像よりNDVI値を算出し、前記判定基準と比較するステップと、
    判定基準との差が許容誤差内に収まっていれば、「問題なし」と判定し、許容誤差外の場合には要調査と判定し、結果は前記地図データベースから抽出した地図を背景として表示部に出力するステップと、
    要調査と判定された場合は、人による実地調査結果を入力させる入力手段と、
    指定領域内において、自動判定及び実施調査で「問題なし」と判定された箇所全てのNDVI値と基準値との乖離率を求め、それらの平均及び標準偏差を求め、その値を、NDVI平均乖離率、NDVI乖離率標準偏差として判定基準値更新要求フレームを作成するステップと、
    作成した判定基準値更新要求フレームを前記判定基準管理システムへ送信するステップとを実行し、
    前記判定基準管理システムが、前記判定システムから判定基準取得要求を受信すると、その基準値要求フレームの基準値要求地域IDから要求されている領域の都道府県ID、市町村ID、指定領域IDを特定するステップと、
    指定領域IDを使って指定領域レベルの判定基準値が存在しているかどうかを月毎に検索し、判定基準値が存在している場合は、その判定基準を取得し、存在しない場合は、市町村IDを使って、市町村レベルの判定基準値が存在しているかどうかを月毎に検索し、存在すればその判定基準を取得し、存在しない場合は、都道府県IDを使って都道府県レベルの判定基準値が存在しているかどうかを月毎に検索し、存在すれば、その判定基準を取得し、都道府県レベルの判定基準値が存在しない場合は、全国レベルの判定基準を取得するステップと、
    取得した判定基準を前記判定システムへ送信するステップとを実行することを特徴とする緑地監視配信方法。
  4. 前記判定基準管理システムが、前記判定システムから判定基準更新要求を受信すると、その判定基準値更新要求フレームより、基準値要求地域IDを取得し、そのIDを分解することで、都道府県ID、市町村ID、指定領域IDを取得するステップと、
    まず指定領域IDを使って前記判定基準データベースにその指定領域が存在するかを判定し、存在していない場合は、その指定領域を追加するステップと、
    次に、当該月についての判定基準値が存在するか確認し、存在していない場合は、新規に更新用として送られてきた判定基準値を追加するステップと、
    判定基準値が存在している場合は、その値に対して、基準値更新要求フレーム内のNDVI平均乖離率とNDVI乖離率標準偏差を使って更新をかけるステップと、
    当該月の指定領域レベル基準値の更新が出来たら、同様にして市町村レベル、都道府県レベルについても更新をかけるステップと、
    最後に国レベルについての更新を行うステップとを実行することを特徴とする請求項3記載の緑地監視配信方法。
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