JP5059896B2 - 通信端末及び受話音量制御方法 - Google Patents

通信端末及び受話音量制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信端末及び受話音量制御方法に関するものである。
従来から、通信端末が備える受話音量調整機能として、周囲の騒音レベルに応じて受話音量を自動的に調整し設定する機能が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2009−206616号公報
ところで、通話時における端末ユーザの声の大きさには個人差があり、大きな声で通話する人、小さな声で通話する人など、さまざまである。
しかし、従来は、通話相手に応じて受話音量の調整を行うという着眼点に欠けていた。そのため、例えば、大きな声で通話する傾向の有る通話相手との通話を、非常に静かな環境で行った場合、通話相手の音声が周囲に漏れてしまうという不都合や通話相手の音声が聞き取りづらくなるという不都合が生じるおそれがあった。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みて為されたものであり、周囲の騒音レベルに加え更に通話相手に応じて受話音量を設定することで、通話時の音声の聞き取りやすさを向上させ周囲への音声漏れを防止することが可能な通信端末及び受話音量制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る通信端末は、通話相手ごとの受話音量情報を含む通話相手に関する情報を記憶するための電話帳データベースと、前回の通話時の受話音量情報を含む発着信履歴情報を記憶するための発着信履歴データベースと、を備えた通信端末であって、新たな通話の開始時に、電話帳データベースに記憶されている通話相手の受話音量情報、発着信履歴データベースに記憶されている通話相手の前回の通話時の受話音量情報、および、予め定められた受話音量のデフォルト値、の何れかを、今回の通話で用いる受話音量として設定する受話音量設定部と、周囲の騒音レベルを測定する騒音測定部と、騒音測定部により測定された周囲の騒音レベルが予め定められた基準レベル以上か否かに応じて、受話音量設定部により設定された受話音量を調整するか否かを判断する騒音判断部と、騒音判断部により受話音量を調整すると判断された場合、周囲の騒音レベルに応じて受話音量を調整する受話音量調整部と、受話音量調整部による調整が行われる前に受話音量設定部により設定された受話音量を、電話帳データベースおよび発着信履歴データベースの少なくとも一方へ記憶する動作を制御する受話音量記憶制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る受話音量制御方法は、通話相手ごとの受話音量情報を含む通話相手に関する情報を記憶するための電話帳データベースと、前回の通話時の受話音量情報を含む発着信履歴情報を記憶するための発着信履歴データベースと、を備えた通信端末、により実行される受話音量制御方法であって、新たな通話の開始時に、電話帳データベースに記憶されている通話相手の受話音量情報、発着信履歴データベースに記憶されている通話相手の前回の通話時の受話音量情報、および、予め定められた受話音量のデフォルト値、の何れかを、今回の通話で用いる受話音量として設定する受話音量設定ステップと、周囲の騒音レベルを測定する騒音測定ステップと、騒音測定ステップにより測定された周囲の騒音レベルが予め定められた基準レベル以上か否かに応じて、受話音量設定部により設定された受話音量を調整するか否かを判断する騒音判断ステップと、騒音判断ステップにより受話音量を調整すると判断された場合、周囲の騒音レベルに応じて受話音量を調整する受話音量調整ステップと、受話音量調整ステップでの調整が行われる前に受話音量設定ステップにより設定された受話音量を、電話帳データベースおよび発着信履歴データベースの少なくとも一方へ記憶する動作を制御する受話音量記憶制御ステップと、を備えることを特徴とする。
上記のような本発明に係る通信端末及び受話音量制御方法によれば、新たな通話の開始時に通話相手に応じて受話音量を設定し、そのときの周囲の騒音レベルが基準レベル以上であれば、上記設定された受話音量を調整するため、通話相手に応じて受話音量を設定するとともに周囲の騒音レベルに応じて上記受話音量を調整することができる。これにより、通話時の音声の聞き取りやすさを向上させ周囲への音声漏れを防止することができる。また、周囲の騒音レベルは通話のたびに変化することを考慮し、次回の通話のための受話音量情報の記憶については、周囲の騒音レベルに基づく調整後の受話音量でなく、周囲の騒音レベルに基づく調整前に設定された受話音量を、電話帳データベースや発着信履歴データベースに記憶する動作を制御する。これにより、通話のたびに変化する周囲の騒音レベルの影響を排除した上で、通話相手に応じて設定された適切な受話音量を記憶することができる。なお、上記の「デフォルト値」としては、従来の手法により適正に設定された受話音量の適正値などを採用することが望ましい。
なお、通信端末が備えた受話音量設定部は、新たな通話の通話相手の受話音量情報が電話帳データベースに記憶されている場合は、電話帳データベースに記憶された受話音量情報を今回の通話で用いる受話音量として設定し、通話相手の受話音量情報が電話帳データベースに記憶されておらず通話相手の前回の通話時の受話音量情報が発着信履歴データベースに記憶されている場合は、発着信履歴データベースに記憶された前回の通話時の受話音量情報を今回の通話で用いる受話音量として設定し、通話相手の受話音量情報が電話帳データベースに記憶されておらず通話相手の前回の通話時の受話音量情報が発着信履歴データベースに記憶されていない場合は、受話音量のデフォルト値を今回の通話で用いる受話音量として設定する構成とすることが望ましい。
同様に、受話音量制御方法の受話音量設定ステップでは、通信端末は、新たな通話の通話相手の受話音量情報が電話帳データベースに記憶されている場合は、電話帳データベースに記憶された受話音量情報を今回の通話で用いる受話音量として設定し、通話相手の受話音量情報が電話帳データベースに記憶されておらず通話相手の前回の通話時の受話音量情報が発着信履歴データベースに記憶されている場合は、発着信履歴データベースに記憶された前回の通話時の受話音量情報を今回の通話で用いる受話音量として設定し、通話相手の受話音量情報が電話帳データベースに記憶されておらず通話相手の前回の通話時の受話音量情報が発着信履歴データベースに記憶されていない場合は、受話音量のデフォルト値を今回の通話で用いる受話音量として設定することが望ましい。
上記の受話音量設定部又は受話音量設定ステップによって、今回の通話で用いる受話音量の設定では、(1)電話帳データベースに記憶された受話音量情報、(2)発着信履歴データベースに記憶された前回の通話時の受話音量情報、(3)受話音量のデフォルト値、の順に優先的に設定することができる。
さらに、通信端末が備えた受話音量記憶制御部は、新たな通話の通話相手が電話帳データベースに記憶されていない場合は、設定された受話音量を発着信履歴データベースに記憶し、新たな通話の通話相手が電話帳データベースに記憶されているが当該通話相手の受話音量情報が電話帳データベースに記憶されていない場合は、設定された受話音量を電話帳データベースに記憶する構成とすることが望ましい。
同様に、受話音量制御方法の受話音量記憶制御ステップでは、通信端末は、新たな通話の通話相手が電話帳データベースに記憶されていない場合は、設定された受話音量を発着信履歴データベースに記憶し、新たな通話の通話相手が電話帳データベースに記憶されているが当該通話相手の受話音量情報が電話帳データベースに記憶されていない場合は、設定された受話音量を電話帳データベースに記憶することが望ましい。
上記の受話音量記憶制御部又は受話音量記憶制御ステップによって、電話帳データベースに無い通話相手については受話音量を発着信履歴データベースに記憶し、電話帳データベースに有るが受話音量情報が未登録の通話相手については受話音量を電話帳データベースに記憶することができる。
本発明によれば、通話時の音声の聞き取りやすさを向上させ周囲への音声漏れを防止することができる。また、通話のたびに変化する周囲の騒音レベルの影響を排除した上で、通話相手に応じて設定された適切な受話音量を次回以降の通話のために記憶することができる。
実施形態に係る通信端末の機能構成を示す図である。 図1に示す通信端末のハードウェア構成を示す図である。 電話帳データベースに記憶された情報の一例を示す図である。 発着信履歴データベースに記憶された情報の一例を示す図である。 実施形態に係る受話音量制御処理を示すフローチャートである。 受話音量設定処理に関するサブルーチンを示すフローチャートである。 受話音量記憶制御処理に関するサブルーチンを示すフローチャートである。
以下、添付画面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[通信端末の構成について]
図1は、本発明の一実施形態に係る通信端末10の機能ブロック図である。通信端末10は、少なくとも通話機能を備える端末である。通信端末10の例としては携帯電話機や通話機能を有する携帯情報端末が挙げられるが、通信端末10の種類はこれらに限定されない。図1に示すように、通信端末10は、機能的構成要素として、通話部11、電話帳データベース(以下「電話帳DB」という)12、発着信履歴データベース(以下「発着信履歴DB」という)13、受話音量設定部14、騒音測定部15、騒音判断部16、受話音量調整部17、及び受話音量記憶制御部18を備えている。
通信端末10は、ハードウェア構成としては、例えば図2に示すように、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムなどを実行するCPU101と、ROM及びRAMで構成される主記憶部102と、メモリなどで構成される補助記憶部103と、呼の確立やデータ通信を行う通信制御部104と、文字入力用のキーで構成される操作部105と、モニタ及びスピーカで構成される出力部106とを備えている。図1に示す通信端末10の各機能は、CPU101及び主記憶部102の上に所定のソフトウェアを読み込ませ、CPU101の制御の下で、主記憶部102及び補助記憶部103に対しデータの読み書きを行いながら上記ソフトウェアを実行することで実現される。
通話部11は、通話を実行する部分であり、通信端末10から外部への発信及び外部から通信端末10への着信を制御する発着信部11Aと、ユーザからの音声を入力する音声入力部11Bと、音声を出力する音声出力部11Cと、ユーザが機能選択や動作指示等を行うための操作部11Dとを含んでいる。ここで「通話」には、通信端末10から外部への発信呼により開始された通話と、外部から通信端末10への着信呼により開始された通話の両方を含む。
電話帳DB12は、通信端末10における電話帳情報を記憶(登録)する部分であり、図3に示すように、記憶される電話帳情報には、通話相手ごとの受話音量情報が含まれる。
発着信履歴DB13は、通信端末10における発着信の履歴に関する情報(発着信履歴情報)を記憶(登録)する部分であり、図4に示すように、記憶される発着信履歴情報には、前回の通話時の受話音量情報が含まれる。
受話音量設定部14は、新たな通話の開始時に、その通話に関する受話音量を設定する部分である。詳細な動作は後述するが、受話音量設定部14は、電話帳DB12に記憶されている通話相手の受話音量情報、発着信履歴DB13に記憶されている通話相手の前回の通話時の受話音量情報、および、予め定められた受話音量のデフォルト値、の何れかを、今回の新たな通話で用いる受話音量として設定する。なお、上記の「デフォルト値」としては、例えば従来の手法により適正に設定された受話音量の適正値を採用することができる。
騒音測定部15は、通信端末10の周囲の騒音レベルを測定する部分である。
騒音判断部16は、騒音測定部15により測定された周囲の騒音レベルが予め定められた基準レベル以上か否かを判定し、周囲の騒音レベルが基準レベル以上の場合、受話音量設定部14により設定された受話音量を調整すると判断し、周囲の騒音レベルが基準レベル未満の場合、受話音量設定部14により設定された受話音量を調整不要と判断する部分である。
受話音量調整部17は、騒音判断部16により受話音量を調整すると判断された場合に、周囲の騒音レベルに応じて受話音量を調整する部分である。その調整方法は後述する。
受話音量記憶制御部18は、電話帳DB12および発着信履歴DB13への通話相手の受話音量情報の記憶を制御する部分である。受話音量記憶制御部18は、受話音量調整部17による調整が行われる前に受話音量設定部14により設定された受話音量を電話帳DB12および発着信履歴DB13に記憶する動作を制御する。その詳細な動作は後述する。
[通信端末にて実行される受話音量制御処理について]
図5は、通信端末10にて実行される受話音量制御処理のフローチャートである。以下、図5を用いて受話音量制御処理について説明する。通信端末10の発着信部11Aが通信端末10からの発信又は通信端末10への着信を検知したことをトリガーとして、図5の受話音量制御処理が実行開始される。
まず、図5のステップS1では、受話音量設定部14が、今回の新たな通話に関する受話音量を設定する処理(図6)を行う。即ち、図6に示すように受話音量設定部14は、今回の通話相手が電話帳DB12に登録されているか否かを判定し(ステップS11)、通話相手が電話帳DB12に登録されている場合、その通話相手の受話音量情報が電話帳DB12に登録されているか否かを判定する(ステップS12)。ここで通話相手の受話音量情報が電話帳DB12に登録されている場合、電話帳DB12に登録されている受話音量情報を今回の通話で用いる受話音量として設定する(ステップS13)。
一方、ステップS11で通話相手が電話帳DB12に登録されていない場合およびステップS12で通話相手の受話音量情報が電話帳DB12に登録されていない場合は、その通話相手の前回の通話時の受話音量情報が発着信履歴DB13に登録されているか否かを判定する(ステップS14)。ここで前回の通話時の受話音量情報が発着信履歴DB13に登録されている場合は、発着信履歴DB13に登録されている前回の通話時の受話音量情報を今回の通話で用いる受話音量として設定する(ステップS15)。一方、ステップS14で前回の通話時の受話音量情報が発着信履歴DB13に登録されていない場合は、予め定められた受話音量のデフォルト値を今回の通話で用いる受話音量として設定する(ステップS16)。以上のようにして、受話音量設定部14は、今回の新たな通話に関する受話音量を設定する。図6の処理により、今回の通話で用いる受話音量の設定では、(1)電話帳DB12に記憶された受話音量情報、(2)発着信履歴DB13に記憶された前回の通話時の受話音量情報、(3)受話音量のデフォルト値、の順に優先的に設定することができる。
図5に戻って、次のステップS2では、騒音測定部15が通信端末10の周囲の騒音レベルを測定し、次のステップS3では、騒音判断部16が、騒音測定部15により測定された周囲の騒音レベルが予め定められた基準レベル以上か否かに応じて、受話音量設定部14により設定された受話音量を調整するか否かを判断する。即ち、騒音判断部16は、周囲の騒音レベルが基準レベル以上の場合は受話音量設定部14により設定された受話音量を調整すると判断し、一方、周囲の騒音レベルが基準レベル未満の場合は受話音量設定部14により設定された受話音量を調整不要と判断する。
ここで、受話音量設定部14により設定された受話音量を調整不要と判断された場合は、後述するステップS5へ進み、一方、受話音量設定部14により設定された受話音量を調整すると判断された場合は、ステップS4において受話音量調整部17が、周囲の騒音レベルに応じて受話音量を調整する。一例として、受話音量調整部17は、さまざまな騒音レベルそれぞれに対し予め適正に設定された受話音量を記憶しておく。ここで、ステップS2の測定で得られた騒音レベルがN1であり、騒音レベルN1に対し適正に設定された受話音量がD1であった場合、ステップS1で設定された受話音量Dが受話音量D1よりも小さければ、受話音量Dを受話音量D1に変更する(即ち、受話音量D1まで増加させる)、といった調整を行う。このような調整後は、後述するステップS5へ進む。
ステップS5では、受話音量記憶制御部18が、受話音量調整部17による調整が行われる前に受話音量設定部14により設定された受話音量を、電話帳DB12や発着信履歴DB13へ記憶する動作を制御する処理(図7)を行う。即ち、図7に示すように受話音量記憶制御部18は、受話音量設定部14により設定された受話音量に対し受話音量調整部17による調整が行われたか否かを判定し(ステップS51)、受話音量調整部17による調整が行われている場合は、調整後の受話音量を調整前の受話音量に戻すための調整分相殺処理を行い(ステップS52)、調整分相殺処理後の受話音量情報を一時記憶する(ステップS53)。なお、別の例として、受話音量記憶制御部18が、調整前の受話音量情報(即ち、ステップS1で設定された受話音量情報)を記憶しておき、ステップS52では、調整後の受話音量情報を、記憶しておいた調整前の受話音量情報に置き換えてもよい。
一方、ステップS51で受話音量調整部17による調整が行われていない場合は、通話で用いられた受話音量情報(即ち、受話音量設定部14により設定された受話音量情報)を一時記憶する(ステップS54)。
そして、今回の通話相手が電話帳DB12に登録されているか否かを判定し(ステップS55)、通話相手が電話帳DB12に登録されていない場合、一時記憶していた受話音量情報を発着信履歴DB13に登録する(ステップS56)。一方、ステップS55で通話相手が電話帳DB12に登録されている場合は、その通話相手の受話音量情報が電話帳DB12に登録されているか否かを判定する(ステップS57)。ここで通話相手の受話音量情報が電話帳DB12に登録されていない場合は、一時記憶していた受話音量情報を当該通話相手の受話音量情報として電話帳DB12に登録する(ステップS58)。
一方、ステップS57で通話相手の受話音量情報が電話帳DB12に登録されている場合は、新たに受話音量情報を登録する必要がないので、一時記憶していた受話音量情報の登録を回避し、処理を終了する。なお、別の例として、一時記憶していた受話音量情報を当該通話相手の受話音量情報として電話帳DB12に登録(上書き)してもよい。一時記憶していた受話音量情報は、電話帳DB12に登録されている当該通話相手の受話音量情報と同じであるため、登録された受話音量情報は変わらない。
以上のようにして、受話音量記憶制御部18は、次回以降の通話で用いられる受話音量情報の記憶処理を制御する。図7の処理により、電話帳DB12に無い通話相手については受話音量を発着信履歴データベースに記憶し、電話帳データベースに有るが受話音量情報が未登録の通話相手については受話音量を電話帳データベースに記憶することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、新たな通話の開始時に通話相手に応じて受話音量を設定し、そのときの周囲の騒音レベルが基準レベル以上であれば、上記設定された受話音量を調整するため、通話相手に応じて受話音量を設定するとともに周囲の騒音レベルに応じて上記受話音量を調整することができる。これにより、通話時の音声の聞き取りやすさを向上させ周囲への音声漏れを防止することができる。
また、周囲の騒音レベルは通話のたびに変化することを考慮し、次回の通話のための受話音量情報の記憶(登録)については、周囲の騒音レベルに基づく調整後の受話音量でなく、周囲の騒音レベルに基づく調整前に設定された受話音量を、電話帳データベースや発着信履歴データベースに記憶(登録)する動作を制御する。これにより、通話のたびに変化する周囲の騒音レベルの影響を排除した上で、通話相手に応じて設定された適切な受話音量を記憶することができる。
以上、本発明を、その実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で以下のような様々な変形が可能である。
10…通信端末、11…通話部、11A…発着信部、11B…音声入力部、11C…音声出力部、11D…操作部、12…電話帳DB、13…発着信履歴DB、14…受話音量設定部、15…騒音測定部、16…騒音判断部、17…受話音量調整部、18…受話音量記憶制御部、101…CPU、102…主記憶部、103…補助記憶部、104…通信制御部、105…操作部、106…出力部。

Claims (6)

  1. 通話相手ごとの受話音量情報を含む通話相手に関する情報を記憶するための電話帳データベースと、
    前回の通話時の受話音量情報を含む発着信履歴情報を記憶するための発着信履歴データベースと、
    を備えた通信端末であって、
    新たな通話の開始時に、前記電話帳データベースに記憶されている通話相手の受話音量情報、前記発着信履歴データベースに記憶されている通話相手の前回の通話時の受話音量情報、および、予め定められた受話音量のデフォルト値、の何れかを、今回の通話で用いる受話音量として設定する受話音量設定部と、
    周囲の騒音レベルを測定する騒音測定部と、
    前記騒音測定部により測定された周囲の騒音レベルが予め定められた基準レベル以上か否かに応じて、前記受話音量設定部により設定された受話音量を調整するか否かを判断する騒音判断部と、
    前記騒音判断部により前記受話音量を調整すると判断された場合、前記周囲の騒音レベルに応じて前記受話音量を調整する受話音量調整部と、
    前記受話音量調整部による調整が行われる前に前記受話音量設定部により設定された受話音量を、前記電話帳データベースおよび前記発着信履歴データベースの少なくとも一方へ記憶する動作を制御する受話音量記憶制御部と、
    を備える通信端末。
  2. 前記受話音量設定部は、
    前記新たな通話の通話相手の受話音量情報が前記電話帳データベースに記憶されている場合は、前記電話帳データベースに記憶された受話音量情報を今回の通話で用いる受話音量として設定し、
    前記通話相手の受話音量情報が前記電話帳データベースに記憶されておらず前記通話相手の前回の通話時の受話音量情報が前記発着信履歴データベースに記憶されている場合は、前記発着信履歴データベースに記憶された前回の通話時の受話音量情報を今回の通話で用いる受話音量として設定し、
    前記通話相手の受話音量情報が前記電話帳データベースに記憶されておらず前記通話相手の前回の通話時の受話音量情報が前記発着信履歴データベースに記憶されていない場合は、前記受話音量のデフォルト値を今回の通話で用いる受話音量として設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記受話音量記憶制御部は、
    前記新たな通話の通話相手が前記電話帳データベースに記憶されていない場合は、前記設定された受話音量を前記発着信履歴データベースに記憶し、
    前記新たな通話の通話相手が前記電話帳データベースに記憶されているが当該通話相手の受話音量情報が前記電話帳データベースに記憶されていない場合は、前記設定された受話音量を前記電話帳データベースに記憶する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末。
  4. 通話相手ごとの受話音量情報を含む通話相手に関する情報を記憶するための電話帳データベースと、前回の通話時の受話音量情報を含む発着信履歴情報を記憶するための発着信履歴データベースと、を備えた通信端末、により実行される受話音量制御方法であって、
    新たな通話の開始時に、前記電話帳データベースに記憶されている通話相手の受話音量情報、前記発着信履歴データベースに記憶されている通話相手の前回の通話時の受話音量情報、および、予め定められた受話音量のデフォルト値、の何れかを、今回の通話で用いる受話音量として設定する受話音量設定ステップと、
    周囲の騒音レベルを測定する騒音測定ステップと、
    前記騒音測定ステップにより測定された周囲の騒音レベルが予め定められた基準レベル以上か否かに応じて、前記受話音量設定部により設定された受話音量を調整するか否かを判断する騒音判断ステップと、
    前記騒音判断ステップにより前記受話音量を調整すると判断された場合、前記周囲の騒音レベルに応じて前記受話音量を調整する受話音量調整ステップと、
    前記受話音量調整ステップでの調整が行われる前に前記受話音量設定ステップにより設定された受話音量を、前記電話帳データベースおよび前記発着信履歴データベースの少なくとも一方へ記憶する動作を制御する受話音量記憶制御ステップと、
    を備える受話音量制御方法。
  5. 前記受話音量設定ステップにおいて、前記通信端末は、
    前記新たな通話の通話相手の受話音量情報が前記電話帳データベースに記憶されている場合は、前記電話帳データベースに記憶された受話音量情報を今回の通話で用いる受話音量として設定し、
    前記通話相手の受話音量情報が前記電話帳データベースに記憶されておらず前記通話相手の前回の通話時の受話音量情報が前記発着信履歴データベースに記憶されている場合は、前記発着信履歴データベースに記憶された前回の通話時の受話音量情報を今回の通話で用いる受話音量として設定し、
    前記通話相手の受話音量情報が前記電話帳データベースに記憶されておらず前記通話相手の前回の通話時の受話音量情報が前記発着信履歴データベースに記憶されていない場合は、前記受話音量のデフォルト値を今回の通話で用いる受話音量として設定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の受話音量制御方法。
  6. 前記受話音量記憶制御ステップにおいて、前記通信端末は、
    前記新たな通話の通話相手が前記電話帳データベースに記憶されていない場合は、前記設定された受話音量を前記発着信履歴データベースに記憶し、
    前記新たな通話の通話相手が前記電話帳データベースに記憶されているが当該通話相手の受話音量情報が前記電話帳データベースに記憶されていない場合は、前記設定された受話音量を前記電話帳データベースに記憶する、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の受話音量制御方法。
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