JP5059013B2 - 多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送・受信機及び送・受信方法 - Google Patents

多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送・受信機及び送・受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送・受信機及び送・受信方法に関し、特に、送信機で送信機フィルタを改善された方法で計算し、該計算した送信機フィルタをワンウェイチャネルサウンディング方法で受信機に送信する送信装置及び方法、並びに前記送信機フィルタを、チャネルを介して受信し、該受信した前記送信機フィルタとチャネルマトリクスとを乗算した値を受信機フィルタとして使用する受信装置及び方法に関する。
多重送信多重受信(MIMO:Multiple Input Multiple Output)チャネルに対しては、10年以上研究されてきたのであり、最近では、多重ユーザ多重アンテナ通信システムに対する研究も進められている。多重ユーザ多重アンテナ通信に対する研究は、送信機に多重アンテナを使用する場合に、周波数効率(spectral efficiency)が増加し、受信機にも多重アンテナを備える場合には、周波数効率がさらに増加するという点を多重ユーザ通信システムに利用しようとするものである。
MIMO通信システムは、送信機と単一ユーザ(single−user)との間でマルチリンクが形成されて、周波数効率が増加する技術である。すなわち、MIMO通信では、チャネルの資源(副搬送波、拡張符号、セルセクター等)に対し、同時に与えられた資源を割り当てられることは、一つのユーザの場合である。すなわち、一定時点で独立的なデータの流れであるMIMOリンクは、送信機と一つの受信機との間でのみ存在する。しかしながら、多重ユーザ多重アンテナ通信は、複数のユーザ(端末機)が同時に同じ資源に接近することを許容するものであり、一定時点で独立的なデータの流れが送信機と複数の受信機との間で行われる。ここで、使用する多重処理方式を多重ユーザ空間多重化(multi user spatial multiplexing)という。
図1は、複数の送信アンテナを有する送信機と複数の受信アンテナを有する複数の受信機との間の通信を示す多重ユーザ多重アンテナ通信システムを示す図である。すなわち、基地局の送信機110がN個のアンテナを備え、複数個のアンテナを備えたK名のユーザ受信機120、130、140と通信するシステムを示す。送信機は、同時にこれらの複数のユーザに多重ユーザ空間多重化方式により独立的なデータの流れを送信する。
多重ユーザ多重アンテナ通信の一例であるMIMO放送チャネルは、基地局(送信機)が多重送信アンテナを備えたセルラネットワークのダウンリンクチャネルである。セルラシステムにおいて、MIMO放送チャネルに対する理論的研究(M.Costa,“Writing On Dirty Paper,”IEEE Transactions on Information Theory,Vol.29,No.3;pp.439〜441,May 1983)があるが、このような研究は、送信機とすべてのユーザの受信機がすべてのユーザのチャネルを正確に知っていると仮定するものであって、現実的でない。また、非線形先符号化(non−linear precoding)技術を使用しなければならないが、複雑度が過度に高いという問題がある。
図2は、複数の送信アンテナを有する送信機と複数の受信アンテナを有する複数の受信機との間の多重ユーザ多重アンテナ通信システムにおいて、送信機が送信機フィルタを使用し、受信機が受信機フィルタを使用する構成を示す図である。実際の通信では、送信機は、送信機フィルタを使用し、受信機は、受信機フィルタを使用する。送信機の空間多重送信フィルタ部210、220、230は、送信機フィルタM,M...Mを備え、受信機のそれぞれは、受信機フィルタW,W...Wを備える空間多重受信フィルタ部240、250、260を有する。
Choiなどが提案した多重ユーザ空間多重化方式は、誰かが(some entity)(ある端末機が)すべてのユーザ(端末機)のチャネルマトリクスを知って、これらを利用して通信を最適化する送信機フィルタと受信機フィルタとの計算を行うことができると仮定し、計算した後に送信機がすべてのユーザとデータ送信を始めることができると仮定する(Lai−U Choi and Ross D.Murch,”A Transmit Preprocessing Technique for Multiuser MIMO Systems Using a Decomposition Approach”,IEEE Transactions on Wireless Communications,Vol.2,No.4,pp.773−786,July 2003)。
しかしながら、この提案は、どこでこのような計算が行われるか、またどのようにフィルタの情報(knowledge)が送信機と受信機とに送信されうるかに対して言及していない。ここで、送信機と受信機との間のそれぞれのチャネルマトリクスの全てに対する情報を受信機が利用可能な場合に包括(global)チャネル情報(channel knowledge)というが、これも、実際のシステムでは可能でないという問題がある。
図3は、多重ユーザ多重アンテナ通信システムのアルゴリズムに従う周波数効率を示すグラフである。ここで、ローカル(local)チャネル状態情報(CSI;Channel State Information;以下、CSIと略する)は、受信機が自身のチャネル(マトリクス)のみを知っている場合であり(現実的な場合である)、包括(global)CSIは、受信機が全受信機のチャネルマトリクスを認知する場合(非現実的な場合である)を意味する。一部(partial)CSIは、送信機が信号対雑音比(SNR)のようにCSIを表す一定の測定値を使用する場合であり、完全(complete)CSIは、送信機がチャネルCSIの複素(complex)エントリー自体を使用する場合を意味する。
図3を参照してみると、単一ユーザ(単一ユーザ閉ループ:ローカルCSI、完全CSIである場合)に送信する方法は、4個の送信アンテナ、4名のユーザ及び4個の受信アンテナを有した多重ユーザ通信システムの理論的最大送信率であるサムキャパシティ(Sum−capacity:非線形先符号化方法を使用し、包括CSI、完全CSIである場合)から4.6bits/sec/Hzだけ離れていることが分かる。また、図示していないが、ユーザに多重で送信するが、送信機で一部CSIを使用するか、又は受信機でローカルCSIを使用する場合には、周波数効率が落ちる。
図3に示しているさらに他の提案として、共同ビーム形成アルゴリズム(Coordinated Beamforming algorithm;包括CSI、完全CSIである場合)がある。この方法は、サムキャパシティから0.7bits/sec/Hzだけ離れている。共同ビーム形成においてそれぞれのユーザに一つのレイヤを送信する場合には、単に一つのレイヤをそれぞれのユーザに送ることによって、受信機フィルタに対する情報をユーザに伝達する効果的な方法を設計できる(B.Farhang−Boroujeny,Q.Spencer and L.Swindlehurst,“Layering Techniques for Space−Time Communication in Multi−User Networks,”in Proceedings of IEEE Vehicular Technology Conference(VTC’03 Fall),Orlando,FL,October 6〜9,2003,Vol.2,pp.1339〜1343)。
以下では、この共同ビーム形成アルゴリズムについて具体的に説明する。
まず、送信機と受信機フィルタを計算するアルゴリズムは、以下のとおりである。

計算ステップ
行列Aにおいて、Aは、Aのi番目の列(column)である。行列Aを単一値分解(SVD:singular value decomposition)すると、A=UDVである。ここで、UとVは、単一行列であり、Dは、対角線要素が降順に整列されたAの単一値である。行列Aの主な左側単一ベクトルは、Uと表示され、行列Uの1番目の列である。
ここでは、基地局が完全CSIを有していると仮定して、以下の計算を行う。

初期化(initialization)
Figure 0005059013

繰り返し(Repeat times):
効率的なチャネルベクトルの計算
Figure 0005059013
送信機と受信機フィルタの更新
Figure 0005059013
繰り返し終了(end of iterations)
ここで、SVDは、単一値分解、Dは、ダイアゴナル(diagonal)マトリクス、UとVは、ユニタリーマトリクスを表す。Heff,kは、kユーザの有効チャネル(受信機が実際に経験するチャネル)マトリクスを表し、Hstacked,kは、kユーザ以外の他のすべてのユーザ受信機の有効チャネルを表す。Mは、kユーザに対する送信機フィルタマトリクス、Wは、kユーザの受信機フィルタマトリクス、Vk,nは、Hstacked,kのナルスペース(null space)に位置するシンギュラーベクトル(singular vector)である。ここで、Tは、転置(transpose)を、*は、複素共役転置(complex conjugate transpose)を表す。
このアルゴリズムが繰り返されて収斂(convergence)されると、受信機フィルタがチャネルに含まれている有効チャネルマトリクス(effective channel matrix)に基づいて、送信機でそれぞれのユーザに対してゼロフォーシング(zero−forcing)ビーム形成を行う。
上記のアルゴリズムで表示していないが、MからWを求める過程においてSVDが再度使用される。そのため、このアルゴリズムは、送信機フィルタと受信機フィルタとを計算するステップでそれぞれのユーザに対して単一値分解(SVD)を2回行い、初期化ステップでSVDを1回行うので、複雑度が問題となる。
また、このアルゴリズムにおいて基地局は、N名のユーザの各々のための最適の送信機フィルタと受信機フィルタとを知っているが、ユーザは、これらのフィルタを知っていない。しかしながら、このアルゴリズムは、受信機に最適の受信機フィルタを知らせる技術に対する言及がないので、受信機に受信フィルタを知らせる方法を提供する必要がある。
したがって、送信機フィルタを計算する改善された単純な方法を提供し、受信機が受信機フィルタを容易に求めることができるようにする改善された方法を提供する多重アンテナ通信システムの送信装置及び方法の提供が必要である。また、送信機から改善された方法で計算した送信フィルタを效率的に受信する多重アンテナ通信システムの受信装置及び方法の提供が必要である。結局、受信機が他の受信機のチャネルを知っていない場合にも実現可能であり、システムの複雑度を減少させることができる周波数効率の高い多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信装置及び方法、並びに受信装置及び方法が要求される。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、改善された方法で送信機フィルタを計算する多重アンテナ通信システムの送信機及び送信方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、改善された方法で計算した送信機フィルタを受信機に送信する多重アンテナ通信システムの送信機及び送信方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、送信機が改善された方法で計算した送信機フィルタを送信機から受信し、これを利用して受信機フィルタを計算する多重アンテナ通信システムの受信機及び受信方法を提供することにある。
このような本発明の目的を達成すべく、本発明は、送信機フィルタを計算し、計算した前記送信機フィルタを出力する空間多重送信フィルタ部及び前記空間多重送信フィルタ部からの送信機フィルタを送信する複数のアンテナを備える多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機を提供する。
また、本発明の目的を達成すべく、本発明は、送信機からの送信機フィルタを受信する一つ以上のアンテナ及び前記アンテナを介して受信した前記送信機フィルタを利用して受信機フィルタを計算して、前記送信機とのデータ通信に使用するようにする空間多重受信フィルタ部を備える多重ユーザ多重アンテナ通信システムの受信機を提供する。
また、本発明の目的を達成すべく、本発明は、送信機フィルタを計算し、計算した前記送信機フィルタを出力する空間多重送信フィルタ部の動作ステップ及び前記送信機フィルタを送信する複数のアンテナを介して送信するステップを含む多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信方法を提供する。
また、本発明の目的を達成すべく、本発明は、送信機からの送信機フィルタを一つ以上のアンテナを介して受信するステップと、前記アンテナを介して受信した前記送信機フィルタを利用して受信機フィルタを計算して、前記送信機とのデータ通信に使用するようにする空間多重受信フィルタステップと、を含む多重ユーザ多重アンテナ通信システムの受信方法を提供する。
その他、本発明の目的を達成するための多様な実施の形態の具現が可能である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態を詳しく説明する。本発明を説明するにおいて本発明と関連した公知機能又は構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断される場合には、その詳細な説明を省略すべきである。
本発明は、送信機で送信機フィルタを改善された方法で計算し、該計算した送信機フィルタをワンウェイチャネルサウンディング方法で受信機に送信する多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機及び送信方法、並びに前記送信機フィルタを、チャネルを介して受信し、該受信した前記送信機フィルタとチャネルマトリクスとを乗算した値を受信機フィルタとして使用する多重ユーザ多重アンテナ通信システムの受信機及び受信方法に関する。
本発明では、送信機が受信機へのダウンリンクチャネル状態情報を知っている通信システムを前提とする。具体的に説明すると、基地局送信機がアップリンクチャネルを推定してダウンリンクチャネルの情報を得ることができる時分割二重(TDD:Time−Division Duplexing)多重ユーザ多重アンテナ通信システムを例に挙げて説明する。
図1に示すように、多重ユーザ多重アンテナ通信システムで基地局の送信機がN個の送信アンテナを有し、複数のユーザのうち、ユーザk130の受信機がアンテナN個を有する場合を考慮する。送信機とユーザkとの間のチャネルは、N×Nの複素エントリー(complex entries)を有する行列(マトリクス)Hで表現される。ダウンリンクとアップリンクフレーム期間に比べて、チャネルの変化が遅い場合には、チャネルは、何フレームの間に一定であり、ダウンリンクとアップリンクとで同じであるといえる。この場合に、基地局とユーザは、同じチャネルを推定する。基地局は、ユーザ受信機が送信したデータ又はアップリンクサウンディングパイロットを使用して、基地局送信機と受信機との間のすべてのチャネル行列Hk,k=1,...k,を推定できる。他の方法では、ユーザ受信機kは、行列Hを推定でき、推定したHを基地局送信機に送信する。送信機と受信機におけるチャネルの推定は、公知の方法によって行う。
基地局から一つのレイヤ(layer)が送信機アンテナ数と同じN個のユーザに各々送信される。このような送信模型は、図2に示されている。ユーザを選択することは、スケジューリングアルゴリズムにより選択される。周波数、時間、空間を割り当てるスケジューリングアルゴリズムは、作業量、遅延、QoS(Quality of Service)などのような要素を考慮し、送信効率を最大化するための方法を使用する。このようなスケジューリングアルゴリズムは、既存に知られた方法を使用することができ、このアルゴリズムを具現するスケジューラは、図2の空間多重送信フィルタ部210、220、230の前に位置する。
N名のユーザに対するスケジューリングが行われた後には、送信機で計算ステップが行われる。
計算ステップ
各ユーザに一つのレイヤを送信する場合に、複雑度を減少させるために簡単に送信機フィルタMを計算する方法を使用する。本発明は、有効チャネルマトリクスの疑似反転(pseudo−inversion)によりNユーザに対してN個の送信機フィルタを同時に得ることができる。このようにすることによって、受信機ごとに各繰り返しステップで2回ずつあるべきデジタル信号プロセッサ上に具現される複雑な作業である、単一値分解(SVD)を避けることができるから、計算を単純化できる。
また、受信機ごとに初期化に必要なSVDは、初期受信機フィルタをランダムユニタリーベクトルとして設定することによって、避けることができる。
アルゴリズムの複雑度の減少は、以下の2つの方法を使用することによって可能である。第1の方法は、Kユーザ各々の初期受信機フィルタをランダムユニタリーベクトルとして設定する方法である。第2の方法は、現在の受信機フィルタを使用して有効チャネルマトリクスを計算するステップと、現在の受信機フィルタとチャネルマトリクスとを利用して、有効チャネルマトリクスの疑似反転マトリクスを計算するステップと、次には、Kユーザ各々に対して現在の送信機フィルタを反転された有効チャネルマトリクスの正規化されたk番目の列にアップデートするステップと、kユーザ各々に対する受信機フィルタを各々のユーザのチャネルマトリクスと現在の送信機フィルタとを乗算して求めるステップと、この正規化ステップをNi回繰り返すことによって可能である。
本発明によって複雑度を減少させたアルゴリズムは、以下のとおりである。

初期化
Figure 0005059013
繰り返し回数N
Figure 0005059013
繰り返し終了
ここで、Hは、k受信機のチャネルマトリクス、Heffは、有効チャネル(受信機が実際に経験するチャネル)マトリクス、
Figure 0005059013

は、有効チャネルマトリクスHeffの疑似反転マトリクスを表し、Mは、kユーザに対する送信機マトリクス、Wは、kユーザの受信機マトリクス、ここで、Tは、転置を、*は、複素共役転置を表す。
他の計算方法もある。この方法は、送信機フィルタの初期値を1+i1と設定する。ここで、1は、全てのエントリーが1である長さNの列ベクトルである。初期値は、最適化されていないが、性能は、任意の初期値と同じであるため、固定された初期値を設定することがより容易であり、性能は、以前の方法と同じである。このアルゴリズムは、以下に要約される。
このアルゴリズムの複雑度の減少は、以下の方法を使用することによって可能である。第1の方法は、Kユーザ各々の初期受信機フィルタを1+i1と設定し、Kユーザ各々に対して、ユーザkのチャネルマトリクスの転置共役マトリクスをチャネルマトリクスに乗算した初期化マトリクスを求める。第2の方法は、現在の送信機フィルタと初期化マトリクスとを使用して、有効チャネルマトリクスを計算するステップと、有効チャネルマトリクスの疑似反転マトリクスを計算するステップと、次には、Kユーザ各々に対して現在の送信機フィルタを反転された有効チャネルマトリクスの正規化されたk番目の列にアップデートするステップと、をN回繰り返す。
第3の方法は、kユーザ各々に対する送信機フィルタを正規化し、各々のユーザkに対してユーザのチャネルマトリクスと送信機フィルタとを乗算して受信機フィルタを計算し、これを正規化する。

初期化
Figure 0005059013
回繰り返し:
Figure 0005059013
繰り返し終了
最後に受信機フィルタを正規化する。
Figure 0005059013
終了
ここで、Hは、チャネルマトリクス、
Figure 0005059013
は、修正されたマッチチャネル(modified matched channel)マトリクス、Heffは、有効チャネル(受信機が実際に経験するチャネル)マトリクスを表し、Mは、kユーザに対する送信機マトリクス、Wは、kユーザの受信機マトリクスである。ここで、Tは、転置を、*は、複素共役転置を表す。
チャネル行列は時間に応じて変化するため、このアルゴリズムを、送信機フィルタを一定に更新する手順として使用することができる。初期化に対する計算が簡便であるという点は長所であり、チャネル変化が十分に遅いならば単に何回の繰り返しだけで時間の経過による性能の維持が可能である。このアルゴリズムは、送信機フィルタの計算だけでなく、受信機フィルタの計算にも単一値分解(SVD)を必要としないという点で注目すべきであり、単一ユーザ閉ループ(closed loop)MIMO送信よりもフィルタ計算の複雑度が低い。さらに、単一ユーザ開ループ(open loop)レイヤ送信に比べて、受信機の構造がすべてのユーザに対してより単純である。送信効率は、単一ユーザの場合よりはるかに大きい。
トレーニングステップ(training phase)
本発明は、上記のように送信機で計算した送信機フィルタをワンウェイチャネルサウンディング方法で受信機に送信し、受信機がチャネルを介して前記送信機フィルタを受信し、該受信した前記送信機フィルタとチャネルマトリクスとを乗算した値を受信機フィルタとして使用する(送信機で計算した受信機フィルタを受信機に送信することではなく)。よって、受信機では、受信機フィルタを求めるためのチャネル推定を必要としない。ここで、ワンウェイチャネルサウンディング方法を使用して、送信機フィルタを受信機に送信する。ワンウェイチャネルサウンディング方法は、基地局送信機から受信機へのダウンリンクのシンボル(例えば、パイロット信号)を使用して、送信機と受信機との間に約束されたシーケンス(例えば[1111])(信号)に送信機フィルタを乗算して受信機に送信する方法である。他の方法として、送信機は、既知の列(known−sequence)(例えば、パイロット信号)を送信機の送信機フィルタを介して送信し、受信機は、送信機フィルタ及びダウンリンクチャネルを介して送信された既知の列を受信する(送信機フィルタとダウンリンクチャネルとの乗算)。
本発明は、上記で言及したように、ユーザの受信機に受信機フィルタを伝達する代わりに、送信機フィルタを送信し、チャネルを通過した以後に受信機が送信機フィルタとチャネルマトリクスとを乗算した値を受信機フィルタとして使用して、受信したデータをデコードする。
本発明では、以下に示すユーザkに対した最適の送信機フィルタと受信機フィルタとの関連特性を利用して正規化する。
Figure 0005059013
ここで、aは、正規化変数である。
ユーザkに対したパイロット信号が副搬送波kに送信され、このとき、チャネル行列がいくつのかの副搬送波に対して一定である。これは、副搬送波により伝達された周波数帯域がチャネルのコヒーレンス帯域幅(coherence bandwidth)より小さな場合である。基地局により送信されたパイロット信号は、ユーザkと約束されたシーケンス(信号)をビーム形成することによって見られることができる。ここでは、例えば約束されたシーケンス(信号)は、電力Pを有して送信された[1]である。もちろん、約束されたシーケンスは、他のものも可能である。送信機ビーム形成ベクトルは、ユーザkのための送信機フィルタである。
すなわち、副搬送波kでユーザkに送信したパイロット信号は、
Figure 0005059013
副搬送波kでユーザkにより受信された信号は、
Figure 0005059013
ここで、wは、N×1の白色雑音(AWGN;Additive White Gaussian Noise)ベクトルである。
受信された信号を再度書くと、
Figure 0005059013
と書くことができる。
次には、
Figure 0005059013
である。
この受信されたベクトルを正規化し、受信機フィルタの推定として使用する。
Figure 0005059013
再度書くと、
Figure 0005059013

と書くことができる。
ここで、Hは、kユーザの受信機と送信機との間のチャネル、Mは、kユーザに対する送信機マトリクス、Wは、kユーザの受信機マトリクス、Pは、送信電力、Vk,nは、Hstacked,kのナルスペースに位置するシンギュラーベクトルである。
雑音がない場合又はパイロット信号の電力が大きな値に増加するときは、
Figure 0005059013
になる。
パイロットトレーニング手順の性格上、ユーザは、実際に複素係数で構成する自身のチャネル行列を推定することが必要でない。その代りに、N(受信機アンテナの数)複素係数各々を推定することのみが必要である。このような特徴は、チャネルの推定において少ないパイロットが必要であるから、受信機の複雑度を減少させ、かつシステムの帯域幅効用を増加させる。
これらのパイロット信号は、データパケットの一部としてフレームのプリアンブルに又はデータパケットの一部としてユーザに送信されることができる。パイロット信号は、専用チャネル又は共用制御チャネルを介して送信することが可能である。
このような本発明は、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)TDD(Time Division Duplexing)基盤の多重ユーザMIMOチャネルシステムに容易に適用可能である。
図4Aと図4Bは、本発明による多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機と受信機との間の通信過程を示すフローチャートである。図4Aに示すように、まず送信機からどのユーザにデータを送信するかを決定するスケジューリングと、必要な適応的変調及び符号化(AMC:Adaptive Modulation and Coding)などを行う(410)。次には、送信機は、本発明によって改善された方法で送信機フィルタを計算する(420)。送信機は、計算した送信機フィルタを本発明によるワンウェイサウンディング方法で受信機に送信する(430)。具体的に説明すると、送信機の空間多重送信フィルタ部210、220、230で送信機フィルタを計算する。このステップは、図示していないが、受信機240、250、260、270では、送信された送信機フィルタとチャネルマトリクスとを乗算した値を受信機フィルタとして使用する。受信機は、以下の式により受信機フィルタを正規化して使用する。具体的に説明すると、受信機各々が備える空間多重受信フィルタ部240、250、260で、このような正規化が行われる。
Figure 0005059013
次には、送信機から受信機にデータ通信が行われる(440)。受信機は、受信したデータを上記の受信機フィルタを使用してデコードする。一定の時間が経過した後には、送信機では、送信機フィルタに対するアップデートが行われ、ワンウェイサウンディング方法でアップデートした送信機フィルタを受信機に送信する(450)。受信機では、送信された送信機フィルタとチャネルマトリクスとを乗算した値を正規化して、受信機フィルタとして使用する。次には、送信機から受信機にダウンリンクデータ通信が行われる(460)。受信機は、受信したデータを正規化した受信機フィルタを使用してデコードする。
図4Bに示すように、まず送信機でどのユーザにデータを送信するかを決定するスケジューリングと必要な適応的変調及び符号化などを行う(470)。次には、送信機は、本発明によって改善された方法で送信機フィルタを計算する(471)。送信機の空間多重送信フィルタ部210、220、230で計算した送信機フィルタをワンウェイサウンディング方法で受信機に送信する(480)。このような送信は、ダウンリンクデータ送信490と同時に行われる。受信機240、250、260、270では、送信された送信機フィルタとチャネルマトリクスとを乗算した値を受信機フィルタとして使用するが、空間多重受信フィルタ部240、250、260で正規化を行って使用する。一定の時間が経過した後に送信機で送信機フィルタをアップデートすると、再度次回のダウンリンクデータ送信491と同時にアップデートした送信機フィルタ送信481が行われる。
OFDMAシステムで実際に設計する際には、以下の変数を考慮する。ユーザ当たり送信できるパイロットの数を検知して、最適の受信機ベクトルをどれくらい信頼性あるように推定できるかを検知することが必要である。ここでは、制御信号のために必要な資源の数を得るために、ベクトル量子化基盤の方法を考慮する。Nユーザは、チャネルのコヒーレンス帯域幅をスパン(span)するサブバンド(subband)にかけて、副搬送波(subcarrier)各々に同時にサブされる。
・ 副搬送波の数:1024
・ コヒーレンス帯域幅:256副搬送波
・ コヒーレンス帯域幅当たりのユーザの数=送信アンテナの数(N)=4
・ 制御ビットの符号率:R=1/20から1/8
・ ベクトル量子化基盤設計のための制御ビットの数:B=6
・ 制御ビットに使用されるコンステレーション(constellation):QPSK
制御ビットの符号率RとユーザN名システムにおいて、コヒーレンス帯域幅当たりユーザ当たりBビットを送信するためには、BN/R、すなわちBN/(2R)QPSKシンボルを送信する必要がある。仮に、BN/(2R)<256であると、OFDMシンボル当たりBN/(2R)副搬送波を使用する1OFDMシンボル上に遂行可能である。同じ数のユーザと同じコヒーレンス帯域幅を有する場合には、コヒーレンス帯域幅当たり、ユーザ当たりデータ信号と同じ平均電力を有するパイロット信号を送信する一つの副搬送波のみが必要である。したがって、1OFDMシンボル上に動作するN個の副搬送波が必要である。
仮に、以前の場合のように、同じ数の副搬送波を使用することと決定すると、各々のパイロット信号をBN/(2R)/N=B/(2R)回送信できるので、B/(2R)倍だけパイロット送信電力を上げる。受信機でパイロットにLMMSEをすると、パイロットの平均SNRは、データ信号の平均SNRに対し10log10(B/2R)dBまで増加されうる。また、パイロットを2.5dBまで上げることができるため、全体増加は、約2.5+10log10(B/2R)dBまで可能である。上記で与えられた変数を有し、これは、各々1/8と1/20の符号率である場合に、各々16.3dBと20.3dBとの間に効率的なパイロット電圧が増加するようになる。
データの送信ステップ
次には、データの送信ステップについて具体的に説明する。
基地局送信機は、変調シンボルsのベクトルに送信機フィルタを乗算して送信する(ここで、Sは、ユーザkに送られるシンボルである)。ここで、このシンボルは、全体送信電力P下でチャネルを介して送信される。
全体送信電力は、N個のレイヤ(送信アンテナN個から各々のユーザ受信機各々1個ずつN個のレイヤ)に均等に割り当てられる。
送信されたベクトルは、
Figure 0005059013
であり、
ユーザkが受信した信号は、
Figure 0005059013
である。
ユーザkは、受信した信号にその受信機フィルタを乗算して
Figure 0005059013
理論上は、仮に
Figure 0005059013
であると、
Figure 0005059013
である。
したがって、理論上は、
Figure 0005059013

である。
ここで、Hは、kユーザの受信機と送信機との間のチャネル、Mは、nユーザに対する送信機マトリクス、Wは、kユーザの受信機マトリクス、Pは、全体送信電力、wとwnとは、百色雑音である。
基地局は、ユーザが最適の受信機フィルタを完璧に推定できるという前提で均等電力割り当て方法の代りに、従来に知られたウォーターフィーリング(waterfilling)方法を使用して、各々のレイヤに割り当てられる電力を適応的にして送信効率を増加させることも可能である。
図5Aと図5Bは、本発明によるアルゴリズムを使用する多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信手順を示すフローチャートである。まず、図5Aに示すように、送信機がどの受信機(ユーザ)にデータを送信するかを決定するスケジューリングを行う(510)。ここで、必要な適応的変調及び符号化などが行われるときもある。次には、送信機は、本発明によって改善された方法で送信機フィルタを計算する(520)。送信機は、計算した送信機フィルタを本発明によるワンウェイサウンディング方法で受信機に送信する(530)。次には、送信機から受信機にデータを送信する(540)。
受信機は、受信した送信機フィルタにチャネルマトリクスを乗算して、受信機フィルタを求め、以下の式を利用して受信機フィルタを正規化する。

Figure 0005059013
受信機は、正規化した受信機フィルタを使用して、受信したデータをデコードする(550)。
図5Bに示すように、まず送信機がどの受信機(ユーザ)にデータを送信するかを決定するスケジューリングを行う(560)。ここで、必要な適応的変調及び符号化などが行われるときもある。次には、送信機は、本発明によって改善された方法で送信機フィルタを計算する(570)。送信機は、計算した送信機フィルタを本発明によるワンウェイサウンディング方法で受信機にデータ送信と同時に送信する(580)。
受信機は、受信した送信機フィルタにチャネルマトリクスを乗算して、受信機フィルタを求めて正規化し、正規化した受信機フィルタを使用して受信したデータをデコードする(590)。
シミュレーション結果

本発明の性能をMonte−Carloシミュレーションにより周波数効率の側面から説明する。
図6は、本発明によるアルゴリズムを使用する多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機アンテナ数に応じる周波数効率を示すグラフである。図6は、図3と同じ条件である。実際のシステムで具現されうる本発明による方法が、理論的限界であるDPC(Dirty Paper Coding)に極めて近いということが分かり、現実的でない共同ビーム形成とも性能が極めて似ていることが分かる。
図7は、本発明によるアルゴリズムを使用する多重ユーザ多重アンテナ通信システムの信号対雑音比(SNR)に応じる周波数効率を示すグラフである。送信機の送信アンテナ4個、受信機の受信アンテナ4個、受信機4個である場合に対したものである。ここでも、実際のシステムで具現されうる本発明による方法が、理論的限界であるDPCに極めて近いということが分かり、現実的でない共同ビーム形成とも性能が極めて似ていることが分かる。
本発明は、送信機で送信フィルタと受信フィルタとを改善された方法で計算し、該計算した送信フィルタをワンウェイチャネルサウンディング方法で受信機に送信する送信装置及び方法と、前記送信機フィルタを、チャネルを介して受信し、該受信した前記送信機フィルタとチャネルマトリクスとを乗算した値を受信機フィルタとして使用することによって、システムの複雑度を減少させることができ、受信機は、チャネル推定が必要でないから、複雑度を減少させることができる。
複数の送信アンテナを有する送信機と複数の受信アンテナを有する複数の受信機との間の通信を示す多重ユーザ多重アンテナ通信システムを示す図である。 複数の送信アンテナを有する送信機と複数の受信アンテナを有する複数の受信機との間の多重ユーザ多重アンテナ通信システムにおいて、送信機が送信機フィルタを使用し、受信機が受信機フィルタを使用する構成を示す図である。 多重ユーザ多重アンテナ通信システムのアルゴリズムに従う周波数効率を示すグラフである。 本発明による多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機と受信機との間の通信過程を示すフローチャートである。 本発明による多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機と受信機との間の通信過程を示すフローチャートである。 本発明によるアルゴリズムを使用する多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信手順を示すフローチャートである。 本発明によるアルゴリズムを使用する多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信手順を示すフローチャートである。 本発明によるアルゴリズムを使用する多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機アンテナ数に応じる周波数効率を示すグラフである。 本発明によるアルゴリズムを使用する多重ユーザ多重アンテナ通信システムの信号対雑音比(SNR)に応じる周波数効率を示すグラフである。

Claims (20)

  1. 多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機であって、
    複数のユーザ各々に対する送信機フィルタを計算し、計算した前記送信機フィルタを出力する空間多重送信フィルタ部と、
    前記空間多重送信フィルタ部からの前記送信機フィルタを対応するユーザ各々に送信する複数のアンテナと、を備え、
    前記送信機フィルタを計算するアルゴリズムは、
    初期化
    Figure 0005059013
    繰り返し回数
    Figure 0005059013
    繰り返し終了N
    であり、ここで、 は、kユーザの受信機が有するアンテナの数であり、N は、前記[数2]の計算を繰り返す回数であり、effは、有効チャネル(受信機が実際に経験するチャネル)マトリクス、
    Figure 0005059013
    は、有効チャネルマトリクスHeffの疑似反転マトリクスを表し、Mは、kユーザに対する送信機マトリクス、Wは、kユーザの受信機マトリクス、ここで、Tは、転置を、*は、複素共役転置を表し、または、
    前記送信機フィルタを計算するアルゴリズムは、
    初期化
    Figure 0005059013
    回繰り返し
    Figure 0005059013
    繰り返し終了
    最後に受信機フィルタを正規化し、計算し、
    Figure 0005059013
    終了(end)
    であり、ここで、 は、全てのエントリーが1である長さNの列ベクトルであり、は、チャネルマトリクス、
    Figure 0005059013
    は、修正されたマッチチャネルマトリクス、 は、前記[数5]の計算を繰り返す回数であり、effは、有効チャネル(受信機が実際に経験するチャネル)マトリクスを表し、Mは、kユーザに対する送信機マトリクス、Wは、kユーザの受信機マトリクスであり、ここで、Tは、転置を、*は、複素共役転置を表す多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機。
  2. 前記送信機は、複数のユーザに対するデータ送信スケジュールを決定し、決定した前記送信スケジュールを前記空間多重送信フィルタ部に伝達する機能をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機。
  3. 前記チャネルマトリクスは、ユーザ受信機からのアップリンクサウンディングパイロットを利用して推定することを特徴とする請求項1に記載の多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機。
  4. 前記チャネルマトリクスは、ユーザ受信機から送信されることを特徴とする請求項1に記載の多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機。
  5. 多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機であって、
    各々のユーザに対する送信機フィルタを計算し、計算した前記送信機フィルタが適用された複数のアンテナを介してトレーニングシーケンスを対応する各々のユーザに送信し、
    前記送信機フィルタを計算するアルゴリズムは、
    初期化
    Figure 0005059013
    繰り返し回数N
    Figure 0005059013
    繰り返し終了
    であり、ここで、 は、kユーザの受信機が有するアンテナの数であり、N は、前記[数9]の計算を繰り返す回数であり、effは、有効チャネル(受信機が実際に経験するチャネル)マトリクス、
    Figure 0005059013
    は、有効チャネルマトリクスHeffの疑似反転マトリクスを表し、Mは、kユーザに対する送信機マトリクス、Wは、kユーザの受信機マトリクス、ここで、Tは、転置を、*は、複素共役転置を表し、または、
    前記送信機フィルタを計算するアルゴリズムは、
    初期化
    Figure 0005059013
    回繰り返し:
    Figure 0005059013
    繰り返し終了
    最後に受信機フィルタを正規化し、計算し、
    Figure 0005059013
    終了
    であり、ここで、 は、全てのエントリーが1である長さNの列ベクトルであり、は、チャネルマトリクス、
    Figure 0005059013
    は、修正されたマッチチャネルマトリクス、 は、前記[数12]の計算を繰り返す回数であり、effは、有効チャネル(受信機が実際に経験するチャネル)マトリクスを表し、Mは、kユーザに対する送信機マトリクス、Wは、kユーザの受信機マトリクスであり、ここで、Tは、転置を、*は、複素共役転置を表す多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機。
  6. 前記送信機は、複数のユーザに対するデータ送信スケジュールを決定し、決定した前記送信スケジュールを前記空間多重送信フィルタ部に伝達する機能をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機。
  7. 多重ユーザ多重アンテナ通信システムの受信機であって、
    請求項1または5に記載された送信機からの送信機フィルタを受信する一つ以上のアンテナと、
    前記アンテナを介して受信した前記送信機フィルタとチャネルマトリクスとを乗算した後に正規化して、受信機フィルタを求める空間多重受信フィルタ部と、を備える多重ユーザ多重アンテナ通信システムの受信機。
  8. 前記送信機フィルタは、前記送信機からワンウェイチャネルサウンディング方法で送信されたことを特徴とする請求項7に記載の多重ユーザ多重アンテナ通信システムの受信機。
  9. 前記受信機が前記受信機フィルタを求める方法は、以下の式を利用することを特徴とする請求項7に記載の多重ユーザ多重アンテナ通信システムの受信機。
    Figure 0005059013
    ここで、Hは、チャネルマトリクス、Mは、kユーザに対する送信機マトリクス、Wは、kユーザの受信機マトリクスである。
  10. 多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信方法であって、
    各々のユーザに対する送信機フィルタを計算するステップと、
    計算した前記送信機フィルタをワンウェイチャネルサウンディング方法で対応する各々のユーザに複数のアンテナを介して送信するステップと、
    各々のユーザにデータを送信するステップと、を含み、
    前記送信機フィルタを計算するアルゴリズムは、
    初期化
    Figure 0005059013
    繰り返し回数N
    Figure 0005059013
    繰り返し終了
    であり、ここで、 は、kユーザの受信機が有するアンテナの数であり、N は、前記[数17]の計算を繰り返す回数であり、effは、有効チャネル(受信機が実際に経験するチャネル)マトリクス、
    Figure 0005059013
    は、有効チャネルマトリクスHeffの疑似反転マトリクスを表し、Mは、kユーザに対する送信機マトリクス、Wは、kユーザの受信機マトリクス、ここで、Tは、転置を、*は、複素共役転置を表し、または、
    前記送信機フィルタを計算するアルゴリズムは、
    初期化
    Figure 0005059013
    回繰り返し:
    Figure 0005059013
    繰り返し終了
    最後に受信機フィルタを正規化し、計算し、
    Figure 0005059013
    終了
    であり、ここで、 は、全てのエントリーが1である長さNの列ベクトルであり、は、チャネルマトリクス、
    Figure 0005059013
    は、修正されたマッチチャネルマトリクス、 は、前記[数20]の計算を繰り返す回数であり、effは、有効チャネル(受信機が実際に経験するチャネル)マトリクスを表し、Mは、kユーザに対する送信機マトリクス、Wは、kユーザの受信機マトリクスであり、ここで、Tは、転置を、*は、複素共役転置を表す多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信方法。
  11. 前記送信方法で複数のユーザに対するデータ送信スケジュールを決定し、決定した前記送信スケジュールを前記空間多重送信フィルタ部に伝達するステップをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信方法。
  12. 前記チャネルマトリクスは、ユーザ受信機からのアップリンクサウンディングパイロットを利用して推定することを特徴とする請求項10に記載の多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機。
  13. 前記チャネルマトリクスは、ユーザ受信機から送信されることを特徴とする請求項10に記載の多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機。
  14. 多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信方法であって、
    各々のユーザに対する送信機フィルタを計算するステップと、
    計算した前記送信機フィルタが適用された複数のアンテナを介して、トレーニングシーケンスを対応する各々のユーザに送信するステップと、を含み、
    前記送信機フィルタを計算するアルゴリズムは、
    初期化
    Figure 0005059013
    繰り返し回数N
    Figure 0005059013
    繰り返し終了
    であり、ここで、 は、kユーザの受信機が有するアンテナの数であり、N は、前記[数24]の計算を繰り返す回数であり、effは、有効チャネル(受信機が実際に経験するチャネル)マトリクス、
    Figure 0005059013
    は、有効チャネルマトリクスHeffの疑似反転マトリクスを表し、Mは、kユーザに対する送信機マトリクス、Wは、kユーザの受信機マトリクス、ここで、Tは、転置を、*は、複素共役転置を表し、または、
    前記送信機フィルタを計算するアルゴリズムは、
    初期化
    Figure 0005059013
    回繰り返し:
    Figure 0005059013
    繰り返し終了
    最後に受信機フィルタを正規化し、計算し、
    Figure 0005059013
    終了
    であり、ここで、 は、全てのエントリーが1である長さNの列ベクトルであり、は、チャネルマトリクス、
    Figure 0005059013
    は、修正されたマッチチャネルマトリクス、 は、前記[数27]の計算を繰り返す回数であり、effは、有効チャネル(受信機が実際に経験するチャネル)マトリクスを表し、Mは、kユーザに対する送信機マトリクス、Wは、kユーザの受信機マトリクスであり、ここで、Tは、転置を、*は、複素共役転置を表す多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信方法。
  15. 前記送信方法は、複数のユーザに対するデータ送信スケジュールを決定し、決定した前記送信スケジュールを前記空間多重送信フィルタ部に伝達するステップをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信方法。
  16. 多重ユーザ多重アンテナ通信システムの受信方法であって、
    送信機からの請求項10または14に記載された送信機フィルタを一つ以上のアンテナを介して受信するステップと、
    前記アンテナを介して受信した前記送信機フィルタを、チャネルマトリクスを乗算した後に正規化して受信機フィルタを求めるステップと、
    受信したデータを、前記受信機フィルタを利用してデコードするステップと、を含む多重ユーザ多重アンテナ通信システムの受信方法。
  17. 前記送信機フィルタは、前記送信機からワンウェイチャネルサウンディング方法で送信されたことを特徴とする請求項16に記載の多重ユーザ多重アンテナ通信システムの受信方法。
  18. 前記ワンウェイチャネルサウンディング方法は、前記送信機フィルタが適用された送信機アンテナを介してトレーニングシーケンスを送信することを特徴とする請求項16に記載の多重ユーザ多重アンテナ通信システムの受信方法。
  19. 前記受信機が前記受信機フィルタを求める方法は、以下の式を利用することを特徴とする請求項16に記載の多重ユーザ多重アンテナ通信システムの受信方法。
    Figure 0005059013
    ここで、Hは、チャネルマトリクス、Mは、kユーザに対する送信機マトリクス、Wは、kユーザの受信機マトリクスである。
  20. 多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機であって、
    各々のユーザに対する送信機フィルタを計算し、計算した前記送信機フィルタが適用された複数のアンテナを介してパイロットをワンウェイチャネルサウンディング方法で対応する各々のユーザにデータ送信と同時に送信し、
    前記送信機フィルタを計算するアルゴリズムは、
    初期化
    Figure 0005059013
    繰り返し回数
    Figure 0005059013
    繰り返し終了N
    であり、ここで、 は、kユーザの受信機が有するアンテナの数であり、N は、前記[数32]の計算を繰り返す回数であり、effは、有効チャネル(受信機が実際に経験するチャネル)マトリクス、
    Figure 0005059013
    は、有効チャネルマトリクスHeffの疑似反転マトリクスを表し、Mは、kユーザに対する送信機マトリクス、Wは、kユーザの受信機マトリクス、ここで、Tは、転置を、*は、複素共役転置を表し、または、
    前記送信機フィルタを計算するアルゴリズムは、
    初期化
    Figure 0005059013
    回繰り返し
    Figure 0005059013
    繰り返し終了
    最後に受信機フィルタを正規化し、計算し、
    Figure 0005059013
    終了(end)
    であり、ここで、 は、全てのエントリーが1である長さNの列ベクトルであり、は、チャネルマトリクス、
    Figure 0005059013
    は、修正されたマッチチャネルマトリクス、 は、前記[数35]の計算を繰り返す回数であり、effは、有効チャネル(受信機が実際に経験するチャネル)マトリクスを表し、Mは、kユーザに対する送信機マトリクス、Wは、kユーザの受信機マトリクスであり、ここで、Tは、転置を、*は、複素共役転置を表す多重ユーザ多重アンテナ通信システムの送信機。
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