JP5058759B2 - 内視鏡搬送ケース - Google Patents

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本発明は、内視鏡を収納して搬送する内視鏡搬送ケースに関する。
例えば、特許文献1及び2に示すように、内視鏡を収納して搬送する搬送ケースが知られている。特許文献1記載のキャリングケース(搬送ケース)は、専用の洗浄設備の無い場所において、使用済みの内視鏡を簡易的に洗浄することができるように、ケース本体が洗浄槽としての機能を有する。また、特許文献2記載の搬送ケースには、洗浄後に内視鏡のチャンネル内へ殺菌ガスや消毒液を霧状に注入するための流体供給口が設けられている。流体供給口には、搬送ケースとは別体の注入装置がチューブを介して接続される。
使用済みの内視鏡には、体液や汚物が付着しており、これらの汚れを長時間放置しておくと内視鏡に固着して汚れが落ちにくくなってしまうが、専用の洗浄設備での本格的な洗浄の前に、上述した搬送ケースを用いた簡易洗浄を行うことで、内視鏡の汚れを大方落とすことが可能となり、汚れの固着を防ぐことができる。
一方、最近では内視鏡をレンタルで使用できるサービスが検討されており、このようなレンタルサービスでは、使用済みの内視鏡を回収し、業者が一括して洗浄・消毒処理を行う。
特許第3038040号公報 特開2007−260126号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のキャリングケース(搬送ケース)では、乾燥装置と接続することで乾燥を自動的に行うことが可能であり、また上記特許文献2記載の搬送ケースを用いた場合、注入装置と接続することにより殺菌処理を自動的に行うことができる。しかしながら、洗浄処理については、上記特許文献1,2ともに洗浄槽として機能するケース本体の中で使用者がブラシなどを用いて行うので、手間と時間が掛かっていた。また、レンタルサービスで、上記のような手作業での洗浄処理を必要とする搬送ケースを使用する場合、使用者の負担が大きいと、レンタルサービスを敬遠する者が増え、サービス普及の妨げとなっていた。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、簡易洗浄を容易に行うことを可能とし、レンタルサービスで使用する際の利便性を向上させることを可能とする内視鏡搬送ケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、内視鏡を収納して搬送可能な内視鏡搬送ケースにおいて、内視鏡を収納するケース本体と、前記ケース本体に形成され、液体を貯留して、前記液体内に前記内視鏡を浸漬可能な液体貯留槽と、前記ケース本体に設けられ、前記液体貯留槽から吸引した前記液体を前記内視鏡のチャンネルへ注入する循環ポンプとを備えたことを特徴とする。
なお、前記ケース本体には、前記液体貯留層に貯留された液体に浸漬しない位置に、前記内視鏡の先端部を保持する保持部が設けられていることが好ましい。また、前記保持部は、前記液体貯留槽の底面よりも高い位置に設けられていることが好ましい。さらにまた、前記ケース本体には、前記液体貯留層に貯留された液体に浸漬しない位置に、前記内視鏡の操作部を収納する収納部が設けられていることが好ましい。
前記内視鏡に付された記憶手段から前記内視鏡の識別情報を読み取る読み取り手段を備えたことが好ましい。また、前記記憶手段は、RFIDタグであり、前記読み取り手段は、RFIDタグリーダであることが好ましい。
本発明によれば、内視鏡を収納するケース本体と、ケース本体に形成され、液体を貯留して、前記液体内に前記内視鏡を浸漬可能な液体貯留槽と、前記ケース本体に設けられ、前記液体貯留槽から吸引した前記液体を前記内視鏡のチャンネルへ注入する循環ポンプとを備えたので、簡易洗浄を容易に行うことを可能とし、レンタルサービスで使用する際の利便性を向上させることができる。
図1において、内視鏡搬送ケース(以下、搬送ケース)10は、医療用として用いられる内視鏡30を収納して搬送するとともに、使用済みの内視鏡30に対して簡易洗浄、消毒、乾燥などの各種処理を施すものである。
搬送ケース10の説明をする前に、先ず図2を用いて内視鏡30の構成を簡単に説明する。内視鏡30は、体腔内に挿入される挿入部31と、この挿入部31の基端部に連設された操作部32と、操作部32に連設され、プロセッサ装置や送水・送気装置などの外部機器(図示せず)に着脱可能に接続されるユニバーサルコード33とを備える。挿入部31は、大半の長さを占める可撓管部31aと、可撓管部31aに連設される湾曲部31bと、その先端に連設され、体腔内撮影用の固体撮像素子(図示せず)が内蔵された先端部31cとから構成される。
挿入部31の内部には、送水・送気チャンネル36、鉗子チャンネル37が配されており、送水・送気チャンネル36及び鉗子チャンネル37は、それぞれ先端部31cに設けられた噴射ノズル36a及び鉗子出口37aまで連続している。また、送水・送気チャンネル36は、ユニバーサルコード33に接続される。
操作部32には、送水・送気ボタン41、吸引ボタン42、アングルノブ43、内視鏡30の固有IDが記憶されたRFID(Radio Frequency Identification)タグ44などが設けられている。送水・送気ボタン41の操作に連動して水、エアーが送水・送気装置から送水・送気チャンネル36へ供給され、噴射ノズル36aから噴射される。
さらに操作部32には、鉗子チャンネル37に連続する鉗子入口37bが設けられており、鉗子入口37bから挿入された各種処置具は、鉗子チャンネル37を通って鉗子出口37aから突出する。また、鉗子チャンネル37には、吸引チャンネル46が連通しており、吸引ボタン42の操作に連動して吸引動作が行われ、体腔内の不純物などを吸引することができる。送水・送気ボタン41及び吸引ボタン42は、着脱自在に取り付けられており、これらのボタン41,42を取り外すと、送水・送気チャンネル36及び吸引チャンネル46に連続する送水・送気口及び吸引口が露呈する。
また、アングルノブ43が操作されると、挿入部31内に挿設されたワイヤが押し引きされることにより、湾曲部31bが上下左右方向に湾曲動作する。これにより、先端部31cが体腔内の所望の方向に向けられる。
図1(図3も参照)に戻って、搬送ケース10は、箱状のケース本体11と、蓋12と、この蓋12をケース本体11に対して開閉自在に連結するヒンジ部13とから構成される。蓋12は、洗浄槽15に使用済みの内視鏡30を収容する際や、消毒滅菌後の内視鏡30を取り出す際に開閉操作される。
ケース本体11には、その上部に洗浄槽15、連結チューブ16a〜16c、循環ポンプ17が設けられ、前面に操作パネル19、RFIDタグリーダ20が設けられている。また、側面には給水口21、排水口22が設けられている。
洗浄槽15は、底面部15aよりも一段高い位置にある先端部保持部15bと、操作部収納部15cとを有する。先端部保持部15bは、内視鏡30の先端部31cに合わせて切り欠かれた切り欠き部である。操作部収納部15cは、内視鏡30の操作部32よりも広いスペースを有する平坦部である。内視鏡30の先端部31cは先端部保持部15bに係合され、操作部32は操作部収納部15c上に載せられ、先端部31cを除く挿入部31は、底面部15a上に巻き回わされるようにして、それぞれケース本体11内に収納される。なお、先端部保持部15b及び操作部収納部15cはこれに限らず、洗浄槽15に液体を貯留したときに先端部31c及び操作部32が液体に浸漬しない形状・配置であればよく、例えば、液面より上に位置し、先端部31cを挿入可能な開口部でもよい。
また、洗浄槽15の底面部15aに面する位置に吸水孔15d(図3参照)が形成されており、この吸水孔15dは循環ポンプ17に接続されている。さらに、この循環ポンプ17に接続された連結チューブ16a〜16cが操作部収納部15c上へ延びるように配されている。連結チューブ16aは、鉗子入口37bに装着され、連結チューブ16b,16cは、送水・送気ボタン41、吸引ボタン42を取り外したときに露呈する送水・送気口、吸引口にそれぞれ入れられる。
循環ポンプ17は、洗浄槽15に貯留された洗浄水を、吸水孔15dから吸引して、連結チューブ16a〜16cへと送り込む。そして、連結チューブ16a〜16cに装着された鉗子入口37b、送水・送気入口、吸引入口から、各チャンネル37,36,46へと洗浄水が注入される。各チャンネル37,36,46を通った洗浄水は、鉗子出口37a及び噴射ノズル36aから洗浄槽15へと流出する。また、ユニバーサルコード33の口金からも洗浄水が流出する。
給水口21は、図示しない給水装置、例えば水道などに接続される。簡易洗浄処理を行うとき、給水装置から供給される洗浄水が給水口21から内部の給水路23を通って洗浄槽15へ送られる。また、排水口22は、流しなど下水設備にホースを介して接続され、洗浄槽15に貯留された洗浄水は、排水路24を通って排水口22から外部へ排出される。
操作パネル19は、電源をON・OFFする電源スイッチ19aや、循環始動スイッチ19bの他、各種処理に関する設定、指示をするための各種ボタン、及び搬送ケース10の動作内容を表示する表示部19cなどからなる。表示部19cに表示される動作内容としては、例えば、簡易洗浄処理を行っているときは「洗浄中」を示す表示や、処理の残り時間などが挙げられる。
RFIDタグリーダ20は、内視鏡30に埋め込まれたRFIDタグ44から内視鏡30の固有IDを読み取る。なお、ケース本体11には、搬送ケース10を搬送するときに把持する把手25、蓋12を閉じ位置でロックするためのロック機構26などが設けられている。
また、簡易洗浄処理を行うときは、図1に示すように、ケース本体11の上面に封止カバー28が固着され、洗浄槽15を封止する。これにより、洗浄槽15内の洗浄水が飛散することを防止することができる。封止カバー28は、略矩角形状で循環ポンプ17に合わせた切り欠き部28aが形成されている。なお、これに限らず洗浄槽15を封止可能な形状であればよい。この封止カバー28をケース本体11に取り付ける方法としては、例えば粘着テープによる貼着、面ファスナーによる固定、ネジ止めなどを用いる。
さらにまた、乾燥処理を行うときは、給水口21及び排水口22が、図示しない乾燥装置との接続に使用される送気用接続口、及び吸気用接続口としてそれぞれ機能する。搬送ケース10は、乾燥装置と接続されることによって内視鏡30の乾燥システムとして機能する。
図4は、搬送ケース10の電気的構成を示すブロック図である。搬送ケース10の各部の動作は、制御部50により制御される。この制御部50には、上述の循環ポンプ17、操作パネル19、RFIDタグリーダ20以外に、EEPROM51、水位センサ52、電磁弁53,54、各部に動作電源を供給する電源ユニット(図示せず)等が接続されている。制御部50は、操作パネル19で行われる操作入力に応じて各部を動作させる。
操作パネル19の操作によって、簡易洗浄処理が指示されたとき、制御部50は、給水路23に設けられた電磁弁53を開放状態とし、給水路23を通って洗浄槽15へ洗浄水を導入する。そして、水位センサ52が所定の水位に到達したことを検知すると、制御部50は、電磁弁53を閉じて洗浄水の供給を停止するとともに、循環ポンプ17の作動を開始する。また、簡易洗浄処理の終了後は、電磁弁54を開放状態として洗浄水を外部へ排水させる。なお、搬送ケース10の電源がOFFされたときは、電磁弁53、54はそれぞれ閉じられる。
本実施形態では、水位センサ52が検出を行う所定の水位は、先端部保持部15b及び操作部収納部15cより低い位置となっている。このため、洗浄槽15に貯留される洗浄水の液面が、先端部保持部15b及び操作部収納部15cに到達する前に電磁弁53が閉じられる。したがって、先端部保持部15b、操作部収納部15cに収納された先端部31c、操作部32は、洗浄水に浸漬しない。
また、制御部50は、搬送ケース10の電源がONされたとき、RFIDタグリーダ20を動作させる。RFIDタグリーダ20は、RFIDタグ44が所定の通信距離、例えば数mmの距離内に入ると、RFIDタグ44と交信して固有IDを読み取る。制御部50は、RFIDタグ44から読み取った固有IDをEEPROM51に書き込ませる。さらに、制御部50は、計時機能を備えており、RFIDタグリーダ20がRFIDタグ44から固有IDを読み取った日時を、固有IDに関連付けて記憶させる。
本実施形態では、制御部50は、RFIDタグリーダ20がRFIDタグ44から固有IDを読み取らなければ、簡易洗浄処理ができないように制御を行う。例えば、RFIDタグリーダ20が固有IDを読み取っていないときは、給水路23側の電磁弁53の開放を規制し、固有IDを読み取ったときは、電磁弁53の開放を許容する。あるいは、固有IDを読み取っていないときは、電源ON・OFF操作以外の操作パネル19による指示を無効化し、固有IDを読み取った後、簡易洗浄処理の指示が可能となるように制御してもよい。さらに上記の制御に加えて、固有IDを読み取っていない場合は、例えば、表示部19cに警告表示を行うなど、固有IDの読み取りを行っていないことを認識させる警告を行う。
上記構成の作用について説明する。先ず簡易洗浄処理を行う前に、使用済みの内視鏡30のRFIDタグ44をRFIDタグリーダ20に近接させて固有IDを読み取らせる。そして使用済みの内視鏡30をケース本体11内に収納し、先端部31cを先端部保持部15bに係合させ、操作部32を操作部収納部15c上に載せ、さらに、連結チューブ16a〜16cを各チャンネル37,36,46に繋げて封止カバー28で洗浄槽15を封止するとともに、給水口21に給水装置を接続した後、電源スイッチ19aをONし、循環始動スイッチ19bで簡易洗浄処理の開始を指示する。このとき、固有IDの読み取りが行われていない場合は、上述のように簡易洗浄処理が行われないため、使用者は内視鏡30を取り出して固有IDを読み取らせた後、内視鏡30を再度ケース本体11に収納する。
そして、固有IDの読み取りが行われている場合は、制御部50の制御の下に、電磁弁53、54、水位センサ52、循環ポンプ17等が作動されて簡易洗浄処理が開始される。電磁弁53が開放され、洗浄槽15内に洗浄水が給水される。このとき、水位センサ52が検出する所定の水位は、先端部保持部15b及び操作部収納部15cよりも低い位置にあるので、内視鏡30の先端部31c及び操作部32は、洗浄水に浸漬しないようになっている。
洗浄槽15内の洗浄水が所定の水位に到達すると、循環ポンプ17が作動して吸水孔15dから吸引した洗浄水を連結チューブ16a〜16cへと送り込む。連結チューブ16a〜16cから注入された洗浄水は、各チャンネル37,36,46内を通過して、鉗子出口37a及び噴射ノズル36a及びユニバーサルコード33の口金から流出される。これにより、各チャンネル37,36,46内が洗浄されるとともに、洗浄水が洗浄槽15から内視鏡30の内部へ入り、再度洗浄槽15へと戻って循環されるので、内視鏡30の表面も洗浄される。また、簡易洗浄処理中は、表示部19cの表示により洗浄中であることを認識することができる。
簡易洗浄処理の終了後、洗浄槽15内の洗浄水は、排水路24を介して排水口22から外部へ排水される。このとき、表示部19cによる洗浄中の表示が消えたり、処理の残り時間が0になるなどによって使用者は簡易洗浄処理の終了を認識することができる。そして、簡易洗浄処理の終了後は、消毒処理又は乾燥処理を行うが、消毒処理を行う場合は、給水口21にホースなどを接続して消毒液を洗浄槽15内へ流し込み、消毒液の中に内視鏡30を浸漬させておくようにしてもよいし、簡易洗浄処理のときと同様に連結チューブ16a〜16cを接続させて消毒液を循環させるようにしてもよい。また乾燥処理の際は、送気用接続口(給水口)21、及び吸気用接続口(排水口)22に乾燥装置を接続し、搬送ケース10内に収納した内視鏡30へ送気用接続口21からエアーを送り込むとともに、吸気用接続口22からエアーを吸引し、洗浄槽15内のエアーを循環させて乾燥処理を行うようにしてもよい。そして、消毒処理及び乾燥処理後、内視鏡30は、搬送ケース10に収納されて回収され、専門設備による本格的な洗浄、消毒(又は滅菌)処理などが行われる。
上述したように、搬送ケース10を用いることによって、各チャンネル37,36,46内へ洗浄水を流し込むとともに、洗浄水が循環されて内視鏡30の簡易洗浄処理を自動的に短時間で効率良く行うことが可能となり、使用者に手間を掛けることがなく、簡易洗浄処理を容易に行うことができる。このため、内視鏡30をレンタルサービスで使用する際の使用者の負担を減らし、簡易洗浄処理に掛かる時間を短縮させることができるので利便性が向上する。
また、内視鏡30の先端部31c及び操作部32は、長時間液体中に浸漬すると液体が内部の精密部品へ進入して故障の原因となることがあるが、本実施形態では、簡易洗浄処理を行うとき、洗浄槽15に貯留される洗浄水の液面より高い位置に、先端部保持部15b及び操作部収納部15cを設けているため、先端部31c及び操作部32を長時間洗浄水の中に浸漬することがない。さらにまた、内視鏡30を収納したとき、その固有ID及び日時の履歴を記録することができるため、レンタルサービスで内視鏡を使用した患者に感染などのトラブルが発生したとき、その履歴を遡って発生元を特定することができる。
上記実施形態においては、洗浄槽15内の洗浄水が所定の水位となったときは、給水路の電磁弁を閉じ状態として洗浄水の供給を停止させているが、これに限らず、例えば、排水路の流量を調節する機能を付加し、排水路の流量を絞りつつ給・排水路をともに開放状態として洗浄水が常に給・排水される状態で一定の水位を保ち、洗浄処理を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、固体撮像素子を用いて被検体の状態を撮像した画像を観察する電子内視鏡を例に上げて説明しているが、本発明はこれに限るものではなく、光学的イメージガイドを採用して被検体の状態を観察する内視鏡(ファイバースコープ)の搬送ケースにも適用することができる。
内視鏡及び搬送ケースの概略構成を示す図である。 電子内視鏡の構成を示す平面図である。 搬送ケースの構成を示す平面図である。 搬送ケースの電気的構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 内視鏡搬送ケース
11 ケース本体
12 蓋
15 洗浄槽
17 循環ポンプ
20 タグリーダ
30 内視鏡
31 挿入部
32 操作部

Claims (6)

  1. 内視鏡を収納して搬送可能な内視鏡搬送ケースにおいて、
    内視鏡を収納するケース本体と、前記ケース本体に形成され、液体を貯留して、前記液体内に前記内視鏡を浸漬可能な液体貯留槽と、前記ケース本体に設けられ、前記液体貯留槽から吸引した前記液体を前記内視鏡のチャンネルへ注入する循環ポンプとを備えたことを特徴とする内視鏡搬送ケース。
  2. 前記ケース本体には、前記液体貯留層に貯留された液体に浸漬しない位置に、前記内視鏡の先端部を保持する保持部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の内視鏡搬送ケース。
  3. 前記保持部は、前記液体貯留槽の底面よりも高い位置に設けられていることを特徴とする請求項2記載の内視鏡搬送ケース。
  4. 前記ケース本体には、前記液体貯留層に貯留された液体に浸漬しない位置に、前記内視鏡の操作部を収納する収納部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の内視鏡搬送ケース。
  5. 前記内視鏡に付された記憶手段から前記内視鏡の識別情報を読み取る読み取り手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4記載の内視鏡搬送ケース。
  6. 前記記憶手段は、RFIDタグであり、前記読み取り手段は、RFIDタグリーダであることを特徴とする請求項5記載の内視鏡搬送ケース。
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