JP5057660B2 - 冷排熱利用システム及びその制御方法 - Google Patents
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Description
前記閉空間に導入された前記冷排気の冷熱を蓄える蓄冷材と、
前記蓄冷材に蓄えられた冷熱を利用して前記部屋の温気を冷却するために前記部屋の温気を閉空間に誘導する温気誘導手段と、
前記閉空間に前記冷排気を導入することにより蓄えた冷気を、前記部屋へ供給する冷気供給手段と、
を備え、
前記閉空間は、前記蓄冷材により、前記部屋ごとに対応する区画に仕切られており、
前記冷気供給手段は、前記閉空間の各区画において前記温気を前記冷熱により冷却した冷気を、当該区画に対応する前記部屋へ供給する。
図1に本発明の一実施形態として説明する冷排熱利用システムの概略構成図を示す。図1に示すように、本発明に係る冷排熱利用システム100は、ダクト110、配管120、ファン130、ダンパ140,150、排気口160などを備えている。
以下、本発明の一実施形態として、図1に示すような冷排熱利用システム100の処理シーケンスについて説明する。図3に、本発明の一実施形態として説明する冷排熱利用システム100の処理シーケンスを示す。ヒートポンプ給湯機220の制御部221は、例えば、貯湯タンク222のお湯の残りが少ないことを検知すると、あるいは、利用者により設定された時間になると、制御ライン230を介してファン211に電源を供給し、ファン211を稼働させてヒートポンプ給湯機200の運転を開始させ、貯湯を開始する。また、制御部221は、制御ライン230を介してファン111に電源を供給し、ファン111の運転を開始させる。さらに、制御部221は、制御ライン230を介してダンパ160,170を開放させる。
30 閉空間温度センサ 40 制御ライン
100 冷排熱利用システム 110 ダクト
111 ファン 112 スライド式ダクト
113 温気取り入れ口
120 配管 130 ファン
140 ダンパ 150 ダンパ
160 ダンパ 170 ダンパ
200 ヒートポンプ給湯機 210 ヒートポンプユニット
211 ファン 212 大気取り入れ口
213 冷排気口 220 貯湯ユニット
221 制御部 222 貯湯タンク
230 制御ライン 300 建物
310 部屋 320 閉空間
Claims (16)
- ヒートポンプ給湯機から排出される冷排気を、建物内の部屋に隣接して設けられた天井裏に導入する冷排気導入手段と、
前記天井裏に導入された前記冷排気の冷熱を蓄える蓄冷材と、
前記蓄冷材に蓄えられた冷熱を利用して前記部屋の温気を冷却するために前記部屋の温気を天井裏に誘導する温気誘導手段と、
前記天井裏に前記冷排気を導入することにより蓄えた冷気を、前記部屋へ供給する冷気供給手段と、
前記蓄冷材に蓄えられた冷熱を利用して前記部屋の温気を冷却するために前記部屋の温気を天井裏に誘導する温気誘導手段と、
を備え、
前記天井裏は、前記蓄冷材により、前記部屋ごとに対応する区画に仕切られており、
前記冷気供給手段は、前記天井裏の各区画において前記温気を前記冷熱により冷却した冷気を、当該区画に対応する前記部屋へ供給することを特徴とする冷排熱利用システム。 - 前記蓄冷材に冷熱を蓄える際に前記冷排気が前記蓄冷材に冷熱を供給することにより得られる温気を前記天井裏から前記建物の外部に排出する開閉口を備えることを特徴とする請求項1に記載の冷排熱利用システム。
- 前記冷排気導入手段は、
前記冷排気を取り入れるダクトと、
前記ダクトが取り入れた冷排気を前記天井裏に導く配管と、
を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の冷排熱利用システム。 - 前記配管は、延長が可能な構成をしていることを特徴とする請求項3に記載の冷排熱利用システム。
- 前記配管は、分岐が可能な構成をしていることを特徴とする請求項3又は4に記載の冷排熱利用システム。
- 前記ダクトは、前記ヒートポンプ給湯機の冷排気口に脱着することができるように、一部がスライド可能な構成をしていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の冷排熱利用システム。
- 前記ダクトは、前記冷排気を天井裏に導入するためのファンを備えることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の冷排熱利用システム。
- 前記ヒートポンプ給湯機の運転とともに前記ファンを運転させ、前記ヒートポンプ給湯機の停止とともに前記ファンを停止させる第1の制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の冷排熱利用システム。
- 前記ダクトと前記配管との間にダンパを備えることを特徴とする請求項3〜8のいずれかに記載の冷排熱利用システム。
- 前記ダクトと前記配管との間にダンパを備え、
前記ヒートポンプ給湯機の運転とともに前記ダンパを開放させ、前記ヒートポンプ給湯機の停止とともに前記ダンパを閉鎖させる第2の制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の冷排熱利用システム。 - 前記部屋の温度を計測する部屋温度センサと、
前記天井裏の温度を計測する天井裏温度センサと、
前記部屋温度センサにより計測された前記部屋の温度が、前記天井裏温度センサにより計測された前記天井裏の温度より高いと判断した場合に、前記冷気供給手段により前記冷気を前記部屋へ供給するように制御する第3の制御手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の冷排熱利用システム。 - ヒートポンプ給湯機から排出される冷排気を、建物内の部屋に隣接して設けられた天井裏に導入する冷排気導入手段と、
前記天井裏に前記冷排気を導入することにより蓄えた冷気を、前記部屋へ供給する冷気供給手段と、
前記天井裏に前記冷排気を導入することにより冷却される蓄冷材と、
前記蓄冷材に蓄えられた冷熱を利用して前記部屋の温気を冷却するために前記部屋の温気を天井裏に誘導する温気誘導手段と、
を備え、
前記天井裏は、前記蓄冷材により、前記部屋ごとに対応する区画に仕切られている冷排熱利用システムにおいて、
利用者からの要求に応じて、前記冷気供給手段により、前記天井裏の各区画において前記温気を前記冷熱により冷却した冷気を、当該区画に対応する前記部屋へ供給することを特徴とする冷排熱利用システムの制御方法。 - 前記冷排熱利用システムは、
前記蓄冷材に冷熱を蓄える際に前記冷排気が前記蓄冷材に冷熱を供給することにより得られる温気を前記天井裏から前記建物の外部に排出する開閉口をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の冷排熱利用システムの制御方法。 - 前記冷排気導入手段は、前記冷排気を取り入れるダクトと、前記ダクトが取り入れた冷排気を前記天井裏に導く配管と、を含み、
前記ダクトは、前記冷排気を天井裏に導入するためのファンを備え、
前記ヒートポンプ給湯機の運転とともに前記ファンを運転し、前記ヒートポンプ給湯機の停止とともに前記ファンを停止することを特徴とする請求項12又は13に記載の冷排熱利用システムの制御方法。 - 前記ダクトと前記配管との間にダンパを備え、
前記ヒートポンプ給湯機の運転とともに前記ダンパを開放させ、前記ヒートポンプ給湯機の停止とともに前記ダンパを閉鎖させることを特徴とする請求項14に記載の冷排熱利用システムの制御方法。 - 前記部屋の温度を計測する部屋温度センサと、
前記天井裏の温度を計測する天井裏温度センサと、
をさらに備え、
前記部屋温度センサにより計測された前記部屋の温度が、前記天井裏温度センサにより計測された前記天井裏の温度より高い場合に、前記冷気供給手段により前記冷気を前記部屋へ供給することを特徴とする請求項12〜15のいずれかに記載の冷排熱利用システムの制御方法。
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