JP5056698B2 - 光導波路構造体 - Google Patents
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Description
例えば多チャンネル光トランシーバなどの光モジュールにおいて、面発光レーザやフォトダイオードなどの面型光デバイスを使用する場合、面型光デバイスの光入射面(受光面)又は光出射面(発光面)は実装基板に対して平行になるため、実装基板に対して垂直に光を入射又は出射させることになる。
小型化、薄型化を図るためには、光ファイバ(光ファイバアレイ)を実装基板に対して平行に配置するのが望ましい。この場合、光ファイバの端面と面型光デバイスの光入射面又は光出射面とは略直角の位置関係になる。
このため、基板上に実装された面型光デバイスの光入射面又は光出射面に対して垂直に入射又は出射する光の経路(光路)を略90度曲げて、光ファイバアレイと面型光デバイスとを光学的に接続することが必要になる。
このような光導波路構造体は、曲面上に液状コア材料を滴下し、その上にフィルムを貼り付け、シリコンゴムのような柔らかい素材を用いて一定の圧力で押さえ付けることによって液状コア材料を薄く延ばし、紫外線照射によって硬化させることによって製造される。
また、上述のような光導波路構造体は、発光デバイスと受光デバイスを共通の光ファイバアレイに接続するのに用いられる。そして、通常、光ファイバアレイを構成する各光ファイバの直径(ファイバ径;コア径)は同一である。
この場合、発光デバイス及び受光デバイスを共通の光ファイバアレイに接続するのに用いられる光導波路構造体の各光導波路と光ファイバアレイの各光ファイバとの間の結合損失を低減できるように、受信側光導波路のコアの断面積を、送信側光導波路のコアの断面積よりも大きくすることが考えられる。
まず、本光導波路構造体は、曲線状の導波路コア内を光が伝播するように形成された曲線光導波路部品(例えばポリマ光導波路)であって、図1に示すように、曲面2上に形成され、複数の溝3A,3B(ここでは2種類の異なるサイズの溝3A,3Bをそれぞれ複数有する)を備えるクラッド構造体(下部クラッド)1と、各溝3A,3Bに形成された導波路コア4A,4Bと、複数の導波路コア4A,4Bを覆うクラッドフィルム(上部クラッド)5とを備える。
クラッドフィルム5は、図1に示すように、クラッド構造体1の曲面2上の各溝3A,3Bに形成された導波路コア4A,4Bを覆うようにラミネートされている。このクラッドフィルム5は、導波路コア4A,4Bの屈折率n2よりも小さい屈折率n3を有する(n3<n2)。
この場合、多チャンネル光トランシーバは、例えば図6に示すように、プリント基板(回路基板)30と、表面に入射面(受光面)を有する複数の面型受光デバイス31Aからなる面型受光デバイスアレイ31と、表面に出射面(発光面)を有する複数の面型発光デバイス32Aからなる面型発光デバイスアレイ32と、ドライバIC35と、レシーバIC36と、クラッド構造体、導波路コア及びクラッドフィルムによって構成される複数(ここでは8つ)の曲線導波路7A,7Bを有する光導波路構造体8とを備えるものとして構成される。なお、送信側4チャンネル、受信側4チャンネルの光トランシーバを例に挙げている。
また、面型発光デバイス32Aは、面発光レーザ[VCSEL(Vertical-Cavity Surface−Emitting Laser)]であり、面型発光デバイスアレイ32は複数(ここでは4つ)の面発光レーザを備えるVCSELアレイチップある。
このように、本光導波路構造体8は、送信側と受信側が並列に設けられた多チャンネル光トランシーバにおいて面型発光デバイスアレイ32及び面型受光デバイスアレイ31を共通の(同一の)光ファイバアレイ33に接続する多チャンネル光導波路アダプタとして用いられる。
そこで、光ファイバ33A(又は光導波路7A,7B)の出射面(コア面)におけるスポットサイズと光導波路7A,7B(又は光ファイバ33A)の入射面(コア面)におけるスポットサイズとが同じになるように、レンズ系[ここでは図4(B)中、符号9A,9Bで示すレンズ]によって集光させるようにしている。なお、各光導波路7A,7Bと発光デバイス32Aや受光デバイス31Aとの間でもレンズ系[ここでは図1中、符号9Xで示すレンズ]によって集光されるようになっている。
具体的には、図2に示すように、受信側光導波路7Bのコア4Bの断面の最短距離(ここでは導波路コア4Bの断面は矩形であるため、その短辺の長さ)が、光ファイバ33Aのコア(円形断面)の直径と同一又はそれよりも大きくなるようにしている。また、送信側光導波路7Aのコア4Aの断面の最長距離(ここでは矩形断面の対角線の長さ)が、送信用光ファイバ33Aのコア(円形断面)の直径と同一又はそれよりも小さくなるようにしている。
また、図5(A)に示すように、送信側光導波路7Aのコア4Aの断面の最短距離(ここでは導波路コア4Aの断面は矩形であるため、その短辺の長さ)が、発光デバイス32Aの発光面(円形)32AXの直径と同一又はそれよりも大きくなるようにしている。また、図5(B)に示すように、受信側光導波路7Bのコア4Bの断面の最長距離(ここでは矩形断面の対角線の長さ)が、受光デバイス31Aの受光面(円形)31AXの直径と同一又はそれよりも小さくなるようにしている。
なお、本実施形態では、受信側光導波路7B及び送信側光導波路7Aは、いずれも、全長にわたって断面積のサイズが同一になるようにしているが、これに限られるものではなく、少なくとも、光ファイバアレイ33との接続部(結合部)、あるいは、発光デバイス32Aや受光デバイス31Aとの接続部(結合部)において、上述のような関係を満たす断面積のサイズになっていれば良い。
ここでは、クラッド構造体1の曲面2の表面上に複数の光導波路7A,7Bからなる導波路アレイを形成するのに、クラッド構造体1の表面の位置を基準にして、クラッド構造体1の各溝3A,3Bの深さ(各導波路コア4A,4Bの高さ)を設定している。
本実施形態では、受信側光導波路7Bのコア4Bの中心軸と、各光ファイバ(受信側光ファイバ)33Aのコアの中心軸と、受信側光導波路7Bと光ファイバ(受信側光ファイバ)33Aとの間に設けられる受信側レンズ9Bの光軸とが一致するようにしている。つまり、受信側光導波路7Bのコア4Bの中心軸とその光軸が一致するように、受信側レンズ9Bを、光導波路構造体8の光ファイバアレイ33側の端面に形成している。このため、光ファイバ(受信側光ファイバ)33Aから出力される光(受信側ビーム)は、光ファイバ(受信側光ファイバ)33Aのコアの中心軸から受信側光導波路7Bのコア4Bの中心軸へ向けて直進し、受信側光導波路7Bのコア4Bの中心に集光することになる。
例えば、光軸を傾ける手段10を、図3(B)に示すように、送信側光導波路7Aからの出射光が光ファイバ(送信側光ファイバ)33Aの中心に集光するように、送信側光導波路7Aのコア4Aの中心軸の位置に対して光軸の位置がずれている送信側レンズ9Aによって構成しても良い。
また、例えば、光軸を傾ける手段10を、図3(C)に示すように、送信側光導波路7Aからの出射光が光ファイバ(送信側光ファイバ)33Aの中心に集光するように、送信側光導波路7Aの中心軸に対して光軸が傾けられている送信側レンズ9Aによって構成しても良い。
なお、ここでは、光軸を傾ける手段として、3つの例を別個に説明しているが、上述の第1の例[図3(A)参照]と第2の例[図3(B)参照]とを組み合わせても良いし、上述の第1の例[図3(A)参照]と第3の例[図3(C)参照]とを組み合わせても良い。
本光導波路構造体の製造方法は、光ファイバアレイ33に含まれる光ファイバ33Aと受光デバイス31Aとを接続する受信側光導波路7Bと、受信側光導波路7Bに対して中心軸の位置がずれており、光ファイバアレイ33に含まれる光ファイバ33Aと発光デバイス32Aとを接続する送信側光導波路7Aとを備える光導波路構造体8の製造方法であって、図7(A)〜(D)に示すような各工程を含む。
このため、後述のようにしてクラッドフィルム5がラミネートされる面(クラッドフィルム5との境界面)が、段差を有しない平面になる。一方、後述のようにして形成される受信側光導波路7B及び送信側光導波路7Aのコア4A,4Bの中心軸が同一平面上にならないため、送信側に光軸を傾ける手段10を設ける必要がある。例えば、曲面構造体1を作製する際に、溝3Aの端部に傾斜部を形成したり、送信側光導波路7Aのコア4Aの中心軸に対して光軸をずらした送信側レンズ9Aを形成したり、送信側光導波路7Aのコア4Aの中心軸に対して光軸を傾斜させた送信側レンズ9Aを形成したりすれば良い[図3(A)〜(C)参照]。
次いで、図7(C)に示すように、液状コア材料4が滴下された側から反対側へ向けて、クラッドフィルム(例えばオレフィン系フィルム)5を徐々に押し付けて覆っていきながら(即ち、クラッドフィルム5をラミネートしていきながら)、各溝3A,3Bに液状コア材料4を充填していく。
なお、本実施形態では、この段階で液状コア材料4を半硬化状態に留めておくため、その後の工程において、液状コア材料4を完全に、或いは、略完全に硬化させることになる。なお、本明細書では、以下、このように、完全に、或いは、略完全に硬化させることを「本硬化」という。
なお、ここでは、液状コア材料4は、この段階では半硬化させるようにしているが、これに限られるものではなく、この段階で本硬化させるようにしても良い。
このようにして、曲面2上に複数のチャネル状の光導波路(曲線導波路;光路)として受信側光導波路7B及び送信側光導波路7Aを備える光導波路構造体8を製造する。なお、光導波路構造体8は、ポリマを主材料とするポリマ光導波路であり、光導波路部材ともいう。また、光導波路構造体8は、光ファイバ33Aと受光デバイス31Aや発光デバイス32Aとを光学的に接続するものであるため、光接続部材ともいう。
また、発光デバイス32Aと受光デバイス31Aを共通の光ファイバアレイ33に接続するのに用いられる光導波路構造体8の各光導波路7A,7Bと光ファイバアレイ33の各光ファイバ33Aとの間の結合損失、あるいは、各光導波路7A,7Bと発光デバイス32Aや受光デバイス31Aとの間の結合損失を低減できるという利点もある。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することができる。
また、例えば、光軸を傾ける手段10は、図8(B)に示すように、光ファイバ(受信側光ファイバ)33Aからの出射光が受信側光導波路7Bの中心に集光するように、受信側光導波路7Bのコア4Bの中心軸に対して光軸が傾けられている受信側レンズ9Bによって構成しても良い。なお、図8(B)では、上述の実施形態[図3(C)参照]のものと同一のものには同一の符号を付している。
また、上述の実施形態では、液体コア材料4として、例えばUVエポキシ樹脂材料などの紫外線硬化性樹脂材料を用い、紫外線を照射して硬化させるようにしているが、これに限られるものではなく、例えば、液体コア材料として光硬化性樹脂材料を用い、光を照射して硬化させるようにしても良い。また、液体コア材料として熱硬化性樹脂材料を用い、熱を加えて硬化させるようにしても良い。
本実施例では、上述の実施形態で説明した製造方法(プロセスフロー)によって、曲面2上にコアサイズの異なる受信側光導波路7B及び送信側光導波路7Aを有し、受信側光導波路7Bと送信側光導波路7Aとで中心軸の位置がずれている光導波路構造体(ポリマ光導波路)8のサンプルを作製し、光ファイバアレイ33、受光デバイス31A、発光デバイス32Aとの間の結合損失を、比較例のサンプルと比較した。
また、曲面構造体1の曲面2上に段差ができないように、同一平面から掘り込んで、縦0.050mm×横0.050mmの断面形状を有する受信側導波路溝3B、及び、縦0.034mm×横0.034mmの断面形状を有する送信側導波路溝3Aを形成した。このため、縦0.050mm×横0.050mmの断面形状を有する受信側導波路溝3Bの底は、縦0.034mm×横0.034mmの断面形状を有する送信側導波路溝3Aの底よりも0.016mmだけ深い位置に形成された[図4(A)参照]。
コア液4が充填された溝(導波路溝)3A,3Bの上部を覆うクラッドフィルム5には、ポリオレフィン製で厚さ0.05mmのフィルム(透明フィルム;オレフィンフィルム)を用いた。波長850nmでの屈折率は1.50であった。
まず、透明曲面構造体1の曲面2上の溝部分に、定量ディスペンサによって例えば0.1ccのコア液4を滴下した。
次に、その表面にクラッドフィルム5を押し当てながら、溝3A,3Bにコア液4を完全に充填し、同時に溝3A,3B以外の部分のコア液4を排除した。
そして、これをオーブンに入れて120℃で60分にわたって加熱して、コア液4を本硬化させて、導波路コア4A,4Bを形成した。
このようにして、曲面2上に受信側光導波路7B及び送信側光導波路7Aを備える光導波路構造体8のサンプルを作製した。
まず、実施例1として、図10に示すように、光軸を傾ける手段10として送信側光導波路7Aのコア4Aの終端に傾斜部10A(傾斜角14deg)を設け、この傾斜部10Aにポリオレフィン樹脂(クラッド材料)からなる部分10Bが接しているサンプルを用意した。
また、実施例2として、図11に示すように、光軸を傾ける手段10として送信側レンズ9Aの光軸を送信側光導波路7Aのコア4Aの中心軸に対してずらしたサンプルを用意した。
ここでは、送信側レンズ9Aの光軸の位置と、光ファイバ(送信側光ファイバ)33Aのコアの中心軸の位置とが一致しており、これらと送信側光導波路7Aのコア4Aの中心軸との位置ずれ量を8μm(0.008mm)とした。
また、比較例2、3として、従来構造のサンプルも用意した。つまり、8本の溝のすべてが縦0.050mm×横0.050mmの断面形状を有し、それ以外は同一の透明曲面構造体、及び、8本の溝のすべてが縦0.034mm×横0.034mmの断面形状を有し、それ以外は同一の透明曲面構造体の2種類の透明曲面構造体を用意した。そして、これらの透明曲面構造体のそれぞれに、上述の実施例と同様の方法で、コア液を滴下し、クラッドフィルムで覆いながら溝にコア液を充填した後、コア液を硬化させて、2種類の従来構造のサンプルを作製した。なお、コアが縦0.050mm×横0.050mmの断面形状を有するものを比較例2とし、コアが縦0.034mm×横0.034mmの断面形状を有するものを比較例3とする。
送信側の結合損失の評価は、以下のようにして行なった。
光源として波長850nmの面発光レーザ32Aを用い、この面発光レーザ32Aの発光面32AX(出射径15μm)上に、上述のようにして作製した各サンプルをアライメントして設置し、各サンプルを通過して反対側に出てきた光を、調芯したマルチモード光ファイバ(コア径0.050mm)33Aで受け、光パワーメータで出力を測定した。
波長850nmの外部光源からの光を、マルチモード光ファイバ(コア径0.050mm)を介して、上述のようにして作製した各サンプルの光ファイバ側の端面まで導き、各サンプルを通過して反対側に出てきた光を、調芯したマルチモード光ファイバ(コア径0.10mm)で受け、光パワーメータで出力を測定した。なお、ここでは、結合損失を、より正確に測定するために、フォトディテクタ(受光素子)31Aの受光面31AX(直径0.10mm)と同じ直径のコアを持つ光ファイバで受けて、光パワーメータで出力を測定するようにしている。
(付記1)
光ファイバアレイに含まれる受信用光ファイバと受光デバイスとを接続する受信側光導波路と、
前記受信側光導波路に対して中心軸の位置がずれており、前記光ファイバアレイに含まれる送信用光ファイバと発光デバイスとを接続する送信側光導波路と、
前記送信側光導波路の中心軸から前記送信側光ファイバの中心軸へ向けて光軸を傾ける手段、又は、前記受信用光ファイバの中心軸から前記受信側光導波路の中心軸へ向けて光軸を傾ける手段とを備えることを特徴とする光導波路構造体。
前記光軸を傾ける手段が、前記送信側光導波路のコアの端部に形成された傾斜部と、前記傾斜部に接し、前記コアと屈折率の異なる透明材料からなる部分とから構成されることを特徴とする、付記1記載の光導波路構造体。
(付記3)
前記光軸を傾ける手段が、前記送信側光導波路と前記送信側光ファイバとの間に設けられ、前記送信側光導波路の中心軸の位置に対して光軸の位置がずれている送信側レンズ、又は、前記受信側光導波路と前記受信側光ファイバとの間に設けられ、前記受信側光導波路の中心軸の位置に対して光軸の位置がずれている受信側レンズによって構成されることを特徴とする、付記1又は2に記載の光導波路構造体。
前記光軸を傾ける手段が、前記送信側光導波路と前記送信側光ファイバとの間に設けられ、前記送信側光導波路の中心軸に対して光軸が傾けられている送信側レンズ、又は、前記受信側光導波路と前記受信側光ファイバとの間に設けられ、前記受信側光導波路の中心軸に対して光軸が傾けられている受信側レンズによって構成されていることを特徴とする、付記1又は2に記載の光導波路構造体。
前記送信側光導波路と前記送信側光ファイバとの間に設けられた送信側レンズと、
前記受信側光導波路と前記受信側光ファイバとの間に設けられた受信側レンズとを備え、
前記送信側レンズの光軸と前記受信側レンズの光軸とが同一平面上に位置することを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項に記載の光導波路構造体。
前記送信側光導波路と前記送信側光ファイバとの間に設けられた送信側レンズと、
前記受信側光導波路と前記受信側光ファイバとの間に設けられた受信側レンズとを備え、
前記送信側レンズの光軸の位置と前記受信側レンズの光軸の位置とがずれていることを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項に記載の光導波路構造体。
前記受信側光導波路のコアの断面積が、前記送信側光導波路のコアの断面積よりも大きいことを特徴とする、付記1〜6のいずれか1項に記載の光導波路構造体。
(付記8)
曲面上に形成された異なるサイズの溝を有するクラッド構造体と、
前記溝に形成された導波路コアと、
前記導波路コアを覆うクラッドフィルムとを備え、
前記受信側光導波路及び前記送信側光導波路は、前記クラッド構造体、前記導波路コア及び前記クラッドフィルムによって構成されることを特徴とする、付記1〜7のいずれか1項に記載の光導波路構造体。
付記1〜8のいずれか1項に記載の光導波路構造体を備えることを特徴とする光モジュール。
(付記10)
光ファイバアレイに含まれる受信用光ファイバと受光デバイスとを接続する受信側光導波路と、前記光ファイバアレイに含まれる送信用光ファイバと発光デバイスとを接続する送信側光導波路とを備える光導波路構造体の製造方法であって、
前記受信側光導波路のコアの断面積が前記送信側光導波路のコアの断面積よりも大きくなり、前記受信側光導波路と前記送信側光導波路とで中心軸の位置がずれるように、曲面上に異なるサイズの溝を有するクラッド構造体を作製する工程と、
前記溝に液状コア材料を充填するとともに、前記溝をクラッドフィルムで覆う工程と、
前記クラッドフィルムによって覆われた状態で前記液状コア材料を硬化させる工程とを含むことを特徴とする光導波路構造体の製造方法。
2 曲面(凸面)
3A 送信側溝(導波路用溝)
3B 受信側溝(導波路用溝)
4 液状コア材料
4A 送信側導波路コア
4B 受信側導波路コア
5 クラッドフィルム
7A 送信側光導波路(曲線導波路)
7B 受信側光導波路(曲線導波路)
7AX 送信側光導波路(直線導波路)
7BX 受信側光導波路(直線導波路)
8 光導波路構造体(ポリマ光導波路)
9A 送信側レンズ
9B 受信側レンズ
10 光軸を傾ける手段
10A 傾斜部
10B 透明材料部分
11 平面構造体(クラッド構造体)
12 平面
30 プリント基板(回路基板)
31 面型受光素子アレイ(PDアレイチップ)
31A 受光デバイス
31AX 受光面
32 面型発光素子アレイ(VCSELアレイチップ)
32A 発光デバイス
32AX 発光面
33 光ファイバアレイ(リボンファイバ)
33A 光ファイバ
34 光コネクタ
35 ドライバIC
36 レシーバIC
Claims (5)
- 光ファイバアレイに含まれる受信側光ファイバと受光デバイスとを接続する受信側光導波路と、
前記受信側光導波路に対してコアサイズが異なり、前記受信側光導波路に対して中心軸の位置が上下にずれており、前記光ファイバアレイに含まれる送信側光ファイバと発光デバイスとを接続する送信側光導波路と、
前記送信側光導波路の中心軸から前記送信側光ファイバの中心軸へ向けて光軸を傾ける手段、又は、前記受信側光ファイバの中心軸から前記受信側光導波路の中心軸へ向けて光軸を傾ける手段とを備えることを特徴とする光導波路構造体。 - 前記光軸を傾ける手段が、前記送信側光導波路のコアの端部に形成された傾斜部と、前記傾斜部に接し、前記コアと屈折率の異なる透明材料からなる部分とから構成されることを特徴とする、請求項1記載の光導波路構造体。
- 前記光軸を傾ける手段が、前記送信側光導波路と前記送信側光ファイバとの間に設けられ、前記送信側光導波路の中心軸の位置に対して光軸の位置がずれている送信側レンズ、又は、前記受信側光導波路と前記受信側光ファイバとの間に設けられ、前記受信側光導波路の中心軸の位置に対して光軸の位置がずれている受信側レンズによって構成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の光導波路構造体。
- 前記光軸を傾ける手段が、前記送信側光導波路と前記送信側光ファイバとの間に設けられ、前記送信側光導波路の中心軸に対して光軸が傾けられている送信側レンズ、又は、前記受信側光導波路と前記受信側光ファイバとの間に設けられ、前記受信側光導波路の中心軸に対して光軸が傾けられている受信側レンズによって構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の光導波路構造体。
- 前記受信側光導波路のコアの断面積が、前記送信側光導波路のコアの断面積よりも大きいことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の光導波路構造体。
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