JP5055203B2 - コンデンサマイクロホン用の振動板およびその製造方法並びにコンデンサマイクロホン - Google Patents

コンデンサマイクロホン用の振動板およびその製造方法並びにコンデンサマイクロホン Download PDF

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Description

本発明は、コンデンサマイクロホン用の振動板およびその製造方法並びにコンデンサマイクロホンに関し、さらに詳しく言えば、振動板の低域周波数応答を改善しつつ、固定極に対する吸着安定度を向上させる技術に関するものである。
コンデンサマイクロホンは、支持リング(ダイアフラムリング)に所定の張力をもって張設された振動板と固定極とをスペーサリングを介して対向的に配置してなる静電型の音響電気変換器を備える。
振動板には、熱塑性樹脂フィルム(例えば、厚さ3〜6μmのポリエチレンテレフタレートやポリフェニレンサルファイド)の片面に金属蒸着した金蒸着膜が用いられる。固定極には、例えばアルミニウムなどの金属製の電極板が用いられるが、エレクトレットコンデンサマイクロホンの場合には、固定極の表面(振動板との対向面)にエレクトレット誘電体膜が一体に設けられる。
エレクトレット誘電体膜は、コロナ放電などにより直流の高電圧が印加されると分極状態となり、印加電圧除去後においても、その分極状態を維持する特異な特性(自己成極性)を有する。
一般に、低域限界を低い周波数に位置させるうえで、支持リングに対して振動板を低い張力で取り付けることが要求される。しかしながら、振動板の背面には固定極が配置され、それらの間にはエレクトレットによる成極電圧が存在するため、振動板に対して静電吸引力が加わり、いわゆる振動板の固定極への吸着という問題が生ずる。
この点を解決するため、特許文献1に記載された発明では、振動板の全域にわたって、凹部の底部から凸部の頂部までの高さが振動板の厚み以上である多数の連続した微細な凹凸を形成するようにしている。
特許文献1に記載された発明によれば、低域の周波数応答を同一とした場合、上記のような凹凸を設けないフラットな振動板に対して、吸着安定度を約20%程度向上させることができる。このことは、エレクトレットによる成極電圧を約20%程度高くすることができ、これにより感度を約2dB高くすることができることを意味する。
特許2681207号公報
しかしながら、エレクトレットコンデンサマイクロホンでは、固定極の表面のエレクトレットによる外部電界に部分的なバラツキが発生しやすく、その外部電界の高い部分で振動板が吸着されてしまうことがある。
したがって、本発明の課題は、特にエレクトレットコンデンサマイクロホンにおいて、振動板の低域周波数応答を改善しつつ、固定極に対する吸着安定度を向上させることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されているように、熱可塑性樹脂フィルムからなり、一方の面に金属膜を有するコンデンサマイクロホン用の振動板において、周期の長い粗い凹凸からなる第1凹凸パターンと、周期の短い微細な凹凸からなる第2凹凸パターンとが、それぞれ上記振動板の全域にわたって形成されていることを特徴としている。
本発明において、請求項2に記載されているように、上記第1凹凸パターンと上記第2凹凸パターンの周期の比率が10以上であることが好ましい。
また、請求項3に記載されているように、 上記第1凹凸パターンは6角形の亀甲模様を呈し、上記第2凹凸パターンはメッシュ材から転写された網目模様を呈していることが好ましい。
本発明には、請求項4に記載されているように、熱可塑性樹脂フィルムからなり、一方の面に金属膜を有するコンデンサマイクロホン用の振動板の製造方法において、加熱手段および冷却手段を有し上記振動板の全域にわたって周期の長い粗い凹凸からなる第1凹凸パターンを付与する金型と、上記第1凹凸パターンに沿って変形可能であり上記振動板の全域にわたって周期の短い微細な凹凸からなる第2凹凸パターンを付与する柔軟なメッシュ材と、圧搾空気源に接続され上記金型の上方に昇降可能に配置された加圧ポットとを備え、上記金型上に上記メッシュ材を配置して上記メッシュ材上に上記振動板を載置し、上記加熱手段にて上記金型を上記振動板が軟化し得る温度にまで加熱し、上記加圧ポットを下降させて圧搾空気により上記振動板を上記メッシュ材ごと上記金型に押圧して上記振動板に上記第1凹凸パターンと上記第2凹凸パターンとを付与したのち、上記冷却手段により上記金型を所定温度にまで冷却することを特徴とするコンデンサマイクロホン用の振動板の製造方法も含まれる。
また、本発明には、請求項5に記載されているように、支持リングに所定の張力をもって張設された振動板と固定極とをスペーサを介して対向的に配置してなる音響電気変換器を有するコンデンサマイクロホンにおいて、上記振動板として、請求項1による振動板を備えていることを特徴とするコンデンサマイクロホンも含まれる。
本発明によれば、振動板の全域にわたって、周期の長い粗い凹凸からなる第1凹凸パターン(好ましくは、6角形の亀甲模様)が形成されていることにより、固定極の表面のエレクトレットによる外部電界に部分的なバラツキが生じているとしても、その外部電界の高い部分での部分的な吸着をなくすことができる。
また、振動板の全域にわたって、周期の短い微細な凹凸からなる第2凹凸パターン(好ましくはメッシュ材から転写された網目模様)が上記第1凹凸パターンに重畳するように形成されていることにより、第2凹凸パターンのみを形成する上記特許文献1に記載された発明に対して、吸着安定度を約10〜15%程度向上させることができる。
次に、図1ないし図3により、本発明の実施形態を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。図1は本発明による振動板を含むコンデンサマイクロホンの音響電気変換器を示す模式的な断面図、図2は本発明で使用される振動板製造装置の一例を示す模式的な正面図、図3(a)は本発明による振動板を示す平面図、図3(b)は振動板の一部分を示す拡大平面図、図3(c)は振動板の一部分を示す拡大断面図である。
まず、図1を参照して、コンデンサマイクロホンの音響電気変換器10の構成について説明する。この音響電気変換器10は、基本的な構成として、振動板11と固定極15とを備える。
振動板11には、片面に金蒸着膜(図示省略)が形成された例えば厚さ3〜6μm程度の熱可塑性樹脂フィルムが用いられる。熱可塑性樹脂フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートやポリフェニレンサルファイドが挙げられる。
固定極15は、例えばアルミニウムなどの電極板からなり、エレクトレットコンデンサの場合、固定極15の表面(振動板11との対向面)には、FEP等からなるエレクトレット誘電体膜(図示省略)が一体的に貼り付けられる。
振動板11は、金属製の支持リング(ダイアフラムリング)14に所定のテンションがかけられた状態で張設され、電気絶縁性のスペーサリング16を介して固定極15と対向的に配置される。振動板11と固定極15とにより一種のコンデンサが形成される。
本発明によると、振動板11には、周期の長い粗い凹凸12aからなる第1凹凸パターン12と、周期の短い微細な凹凸13aからなる第2凹凸パターン13とが、それぞれ振動板11の全域にわたって形成されている。
ここで、図3(c)を参照して、第1凹凸パターン12の周期(1ピッチ)をT1とし、第2凹凸パターン13の周期(1ピッチ)をT2とすると、第1凹凸パターン12の周期T1は第2凹凸パターン13の周期T2よりも長く、好ましくは周期T1は周期T2の10倍以上である。すなわち、凹凸12a,12aの間に、10以上の凹凸13aが存在することが好ましい。
また、凹凸の高低差については、第1凹凸パターン12の凹凸12aは、その凹凸の高低差が大きく、すなわち粗く、これに対して、第2凹凸パターン13の凹凸13aは、その凹凸の高低差が小さい、すなわち微細である。
なお、第2凹凸パターン13の凹凸13aは、上記特許文献1に記載された発明と同じく、凹部の底部から凸部の頂部までの高さが振動板の厚み以上である多数の連続した微細な凹凸であることが好ましい。
凹凸12a,凹凸13aの凹凸は相対的なもので、例えば図3(c)において、下方(固定極15側)に向いている部分を凹部とすれば、上方(反固定極15側)に向いている部分が凸部となる。この実施形態において、第1凹凸パターン12の周期(1ピッチ)T1は、隣接する凹部間の距離であり、第2凹凸パターン13の周期(1ピッチ)T2は、隣接する凹部間もしくは凸部間の距離である。
図3(c)に示すように、第2凹凸パターン13の凹凸13aは、第1凹凸パターン12の凹凸12aの部分を含めて振動板11の全域にわたって形成されている。すなわち、第2凹凸パターン13の凹凸13aは、第1凹凸パターン12の凹凸12aの上に重畳するように形成されている。
次に、図2を参照して、振動板製造装置20について説明する。この振動板製造装置20は、装置の基本的な枠組みとして、下部基台21と、下部基台21の左右に立設された側枠22,22と、側枠22,22の上端間に下部基台21と平行に架設された上部基台23とを備えている。
下部基台21上には、内部に図示しない冷却水パイプが張り巡らされた冷却手段31が配置されている。この冷却手段31上に、スプリング32を介して支持台33が昇降可能に設けられている。支持台33は、その四隅がスプリング32にて支持されている。
支持台33の中央部分には開口部が設けられており、この開口部内に成形型(金型)34が支持されている。成形型34は金属製(好ましくは真鍮製)で、例えば電気ヒータからなる加熱手段35を備えている。成形型34は下降した際、加熱手段35の電源が切られ、成形型34の底面が冷却手段31に接触する。
成形型34の表面(上面)には、振動板素材(振動板11のマザー)11aに周期の長い連続した粗い第1凹凸パターン12を付与するためのリブ(凸条)36がエッチングなどにより作成されている。
この実施形態において、リブ36は成形型34の表面に6角形の亀甲模様として形成されている。一例として、日本エッチング社の「サンプル帳の線柄1頁の柄NO.6」に掲載されている1辺が約1mmの6角形の連続模様であることが好ましいが、他の多角形により形成されてもよい。
成形型34上には、振動板素材11aに周期の短い連続した微細な第2凹凸パターン13を付与するためのメッシュ材(網体)37が配置される。メッシュ材37は、第1凹凸パターン12を形成するリブ36に沿って変形し得る柔軟性が必要とされることから、メッシュ材37にはナイロンメッシュが好ましく採用される。
好適なナイロンメッシュとして、NCB工業社製の「ナイロンメッシュNO.S508S」を例示することができる。なお、この実施形態では、メッシュ材37は、成形型34上に着脱自在に配置されるようになっているが、メッシュ材37を成形型34に例えば接着材などにより固定してもよい。
上部基台23上のほぼ中央には、エアーシリンダ40が搭載されている。エアーシリンダ40のシリンダロッド41は、上部基台23を貫通して下方(下部基台21側)に延ばされており、その下端には、加圧手段としての加圧ポット50が取り付けられている。
加圧ポット50は、下面が開放された加圧室51を有し、その開放端側には、気密用のOリング53が設けられている。加圧ポット50は、加圧ポンプ(圧搾空気源)Pに接続される加圧空気供給口52を備えている。
次に、振動板の製造方法について説明する。振動板素材(振動板11のマザー)11aには、熱可塑性樹脂フィルム(例えば、厚さ3〜6μm程度のポリフェニレンサルファイド;PPS)の片面に金の薄膜を蒸着した金蒸着膜を用いる。
まず、成形型34のリブ36が形成されている表面にメッシュ材37を配置し、そのメッシュ材37上に振動板素材11aを載置する。
次に、加熱手段(電気ヒータ)35に通電し、成形型34を振動板素材11aを成形できる温度(例えば、約160℃)にまで上昇させて振動板素材11aを軟化させる。この加熱工程中に振動板素材11aに皺が発生しないように、図示しない負圧吸着手段により振動板素材11aを成形型34に固定することが好ましい。
その後、エアーシリンダ40にて加圧ポット50を下降させ、加圧ポンプPを起動して加圧室51から振動板素材11aに向けて加圧空気(例えば、空気圧9kg/cm)を噴出させて、振動板素材11aをメッシュ材37ごと成形型34上に押圧する。
これにより、振動板素材11aに、成形型34のリブ36による第1凹凸パターン12と、メッシュ材37による第2凹凸パターン13とが付与される。
加圧ポット50の下降に伴って加熱手段35への通電がオフとなり、成形型34を冷却手段31に接触させて所定温度(例えば、約55℃)まで冷却する。しかる後、加圧ポンプPをオフとしたうえで、エアシリンダ40を上昇させて振動板素材11aをメッシュ材37から剥離する。
このようにして、本発明によれば、図3(a),(b)で示すように、振動板素材11aには、成形型34のリブ36による1辺が約1mmである6角形の亀甲模様による第1凹凸パターン12と、メッシュ材37による微細な網目状の第2凹凸パターン13とが形成される。
その後、振動板素材11aから実際に使用する振動板11を多面取りする。すなわち、振動板素材11aに所定のテンションをかけた状態で、支持リング14を接着材を介して振動板素材11aに取り付け、接着材を硬化させたのち、振動板素材11aから振動板11が貼着された支持リング14を切り出す。
本発明によれば、上記した構成の振動板11を用いることにより、低域の周波数応答が改善されるとともに、固定極15に対する吸着安定度が高められるため、感度の良好なコンデンサマイクロホンが提供される。
本発明による振動板を含むコンデンサマイクロホンの音響電気変換器を示す模式的な断面図。 本発明で使用される振動板製造装置の一例を示す模式的な正面図。 (a)は本発明による振動板を示す平面図、(b)は振動板の一部分を示す拡大平面図、(c)は振動板の一部分を示す拡大断面図。
符号の説明
11 振動板
11a 振動板素材(振動板のマザー)
12 第1凹凸パターン
13 第2凹凸パターン
12a,13a 凹凸
14 支持リング
15 固定極
16 スペーサリング
20 振動板製造装置
31 冷却手段
34 成形型(金型)
35 加熱手段
40 エアーシリンダ
50 加圧ポット
T1 第1凹凸パターンの周期
T2 第2凹凸パターンの周期
P ポンプ

Claims (5)

  1. 熱可塑性樹脂フィルムからなり、一方の面に金属膜を有するコンデンサマイクロホン用の振動板において、
    周期の長い粗い凹凸からなる第1凹凸パターンと、周期の短い微細な凹凸からなる第2凹凸パターンとが、それぞれ上記振動板の全域にわたって形成されていることを特徴とするコンデンサマイクロホン用の振動板。
  2. 上記第1凹凸パターンと上記第2凹凸パターンの周期の比率が10以上であることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサマイクロホン用の振動板。
  3. 上記第1凹凸パターンは6角形の亀甲模様を呈し、上記第2凹凸パターンはメッシュ材から転写された網目模様を呈していることを特徴とする請求項1または2に記載のコンデンサマイクロホン用の振動板。
  4. 熱可塑性樹脂フィルムからなり、一方の面に金属膜を有するコンデンサマイクロホン用の振動板の製造方法において、
    加熱手段および冷却手段を有し上記振動板の全域にわたって周期の長い粗い凹凸からなる第1凹凸パターンを付与する金型と、上記第1凹凸パターンに沿って変形可能であり上記振動板の全域にわたって周期の短い微細な凹凸からなる第2凹凸パターンを付与する柔軟なメッシュ材と、圧搾空気源に接続され上記金型の上方に昇降可能に配置された加圧ポットとを備え、
    上記金型上に上記メッシュ材を配置して上記メッシュ材上に上記振動板を載置し、上記加熱手段にて上記金型を上記振動板が軟化し得る温度にまで加熱し、上記加圧ポットを下降させて圧搾空気により上記振動板を上記メッシュ材ごと上記金型に押圧して上記振動板に上記第1凹凸パターンと上記第2凹凸パターンとを付与したのち、上記冷却手段により上記金型を所定温度にまで冷却することを特徴とするコンデンサマイクロホン用の振動板の製造方法。
  5. 支持リングに所定の張力をもって張設された振動板と固定極とをスペーサを介して対向的に配置してなる音響電気変換器を有するコンデンサマイクロホンにおいて、
    上記振動板として、請求項1による振動板を備えていることを特徴とするコンデンサマイクロホン。
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