JP5055030B2 - 磁気センシング装置 - Google Patents
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Description
具体的には、2つ、もしくは3つの磁気センサのうち、少なくとも2つの磁気センサの感度方向が、磁気センサがパッケージされている部材の表面に対して斜めに配置されている。
このような配置にすることで互いに直交する3軸方向の磁気センサ成分を検出できるというものである。
基板の基準面に対して任意の角度をなすように傾斜することができる可動部に磁気センサが設けられている。
上記構成によれば、基板の基準面に支配されず基準面とは異なる方向の磁界強度を独立に検知することが可能である。
基板の基準面に対して任意の角度を成すように可動できる可動部が、片持ち梁構造で基板に連結されている構造であることを特徴としている。
上記構成によれば、長期間に亘っての繰り返し再現性や、信頼性が高い状態で可動部の傾斜機能を維持できる。
基板の基準面に対して任意の角度を成すように可動できる可動部が、トーションバーにより基板に連結されている平板構造であるために、
上記構成によれば、長期間に亘っての繰り返し再現性や、信頼性が高い状態で可動部の傾斜機能を維持できる。
基板の基準面に対する可動部の傾斜角度を検知する手段を設けたことを特徴としている。
上記構成によれば、対象となる磁界の検知精度を大幅に向上させることができる。
アクチュエータが熱エネルギーを与えるヒーター機能を有する構造であることを特徴とする。
上記構成によれば、可動部の傾斜角度を制御性よくコントロールできる。
アクチュエータがピエゾ抵抗素子であることを特徴とする。
上記構成によれば、可動部の傾斜角度を大きくすることができる。
前記アクチュエータが電圧印加可能な櫛歯電極構造であることを特徴としている。
上記構成によれば、傾斜制御の設計自由度が高く、また、制御性よく傾斜角度をコントロールできる。
センサーモジュールにおける磁気センサは磁気抵抗素子を利用したものであることを特徴としている。
上記構成によれば、磁気情報を高感度で得ることができる。
磁気抵抗素子は薄膜構造で機能を発揮することが可能なTMR(Tunneling Magneto Resistance)素子を利用したものであること特徴としている。
上記構成によれば、非常に小型で、集積度が高い磁気センシング装置を実現でき、さらに磁気情報の検知に必要な電力が非常に小さくて済むという効果が得られる。
基板の基準面に対して任意の角度をなすように傾斜することが可能な可動部とその可動部に設けられた前記磁気センサのユニットが少なくとも2組以上具備されている。
上記構成によれば、それぞれのユニットが傾斜した際にそれぞれ異なる平面状に存在するような位置関係に形成されたことを特徴としているために、2次元以上の磁気情報を正確に、同時に得ることができる。
なお、以下に示す磁気センシング装置の構成は、一例であって、これに限定されることはなく、趣旨を逸脱しない範囲内において、また、当業者が容易に発想できる範囲内において、変形可能とする。
図1は、本発明に係る磁気センシング装置の構成の一例を示す図である。
図2は、実際に磁気センシング装置として機能させるときの様子を模式的に示した図である。
図3は、平板がトーションバーによって基板に連結されているような構造とした場合には、平板及び基板に櫛歯電極を設けて、そこに電界を印加して静電力で平板を傾斜させるといういわゆるマイクロミラー構造とすることもできる。このような構造を模式的に示したものが第3図である。
図7は、本実施例に係る磁気センシング装置の傾斜角度検知手段を模式的に示す図である。
傾斜角度検知手段は、可動部が基板の基準面に対してどの程度傾斜しているかを検知する。
図8は、このようなマイクロミラー構造であっても、前述の方持ち梁構造の可動部を設けたものと同様に、傾斜角度を検出する機構を設けることができ、同様の効果、すなわち、可動部がどのような角度に傾斜しているかを知ることができる。
なお、以下に示す実施例は、一例であって、これに限定されることはなく、趣旨を逸脱しない範囲内において、また、当業者が容易に発想できる範囲内において、その実施を変形可能とする。
図5は、本実施例に係る磁気センシング装置を示す図である。
図6は、本実施例に係る磁気センシング装置において、可動部の構造がマイクロミラー構造である構成を示す図である。
磁気センサからの配線のしやすさや、慣性モーメントをできるだけ小さくするためなどの理由により変形実施できる。
本実施例は、実施例2で説明した可動部が方持ち梁構造である磁気センシング装置に加えて、傾斜角度検知手段を設けた実施例である。
図7は、本実施例に係る磁気センシング装置を模式的に示す図である。
本実施例では、実施例2で説明したような可動部がマイクロミラー構造である磁気センシング装置に加えて、傾斜角度検知手段を設けた例について説明する。
図8は、本実施例に係る磁気センシング装置を模式的に示す図である。
2 磁気センサ
12 固定部分
10、401 可動部
101、102、 可動部
501a、501b、501c 可動部
601a、601b、601c 可動部
701a、701b、701c 可動部
801a、801b、801c 可動部
100、200、300、400、500、600、700、800 基板
102、202 磁気センサ
103、203 アクチュエータ
503a、503b、503c アクチュエータ
603a、603b、603c アクチュエータ
703a、703b、703c アクチュエータ
803a、803b、803c アクチュエータ
104 配線
105 電極パッド
Claims (4)
- 磁気の検出を行う磁気センシング装置であって、
基板と、
エネルギーを運動量に変換するアクチュエータと、
前記アクチュエータが与える駆動力により、前記基板の基準面に対して所定の傾斜角度をなし、片持ち梁構造で前記基板に連結されている可動部と、
前記傾斜角度を検知する傾斜角度検知手段と、を有し、
前記可動部に磁気センサが設置されており、
前記アクチュエータは、熱エネルギーを与えるヒーターであることを特徴とする磁気センシング装置。 - 前記磁気センサは、磁気抵抗素子を利用したものであることを特徴とする請求項1に記載の磁気センシング装置。
- 前記磁気抵抗素子は、TMR素子を利用したものであることを特徴とする請求項2に記載の磁気センシング装置。
- 前記可動部と、
前記磁気センサとを有するユニットが少なくとも2つ具備され、
各ユニットが傾斜した際には、各々が異なる平面状に存在するような位置関係に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の磁気センシング装置。
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