JP5054608B2 - コンテンツ評価方法及び装置及びプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
コンテンツ中の画像情報、または、画像情報及び音声情報を分析信号として抽出し、記憶手段40に格納する分析信号抽出手段20と、
記憶手段40から分析信号を読み出して、該分析信号のうち、画像信号のショット長と、テロップの有無を含み、さらに、動き量、カラーヒストグラム、ピッチ変化、パワーレベル、音声信号のピッチ変化、パワーレベル比のうちの少なくとも1つの特徴量を求め、これら特徴量の統計量と予め定めた関数に基づき、編集処理量を求め、求めた編集処理量をクオリティ値として出力するクオリティ値算出手段60と、を有する。
分析信号抽出手段が、コンテンツ中の画像情報、または、画像情報及び音声情報を分析信号として抽出し、記憶手段に格納する分析信号抽出ステップ(ステップ1)と、
クオリティ値算出手段が、記憶手段から分析信号を読み出して、該分析信号のうち、画像信号のショット長と、テロップの有無を含み、さらに、動き量、カラーヒストグラム、ピッチ変化、パワーレベル、音声信号のピッチ変化、パワーレベル比のうちの少なくとも1つの特徴量を求め、これら特徴量の統計量と予め定めた関数に基づき、編集処理量を求め、求めた編集処理量をクオリティ値として出力するクオリティ値算出ステップ(ステップ2)と、を行う。
分析信号抽出部20がコンテンツ記憶部10から読み込んだコンテンツから動画像、音声信号、または、その両方を分析して抽出し、分析信号メモリ40に出力する。
当該処理は必要に応じて実施する。セグメント分割部30が入力されたコンテンツを1つ以上のセグメントに分割し、各セグメントの開始時刻、セグメント長をセグメントメモリ50に出力する。ここで、セグメントとは、コンテンツ全体、もしくは、コンテンツの中の部分区間を意味するものとする。当該ステップは、必要に応じて導入されるものであるが、予め人手、もしくは、本発明の技術に係らない範囲で各セグメントの開始時刻とセグメント長が与えられる場合や、コンテンツ全体をセグメントとする場合などには導入する必要がない。
クオリティ値算出部60は、分析信号メモリ40から取得した分析信号と、セグメントメモリ50から取得した各セグメントのセグメント開始時刻、セグメント長に基づいてセグメント毎にルール記憶部70のルールを参照してクオリティ値を計算し、これを出力する。
・ショット長(SB)
・動き量(MQ)
・カラーヒストグラム(CH)
等が好適であり、また、分析信号として音声信号を利用する場合には、例えば、
・ピッチ変化(DP)
・パワーレベル比(PR)
等が好適である。
ショット長SBは、前述のショットの時間長を指す。これは、前述の非特許文献2に記載の方法などを用いて、カット点を検出した後、これに挟まれる区間の持続時間として求めればよい。プロフェッショナルが制作した映像は長まわしのショットは少なく、平均的なショット長は6〜7秒であることが知られている。ショット長(SB)を特徴量として抽出し、例えば、図9に示すように、ショット長の分布がプロフェッショナルのもののように、ショットが分割されていれば、クオリティが高い、プロフェッショナルのものから大きく隔たっている場合には、クオリティが低いとみなすことができる。
動き量MQの抽出については、上記の非特許文献2に記載のカメラワーク検出の最に計算するカメラパラメータ、及び、x方向、y方向移動量を利用することができる。好ましくは、ノルムを計算し、スカラー化しておく。手振れの度合、カメラワークの滑らかさの度合を動き量(MQ)として算出しておくことで、図9に示すように、クオリティの高いコンテンツとそうでないコンテンツでは差が生じる。
カラーヒストグラムCHは、各画像を1つ以上の領域に分割し、各領域の平均色相値、彩度値、明度値、あるいは、RGB、輝度値などの任意の色情報を量子化し、各量子の出現回数をカウントすることで計算することができる。編集済み映像の場合は、複数のロケーション、被写体で撮影した素材を注意深く切り取って編集するので、ショット間の色合いが大きく変化する場合が多いが、未編集の映像の場合、同じ場所で撮影したショットが連続するので色変化が少ない(例えば、運動会ビデオではグランドの色が多くのショットで支配的である)。また、太陽光や照明による光の加減を、正確にコントロールしているコンテンツの場合には、被写体が鮮明に撮影されており、画像として色変化が多彩であり、そうでないものは、光の影響で全体的に白みがかかっており、一様に輝度値が高めである。
ピッチ変化DPは、例えば、前述の非特許文献1などに記載の、ピッチ抽出方法によってピッチF0を抽出した後、この時間変化を差分量として計算する。図11に示すように、音声・音楽が収音用マイクなどを用いて録音されているクオリティの高いものは、比較的ピッチの変化が滑らかとなり、差分量が小さくなる傾向にあるが、上記のような配慮をされずに録音されたものは、ピッチに不連続な点(ジャンプ)を多く含むものとなり、差分量が大きくなる傾向にある。
パワーレベル比PRは、例えば、音声波形の振幅のrms値をパワーとして計算し、
PR=(ピッチが抽出されている部分の平均パワー)
/(ピッチが抽出されていない部分の平均パワー)
を計算する。図12に示すように、ピッチ変化の場合と同様、録音に配慮のなされたものは、ピッチが抽出されていない部分のパワーレベルが低い傾向になるが、録音の配慮がなされていないものについては、パワーレベルが高くなる。結果、前者のPRは、高い値に、後者は低い値になる傾向がある。
この条件文CSを満たす場合には、trueであると判断し、thenに記述されているRS加点分だけ、RSに値を和算する。この際、RSの初期値は0としておく。
R1:「if テロップがある then +0.4」
R2:「if 顔のアップがある then +0.2」
R3:「if 一連の会話中における顔の向きがカメラの方向を向いている then − 0.3」
R4:「if 一連の会話中にカット点がある then +1.0」
R5:「if 一連の会話中にカメラワークがある then −0.6」
などを予め設定しておく。
R6:「if コンテンツの全長が30秒以下である then − 0.9」
R7:「if コンテンツの画像ビットレートが9.8Mbps以上である then +0.9」
R8:「if コンテンツの音声サンプリングレートが22.050kHz未満である then −0.8」
などを設定してもよい。
従来のコンテンツ検索技術では、例えば、特許文献5、特許文献6に記載の動画像検索方法に開示されているりょうに、動画像のセグメントや、代表画像の特徴量の類似度STに基づいてスコアを計算し、このスコア順にランキングした結果を提示するものが多い。しかしながら、このような手法では、コンテンツのクオリティについてまで評価することはできない。利用者によっては、クオリティの高いものを特に視聴したいと考えている利用者もおり、このような利用者にとっては、従来の動画像検索技術のみでは満足な結果を得ることができていない。
SC=Ψ×ST+Φ×Q値
などと計算すればよい。
従来、コンテンツの中から、特定の区間を自動的に検出する検出技術が発明されている。例えば、特許文献「特開2008−22142号公報」に記載の技術では、野球映像の中から、投球シーンのみを検出する技術について開示されている。このような技術では、処理対象とするコンテンツによっては、意図する効果が得られにくい。上記の例では、野球映像の投球シーンを検出する技術であるため、野球映像以外のコンテンツに対しては、その効果を得ることはできない。
20 分析信号抽出手段、分析信号抽出部
30 セグメント分割部
40 記憶手段、分析信号メモリ
50 セグメントメモリ
60 クオリティ値算出手段、クオリティ値算出部
61 特徴量抽出部
62 特徴量尺度算出部
63 条件文判定用特徴量抽出部
64 条件文判定部
65 ルール充足性尺度計算部
66 クオリティ値計算部
70 ルール記憶手段、ルール記憶部
601 特徴量記憶部
602 特徴量尺度(FS)記憶部
603 条件文判定用特徴量記憶部
604 ルール充足性尺度(RS)記憶部
Claims (4)
- コンテンツ中に含まれる画像や音声を解析し、当該コンテンツに対して施されている編集処理の頻度である編集処理量を求めるコンテンツ評価装置であって、
前記コンテンツ中の画像情報、または、画像情報及び音声情報を分析信号として抽出し、記憶手段に格納する分析信号抽出手段と、
前記記憶手段から前記分析信号を読み出して、該分析信号のうち、画像信号のショット長と、テロップの有無を含み、さらに、動き量、カラーヒストグラム、ピッチ変化、パワーレベル、音声信号のピッチ変化、パワーレベル比のうちの少なくとも1つの特徴量を求め、これら特徴量の統計量と予め定めた関数に基づき、編集処理量を求め、求めた編集処理量をクオリティ値として出力するクオリティ値算出手段と、
を有することを特徴とするコンテンツ評価装置。 - コンテンツ中に含まれる画像や音声を解析し、当該コンテンツに対して施されている編集処理の頻度である編集処理量を求めるコンテンツ評価方法であって、
分析信号抽出手段が、前記コンテンツ中の画像情報、または、画像情報及び音声情報を分析信号として抽出し、記憶手段に格納する分析信号抽出ステップと、
クオリティ値算出手段が、前記記憶手段から前記分析信号を読み出して、該分析信号のうち、画像信号のショット長と、テロップの有無を含み、さらに、動き量、カラーヒストグラム、ピッチ変化、パワーレベル、音声信号のピッチ変化、パワーレベル比のうちの少なくとも1つの特徴量を求め、これら特徴量の統計量と予め定めた関数に基づき、編集処理量を求め、求めた編集処理量をクオリティ値として出力するクオリティ値算出ステップと、
を行うことを特徴とするコンテンツ評価方法。 - 請求項1記載のコンテンツ評価装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるためのコンテンツ評価プログラム。
- 請求項3記載のコンテンツ評価プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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JP2008122655A JP5054608B2 (ja) | 2008-05-08 | 2008-05-08 | コンテンツ評価方法及び装置及びプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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