JP2003069947A - 動画像処理装置、動画像処理方法および記憶媒体 - Google Patents

動画像処理装置、動画像処理方法および記憶媒体

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JP2003069947A
JP2003069947A JP2001257923A JP2001257923A JP2003069947A JP 2003069947 A JP2003069947 A JP 2003069947A JP 2001257923 A JP2001257923 A JP 2001257923A JP 2001257923 A JP2001257923 A JP 2001257923A JP 2003069947 A JP2003069947 A JP 2003069947A
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camera operation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にアマチュアのユーザであっても、容易に
高度な編集結果を得られるような動画像の編集を可能と
し、その編集の過程において、専門的な知識を意識させ
ることなく、自由な作業を行うことが可能な動画像処理
装置、動画像処理方法および記憶媒体を提供する。 【解決手段】 読み込まれた動画像の基本データに基づ
いて当該動画像が所定のユーザインターフェースで表示
され(ステップS11)、ユーザにより編集対象とした
いクリップ中のシーンが指定される(ステップS12,
S13)と、そのシーンに対応するカメラ情報が読み出
される(ステップS14)。そして、このシーンに対応
するカメラ情報(シーン情報)とシーンルール(動画編
集において映像効果を得るための、各シーンのつながり
に関するルール)とが照合され(ステップS15)、シ
ーン情報がシーンルールに反しているときには、ユーザ
に対して警告が発せられる(ステップS17)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像を編集する
動画像処理装置、動画像処理方法および記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の動画像編集装置は、動画素材中の
必要な区間を決定し、これら区間を順番に記録してい
き、これを編集結果としていた。動画像の編集におい
て、映像製作に関わるプロフェッショナルユーザは、動
画素材中のパン・チルト・ズーム・カメラアングル等の
カメラ操作による表現を組み合わせることで、メリハリ
の利いた迫力のある映像を得る技術を持っている。しか
しながら、特にアマチュアのユーザは、カメラ操作によ
る表現やその組み合わせによってどのような効果が得ら
れるかについて、知識が乏しいため、メリハリの利いた
映像を編集結果として得ることは難しかった。この課題
に対し、特開平9−37150号公報に記載の発明で
は、「刺激的に」など自然な言葉の表現とカメラ操作に
よる映像効果の対応辞書を持ち、言葉による指定によっ
て容易に高度な編集結果を得ることを可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−37150号公報に開示されている方法も、自然言
語による表現で指定するため、ユーザそれぞれの主観に
よる違いには対応し切れなかった。また、作成前にどの
ような映像効果にするか決めておかなければならず、ユ
ーザが作成を進めながら自由に発想を膨らませる、とい
ったことが困難であった。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、特にアマチュアのユーザであっても、容易に高
度な編集結果を得られるような動画像の編集を可能と
し、その編集の過程において、専門的な知識を意識させ
ることなく、自由な作業を行うことが可能な動画像処理
装置、動画像処理方法および記憶媒体を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の動画像処理装置は、映像データお
よび該映像データに関するカメラ操作情報を記憶する記
憶手段と、前記記憶手段より前記映像データと前記カメ
ラ操作情報を読み出す読み出し手段と、前記映像データ
中でユーザが所望する区間を複数指定する指定手段と、
前記指定区間の順序を指定する順序指定手段と、前記指
定した区間中に含まれる前記カメラ操作情報を検出する
検出手段と、前記カメラ操作情報の組み合わせに関する
規則を記憶する規則記憶手段と、前記規則と前記指定区
間に含まれるカメラ操作情報を照合し、該カメラ操作情
報が当該規則に反すると判定したときはユーザに注意を
促すように制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0006】請求項2に記載の動画像処理装置は、請求
項1の動画像処理装置において、前記カメラ操作情報
は、映像データ作成時のカメラの動きおよびカメラの状
態のうち少なくとも一方に関するものであることを特徴
とする。
【0007】請求項3に記載の動画像処理装置は、請求
項1の動画像処理装置において、前記規則には、少なく
ともカメラ操作情報の存在区間とその時系列上の並びが
含まれることを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の動画像処理装置は、請求
項1の動画像処理装置において、前記制御手段は、所定
の長さより短い区間のカメラ操作情報については、照合
の対象としないことを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の動画像処理装置は、請求
項1の動画像処理装置において、前記制御手段は、ユー
ザが区間を指定するごとに処理を行うことを特徴とす
る。
【0010】請求項6に記載の動画像処理装置は、請求
項1の動画像処理装置において、前記制御手段は、ユー
ザに注意を促すときは、前記指定区間との対応関係を示
すことを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の動画像処理装置は、請求
項1の動画像処理装置において、前記検出手段は、予め
カメラ操作情報を区間ごとにまとめておくことを特徴と
する。
【0012】請求項8に記載の動画像処理装置は、請求
項1の動画像処理装置において、前記読み出し手段によ
って読み出された映像データに係る映像を表示する表示
手段を備え、前記制御手段は、ユーザに注意を促すため
の画像を前記表示手段に表示することを特徴とする。
【0013】また、上記目的を達成するため、請求項9
に記載の動画像処理装置は、映像データを記憶する記憶
手段と、前記映像データ中のカメラの操作情報を抽出す
る抽出手段と、前記映像データ中でユーザが所望する区
間を複数指定する区間指定手段と、前記指定区間の順序
を指定する順序指定手段と、前記指定した区間中に含ま
れる前記カメラ操作情報を検出する検出手段と、前記カ
メラ操作情報の組み合わせに関する規則を記憶する規則
記憶手段と、前記規則と前記指定区間に含まれるカメラ
操作情報を照合し、該カメラ操作情報が当該規則に反す
ると判定したときはユーザに注意を促すように制御する
制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】請求項10に記載の動画像処理装置は、請
求項9の動画像処理装置において、前記カメラ操作情報
は、映像データ作成時のカメラの動きおよびカメラの状
態のうち少なくとも一方に関するものであることを特徴
とする。
【0015】請求項11に記載の動画像処理装置は、請
求項9の動画像処理装置において、前記規則には、少な
くともカメラ操作情報の存在区間とその時系列上の並び
が含まれることを特徴とする。
【0016】請求項12に記載の動画像処理装置は、請
求項9の動画像処理装置において、前記制御手段は、所
定の長さより短い区間のカメラ操作情報については、照
合の対象としないことを特徴とする。
【0017】請求項13に記載の動画像処理装置は、請
求項9の動画像処理装置において、前記制御手段は、ユ
ーザが区間を指定するごとに処理を行うことを特徴とす
る。
【0018】請求項14に記載の動画像処理装置は、請
求項9の動画像処理装置において、前記制御手段は、ユ
ーザに注意を促すときは、前記指定区間との対応関係を
示すことを特徴とする。
【0019】請求項15に記載の動画像処理装置は、請
求項9の動画像処理装置において、前記検出手段は、予
めカメラ操作情報を区間ごとにまとめておくことを特徴
とする。
【0020】請求項16に記載の動画像処理装置は、請
求項9の動画像処理装置において、前記読み出し手段に
よって読み出された映像データに係る映像を表示する表
示手段を備え、前記制御手段は、ユーザに注意を促すた
めの画像を前記表示手段に表示することを特徴とする。
【0021】さらに、上記目的を達成するため、請求項
17に記載の動画像処理装置は、被写体を撮影し、映像
データを生成する撮像手段と、前記撮像手段の状態に関
する情報を検知するセンサ手段と、前記撮像手段におけ
る設定に関する情報および前記センサ手段によって検知
された前記撮像手段の状態に関する情報を、カメラ操作
情報として獲得する獲得手段と、前記映像データと前記
カメラ操作情報を記憶媒体に記録する記録手段と、前記
記憶媒体より前記映像データと前記カメラ操作情報を読
み出す読み出し手段と、前記映像データ中でユーザが所
望する区間を複数指定する区間指定手段と、前記指定区
間の順序を指定する順序指定手段と、前記指定した区間
中に含まれる前記カメラ操作情報を検出する検出手段
と、前記カメラ操作情報の組み合わせに関する規則を記
憶する規則記憶手段と、前記規則と前記指定区間に含ま
れるカメラ操作情報を照合し、該カメラ操作情報が当該
規則に反すると判定したときはユーザに注意を促すよう
に制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0022】請求項18に記載の動画像処理装置は、請
求項17の動画像処理装置において、前記記憶媒体に記
憶される前記カメラ操作情報は、種類、存在した区間お
よび方向を含むことを特徴とする。
【0023】請求項19に記載の動画像処理装置は、請
求項17の動画像処理装置において、前記規則には、少
なくともカメラ操作情報の存在区間とその時系列上の並
びが含まれることを特徴とする。
【0024】請求項20に記載の動画像処理装置は、請
求項17の動画像処理装置において、前記制御手段は、
ユーザが区間を指定するごとに処理を行うことを特徴と
する。
【0025】請求項21に記載の動画像処理装置は、請
求項17の動画像処理装置において、前記制御手段は、
ユーザに注意を促すときは、前記指定区間との対応関係
を示すことを特徴とする。
【0026】請求項22に記載の動画像処理装置は、請
求項17の動画像処理装置において、前記検出手段は、
予めカメラ操作情報を区間ごとにまとめておくことを特
徴とする。
【0027】請求項23に記載の動画像処理装置は、請
求項17の動画像処理装置において、前記読み出し手段
によって読み出された映像データに係る映像を表示する
表示手段を備え、前記制御手段は、ユーザに注意を促す
ための画像を前記表示手段に表示することを特徴とす
る。
【0028】上記目的を達成するため、請求項24に記
載の動画像処理方法は、映像データおよび該映像データ
に関するカメラ操作情報を記憶する記憶工程と、前記記
憶された前記映像データと前記カメラ操作情報を読み出
す読み出し工程と、前記映像データ中でユーザが所望す
る区間を複数指定する区間指定工程と、前記指定区間の
順序を指定する順序指定工程と、前記指定した区間中に
含まれる前記カメラ操作情報を検出する検出工程と、前
記カメラ操作情報の組み合わせに関する規則を記憶する
規則記憶工程と、前記規則と前記指定区間に含まれるカ
メラ操作情報を照合し、該カメラ操作情報が当該規則に
反すると判定したときはユーザに注意を促すように制御
する制御工程とを備えたことを特徴とする。
【0029】請求項25に記載の動画像処理方法は、請
求項24の動画像処理方法において、前記カメラ操作情
報は、映像データ作成時のカメラの動きおよびカメラの
状態のうち少なくとも一方に関するものであることを特
徴とする。
【0030】請求項26に記載の動画像処理方法は、請
求項24の動画像処理方法において、前記規則には、少
なくともカメラ操作情報の存在区間とその時系列上の並
びが含まれることを特徴とする。
【0031】請求項27に記載の動画像処理方法は、請
求項24の動画像処理方法において、前記制御工程で
は、所定の長さより短い区間のカメラ操作情報について
は、照合の対象としないことを特徴とする。
【0032】請求項28に記載の動画像処理方法は、請
求項24の動画像処理方法において、前記制御工程で
は、ユーザが指定するごとに処理を行うことを特徴とす
る。
【0033】請求項29に記載の動画像処理方法は、請
求項24の動画像処理方法において、前記制御工程で
は、ユーザに注意を促すときは、前記指定区間との対応
関係を示すことを特徴とする。
【0034】請求項30に記載の動画像処理方法は、請
求項24の動画像処理方法において、前記検出工程で
は、予めカメラ操作情報を区間ごとにまとめておくこと
を特徴とする。
【0035】請求項31に記載の動画像処理方法は、請
求項24の動画像処理方法において、前記読み出し工程
によって読み出された映像データに係る映像を表示手段
に表示する表示工程を備え、前記制御工程では、ユーザ
に注意を促すための画像を前記表示手段に表示すること
を特徴とする。
【0036】また、上記目的を達成するため、請求項3
2に記載の動画像処理方法は、映像データを記憶する記
憶工程と、前記映像データ中のカメラの操作情報を抽出
する抽出工程と、前記映像データ中でユーザが所望する
区間を複数指定する区間指定工程と、前記指定区間の順
序を指定する順序指定工程と、前記指定した区間中に含
まれる前記カメラ操作情報を検出する検出工程と、前記
カメラ操作情報の組み合わせに関する規則を記憶する規
則記憶工程と、前記規則と前記指定区間に含まれるカメ
ラ操作情報を照合し、該カメラ操作情報が当該規則に反
すると判定したときはユーザに注意を促すように制御す
る制御工程とを備えたことを特徴とする。
【0037】請求項33に記載の動画像処理方法は、請
求項32の動画像処理方法において、前記カメラ操作情
報は、映像データ作成時のカメラの動きおよびカメラの
状態のうち少なくとも一方に関するものであることを特
徴とする。
【0038】請求項34に記載の動画像処理方法は、請
求項32の動画像処理方法において、前記規則には、少
なくともカメラ操作情報の存在区間とその時系列上の並
びが含まれることを特徴とする。
【0039】請求項35に記載の動画像処理方法は、請
求項32の動画像処理方法において、前記制御工程で
は、所定の長さより短い区間のカメラ操作情報について
は、照合の対象としないことを特徴とする。
【0040】請求項36に記載の動画像処理方法は、請
求項32の動画像処理方法において、前記制御工程で
は、ユーザが指定するごとに処理を行うことを特徴とす
る。
【0041】請求項37に記載の動画像処理方法は、請
求項32の動画像処理方法において、前記制御工程で
は、ユーザに注意を促すときは、前記指定区間との対応
関係を示すことを特徴とする。
【0042】請求項38に記載の動画像処理方法は、請
求項32の動画像処理方法において、前記検出工程で
は、予めカメラ操作情報を区間ごとにまとめておくこと
を特徴とする。
【0043】請求項39に記載の動画像処理方法は、請
求項32の動画像処理方法において、前記読み出し工程
によって読み出された映像データに係る映像を表示手段
に表示する表示工程を備え、前記制御工程では、ユーザ
に注意を促すための画像を前記表示手段に表示すること
を特徴とする。
【0044】さらに、上記目的を達成するため、請求項
40に記載の動画像処理方法は、被写体を撮影し、映像
データを生成する撮像工程と、前記撮像工程における設
定に関する情報およびセンサ手段によって得られた前記
撮像工程の状態に関する情報を、カメラ操作情報として
獲得する獲得工程と、前記映像データと前記カメラ操作
情報を記憶媒体に記録する記録工程と、前記記憶媒体よ
り前記映像データと前記カメラ操作情報を読み出す読み
出し工程と、前記映像データ中でユーザが所望する区間
を複数指定する区間指定工程と、前記指定区間の順序を
指定する順序指定工程と、前記指定した区間中に含まれ
る前記カメラ操作情報を検出する検出工程と、前記カメ
ラ操作情報の組み合わせに関する規則を記憶する規則記
憶工程と、前記規則と前記指定区間に含まれるカメラ操
作情報を照合し、該カメラ操作情報が当該規則に反する
と判定したときはユーザに注意を促すように制御する制
御工程とを備えたことを特徴とする。
【0045】請求項41に記載の動画像処理方法は、請
求項40の動画像処理方法において、前記記憶媒体に記
憶される前記カメラ操作情報は、種類、存在した区間お
よび方向を含むことを特徴とする。
【0046】請求項42に記載の動画像処理方法は、請
求項40の動画像処理方法において、前記規則には、少
なくともカメラ操作情報の存在区間とその時系列上の並
びが含まれることを特徴とする。
【0047】請求項43に記載の動画像処理方法は、請
求項40の動画像処理方法において、前記制御工程で
は、ユーザが指定するごとに処理を行うことを特徴とす
る。
【0048】請求項44に記載の動画像処理方法は、請
求項40の動画像処理方法において、前記制御工程で
は、ユーザに注意を促すときは、前記指定区間との対応
関係を示すことを特徴とする。
【0049】請求項45に記載の動画像処理方法は、請
求項40の動画像処理方法において、前記検出工程で
は、予めカメラ操作情報を区間ごとにまとめておくこと
を特徴とする。
【0050】請求項46に記載の動画像処理方法は、請
求項40の動画像処理方法において、前記読み出し工程
によって読み出された映像データに係る映像を表示手段
に表示する表示工程を備え、前記制御工程では、ユーザ
に注意を促すための画像を前記表示手段に表示すること
を特徴とする。
【0051】上記目的を達成するため、請求項47に記
載の記憶媒体は、映像データおよび該映像データに関す
るカメラ操作情報を記憶する記憶工程と、前記記憶され
た前記映像データと前記カメラ操作情報を読み出す読み
出し工程と、前記映像データ中でユーザが所望する区間
を複数指定する区間指定工程と、前記指定区間の順序を
指定する順序指定工程と、前記指定した区間中に含まれ
る前記カメラ操作情報を検出する検出工程と、前記カメ
ラ操作情報の組み合わせに関する規則を記憶する規則記
憶工程と、前記規則と前記指定区間に含まれるカメラ操
作情報を照合し、該カメラ操作情報が当該規則に反する
と判定したときはユーザに注意を促すように制御する制
御工程とを備えた動画像処理方法を含むことを特徴とす
る。
【0052】また、上記目的を達成するため、請求項4
8に記載の記憶媒体は、映像データを記憶する記憶工程
と、前記映像データ中のカメラの操作情報を抽出する抽
出工程と、前記映像データ中でユーザが所望する区間を
複数指定する区間指定工程と、前記指定区間の順序を指
定する順序指定工程と、前記指定した区間中に含まれる
前記カメラ操作情報を検出する検出工程と、前記カメラ
操作情報の組み合わせに関する規則を記憶する規則記憶
工程と、前記規則と前記指定区間に含まれるカメラ操作
情報を照合し、該カメラ操作情報が当該規則に反すると
判定したときはユーザに注意を促すように制御する制御
工程とを備えた動画像処理方法を含むことを特徴とす
る。
【0053】さらに、上記目的を達成するため、請求項
49に記載の記憶媒体は、被写体を撮影し、映像データ
を生成する撮像工程と、前記撮像工程における設定に関
する情報およびセンサ手段によって得られた前記撮像工
程の状態に関する情報を、カメラ操作情報として獲得す
る獲得工程と、前記映像データと前記カメラ操作情報を
記憶媒体に記録する記録工程と、前記記憶媒体より前記
映像データと前記カメラ操作情報を読み出す読み出し工
程と、前記映像データ中でユーザが所望する区間を複数
指定する区間指定工程と、前記指定区間の順序を指定す
る順序指定工程と、前記指定した区間中に含まれる前記
カメラ操作情報を検出する検出工程と、前記カメラ操作
情報の組み合わせに関する規則を記憶する規則記憶工程
と、前記規則と前記指定区間に含まれるカメラ操作情報
を照合し、該カメラ操作情報が当該規則に反すると判定
したときはユーザに注意を促すように制御する制御工程
とを備えた動画像処理方法を含むことを特徴とする。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0055】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
動画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0056】同図に示すように、本実施の形態の動画像
処理装置は、動画像を撮影する撮影部1と、撮影部1で
撮影された動画像を記録する記録媒体2と、記憶媒体2
に記録された動画を、ユーザの指示に基づいて編集する
動画像編集部3とによって構成されている。
【0057】図2は、撮影部1の機能構成を示すブロッ
ク図である。
【0058】同図に示すように、撮影部1は、撮像部1
1と、画像圧縮部12と、カメラ操作部13と、センサ
部14と、制御部15と、記録部16とにより、主とし
て構成されている。
【0059】撮像部11は、レンズ、撮像素子およびA
/D変換回路等から構成され、撮像を行うものである。
【0060】画像圧縮部12は、画像圧縮回路により撮
像部12の映像信号を所定の圧縮方式のアルゴリズムに
基づいて圧縮符号化処理を行う。たとえば、ディジタル
ビデオにおけるDCT(Discrete Cosine Transform)
とVLC(Variable Length Code)を用いた方式やDC
Tと動き補償予測を用いたMPEG(Moving PictureEx
perts Group)−1、MPEG−2といった形式があ
る。
【0061】カメラ操作部13は、撮影開始ボタンやズ
ームボタンなどからなり、ユーザの各種のカメラ操作を
入力するものである。
【0062】センサ部14は、カメラの状態を検知する
ための各種のセンサから構成され、絞りの開度や焦点距
離などの情報を取得する。
【0063】制御部15は、カメラ操作部13から得ら
れたユーザの操作情報や、センサ部14から得られたセ
ンサ情報に基づいて、撮像部11などカメラを制御する
ものである。
【0064】記録部16は、映像データとカメラ操作情
報(ユーザによる操作情報とセンサ情報)をタイミング
を取りながら多重化を行って、記憶媒体2に記録するも
のである。
【0065】記録媒体2は、多重化された映像データと
カメラ操作情報を記憶するものであり、磁気テープ、光
磁気ディスクまたはハードディスクなどから構成され
る。
【0066】図3は、動画編集部3の制御構成を示すブ
ロック図である。
【0067】同図に示すように、動画編集部3は、CP
U31と、ROM32と、RAM33と、キーボード3
4と、マウス35と、外部記憶装置36と、表示器37
と、ネットワークインターフェースカード(NIC)3
8とによって構成され、各構成要素31〜38は、バス
39を介して相互に接続されている。
【0068】CPU31は、動画編集部3全体を制御す
る。
【0069】ROM32は、動画編集部3の立ち上げ時
に実行されるブートプログラムや各種データを格納す
る。
【0070】RAM33は、CPU31が処理するため
の制御プログラムを格納するとともに、CPU31が各
種制御を実行する際の作業領域を提供する。
【0071】キーボード34およびマウス35は、ユー
ザによる各種入力操作環境を提供する。
【0072】外部記憶装置36は、ハードディスクやフ
レキシブルディスク、CD−ROM等で構成される。
【0073】表示器37は、CRTなどで構成され、結
果等をユーザに対して表示する。
【0074】NIC38は、ネットワーク上の各機器と
の通信を可能とする。
【0075】図4は、動画編集部3の機能構成を示すブ
ロック図である。
【0076】同図に示すように、動画編集部3の機能
は、読み取り部3aと、表示部3bと、シーンルール照
合部3cと、ユーザ操作部3dと、シーンルール3eと
によって構成されている。
【0077】読み取り部3aは、記憶媒体2を任意の位
置から読み出し、動画像および前記カメラ操作情報を得
るものである。これは、記憶媒体2を直接読み取るCD
−ROMドライブのような装置であっても、IEEE1
394などのインターフェースを介して、カメラ側に内
蔵されているドライブ装置から読み出す形式であっても
構わない。
【0078】表示部3bは、動画像の編集中の状態や編
集結果をユーザに表示するものである。
【0079】シーンルール照合部3cは、後述のシーン
ルールと編集中の動画像に含まれるカメラ操作情報とを
照合して、ユーザへ注意を促すものである。
【0080】ユーザ操作部3dは、シーンの区間の指定
など動画編集に必要なユーザからの操作を可能とするも
のである。
【0081】シーンルール3eは、動画編集において、
見易さやメリハリなど、映像効果を高める上で必要なル
ールを記述したものであり、外部記憶装置36などに格
納されている。
【0082】以上のように構成された動画像編集装置が
実行する制御動作を以下に説明する。
【0083】図5は、撮影部1が実行する制御処理の手
順を示すフローチャートである。
【0084】同図において、まず、ステップS1では、
ユーザがカメラ操作部13を介してカメラの設定を行っ
たか否かを判別する。カメラの設定とは、たとえば、フ
ォーカスモード(自動/手動)、露光モード(自動、ゲ
イン優先、シャッター速度優先、絞り優先、手動)、ホ
ワイトバランスモード(自動、ホールド、ワンプッシ
ュ、プリセット)などである。
【0085】ステップS1で、カメラの設定が行われた
ときには、ステップS2に進み、制御部15はカメラの
設定を変更し、変更したカメラの設定情報をカメラ操作
情報として記録部16に送信する。
【0086】次に、ステップS3では、録画ボタンがO
Nされたか否かをチェックし、ONされなければ、待機
状態であり、ステップS1へ戻る一方、ONされたとき
には、制御部15は録画状態にするとともに、このとき
の録画開始時刻をカメラ操作情報として記録部16に送
信する。
【0087】次に、ステップS4では、録画状態となっ
たので、撮像を開始する。撮像部11で撮像された映像
は、画像圧縮部12で画像圧縮された後に、記録部16
へ映像データとして送信される。
【0088】次に、ステップS5では、ユーザによって
カメラ操作が行われたか否かをチェックする。カメラ操
作とは、たとえば、ズームボタンのON/OFF、パ
ン、チルトなどである。
【0089】ステップS5で、カメラ操作がなされたと
判別されたときには、ステップS6に進み、制御部15
がセンサ部14の情報(センサ情報)に基づいて撮像部
11などを駆動して、カメラを制御する。センサ情報と
は、たとえば、焦点距離、合焦距離、手ぶれ検出などで
ある。そして、たとえばズームされたときは、ズームボ
タンが押された区間だけ、撮像部11のレンズを動かし
てズームを行い、焦点距離や合焦距離などのセンサ情報
に基づいてピントを合わせる。このとき、ズームボタン
のON/OFFや焦点距離、合焦距離などのセンサ情報
は、カメラ操作情報として記録部16に送信される。
【0090】記録部16は、画像圧縮部12から送信さ
れる映像データとカメラ操作情報を多重化して、記録媒
体2に記録する。多重化の方法としては、たとえばMP
EG−2のシステムで規格化されている方法を利用す
る。カメラ操作情報をPES(Packetized Elementary
Stream)パケットにして、映像のPESパケットと共
に、TS(Transport Stream)やPS(Program Strea
m)の多重ストリームとする。
【0091】次に、ステップS7では、録画ボタンがO
FFされたか否かをチェックし、OFFされていなけれ
ば、ステップS4へ戻って撮影状態を維持する一方、O
FFされたときには、ステップS1へ戻って待機状態と
なる。
【0092】上述したように、本実施の形態では、カメ
ラ操作情報としては、カメラ操作部13から得られる情
報とセンサ部14から得られる情報とがある。
【0093】なお、カメラの操作情報の記述の形式とし
ては、たとえば、図6に挙げたDVフォーマットの形式
や、図7に挙げた形式など(両方とも一部のみ図示され
ている)がある。
【0094】図8は、動画編集部3が実行する制御処理
の手順を示すフローチャートである。
【0095】同図において、まず、ステップS11で
は、読み取り部3aを介して動画像の基本データを読み
込む。ここで、動画像はクリップ(カメラで録画ボタン
をONしてからOFFするまで)ごとにファイルになっ
ていても、複数のクリップが同一のファイルになってい
ても構わない。本実施の形態では、クリップごとにファ
イルが生成されている場合について説明する。基本デー
タとは、動画像のファイルのID、各ファイルの長さ
(たとえばフレーム数)、先頭のサムネイル画像などで
あり、後述するユーザインターフェース上に表示を行っ
たりするためのものである。
【0096】次に、ステップS12では、ユーザは図9
に示すような、表示部3bおよびユーザ操作部3dで構
成されるUI(ユーザ・インターフェース)を操作し
て、クリップの指定をする。
【0097】そして、同様に図9のようなUIを操作し
て、シーンを指定する(ステップS13)。なお、詳細
については後述する。また、ここで、シーンとは、編集
対象の動画像中でユーザが採用したい区間であり、編集
時の最小単位である。編集中のシーンに関する情報は、
図10に例示したようなシーン情報として生成される。
選択されたクリップのIDと、それぞれのクリップで、
採用された区間の開始点と終了点をフレームIDで指定
してある。また、シーンの順番通りにテーブルに並べら
れる。よって、編集結果として再生される順番は、テー
ブルの先頭からになる。
【0098】次に、ステップS14では、読み取り部3
aを介して指定されたシーンに対応するカメラ操作情報
を読み出す。
【0099】次に、ステップS15では、シーンルール
照合部3cは、シーンに対応するカメラ操作情報とシー
ンルール3eとを照合する。ここで、シーンルール3e
とは、動画編集において映像効果を得るための、各シー
ンのつながりに関するルールのことである。これらのル
ールに反すると、落ち着きのない映像になったり、メリ
ハリのない単調な映像となったりする。たとえば、 (1)パンで終了するシーンとパンで開始するシーン
で、両方のパンの方向が揃っていなければならない(反
すると、落ち着きのない映像になる) (2)チルトで終了するシーンとチルトで開始するシー
ンで、両方のチルトの方向が揃っていなければならない
(反すると、落ち着きのない映像になる)といったもの
がある。なお、照合の方法の詳細については後述する。
【0100】次に、ステップS16では、シーンルール
照合部3cは、シーン情報がシーンルールに反している
か否かを判別し、反していれば、ステップS17へ進ん
で警告をユーザに与え、反していなければステップS1
7をスキップする。ステップS17でユーザに警告を与
えるときは、たとえば、図11に示すようなメッセージ
を表示部3bを介してユーザに提示する。これを基に、
ユーザは、シーンの指定(ステップS18)または別の
クリップの指定(ステップS19)を行ってもよい。ま
たは、敢えて警告を無視して編集を行うことももちろん
可能である。
【0101】以上の一連の動作を、必要なシーンの指定
について全て終え、最終的なシーン情報が完成するまで
行う。なお、複数のルールを適用する際は、優先順位に
基づいて、それぞれのルールを適応して行けばよい。そ
して、編集結果は、前記最終的なシーン情報に基づいて
各シーンを順次再生して行けばよい。
【0102】次に、ユーザによるシーンの指定方法につ
いて詳細に説明する。
【0103】前記図9は、このときに表示器37に表示
されるUIの一例を示す図である。
【0104】編集作業ウィンドウ40は、編集作業を行
う領域である。
【0105】再生ウィンドウ41は、選択したクリップ
または編集結果を再生して確認する領域である。
【0106】クリップウィンドウ42は、記憶媒体2中
のクリップを、各クリップの先頭のサムネイルの一覧で
表示するものである。
【0107】ボタン43は、再生ウィンドウ41で再生
させる動画を操作するためのものであり、左より「再
生」、「一時停止」、「停止」、「巻き戻し」、「早送
り」の各操作を指示する。
【0108】シーン指定ウィンドウ44は、選択したク
リップを並べ、採用する区間を指定するための領域であ
る。なお、各クリップは、ユーザが認識できるようにサ
ムネイル画像を重ねて表示してある。
【0109】シーン指定バー45は、操作することによ
って、選択したクリップ(斜線部分)の開始点と終了点
を指定することが可能である。
【0110】操作の手順としては、クリップウィンドウ
42からクリップを選択して、再生したい順番にシーン
指定ウィンドウ44へドラッグ&ドロップし、シーン指
定バー45で、開始点と終了点の修正を行う。このと
き、ユーザは必要に応じて再生ウィンドウ43で動画を
再生させて、随時、確認を行うことができる。
【0111】次に、シーンに対応するカメラ操作情報と
シーンルールとの照合の方法を詳細に説明する。
【0112】図12は、図8のステップS14〜S17
の手順に関して、より詳細に示したものである。ただ
し、ここでは説明を簡単にするために、上記ルール
(1)に関する手順のみ示してある。
【0113】同図において、ステップS21では、シー
ン情報にあるシーンとこれに対応するカメラ操作情報を
読み出す。前記図10の例では、まず先頭のシーンを読
み出し、クリップID=1のフレームID=1〜300
に存在するカメラ操作情報(ここではパン)を読み出
す。そして、シーン中のどの区間にパンが存在したか
を、メモリ中に保持しておく。なお、この情報は、一連
の処理が終了するまで保持されるものとする。
【0114】次に、ステップS22では、一つ前のシー
ンが存在するか否かを判別する。ここで一つ前とは、シ
ーン情報中で現在読み出しているシーンの一つ前という
ことである。よって、最初は常に“NO”となる。
【0115】次に、ステップS23では、一つ前のシー
ンがパンで終了しているか否かを判別する。すなわち、
メモリから一つ前の操作情報を取り出して判別する。こ
の結果、パンで終了していれば、ステップS24に進
み、パンの長さが所定の長さ以上か否かを判別する。こ
れは、あまりに短いパンであり、人間の目には気になら
ないレベルであれば、上記ルール(1)を適用しない、
という意味である。この長さは実験などで求めることが
できるもので、特に限定されるものではないが、10フ
レーム程度が望ましい。
【0116】ステップS24で、所定の長さ以上であれ
ば、ステップS25へ進み、現在読み込んでいるシーン
はパンで開始しているか否かを判別する。これは、ステ
ップS21で既に読み込んでいるカメラ操作情報から判
別することができる。
【0117】ステップS25で、パンで開始していれ
ば、ステップS26へ進み、パンの長さが所定の長さ以
上であるか否かを判別する。この判別は、ステップS2
4の判別と全く同じ理由から行われる。
【0118】ステップS26で、パンの長さが所定値以
上ならば、ステップS27へ進み、前後のパンの方向が
異なっているか否かを判別する。つまり、一つ前のシー
ンの終了のパンが右から左へのパンであるのに対し、現
在のシーンのパンが左から右へのパンであった場合、上
記ルール(1)に反することになる。よって、この場合
は、ステップS28へ進み、図13に示すように、シー
ン指定ウィンドウ44上で該当するシーンを反転表示さ
せ、前記図11に示したようなメッセージウィンドウを
表示する。
【0119】次に、ステップS29では、メッセージウ
ィンドウ中の確認ボタンが押下されたか否かを判別す
る。押下されるとはじめて次のステップS30へ進む。
【0120】なお、上記ステップS22〜S26の条件
を満たさない場合についても、いずれもステップS30
へ進む。
【0121】ステップS30は終了判定であり、シーン
情報中の全てのシーンについてチェックを行ったかを確
認し、終えていなければ、ステップS21に戻り、ステ
ップS21からステップS29までを繰り返す。
【0122】本実施の形態では、撮影時にカメラ操作情
報を撮影部1のカメラ操作部13とセンサ部14から取
得したが、撮影時にはカメラ操作情報を得る手段がない
場合も考えられる。この場合の実現方法の一例を、第2
の実施の形態として挙げる。
【0123】図14は、本発明の第2の実施の形態に係
る動画像処理装置の制御構成を示すブロック図である。
【0124】同図と前記図3とを見比べると分かるよう
に、本実施の形態の動画像処理装置は、前記第1の実施
の形態の動画編集部3の構成に、ビデオインターフェー
ス(I/F)60、ビデオカメラ61およびVTR62
を追加して構成されている。
【0125】ビデオインターフェース60は、ビデオカ
メラ61やVTR62からの動画を取り込むことができ
る。
【0126】なお、本実施の形態では、ビデオカメラ6
1、VTR62および外部記憶装置56は、本装置に直
接接続されるように構成したが、これに限らず、ネット
ワーク上に配置されたものを用いてもよい。
【0127】図15は、本実施の形態の動画像処理装置
の機能構成を示すブロック図である。
【0128】同図と前記図4とを見比べると分かるよう
に、本実施の形態の動画像処理装置は、前記第1の実施
の形態の動画編集部3の構成に、動画入力部71、フレ
ーム抽出部72、カット検出部73、動画・インデック
ス蓄積部74およびカメラ操作判定部75を追加して構
成されている。
【0129】動画入力部71は、ビデオI/F60を介
してビデオカメラ61およびVTR62の動画像を読み
出し、本装置に入力するものである。
【0130】フレーム抽出部72は、動画を構成するフ
レーム(画像)を順番に抽出するものである。
【0131】カット検出部73は、動画像中のカット点
を検出するものである。
【0132】動画像・インデックス蓄積部74は、外部
記憶装置56などで構成され、動画像のフレームやカメ
ラ操作情報等が蓄積されるものである。
【0133】読み取り部81は、動画像・インデックス
蓄積部74を任意の位置から読み取るものである。
【0134】カメラ操作判定部75は、動画像・インデ
ックス蓄積部74から読み出した動画像を画像処理し、
カメラ操作情報を判定するものである。
【0135】以上のように構成された動画像処理装置が
実行する制御動作を以下に説明する。
【0136】図16は、本実施の形態の動画像処理装置
が実行する制御処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【0137】同図において、まず、ステップS41で
は、動画入力部71、フレーム抽出部72およびカット
検出部73は、動画像・インデックス蓄積部74への動
画像の取り込みを行う。
【0138】次に、ステップS42では、読み取り部8
1が動画像・インデックス蓄積部74から動画像を読み
出し、カメラ操作判定部75が画像処理を行ってカメラ
操作情報を判定し、その判定結果を、動画像・インデッ
クス蓄積部74へ記憶する。
【0139】次に、ステップS43では、読み取り部8
1、表示部82、シーンルール照合部83、ユーザ操作
部84およびシーンルール85が前記第1の実施の形態
と同様の処理を行うことにより、動画の編集処理を行
う。
【0140】図17は、ステップS41の動画像の取り
込み処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
【0141】同図において、ステップS51では、動画
入力部71は、ビデオI/F60を介してビデオカメラ
61やVTR62などから動画像を取り込む。
【0142】次に、ステップS52では、フレーム抽出
部72はフレームを順次抽出して、カット検出部73に
送信する。
【0143】次に、ステップS53において、カット検
出部73はまず、フレームに対してフレームIDを付与
し、動画像・インデックス蓄積部74にフレームを蓄積
する。フレームIDはクリップ単位ごとに“1”から順
に付与される。
【0144】次に、ステップS54では、カット検出部
73は、隣接フレーム間の類似度を算出する。ここで、
フレーム間の類似度は、フレーム間類似性距離を算出
し、100%で完全に同じであるとして、百分率で表わ
したものを類似度とする。フレーム間類似性距離計算に
ついては、特にそのアルゴリズムを限定しない。最も簡
単な実施例を挙げると、比較対象のそれぞれのフレーム
を、図18に示すように縦横に複数のブロックに分割
し、それぞれのブロックに関してRGBの平均値を算出
しておき、比較対象のそれぞれの対応するブロック同士
のRGB各チャンネルの差の二乗和を求めこれをフレー
ム間類似性距離とし、これが小さいほど類似しており、
大きいほど類似していない、即ちカット点である可能性
が大きいと取る方法がある。その計算式の一例を以下に
示す。
【0145】
【数1】
【0146】但し、i:処理中のブロックを表す k:分割ブロック数 P1iR:直前のフレームのi番目のブロックのRチャン
ネルの平均値 P1iG:直前のフレームのi番目のブロックのGチャン
ネルの平均値 P1iB:直前のフレームのi番目のブロックのBチャン
ネルの平均値 P2iR:現在のフレームのi番目のブロックのRチャン
ネルの平均値 P2iG:現在のフレームのi番目のブロックのGチャン
ネルの平均値 P2iB:現在のフレームのi番目のブロックのBチャン
ネルの平均値 上記フレーム間類似距離を、類似度に変換し使用する。
【0147】次に、ステップS55では、類似度が所定
値H以下であるか否かを判別する。クリップの変わり目
(カット点)では、画像が急激に変化するため、前後の
フレームは類似度が低くなる。即ち、所定値Hは、カッ
ト点でないとみなせる類似度の下限値である。この値は
実験により求めることができ、特に限定されるものでは
ないが、80%程度が望ましい。
【0148】ステップS55で、所定値H以下であった
場合は、カット点であるので、インデックスとして採用
するために、ステップS56で、フレーム画像を縮小し
てサムネイル画像を作成する。
【0149】次に、ステップS57では、図19に例示
したように、インデックス情報として、先頭のクリップ
より順に付与されるクリップID、クリップの長さ(フ
レーム数)およびサムネイルを動画像・インデックス蓄
積部74に記憶する。
【0150】一方、ステップS55で、所定値Hより大
きかった場合には、カット点でないので、ステップS5
6およびS57はスキップする。
【0151】そして、ステップS58では、読み出しが
終了しているか否かを判別し、終了していなければ、ス
テップS51〜S57の処理を繰り返す。
【0152】図20は、ステップS42のカメラ操作情
報の判定処理の詳細な手順を示すフローチャートであ
る。
【0153】同図において、まず、ステップS61で
は、変数Nに初期値として“1”をセットする。
【0154】次に、ステップS62では、読み取り部8
1はクリップNに相当するフレーム郡を取り出す。
【0155】次に、ステップS63では、カメラ操作判
定部75はカメラの操作を判定する。このための手法と
しては、ハフ変換を用いて動きのベクトルの消失点を求
め、複数ある消失点のうちの最大の投票数を得た消失点
を背景に対する消失点とし、カメラ操作情報に関する拘
束式を解くなどの手法がある。カメラ操作情報と消失点
との関係やカメラ操作情報を求める手法は、たとえば
「金谷健一著、『画像理解』、森北出版」などに詳し
い。
【0156】カメラ操作情報が判定されると、ステップ
S64で、第1の実施の形態で示した図6および図7の
ような形式などで対応するフレームIDと関連付け、フ
ァイルのフッタ領域に格納するなどの方法で、動画像・
インデックス蓄積部74に記憶する。
【0157】次に、ステップS65では、終了判定を行
い、処理すべきクリップが残っていれば、ステップS6
2へ進み、Nを“1”だけインクリメントし、ステップ
S62〜S64を繰り返す。
【0158】最後に、ステップS43の動画の編集処理
であるが、前記第1の実施の形態に示した図5の手順と
全く同様の処理で実現が可能である。
【0159】なお、第1の実施の形態では、撮影部と動
画編集部はそれぞれ個別の装置で構成するようにした
が、撮像部が十分な演算能力等を備えていれば、また
は、動画編集部に撮影用のレンズなどを搭載可能なら
ば、ひとつの装置で実現することも可能である。
【0160】また、前記第1および第2の形態では、ル
ール(1)のみについて説明したが、ルール(2)のチ
ルトに関しても同様に処理できる。
【0161】さらに、前記第1および第2の実施の形態
では、シーン情報とシーンルールとの照合処理をより高
速化するために、フレーム単位についているカメラ操作
情報を予め、区間ごとにまとめ、図21に例示したよう
に区間とカメラ操作情報の種類、カメラ操作情報のパラ
メータ、という形式にしておいてもよい。
【0162】また、前記第1および第2の実施の形態で
は、フレームの位置を示すのにフレームIDを用いた
が、タイムコードであってもよい。つまり、動画中でそ
のフレームの位置を特定できれば何であっても構わな
い。
【0163】さらに、前記第1の実施の形態では、図5
で示した撮像部11が実行する制御処理の手順は一例を
示したものに過ぎず、これに限定されるものではない。
たとえば、画像撮像中にカメラの設定を変更可能にして
も構わない。
【0164】また、前記第1の実施の形態では、動画像
はクリップ単位に保存され、また、前記第2の実施の形
態では、動画像をカット検出部73によってクリップ単
位に分けた。これは、ユーザがシーンを指定する際の操
作性を考慮したものである。よって、操作性の低下を容
認するならば、必ずしもクリップ単位に分ける必要はな
い。したがって、第1の実施の形態では全てのクリップ
を一ファイルで保存、第2の実施の形態では、カット点
検出処理の省略が可能である。
【0165】なお、本発明は、たとえばホストコンピュ
ータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなどの
複数の機器から構成されるシステムに適用しても、一つ
の機器からなる装置(たとえば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0166】なお、上述した各実施の形態の機能を実現
するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒
体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまた
は装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶
媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行するこ
とによっても、本発明の目的が達成されることは言うま
でもない。
【0167】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0168】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROMなどを用いることができる。また、通信ネットワ
ークを介してサーバコンピュータからプログラムコード
が供給されるようにしてもよい。
【0169】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、上述した各実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなど
が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっ
て上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0170】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって上述した各実施の形態の機能が実現され
る場合も含まれることは言うまでもない。
【0171】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カメラ操作による表現の組み合わせのチェックを自動化
でき、専門的な知識を必要としないので、アマチュアで
あっても容易に高度な編集結果を得ることが可能であ
る。また、動画編集中に随時、チェックが行われるの
で、ユーザは自由な工程で編集作業を進めることが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る動画像処理装
置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の動画像処理装置の撮影部の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1の動画像処理装置の動画編集部の制御構成
を示すブロック図である。
【図4】実施例1における動画編集部の機能構成を示す
ブロック図である。
【図5】図2の撮影部が実行する制御処理の手順を示す
フローチャートである。
【図6】DVフォーマットにおけるカメラ操作情報の形
式の一例を示す図である。
【図7】カメラ操作情報の形式の一例を示す図である。
【図8】図3の動画編集部が実行する制御処理の手順を
示すフローチャートである。
【図9】図1の動画像処理装置のユーザインターフェー
スの一例を示す図である。
【図10】シーン情報の一例を示す図である。
【図11】図1の動画像処理装置で表示されるメッセー
ジの一例を示す図である。
【図12】シーン情報とシーンルールとの照合の方法の
詳細な手順を示すフローチャートである。
【図13】メッセージ表示時におけるシーン指定ウィン
ドウの表示例を示す図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係る動画像処理
装置の制御構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態に係る動画像処理
装置の機能構成を示すブロック図である。
【図16】図15の動画処理装置が実行する制御処理概
要の手順を示すフローチャートである。
【図17】図16の動画像の取り込み処理の手順を示す
フローチャートである。
【図18】カット検出時のフレームのブロック分割の一
例を示す図である。
【図19】インデックス情報の一例を示す図である。
【図20】図16の動画のカメラ操作情報の判定処理の
手順を示すフローチャートである。
【図21】区間ごとにまとめたシーン情報の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 撮影部 2 記録媒体 3 動画像編集部 3a 読み取り部 3b 表示部 3c シーンルール照合部 3d ユーザ操作部 3e シーンルール 11 撮像部 12 画像圧縮部 13 カメラ操作部 14 センサ部 15 制御部 16 記録部 31 CPU 32 ROM 33 RAM 34 キーボード 35 マウス 36 外部記憶装置 37 表示器 38 ネットワークインターフェースカード(NIC) 39 バス

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像データおよび該映像データに関する
    カメラ操作情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段より前記映像データと前記カメラ操作情報
    を読み出す読み出し手段と、 前記映像データ中でユーザが所望する区間を複数指定す
    る指定手段と、 前記指定区間の順序を指定する順序指定手段と、 前記指定した区間中に含まれる前記カメラ操作情報を検
    出する検出手段と、 前記カメラ操作情報の組み合わせに関する規則を記憶す
    る規則記憶手段と、 前記規則と前記指定区間に含まれるカメラ操作情報を照
    合し、該カメラ操作情報が当該規則に反すると判定した
    ときはユーザに注意を促すように制御する制御手段とを
    備えたことを特徴とする動画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記カメラ操作情報は、映像データ作成
    時のカメラの動きおよびカメラの状態のうち少なくとも
    一方に関するものであることを特徴とする請求項1に記
    載の動画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記規則には、少なくともカメラ操作情
    報の存在区間とその時系列上の並びが含まれることを特
    徴とする請求項1に記載の動画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、所定の長さより短い区
    間のカメラ操作情報については、照合の対象としないこ
    とを特徴とする請求項1に記載の動画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、ユーザが区間を指定す
    るごとに処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    動画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、ユーザに注意を促すと
    きは、前記指定区間との対応関係を示すことを特徴とす
    る請求項1に記載の動画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記検出手段は、予めカメラ操作情報を
    区間ごとにまとめておくことを特徴とする請求項1に記
    載の動画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記読み出し手段によって読み出された
    映像データに係る映像を表示する表示手段を備え、 前記制御手段は、ユーザに注意を促すための画像を前記
    表示手段に表示することを特徴とする請求項1に記載の
    動画像処理装置。
  9. 【請求項9】 映像データを記憶する記憶手段と、 前記映像データ中のカメラの操作情報を抽出する抽出手
    段と、 前記映像データ中でユーザが所望する区間を複数指定す
    る区間指定手段と、 前記指定区間の順序を指定する順序指定手段と、 前記指定した区間中に含まれる前記カメラ操作情報を検
    出する検出手段と、 前記カメラ操作情報の組み合わせに関する規則を記憶す
    る規則記憶手段と、 前記規則と前記指定区間に含まれるカメラ操作情報を照
    合し、該カメラ操作情報が当該規則に反すると判定した
    ときはユーザに注意を促すように制御する制御手段とを
    備えたことを特徴とする動画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記カメラ操作情報は、映像データ作
    成時のカメラの動きおよびカメラの状態のうち少なくと
    も一方に関するものであることを特徴とする請求項9に
    記載の動画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記規則には、少なくともカメラ操作
    情報の存在区間とその時系列上の並びが含まれることを
    特徴とする請求項9に記載の動画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、所定の長さより短い
    区間のカメラ操作情報については、照合の対象としない
    ことを特徴とする請求項9に記載の動画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、ユーザが区間を指定
    するごとに処理を行うことを特徴とする請求項9に記載
    の動画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、ユーザに注意を促す
    ときは、前記指定区間との対応関係を示すことを特徴と
    する請求項9に記載の動画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記検出手段は、予めカメラ操作情報
    を区間ごとにまとめておくことを特徴とする請求項9に
    記載の動画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記読み出し手段によって読み出され
    た映像データに係る映像を表示する表示手段を備え、 前記制御手段は、ユーザに注意を促すための画像を前記
    表示手段に表示することを特徴とする請求項9に記載の
    動画像処理装置。
  17. 【請求項17】 被写体を撮影し、映像データを生成す
    る撮像手段と、 前記撮像手段の状態に関する情報を検知するセンサ手段
    と、 前記撮像手段における設定に関する情報および前記セン
    サ手段によって検知された前記撮像手段の状態に関する
    情報を、カメラ操作情報として獲得する獲得手段と、 前記映像データと前記カメラ操作情報を記憶媒体に記録
    する記録手段と、 前記記憶媒体より前記映像データと前記カメラ操作情報
    を読み出す読み出し手段と、 前記映像データ中でユーザが所望する区間を複数指定す
    る区間指定手段と、 前記指定区間の順序を指定する順序指定手段と、 前記指定した区間中に含まれる前記カメラ操作情報を検
    出する検出手段と、 前記カメラ操作情報の組み合わせに関する規則を記憶す
    る規則記憶手段と、 前記規則と前記指定区間に含まれるカメラ操作情報を照
    合し、該カメラ操作情報が当該規則に反すると判定した
    ときはユーザに注意を促すように制御する制御手段とを
    備えたことを特徴とする動画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記記憶媒体に記憶される前記カメラ
    操作情報は、種類、存在した区間および方向を含むこと
    を特徴とする請求項17に記載の動画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記規則には、少なくともカメラ操作
    情報の存在区間とその時系列上の並びが含まれることを
    特徴とする請求項17に記載の動画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記制御手段は、ユーザが区間を指定
    するごとに処理を行うことを特徴とする請求項17に記
    載の動画像処理装置。
  21. 【請求項21】 前記制御手段は、ユーザに注意を促す
    ときは、前記指定区間との対応関係を示すことを特徴と
    する請求項17に記載の動画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記検出手段は、予めカメラ操作情報
    を区間ごとにまとめておくことを特徴とする請求項17
    に記載の動画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記読み出し手段によって読み出され
    た映像データに係る映像を表示する表示手段を備え、 前記制御手段は、ユーザに注意を促すための画像を前記
    表示手段に表示することを特徴とする請求項17に記載
    の動画像処理装置。
  24. 【請求項24】 映像データおよび該映像データに関す
    るカメラ操作情報を記憶する記憶工程と、 前記記憶された前記映像データと前記カメラ操作情報を
    読み出す読み出し工程と、 前記映像データ中でユーザが所望する区間を複数指定す
    る区間指定工程と、 前記指定区間の順序を指定する順序指定工程と、 前記指定した区間中に含まれる前記カメラ操作情報を検
    出する検出工程と、 前記カメラ操作情報の組み合わせに関する規則を記憶す
    る規則記憶工程と、 前記規則と前記指定区間に含まれるカメラ操作情報を照
    合し、該カメラ操作情報が当該規則に反すると判定した
    ときはユーザに注意を促すように制御する制御工程とを
    備えたことを特徴とする動画像処理方法。
  25. 【請求項25】 前記カメラ操作情報は、映像データ作
    成時のカメラの動きおよびカメラの状態のうち少なくと
    も一方に関するものであることを特徴とする請求項24
    に記載の動画像処理方法。
  26. 【請求項26】 前記規則には、少なくともカメラ操作
    情報の存在区間とその時系列上の並びが含まれることを
    特徴とする請求項24に記載の動画像処理方法。
  27. 【請求項27】 前記制御工程では、所定の長さより短
    い区間のカメラ操作情報については、照合の対象としな
    いことを特徴とする請求項24に記載の動画像処理方
    法。
  28. 【請求項28】 前記制御工程では、ユーザが指定する
    ごとに処理を行うことを特徴とする請求項24に記載の
    動画像処理方法。
  29. 【請求項29】 前記制御工程では、ユーザに注意を促
    すときは、前記指定区間との対応関係を示すことを特徴
    とする請求項24に記載の動画像処理方法。
  30. 【請求項30】 前記検出工程では、予めカメラ操作情
    報を区間ごとにまとめておくことを特徴とする請求項2
    4に記載の動画像処理方法。
  31. 【請求項31】 前記読み出し工程によって読み出され
    た映像データに係る映像を表示手段に表示する表示工程
    を備え、 前記制御工程では、ユーザに注意を促すための画像を前
    記表示手段に表示することを特徴とする請求項24に記
    載の動画像処理方法。
  32. 【請求項32】 映像データを記憶する記憶工程と、 前記映像データ中のカメラの操作情報を抽出する抽出工
    程と、 前記映像データ中でユーザが所望する区間を複数指定す
    る区間指定工程と、 前記指定区間の順序を指定する順序指定工程と、 前記指定した区間中に含まれる前記カメラ操作情報を検
    出する検出工程と、 前記カメラ操作情報の組み合わせに関する規則を記憶す
    る規則記憶工程と、 前記規則と前記指定区間に含まれるカメラ操作情報を照
    合し、該カメラ操作情報が当該規則に反すると判定した
    ときはユーザに注意を促すように制御する制御工程とを
    備えたことを特徴とする動画像処理方法。
  33. 【請求項33】 前記カメラ操作情報は、映像データ作
    成時のカメラの動きおよびカメラの状態のうち少なくと
    も一方に関するものであることを特徴とする請求項32
    に記載の動画像処理方法。
  34. 【請求項34】 前記規則には、少なくともカメラ操作
    情報の存在区間とその時系列上の並びが含まれることを
    特徴とする請求項32に記載の動画像処理方法。
  35. 【請求項35】 前記制御工程では、所定の長さより短
    い区間のカメラ操作情報については、照合の対象としな
    いことを特徴とする請求項32に記載の動画像処理方
    法。
  36. 【請求項36】 前記制御工程では、ユーザが指定する
    ごとに処理を行うことを特徴とする請求項32に記載の
    動画像処理方法。
  37. 【請求項37】 前記制御工程では、ユーザに注意を促
    すときは、前記指定区間との対応関係を示すことを特徴
    とする請求項32に記載の動画像処理方法。
  38. 【請求項38】 前記検出工程では、予めカメラ操作情
    報を区間ごとにまとめておくことを特徴とする請求項3
    2に記載の動画像処理方法。
  39. 【請求項39】 前記読み出し工程によって読み出され
    た映像データに係る映像を表示手段に表示する表示工程
    を備え、 前記制御工程では、ユーザに注意を促すための画像を前
    記表示手段に表示することを特徴とする請求項32に記
    載の動画像処理方法。
  40. 【請求項40】 被写体を撮影し、映像データを生成す
    る撮像工程と、 前記撮像工程における設定に関する情報およびセンサ手
    段によって得られた前記撮像工程の状態に関する情報
    を、カメラ操作情報として獲得する獲得工程と、 前記映像データと前記カメラ操作情報を記憶媒体に記録
    する記録工程と、 前記記憶媒体より前記映像データと前記カメラ操作情報
    を読み出す読み出し工程と、 前記映像データ中でユーザが所望する区間を複数指定す
    る区間指定工程と、 前記指定区間の順序を指定する順序指定工程と、 前記指定した区間中に含まれる前記カメラ操作情報を検
    出する検出工程と、 前記カメラ操作情報の組み合わせに関する規則を記憶す
    る規則記憶工程と、 前記規則と前記指定区間に含まれるカメラ操作情報を照
    合し、該カメラ操作情報が当該規則に反すると判定した
    ときはユーザに注意を促すように制御する制御工程とを
    備えたことを特徴とする動画像処理方法。
  41. 【請求項41】 前記記憶媒体に記憶される前記カメラ
    操作情報は、種類、存在した区間および方向を含むこと
    を特徴とする請求項40に記載の動画像処理方法。
  42. 【請求項42】 前記規則には、少なくともカメラ操作
    情報の存在区間とその時系列上の並びが含まれることを
    特徴とする請求項40に記載の動画像処理方法。
  43. 【請求項43】 前記制御工程では、ユーザが指定する
    ごとに処理を行うことを特徴とする請求項40に記載の
    動画像処理方法。
  44. 【請求項44】 前記制御工程では、ユーザに注意を促
    すときは、前記指定区間との対応関係を示すことを特徴
    とする請求項40に記載の動画像処理方法。
  45. 【請求項45】 前記検出工程では、予めカメラ操作情
    報を区間ごとにまとめておくことを特徴とする請求項4
    0に記載の動画像処理方法。
  46. 【請求項46】 前記読み出し工程によって読み出され
    た映像データに係る映像を表示手段に表示する表示工程
    を備え、 前記制御工程では、ユーザに注意を促すための画像を前
    記表示手段に表示することを特徴とする請求項40に記
    載の動画像処理方法。
  47. 【請求項47】 映像データおよび該映像データに関す
    るカメラ操作情報を記憶する記憶工程と、 前記記憶された前記映像データと前記カメラ操作情報を
    読み出す読み出し工程と、 前記映像データ中でユーザが所望する区間を複数指定す
    る区間指定工程と、 前記指定区間の順序を指定する順序指定工程と、 前記指定した区間中に含まれる前記カメラ操作情報を検
    出する検出工程と、 前記カメラ操作情報の組み合わせに関する規則を記憶す
    る規則記憶工程と、 前記規則と前記指定区間に含まれるカメラ操作情報を照
    合し、該カメラ操作情報が当該規則に反すると判定した
    ときはユーザに注意を促すように制御する制御工程とを
    備えた動画像処理方法を含む、コンピュータが実現でき
    るプログラムを格納した記憶媒体。
  48. 【請求項48】 映像データを記憶する記憶工程と、 前記映像データ中のカメラの操作情報を抽出する抽出工
    程と、 前記映像データ中でユーザが所望する区間を複数指定す
    る区間指定工程と、 前記指定区間の順序を指定する順序指定工程と、 前記指定した区間中に含まれる前記カメラ操作情報を検
    出する検出工程と、 前記カメラ操作情報の組み合わせに関する規則を記憶す
    る規則記憶工程と、 前記規則と前記指定区間に含まれるカメラ操作情報を照
    合し、該カメラ操作情報が当該規則に反すると判定した
    ときはユーザに注意を促すように制御する制御工程とを
    備えた動画像処理方法を含む、コンピュータが実現でき
    るプログラムを格納した記憶媒体。
  49. 【請求項49】 被写体を撮影し、映像データを生成す
    る撮像工程と、 前記撮像工程における設定に関する情報およびセンサ手
    段によって得られた前記撮像工程の状態に関する情報
    を、カメラ操作情報として獲得する獲得工程と、 前記映像データと前記カメラ操作情報を記憶媒体に記録
    する記録工程と、 前記記憶媒体より前記映像データと前記カメラ操作情報
    を読み出す読み出し工程と、 前記映像データ中でユーザが所望する区間を複数指定す
    る区間指定工程と、 前記指定区間の順序を指定する順序指定工程と、 前記指定した区間中に含まれる前記カメラ操作情報を検
    出する検出工程と、 前記カメラ操作情報の組み合わせに関する規則を記憶す
    る規則記憶工程と、 前記規則と前記指定区間に含まれるカメラ操作情報を照
    合し、該カメラ操作情報が当該規則に反すると判定した
    ときはユーザに注意を促すように制御する制御工程とを
    備えた動画像処理方法を含む、コンピュータが実現でき
    るプログラムを格納した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7925105B2 (en) 2006-03-14 2011-04-12 Seiko Epson Corporation Image transfer and motion picture clipping process using outline of image
JP2011234226A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Canon Inc 映像編集装置、映像編集方法及びプログラム
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