JP5054188B2 - 硬貨中心検出装置および硬貨中心検出方法 - Google Patents

硬貨中心検出装置および硬貨中心検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、硬貨を撮像した硬貨画像における硬貨中心を検出する硬貨中心検出装置および硬貨中心検出方法に関し、特に、硬貨の外縁に付着物があったり硬貨の外縁に欠けがあったりする場合であっても硬貨画像における硬貨中心を高精度に検出することができる硬貨中心検出装置および硬貨中心検出方法に関するものである。
搬送路を搬送される硬貨を撮像した硬貨画像と、硬貨の金種ごとにあらかじめ用意されたテンプレート画像とを照合することで硬貨の金種を判別したり、不正硬貨をリジェクトしたりする硬貨識別装置が知られている。
このような硬貨識別装置では、所定の向き(たとえば、10円硬貨の場合「10」という文字が正立する向き)のテンプレート画像を用意しておき、さまざまな向きで搬送される硬貨の硬貨画像を回転補正してテンプレート画像と照合する処理が行われる。
ここで、回転補正を行うためには、硬貨画像における硬貨の中心位置(以下、「硬貨中心」と記載する)を取得する必要がある。たとえば、特許文献1や特許文献2には、硬貨画像上に直交するX軸およびY軸を設定し、硬貨画像における各画素の画素値を用いてX軸およびY軸についてそれぞれ射影ヒストグラムを生成し、各射影ヒストグラムが所定値を上回る領域に硬貨が存在すると仮定して硬貨中心を検出する技術が開示されている。
特許3271889号公報 特許3361590号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2のように射影ヒストグラムを用いて硬貨中心を検出する手法をとった場合、硬貨の外縁(エッジ部分)に異物が付着していたり、硬貨の外縁に欠けがあったりすると、硬貨中心を誤検出してしまうという問題がある。その理由は、「異物の付着」あるいは硬貨の「欠け」が射影ヒストグラムに反映されてしまい、硬貨の存在範囲を誤検出してしまうためである。
また、近年では、硬貨の外縁部分に凹みが設けられた硬貨も登場してきており、このような外縁が真円ではない硬貨に、上記した射影ヒストグラムを用いる手法をとった場合にも、「異物の付着」や「欠け」と同様な問題が発生する。
これらのことから、硬貨の外縁に付着物があったり硬貨の外縁に欠けがあったりする場合であっても硬貨画像における硬貨中心を高精度に検出することができる硬貨中心検出装置あるいは硬貨中心検出方法をいかにして実現するかが大きな課題となっている。なお、かかる課題は、硬貨画像における硬貨中心を用いて回転補正を行う硬貨識別装置についても同様に発生する課題である。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、硬貨の外縁に付着物があったり硬貨の外縁に欠けがあったりする場合であっても硬貨画像における硬貨中心を高精度に検出することができる硬貨中心検出装置および硬貨中心検出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、硬貨を撮像した硬貨画像における硬貨中心を検出する硬貨中心検出装置であって、あらかじめ用意されたテンプレート画像から硬貨の外縁の一部を切り出した複数の外縁部分テンプレートを記憶部へ登録する登録手段と、前記外縁部分テンプレートと前記硬貨画像とを照合することで当該外縁部分テンプレートを当該硬貨画像における適合する位置へそれぞれ対応付ける対応付け手段と、前記対応付け手段によって前記硬貨画像へそれぞれ対応付けられた前記外縁部分テンプレート間の相対位置に基づいて前記硬貨中心を算出する硬貨中心算出手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記対応付け手段は、前記外縁部分テンプレートと前記硬貨画像との相対位置を変更しつつ、双方においてそれぞれ対応する画素における画素値同士の積を当該外縁部分テンプレート全体にわたって足し合わせた照合値に基づいて当該外縁部分テンプレートを対応付けることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、磁気センサを用いて硬貨の金種を判別する金種判別手段をさらに備え、前記対応付け手段は、前記金種判別手段によって判別された前記金種に係る前記外縁部分テンプレートを選択したうえで、一つの前記外縁部分テンプレートの初期位置を前記硬貨画像における硬貨と硬貨搬送路の硬貨片寄せ側壁との接点に基づいて推定するとともに、他の前記外縁部分テンプレートの初期位置を前記テンプレート画像における各前記外縁部分テンプレートの位置を用いて推定し、推定された各初期位置を基準として各外縁部分テンプレートと各硬貨画像との相対位置を所定の範囲内で変更することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記テンプレート画像は、特定の金種の硬貨について複数の前記硬貨画像を平均化した平均画像であることを特徴とする。
また、本発明は、硬貨を撮像した硬貨画像における硬貨中心を検出する硬貨中心検出方法であって、あらかじめ用意されたテンプレート画像から硬貨の外縁の一部を切り出した複数の外縁部分テンプレートを記憶部へ登録する登録工程と、前記外縁部分テンプレートと前記硬貨画像とを照合することで当該外縁部分テンプレートを当該硬貨画像における適合する位置へそれぞれ対応付ける対応付け工程と、前記対応付け工程によって前記硬貨画像へそれぞれ対応付けられた前記外縁部分テンプレート間の相対位置に基づいて前記硬貨中心を算出する硬貨中心算出工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、あらかじめ用意されたテンプレート画像から硬貨の外縁の一部を切り出した複数の外縁部分テンプレートを記憶部へ登録し、外縁部分テンプレートと硬貨画像とを照合することで外縁部分テンプレートを硬貨画像における適合する位置へそれぞれ対応付け、硬貨画像へそれぞれ対応付けられた外縁部分テンプレート間の相対位置に基づいて硬貨中心を算出することとしたので、硬貨の外縁を複数個所で正確に把握することによって、硬貨の外縁に付着物があったり硬貨の外縁に欠けがあったりする場合であっても硬貨画像における硬貨中心を高精度に検出することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、外縁部分テンプレートと硬貨画像との相対位置を変更しつつ、双方においてそれぞれ対応する画素における画素値同士の積を外縁部分テンプレート全体にわたって足し合わせた照合値に基づいて外縁部分テンプレートを対応付けることとしたので、外縁部分テンプレートを硬貨画像における適合位置へ精度良く対応付けることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、磁気センサを用いて硬貨の金種を判別し、判別された金種に係る外縁部分テンプレートを選択したうえで、一つの外縁部分テンプレートの初期位置を硬貨画像における硬貨と硬貨搬送路の硬貨片寄せ側壁との接点に基づいて推定するとともに、他の外縁部分テンプレートの初期位置をテンプレート画像における各外縁部分テンプレートの位置を用いて推定し、推定された各初期位置を基準として各外縁部分テンプレートと各硬貨画像との相対位置を所定の範囲内で変更することとしたので、各外縁部分テンプレートを硬貨画像へ対応付ける際の初期位置を推定することで、対応付け処理を高速に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、テンプレート画像は、特定の金種の硬貨について複数の硬貨画像を平均化した平均画像であることとしたので、硬貨の個体差による影響を排除することができるという効果を奏する。また、外縁に凹みがある硬貨の場合、平均画像では外縁部分が厚みのある真円となるので、外縁部分テンプレートと硬貨画像との対応付けを精度良く行うことができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係る硬貨中心検出手法の概要を示す図である。 図2は、本実施例に係る硬貨中心検出装置の構成を示すブロック図である。 図3は、磁気センサ部および画像撮像部の位置関係を示す図である。 図4は、平均画像に基づく画像テンプレートおよび外縁部分テンプレートを示す図である。 図5は、硬貨の外縁部分に窪みがある場合の平均画像を示す図である。 図6は、最初の外縁部分テンプレートを硬貨画像に対応付ける際の初期位置推定の概要を示す図である。 図7は、他の外縁部分テンプレートを硬貨画像に対応付ける際の初期位置推定の概要を示す図である。 図8は、外縁部分テンプレートと硬貨画像との対応付け処理の概要を示す図である。 図9は、硬貨中心検出装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 硬貨中心検出装置
11 磁気センサ部
12 画像撮像部
13 制御部
13a 金種判別部
13b テンプレート登録部
13c 画像入力部
13d ヒストグラム作成部
13e 初期位置推定部
13f 対応付け部
13g 硬貨中心算出部
14 記憶部
14a、14aa、14ab、14ac、14ad 外縁部分テンプレート
14b 硬貨画像
14c ヒストグラム
15 搬送路
15a 硬貨寄せ側壁
81 外縁部分テンプレート画素
82 硬貨画像画素
100 硬貨
200 平均画像
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る硬貨中心検出手法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係る硬貨中心検出手法の概要について図1を用いて説明した後に、本発明に係る硬貨中心検出手法を適用した硬貨中心検出装置についての実施例を図2〜図9を用いて説明することとする。
図1は、本発明に係る硬貨中心検出手法の概要を示す図である。同図に示すように、本発明に係る硬貨中心検出手法では、特定の金種の硬貨を撮像した撮像画像に基づいてあらかじめ生成されたテンプレート画像から、硬貨の外縁(エッジ)周辺の外縁部分テンプレートを切り出し(同図の(1)参照)、これらの外縁部分テンプレートを用いて硬貨中心を検出する点に主たる特徴がある。
なお、同図では、上下左右部分にそれぞれ対応する4つの外縁部分テンプレートを用いる場合について示しているが、少なくとも2つの外縁部分テンプレートを用いることで硬貨中心を検出することが可能である。また、2つの外縁部分テンプレートを用いる場合には、たとえば、同図に示す上下の組、左右の組のように対向する位置の外縁部分テンプレートを用いることが好ましい。
本発明に係る硬貨中心検出手法では、上記した外縁部分テンプレートをあらかじめ用意しておき、これらの外縁部分テンプレートと、搬送される硬貨を撮像した硬貨画像とを照合することで外縁部分テンプレートを硬貨画像上の適合する位置へ対応付ける処理を行う(同図の(2)参照)。そして、各外縁部分テンプレートが硬貨画像へ対応付けられたならば、各外縁部分テンプレート間の相対位置に基づいて硬貨中心を検出する(同図の(3)参照)。
たとえば、対向する位置(同図示す上下の組または左右の組)の外縁円部分テンプレートについて、外縁部分テンプレートの中心位置をそれぞれ直線で結び、2つの直線が交わる点を硬貨中心として検出する。
このように、本発明に係る硬貨中心検出手法では、硬貨画像における外縁(エッジ)位置を複数の外縁部分テンプレートで特定し、外縁部分テンプレート間の相対位置に基づいて硬貨中心を検出することとしたので、硬貨の外縁に付着物があったり硬貨の外縁に欠けがあったりする場合であっても硬貨画像における硬貨中心を高精度に検出することができる。
また、後述するように、外縁部分テンプレートを切り出すテンプレート画像として特定の金種についての平均画像を用いることで、硬貨の個体差や向きの影響を排除することができるとともに、エッジに窪みなどの加工が施された硬貨であっても硬貨中心を高精度に検出することができる。以下では、図1に示した本発明に係る硬貨中心検出手法を適用した硬貨中心検出装置の実施例を説明する。
図2は、本実施例に係る硬貨中心検出装置10の構成を示すブロック図である。なお、同図では、硬貨中心検出装置10の特徴を説明するために必要な構成要素のみを示しており、硬貨の搬送機構などの記載を省略している。また、本実施例で説明する硬貨中心検出装置10を含んだ硬貨識別装置を構成することとしてもよい。
同図に示すように、硬貨中心検出装置10は、磁気センサ部11と、画像撮像部12と、制御部13と、記憶部14とを備えている。また、制御部13は、金種判別部13aと、テンプレート登録部13bと、画像入力部13cと、ヒストグラム作成部13dと、初期位置推定部13eと、対応付け部13fと、硬貨中心算出部13gとをさらに備えている。また、記憶部14は、外縁部分テンプレート14aと、硬貨画像14bと、ヒストグラム14cとを記憶する。
磁気センサ部11は、搬送路に設けられた磁気センサで構成され、搬送路を搬送される硬貨によって変化する出力信号を制御部13の金種判別部13aへ渡す処理を行う。また、画像撮像部12は、搬送路に設けられたCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラやCCD(Charge Coupled Devices)カメラなどのカメラと、硬貨に対して可視光あるいは不可視光を照射する発光デバイスと、発光デバイスを発光させるタイミングを取得するタイミングセンサとから構成される。
ここで、磁気センサ部11および画像撮像部12の位置関係について図3を用いて説明する。図3は、磁気センサ部11および画像撮像部12の位置関係を示す図である。なお、同図の(1)には搬送路の側面図を、同図の(2)には搬送路の正面図を、それぞれ示している。
図3の(1)に示すように、硬貨100は搬送路15上を搬送されていくが、磁気センサ部11は、画像撮像部12よりも搬送方向の上流側に設けられている。磁気センサ部11は、搬送される硬貨100によって変化する出力信号を制御部13の金種判別部13aへ渡し、金種判別部13aが硬貨100の金種を判定する。そして、硬貨100は、画像撮像部12へと搬送され、この画像撮像部12によって硬貨画像が撮像される。
また、同図の(2)に示すように、硬貨100は、搬送路の2つの壁のうち片側の壁(硬貨寄せ側壁15a)に接するように搬送されており、硬貨100がタイミングセンサを遮ると発光デバイスが発光し、硬貨画像が撮像されることになる。たとえば、このタイミングセンサは、搬送路の上面に設けられ常時発光している発光部と下面に設けられた受光部とで構成され、光を感知していた受光部が光を感知しなくなったタイミングで発光デバイスを発光させる。
制御部13は、外縁部分テンプレート14aを記憶部へ登録するとともに、磁気センサ部11から受け取った出力信号に基づいて硬貨の金種を判別し、判別した金種に対応する外縁部分テンプレート14aを選択し、画像撮像部12によって撮像された硬貨画像上に外縁部分テンプレート14aを対応付け、対応付けた外縁部分テンプレート14aの相対位置に基づいて硬貨中心を検出する処理を行う処理部である。
金種判別部13aは、磁気センサ部11から出力信号を受け取り、受け取った出力信号に基づいて硬貨の金種を判別する処理を行う処理部である。たとえば、この金種判別部13aは、磁気センサ部11から受け取った出力信号のパターンが、あらかじめ用意された金種毎のパターンのいずれかと合致したならば、判別対象となる硬貨を、合致するパターンに対応する金種であると判別する。なお、この金種判別部13aは、判別結果を、初期位置推定部13eおよび対応付け部13fへ出力する処理を併せて行う。
テンプレート登録部13bは、金種ごとに予め用意されたテンプレート画像から切り出した硬貨外縁部分のテンプレートである外縁部分テンプレート14aを記憶部14へ登録する処理を行う処理部である。ここで、テンプレート登録部13bが行う処理の概要について図4および図5を用いて説明する。図4は、平均画像に基づく画像テンプレートおよび外縁部分テンプレート14aを示す図である。
図4に示すように、テンプレート登録部13bは、特定の金種の硬貨をさまざまな向きで撮像した画像(同図に示す100a、100bおよび100cなど)を重ね合わせて平均化した平均画像200を、テンプレート画像として使用する。このように、平均画像200を用いることで、硬貨の向きや個体差による影響を排除することができる。ここで、平均画像200に示した射線部分は、硬貨の模様(同図では「10」という文字)が平均化された部分である。
そして、テンプレート登録部13bは、平均画像200から硬貨外縁周辺部分(同図では、上下左右の4カ所)を切り出すことで、外縁部分テンプレート14aa、外縁部分テンプレート14ab、外縁部分テンプレート14acおよび外縁部分テンプレート14adを作成する。そして、作成した各外縁部分テンプレート14aを記憶部14へ登録する。
なお、一組の外縁部分テンプレート14aは金種ごとに用意される。また、本実施例では、登録部13bが平均画像200から外縁部分テンプレート14aを切り出して記憶部14へ登録する場合について示したが、外縁部分テンプレート14aを予め他装置で作成してテンプレート登録部13bへ読み込ませることとしてもよい。
また、本実施例では、図4に示したように4つの外縁部分テンプレート14a(14aa〜14ad)を用いる場合について説明するが、対向する位置の外縁部分テンプレート14aを2つのみ用いることとしてもよい。この場合、同図に示す14aaおよび14ab、または、14acおよび14adの組が用いられることになる。なお、2つ以上の外縁テンプレート14a(14aa〜14ad)を任意に組み合わせることとしてもよい。また、本実施例では、平均画像200から外縁部分テンプレート14aを切り出す場合について説明するが、特定の硬貨を撮像した生画像から外縁部分テンプレート14aを切り出すこととしてもよい。
図5は、硬貨の外縁部分に窪みがある場合の平均画像210を示す図である。同図に示した110a、110bおよび110cは、外縁部分に窪みが形成された硬貨をさまざまな向きで撮像した画像である。このように、外縁部分に窪みがある硬貨の場合の平均画像210は、同図に示すように、外縁部分(エッジ部分)が厚みのあるものとなる。このように、平均画像210を用いることとすれば、外縁部分に窪みがある硬貨であっても、窪みの位置(すなわち、撮像された硬貨の向き)の影響を排除することができる。
画像入力部13cは、画像撮像部12によって撮像された画像データを硬貨画像14bとして記憶部14へ格納するとともに、かかる画像データをヒストグラム作成部13dへ渡す処理を行う処理部である。
ヒストグラム作成部13dは、画像入力部13cから受け取った画像データから射影ヒストグラムを生成し、生成した射影ヒストグラムをヒストグラム14cとして記憶部14へ格納する処理を行う処理部である。このヒストグラム作成部13dは、画像データ上に直交するX軸およびY軸を設定し(たとえば、図6参照)、各軸に対して各画素の画素値を足し合わせていくことで、X軸についての射影ヒストグラムおよびY軸についての射影ヒストグラムをそれぞれ生成する。
初期位置推定部13eは、硬貨画像14bへ外縁部分テンプレート14aを対応付ける際に、最初に外縁部分テンプレート14aを配置する位置を推定する処理を行う処理部である。この初期位置推定部13eは、金種判別部13aから受け取った金種および記憶部14から読み出したヒストグラム14cに基づいて各外縁部分テンプレート14aの初期位置を推定する。ここで、初期位置推定部13eが行う初期位置推定の概要について図6および図7を用いて説明する。
図6は、最初の外縁部分テンプレート14a(外縁部分テンプレート14aa)を硬貨画像14bに対応付ける際の初期位置推定の概要を示す図である。なお、同図の(1)には、硬貨画像14bが撮像されるタイミングについて、同図の(2)には、撮像画像14bにおいて硬貨100と硬貨寄せ側壁15aとが接する位置の検出について、それぞれ示している。
図6の(1)に示すように、硬貨寄せ側壁15aに接するように搬送される硬貨100は、同図の61に示す位置へ搬送されるとタイミングセンサを遮るので、画像撮像部12によって撮像され同図の(2)に示す硬貨画像14bが生成される。ここで、同図の(2)に示すX1およびY1は、硬貨画像14bにおける硬貨部分と壁部分とが接する位置である。
初期位置推定部13eは、タイミングセンサの位置および金種に基づき、Y1を推定するとともに、同図の62に示したX軸ヒストグラム62が所定値63を下回る位置に基づいてX1を推定する。なお、図示しないY軸ヒストグラムに基づいてY1を推定することとしてもよい。初期位置推定部13eは、このようにして推定したX1およびY1に基づいて最初の外縁部分テンプレート14aの初期位置を推定する。
図7は、他の外縁部分テンプレート14a(外縁部分テンプレート14ab〜14ad)を硬貨画像14b上に対応付ける際の初期位置推定の概要を示す図である。なお、同図に示す外縁部分テンプレート14aaは、Y軸方向の中心部がY1となり、写りこんだ外縁部分の最も外側の座標がX1となる初期位置へ配置されるものとする。
図7に示すように、外縁部分テンプレート14abは、Y軸方向の中心部がY1となり、金種に基づく硬貨の直径を加味したX軸方向の初期位置へ配置される。また、外縁部分テンプレート14acおよび外縁部分テンプレート14adについても、金種に基づく硬貨の直径を加味した初期位置へそれぞれ配置される。
なお、本実施例では、初期位置推定部13eが、金種判別部13aから受け取った金種に基づいて各外縁部分テンプレート14aの初期位置を推定する場合について示したが、一組の外縁部分テンプレート14aa/14ab/14ac/14ad間の相対位置を、外縁部分テンプレート14aへ含めておき、最初の外縁部分テンプレート14aaの初期位置を推定したならば、かかる相対位置を用いて他の外縁部分テンプレート14ab、14acおよび14adの初期位置を決定することとしてもよい。
対応付け部13fは、初期位置推定部13eが推定した初期位置を基準位置として各外縁テンプレート14aを硬貨画像14b上でずらしつつ照合することで、各外縁テンプレート14aを硬貨画像14bの適合する位置へ対応付ける処理を行う処理部である。また、この対応付け部13fは、金種判別部13aから受け取った金種に対応する外縁部分テンプレート14aを使用する。なお、対応付け部13fは、対応付け結果を硬貨中心算出部13gへ出力する処理を併せて行う。
ここで、この対応付け部13fが行う対応付け処理の概要について図8を用いて説明する。図8は、外縁部分テンプレート14aと硬貨画像14bとの対応付け処理の概要を示す図である。なお、同図の(1)には、初期位置を基準として外縁部分テンプレート14acと硬貨画像14bとの相対位置を変更しつつ照合値を算出する様子を、同図の(2)には対応付け結果を、それぞれ示している。
図8の(1)に示すように、対応付け部13fは、外縁部分テンプレート14ac上の所定の画素81の画素値と、この画素81に対応する硬貨画像14上の画素82の画素値との積を外縁部分テンプレート14ac全体にわたって足し合わせた値を照合値として算出する。そして、外縁部分テンプレート14acと硬貨画像14bとの相対位置をX軸の正負方向およびY軸の正負方向へ1画素ずつずらしながら、各相対位置における照合値を算出し、照合値が最も大きくなる位置へ外縁部分テンプレート14acを対応付ける。なお、他の外縁部分テンプレート14a(14aa、14abおよび14ad)についても同様に対応付けを行う。
なお、各外縁部分テンプレート14aおよび硬貨画像14bとしては、2値化したものを用いることとしてもよく、多段階のもの(たとえば、0〜255の濃淡データ)を用いることとしてもよい。また、X軸の正負方向およびY軸の正負方向へ相対位置をずらす範囲は、あらかじめ定められているものとする。
このようにして、同図の(2)に示すように、硬貨画像14上の適合する位置へ、各外縁部分テンプレート14a(14aa、14ab、14acおよび14ad)が対応付けられる。硬貨中心算出部13gは、対応付け部13fによって硬貨画像14上へそれぞれ対応付けられた外縁部分テンプレート14a間の相対位置に基づき、硬貨画像14における硬貨中心を算出する。
たとえば、この硬貨中心算出部13gは、図8の(2)に示した外縁部分テンプレート14aaの中心位置と外縁部分テンプレート14abの中心位置とを結んだ線と、外縁部分テンプレート14acの中心位置と外縁部分テンプレート14adの中心位置とを結んだ線との交点を硬貨中心として算出する。
記憶部14は、RAM(Random Access Memory)などの記憶デバイスで構成される記憶部であり、外縁部分テンプレート14aと、硬貨画像14bと、ヒストグラム14cとを記憶する。外縁部分テンプレート14aは、既に説明したように、特定の金種についての平均画像に基づくテンプレート画像から複数個所の外縁部分を切り出すことによって作成されたテンプレートである。なお、この外縁部分テンプレート14aは、金種ごとに用意される(たとえば、表用テンプレートおよび裏用テンプレート)。
硬貨画像14bは、画像撮像部12によって撮像された画像であり、画像入力部13cによって記憶部14へ格納される。なお、この硬貨画像14bは、検出対象となる硬貨が撮像されるたびに、あらたな画像へと更新される。ヒストグラム14cは、既に説明したように、画像撮像部12によって撮像された画像についての射影ヒストグラムであり、検出対象となる硬貨が撮像されるたびに、あらたな射影ヒストグラムへと更新される。
次に、硬貨中心検出装置10が実行する処理手順について図9を用いて説明する。図9は、硬貨中心検出装置10が実行する処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、磁気センサ部11へ硬貨が進入すると(ステップS101)、金種判別部13aは、センサ出力に基づいて金種判別を行う(ステップS102)。そして、対応付け部13fは、金種に対応した外縁部分テンプレート14aを選択する(ステップS103)。なお、ステップS102の金種判別結果は、ステップS108においても用いられる。
つづいて、画像撮像部12へ硬貨が進入すると(ステップS104)、画像撮像部12は硬貨画像14bを撮像する(ステップS105)。そして、ステップS106〜ステップS108の処理手順と、ステップS109の処理手順が並列して行われる。
ヒストグラム作成部13dは、ヒストグラム(射影ヒストグラム)を算出し(ステップS106)、初期位置推定部13eは、ヒストグラム検索方式(図6参照)にて基準側(硬貨寄せ側壁15a)のエッジ位置(外縁位置)を検出し(ステップS107)、つづいて、他のエッジ位置を推定する(ステップS108)。一方、ステップS105において撮像された硬貨画像14bは、記憶部14へ格納される(ステップS109)。
つづいて、対応付け部13fは、エッジ照合方式(図8)にて推定位置周辺のエッジ位置を検出し(ステップS110)、すべてのエッジ位置を検出したか否かを判定する(ステップS111)。そして、すべてのエッジ位置の検出が完了した場合には(ステップS111,Yes)、硬貨中心算出部13gは、硬貨中心位置を算出して(ステップS112)処理を終了する。一方、ステップS111の判定条件を満たさなかった場合には(ステップS111,No)、ステップS110以降の処理を繰り返す。
上述してきたように、本実施例では、テンプレート登録部が、あらかじめ用意されたテンプレート画像から硬貨の外縁の一部を切り出した複数の外縁部分テンプレートを記憶部へ登録し、対応付け部が、外縁部分テンプレートと硬貨画像とを照合することで外縁部分テンプレートを硬貨画像における適合する位置へそれぞれ対応付け、硬貨中心算出部が、硬貨画像へそれぞれ対応付けられた外縁部分テンプレート間の相対位置に基づいて硬貨中心を算出することとしたので、硬貨の外縁を複数個所で正確に把握することによって、硬貨の外縁に付着物があったり硬貨の外縁に欠けがあったりする場合であっても硬貨画像における硬貨中心を高精度に検出することができる。
以上のように、本発明に係る硬貨中心検出装置および硬貨中心検出方法は、硬貨画像における硬貨中心を高精度に検出したい場合に有用であり、特に、硬貨画像を回転補正してテンプレート画像と照合する硬貨識別装置への適用に適している。

Claims (5)

  1. 硬貨を撮像した硬貨画像における硬貨中心を検出する硬貨中心検出装置であって、
    あらかじめ用意されたテンプレート画像から硬貨の外縁の一部を切り出した複数の外縁部分テンプレートを記憶部へ登録する登録手段と、
    前記外縁部分テンプレートと前記硬貨画像とを照合することで当該外縁部分テンプレートを当該硬貨画像における適合する位置へそれぞれ対応付ける対応付け手段と、
    前記対応付け手段によって前記硬貨画像へそれぞれ対応付けられた前記外縁部分テンプレート間の相対位置に基づいて前記硬貨中心を算出する硬貨中心算出手段と
    を備えたことを特徴とする硬貨中心検出装置。
  2. 前記対応付け手段は、
    前記外縁部分テンプレートと前記硬貨画像との相対位置を変更しつつ、双方においてそれぞれ対応する画素における画素値同士の積を当該外縁部分テンプレート全体にわたって足し合わせた照合値に基づいて当該外縁部分テンプレートを対応付けることを特徴とする請求項1に記載の硬貨中心検出装置。
  3. 磁気センサを用いて硬貨の金種を判別する金種判別手段
    をさらに備え、
    前記対応付け手段は、
    前記金種判別手段によって判別された前記金種に係る前記外縁部分テンプレートを選択したうえで、一つの前記外縁部分テンプレートの初期位置を前記硬貨画像における硬貨と硬貨搬送路の硬貨片寄せ側壁との接点に基づいて推定するとともに、他の前記外縁部分テンプレートの初期位置を前記テンプレート画像における各前記外縁部分テンプレートの位置を用いて推定し、推定された各初期位置を基準として各外縁部分テンプレートと各硬貨画像との相対位置を所定の範囲内で変更することを特徴とする請求項2に記載の硬貨中心検出装置。
  4. 前記テンプレート画像は、
    特定の金種の硬貨について複数の前記硬貨画像を平均化した平均画像であることを特徴とする請求項1、2または3に記載の硬貨中心検出装置。
  5. 硬貨を撮像した硬貨画像における硬貨中心を検出する硬貨中心検出方法であって、
    あらかじめ用意されたテンプレート画像から硬貨の外縁の一部を切り出した複数の外縁部分テンプレートを記憶部へ登録する登録工程と、
    前記外縁部分テンプレートと前記硬貨画像とを照合することで当該外縁部分テンプレートを当該硬貨画像における適合する位置へそれぞれ対応付ける対応付け工程と、
    前記対応付け工程によって前記硬貨画像へそれぞれ対応付けられた前記外縁部分テンプレート間の相対位置に基づいて前記硬貨中心を算出する硬貨中心算出工程と
    を含んだことを特徴とする硬貨中心検出方法。
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