JP5053333B2 - 鋼の連続鋳造方法 - Google Patents

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本発明は、鋼の連続鋳造の鋳造方法に関するものであり、高粘性パウダーを用いた鋳造、または、高鋳造速度での鋳造方法に関する。
鋼の連続鋳造では、粘性の高い連鋳パウダーを用いることや、高鋳造速度で鋳造することのメリットは大きい。前者は、パウダーの巻き込みを防止し、パウダーに起因する欠陥数を低減することができる。一方、後者は、生産性を上げ、プロセス生産計画に余裕を持たせることができる。
しかし、より高い粘性の連鋳パウダーを用いた鋳造、より高鋳造速度での鋳造のいずれの場合も、鋳造すること自体が困難である。その原因は、連鋳パウダーの粘性が高いほど、鋳造速度が大きいほど、溶融パウダーの鋳型−鋳片間への流入量が減り、潤滑性の欠如に起因する鋳片の焼き付け、さらには、ブレークアウトが発生するからである。
よって、粘性の高い連鋳パウダーを用いる場合または高鋳造速度での鋳造では、的確なパウダー流入量の予測が必須となってくる。
このパウダー流入については、従来多くのモデルが提案されている。非特許文献1、非特許文献2等のNavier-Stokes式を基礎式とするもの、非特許文献3、非特許文献4等のReynolds方程式を基礎式とするもの等が、その代表例として挙げられる。
CAMP−ISIJ,Vol.5(1992),p1221 CAMP−ISIJ,Vol.1(1988),p146 製鉄研究,第324(1987),p30 Steel&Metals Magazine,Vol.28,No.10(1990),p661
しかしながら、従来のモデル式では、図1に示すように、Navier-Stokes式やReynolds方程式から求まるパウダー1の静圧2と凝固シェル3の剛性4、溶鋼5の静圧6との釣り合いを静的に解き、パウダー消費量7を求めていた。この際、鋳型−鋳片間距離8は一定として扱われていた。
しかし、実現象は、図2に示すように、鋳型振動9により、鋳型−鋳片間距離8は時々刻々と変化すると考えられる。また、パウダー1の静圧2と凝固シェル3の剛性4、溶鋼5の静圧6との釣り合いは、静的でなく、動的に扱わなくてはならない。
本発明は、鋳型振動による鋳型−鋳片間距離の時間的変化を考慮し、パウダー圧力と凝固シェルの剛性、溶鋼静圧との関係を動的に扱うモデルを用いる。このモデル式を用い、連鋳パウダーの粘性が高い場合の鋳造、鋳造速度が大きい場合の鋳造、それぞれについて鋳造を可能にするオシレーション条件や鋳型テーパー等の鋳造諸条件を求め、これを用いた鋼の連続鋳造方法を提供する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その要旨は、以下のとおりである。
(1) 鋼の連続鋳造において、10poise以上の粘性の連鋳パウダーを用いるとき、または、3m/min以上の鋳造速度を用いるとき、ばね係数Kを1(S-2)以上100(S-2)以下、質量を表わす係数Mを10(kg)以上106(kg)以下、物性依存係数Aを105(m1-γkg-1)以上107(m1-γkg-1)以下、鋳型振動依存乗数γを1以上4以下として、下記(a)式と(b)式と(e)式とを解いて得られる鋳造条件で連続鋳造することを特徴とする鋼の連続鋳造方法。
Figure 0005053333
(2) 鋼の連続鋳造において、10poise以上の粘性の連鋳パウダーを用いるとき、または、3m/min以上の鋳造速度を用いるとき、ばね係数Kを1(S-2)以上100(S-2)以下、質量を表わす係数Mを10(kg)以上106(kg)以下、物性依存係数Aを105(m1-γkg-1)以上107(m1-γkg-1)以下、鋳型振動依存乗数γを1以上4以下として、上記(a)式と(b)式と(e)式とを解いて得られる鋳造条件にすることでパウダー消費量の時間平均値を0.1kg/m2以上10kg/m2以下にして連続鋳造することを特徴とする鋼の連続鋳造方法。
Figure 0005053333
(3) 鋳型と鋳片の間の溶融パウダーが充満している縦に細長い領域が、すべての深さでまたは上部1cmを除く下部の範囲で、下に行くほど広がっているとして、前記各式を解くことを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の鋼の連続鋳造方法。
(4) さらに、下記(f)式を満たす鋳型オシレーションの振動数かつ鋳型オシレーションの振幅を用い、さらに、鋳型テーパーを0.5%以上1%以下にすることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかに記載の鋼の連続鋳造方法。
Figure 0005053333
本発明の連続鋳造方法を用いることにより、高粘性な連鋳パウダーを用いる鋳造、または、高鋳造速度での鋳造において、潤滑不良が発生することなく、安定した鋳造をすることができる。
従来のパウダー流入モデルの一例を説明する図である。 本発明方法で用いるパウダー流入モデルを説明する図である。 本発明方法で用いる座標系を説明する図である。 本発明方法で用いる鋳型と凝固シェル間の隙間形状を示す図である。
本発明の方法は、(a)式と(b)式を解いた結果、得られる鋳造条件を用いることによって、10poise以上の高粘性の連鋳パウダーを用いる鋳造、または、3m/min以上の高鋳造速度での鋳造等の、通常、困難とされる鋳造を可能にする方法である。
ここで、(a)式と(b)式、これから説明する(c)式と(d)式での座標を、図3に示した。(a)式は、レイノルズ方程式であり、鋳型−鋳片間の溶融した連鋳パウダーの質量保存を表わしている。(b)式は、凝固シェルの運動方程式である。
Figure 0005053333
従来は、ナビエ−ストークス(Navier-Stokes)式またはレイノルズ(Reynolds)方程式((a)式)を解き、図1に示したような、圧力と溶鋼静圧が釣り合っている静的な状態を仮定していた。しかし、図2に示したように、実際のパウダー流入は、鋳型10が上下に振動9し(鋳型オシレーション)、この作用により鋳型−鋳片間距離(h)8も変動するという非定常現象である。
本発明では、凝固シェル3を運動方程式(b)式で扱うことによって、動的に解くことができる。この結果、経時的な鋳型−鋳片間距離hの変化を求めることができる。このhを(d)式に代入すると、経時的に変化するパウダー消費量Qが得られる。従来は静的な状態を仮定していたために、本来変化するQが一定値として求められており、その大きさにも信頼性がなかった。
このパウダー消費量Qは、潤滑不良がない安定した鋳造が可能か不可能かの重要なパラメータとなる。本発明者らの経験では、このQの時間平均値が0.1(kg/m2)以上のとき、安定した鋳造が可能であるとの結果を得ている。つまり、このQの時間平均値が0.1(kg/m2)以上とならしめる鋳造条件が、安定した鋳造を可能にする鋳造条件である。
ただし、Qの時間平均値が大きくなり過ぎても鋳造不安定が生じる。Qが大きくなると、鋳型−鋳片間距離hが大きくなり、凝固シェルの水平方向への振れ幅が大きくなるからである。よって、Qの時間平均値は10(kg/m2)以下が望ましい。
鋳型−鋳片間距離hを求めるとき、(a)式を境界条件(f)式で解くと得られる(c)式を用いる方法が、特に有効である。(a)式の代わりに、この(c)式を(b)式と連立して解析的に解き、経時的に変化するhを求め、以下同様にして安定した鋳造を可能にする鋳造条件を求めることができる。
Figure 0005053333
ここで言う鋳造条件とは、鋳造速度Vc、鋳型振動振幅d、鋳型振動周波数f等の(a)式、(b)式、および(c)式で考慮されている鋳造で制御できるパラメータである。解析の結果、Qの時間平均値が0.1(kg/m2)以上になったとき、この解析に用いたVc、d、f等が、その鋳造条件ということになる。
(b)式中の抵抗係数Bは、凝固シェルが動くときに、溶鋼や溶融スラグから受ける抵抗の程度を示している。当然、抵抗係数Bは、溶融スラグや溶鋼の流動や粘性に依存することになる。各鋳造において、溶鋼の流動や粘性には大きな変化がないと考えると、抵抗係数Bは、溶融パウダーの流動や粘性のみに依存することになる。
このような観点から、Bを(e)式のようにモデル化する。(e)式中の鋳型振動振幅と周波数は、溶融パウダーの流動の影響を表わしている。この式は非常に有効であり、パウダー消費量の粘性依存性や鋳型振動条件依存性を再現することができる。
Figure 0005053333
また、(b)式でのばね係数Kは、1(s-2)以上100(s-2)以下、質量を表わす係数Mは、10(kg)以上106(kg)以下が好ましい。ばね係数Kは、凝固シェルの弾性変形による復元力の程度を示している。一方、Mは、凝固シェルの質量を示しているが、パウダーが充満している深さだけではなく、実効的にその下の部分の質量も含んでいる。
それぞれに正確な値が存在するが、いずれも測定あるいは理論的に求めることは困難である。ただし、上記したKおよびMの範囲内では求まるパウダー消費量の大きさは一定しており、その傾向も現実を再現している。
このことから正確なKおよびMは、この範囲内にあると考えられる。逆に、K、Mが上記範囲を外れれば、パウダー消費量の大きさは現実のものと合わなくなってくる。
さらに、物性依存係数Aは、105(m1-γkg-1)以上107(m1-γkg-1)以下、鋳型振動依存乗数γは1以上4以下とすることが望ましい。これらも正確な値を測定あるいは理論的に求めることは困難である。
ただし、上記したAおよびγの範囲内であれば、求まるパウダー消費量の大きさは一定しており、その傾向も現実を再現している。上記範囲外であれば、パウダー消費量の大きさは現実のものと合わなくなってくる。
また、本発明方法では、図4に示すように、鋳型10と凝固シェル3の間の溶融パウダー1が充満している縦に細長い領域11が、すべての深さでまたは凝固シェルの上部1cm程度を除く下部の範囲で、下に行くほど広がっていることを仮定する必要がある。現実には、凝固シェル3の凝固による収縮により下に行くほど、広がると考えられる。そして、この領域の形状はパウダー流入減少に非常に大きな影響を与える。
もし、このように仮定しないと、鋳造速度が増加してもパウダー消費量が減少しない等、現実と異なる傾向になってしまうことになる。
この本発明方法の解析の結果、10poise以上の高粘性の連鋳パウダーを用いる鋳造、または、3m/min以上の高鋳造速度での鋳造、等の通常、困難とされる鋳造で、Qの時間平均値が0.1(kg/m2)以上となる鋳造条件として、以下の条件が得られた。
まず、鋳型オシレーションの振動数と振幅、鋳造速度は、(f)式を満足する値であること、次に、鋳型テーパーは、0.5%以上1%以下となることである。(a)〜(e)式を解く方法も有効であるが、この条件を用いれば困難な鋳造を可能にすることができる。
以上述べたように、本発明方法を用いると、10poise以上の高粘性の連鋳パウダーを用いる鋳造、または、3m/min以上の高鋳造速度での鋳造等の、通常、困難とされる鋳造において潤滑を欠如することなく安定した鋳造を可能にすることができる。
(実施例1)
粘性が6poise、24poiseの2種類の連鋳パウダーを使用し、鋳造を実施した。このとき鋼の組成は、質量%で、C:0.001〜0.006%、Si:0.005〜0.02%、Mn:0.05〜0.2%、P:0.01〜0.02%、S:0.002〜0.02%、Al:0.02〜0.1%、Ti:0.001〜0.05%であり、残部がFeおよび不可避的不純物元素である。鋳造速度は1m/minとした。
また、表1に示すように、鋳型オシレーションの振動数と振幅が0.75Hzと4mm(半幅)((f)式を満たす)、鋳型テーパーを0.7%とした本発明の解析の結果得られる条件である本発明方式1、振動数と振幅が0.633Hzと4mm((f)式を満たさずf<1.1Vc/2πlを満たす)、鋳型テーパーを0.7%とした本発明の解析の結果得られる条件ではない比較方式1、振動数と振幅が1.17Hzと4mm((f)式を満たさずf>1.1Vc/2πlを満たす)、鋳型テーパーが0.7%である本発明の解析の結果得られる条件ではない比較方式2、鋳型テーパーが0.4%、1.2%(本発明の解析で得られる条件の範囲外)とし、その他の条件は本発明方式1と同様である比較方式3、4について、それぞれの鋳造の状況を比較した。
表2に示すように、6poiseおよび24poise双方の連鋳パウダーにおいて、表面欠陥、ブレークアウト等の障害なく鋳造できたのは、本発明方式1のみであった。いずれの比較方式も、24poiseの連鋳パウダーでの鋳造に表面欠陥、ブレークアウトの障害が発生した。
以上のことから、本発明方法により高い粘性の鋳造が可能になることが判明した。
Figure 0005053333
Figure 0005053333
(実施例2)
1m/min、4m/minの2通りの鋳造速度で、鋳造を実施した。このとき、鋼の組成は、質量%で、C:0.001〜0.006%、Si:0.005〜0.02%、Mn:0.05〜0.2%、P:0.01〜0.02%、S:0.002〜0.02%、Al:0.02〜0.1%、Ti:0.001〜0.05%であり、残部がFeおよび不可避的不純物元素である。パウダー粘性は、いずれも1poiseとした。
また、表3に示すように、鋳型オシレーションの振動数、振幅が0.75Hzと4mm(半幅)((f)式を満たす)、鋳型テーパーが0.7%とした本発明の解析の結果得られる条件である本発明方式2、振動数、振幅が0.633Hzと4mm((f)式を満たさずf<1.1Vc/2πlを満たす)、鋳型テーパーが0.7%ある本発明の解析の結果得られる条件ではない比較方式5、振動数、振幅が1.17Hzと4mm((f)式を満たさずf>1.5Vc/2πlを満たす)、鋳型テーパーを0.7%とした本発明の解析の結果得られる条件ではない比較方式6、鋳型テーパーが0.4%、1.2%(本発明の解析で得られる条件の範囲外)とし、その他の条件は本発明方式2と同様である比較方式7、8について、それぞれの鋳造の状況を比較した。
表4に示すように、1m/minおよび4m/min双方の鋳造速度において、表面欠陥、ブレークアウト等の障害なく鋳造できたのは、本発明方式2のみであった。いずれの比較方式も、4m/minの鋳造速度で実施した場合、表面欠陥、ブレークアウトの障害が発生した。
以上のことから、本発明方法により高速な鋳造速度での鋳造が可能になることが判明した。
Figure 0005053333
Figure 0005053333
前述したように、本発明によれば、高粘性な連鋳パウダーを用いる鋳造、または、高鋳造速度で鋳造において、潤滑不良が発生することなく、安定した鋳造をすることができる。したがって、本発明は、鉄鋼製造産業における利用可能性が大きいものである。
1 パウダー
2 パウダーの静圧
3 凝固シェル
4 凝固シェルの剛性
5 溶鋼
6 溶鋼の静圧
7 パウダー消費量
8 鋳型−鋳片間距離
9 鋳型振動
10 鋳型
11 縦に細長い領域

Claims (4)

  1. 鋼の連続鋳造において、10poise以上の粘性の連鋳パウダーを用いるとき、または、3m/min以上の鋳造速度を用いるとき、ばね係数Kを1(S-2)以上100(S-2)以下、質量を表わす係数Mを10(kg)以上106(kg)以下、物性依存係数Aを105(m1kg-1)以上107(m1kg-1)以下、鋳型振動依存乗数γを1以上4以下として、下記(a)式と(b)式と(e)式とを解いて得られる鋳造条件で連続鋳造することを特徴とする鋼の連続鋳造方法。
    Figure 0005053333
  2. 鋼の連続鋳造において、10poise以上の粘性の連鋳パウダーを用いるとき、または、3m/min以上の鋳造速度を用いるとき、ばね係数Kを1(S-2)以上100(S-2)以下、質量を表わす係数Mを10(kg)以上106(kg) 以下、物性依存係数Aを105(m1kg-1)以上107(m1kg-1)以下、鋳型振動依存乗数γを1以上4以下として、下記(a)式と(b)式と(e)式とを解いて得られる鋳造条件にすることでパウダー消費量の時間平均値を0.1kg/m2以上10kg/m2以下にして連続鋳造することを特徴とする鋼の連続鋳造方法。
    Figure 0005053333
  3. 鋳型と鋳片の間の溶融パウダーが充満している縦に細長い領域が、すべての深さでまたは上部1cmを除く下部の範囲で、下に行くほど広がっているとして、前記各式を解くことを特徴とする請求項1又は2に記載の鋼の連続鋳造方法。
  4. さらに、下記(f)式を満たす鋳型オシレーションの振動数かつ鋳型オシレーションの振幅を用い、さらに、鋳型テーパーを0.5%以上1%以下にすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鋼の連続鋳造方法。
    Figure 0005053333
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