JP5053231B2 - 無線通信方法および無線通信システムならびに基地局 - Google Patents
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図13において、 111〜130 は、それぞれ5m秒周期フレームを表し、ハッチングしたフレーム111,115,119,123,127 においてバースト割り当てが行われているものとする。 131a〜135a、 131b 〜135b、 131c 〜135c、 131d 〜135dは、それぞれIPデータの到着タイミング例を表す。
図15において、基地局は、UGSコネクション設定201、周期性スケジューリングモード202、UGSコネクション開放203の間で状態が遷移する。コネクション設定の指示を受けたUGSコネクション設定201は、速やかに周期性スケジューリングモード202に遷移し、この状態を継続する。コネクション設定の開放の指示を受けた場合のみ、UGSコネクション開放203に遷移する。すなわち、実効的なモードは周期性スケジューリングモード202のみである。
図16において、基地局は、UGSコネクションに対するスケジューリング処理を開始すると(S101)、必要なQoS条件を取得し、特にその中の割り当て周期をN1とする(S102)。そして、スケジューリングのためのカウンタk(コネクションごとに個別のカウンタを想定)のリセットを行う(S103)。以降、周期的な処理を行う。
IEEE Std 802.16-2004,"IEEE Standard for Local and metropolitan area networks, Part 16: Air Interface for Fixed Broadband Wireless Access Systems", 6.3.7.2〜6.3.7.5 章,2004年 IEEE Std 802.16e-2005,"IEEE Standard for Local and metropolitan area networks, Part 16: Air Interface for Fixed and Mobile Broadband Wireless Access Systems, Amendment2: Physical and Medium Access Control Layers for Combined Fixed and Mobile Operation in Licensed Bands and Corrigendum 1",2005 年 http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/denwa/20040521/1/ http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070124_3.html
図17において、データ133dをフレーム119 に収容して転送する際に、端末が基地局に対してタイミングが前方にシフトしていることを通知すると、図14(a) の場合と同様に、基地局は次回からの割り当てを1フレーム前方にシフトし、次のフレーム123 の割り当てをフレーム122 の割り当てに変更し、以降は4フレームおきの割り当てを続ける。しかし、この時点でデータ134dは、バースト割り当てタイミングがフレーム122 に対して遅れている。すなわち、データの到着タイミングが進みから遅れに揺らいだために、進みに対応するバースト割り当てタイミングの調整が裏目に出たことになる。
図1は、本発明の第1の実施形態における基地局の状態遷移図を示す。本実施形態は、端末側がFLビットを用いてスケジューリングタイミングの補正(同期)要求を行う機能を備えていない場合に、タイミング補正を基地局側が単独で行うための方法を示す。
図2において、基地局は、UGSコネクション設定の指示(図1の1)があるとスケジューリング処理を開始する(S1)。このとき、UGSのコネクション設定条件を取得し、スケジューリングの割り当て周期情報(ここではN1フレーム周期とする)を記憶する(S2)。そして、初期スケジューリングモードの処理(図1の2)を開始する(S3)。初期スケジューリングモードの特徴は、毎フレーム、バースト割り当てを行うことである(S4)。ここで、バースト割り当て処理(S4)とは、図11で示したα=1のケースでは、次のフレームに収容するUL−MAPへの割り当て情報設定を意味する。このスケジューリング処理を行っているフレームで、スケジューリング中のコネクションの割り当てバーストにユーザデータの受信があるか否かを判断し(S5)、ユーザデータの受信がない場合は次のフレームの割り当て処理まで待機し(S6)、次のフレームの処理としてステップS4に戻る。一方、当該フレームで、スケジューリング中のコネクションの割り当てバーストにユーザデータの受信があった場合はスケジューリング管理用のカウンタk1,k2をリセットする(S7)。なお、カウンタリセットとは、初期値に設定することを意味し、k1=α、k2=1を設定する。ここで、αは、アップリンクの割り当ては Allocation Start Timeフィールドでαフレーム先の割り当てを行うことを意味し、図11で示す例ではα=1となる。また、UL−MAPの存在する当該フレームのアップリンクの割り当てを指示するならば、α=0となる。
図3において、基地局は、周期的スケジューリングを開始すると(S20)、必要に応じてカウンタk2をリセットする(S21)。周期的スケジューリングでカウンタk2を用いない場合はステップS21 は省略される。その後、N1フレーム周期の周期性を確認するために、mod(k1,N1)が0か否かを判断する(S22)。mod(k1,N1)=0の場合は当該フレームのバースト割り当てを行い(S24)、mod(k1,N1)≠0の場合は当該フレームのバースト割り当てを行わない(S23)。その後、UGSコネクションの開放要求の有無を確認し(S25)、開放の指示がある場合にUGSコネクションのスケジューリング処理を終了し(S30)、図1のUGSコネクション開放4に遷移する。一方、コネクションが継続する場合にはカウンタ値k1を1加算し(S26)、次フレームの割り当てまで待機し(S27)、状態継続の判断を行う(S28)。このステップS28 の処理内容については図4に後述する。その後、状態遷移の有無を判断し(S29)、状態遷移でなければ次のフレームのスケジューリング処理であるステップS22 に戻る。状態遷移と判断された場合には、初期スケジューリングモード(図2のS3)に移行する(S31)。これは、図1の周期的スケジューリングモード3から初期スケジューリングモード2に遷移することに相当する。以上が周期的スケジューリングモードの処理である。
図4において、状態継続の判断(図3のS28)には複数の選択肢がある。最もシンプルな例は、先に説明したFLビット等を用いたスケジューリングタイミングの変更要求がなくても(端末側にこの機能が実装されていなくても)対応可能な方式である。すなわち、状態継続判断を開始すると(S32)、所定の時間以上、同一状態(すなわち周期的スケジューリングモード)を継続しているか否かを判断し(S33)、所定時間以上の経過を確認した場合に状態遷移と判断し(S35)、所定時間以上経過してしない場合は状態継続と判断し(S34)、それぞれステップS29 に戻る。このように、図1に示す状態遷移を繰り返しながら、適切なスケジューリングタイミングを維持することができる。なお、この所定時間以上の経過の判断は、例えばフレームごとに1ずつ加算されるフレームカウンタ(例えばk2) を用い、このカウンタ値が所定値を超えるか否かで判断してもよい。
図5は、本発明の第2の実施形態における基地局の状態遷移図を示す。本実施形態は、図1に示す第1の実施形態の状態遷移に同期確認スケジューリングモード5が加わり、周期的スケジューリングモード3から初期スケジューリングモード2に直接戻るのではなく、必ず同期確認スケジューリングモード5に遷移し、そして初期スケジューリングモード2に戻るか、周期的スケジューリングモード3に戻るか、同期確認スケジューリングモード5を継続するかを判断する。同期確認スケジューリングモード5の特徴は、初期スケジューリングモード2よりも短時間で周期的スケジューリングモード3に復帰できる点にある。すなわち、再同期を図るのではなく、予想されるスケジューリングのタイミングが適切かどうかを判断し、適切であると判断した場合に速やかに復帰する。
図3の第1の実施形態におけるステップS31 に代えて、状態遷移先が同期確認スケジューリングモード(図5の5)になる(S37)。ここでのステップS28 の状態継続判断およびその他の処理は図4に示すものと同一である。
図7において、基地局は、同期確認スケジューリングモードの処理(図5の5)に移行すると(S38)、当該フレームでバースト割り当てを行い(S39)、カウンタk1を1加算する(S40)。その後、次のフレームの割り当て処理まで待機し(S41)、次のフレームでバースト割り当てを行い(S42)、当該フレームのアップリンクでユーザデータの受信の有無を確認する(S43)。ここで、ユーザデータの受信があれば、先の割り当てに対してN1フレーム周期の周期性を確認するために、mod(k1,N1)がαか否かを判断する(S44)。mod(k1,N1)=αの場合には周期性が保たれていることを意味するため、カウンタk1を1加算し(S45)、周期的スケジューリングモード(図3のS20)に移行し(S46)、処理を終了する。また、ステップS43 において、当該フレームでユーザデータの受信がない場合は、カウンタk1を1加算し(S48)、次のフレームの割り当てまで待機し(S49)、次のフレームの処理としてステップS42 に戻る。
mod(k1,N1)=N1−1、mod(k1,N1)=0、mod(k1,N1)=1
となるフレームの順番にバースト割り当て処理を行い、それでもmod(k1,N1)=αのフレームに着目するコネクションのデータ受信があった場合には、適切なタイミングでスケジューリングの同期が図れていることが検証できる。したがって、図4に示した状態遷移(S35)を行う際に、mod(k1,N1)=N1−1−αとなるフレームで選択的に条件判断を行うのであれば、図7のステップS39 〜S41 を省略しても、自動的にmod(k1,N1)=N1−1−α、mod(k1,N1)=mod(N1−α,N1)、mod(k1,N1)=mod(N1−α+1,N1)、…となるフレームに対して、順番にステップS42 以降の処理を実施することができる。
第3の実施形態では、端末側はFLビット等を用いたスケジューリングタイミングの変更要求機能を実装していることを想定する。この場合には、図1や図5に示す状態遷移を実施しなくても図15の状態遷移で十分である。また、図17に示した問題を回避するために、1回のFLビットによる要求で即座にスケジューリングの周期を変更するのではなく、所定回数の要求が連続するときにバースト割り当て周期、タイミングを変更することにする。
図8において、基地局は、UGSコネクション設定の指示があるとスケジューリング処理を開始し(S51)、スケジューリングの割り当て周期情報(ここではN1フレーム周期とする)を設定し(S52)、周期的スケジューリングモードの処理を開始する(S53)。まず、カウンタをリセットしてk1=0、k2=1とする(S54)。ここで、αは Allocation Start Timeでαフレーム先のフレームのアップリンクの割り当てを行うことを意味する。その後、N1フレーム周期の周期性を確認するために、mod(k1,N1)が0か否かを判断する(S55)。
図9において、ステップS51 〜S61 までの処理は図8の処理と共通である。本実施形態では、ステップS62 において、フレーム前倒し要求を新規に取得したときに、新規情報に記載された前倒し要求値Xを記録する処理を合せて行う。その後、ステップS63 に続けて、過去N3回分の前倒し要求値データの読み出しを行う(S72)。続けて、このN3回の前倒し要求値の中で最多頻度の前倒し要求値を検索し、その値をX′とし、前倒し要求値がX′であった回数も取得する(S73)。次に、その回数がN2(N2<N3)以上であるか否かを判断し(S74)、N2回以上が同一値であったときに前倒しの処理としてカウンタk1をX′加算する(S75)。最多頻度の前倒し要求値X′がN2回未満であれば前倒しを見送り、ステップS63 で新規情報を取得していない場合と同様にステップS55 に戻る。
2 初期スケジューリングモード
3,202 周期性スケジューリングモード
4,203 UGSコネクション開放
5 同期確認スケジューリングモード
11 ダウンリンクサブフレーム
12 アップリンクサブフレーム
13 プリアンブル信号
14 フレーム制御ヘッダ(FCH)
15 DL−MAP
16 UL−MAP
17 ダウンリンクバースト
18 アップリンクバースト
111〜130 フレーム
131〜135 IPデータの到着タイミング
Claims (16)
- 基地局と1以上の端末が無線回線を介して接続され、端末から基地局へのアップリンクまたは基地局と端末との間の双方向のリンクにおいて周期的なデータ伝送を行う無線通信システムにおいて、
前記基地局は、前記端末との間で1以上のコネクション設定を行い、該コネクションの中のすべてまたは所定のコネクションに対してアップリンクまたは双方向のリンクで所定のサイズ以上のバースト割り当てを行う周期をN1 フレーム(N1 は整数)と設定した後のアップリンクのスケジューリング処理として、
毎フレーム連続的に前記アップリンクのユーザデータ用のバースト割り当てを行う初期スケジューリングモードの処理を行う第1のステップと、
前記基地局の管理する前記N1 フレーム周期でアップリンクのユーザデータ用のバースト割り当てを行う周期的スケジューリングモードの処理を行う第2のステップと、
前記初期スケジューリングモードの状態で、アップリンクの割り当てバーストに該当ユーザデータが収容された状態でデータ受信がされたか否かを各フレームで判断し、該当ユーザデータが収容された状態でデータ受信がされたと判断されたときに、そのフレームが前記N1 フレーム周期に一致しているか否かを判断し、前記初期スケジューリングモードの状態継続または前記周期的スケジューリングモードへの状態遷移を判断する第3のステップと、
前記周期的スケジューリングモードの状態で、前記周期的スケジューリングモードの状態継続または前記初期スケジューリングモードへの状態遷移を判断する第4のステップと
を有することを特徴とする無線通信方法。 - 請求項1に記載の無線通信方法において、
前記基地局は、前記周期的スケジューリングモードで割り当てた前記N1 フレーム周期の該当フレームとその前後のフレームを含むすべてまたは一部のフレームで、アップリンクのユーザデータ用のバースト割り当てを行う同期確認スケジューリングモードの処理を行う第5のステップと、
前記第4のステップに代えて、前記周期的スケジューリングモードの状態で、前記周期的スケジューリングモードの状態継続または前記同期確認スケジューリングモードへの状態遷移を判断する第6のステップと、
前記同期確認スケジューリングモードの状態で、前記同期確認スケジューリングモードの状態継続、または前記周期的スケジューリングモードと前記初期スケジューリングモードのいずれかへの状態遷移を判断する第7のステップと
を有することを特徴とする無線通信方法。 - 請求項1に記載の無線通信方法において、
前記基地局は、アップリンクの割り当てバーストに該当ユーザデータが収容された状態でデータ受信がされたフレームを連続N2 回以上(N2 は整数)監視する第8のステップを有し、
前記第3のステップは、連続したN2 回の各フレームが前記N1 フレーム周期にすべて一致しているか否かを判断し、N2 回連続でN1 フレーム周期に一致していると判断されたときに前記初期スケジューリングモードから前記周期的スケジューリングモードへ状態遷移する判断を行う
ことを特徴とする無線通信方法。 - 請求項1に記載の無線通信方法において、
前記基地局は、前記周期的スケジューリングモードで前の状態遷移または状態遷移の判断から所定の時間以上経過したか否かを監視する第9のステップを有し、
前記第4のステップは、前記周期的スケジューリングモードの状態で、前の状態遷移または状態遷移の判断から所定の時間以上経過したときに、前記周期的スケジューリングモードから前記初期スケジューリングモードへ状態遷移する判断を行う
ことを特徴とする無線通信方法。 - 請求項2に記載の無線通信方法において、
前記基地局は、前記周期的スケジューリングモードで前の状態遷移または状態遷移の判断から所定の時間以上経過したか否かを監視する第9のステップを有し、
前記第6のステップは、前記周期的スケジューリングモードの状態で、前の状態遷移または状態遷移の判断から所定の時間以上経過したときに、前記周期的スケジューリングモードから前記同期確認スケジューリングモードへ状態遷移する判断を行う
ことを特徴とする無線通信方法。 - 請求項2に記載の無線通信方法において、
前記第7のステップは、アップリンクの割り当てバーストに該当ユーザデータが収容された状態でデータ受信がされたフレームが前記N1 フレーム周期に一致しているときに前記同期確認スケジューリングモードから前記周期的スケジューリングモードに遷移し、アップリンクの割り当てバーストに該当ユーザデータが収容された状態でデータ受信がされたフレームが前記N1 フレーム周期に一致していないときに前記同期確認スケジューリングモードから前記初期スケジューリングモードに遷移し、その他の場合に同期確認スケジューリングモードを継続する判断を行う
ことを特徴とする無線通信方法。 - 基地局と1以上の端末が無線回線を介して接続され、端末から基地局へのアップリンクまたは基地局と端末との間の双方向のリンクにおいて周期的なデータ伝送を行う無線通信システムにおいて、
前記基地局は、前記端末との間で1以上のコネクション設定を行い、該コネクションの中のすべてまたは所定のコネクションに対してアップリンクまたは双方向のリンクで所定のサイズ以上のバースト割り当てを行う周期をN1 フレーム(N1 は整数)と設定した後のアップリンクのスケジューリング処理として、
前記基地局の管理する前記N1 フレーム周期でアップリンクのユーザデータ用のバースト割り当てを行う周期的スケジューリングモードの処理を行う第1のステップと、
前記端末が送信したバースト割り当て周期に関する同期情報を取得し、取得した同期情報に記載された前倒し割り当てフレーム数の要求値に関する情報を抽出する第2のステップと、
前記前倒し割り当てフレーム数の要求値を連続N2 回以上(N2 は整数)監視する第3のステップと、
前記同期情報を新規に取得するごとに、その直前に取得した前倒し割り当てフレーム数の要求値とを比較して一致するか否かを判断する第4のステップと、
前記第4のステップで連続したN2 回の比較結果がすべて一致しているときに、当該コネクションに対するN1 フレーム周期の割り当てフレームの位置を前倒し割り当てフレーム数の要求値分だけ前倒しする処理を行う第5のステップと
を有することを特徴とする無線通信方法。 - 基地局と1以上の端末が無線回線を介して接続され、端末から基地局へのアップリンクまたは基地局と端末との間の双方向のリンクにおいて周期的なデータ伝送を行う無線通信システムにおいて、
前記基地局は、前記端末との間で1以上のコネクション設定を行い、該コネクションの中のすべてまたは所定のコネクションに対してアップリンクまたは双方向のリンクで所定のサイズ以上のバースト割り当てを行う周期をN1 フレーム(N1 は整数)と設定した後のアップリンクのスケジューリング処理として、
前記基地局の管理する前記N1 フレーム周期でアップリンクのユーザデータ用のバースト割り当てを行う周期的スケジューリングモードの処理を行う第1のステップと、
前記端末が送信したバースト割り当て周期に関する同期情報を取得し、取得した同期情報に記載された前倒し割り当てフレーム数の要求値に関する情報を抽出する第2のステップと、
前記前倒し割り当てフレーム数の要求値を連続N3 回以上(N3 は整数)監視する第3のステップと、
連続したN3 回の前倒し割り当てフレームの要求値の中の最多頻度の要求値X′とその頻度回数を取得する第4のステップと、
前記最多頻度の要求値X′の頻度回数がN2 回以上(N2 は整数)であるか否かを判断し、N2 回以上であるときに、当該コネクションに対するN1 フレーム周期の割り当てフレームの位置を前倒し割り当てフレーム数の要求値X′分だけ前倒しする処理を行う第5のステップと
を有することを特徴とする無線通信方法。 - 基地局と1以上の端末が無線回線を介して接続され、端末から基地局へのアップリンクまたは基地局と端末との間の双方向のリンクにおいて周期的なデータ伝送を行う無線通信システムにおいて、
前記基地局は、前記端末との間で1以上のコネクション設定を行い、該コネクションの中のすべてまたは所定のコネクションに対してアップリンクまたは双方向のリンクで所定のサイズ以上のバースト割り当てを行う周期をN1 フレーム(N1 は整数)と設定した後のアップリンクのスケジューリング処理を行う処理手段として、
毎フレーム連続的に前記アップリンクのユーザデータ用のバースト割り当てを行う初期スケジューリングモードの処理を行う第1の処理手段と、
前記基地局の管理する前記N1 フレーム周期でアップリンクのユーザデータ用のバースト割り当てを行う周期的スケジューリングモードの処理を行う第2の処理手段と、
前記初期スケジューリングモードの状態で、アップリンクの割り当てバーストに該当ユーザデータが収容された状態でデータ受信がされたか否かを各フレームで判断し、該当ユーザデータが収容された状態でデータ受信がされたと判断されたときに、そのフレームが前記N1 フレーム周期に一致しているか否かを判断し、前記初期スケジューリングモードの状態継続または前記周期的スケジューリングモードへの状態遷移を判断する第3の処理手段と、
前記周期的スケジューリングモードの状態で、前記周期的スケジューリングモードの状態継続または前記初期スケジューリングモードへの状態遷移を判断する第4の処理手段と
を備えたことを特徴とする無線通信システム。 - 請求項9に記載の無線通信システムにおいて、
前記基地局は、前記周期的スケジューリングモードで割り当てた前記N1 フレーム周期の該当フレームとその前後のフレームを含むすべてまたは一部のフレームで、アップリンクのユーザデータ用のバースト割り当てを行う同期確認スケジューリングモードの処理を行う第5の処理手段と、
前記第4の処理手段に代えて、前記周期的スケジューリングモードの状態で、前記周期的スケジューリングモードの状態継続または前記同期確認スケジューリングモードへの状態遷移を判断する第6の処理手段と、
前記同期確認スケジューリングモードの状態で、前記同期確認スケジューリングモードの状態継続または前記周期的スケジューリングモードと前記初期スケジューリングモードのいずれかへの状態遷移を判断する第7の処理手段と
を備えたことを特徴とする無線通信システム。 - 基地局と1以上の端末が無線回線を介して接続され、端末から基地局へのアップリンクまたは基地局と端末との間の双方向のリンクにおいて周期的なデータ伝送を行う無線通信システムにおいて、
前記基地局は、前記端末との間で1以上のコネクション設定を行い、該コネクションの中のすべてまたは所定のコネクションに対してアップリンクまたは双方向のリンクで所定のサイズ以上のバースト割り当てを行う周期をN1 フレーム(N1 は整数)と設定した後のアップリンクのスケジューリング処理を行う処理手段として、
前記基地局の管理する前記N1 フレーム周期でアップリンクのユーザデータ用のバースト割り当てを行う周期的スケジューリングモードの処理を行う第1の処理手段と、
前記端末が送信したバースト割り当て周期に関する同期情報を取得し、取得した同期情報に記載された前倒し割り当てフレーム数の要求値に関する情報を抽出する第2の処理手段と、
前記前倒し割り当てフレーム数の要求値を連続N2 回以上(N2 は整数)監視する第3の処理手段と、
前記同期情報を新規に取得するごとに、その直前に取得した前倒し割り当てフレーム数の要求値とを比較して一致するか否かを判断する第4の処理手段と、
前記第4の処理手段で連続したN2 回の比較結果がすべて一致しているときに、当該コネクションに対するN1 フレーム周期の割り当てフレームの位置を前倒し割り当てフレーム数の要求値分だけ前倒しする処理を行う第5の処理手段と
を備えたことを特徴とする無線通信システム。 - 基地局と1以上の端末が無線回線を介して接続され、端末から基地局へのアップリンクまたは基地局と端末との間の双方向のリンクにおいて周期的なデータ伝送を行う無線通信システムにおいて、
前記基地局は、前記端末との間で1以上のコネクション設定を行い、該コネクションの中のすべてまたは所定のコネクションに対してアップリンクまたは双方向のリンクで所定のサイズ以上のバースト割り当てを行う周期をN1 フレーム(N1 は整数)と設定した後のアップリンクのスケジューリング処理を行う処理手段として、
前記基地局の管理する前記N1 フレーム周期でアップリンクのユーザデータ用のバースト割り当てを行う周期的スケジューリングモードの処理を行う第1の処理手段と、
前記端末が送信したバースト割り当て周期に関する同期情報を取得し、取得した同期情報に記載された前倒し割り当てフレーム数の要求値に関する情報を抽出する第2の処理手段と、
前記前倒し割り当てフレーム数の要求値を連続N3 回以上(N3 は整数)監視する第3の処理手段と、
連続したN3 回の前倒し割り当てフレームの要求値の中の最多頻度の要求値X′とその頻度回数を取得する第4の処理手段と、
前記最多頻度の要求値X′の頻度回数がN2 回以上(N2 は整数)であるか否かを判断し、N2 回以上であるときに、当該コネクションに対するN1 フレーム周期の割り当てフレームの位置を前倒し割り当てフレーム数の要求値X′分だけ前倒しする処理を行う第5の処理手段と
を備えたことを特徴とする無線通信システム。 - 基地局と1以上の端末が無線回線を介して接続され、端末から基地局へのアップリンクまたは基地局と端末との間の双方向のリンクにおいて周期的なデータ伝送を行う無線通信システムの基地局において、
前記端末との間で1以上のコネクション設定を行い、該コネクションの中のすべてまたは所定のコネクションに対してアップリンクまたは双方向のリンクで所定のサイズ以上のバースト割り当てを行う周期をN1 フレーム(N1 は整数)と設定した後のアップリンクのスケジューリング処理を行う処理手段として、
毎フレーム連続的に前記アップリンクのユーザデータ用のバースト割り当てを行う初期スケジューリングモードの処理を行う第1の処理手段と、
前記基地局の管理する前記N1 フレーム周期でアップリンクのユーザデータ用のバースト割り当てを行う周期的スケジューリングモードの処理を行う第2の処理手段と、
前記初期スケジューリングモードの状態で、アップリンクの割り当てバーストに該当ユーザデータが収容された状態でデータ受信がされたか否かを各フレームで判断し、該当ユーザデータが収容された状態でデータ受信がされたと判断されたときに、そのフレームが前記N1 フレーム周期に一致しているか否かを判断し、前記初期スケジューリングモードの状態継続または前記周期的スケジューリングモードへの状態遷移を判断する第3の処理手段と、
前記周期的スケジューリングモードの状態で、前記周期的スケジューリングモードの状態継続または前記初期スケジューリングモードへの状態遷移を判断する第4の処理手段と
を備えたことを特徴とする基地局。 - 請求項13に記載の無線通信システムの基地局において、
前記周期的スケジューリングモードで割り当てた前記N1 フレーム周期の該当フレームとその前後のフレームを含むすべてまたは一部のフレームで、アップリンクのユーザデータ用のバースト割り当てを行う同期確認スケジューリングモードの処理を行う第5の処理手段と、
前記第4の処理手段に代えて、前記周期的スケジューリングモードの状態で、前記周期的スケジューリングモードの状態継続または前記同期確認スケジューリングモードへの状態遷移を判断する第6の処理手段と、
前記同期確認スケジューリングモードの状態で、前記同期確認スケジューリングモードの状態継続または前記周期的スケジューリングモードと前記初期スケジューリングモードのいずれかへの状態遷移を判断する第7の処理手段と
を備えたことを特徴とする基地局。 - 基地局と1以上の端末が無線回線を介して接続され、端末から基地局へのアップリンクまたは基地局と端末との間の双方向のリンクにおいて周期的なデータ伝送を行う無線通信システムの基地局において、
前記端末との間で1以上のコネクション設定を行い、該コネクションの中のすべてまたは所定のコネクションに対してアップリンクまたは双方向のリンクで所定のサイズ以上のバースト割り当てを行う周期をN1 フレーム(N1 は整数)と設定した後のアップリンクのスケジューリング処理を行う処理手段として、
前記基地局の管理する前記N1 フレーム周期でアップリンクのユーザデータ用のバースト割り当てを行う周期的スケジューリングモードの処理を行う第1の処理手段と、
前記端末が送信したバースト割り当て周期に関する同期情報を取得し、取得した同期情報に記載された前倒し割り当てフレーム数の要求値に関する情報を抽出する第2の処理手段と、
前記前倒し割り当てフレーム数の要求値を連続N2 回以上(N2 は整数)監視する第3の処理手段と、
前記同期情報を新規に取得するごとに、その直前に取得した前倒し割り当てフレーム数の要求値とを比較して一致するか否かを判断する第4の処理手段と、
前記第4の処理手段で連続したN2 回の比較結果がすべて一致しているときに、当該コネクションに対するN1 フレーム周期の割り当てフレームの位置を前倒し割り当てフレーム数の要求値分だけ前倒しする処理を行う第5の処理手段と
を備えたことを特徴とする基地局。 - 基地局と1以上の端末が無線回線を介して接続され、端末から基地局へのアップリンクまたは基地局と端末との間の双方向のリンクにおいて周期的なデータ伝送を行う無線通信システムの基地局において、
前記端末との間で1以上のコネクション設定を行い、該コネクションの中のすべてまたは所定のコネクションに対してアップリンクまたは双方向のリンクで所定のサイズ以上のバースト割り当てを行う周期をN1 フレーム(N1 は整数)と設定した後のアップリンクのスケジューリング処理を行う処理手段として、
前記基地局の管理する前記N1 フレーム周期でアップリンクのユーザデータ用のバースト割り当てを行う周期的スケジューリングモードの処理を行う第1の処理手段と、
前記端末が送信したバースト割り当て周期に関する同期情報を取得し、取得した同期情報に記載された前倒し割り当てフレーム数の要求値に関する情報を抽出する第2の処理手段と、
前記前倒し割り当てフレーム数の要求値を連続N3 回以上(N3 は整数)監視する第3の処理手段と、
連続したN3 回の前倒し割り当てフレームの要求値の中の最多頻度の要求値X′とその頻度回数を取得する第4の処理手段と、
前記最多頻度の要求値X′の頻度回数がN2 回以上(N2 は整数)であるか否かを判断し、N2 回以上であるときに、当該コネクションに対するN1 フレーム周期の割り当てフレームの位置を前倒し割り当てフレーム数の要求値X′分だけ前倒しする処理を行う第5の処理手段と
を備えたことを特徴とする基地局。
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JP2008279955A JP5053231B2 (ja) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | 無線通信方法および無線通信システムならびに基地局 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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