JP5051809B2 - 文字表示方法および文字表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばPC、PDA、FAXや携帯電話等、カラー表示が可能な表示装置を備えた情報機器等において、設定時間からの時間の経過や設定時間までの残存時間に関する情報を付加して表示することが可能な文字表示方法および文字表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術について、文字を色変化させて時刻表示する技術と、時間情報を含む文字情報を表示する技術とに分けて以下に説明する。
【0003】
文字を色変化させて時刻表示する技術としては、特開平11−94963号公報に開示されている表示装置が挙げられる。この表示装置は、時刻を表す文字列に配色されている配色面積を順次変化させて現在時刻から次の表示時刻までの時間経過を表すことにより、現在の時刻を視覚的に分かりやすく表示している。
【0004】
また、別の技術として、カーナビゲーションに搭載されている表示装置が挙げられる。この表示装置は、早朝、昼間、夕暮れ、夜間等、設定された時刻になると、地図の背景や地図上の文字色等が変化し、その時刻に応じて人間の目に見やすくなるように表示色を変化させる機能を有している。
【0005】
一方、時間情報を含む文字情報を表示する技術としては、ファイル名に対するファイル作成日や更新日、メールのタイトルや本文に対するメールの受信時刻等を表示するものが挙げられる。その時間情報は、「2000年2月16日」や「2000/3/5/10:18」等の文字列で表示されており、通常はデータの内容を表す文字情報から離れた場所、または別の画面に表示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来技術のうち、文字を色変化させる技術(特開平11−94963号公報に開示されている表示装置やカーナビゲーションの表示装置)では、現在の時刻に基づいて、現在の時刻という時間に関する「点」の情報が計時変化する様子を表現するために、表示装置の文字や文字の背景等を色変化させているに過ぎない。
【0007】
一方、時間情報を含む文字情報を表示する従来技術では、利用者が文字情報に関する時間情報を確認する際に、文字情報から離れた位置または別画面に表示されている時間情報を探したり、表示装置を操作する手間がかかっていた。例えば、ファイルの作成日に関する情報は、ファイルから別画面(プロパティ等)を開いて日付情報を確認する必要があった。また、携帯型情報端末等でメールを読んでいる際に受信時刻を確認する場合には、画面サイズの都合上、スクロール等の操作を行って時間情報が表示されている画面まで移動させる必要があった。
【0008】
さらに、用紙に出力された文字では、インクのかすれ具合やインクの変色、出力用紙の劣化等によって、利用者が直感的に文字情報の時間経過(情報の新鮮度や緊急度等)を認識することができたが、情報機器に表示された文字は、時間経過に関らずに常に一定であり、直感的に文字情報の時間経過に関する情報を認識することができなかった。
【0009】
本発明は、このような従来技術の課題を解決するべくなされたものであり、設定時刻から現在時刻までの期間、すなわち時間に関する「線」の情報を表現するために文字情報に直接経時的に変化する色情報を付加して、利用者に直感的に文字情報の時間経過または残存期間に関する情報を認識させ、その文字情報の新鮮度または緊急度等を知らせることが可能な文字表示方法および文字表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の文字表示方法は、カラー表示が可能な表示装置に、操作者または外部要因により設定時刻が設定された文字情報を表示させる方法において、設定時刻からの経過時間と複数の表示期間の各々との対応関係を複数設定した色表示期間設定テーブルと、該複数の表示期間の各々と色相、明度および色調の少なくとも1つを含む色彩との組み合わせを複数設定した色変化設定テーブルとを用い、該文字情報を構成する文字の輪郭、文字自体および文字の背景の少なくとも1つに色彩を配し、その色彩の色相、明度および色調の少なくとも1つを、該色表示期間設定テーブルから選択した経過時間と複数の表示期間の各々との組み合わせと、該色変化設定テーブルから選択した表示期間の各々と色彩との組み合わせとに基づいて、該設定時刻からの時間経過に従って段階的に変化させることによって、該文字情報に時間の経過に関する情報を付加して該文字情報を表示し、そのことにより上記目的が達成される。
【0011】
本発明の文字表示方法は、カラー表示が可能な表示装置に、操作者または外部要因により設定時刻が設定された文字情報を表示させる方法において、設定時刻までの残存時間と複数の表示期間の各々との対応関係を複数設定した色表示期間設定テーブルと、該複数の表示期間の各々と色相、明度および色調の少なくとも1つを含む色彩との組み合わせを複数設定した色変化設定テーブルとを用い、該文字情報を構成する文字の輪郭、文字自体および文字の背景の少なくとも1つに色彩を配し、その色彩の色相、明度および色調の少なくとも1つを、該色表示期間設定テーブルから選択した残存時間と複数の表示期間の各々との組み合わせと、該色変化設定テーブルから選択した表示期間の各々と色彩との組み合わせとに基づいて、該設定時刻までの残存時間に従って段階的に変化させることによって、該文字情報に残存時間に関する情報を付加して該文字情報を表示し、そのことにより上記目的が達成される。
【0012】
前記色彩を変化させる際に、その色彩の色相、明度および色調の変化を少なくとも2つ以上、複数組み合わせることにより、前記字情報に、時間の経過および残存時間の少なくとも一方に関する複数の情報を付加することができる。
【0013】
本発明の文字表示装置は、カラー表示が可能な表示装置と、時間をカウントして時刻データを生成する計時装置と、該計時装置から送出された時刻データを制御し、該表示装置に指令を与える制御装置とを備え、設定時刻からの経過時間あるいは設定時刻までの残存時間と複数の表示期間の各々との対応関係を複数設定した色表示期間設定テーブルと、該複数の表示期間の各々と色相、明度および色調の少なくとも1つを含む色彩との組み合わせを複数設定した色変化設定テーブルとを用いて、操作者または外部要因により所定の期間が設定された文字情報を表示する文字表示装置において、該制御装置は、該計時装置から現在の時刻を読み込み、該所定の期間が経過した際に、該色表示期間設定テーブルから選択した経過時間あるいは残存時間と複数の表示期間の各々との組み合わせと、該色変化設定テーブルから選択した表示期間の各々と色彩との組み合わせとに基づいて、該表示装置に対して、該文字情報を構成する文字の輪郭、文字自体および文字の背景の少なくとも1つに配した色彩の色相、明度および色調の少なくとも1つを、該設定時刻からの経過時間あるいは該設定時刻までの残存時間に従って段階的に変化させるように指令を与え、そのことにより上記目的が達成される。
【0014】
以下に、本発明の作用について説明する。
【0015】
本発明にあっては、メールの受信時刻等、現在の時刻よりも過去の設定時刻から現在の時刻までの期間を表現するために、時間に関する情報を保持する文字列に予め色彩を配し、その色彩の色相、明度および色調の少なくとも1つを段階的に変化させることによって、表示されている文字列の時間経過に関する情報を、その文字列が本来表している情報の新鮮度として利用者に直感的に認識させることが可能となる。
【0016】
また、スケジュール管理用ソフトウェア等における業務完了予定日等、現在の時刻よりも未来の設定時刻から現在の時刻までの期間を表現するために、時間に関する情報を保持する文字列に予め色彩を配し、その色彩の色相、明度および色調の少なくとも1つを段階的に変化させることによって、表示されている文字列の残存時間に関する情報を、その文字列が本来表している情報の緊急度として利用者に直感的に認識させることが可能となる。
【0017】
さらに、現在の時刻よりも過去または未来に関らず、設定時刻が複数存在する場合に、経過時間または残存時間に関らず、複数の期間を表現するために、時間に関する複数の情報を保持する文字列に予め色彩を配し、その色彩の色相、明度および色調の変化を少なくとも2つ以上、複数組み合わせて段階的に変化させることによって、表示されている文字列の複数の時間に関する情報を、その文字列が本来表している情報の新鮮度または緊急度として利用者に直感的に認識させることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0019】
(実施形態1)
本実施形態では、設定時刻からの時間経過に従って文字に配された色彩を段階的に変化させ、時間の経過に関する情報を付加して表示する例について説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施形態である文字表示装置の構成を示す図である。この文字表示装置1aとしては、例えばパーソナルコンピュータが挙げられる。さらに、文字表示装置1aは、カラー表示が可能な表示装置を備えた電子機器や情報機器等の装置であってもよく、例えばカラー液晶表示装置等を備えた携帯型情報端末であるPDA、携帯電話、PHSまたは一般の電話機やFAX等の通信機器等が挙げられる。
【0021】
この文字表示装置1aは、カラー表示が可能な表示装置10と、時間をカウントして時刻データを生成する計時装置20と、計時装置20から送出された時刻データを制御し、表示装置10に指令を出す制御装置30を備えており、制御装置30には入力装置40、記憶装置50および通信装置60が接続されている。
【0022】
表示装置10としては、例えばカラー液晶表示装置やCRTディスプレイ装置等を用いることができ、計時装置20としては、計時カウンター等を用いることができる。
【0023】
制御装置30は、CPU31とメモリ32とを含み、CPU31は文字表示装置1aの全体を制御すると共に、記憶装置50に格納されている文字表示プログラム51を実行する。メモリ32は、入力装置40から入力されたデータ、表示装置10に表示するためのデータ、計時装置20から送出された時刻データおよびプログラム51を実行するために必要なデータ等を一時的に格納する。メモリ32はCPU31によってアクセスされる。また、CPU31は、メモリ32に格納された各種データに基づいて、文字表示プログラム51を実行することにより、文字の色を変化させる基準となる起点時刻および文字の色を変化させる期間をメモリ32に格納する。さらに、CPU31は計時装置20から現在の時刻を読み込み、メモリ32に格納した期間を経過したときに、文字の色を変化させるように表示装置10に指令を出す。
【0024】
入力装置40は、表示装置10に文字の色を変化させる期間、および色の変化の種類を選択するために使用される。さらに、入力装置40から、設定時刻(起点時刻)を操作者が入力して定めることも可能である。この入力装置40としては、例えばキーボードやマウス等を用いることができる。また、表示装置10としてタッチパネル式の表示装置を備えている文字表示装置の場合には、入力装置40としてタッチセンサー等を好適に使用することができる。
【0025】
記憶装置50には、時間変化により文字の色を変化させるための文字表示プログラム51と、文字表示プログラム51を実行するために必要なデータ52が格納されている。データ52には、時間を正しく表示するためのカレンダーデータ52aや色表示期間設定テーブル52b、色変化設定テーブル52cおよび文字表示設定テーブル52を含む。カレンダーデータ52aには、年・月・曜日・日から構成されるテーブル(図示せず)が格納されている。記憶装置50としては、上記データやプログラムを格納することが可能な任意の記録媒体を用いることができる。例えば、ハードディスクやCD−ROM、フロッピーディスク等が記録媒体として好適に使用される。なお、上記データやプログラムは、記憶装置50における記録媒体に限定されず、例えばメモリ32に格納したり、ROM(図示せず)に格納してもよい。特に、ROM方式は携帯電話、PDA等の携帯型情報端末に好適に使用することができる。
【0026】
通信装置60は、外部のサーバー等に接続されており、インターネットへの接続やメールの送受信等を行うために使用される。例えば、通信装置60としては、モデムやTA等を好適に使用することができる。
【0027】
図2は、記憶装置50に格納されている色表示期間設定テーブル52bの例として色表示期間設定テーブル111、112の構成を示す図である。色表示期間設定テーブル111、112は、1からnまでの数字が割り当てられており、各番号には色表示期間111−1、112−1および色表示終了期間111−2、112−2が設定されている。色表示期間設定テーブルは表示期間の数に応じて個別に設定されており、図2(a)は表示期間数3の色表示期間設定テーブル(tc.tbl3)111を示し、図2(b)は表示期間数6の色表示期間設定テーブル(tc.tbl6)112を示している。
【0028】
例えば色表示期間設定テーブル111の1番目のテーブルでは、起点時刻(本実施形態ではメールの受信時刻)から10分後までを第1表示期間とし、後述する色変化設定テーブルの1番目の表示色を表示する期間となる。また、10分後から30分後までを第2表示期間とし、色変化設定テーブルの2番目の表示色を表示する期間となる。さらに、30分後から色表示終了期間111−2で設定されている60分後までを第3表示期間とし、色変化設定テーブルの3番目の表示色を表示期間となる。そして、60分を経過した時点で色表示が終了し、起点時刻前の表示色に戻る。なお、色表示期間設定テーブル111の2番目のテーブルのように、色表示終了期間を設定していない場合には、最終の表示色が永続的に表示されることになる。
【0029】
図3は、記憶装置50に格納されている色変化設定テーブル52cの例として色変化設定テーブル121、122の構成を示す図である。色変化設定テーブル121、122は、色表示期間設定テーブルと同様に、1からnまでの数字が割り当てられており、各番号には表示色121−1、122−1が設定されている。色変化設定テーブルは表示色の数に応じて個別に設定されており、図3(a)は表示色数3の色変化設定テーブル(cc.tbl3)121を示し、図3(b)は表示色数6の色変化設定テーブル(cc.tbl6)122を示している。
【0030】
表示色121−1、122−1には、表示させる色の数だけ表示色が設定されており、例えば色変化設定テーブル121の1番目のテーブルでは、BK(黒)、DG(濃い灰色)、LG(薄い灰色)の色を表示させるための輝度値が設定されている。これらの色は、順に、上記色表示期間設定テーブルの第1表示期間、第2表示期間、色表示終了期間までの第3表示期間に表示させる色を表している。このテーブルでは、明度を段階的に変化させて時間の経過を表しているが、色変化設定テーブル121の2番目のように、色相変化を用いたり、テーブル122のn番目のように、色調変化を用いることにより、時間の経過を表現することも可能である。
【0031】
図4は、記憶装置50に格納されている文字表示設定テーブル52dの例として文字表示設定テーブル130の構成を示す図である。文字表示設定テーブル130は、各ソフトウェア(本実施形態ではメールソフト)や各文字列によってどのような色変化をさせるかについて予め設定している。その設定内容は、1からnまでの数字が割り当てられており、各番号には色表示期間設定130−1、色変化設定130−2および変化部位設定130−3が設定されている。色表示期間設定130−1には、上記色表示期間設定テーブルのうち、どのテーブルを参照するかが決められており、色変化設定130−2には、上記色変化設定テーブルのうち、どのテーブルを参照するかが決められている。また、変化部位設定130−3には、対象文字列の文字の輪郭、文字自体および文字の背景のいずれに色彩を配するかが設定されている。さらに、操作者が入力装置40から色表示期間設定テーブルや色変化設定テーブルを選択することにより、ソフトウェアや文字列毎に設定された文字表示設定テーブルの内容を自由に切り替えることも可能である。さらに、1つのソフトウェアや文字列に対して、複数の変化部位(例えば文字の輪郭と文字自体)の配色を複数組み合わせることにより、同時に複数の情報を付加することも可能である。
【0032】
図5は、表示装置10に表示されている文字表示画面の例として文字表示画面140の構成を示す図である。本実施形態では、文字表示画面140の一例として、受信メールのリストを示している。文字表示画面140には、メールの件名を表示する文字列140−1、差出人を表示する文字列140−2およびメールの受信時刻を表示する文字列140−3が、受信時刻の古いものから順にリストの形で表示されている。なお、本実施形態では、140−1のメールの件名のみを色変化させるものとする。
【0033】
図6は、文字表示画面140において、時間の経過に合わせて指定された文字列の色を変化させるための文字表示プログラム51の処理手順を説明するためのフローチャートである。以下、文字表示プログラム51の処理手順について、図6の各ステップに沿って説明する。
【0034】
ステップS1において、通信装置60を介して外部からメールを受信すると、受信したデータをメモリ32および記憶装置50に格納し、メモリ32に格納されたデータの内容を表示装置10にメール受信リストとして表示する。
【0035】
次に、ステップS2において、CPU31が計時装置20から現在の時刻を読み込み、その時刻データを時間経過の起点時刻として設定してメモリ32に格納する。また、その時刻データをメール受信時刻として表示画面140の文字列140−3欄に表示する。
【0036】
次に、ステップS3において、時間の経過に合わせて指定された文字列を色変化させるための文字表示プログラム51を実行する。この文字表示プログラム51は、CPU31により実行される。
【0037】
次に、ステップS4において、CPU31が文字表示設定テーブルを読み込み、メモリ32に格納する。本実施形態では、メールの件名(タイトル)を表す文字列140−1に対して、文字表示設定テーブル130の3番目のテーブルが設定されているものとし、時間の経過に応じて、文字表示設定テーブルにて設定されている変化対象である文字列140−1の表示色を変化させる。
【0038】
次に、ステップS5において、CPU31がステップ4で読み込んだ文字表示設定テーブル130にて参照されている色表示期間設定テーブルおよび色変化設定テーブルを読み込み、メモリ32に格納する。本実施形態では、色表示期間設定テーブル112の2番目のテーブル(以下、tc.tbl6−2)および色変化設定テーブル122の1番目のテーブル(以下、cc.tbl6−1)を各々参照している。
【0039】
次に、ステップS6において、CPU31がtc.tbl6−2の表示期間の1番目のテーブルおよびcc.tbl6−1の表示色の1番目のテーブルを参照し、メモリ32に格納する。本実施形態では、表示期間が30分、表示色がG(緑)になる。
【0040】
次に、ステップS7において、文字列140−1を現在cc.tbl6−1にて参照している表示色として表示する。
【0041】
次に、ステップS8において、CPU31が計時装置20から現在の時刻を読み込み、tc.tbl6−2にて参照している色表示期間が経過したか否かを判定する。なお、色表示期間は、ステップS2において設定した起点時刻から現在の時刻までの期間により判定する。そして、色表示期間が経過した場合にはステップS9に進み、表示期間内であればステップS7に戻って現在参照している表示色を引き続いて表示する。
【0042】
ステップ9においては、tc.tbl6−2、cc.tbl6−1にて参照する色表示期間および表示色を1つ進める。本実施形態では、色表示期間が30分、1時間、3時間、6時間および12時間に設定されており、ステップS7、ステップS8およびステップS9の繰り返しにより、G(緑)→YG(黄緑)→Y(黄)→R(赤)→Br(茶)と各表示期間が経過する毎に表示色を変更する。
【0043】
次に、ステップS10において、CPU31が現在tc.tbl6−2にて参照している表示期間が色表示終了期間であるか否かを判定する。そして、色表示終了期間である場合にはステップS11に進み、色表示終了期間でなければステップS7に戻る。
【0044】
ステップS11においては、現在cc.tbl6−1にて参照している表示色、すなわち最終表示色であるDBr(こげ茶)を表示する。
【0045】
次に、ステップS12において、CPU31が現在参照しているtc.tbl6−2の色表示終了期間にデータが存在するか(色表示終了期間が設定されているか)否かを判定する。そして、色表示終了期間が設定されている場合にはステップS13へ進み、設定されていなければステップS14へ進む。
【0046】
ステップS13においては、CPU31が計時装置20から現在の時刻を読み込み、tc.tbl6−2にて参照している色表示終了期間が経過したか否かを判定する。そして、色表示終了期間が経過した場合にはステップS15に進み、表示期間内であればステップS11に戻って現在参照している表示色を引き続き表示する。
【0047】
ステップS14においては、tc.tbl−2の色表示終了期間が設定されていない場合に、操作者が入力装置40から文字表示プログラム51を終了する命令を入力しない限り、永続的に最終表示色を表示したままである。一方、操作者より文字表示プログラム51を終了させる命令が出された場合には、ステップS15に進む。
【0048】
ステップS15においては、色表示終了期間が終了した場合、または操作者より文字表示プログラム51を終了させる命令が出されて強制終了された場合に、最終表示色をプログラムが実行される前に表示されていたデフォルトの表示色に変更して、文字表示の色を変化させる処理を終了する。
【0049】
(実施形態2)
本実施形態では、設定時刻までの残存時間に従って文字に配された色彩を段階的に変化させ、残存時間に関する情報を付加して表示する例について説明する。
【0050】
本発明の文字表示装置の構成は、実施形態1において図1に示した文字表示装置1aと同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0051】
図7は、記憶装置50に格納されている色表示期間設定テーブル52bの例として色表示期間設定テーブル151、152の構成を示す図である。色表示期間設定テーブル151、152は、1からnまでの数字が割り当てられており、各番号には色表示期間151−1、152−1および最終色表示期間151−2、152−2が設定されている。色表示期間設定テーブルは表示期間の数に応じて個別に設定されており、図7(a)は表示期間数3の色表示期間設定テーブル(tc.tbl3)151を示し、図7(b)は表示期間数6の色表示期間設定テーブル(tc.tbl6)152を示している。
【0052】
例えば色表示期間設定テーブル151の1番目のテーブルでは、終点時刻(本実施形態では入力したスケジュールの項目が実行される時刻)の30分前までの色変化が始まる時刻より以前の期間を第1表示期間とし、後述する色変化設定テーブルの1番目の表示色を表示する期間となる。また、30分前から10分前までを第2表示期間とし、色変化設定テーブルの2番目の表示色を表示する期間となる。さらに、10分前から終点時刻までが最終色表示終了期間151−2で設定されている最終色表示期間となり、色変化設定テーブルの3番目の表示色を表示期間となる。そして、終点時刻を経過した時点で色表示が終了し、色変化する以前の表示色に戻る。
【0053】
図8は、記憶装置50に格納されている色変化設定テーブル52cの例として色変化設定テーブル161、162の構成を示す図である。色変化設定テーブル161、162は、色表示期間設定テーブルと同様に、1からnまでの数字が割り当てられており、各番号には表示色161−1、162−1が設定されている。色変化設定テーブルは表示色の数に応じて個別に設定されており、図8(a)は表示色数3の色変化設定テーブル(cc.tbl3)161を示し、図8(b)は表示色数6の色変化設定テーブル(cc.tbl6)162を示している。
【0054】
表示色161−1、162−1には、表示させる色の数だけ表示色が設定されており、例えば色変化設定テーブル161の1番目のテーブルでは、LG(薄い灰色)、DG(濃い灰色)、BK(黒)の色を表示させるための輝度値が設定されている。これらの色は、順に、上記色表示期間設定テーブルの第1表示期間、第2表示期間、最終色表示期間に表示させる色を表している。このテーブルでは、明度を段階的に変化させて時間の経過を表しているが、色変化設定テーブル161の2番目のように、色相変化を用いたり、テーブル162のn番目のように、色調変化を用いることにより、残存時間を表現することも可能である。
【0055】
図9は、記憶装置50に格納されている文字表示設定テーブル52dの例として文字表示設定テーブル170の構成を示す図である。文字表示設定テーブル170は、各ソフトウェア(本実施形態ではスケジュール管理ソフト)や各文字列によってどのような色変化をさせるかについて予め設定している。その設定内容は、1からnまでの数字が割り当てられており、各番号には色表示期間設定170−1、色変化設定170−2および変化部位設定170−3が設定されている。色表示期間設定170−1には、上記色表示期間設定テーブルのうち、どのテーブルを参照するかが決められており、色変化設定170−2には、上記色変化設定テーブルのうち、どのテーブルを参照するかが決められている。また、変化部位設定170−3には、対象文字列の文字の輪郭、文字自体および文字の背景のいずれに色彩を配するかが設定されている。さらに、操作者が入力装置40から色表示期間設定テーブルや色変化設定テーブルを選択することにより、ソフトウェアや文字列毎に設定された文字表示設定テーブルの内容を自由に切り替えることも可能である。さらに、1つのソフトウェアや文字列に対して、複数の変化部位(例えば文字の輪郭と文字自体)の配色を複数組み合わせることにより、同時に複数の情報を付加することも可能である。
【0056】
図10は、表示装置10に表示されている文字表示画面の例として文字表示画面180の構成を示す図である。本実施形態では、文字表示画面180の一例として、スケジュール管理ソフトにおける週間スケジュール表示画面を示している。文字表示画面180には、曜日の列180−1が左から右にMonday、Tuesday、Wednesday、・・・と配されており、時間の行180−2が上から下に配されている。曜日の列と時間の行が交差する場所にスケジュールを書き込むようになっており、現在は火曜日の10:00に「T社訪問」180−3、木曜日の9:00に「部内MTG」180−4というスケジュールが入力されている。本実施形態では、180−3、180−4のスケジュール実行時刻が終点時刻となり、現在の時刻から終点時刻までの期間、すなわち、その残存時刻が変化することによって、180−3、180−4の文字列に配された色彩が変化する。
【0057】
図11は、文字表示画面180において、残存時間に合わせて指定された文字列の色を変化させるための文字表示プログラム51の処理手順を説明するためのフローチャートである。以下、文字表示プログラム51の処理手順について、図11の各ステップに沿って説明する。
【0058】
ステップS1において、操作者が入力装置40から曜日と時間を設定したスケジュールの項目を入力すると、入力されたスケジュールデータをメモリ32および記憶装置50に格納し、メモリ32に格納されたデータの内容を表示装置10においてスケジュール管理ソフトが設定した曜日および時間の欄に表示する。
【0059】
次に、ステップS2において、CPU31がステップS1にて設定したスケジュールの曜日と時間を時間経過の終点時刻として設定してメモリ32に格納する。
【0060】
次に、ステップS3において、残存時間に合わせて指定された文字列を色変化させるための文字表示プログラム51を実行する。この文字表示プログラム51は、CPU31により実行される。
【0061】
次に、ステップS4において、CPU31が文字表示設定テーブルを読み込み、メモリ32に格納する。本実施形態では、スケジュールの1項目である180−3に対して、文字表示設定テーブル170の3番目のテーブルが設定されているものとし、残存時間に応じて、文字表示設定テーブルにて設定されている変化対象である文字列180−3における文字自体の表示色を変化させる。
【0062】
次に、ステップS5において、CPU31がステップ4で読み込んだ文字表示設定テーブル130にて参照されている色表示期間設定テーブルおよび色変化設定テーブルを読み込み、メモリ32に格納する。本実施形態では、色表示期間設定テーブル162の2番目のテーブル(以下、tc.tbl6−2)および色変化設定テーブル162の1番目のテーブル(以下、cc.tbl6−1)を各々参照している。
【0063】
次に、ステップS6において、CPU31がtc.tbl6−2の表示期間の1番目のテーブルおよびcc.tbl6−1の表示色の1番目のテーブルを参照し、メモリ32に格納する。本実施形態では、表示期間が12時間以上、表示色がB(青)になる。
【0064】
次に、ステップS7において、CPU31が経時装置20から現在の時刻を読み込み、その時刻からステップS2にて設定した終点時刻までの期間を現在の残存期間と設定して、メモリ32に格納する。例えば、現在の時刻が2000年12月11日(月)8:00、スケジュールが実行される終点時刻が2000年12月12日(火)10:00であれば、現在の残存期間は26hとなる。
【0065】
次に、ステップS8において、ステップS7にて設定した現在の残存期間が、tc.tbl6−2にて参照している色表示期間内であるか否かをCPU31にて判定する。例えば、現在の残存期間が26hであれば、現在参照している色表示期間が12h以上であり、参照している表示期間内であるため、ステップS10に進む。また、表示期間外であれば、ステップS9に進む。
【0066】
ステップS9においては、tc.tbl6−2、cc.tbl6−1にて参照する色表示期間およびその表示期間に対応する表示色を1つ進め、ステップS8に戻って再度、表示期間の判定を行う。本実施形態では、色表示期間が12時間以上、12時間〜6時間、6時間〜3時間、3時間〜1時間、1時間〜0.5時間および0.5時間〜終点時刻に設定されており、その表示期間に対応して表示色は、B(青)→G(緑)→YG(黄緑)→Y(黄)→Or(橙)→R(赤)と各表示期間が経過する毎に表示色を変更する。
【0067】
次に、ステップS10において、文字列180−3の文字自体を現在cc.tbl6−1にて参照している表示色にて配色して表示させ、ステップS11に進む。
【0068】
次に、ステップS11において、CPU31が現在tc.tbl6−2にて参照している表示期間が最終色表示期間であるか否かを判定する。そして、最終色表示期間である場合にはステップS12に進む。また、最終色表示期間でなければステップS7に戻り、ステップS7〜ステップS11までの処理を繰り返す。
【0069】
ステップS12においては、CPU31が経時装置20から現在の時刻を読み込み、その時刻がステップS2にて設定した終点時刻であるか否かを判定する。そして、現在の時刻=終点時刻である場合にはステップS13に進み、終点時刻でない場合には最終表示色を引き続き表示する。
【0070】
ステップS13においては、設定したスケジュールまでの残存時間が無くなり、スケジュールが完了したため、CPU31にて文字表示プログラム51を終了させる。
【0071】
次に、ステップS14においては、最終表示色をプログラムが実行される前に表示されていたデフォルトの表示色に変更して、文字表示の色を変化させる処理を終了する。
【0072】
(実施形態3)
本実施形態では、所定文字列の色彩を段階的に変化させる際に、その色彩の色相、明度および色調の変化を少なくとも2つ以上、複数組み合わせることにより、複数の時間に関する情報を付加して表示する例について説明する。
【0073】
本発明の文字表示装置の構成は、実施形態1において図1に示した文字表示装置1aと同様であるため、ここでは説明を省略する。また、文字表示画面としては、実施形態1において図5に示した文字表示画面140のメール受信リストを用いて説明する。
【0074】
本実施形態において、複数の時間に関する情報の付加とは、同一の文字列に対して時間の経過の出発点となる起点時刻を複数設定し、その異なる起点時刻からの複数の時間の経過を、色彩の明度、色相、色調等の別要素も用いて変化部位を分けることなく、任意の1色により表現することである。また、複数の起点時刻の代りに、複数の終点時刻を設定し、複数の残存時間に関しての情報を付加することも可能である。なお、本実施形態における複数の起点時刻とは、▲1▼メールの受信時刻および▲2▼メールのタイトルを選択してメール本文の画面を開いた時刻の2つの時刻とし、メールの件名を表示する文字列140−1を変化させるものとする。
【0075】
文字列140−1には、文字表時設定テーブルにて色表示期間、色変化および変化部位が設定されている。このうち、色表示期間および色変化に関しては、変化内容を設定した別のテーブルである色表示期間設定テーブルおよび色変化設定テーブルにどのテーブルを参照するかが設定されている。さらに、本実施形態では起点時刻が複数存在するため、各々の起点時刻に対して文字表示設定テーブルにより異なる文字表示方法が設定されている。
【0076】
本実施形態では上記▲1▼および▲2▼の起点時刻に対して、色変化の内容を異なる設定とし、色表示期間および変化部位は共通の設定としている。
【0077】
図12は、時間の経過に応じて文字列140−1がどのように色変化するかを説明するための模式図である。この図には、経過時間により色変化の内容を示すグラフ190−1および190−2が示されており、グラフ190−1および190−2にて色変化が行われる時刻をグラフの下部に8:00、8:30、9:00、・・・と示している。190−3、190−4は各々グラフ190−1、190−2の起点時刻を示し、190−1の起点時刻は8:00、190−2の起点時刻は8:30となっている。
【0078】
グラフ190−1は、▲1▼メールの受信時刻を起点時刻とする色変化内容を表すグラフである。色表示期間は1時間毎に変化するように設定されており、色変化内容は色表示期間が変化する毎に配色された色彩の色相がR(赤)→Y(黄)→G(緑)と変化するように設定されている。従って、起点時刻である8:00から9:00までをR(赤)で表示し、9:00から10:00までをY(黄)で表示し、10:00以降をG(緑)で表示する。
【0079】
グラフ190−2は、▲2▼メールのタイトルを選択してメール本文の画面を開いた時刻を起点時刻とする色変化内容を表すグラフである。色表示期間は190−1と同様に、1時間毎に変化するように設定されており、色変化内容は色表示期間が変化する毎に配色された色彩の明度が低明度→中明度→高明度と変化するように設定されている。従って、起点時刻である8:30から9:30までを低明度の色で表示し、9:30から10:30までを中明度の色で表示し、10:30以降を高明度の色で表示する。
【0080】
グラフ190−1および190−2は、所定の文字列140−1に対して同時に行われる色変化であり、その文字列の配色が時間経過に応じてどのように変化するかについて、以下に説明する。
【0081】
まず、起点時刻が先に設定されている190−1の色変化を先行して始める。起点時刻の8:00に、デフォルトで表示されていた配色の色相がR(赤)(このときの明度は、デフォルトで表示された色の明度が引き継がれる)に変化する。そして、8:30の時点でもう1つの色変化である190−2も変化し始め、この段階で190−1と190−2の両方の変化が重複して実行される。このときの表示色は色相はR(赤)のままで明度が低い色で表示される。その表示色にて9:00まで表示され、9:00の時点で低明度の状態を保ったまま、色相がY(黄)に変化する。そして、9:30の時点で色相がY(黄)のままで中明度の色へ、10:00の時点で中明度の状態を保ったままで色相がG(緑)へ、10:30の時点で色相がG(緑)のままで高明度の色へと変化を続ける。このように、▲1▼の起点時刻8:00から30分おきにR(赤)→低明度のR(赤)→低明度のY(黄)→中明度のY(黄)→中明度のG(緑)→高明度のG(緑)へと変化させることにより、▲1▼および▲2▼という複数の起点時刻からの時間の経過を同時に表示することが可能である。
【0082】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、時間情報を有する文字列の表示に対して、その文字列に係わる設定時刻から現在の時刻までの期間を表現するために、文字自体、文字の輪郭および文字の背景のうちの少なくとも1つに配された色彩を、時間の経過に応じて段階的に変化させることによって、表示されている文字列の時間の経過に関する情報を利用者に直感的に認識させることができる。また、上記色彩の変化に、自然界に存在する色彩の経時変化、例えば広葉樹の葉の色変化、土が風化するときの色変化等を用いることにより、対象文字列の情報が時間の経過に従って古くなっていく様子を利用者が直感的に認識することができる。さらに、対象文字列が数多く表示される画面等において、どの情報が新しく、どの情報が古いのかという情報の新鮮度を、利用者が瞬時に判断して認識することができる。
【0083】
例えば、上記実施形態で説明したメールソフトやメール機能を搭載した携帯型情報端末等の表示において、メールの受信時刻を設定時刻とし、メールのタイトルまたはメールの文章の表示色を、その設定時刻からの時間の経過により段階的に変化させることによって、対象メールがどれくらい前に受信されたメールであるかを利用者が認識することができる。また、メールの受信リストの画面において、メールのタイトルを色変化させることにより、メール毎の情報の新鮮度を利用者が瞬時に認識することができ、メールを読む・返信・削除等の操作を行う際の優先度を決定するための手助けとなる。
【0084】
また、本発明によれば、時間情報を有する文字列の表示に対して、その文字列に係わる設定時刻までの残存期間に応じて、文字自体、文字の輪郭および文字の背景のうちの少なくとも1つに配された色彩を段階的に変化させることによって、表示されている文字列の残存時間に関する情報を利用者に直感的に認識させることができる。
【0085】
例えば、スケジュール管理用ソフトウェア等において、利用者にとって重要なスケジュールが行われる日または時刻を設定時刻とし、スケジュールを表す文字列の表示色を、その設定時刻までの残存時間により段階的に変化させることによって、重要なスケジュールまでの残存時間を利用者が直感的に認識することができる。
【0086】
さらに、本発明によれば、文字列を段階的に色変化させて、経過時間または残存時間に関する情報を直接文字列に付加することにより、利用者は別画面を開いたり、画面をスクロールさせる等の操作を行うことなく、その文字列の経過時間または残存時間に関する情報を瞬時に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である文字表示装置の構成を示す図である。
【図2】(a)および(b)は、本発明の一実施形態である文字表示装置における色表示期間設定テーブルの構成例を示す図である。
【図3】(a)および(b)は、本発明の一実施形態である文字表示装置における色変化設定テーブルの構成例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態である文字表示装置における文字表示設定テーブルの構成例を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態である文字表示装置における文字表示画面の構成例を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態である文字表示装置における、文字表示プログラムの処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図7】(a)および(b)は、本発明の他の実施形態である文字表示装置における色表示期間設定テーブルの構成例を示す図である。
【図8】(a)および(b)は、本発明の他の実施形態である文字表示装置における色変化設定テーブルの構成例を示す図である。
【図9】本発明の他の実施形態である文字表示装置における文字表示設定テーブルの構成例を示す図である。
【図10】本発明の他の実施形態である文字表示装置における文字表示画面の構成例を示す図である。
【図11】本発明の他の実施形態である文字表示装置における、文字表示プログラムの処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図12】本発明のさらに他の実施形態である文字表示装置における文字の色変化を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1a 文字表示装置
10 表示装置
20 計時装置
30 制御装置
31 CPU
32 メモリ
40 入力装置
50 記憶装置
51 文字表示プログラム
52 文字表示プログラムを実行するために必要なデータ
52a カレンダーテーブル
52b 色表示期間設定テーブル
52c 色変化設定テーブル
52d 文字表示設定テーブル
111、112、151、152 色表示期間設定テーブル
111−1、112−1、151−1、152−1 色表示期間
111−2、112−2 色表示終了期間
121、122、161、162 色変化設定テーブル
121−1、122−1、161−1、162−1 表示色
130、170 文字表示設定テーブル
130−1、170−1 色表示期間設定
130−2、170−2 色変化設定
130−3、170−3 変化部位設定
140、180 文字表示画面
140−1 件名
140−2 差出人
140−3 受信時刻
151−2、152−2 最終色表示期間
180−1 曜日
180−2 時間
180−3、180−4 スケジュール
190−1、190−2 グラフ
190−3、190−4 起点時刻

Claims (4)

  1. カラー表示が可能な表示装置に、操作者または外部要因により設定時刻が設定された文字情報を表示させる方法において、
    設定時刻からの経過時間と複数の表示期間の各々との対応関係を複数設定した色表示期間設定テーブルと、該複数の表示期間の各々と色相、明度および色調の少なくとも1つを含む色彩との組み合わせを複数設定した色変化設定テーブルとを用い、
    該文字情報を構成する文字の輪郭、文字自体および文字の背景の少なくとも1つに色彩を配し、その色彩の色相、明度および色調の少なくとも1つを、該色表示期間設定テーブルから選択した経過時間と複数の表示期間の各々との組み合わせと、該色変化設定テーブルから選択した表示期間の各々と色彩との組み合わせとに基づいて、該設定時刻からの時間経過に従って段階的に変化させることによって、該文字情報に時間の経過に関する情報を付加して該文字情報を表示することを特徴とする文字表示方法。
  2. カラー表示が可能な表示装置に、操作者または外部要因により設定時刻が設定された文字情報を表示させる方法において、
    設定時刻までの残存時間と複数の表示期間の各々との対応関係を複数設定した色表示期間設定テーブルと、該複数の表示期間の各々と色相、明度および色調の少なくとも1つを含む色彩との組み合わせを複数設定した色変化設定テーブルとを用い、
    該文字情報を構成する文字の輪郭、文字自体および文字の背景の少なくとも1つに色彩を配し、その色彩の色相、明度および色調の少なくとも1つを、該色表示期間設定テーブルから選択した残存時間と複数の表示期間の各々との組み合わせと、該色変化設定テーブルから選択した表示期間の各々と色彩との組み合わせとに基づいて、該設定時刻までの残存時間に従って段階的に変化させることによって、該文字情報に残存時間に関する情報を付加して該文字情報を表示することを特徴とする文字表示方法。
  3. 前記色彩を変化させる際に、その色彩の色相、明度および色調の変化を少なくとも2つ以上、複数組み合わせることにより、前記文字情報に、時間の経過および残存時間の少なくとも一方に関する複数の情報を付加することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の文字表示方法。
  4. カラー表示が可能な表示装置と、
    時間をカウントして時刻データを生成する計時装置と、
    該計時装置から送出された時刻データを制御し、該表示装置に指令を与える制御装置とを備え、設定時刻からの経過時間あるいは設定時刻までの残存時間と複数の表示期間の各々との対応関係を複数設定した色表示期間設定テーブルと、該複数の表示期間の各々と色相、明度および色調の少なくとも1つを含む色彩との組み合わせを複数設定した色変化設定テーブルとを用いて、操作者または外部要因により所定の期間が設定された文字情報を表示する文字表示装置において、
    該制御装置は、該計時装置から現在の時刻を読み込み、該所定の期間が経過した際に、該色表示期間設定テーブルから選択した経過時間あるいは残存時間と複数の表示期間の各々との組み合わせと、該色変化設定テーブルから選択した表示期間の各々と色彩との組み合わせとに基づいて、該表示装置に対して、該文字情報を構成する文字の輪郭、文字自体および文字の背景の少なくとも1つに配した色彩の色相、明度および色調の少なくとも1つを、該設定時刻からの経過時間あるいは該設定時刻までの残存時間に従って段階的に変化させるように指令を与えることを特徴とする文字表示装置。
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